JP3010866U - 体型補整用ガードル - Google Patents

体型補整用ガードル

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JP3010866U
JP3010866U JP1994014772U JP1477294U JP3010866U JP 3010866 U JP3010866 U JP 3010866U JP 1994014772 U JP1994014772 U JP 1994014772U JP 1477294 U JP1477294 U JP 1477294U JP 3010866 U JP3010866 U JP 3010866U
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JP
Japan
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girdle
belt
sewn
waist
abdomen
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Application number
JP1994014772U
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English (en)
Inventor
徳一郎 小林
Original Assignee
株式会社京都繊維工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腹部、腰部、大腿部にかけての体型線を整え
ると共に、簡便な操作によって体型補整力が任意に選べ
る手段を備え、かつ、腰廻りを安定させる機能を兼ね備
えたガードルを提供する。 【構成】 腹部、腰部、臀部を経て大腿部にかけての体
型を補整するために着用されるガードルであって、該ガ
ードルの腰部背面に位置する後身頃の中央部には前締ベ
ルトが、腹部正面に位置する前身頃中央部には当該ベル
ト締着位置を調整可能にする第１の面ファスナーが、上
記ベルトの両端には第２の面ファスナーが夫々縫着され
てなることを特徴とする体型補整用ガードル。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、体型を美麗に補整するために着用されるファンデーション、特に腹 部に対する効果的な体型補整機能を保有せしめると共に、腰痛症等の患者に対す る矯正機能をも兼ね備えた体型補整用ガードルに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、人体の体型線を美麗に表現したいという欲求を満足させるために、 特に、婦人用のファンデーションとしてのガードルが各種発表されている。 従来のガードルには腹部、腰部、臀部の体型線を整える種々の工夫がこらされ ているものの、所詮、ガードルとしてのシェープアップを主眼としているので、 骨盤や腰骨と云う腰廻りを背後から締めつけて腰痛の緩和や胃下垂の矯正、予防 をすると云う配慮はとられていない。平均年齢の高齢化傾向の強まる時代に向か う一方、若年層においても骨格の弱体化が進行している現状社会にあって、腰痛 から逃れるため、若しくは、腰痛を軽減するために悩んでいる人達が多数存在し ていることは周知の事実である。 腰部を保護するため、腰部にサポーターやコルセットを配する患者も多いが、 各種の動作によってサポーターやコルセットが目的部位を外れることが多く、こ の場合にはその都度調整し直す不便を強いられている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はガードル本来の目的であるシェープアップ機能のみならず腰痛や胃下 垂にも対処出来る医療的機能をも兼ね備えたガードルを提供するにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案者等は、上記の課題を解決するため研究を重ねた結果、腹部、腰部、臀 部を経て大腿部に至る体型を補整するために着用されるガードルであって、該ガ ードルの腰部背面に位置する後身頃の中央部には前締ベルトが、腹部正面に位置 する前身頃中央部には当該ベルト締着位置を調整可能にする第１の面ファスナー が夫々縫着されてなり、該ベルトの両端は上記の第１の面ファスナーとの締着を 可能にするための第２の面ファスナーを備えていることを特徴とする体型補整用 ガードルを着用することによって課題が解決されることを見出した。
【０００５】
【作用】
請求項１の構成によって、腹部、とりわけ下腹部はもとより、腰廻り（骨盤、 腰骨を含む）を締め付けることによって、これらの部分の体型補整及び腰廻りの 安定支持に役立つ。従来のように、ガードルの構成生地や腰廻りに内装したゴム ベルトの弾性によって締めていたものに較べて別個の前締ベルトを使用したこと によって第１、第２の面ファスナーとの係合調整をしながら個々の体躯に即した 効率的な締め合わせが可能となり、着装後のズレ下がりもない。
【０００６】 この場合、望ましい構成としての請求項２の如く、前締ベルト自体を伸縮性の ものとすれば上記の面ファスナーとの係合調整が更にやり易くなる。 次に請求項３の如く、前身頃と第１の面ファスナーとを該ファスナーの中央部 が前身頃の中央部と整合する位置で縫着し、腹部正面上方に向けて緩やかに左右 に開口した形状とすることによって、骨盤の周囲を含んで、左右より緩やかに上 方に巻き締めるので、たるんだ下腹部は吊り上げられた状態で凹むため、所謂“ 三段腹”と云われるような下腹部における皮脂の段状凸出も有効に補整され不体 裁がなくなる。更に骨盤を含む腰廻りを斜め上方に締め上げることによって、効 果的な腰痛の緩和、胃下垂の矯正及び予防にも役立つ。
【０００７】
【実施例】
本考案の実施例について以下に図面を参照しながら詳述する。
【０００８】 図１は本考案実施例で前締ベルトを第１の面ファスナーに締着させた場合の正 面斜視図である。 図２は本考案実施例で前締ベルトをファスナーに締着しない場合の正面斜視図 である。 図３は本考案実施例で図１の背面図である。
【０００９】 〔実施例１〕 実施例のガードルＧは、前身頃３と後身頃４とが、伸縮自在な布地より一体に て裁断され、後身頃４中央部にて、左右の後身頃４を合わせて切替部５が縫製さ れ、さらに、ガードル正面中央下部７において、前身頃３と後身頃４とがクロッ チ布８により連接縫着された切替部５１を持ち、クロッチ布８は前身頃３および 後身頃４と同じく伸縮性に富む材質の生地で縫製され、クロッチ布８の人肌に近 い面には木綿布９がクロッチ布８と重ね合わせて縫着され、前身頃３と後身頃４ で構成される腰廻り部１０の内面には伸縮自在なゴム状帯１１が周設され、ガー ドルの着用時に腰部背面に位置する後身頃４の中央部１２には前締ベルト１の中 央部が縫着され、腹部正面に位置する前身頃３中央部には該ベルト１の締着位置 を調整可能にする第１の面ファスナー２がその下端部１６を前身頃３とクロッチ 布８との切替部５１の上方に位置するように縫着されている。そして、第１の面 ファスナー２は非伸縮性生地で構成されると共に、その中央部は前身頃３の中央 部と整合する位置で縫着され、更に、腹部正面上方に向けて緩やかに左右に開口 した形状をなしている。
【００１０】 この実施例ガードルＧを着用するには、図２のように前締ベルト１を緩めた状 態で穿いた後、前締ベルト１を左右より腰廻りに沿わせて密接的に巻きつけて図 １の如く第１の面ファスナー２と第２の面ファスナー１５、１５を頃合の締圧を もって締め止める。すると図１からも明らかなように着用者の腹部は骨盤を含む 腰廻り部を上方固定支点とし且つ大腿部の基部とガードルの二股基部との密接部 を下方支点として左右より斜め上方に引き上げる所となる。これによって下腹部 に突出した不体裁な皮脂のたるみは強制的に上方に押え込まれて、従来のガード ルではおぼつかなかった下腹部の不体裁が効率よく補整され得る。 そして、上記状態の如く骨盤を含む腰廻りも締められて固定される所から、腰 痛者の運動による痛みも緩和されると共に、胃下垂者やその傾向のある者にとっ ても胃が上方に引き上げられることによって矯正もしくは予防が出来る。
【００１１】
【考案の効果】
本考案は叙述した所から理解されるように、従来のガードルとは違って、ガー ドルに前締ベルト及びその両端部を締止めするための第１、第２の面ファスナー を組み合わせ、このベルトによって骨盤を含む腰廻り及び腹部を強制的に締め上 げるようにしたので、不体裁な腹部の補整を効率よく行なえるのはもとより、腹 巻きや通常のガードルにみられがちな着用時のズレ落ちもなく、更に、腰痛の緩 和、胃下垂の矯正、予防と云う付加価値も得られる。従って本考案はファンデー ション機能及び医療的機能もしくは健康増進機能の２役の効能を兼備した実用品 である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案実施例でベルトをファスナーと締着させ
た場合の正面斜視図である。
【図２】本考案実施例でベルトをファスナーと締着させ
ない場合の正面図である。
【図３】本考案実施例でベルトをファスナーと締着させ
た場合の背面図である。
【符号の説明】
１ 前締ベルト ２ 第１の面ファスナー ３ 前身頃 ４ 後身頃 ５ 切替部 ７ 中央下部 ８ クロッチ布 ９ 木綿布 １０ 腰廻り部 １１ ゴム状帯 １２ 後身頃の中央部 １５ 第２の面ファスナー １６ 面ファスナー２の下端部 Ｇ 本考案ガードル

