JPWO2014132672A1 - 内視鏡処置具の進退補助具 - Google Patents
内視鏡処置具の進退補助具 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2014132672A1 JPWO2014132672A1 JP2014538023A JP2014538023A JPWO2014132672A1 JP WO2014132672 A1 JPWO2014132672 A1 JP WO2014132672A1 JP 2014538023 A JP2014538023 A JP 2014538023A JP 2014538023 A JP2014538023 A JP 2014538023A JP WO2014132672 A1 JPWO2014132672 A1 JP WO2014132672A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- central axis
- tubular member
- treatment instrument
- advance
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/012—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor characterised by internal passages or accessories therefor
- A61B1/018—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor characterised by internal passages or accessories therefor for receiving instruments
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00131—Accessories for endoscopes
- A61B1/00133—Drive units for endoscopic tools inserted through or with the endoscope
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00112—Connection or coupling means
- A61B1/00121—Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle
- A61B1/00128—Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle mechanical, e.g. for tubes or pipes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/00234—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/24—Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
- G02B23/2476—Non-optical details, e.g. housings, mountings, supports
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/00234—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery
- A61B2017/00292—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery mounted on or guided by flexible, e.g. catheter-like, means
- A61B2017/0034—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery mounted on or guided by flexible, e.g. catheter-like, means adapted to be inserted through a working channel of an endoscope
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Pathology (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
Description
[第1の実施形態]
[構成]
図1Aと図1Bと図1Cと図2Aと図2Bと図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bと図4Cと図5Aと図5Bと図5Cとを参照して、第1の実施形態について説明する。なお一部の図面では、図示の明瞭化のために、部材の一部の図示を省略している。
また図1Bと図3Bと図4Bとに示すように、第1の管状部材500の後退は、第1の管状部材500が第2の管状部材803から抜去されるように、第1の管状部材500が第2の中心軸500a方向に沿って移動することを示す。
また図1Aと図1Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bとに示すように、例えば、第1の管状部材500の進退は、第1の管状部材500の前進と第1の管状部材500の後退とを含む。
また図1Aと図3Aと図4Aとに示すように、例えば、処置具51の前進は、第1の管状部材500の前進によって、処置具51が操作部30側から先端硬質部21側に移動し、処置具51の先端部51aが挿入部20の内部から先端開口部35bを介して外部に突出するように、処置具51が移動することを示す。
また図1Bと図3Bと図4Bとに示すように、例えば、処置具51の後退は、第1の管状部材500の後退によって、処置具51が先端硬質部21側から操作部30側に移動し、処置具51の先端部51aが外部から先端開口部35bを介して挿入部20の内部に収納されるように、処置具51が移動することを示す。
また図1Aと図1Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bとに示すように、例えば、処置具51の進退は、処置具51の前進と処置具51の後退とを含む。
図1Aと図1Bとに示すように、内視鏡システム5は、内視鏡10と、内視鏡処置具(以下、処置具51)と、処置具51の進退補助具100とを有している。
