JP3223619U - コルセットズレ防止用補助ベルトおよびそれを備えたコルセット。 - Google Patents
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Abstract
【課題】動作や時間の変化で作業をしているうちにコルセットの固定位置のズレのおそれがあっても、ズリ上がりを防ぎ脱着可能なコルセットズレ防止用補助ベルトを提供する。【解決手段】コルセットズレ防止用補助ベルトは、縦水平方向に伸びる足部右4aおよび足部左4bと、足部右および足部左のそれぞれに設けられた基端部を腰部フック3に接続するための腰部補助具2と、腰部フックと接続するための腰部ル−プ1と、足部右および足部左それぞれに足部右フック5aおよび足部左フック5bを接続するために設けられた先端部と、足部右フックおよび足部左フックを接続するための腹部ル−プ6と、を備える。コルセットの背面に腰部ル−プを固定し、正面に腹部ル−プを固定し、腰部フックを腰部ル−プに付着させ、左右の足部フックを両足の股を通して正面に折り返し、腹部ル−プに取り付ける。【選択図】図2
Description
本考案は例えば人の腰痛を和らげるためのコルセットのズレを防止するための、コルセットズレ防止用補助ベルトおよびそれを備えたコルセットに関するものである。
従来、既存の腰痛を和らげるためのコルセットが数多く作られているが、既存のコルセットは、主に腰部を固定するだけの構造で、痛みを感じる必要な部位の位置に合わせて使用していた。
しかしながら、従来の既存のコルセットでは、主に腰部を固定するだけの構造で、痛みを感じる必要な部位の位置に合わせて使用していても、動作や時間の変化で作業をしているうちに必要な部位の位置にとどまることができず、ズリ上がって来るという問題点があった。
請求項1に記載のコルセットズレ防止用補助ベルトは、動作や時間の変化で作業中、コルセットを必要な部位の位置にとどめる事ができる。
上述の様に、コルセットズレ防止用補助ベルトを用いて、痛みの部位の位置にとどめ、動作や時間の変化で作業中の手を止めず、体形に応じた最適の位置に固定保持させることができ、さらに、高齢者や身体の不自由な人でも尿意をもようした際には、外すのが簡単で少しの力で脱着が可能となり用便に支障が生じない。また、すでに市販されている既存のコルセットにコルセットズレ防止用補助ベルトを後付けすることができる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
図1は、本考案のコルセットズレ防止用補助ベルトの実施例を示す正面図であり、点線部分は足部右4a、足部左4bの基端部4cの透視図である。図2は、本考案のコルセットズレ防止用補助ベルトの実施例を示す背面図である。図3は、本考案のコルセットズレ防止用補助ベルトの使用面ファスナ−を示した説明図であって、(A)は足部フック(メス側)の硬い表面を示し、(B)は腹部ル−プ(オス側)の柔らかい表面を示している。図4は、本考案のコルセットズレ防止用補助ベルトを人に装着した場合の正面から見た図であって、点線は該補助ベルトを水平方向に展開した図である。図5は、本考案のコルセットズレ防止用補助ベルトを人に装着した場合の背面から見た使用状態を示す。
図1は、本考案のコルセットズレ防止用補助ベルトの実施例を示す正面図であり、点線部分は足部右4a、足部左4bの基端部4cの透視図である。図2は、本考案のコルセットズレ防止用補助ベルトの実施例を示す背面図である。図3は、本考案のコルセットズレ防止用補助ベルトの使用面ファスナ−を示した説明図であって、(A)は足部フック(メス側)の硬い表面を示し、(B)は腹部ル−プ(オス側)の柔らかい表面を示している。図4は、本考案のコルセットズレ防止用補助ベルトを人に装着した場合の正面から見た図であって、点線は該補助ベルトを水平方向に展開した図である。図5は、本考案のコルセットズレ防止用補助ベルトを人に装着した場合の背面から見た使用状態を示す。