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 腹部、腰部、臀部を経て大腿部に至る体
    型を補整するために着用されるガードルであって、該ガ
    ードルの腰部背面に位置する後身頃の中央部には前締ベ
    ルトが、腹部正面に位置する前身頃中央部には当該ベル
    ト締着位置を調整可能にする第１の面ファスナーが夫々
    縫着されてなり、該ベルトの両端は上記の第１の面ファ
    スナーとの締着を可能にするための第２の面ファスナー
    を備えていることを特徴とする体型補整用ガードル。
  2. 【請求項２】 腹部、腰部、臀部を経て大腿部に至る体
    型を補整するために着用されるガードルであって、該ガ
    ードルの腰部背面に位置する後身頃の中央部には前締ベ
    ルトが、腹部正面に位置する前身頃中央部には当該ベル
    ト締着位置を調整可能にする第１の面ファスナーが縫着
    されてなり、後身頃に縫着された前締用ベルトは伸縮性
    に富む布地で構成されていることを特徴とする体型補整
    用ガードル。
  3. 【請求項３】 第１の面ファスナーは非伸縮性布地で構
    成されると共に、その中央部が前身頃の中央部と整合す
    る位置で縫着され、更に該第１の面ファスナーが腹部正
    面上方に向けて緩やかに左右に開口した形状をなしてい
    ることを特徴とする体型補整用ガードル。
  4. 【請求項４】 後身頃の中央部に縫着された前締ベルト
    の内面端部に第２の面ファスナーが縫着されていること
    を特徴とする請求項２乃至請求項３のいずれかに記載の
    体型補整用ガードル。
JP1994014772U 1994-11-04 1994-11-04 体型補整用ガードル Expired - Lifetime JP3010866U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049549A1 (fr) * 2000-12-20 2002-06-27 Shunichirou Ishii Corset permettant de soulager un lumbago
JP2002238931A (ja) * 2001-02-15 2002-08-27 Hiroshi Kinoshita 腰用サポータ
JP3513750B2 (ja) 2000-03-31 2004-03-31 俊一郎 石井 腰痛治療用ガードル
WO2010071170A1 (ja) * 2008-12-19 2010-06-24 Yoshihara Chieko コルセット付きガードル

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