内視鏡10は、例えば体腔に挿入される中空の細長い挿入部20と、挿入部20の基端部と連結し、内視鏡10を操作する操作部30とを有している。
挿入部20は、挿入部20の先端部側から挿入部20の基端部側に向かって、先端硬質部21と、湾曲部23と、可撓管部25とを有している。先端硬質部21の基端部は湾曲部23の先端部と連結し、湾曲部23の基端部は可撓管部25の先端部と連結している。
先端硬質部21は、挿入部20の先端部であり、硬く、曲がらない。先端硬質部21は、先端開口部35bと、図示しない観察光学系に含まれる図示しない観察窓とを有している。また先端硬質部21は、この観察窓を挟むように配設され、図示しない照明光学系に含まれる1対の図示しない照明窓と、観察窓に向けて送気と送水を行うノズルとをさらに有している。先端開口部35bと観察窓と照明窓とノズルとは、先端硬質部21の先端面に配設されている。
湾曲部23は、後述する湾曲操作部37の操作によって、例えば上下左右といった所望の方向に湾曲する。湾曲部23が湾曲することにより、先端硬質部21の位置と向きとが変わる。そして、図示しない照明光が観察対象物に照明され、観察対象物が観察視野内に捉えられる。この観察対象物とは、例えば、被検体(例えば体腔)内における患部や病変部等である。
可撓管部25は、所望な可撓性を有している。よって可撓管部25は、外力によって曲がる。可撓管部25は、操作部30における後述する本体部31から延出されている管状部材である。
操作部30は、可撓管部25が延出している本体部31と、本体部31の基端部と連結し、内視鏡10を操作する術者によって把持される把持部33と、把持部33と接続しているユニバーサルコード41とを有している。
把持部33は、処置具挿入部35と、湾曲部23を湾曲操作する湾曲操作部37と、スイッチ部39とを有している。処置具挿入部35は把持部33の先端部側に配設され、湾曲操作部37とスイッチ部39とは把持部33の基端部側に配設されている。図5Aに示すように、把持部33は術者の左手によって把持され、湾曲操作部37とスイッチ部39とは左手の指によって操作される。
処置具挿入部35は、把持部33に対して分岐している。このため図1Aと図1Bとに示すように、処置具挿入部35の中心軸方向は、把持部33の中心軸33a方向に対して傾斜している。
図1Aと図1Bとに示すように、処置具挿入部35は、処置具挿入部35の端部に配設され、処置具51が内視鏡10に挿入されるための処置具挿入口35aを有している。
図1Aと図1Bとに示すように、処置具挿入口35aの中心軸35cは、処置具挿入部35の中心軸と同軸に配設されており、このため把持部33の中心軸33aに対して傾斜している。さらに中心軸35c方向は、把持部33の中心軸33a方向に対して傾斜している。
湾曲操作部37は、湾曲部23を左右に湾曲操作させる左右湾曲操作ノブ37aと、湾曲部23を上下に湾曲操作させる上下湾曲操作ノブ37bと、湾曲した湾曲部23の位置を固定する固定ノブ37cとを有している。
スイッチ部39は、把持部33が術者に把持された際に、術者の手によって操作される。スイッチ部39は、送気・送水・吸引・撮影等の内視鏡の各種機能を操作する際に操作される。
ユニバーサルコード41は、図示しない制御装置に着脱自在な図示しない接続コネクタを有している。
処置具51は、細長い線状部材によって形成される。
図1Aと図1Bとに示すように、進退補助具100は、内視鏡10、詳細には処置具挿入部35に着脱自在に取り付けられる。進退補助具100は、処置具51が処置具51の長手軸方向に沿って進退することを補助する。処置具51は、処置具挿入口金36から処置具挿入口35aを介して内視鏡10の内部に挿入されている。また処置具51の先端部51aは、先端開口部35bから突出可能となっている。
図1Aと図1Bと図2Aと図2Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bと図5Aと図5Bと図5Cとに示すように、ベースユニット300は、処置具挿入口金36を含む処置具挿入口35aを中心に処置具挿入部35と把持部33と本体部31とに着脱自在に取り付けられる。図2Aと図2Bとに示すように、ベースユニット300は、U字形状のベース部材310と、ベース部材310を支持する支持部材330と、支持部材330から挿入部20側に延出している延出部材340とを有している。
図1Aと図1Bとに示すように、ベース部材310は、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられた際に、処置具挿入口金36を囲うように配設される。
図1Aと図1Bとに示すように、支持部材330は、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられた際に、把持部33の側方に配設される。
図1Aと図1Bとに示すように、延出部材340は、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられた際に、本体部31の側方に配設される。
図4Aと図4Bとに示すように、ベース部材310は、第1の中心軸311aを有する第1の孔311を有している。
図2Aと図2Bとに示すように、支持部材330は、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられる際に、例えば処置具挿入部35を挟み込むことによって支持部材330を含むベースユニット300の位置ずれを防止する位置ずれ防止部330aを有している。図1Aと図1Bと図2Aと図2Bと図4Aと図4Bとに示すように、位置ずれ防止部330aは、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられる際、支持部材330が把持部33の側方に配設され、延出部材340が本体部31の側方に配設され、第1の孔311が処置具挿入口35aと対向し、第1の中心軸311aが処置具挿入口35aの中心軸35cと同軸上に配設されるように、ベースユニット300の位置ずれを防止する。位置ずれ防止部330aは、処置具挿入部35の側方から処置具挿入部35を挟み込む。位置ずれ防止部330aは、支持部材330の側面に配設されている。位置ずれ防止部330aの内周面は、処置具挿入部35の形状に沿うように形成されており、例えばU字形状を有しており、処置具挿入部35の外周面に当接する。
図1Aと図1Bと図2Aと図2Bとに示すように、延出部材340は、例えば、棒状部材である。延出部材340は、支持部材330と一体である。延出部材340の中心軸は、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられる際に、本体部31の中心軸31aに対して平行に配設されている。