図1〜図5において、1は腰部ル−プであり、既存のコルセットの背面に固定し取り付ける面ファスナ−のオスで、例えば長さ15cm、幅5cm の大きさのものである。2は腰部補助具であり、背面の面ファスナ−のメスの土台となるもので、例えば長さ15cm、幅5cm の大きさのものである。3は腰部フックであり、面ファスナ−のメスで腰部補助具2に固定して取り付けるもので、例えば長さ15cm、幅5cm の大きさのものである。4aは足部右、4bは足部左であり、それぞれ一方を腰部補助具2に固定し取り付け、例えば長さ40cm、幅2cm の大きさのものである。4cは足部右4a、足部左4bの一方の基端部である。5a は足部右フック、5bは足部左フックであり、足部右4a、足部左4bの他方にそれぞれ固定し取り付ける面ファスナ−のメスで、例えば長さ5cm、幅2cm の大きさのものである。5cは足部右4a、足部左4bの他方の先端部である。6は腹部ル−プであり、既存のコルセットの正面に固定し取り付ける面ファスナ−のオスで、例えば長さ20cm、幅10cm大きさのものである。7はコルセットであり、コルセット7は市販されている物を使用し、腰部補助具2、足部右4a、足部左4bには、アクリルまたは、綿、ポリプロピレン等のベルト、テ−プを用いている。
なお、面ファスナ−のメス、オスのファスナ−を入れ替えても構わない。また、面ファスナ−は両面テ−プでも良いし縫い付ける物でも構わない。また、面ファスナ−は汎用の面ファスナ−やメディカルファスナ−等に限定されず、ボタンやホック一対でも構わない。さらにまた、腰部ル−プ1、腰部補助具2、腰部フック3、足部右4a、足部左4b、足部右フック5a、足部左フック5b、腹部ル−プ6、の大きさ、形状あるいは材質については、上記に事例を説明しているが、特に限定されるものではない。
なお、面ファスナ−のメス、オスのファスナ−を入れ替えても構わない。また、面ファスナ−は両面テ−プでも良いし縫い付ける物でも構わない。また、面ファスナ−は汎用の面ファスナ−やメディカルファスナ−等に限定されず、ボタンやホック一対でも構わない。さらにまた、腰部ル−プ1、腰部補助具2、腰部フック3、足部右4a、足部左4b、足部右フック5a、足部左フック5b、腹部ル−プ6、の大きさ、形状あるいは材質については、上記に事例を説明しているが、特に限定されるものではない。
次に、本考案の組み立て方法および使用方法を図1〜図5に基づいて説明する。
コルセットズレ防止用補助ベルトにおいて、足部右4a、足部左4bのそれぞれ一方の基端部4cを腰部補助具2に固定し取り付けて基端部4cを構成する。左右の基端部4cを腰部補助具2に取り付け、腰部補助具2の背面に腰部フック3を重ねて固定し取り付けて基端部4cを作成する。足部右4aの他方に足部右フック5aを、足部左4bの他方に足部左フック5bをそれぞれに重ねて固定し取り付けて左右の先端部5cを作成する。
コルセット7の背面に腰部ル−プ1を固定し取り付ける。また、コルセット7の正面に腹部ル−プ6を固定し取り付ける。作成した基端部4cの腰部フック3をコルセット7の背面に取り付けた腰部ル−プ1に付着させる。左右の先端部5cを両足の股を通り、コルセット7の正面の方に折り返して、左右の先端部5cのそれぞれをコルセット7の正面の腹部ル−プ6の係止位置に合わせて上下に調整し、完成させる。
コルセットズレ防止用補助ベルトにおいて、足部右4a、足部左4bのそれぞれ一方の基端部4cを腰部補助具2に固定し取り付けて基端部4cを構成する。左右の基端部4cを腰部補助具2に取り付け、腰部補助具2の背面に腰部フック3を重ねて固定し取り付けて基端部4cを作成する。足部右4aの他方に足部右フック5aを、足部左4bの他方に足部左フック5bをそれぞれに重ねて固定し取り付けて左右の先端部5cを作成する。
コルセット7の背面に腰部ル−プ1を固定し取り付ける。また、コルセット7の正面に腹部ル−プ6を固定し取り付ける。作成した基端部4cの腰部フック3をコルセット7の背面に取り付けた腰部ル−プ1に付着させる。左右の先端部5cを両足の股を通り、コルセット7の正面の方に折り返して、左右の先端部5cのそれぞれをコルセット7の正面の腹部ル−プ6の係止位置に合わせて上下に調整し、完成させる。