図1Aと図1Bとに示すように、固定ユニット400は、第1の中心軸311aが処置具挿入口35aの中心軸35cと同軸上に配設され、第1の孔311が処置具挿入口35aと対向するように、ベースユニット300を内視鏡10に固定する。固定ユニット400は、ベースユニット300に配設される。
図1Aと図1Bと図2Aと図2Bとに示すように、固定部410は、位置ずれ防止部330aが把持部33に当接した後に、把持部33に巻き付く。固定部410は、例えばU字形状の帯状部材である。固定部410の一端部は、例えば、ネジ部213cによって、支持部材330の一方の側面に着脱自在に固定される。また固定部410の他端部は、例えば、ネジ部213cによって、支持部材330の他方の側面に着脱自在に固定される。
図1Aと図1Bと図2Aと図2Bとに示すように、位置ずれ防止部430は、本体部31の中心軸31a方向に対して直交する方向に沿って配設されるように、例えばネジ部213dによって延出部材340に固定されている。位置ずれ防止部430は、例えば略Y字形状を有している。位置ずれ防止部430の内周面は、本体部31の形状に沿うように形成されており、本体部31の中心軸31aの軸回りに沿って配設されている。内周面は、例えばU字形状を有しており、本体部31の外周面に当接する。位置ずれ防止部430は、位置ずれ防止部330aが把持部33に当接すると同時に、本体部31に当接する。位置ずれ防止部430は、本体部31の側方から本体部31を挟み込む。
図4Aと図4Bとに示すように、第1の管状部材500は、第2の中心軸500aを有している。第1の管状部材500は、第2の中心軸500aが第1の中心軸311a方向に沿って配設可能且つ第2の中心軸500aが第1の中心軸311aと同軸上に配設可能となるように、配設される。第1の管状部材500は、処置具51が挿入される筒部材として形成される。処置具51は、第1の管状部材500の基端部500cから第1の管状部材500に挿入され、第1の管状部材500の先端部500bから突出される。
図2Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bと図4Cとに示すように、固定部600は、第1の管状部材500の基端部500cに配設されている。固定部600は、処置具51の基端部51bを第1の管状部材500の基端部500cに固定する。固定部600は、処置具51が挿通し、第1の管状部材500の基端部500cに挿入される筒部601と、筒部601の端部に載置され、処置具51が挿通する固定部材605とを有している。また固定部600は、筒部601と固定部材605とを覆うキャップとして機能し、筒部601を締め付ける締め付け部603をさらに有している。
図1Aと図1Bとに示すように、回転部700は、第2の中心軸500aの軸回りに回転する。回転部700は、第1の管状部材500が挿入される筒部材として形成される。詳細には、回転部700の中心軸が第2の中心軸500aと同軸上に配設されるように、第1の管状部材500が回転部700に挿入される。図4Aに示すように、第1の管状部材500が回転部700に挿入された状態で、回転部700は第1の管状部材500を中心軸として、第2の中心軸500aの軸回りに回転可能となる。図4Aに示すように、第1の管状部材500が回転部700に挿入された状態で、第1の管状部材500の先端部500bが支持ユニット950の嵌合孔952cに挿入された際、第1の管状部材500の基端部500cが第2の中心軸500a方向に沿って回転部700の基端部よりも外側に突出するような長さを、回転部700は有している。図1Aと図1Bとに示すように、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられた際に、回転部700は把持部33に隣り合うように配設される。このように回転部700は、操作ノブとして機能する。
進退機構800は、回転部700と第1の管状部材500との間に介在しており、回転部700が回転した際に、回転部700の回転力を第1の管状部材500の進退力に変換し、進退力を第1の管状部材500に伝達することで、第1の管状部材500を第2の中心軸500a方向に沿って進退させる。
図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bとに示すように、突起部801は、後述する長開口部803dを貫通し、後述する螺旋開口部805dに挿入されるように、第1の管状部材500の径方向に沿って直線状に配設されている。突起部801は、開口部500dに係合しており、これにより第1の管状部材500の周面に係合する。また図3Cに示すように、突起部801は、長開口部803dの縁部と螺旋開口部805dの縁部とに当接するような直径を有している。
図2Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bとに示すように、第2の管状部材803は、第3の中心軸803aと、第3の中心軸803aが第1の中心軸311a方向に沿って配設可能となり且つ第3の中心軸803aが第1の中心軸311aと同軸上に配設可能となるように支持ユニット950の嵌合孔952cに嵌合して固定される先端部803bとを有している。また第2の管状部材803は、後述するベース部材953の嵌合孔953cに嵌合して固定される基端部803cと、第3の中心軸803a方向に沿って第2の管状部材803の周面に配設されている長開口部803dとをさらに有している。
図4Aと図4Bとに示すように、基端部803cは、基端部803cが支持ユニット950の嵌合孔953cに挿入された際、例えばネジ部213fによって支持ユニット950に固定される固定端として形成される。ネジ部213fは、支持ユニット950の側面を挿通し、基端部803cの周面に当接する。
これにより第2の管状部材803は、回転することと移動することとを防止され、ベースユニット300と支持ユニット950とに固定される。
図2Bに示すように、第3の管状部材805は、第2の中心軸500aと同軸上に配設される第4の中心軸805aと、先端部805bとを有している。また第3の管状部材805は、基端部805cと、第4の中心軸805aを巻回するように第3の管状部材805の周面に配設されている螺旋状の螺旋開口部805dとをさらに有している。
図1Aと図1Bと図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bとに示すように、回転部700が第2の中心軸500aの軸回りに回転すると、同時に第3の管状部材805も回転部700と同様に回転する。これにより第3の管状部材805に配設されている螺旋開口部805dも回転する。
また突起部801が長開口部803dの縁部に当接することによって、突起部801が係合している先端部500bを有する第1の管状部材500は、第2の中心軸500aの軸回りに回転することを防止される。
そして、螺旋開口部805dが回転し、突起部801が第2の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動することによって、突起部801が係合している先端部500bを有する第1の管状部材500は、第2の中心軸500aの軸回りに回転することを防止された状態で、第2の中心軸500a方向に沿って進退する。これにより、第1の管状部材500に固定されている処置具51が進退する。
規制機構900は、第1の管状部材500が第2の中心軸500a方向に沿って進退する際に、第1の管状部材500の先端部500bが、第2の中心軸500a方向に沿って、回転部700の先端部側に配設される第1の孔311が支持ユニット950の嵌合孔952cと連通する部分と、回転部700の基端部側に配設される第1の管状部材500が回転部700から抜け落ちる側の位置との間を移動するように、第1の管状部材500の進退を規制する。
規制機構900は、突起部801と、螺旋開口部805dの縁部とによって形成される。
図1Aと図1Bと図2Aと図2Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bとに示すように、支持ユニット950は、第2の中心軸500aが第1の中心軸311aと同軸上に配設可能となり、第1の管状部材500が第2の中心軸500a方向に沿って進退して、第1の管状部材500が第2の中心軸500a方向の直交する方向に移動することが防止されるように、突起部801と第2の管状部材803と第3の管状部材805とを介して第1の管状部材500を支持する。
ベース部材952は、嵌合孔952cが第1の孔311と処置具挿入口金36とに連通し、嵌合孔952cの中心軸が第1の中心軸311aと同軸上に配設可能となるように、ベース部材310に載置可能となっている。
ベース部材952は、第1の管状部材500が進退する際に、第1の管状部材500が挿抜される挿抜孔である嵌合孔952cを有する支持ベース部材として機能する。
ヒンジ機構970は、図4Aと図5Bとに示す同軸状態、または図1Aと図1Bと図4Bと図4Cと図5Aと図5Cとに示す傾斜状態とのいずれかに切り替えると共に、傾斜状態に切り替えた際に傾斜状態を固定する。
図4Aと図5Bとに示すように、同軸状態は、処置具51が内視鏡10の内部に対して挿抜される状態を示し、固定部600の中心軸と第3の中心軸803aと第4の中心軸805aと回転部700の中心軸と第2の中心軸500aとが第1の中心軸311aと同軸上に配設されることを示す。
図1Aと図1Bと図4Bと図4Cと図5Aと図5Cとに示すように、傾斜状態は、回転部700が操作されて処置具51が進退する状態を示し、固定部600の中心軸と第3の中心軸803aと第4の中心軸805aと回転部700の中心軸と第2の中心軸500aとが第1の中心軸311aに対して傾斜することを示す。
図1Cに示すように、処置具挿入口35aの中心軸35c方向(第1の孔311の第1の中心軸311a方向)と把持部33の中心軸33a方向との間に形成される角度を角度θ1とする。
図1Cに示すように、固定部600の中心軸と第3の中心軸803aと第4の中心軸805aと回転部700の中心軸と第2の中心軸500aと、把持部33の中心軸33a方向との間に形成される角度を角度θ2とする。
この状態は、第1の管状部材500と固定部600と回転部700と進退機構800とを含む支持ユニット950は把持部33から離れるようにベース部材310と同軸上に配設され、把持部33と回転部700との間のクリアランス60が最も広まり、把持部33と回転部700との間の距離が最も長くなるような状態を示す。このため角度θ1=θ2は、処置具51を進退操作させる必要がなく回転部700が非操作される際に形成され、進退補助具100が把持を妨げることを解消する角度を示す。
この状態は、第1の管状部材500と固定部600と回転部700と進退機構800とを含む支持ユニット950は把持部33に近づくようにベース部材310に対して傾き、把持部33と回転部700との間のクリアランス60が最も狭まり、把持部33と回転部700との間の距離が最も短くなり、回転部700が把持部33と隣り合うような状態を示す。このため角度θ1>角度θ2は、処置具51を進退させるために回転部700が操作される際に形成され、内視鏡10の把持と処置具51の進退操作とを片手で同時に実施可能となる角度を示す。
図4Aと図4Bと図4Cとに示すように、ヒンジ機構970は、ベース部材310の側面とベース部材952の側面とに例えばネジ部213lによって固定されているフリーストップ型のヒンジ部材971を有している。ヒンジ部材971は、所望する値以上の外力でベース部材310に対してベース部材952を回動させ、傾斜状態において所望する値以下の外力では傾斜状態を固定する。
[内視鏡10への進退補助具100の取り付け]
図1Aと図1Bと図4Aと図4Bとに示すように、第1の孔311が処置具挿入口35aと対向するように、固定ユニット400はベースユニット300を内視鏡10に固定する。
同軸状態において、内視鏡10の挿入部20が体腔内に挿入された後、処置具51は、固定部600から挿入されて、第1の管状部材500を挿通する。さらに処置具51は、処置具挿入部35から内視鏡10の内部に挿入される。そして、処置具51の先端部51aは、先端開口部35bから突出する。突出する処置具51の先端部51aの長さは、所望する長さである。
把持部33は術者の左手によって把持される。
図5Bに示すように、同軸状態において、第1の管状部材500と固定部600と回転部700と進退機構800とを含む支持ユニット950は把持部33から離れるようにベース部材310と同軸上に配設され、把持部33と回転部700との間のクリアランス60が最も広まり、把持部33と回転部700との間の距離が最も長くなる。このため進退補助具100は、把持を妨げることを解消する。この点は、前記した処置具51が内視鏡10に挿抜される場合においても、進退補助具100は、挿抜を妨げることを解消する。
図1Aと図1Bと図5Aと図5Cとに示すように、処置具51が内視鏡10に挿入された状態で、傾斜状態、つまり角度θ1>角度θ2となるように、ヒンジ部材971を含むヒンジ機構970は、第1の管状部材500と固定部600と回転部700と進退機構800とを含む支持ユニット950をベース部材310に対して把持部33に向かって回動させる。これにより、第1の管状部材500と固定部600と回転部700と進退機構800とを含む支持ユニット950は、把持部33に隣り合う。このとき、ヒンジ部材971は、所望する値以下の外力では傾斜状態を固定する。