本考案の一実施例は、上述の如き構成からなるものであるから、コルセットズレ防止用補助ベルトを用いて、体形に応じた最適な位置にとどめることができ、動作や時間の変化で作業中、手を止めて何度も必要な部位の位置にやり替える手間を省くことができる。また、高齢者や身体の不自由な人でも尿意をもようした際には、外すのが簡単で装着性と着脱容易性に優れているので、用便に間に合わぬような事もなくなる。また、股下の中央を通らないため、蒸れることもなく、直接肌に使用した場合でも着用したまま 排泄が可能である。さらに、コルセットと分離できることにより、洗濯も容易にでき、市販されているコルセットに前記コルセットズレ防止用補助ベルトを後付けすることができ、古くなった場合には、取り替えることもできる。
なお、本考案の実施例では腰痛を和らげるためのコルセットについて説明したが、骨盤の矯正するための骨盤ベルト(例えば、医療用、スポ−ツ用、ファッション用等)に適用しても構わない。
なお、本考案の実施例では腰痛を和らげるためのコルセットについて説明したが、骨盤の矯正するための骨盤ベルト(例えば、医療用、スポ−ツ用、ファッション用等)に適用しても構わない。
1 腰部ル−プ
2 腰部補助具
3 腰部フック
4a 足部右
4b 足部左
4c 基端部
5a 足部右フック
5b 足部左フック
5c 先端部
6 腹部ル−プ
7 コルセット
2 腰部補助具
3 腰部フック
4a 足部右
4b 足部左
4c 基端部
5a 足部右フック
5b 足部左フック
5c 先端部
6 腹部ル−プ
7 コルセット
Claims (6)
- 人の腰痛を和らげるためのコルセットのズレを防止するコルセットズレ防止用補助ベルトであって、長手方向に伸びる足部右および足部左と、前記足部右および前記足部左の基端部に略直角方向に設けられた腰部補助具と、前記腰部補助具の背面に設けられた腰部フックと、前記足部右および前記足部左の先端部の背面に設けられた足部右フックおよび足部左フックと、を備えたことを特徴とするコルセットズレ防止用補助ベルト。
- 前記腰部補助具、前記足部右、前記足部左は、非伸縮性のベルトおよびテ−プ状のものを用いたことを特徴とする請求項1記載のコルセットズレ防止用補助ベルト。
- 請求項1または請求項2に記載の前記コルセットズレ防止用補助ベルトと、人の腹部側に設けられた腰部ル−プと、人の腹部側に設けられた腹部ル−プと、備えたことを特徴とするコルセット。
- 前記腰部ル−プは請求項1に記載の足部右および足部左の基端部に接続され、
前記腹部ル−プは請求項1に記載の足部右フックおよび足部左フックに接続されていることを特徴とする請求項3記載のコルセット。 - 前記コルセットの背面に前記腰部ル−プ、請求項1に記載の腰部フックを有し、前記コルセットの正面に請求項1に記載の足部右フックおよび足部左フック、前記腹部ル−プを有し、それぞれ面ファスナ−を用いたことを特徴とする請求項3記載のコルセット。
- 前記コルセットの背面に対して請求項1に記載の腰部補助具、前記腰部フックを着脱自在とし、前記コルセットの正面に対して請求項1に記載の足部右フックおよび足部左フックを着脱自在としたことを特徴とする請求項3記載のコルセット。
Priority Applications (1)
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JP2019000898U JP3223619U (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | コルセットズレ防止用補助ベルトおよびそれを備えたコルセット。 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020199024A (ja) * | 2019-06-07 | 2020-12-17 | 学校法人北里研究所 | 股関節用サポーター |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020199024A (ja) * | 2019-06-07 | 2020-12-17 | 学校法人北里研究所 | 股関節用サポーター |
JP7205900B2 (ja) | 2019-06-07 | 2023-01-17 | 学校法人北里研究所 | 股関節用サポーター |
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