回転部700は左手の例えば小指や薬指によって操作されると、回転部700は第2の中心軸500aの軸回りにおいて一方向に回転する。同時に第3の管状部材805も回転部700と同様に回転する。これにより第3の管状部材805に配設されている螺旋開口部805dも回転する。
螺旋開口部805dが回転することによって、突起部801は螺旋開口部805dによって第2の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動する。
そして突起部801が係合している先端部500bを有する第1の管状部材500は、第2の中心軸500a方向に沿って前進する。これにより、第1の管状部材500に固定されている処置具51が前進する。
回転部700は左手の例えば小指や薬指によって操作されると、回転部700は第2の中心軸500aの軸回りにおいて他方向に回転する。同時に第3の管状部材805も回転部700と同様に回転する。これにより第3の管状部材805に配設されている螺旋開口部805dも回転する。
螺旋開口部805dが回転することによって、突起部801は螺旋開口部805dによって第2の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動する。
そして突起部801が係合している先端部500bを有する第1の管状部材500は、第2の中心軸500a方向に沿って後退する。これにより、第1の管状部材500に固定されている処置具51が後退する。
このように本実施形態では、ヒンジ機構970によって、同軸状態と傾斜状態とがいずれか一方に切り替わると共に、傾斜状態に切り替えた際に傾斜状態は固定する。
また前記したように傾斜状態は、固定される。このため本実施形態では、傾斜の固定操作が解消され、術者は、把持部の把持操作と、処置具の進退操作とのみに専念できる。
また同軸状態において、ベース部材310に対するベース部材952の傾斜は解消されており、第2の中心軸500aは処置具挿入口金36の中心軸と同軸上に配設され、第1の管状部材500は処置具挿入口金36と連通する。このため本実施形態では、処置具51を、ベース部材310,952において抵抗なく内視鏡10に挿抜できる。
また、同軸状態において、第1の管状部材500と固定部600と回転部700と進退機構800とを含む支持ユニット950は把持部33から離れるようにベース部材310と同軸上に配設され、把持部33と回転部700との間のクリアランス60が最も広まることが可能となる。よって、本実施形態では、処置具51が進退操作されない場合、進退補助具100が把持を妨げることを解消できる。
以上のように、本実施形態では、片手で簡単に操作でき、片手での円滑な進退操作を実施でき、傾斜を固定でき、処置具が進退する際において抵抗を減少できる。
次に図6を参照して、第1の実施形態の第1の変形例について説明する。本変形例では、以下に、前記した構成とは異なる構成のみ説明する。
[構成]
本変形例では、ヒンジ機構970は、ベース部材310の側面とベース部材952の側面とに例えば図示しないネジ部によって固定され、ベース部材310に対してベース部材952を回動させるヒンジ部材973と、ヒンジ部材973に締めこまれることによって傾斜状態を固定するビス部材975とを有している。
本変形例では、ヒンジ部材973とビス部材975とによって、傾斜状態をより確実に固定できる。
次に図7Aと図7Bとを参照して、第1の実施形態の第2の変形例について説明する。本変形例では、以下に、前記した構成とは異なる構成のみ説明する。
[構成]
本変形例では、図7Aと図7Bとに示すように、ヒンジ機構970は、前記したヒンジ部材973と、ベース部材310とベース部材952との一方に配設されているガイド溝部977とを有している。またヒンジ機構970は、ベース部材310とベース部材952との他方に配設され、ベース部材952がベース部材310に対して回動することに伴い、ガイド溝部977を摺動する突起部979と、ガイド溝部977に配設され、突起部979を係止することで傾斜状態を固定する係止部981とをさらに有している。
本変形例では、突起部979がガイド溝部977を摺動することによって、ベース部材952は、ベース部材310に対して、がたつくことなく、なめらかに回動することができる。また本変形例では、係止部981が突起部979を係止することによって、傾斜状態をより確実に固定できる。
次に図8Aと図8Bとを参照して、第1の実施形態の第3の変形例について説明する。本変形例では、以下に、前記した構成とは異なる構成のみ説明する。
[構成]
本変形例では、ヒンジ機構970は、ベース部材952を貫通してベース部材310に保持され、ベース部材952がベース部材310に対して回動するための回動中心として機能する回動中心軸部材983と、前記したガイド溝部977と、前記した突起部979と、前記した係止部981とを有している。
本変形例では、ベース部材310は凹形状の断面を有しており、ベース部材952はT字形状を有しておりベース部材310に載置されている。
本変形例では、ヒンジ部材973を省略でき、構成を簡素にできる。
次に図9Aと図9Bとを参照して、第1の実施形態の第4の変形例について説明する。本変形例では、以下に、前記した構成とは異なる構成のみ説明する。
[構成]
例えばベース部材310において、傾斜面985が形成されている。傾斜面985の端部は、回動の中心部として機能し、第1の孔311及び嵌合孔952cに対して近接している。ヒンジ部材971は、傾斜面985に取り付けられている。
本変形例では、回動の中心部が第1の孔311及び嵌合孔952cに近接するため、傾斜状態において、進退補助具100をコンパクトにできる。
次に図10を参照して、第1の実施形態の第5の変形例について説明する。本変形例では、以下に、前記した構成とは異なる構成のみ説明する。
[構成]
ヒンジ機構970は、傾斜状態において伸びて、同軸状態において縮み、処置具51の一部を保護する蛇腹状の保護部材987をさらに有している。処置具51の一部は、ベース部材310とベース部材952との間に配設されており、第1の管状部材500と処置具挿入口金36とから露出している部分を示す。
本変形例では、保護部材987によって、処置具51の一部を保護でき、大気中のダストなどが第1の孔311と処置具挿入口金36と第1の管状部材500と嵌合孔952cとに進入することを防止できる。
Claims (12)
- 内視鏡の把持部に配設される処置具挿入部に着脱自在に取り付けられており、前記処置具挿入部に配設される処置具挿入口から前記内視鏡の内部に挿入され前記内視鏡の挿入部の先端部から突出する処置具の先端部が前記処置具の長手軸方向に沿って進退することを補助する内視鏡処置具の進退補助具であって、
第1の中心軸を有する第1の孔を有するベースユニットと、
前記第1の中心軸が前記処置具挿入口の中心軸と同軸上に配設され、前記第1の孔が前記処置具挿入口と対向するように、前記ベースユニットを前記内視鏡に固定する固定ユニットと、
第2の中心軸を有しており、前記処置具が挿入され、前記第2の中心軸が第1の中心軸方向に沿って配設可能且つ前記第1の中心軸と同軸上に配設可能となるように配設される第1の管状部材と、
前記第1の管状部材の基端部に配設され、前記処置具の基端部を前記第1の管状部材の基端部に固定する固定部と、
前記第1の管状部材が挿入され、前記第2の中心軸の軸回りに回転する回転部と、
前記回転部と前記第1の管状部材との間に介在しており、前記回転部が回転した際に、前記回転部の回転力を前記第1の管状部材の進退力に変換し、前記進退力を前記第1の管状部材に伝達することで、前記第1の管状部材を第2の中心軸方向に沿って進退させる進退機構と、
前記第1の管状部材が前記進退機構によって進退するように前記第1の管状部材を支持する支持ユニットと、
前記ベースユニットと前記支持ユニットとに配設されており、前記処置具が前記内視鏡の内部に挿抜される際に前記第2の中心軸が前記第1の中心軸と同軸上に配設される同軸状態、または前記回転部が操作されて前記処置具が進退する際に前記第2の中心軸が前記第1の中心軸に対して傾斜する傾斜状態とのいずれかに切り替えると共に、前記傾斜状態に切り替えた際に前記傾斜状態を固定するヒンジ機構と、
を具備する内視鏡処置具の進退補助具。 - 前記処置具挿入口の中心軸方向は、前記把持部の中心軸方向に対して傾斜しており、
前記処置具挿入口の中心軸方向と、前記把持部の中心軸方向との間に形成される角度を角度θ1とし、
前記第2の中心軸方向と、前記把持部の中心軸方向との間に形成される角度を角度θ2とし、
前記傾斜状態において、前記回転部が前記把持部に隣り合い、前記第2の中心軸が前記把持部の中心軸と略平行に配設されるように、角度θ1>角度θ2となる請求項1に記載の内視鏡処置具の進退補助具。 - 前記同軸状態において、前記第1の孔が前記第1の管状部材と対向し、前記第1の管状部材と前記固定部と前記回転部と前記進退機構とを含む前記支持ユニットが前記ベースユニットに対向し、
前記傾斜状態において、前記第1の管状部材と前記固定部と前記回転部と前記進退機構とを含む前記支持ユニットが前記ベースユニットに対して前記把持部に向かって傾斜するように、
前記ヒンジ機構は、前記ベースユニットに対して前記支持ユニットを回動させる請求項2に記載の内視鏡処置具の進退補助具。 - 前記支持ユニットは、前記第1の管状部材が進退する際に、前記第1の管状部材が挿抜される挿抜孔を有する支持ベース部材を有し、
前記ヒンジ機構は、前記同軸状態において前記挿抜孔が前記第1の孔と連通し、前記傾斜状態において前記挿抜孔が前記第1の孔に対して傾斜するように、前記ベースユニットに対して前記支持ユニットを回動させる請求項3に記載の内視鏡処置具の進退補助具。 - 前記ヒンジ機構は、前記ベースユニットと前記支持ベース部材とに固定されており、所望する値以上の外力で前記ベースユニットに対して前記支持ユニットを回動させ、前記傾斜状態において所望する値以下の外力では前記傾斜状態を固定するフリーストップ型のヒンジ部材を有する請求項4に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
- 前記ヒンジ機構は、
前記ベースユニットと前記支持ベース部材とに固定され、前記ベースユニットに対して前記支持ユニットを回動させるヒンジ部材と、
前記ヒンジ部材に締めこまれることによって前記傾斜状態を固定するビス部材と、
を有する請求項4に記載の内視鏡処置具の進退補助具。 - 前記ヒンジ機構は、
前記ベースユニットと前記支持ベース部材とに固定され、前記ベースユニットに対して前記支持ユニットを回動させるヒンジ部材と、
前記ベースユニットと前記支持ベース部材との一方に配設されているガイド溝部と、
前記ベースユニットと前記支持ベース部材との他方に配設され、前記支持ユニットが前記ベースユニットに対して回動することに伴い前記ガイド溝部を摺動する突起部と、
前記ガイド溝部に配設され、前記突起部を係止することで前記傾斜状態を固定する係止部と、
を有する請求項4に記載の内視鏡処置具の進退補助具。 - 前記ヒンジ機構は、
前記支持ベース部材を貫通して前記ベースユニットに保持され、前記支持ユニットが前記ベースユニットに対して回動するための回動中心として機能する回動中心軸部材と、
前記ベースユニットと前記支持ベース部材との一方に配設されているガイド溝部と、
前記ベースユニットと前記支持ベース部材との他方に配設され、前記支持ユニットが前記ベースユニットに対して回動することに伴い前記ガイド溝部を摺動する突起部と、
前記ガイド溝部に配設され、前記突起部を係止することで前記傾斜状態を固定する係止部と、
を有する請求項4に記載の内視鏡処置具の進退補助具。 - 前記進退機構は、
前記第1の管状部材の径方向に沿って直線状に配設され、前記第1の管状部材の周面に係合する突起部と、
第3の中心軸と、前記第3の中心軸が前記第1の中心軸と同軸上に配設可能となるように前記支持ユニットに嵌合して固定される先端部と、第3の中心軸方向に沿って第2の管状部材の周面に配設されている長開口部とを有しており、前記突起部が前記長開口部を挿通するように前記第1の管状部材が挿入されている第2の管状部材と、
前記第2の中心軸と同軸上に配設される第4の中心軸と、前記第4の中心軸を巻回するように第3の管状部材の周面に配設されている螺旋状の螺旋開口部とを有しており、前記螺旋開口部の一部が前記長開口部の一部と連通し、前記長開口部を挿通する前記突起部が前記螺旋開口部に挿入されるように前記第2の管状部材が第3の管状部材に挿入されており、前記回転部と共に前記第2の中心軸の軸回りに回転するように前記回転部に挿入される第3の管状部材と、
を有し、
前記回転部が回転することに伴い前記第3の管状部材が回転することによって、前記螺旋開口部が回転し、
前記螺旋開口部が回転することによって、前記突起部は前記第2の中心軸方向に沿って前記長開口部を移動し、
前記突起部が前記長開口部の縁部に当接することによって、前記突起部が係合している前記第1の管状部材は前記第2の中心軸の軸回りに回転することを防止され、
前記螺旋開口部が回転し、前記突起部が前記長開口部を移動することによって、前記第1の管状部材は、前記第2の中心軸の軸回りに回転を防止された状態で、前記第2の中心軸方向に進退する請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の内視鏡処置具の進退補助具。 - 前記第1の管状部材が前記第2の中心軸方向に沿って進退する際に、前記第1の管状部材の先端部が、前記第2の中心軸方向に沿って、前記第1の孔が前記支持ユニットと連通する部分と、前記回転部の基端部側に配設される前記第1の管状部材が前記回転部から抜け落ちる側の位置との間を移動するように、前記第1の管状部材の進退を規制する規制機構をさらに具備する請求項1乃至請求項9のいずれか1つに記載の内視鏡処置具の進退補助具。
- 前記第1の管状部材の基端部は、前記第2の中心軸方向に沿って、前記回転部の基端部よりも外側に突出している請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載の内視鏡処置具の進退補助具。
- 前記支持ユニットは、前記第2の中心軸が前記第1の中心軸と同軸上に配設可能となり、前記第1の管状部材が前記第2の中心軸方向に沿って進退して、前記第1の管状部材が前記第2の中心軸方向の直交する方向に移動することが防止されるように、前記第1の管状部材を支持する請求項1乃至請求項11のいずれか1つに記載の内視鏡処置具の進退補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014538023A JP5687809B2 (ja) | 2013-02-27 | 2014-01-06 | 内視鏡処置具の進退補助具 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013037221 | 2013-02-27 | ||
JP2013037221 | 2013-02-27 | ||
PCT/JP2014/050008 WO2014132672A1 (ja) | 2013-02-27 | 2014-01-06 | 内視鏡処置具の進退補助具 |
JP2014538023A JP5687809B2 (ja) | 2013-02-27 | 2014-01-06 | 内視鏡処置具の進退補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5687809B2 JP5687809B2 (ja) | 2015-03-25 |
JPWO2014132672A1 true JPWO2014132672A1 (ja) | 2017-02-02 |
Family
ID=51427946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014538023A Expired - Fee Related JP5687809B2 (ja) | 2013-02-27 | 2014-01-06 | 内視鏡処置具の進退補助具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9486124B2 (ja) |
EP (1) | EP2962619A4 (ja) |
JP (1) | JP5687809B2 (ja) |
CN (1) | CN104717915B (ja) |
WO (1) | WO2014132672A1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3209191A1 (en) * | 2014-10-23 | 2017-08-30 | Koninklijke Philips N.V. | Rotatable stabilizer for use of catheter inside an endoscope |
WO2016063165A1 (en) * | 2014-10-23 | 2016-04-28 | Koninklijke Philips N.V. | Handheld catheter driver with endoscope mount utilizing friction-driven wheel mechanism |
CN204794642U (zh) * | 2015-07-16 | 2015-11-18 | 广东永士达医疗科技有限公司 | 空心轴直线电机 |
CN104939797B (zh) * | 2015-07-16 | 2017-07-07 | 广州永士达医疗科技有限责任公司 | 可伸缩调节的内窥镜装置 |
WO2017086107A1 (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-26 | オリンパス株式会社 | 処置具挿通具 |
EP3241486A4 (en) * | 2016-01-28 | 2018-11-21 | Olympus Corporation | Linear member delivering device for endoscope |
EP3441010B1 (en) | 2016-04-04 | 2020-10-07 | Olympus Corporation | Endoscopic treatment tool |
JP2017189304A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | オリンパス株式会社 | 鉗子栓、内視鏡装置 |
WO2018012039A1 (ja) * | 2016-07-15 | 2018-01-18 | オリンパス株式会社 | 内視鏡、該内視鏡に着脱自在な処置具、内視鏡システム |
CN106880341B (zh) * | 2017-03-09 | 2019-04-09 | 广州永士达医疗科技有限责任公司 | 一种精准定位的oct导管回抽装置 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926676B1 (ja) * | 1969-04-16 | 1974-07-11 | ||
JP3595408B2 (ja) | 1996-04-09 | 2004-12-02 | ペンタックス株式会社 | 細長医療用具誘導装置 |
JP4514864B2 (ja) * | 1999-12-15 | 2010-07-28 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
JP2003265406A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-24 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡処置具進退装置 |
JP2005073798A (ja) | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Olympus Corp | 内視鏡用穿刺針装置 |
JP4451124B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2010-04-14 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用処置具挿抜システム |
JP2005218755A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Olympus Corp | 内視鏡用処置具及び内視鏡処置システム |
JP2005230159A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Olympus Corp | 内視鏡用処置具及び内視鏡並びに内視鏡用処置具システム |
JP4282554B2 (ja) * | 2004-06-02 | 2009-06-24 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用処置具システム |
US8777839B2 (en) * | 2008-09-02 | 2014-07-15 | Olympus Medical Systems Corp. | Shock absorbing mechanism and medical instrument |
US8460276B2 (en) | 2008-09-02 | 2013-06-11 | Olympus Medical Systems Corp. | Manipulation mechanism and medical device instrument |
JP5134526B2 (ja) | 2008-12-24 | 2013-01-30 | 帝人株式会社 | コーティング膜の製造方法及び非水系二次電池用セパレータの製造方法 |
US9192402B2 (en) * | 2012-12-14 | 2015-11-24 | Gyrus Acmi, Inc. | Retrieval basket apparatus |
-
2014
- 2014-01-06 CN CN201480002647.6A patent/CN104717915B/zh active Active
- 2014-01-06 WO PCT/JP2014/050008 patent/WO2014132672A1/ja active Application Filing
- 2014-01-06 EP EP14756863.8A patent/EP2962619A4/en not_active Withdrawn
- 2014-01-06 JP JP2014538023A patent/JP5687809B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2014-09-04 US US14/477,201 patent/US9486124B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20150045617A1 (en) | 2015-02-12 |
WO2014132672A1 (ja) | 2014-09-04 |
EP2962619A4 (en) | 2017-01-11 |
CN104717915A (zh) | 2015-06-17 |
EP2962619A1 (en) | 2016-01-06 |
CN104717915B (zh) | 2017-08-29 |
JP5687809B2 (ja) | 2015-03-25 |
US9486124B2 (en) | 2016-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5687809B2 (ja) | 内視鏡処置具の進退補助具 | |
JP5513700B1 (ja) | 内視鏡処置具の進退補助具と内視鏡システム | |
JP5670002B1 (ja) | 内視鏡処置具の進退補助具 | |
JP5400410B2 (ja) | 処置用内視鏡 | |
US9192402B2 (en) | Retrieval basket apparatus | |
JP5690453B2 (ja) | 内視鏡処置具の進退補助具 | |
JP6297245B1 (ja) | 内視鏡及び内視鏡システム | |
JP5860742B2 (ja) | 内視鏡処置具の進退補助具 | |
JP2009183699A (ja) | 処置用内視鏡 | |
JP6235147B2 (ja) | 内視鏡ツールの位置ホルダ | |
EP2386255B1 (en) | Endoscope treatment instrument | |
JP5543733B2 (ja) | 内視鏡用処置具挿通具 | |
EP3192426A1 (en) | Bending operation device and endoscope | |
CN108697303B (zh) | 弯曲操作装置和内窥镜 | |
KR101460834B1 (ko) | 내시경용 처치구 | |
JP2016522704A (ja) | 外科医制御内視鏡装置および方法 | |
WO2018109979A1 (ja) | 内視鏡 | |
WO2019225102A1 (ja) | 先端カバー装置 | |
KR101878466B1 (ko) | 보호 튜브를 구비한 최소 침습 수술 기구 | |
JP7349654B2 (ja) | 内視鏡処置具の進退補助具 | |
JP5487343B2 (ja) | 内視鏡用処置具挿通具 | |
KR102364670B1 (ko) | 수술용 머니퓰레이터 | |
JP2004223053A (ja) | 二チャンネル内視鏡 | |
JP4190254B2 (ja) | 二チャンネル内視鏡 | |
JP2004016726A (ja) | 二チャンネル内視鏡 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150122 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5687809 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |