JP2017189304A - 鉗子栓、内視鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉗子口を介して処置具挿通路に挿入された処置具の操作状態によらず、鉗子口を介して体液が体外に漏れてしまうことをより確実に防止することができる構成を具備する鉗子栓、内視鏡装置を提供する。【解決手段】鉗子口金30に取り付けられた際に鉗子口20bに隣接して位置するとともに、周囲が柔軟な材質で形成された孔51hを有する仕切り部51sと、孔51hを介して処置具が鉗子口20bに挿入される際、孔51hの中心に沿うように処置具を位置決めする、仕切り部51sよりも高い剛性の部位を少なくとも一部に有するガイド55と、を具備する。【選択図】図2

Description

本発明は、内視鏡内の管路に器具を導く鉗子口を有する内視鏡の外面に設けられた鉗子口金に対して取り付けられる鉗子栓、内視鏡装置に関する。
近年、被検体内に挿入される内視鏡を具備する内視鏡装置は、医療分野において広く利用されている。
医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を被検体となる体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて内視鏡が具備する管路である処置具挿通路に対して挿入する器具である処置具を用いて体腔内の臓器の対象部位(以下、処置対象部位と称す)に対して各種処置をしたりすることができる。
尚、体腔内の観察を行う際は、術者は、内視鏡画像を観察しながら、例えば右手で内視鏡の挿入部を把持して挿入部の各種操作を行うとともに、左手で内視鏡の操作部の各種操作を行う手技が一般的である。
また、体腔内の処置対象部位の処置を行う際は、術者は、右手を一旦挿入部から離した後、右手で処置具を把持して、操作部の外面に設けられた鉗子口金に形成された処置具挿通路の開口である鉗子口を介して処置具挿通路に処置具を挿入する。その後、処置具を挿入部の先端に形成された処置具挿通路の先端開口から体腔内に突出させて各種処置を行う手技が一般的である。
ここで、体腔内の処置具対象部位に対して処置具挿通路の先端開口から処置具を突出させて各種処置を行っている際に、体外よりも体腔内の圧力が高いことに起因して、体腔内の体液が処置具挿通路を逆流してしまい、鉗子口から体外に漏れてしまう場合があった。
よって、鉗子口からの体液の漏れを防ぐため、鉗子口金に該鉗子口を覆う鉗子栓が取り付けられた構成が周知である。
鉗子栓は、通常、処置具が通過できる円形の孔が形成された仕切り部を内部に有する鉗子栓本体を具備している。よって、鉗子栓は、処置具が孔を通過した際、処置具の外周が孔によって形成された仕切り部の内周に密着することにより、処置具挿通路を逆流した体液が体外に漏れてしまうことを仕切り部によって防ぐ構成を有している。
また、鉗子栓として、鉗子栓本体に着脱自在であるとともに、狭搾して液体の通過を抑制した状態から処置具の通過により拡張する他の孔であるスリットが形成された他の仕切り部である蓋を有する構成も周知である。
このような蓋を有する構成においては、鉗子栓本体に蓋が装着され、処置具が孔及び他の孔を通過した際、処置具の外周が仕切り部の内周だけでなく、蓋におけるスリットによって形成された内周にも密着する。
このことにより、処置具挿通路を逆流した体液が体外に漏れてしまうことを仕切り部だけでなく、蓋を用いて確実に防ぐ鉗子栓の構成も周知である。
しかしながら、孔及びスリットに対して処置具が通過した状態において、処置対象部位の各種処置のため処置具が術者によって傾けられてしまうと、処置具の外周と仕切り部の孔による内周及び蓋のスリットによる内周との間に隙間が生じてしまう。よって、隙間を介して体外に体液が漏れてしまうといった問題があった。
このような問題に鑑み、特許文献1には、処置具を用いた処置対象部位の各種処置中においても、孔及びスリットに対して処置具が真っ直ぐに挿通された状態を維持する案内筒が蓋の外表面に設けられた鉗子栓の構成が開示されている。
また、特許文献2には、孔及びスリット内にガイド筒を挿入することにより、処置具を用いた処置対象部位の各種処置中においても孔及びスリットに対して処置具が真っ直ぐに挿通された状態をガイド筒により維持する鉗子栓の構成が開示されている。
特許第4475719号公報 特開平11−235306号公報
ところが、特許文献1に開示されている鉗子栓の構成においては、処置具が傾いた際、案内筒は蓋の外表面に設けられているとともに硬質な部材から構成されていることから、処置具とともに案内筒も傾いてしまう。
よって、案内筒が固定された鉗子栓に大きなモーメントが付与されてしまい、鉗子栓も傾いてしまった結果、鉗子口金から鉗子栓が外れてしまう可能性が有り、鉗子口から体外に体液が漏れてしまう可能性があった。
また、特許文献2に開示されている鉗子栓の構成においては、孔及びスリットにおいてガイド筒を確実に密着させるため、ガイド筒が軟性部材から構成されていることから、処置具が傾いた際、やはり処置具の外周とガイド筒の内周との間に隙間が出来てしまい、該隙間を介して体外に体液等が漏れてしまう可能性があった。
さらに、特許文献2のガイド筒は軟性部材から構成されているものの、鉗子栓内に挿入されているため、特許文献1と同様に、ガイド筒傾いてしまうと、ガイド筒から鉗子栓に大きなモーメントが付与されてしまう。よって、鉗子栓も傾いてしまった結果、鉗子口金から鉗子栓が外れてしまう可能性が有り、鉗子口から体外に体液が漏れてしまう可能性があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、鉗子口を介して処置具挿通路に挿入された処置具の操作状態によらず、鉗子口を介して体液が体外に漏れてしまうことをより確実に防止することができる構成を具備する鉗子栓、内視鏡装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の一態様における鉗子栓は、内視鏡内の管路に器具を導く鉗子口を有する前記内視鏡の外面に設けられた鉗子口金に対して取り付けられる鉗子栓であって、前記鉗子口金に取り付けられた際に前記鉗子口に隣接して位置するとともに、周囲が柔軟な材質で形成された孔を有する仕切り部と、前記孔を介して前記器具が前記鉗子口に挿入される際、前記孔の中心に沿うように前記器具を位置決めする、前記仕切り部よりも高い剛性の部位を少なくとも一部に有するガイドと、を具備する。
また、本発明の一態様における内視鏡装置は、請求項1に記載の前記鉗子栓と、該鉗子栓が取り付けられる前記鉗子口金を有する前記内視鏡とを具備する。
本発明によれば、鉗子口を介して処置具挿通路に挿入された処置具の操作状態によらず、鉗子口を介して体液が体外に漏れてしまうことをより確実に防止することができる構成を具備する鉗子栓、内視鏡装置を提供することができる。
第1実施の形態の鉗子栓を具備する内視鏡装置を示す図 図1中のII-II線に沿う鉗子栓及び鉗子口金の構成を示す部分断面図 図2の鉗子栓内に処置具が挿入された状態を仕切り部の形状を簡略化して示す部分断面図 図3の仕切り部及び処置具を、図3中のIV方向からみた平面図 図3のガイドが、仕切り部よりも鉗子口金側に設けられた変形例を示す部分断面図 図3の蓋に、ガイドが設けられた変形例を示す部分断面図 図3のガイドの案内面にテーパが形成された変形例を示す部分断面図 図3のガイドのガイド孔が形成された部位が軟性部材から構成された変形例を示す部分断面図 図3のガイドが仕切り部に一体的に形成された変形例を示す部分断面図 図3のガイド孔に他のガイドが挿入された変形例の構成を示す部分断面図 第2実施の形態の鉗子栓が具備するカバーを示す斜視図 図11の案内部がカバーの上端から開成されている状態を示す斜視図 第3実施の形態の鉗子栓が具備するガイドユニットを示す斜視図 図13のガイドユニットが鉗子栓本体及び蓋とともに操作部の張り出し部に装着された状態を示す斜視図 図13の取り付け部を、フックから構成した変形例を示すガイドユニットの斜視図 図15のガイドユニットを内視鏡の操作部に取り付けた状態を示す斜視図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態の鉗子栓を具備する内視鏡装置を示す図である。図1に示すように、内視鏡装置100は、内視鏡1と、鉗子栓50とを具備して主要部が構成されている。
内視鏡1は、被検体内に挿入される挿入部2と、該挿入部2の長手軸方向Nの基端側に折れ止め15を介して連設された操作部6と、該操作部6から延出されたユニバーサルコード11と、該ユニバーサルコード11の延出端に設けられたコネクタ12とを具備して主要部が構成されている。尚、コネクタ12を介して、内視鏡1は、制御装置や照明装置等の外部装置と電気的に接続される。
操作部6に、挿入部2の湾曲部4を上下方向に湾曲させる上下用湾曲操作ノブ7と、湾曲部4を左右方向に湾曲させる左右用湾曲操作ノブ9とが設けられている。
さらに、操作部6に、上下用湾曲操作ノブ7の回動位置を固定する固定レバー8と、左右用湾曲操作ノブ9の回動位置を固定する固定ノブ10とが設けられている。また、操作部3には、既知の各種操作スイッチ等が設けられている。
挿入部2は、長手軸方向Nの先端側から順に、先端部3と湾曲部4と可撓管部5とを具備して構成されており細長に形成されている。
湾曲部4は、上下用湾曲操作ノブ7や左右用湾曲操作ノブ9の回動操作により、例えば上下左右の4方向に湾曲されることにより、先端部3内に設けられた図示しない撮像ユニットの観察方向を可変したり、被検体内における先端部3の挿入性を向上させたりするものである。さらに、可撓管部5は、湾曲部4の基端側に連設されている。
また、挿入部2及び操作部6内には、管路である処置具挿通路20が設けられている。処置具挿通路20は、一端が先端部3の先端面に先端開口20aとして開口されている。また、他端が操作部6に設けられた張り出し部位6tの外面から突出して設けられた鉗子口金30(図2参照)の突出面において、処置具挿通路20に器具である処置具70(図3参照)を導く鉗子口20b(図2参照)として開口されている。
尚、その他の内視鏡1の構成は、一般的な内視鏡の構成と同じであるため、その詳しい説明は省略する。
次に、鉗子栓50の構成について、図2〜図5を用いて説明する。図2は、図1中のII-II線に沿う鉗子栓及び鉗子口金の構成を示す部分断面図、図3は、図2の鉗子栓内に処置具が挿入された状態を仕切り部の形状を簡略化して示す部分断面図である。また、図4は、図3の仕切り部及び処置具を、図3中のIV方向からみた平面図、図5は、図3のガイドが、仕切り部よりも鉗子口金側に設けられた変形例を示す部分断面図である。
尚、図3以降においては、図2の鉗子栓の形状を簡略化して示している。
図2に示すように、鉗子栓50は、処置具70を用いて処置対象部位の処置を行う際、即ち、処置具70を処置具挿通路20に挿入する際、鉗子口金30に対して取り付けられるものである。
また、鉗子栓50は、鉗子口金30に対して装着される鉗子栓本体51と、該鉗子栓本体51の延在方向Eの上端(以下、単に上端と称す)に着脱自在な閉塞部52fを有する他の仕切り部である蓋52とを具備して主要部が構成されている。尚、鉗子栓本体51及び蓋52は、例えばシリコーンゴムから構成されている。
また、蓋52は、図2に示すように、鉗子栓本体51に対して一体的に形成されていても、鉗子栓本体51とは別体に形成されていてもどちらでも構わない。
蓋52は、鉗子栓本体51の上端に装着された際、閉塞部52fが、鉗子栓本体51の上端の開口を塞いだ状態において、外表面52gが露出される。
また、閉塞部52fに、処置具70が挿通される他の孔であるスリット52hが形成されている。
スリット52hは、図2に示すように、処置具70の非通過状態においては、狭搾しており、鉗子口20bを介して鉗子栓本体51内に進入した液体である体液が体外に漏れてしまうことを防ぐ。また、スリット52hは、図3に示すように、処置具70が挿通された状態においては、狭搾して体液の通過を抑制した状態から処置具70の通過により拡張する。
鉗子栓本体51は、延在方向Eに沿って所定の長さを有する略筒状部材から構成されており、延在方向Eの下端(以下、単に下端と称す)の開口が鉗子口金30に着脱自在になっている。また、鉗子栓本体51は、上端の開口に蓋52の閉塞部52fが着脱自在、即ち開閉自在となっている。
また、鉗子栓本体51の内周面51nに、仕切り部51sと、ガイド55とが固定されている。
仕切り部51sは、鉗子栓本体51に一体的に形成されており、鉗子栓50が鉗子口金30に取り付けられた際に鉗子口20bに隣接して位置するとともに、周囲が柔軟な材質で形成された孔51hを有する。即ち、仕切り部51sは、柔軟な材質から孔51hを有するよう、図4に示すように平面形状がリング状に形成されている。言い換えれば、仕切り部51sは、軟性部材から構成されている。
尚、仕切り部51sは、鉗子栓本体51とは別体に構成され、内周面51nに固定される構成であっても構わない。また、孔51hの平面形状は、円形に限定されない。
仕切り部51sは、図3に示すように、孔51hに処置具70が挿通された際、孔51hによって形成された内周51tが処置具70の外周に密着することにより、鉗子口20bから漏れ出た体液が体外に漏れてしまうことを防ぐものである。
ガイド55は、仕切り部51sに対して延在方向Eにおいて隣接するよう内周面51nに固定されている。
具体的には、ガイド55は、延在方向Eにおける仕切り部51sの上方(以下、単に上方と称す)、即ち、延在方向Eにおいて仕切り部51sと蓋52との間に位置するよう内周面51nに固定されている。
尚、ガイド55は、鉗子栓本体51に対して、嵌め込み固定や、接着、または鉗子栓本体51と2色成型することにより、内周面51nに固定されている。
ガイド55は、孔51hを介して処置具70が鉗子口20bに挿入される際、孔51hの中心に沿うように処置具70を位置決めするガイド孔55hを有し、仕切り部51sよりも剛性の高い材料、例えば金属や硬い樹脂等から構成されている。言い換えれば、ガイド55は、硬質部材から構成されている。
即ち、ガイド55も、仕切り部51sよりも剛性の高い材料から仕切り部51sと同様にガイド孔55hを有するよう、平面形状がリング状に形成されている。尚、ガイド孔55hの孔径は、孔51hの孔径と略同じか同一に形成されている。また、ガイド孔55hの平面形状は、円形に限定されない。
ガイド55は、硬質部材から構成されていることにより、図3に示すように、孔51h及びスリット52hを介して鉗子口20bに処置具70が挿入された際、処置具70の操作状態、即ち傾き状態によらず、孔51hに対して処置具70が真っ直ぐ挿通された状態を維持する。即ち、ガイド55は、図4に示すように、仕切り部51sの内周51tと処置具70の外周とが密着した隙間の無い状態を維持する。
このことにより、ガイド55は、孔51hを介して体液が体外に漏れてしまうことが無いよう、鉗子栓50内において処置具70を孔51hにガイドする。
さらに、ガイド55は、図3に示すように、孔51h及びスリット52hを介して鉗子口20bに処置具70が挿入される際、孔51hの中心とスリット52hの中心とを結ぶ線Lに沿うように処置具70を位置決めする。
具体的には、ガイド55は、図3に示すように、孔51h及びスリット52hを介して鉗子口20bに処置具70が挿入された際、ガイド55の内周である案内面55tとスリット52hとの2点によって処置具70を支持する。このことにより、ガイド55は、処置具70を、孔51hに対して処置具70が真っ直ぐ挿通されるよう処置具70をガイドする。
即ち、ガイド55は、硬質部材から構成されていることにより、処置具70の操作状態、即ち傾き状態によらず、孔51hに対して処置具70が真っ直ぐ挿通された状態を維持する。言い換えれば、ガイド55は、図4に示すように、仕切り部51sの内周51tと処置具70の外周とが密着した隙間の無い状態を、ガイド55の案内面55tとスリット52hとの2点で支持して維持する。
このことにより、ガイド55は、孔51hを介して体液が体外に漏れてしまうことが無いよう、鉗子栓50内において処置具70を孔51hにガイドする。
尚、ガイド55は、上述したように、仕切り部51sに隣接して設けられていることにより、孔51hに対して延在方向Eにおける近傍にて処置具70を孔51hにガイドする。このことから、曲がり癖が付いた処置具70であっても、孔51hに真っ直ぐガイドすることができる。
また、このことを考慮すると、ガイド55は、仕切り部51sに延在方向Eにおいて隣接して位置していれば、図5に示すように、仕切り部51sの延在方向Eの下方(以下、単に下方と称す)に固定されていても構わない。
しかしながら、この構成において、処置具70をガイド55により孔51hに対して真っ直ぐガイドするためには、ガイド55は、図3に示すように上方に固定されている場合よりも、仕切り部51sのより近傍位置に固定されている必要がある。
また、ガイド55は、延在方向Eにおいて長く形成されている程、ガイド孔55hを通過する処置具70は、孔51hに対して傾き難くなることから、より処置具70と仕切り部51sの内周50tとの間に隙間が出来難くなる。
尚、その他の鉗子栓50の構成は、従来の鉗子栓の構成と同じである。
このように、本実施の形態においては、鉗子栓本体51内に、仕切り部51sの孔51hを介して処置具70が鉗子口20bに挿入される際、孔51hの中心に沿うように処置具70を位置決めする、仕切り部51sよりも剛性の高いガイド55が設けられていると示した。
このことによれば、孔51hに処置具70が挿通されている状態において、処置具70が処置対象部位の処置において傾けられたりしても、剛性の高いガイド55により、孔51hにおける処置具70の動作が制限される。このため、処置具70は、孔51hに対して真っ直ぐ挿通された状態を維持することができる。
よって、図4に示すように、仕切り部51sの内周51tと、処置具70の外周との間に隙間が生じてしまうことがない。即ち、孔51hを介して体外に体液が漏れてしまうことをより確実に防ぐことができる。
以上から、鉗子口20bを介して処置具挿通路20に挿入された処置具70の操作状態によらず、鉗子口20bを介して体液が体外に漏れてしまうことをより確実に防止することができる構成を具備する鉗子栓50、内視鏡装置100を提供することができる。
尚、以下、変形例を、図6を用いて示す。図6は、図3の蓋に、ガイドが設けられた変形例を示す部分断面図である。
上述した本実施の形態においては、ガイド55は、仕切り部51sに隣接する鉗子栓本体51の内周面51nに固定されていると示した。
これに限らず、ガイド55は、仕切り部51sに隣接して位置するのであれば、図6に示すように、蓋52の閉塞部52fから下方に円筒状に仕切り部51sに向かって延出する部位52e内に設けられていても構わない。
このような構成によれば、ガイド55は硬質部材から構成されているため、ガイド孔55hよりも大きな径の処置具は、ガイド孔55hを通過することが出来ないが、蓋52の閉塞部52fを鉗子栓本体51の上端から脱却すれば、ガイド55は、蓋52とともに鉗子栓本体51の内部から退避する。
このことから、大径の処置具を孔51hに挿通させることができ、鉗子口20bを介して処置具挿通路20に挿入させることが可能となる。
尚、大径の処置具は、孔51hに対して、仕切り部51sが軟性部材で構成されていることから孔51hを拡径させながら通過する。
このため、処置の際、大径の処置具が傾いたとしても、仕切り部51sの内周51tと大径の処置具の外周との間に隙間が発生し難くなっていることから、このような構成によってもより確実に、孔51hを介した体液の漏れを防止することができる。また、その他の効果は、上述した本実施の形態と同じである。
また、以下、別の変形例を、図7を用いて示す。図7は、図3のガイドの案内面にテーパが形成された変形例を示す部分断面図である。
図7に示すように、ガイド55の案内面55tにおける処置具70がガイド孔55hを通過し始める側、即ち上端側に、テーパ55pが形成されていても構わない。
このような構成によれば、テーパ55pにより案内面55tの上端側に対する処置具70の引っ掛かりが少なくなることから、ガイド孔55hに対する処置具70の挿通性が向上されるため、鉗子口20bに対する処置具70の挿入性が向上される。尚、その他の効果は、上述した本実施の形態と同じである。
さらに、以下、別の変形例を、図8を用いて示す。図8は、図3のガイドのガイド孔が形成された部位が軟性部材から構成された変形例を示す部分断面図である。
上述した本実施の形態においては、ガイド55は、仕切り部51sよりも剛性の高い材料から構成されていると示した。
これに限らず、ガイド55は、硬質部55aと、ガイド孔55hが形成された硬質部55aよりも軟らかい軟質部55bとから構成されていても構わない。尚、軟質部55bは、例えばアウトサートにより硬質部55aに成形される。
このことによれば、上述した図6の構成と同様に、ガイド孔55hよりも大径の処置具を鉗子口20bに挿入する際、軟質部55bにより、大径の処置具を、ガイド孔55hを拡径させながら挿通させることができる。
このことから、大径の処置具であっても、蓋52を鉗子栓本体51から脱却することなく、ガイド55によって孔51hに真っ直ぐガイドされた状態を維持することが可能となる。尚、その他の効果は、上述した本実施の形態と同じである。
また、以下、別の変形例を、図9を用いて示す。図9は、図3のガイドが仕切り部に一体的に形成された変形例を示す部分断面図である。
図9に示すように、ガイド55’は、ガイド孔55h’の周囲55s’が図8と同様に軟性部材から構成されることにより、仕切り部と一体的に形成されていても構わない。即ち、ガイド55’が仕切り部を兼ねていても構わない。
このような構成によれば、ガイド55’の硬質な部位によって、ガイド孔55h’に対する処置具70の傾きを抑制することができることから、周囲55s’における案内面55t’と、処置具70の外周との隙間が発生してしまうことを防ぐことができる。
さらに、内周面51nに対してガイド55’を下方から組み付けることが可能となるため、鉗子栓本体51に対するガイド55’の組み付け性が向上する。尚、その他の効果は、上述した本実施の形態と同じである。
さらに、以下、別の変形例を、図10を用いて示す。図10は、図3のガイド孔に他のガイドが挿入された変形例の構成を示す部分断面図である。
上述した本実施の形態において、本実施の形態において、ガイド孔55hに対して小径r2(r2<r1)の処置具70’をガイド孔55hに挿通し処置具70’を傾けると、処置具70’がガイド55で支持されずに処置具が傾き、孔51hに対してまっすぐに挿入されない可能性がある。
よって、処置具70’を処置具挿通路20に挿入する場合は、ガイド孔55hに、スリット52hを介してガイド孔55hよりも小径の、具体的には処置具70’の径に略等しいまたは等しい他のガイド孔90hを有する硬質な他のガイド90を挿通する。その後、他のガイド90を孔51hの上部まで挿通する。その後、他のガイド孔90hに処置具70’を挿通することにより、処置具70’を、鉗子口20bに挿入しても良い。
このような構成によれば、硬質な他のガイド90により、処置具70’は、傾きが防止されるため、孔51hに対してまっすぐにガイドすることができ、体液の漏れを防止することができる。
よって、孔51hに対して小径の処置具70’を用いても上述した本実施の形態と同様に効果を得ることができる。
(第2実施の形態)
図11は、本実施の形態の鉗子栓が具備するカバーを示す斜視図、図12は、図11の案内部がカバーの上端から開成されている状態を示す斜視図である。
この第2実施の形態の鉗子栓の構成は、上述した図1〜図5に示した第1実施の形態の鉗子栓と比して、鉗子栓は、さらに、鉗子栓本体及び蓋を覆うカバーを具備している点が異なる。
よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図11、図12に示すように、鉗子栓50は、さらに、鉗子栓本体51及び蓋52を覆うカバー110を有するガイドユニット120を具備している。尚、カバー110は、硬質部材から構成されており、鉗子栓本体51及び蓋52に対して着脱自在である。
また、カバー110に、鉗子栓本体51及び蓋52を覆った際、孔51hに対向する面を有する案内部101が設けられている。尚、案内部101は、硬質部材から構成されている。
さらに、カバー110は、該カバー110が鉗子栓本体51及び蓋52を覆った状態において、カバー110を、操作部6の張り出し部位6t(図1参照)または鉗子口金30に着脱自在な取り付け部105を有している。
取り付け部105は、例えば張り出し部位6tに対して、該張り出し部位6tを挟んで固定する、例えば弾性部材から構成された構造を有している。
案内部101の孔51hに対向する位置に、処置具70が通過するガイド孔101hが形成されており、案内部101は、図11、図12に示すように、カバー110の上端に対して回動自在なヒンジ103により開閉自在となっている。
即ち、ヒンジ103は、回動に伴い図11に示すように、孔51hと案内部101とが対向した状態と、図12に示すように、孔51hから案内部101が非対向した状態とを切り替える。
本実施の形態においては、案内部101は、取り付け部105によって、カバー110が、例えば張り出し部位6tに取り付けられた状態において、ガイド孔101hに処置具70が挿通されることにより、上述したガイド55と同様に機能する。
即ち、本実施の形態においては、案内部101は、孔51hを介して処置具70が鉗子口20bに挿入される際、孔51hの中心に沿うように処置具70を位置決めするガイドを構成している。
その他の鉗子栓50の構成は、上述した第1実施の形態と同じである。
このような構成によれば、硬質な案内部101により、孔51hに対して処置具70を真っ直ぐにガイドすることができ、その状態を維持できる。このため、処置具70が傾いたとしても、処置具70の外周と仕切り部51sの内周51tとの間に隙間が発生し、該隙間を介して体液が漏れてしまうことを防止することができる。
尚、本実施の形態の構成は、上述した従来の構成と同様に、蓋52よりも上方にガイドとして機能する案内部101が設けられているため、処置具70が傾いた際、カバー110から鉗子栓本体51に対して大きなモーメントが付与されてしまう。
ところが、取り付け部105が張り出し部位6tに固定されていることから、モーメントの付与により鉗子口金30から鉗子栓本体51が外れてしまうことが防がれている。
また、図12に示すように、案内部101が開閉自在なことにより、上述した図6と同様に、ガイド孔101hが退避するため、ガイド孔101hよりも大径の処置具を鉗子口20bに挿入することが可能となる。
さらに、ガイドユニット120が不要の際は、鉗子栓本体51及び蓋52から脱却することもできる。尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同じである。
(第3実施の形態)
図13は、本実施の形態の鉗子栓が具備するガイドユニットを示す斜視図、図14は、図13のガイドユニットが鉗子栓本体及び蓋とともに操作部の張り出し部に装着された状態を示す斜視図である。
この第3実施の形態の鉗子栓の構成は、上述した図1〜図5に示した第1実施の形態の鉗子栓、図11、図12に示した第2実施の形態の鉗子栓の構成と比して、鉗子栓は、鉗子栓本体及び蓋を部分的に覆うガイドユニットを具備している点が異なる。
よって、この相違点のみを説明し、第1、第2実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図13、図14に示すように、鉗子栓50は、さらに、鉗子栓本体51及び蓋52を部分的に覆うガイドユニット200を具備している。
ガイドユニット200は、硬質部材から構成されており、張り出し部位6tに着脱自在な取り付け部である台座205と、張り出し部位6tに装着後、孔51hに対向する面を有する案内部201と、台座205と案内部201とを延在方向Eに沿って連結する連結部202とを具備して主要部が構成されている。
台座205は、張り出し部位6tに形成された溝6tmに係脱自在な切り欠き205kを有する平面C字状を有しており、切り欠き205kが溝6tmに係脱自在なことにより、張り出し部位6tに着脱自在となっている。
案内部201の孔51hに対向する位置に、処置具70が通過するガイド孔201hが形成されており、案内部201は、連結部202の上端に対して回動自在なヒンジ203により開閉自在となっている。
即ち、ヒンジ203は、回動に伴い孔51hと案内部201とが対向した状態と、孔51hから案内部201が非対向した状態とを切り替える。
尚、案内部201が開閉自在な理由は、上述した第2実施の形態において、案内部101が開閉自在な理由と同様である。
また、このような構成を有する鉗子栓50は、台座205の切り欠き205kが溝6tmに係止され、案内部201が開成された状態において、鉗子口金30に鉗子栓本体51及び蓋52が装着され、その後、案内部201が閉成されることにより、張り出し部位6tに装着される構成を有している。
本実施の形態においては、案内部201は、台座205によって、ガイドユニット200が、例えば張り出し部位6tに取り付けられた状態において、ガイド孔201hに処置具70が挿通されることにより、上述したガイド55と同様に機能する。
即ち、本実施の形態においては、案内部201は、孔51hを介して処置具70が鉗子口20bに挿入される際、孔51hの中心に沿うように処置具70を位置決めするガイドを構成している。
尚、その他の鉗子栓50の構成は、上述した第2実施の形態と同じである。
このような構成によれば、ガイドユニット200を張り出し部位6tに装着した際、台座205は、切り欠き205kが溝6tmに係止されていることにより、ガイドユニット200が延在方向Eの上下に移動し難い。
このことから、案内部201は、延在方向Eの上下方向へのずれを気にすることなく、より確実に孔51hに対して処置具70をまっすぐガイドすることができる、該ガイドした状態を維持することができる。
さらに、ガイドユニット200が不要の際は、鉗子栓本体51及び蓋52から脱却することもできる。
尚、その他の効果は、上述した第2実施の形態と同じである。尚、本実施形態の他の例において、張り出し部位6tに溝6tmを設けず、台座205とヒンジ203との間に鉗子栓50を挟んだ状態で鉗子栓50を鉗子口金30(図2に記載)に装着し、切り欠き205kの内部に鉗子口金30(図2に記載)を通過させた状態で、張り出し部位6tの上面と鉗子栓50との間に台座205を挟んで係止するように、ガイドユニット200を設けてもよい。
また、以下、変形例を、図15、図16を用いて示す。図15は、図13の取り付け部を、フックから構成した変形例を示すガイドユニットの斜視図、図16は、図15のガイドユニットを内視鏡の操作部に取り付けた状態を示す斜視図である。
図15に示すように、取り付け部は、図16に示すように、操作部6における、例えば折れ止め15付近に着脱自在なフック205’から構成されていても構わない。
このことにより、連結部202’は、本実施の形態の連結部202よりも延在方向Eに長く形成されている。
また、図16に示すように、連結部202’に、張り出し部位6tに沿って連結部202’が位置するよう張り出し部位6tに係脱自在な壁部209が設けられていても構わない。
このような構成によれば、操作部6からガイドユニット200がフック205’により外れ難くなることから、壁部209により、案内部201の位置がずれ難くなる。このため、より確実に、案内部201は、孔51hに対して処置具70をまっすぐガイド出来、該ガイド状態を維持することができる。
尚、その他の効果は、上述した本実施の形態と同じである。
また、上述した第1〜第3実施の形態においては、鉗子栓50の他の仕切り部は、蓋52であるとして示したが、これに限らず、蓋52以外にも設けられていても構わないことは勿論である。
例えば、図11〜図16に示した案内部101、201が、他の仕切り部を構成しても良いことは勿論である。
さらに、上述した第1〜第3実施の形態においては、鉗子栓50は、蓋52を有する構成を例に挙げて示したが、これに限らず、孔51hがスリット等から構成されることによって、上述したスリット52hと同様の機能を有することにより、蓋52は無くても同様の効果を得ることができることは云うまでもない。
1…内視鏡
20…処置具挿通路(管路)
20b…鉗子口
30…鉗子口金
50…鉗子栓
51…鉗子栓本体
51h…孔
51s…仕切り部
52…蓋(他の仕切り部)
52g…蓋の外表面
52h…スリット(他の孔)
55…ガイド
55h…ガイド孔
55p…テーパ
55t…案内面
70…処置具(器具)
90…他のガイド
90h…他のガイド孔
100…内視鏡装置
101…案内部(ガイド)
103…ヒンジ
105…取り付け部
110…カバー
120…ガイドユニット
200…ガイドユニット
201…案内部(ガイド)
202…連結部
202’…連結部
203…ヒンジ
205…台座(取り付け部)
205’…フック(取り付け部)
L…孔の中心とスリットの中心とを結ぶ線

Claims (15)

  1. 内視鏡内の管路に器具を導く鉗子口を有する前記内視鏡の外面に設けられた鉗子口金に対して取り付けられる鉗子栓であって、
    前記鉗子口金に取り付けられた際に前記鉗子口に隣接して位置するとともに、周囲が柔軟な材質で形成された孔を有する仕切り部と、
    前記孔を介して前記器具が前記鉗子口に挿入される際、前記孔の中心に沿うように前記器具を位置決めする、前記仕切り部よりも高い剛性の部位を少なくとも一部に有するガイドと、
    を具備することを特徴とする鉗子栓。
  2. 前記ガイドは、前記孔を介して前記器具が前記鉗子口に挿入される際、前記孔の中心に沿うように前記器具を位置決めするガイド孔を有することを特徴とする請求項1に記載の鉗子栓。
  3. 前記ガイドは、前記仕切り部に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鉗子栓。
  4. 外表面に露出され前記器具を挿通させる他の孔を有する他の仕切り部をさらに有し、
    前記ガイドは、前記孔及び前記他の孔を介して前記鉗子口に前記器具が挿入される際、前記孔の前記中心と前記他の孔の中心とを結ぶ線に沿うように前記器具を位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の鉗子栓。
  5. 前記ガイドは、前記仕切り部と前記他の仕切り部との間に位置するよう設けられていることを特徴とする請求項4に記載の鉗子栓。
  6. 前記鉗子口金に装着される鉗子栓本体と、
    前記鉗子栓本体に着脱自在な蓋と、
    を具備し、
    前記仕切り部は、前記鉗子栓本体に設けられ、前記他の仕切り部は、前記蓋に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の鉗子栓。
  7. 前記ガイドは、前記鉗子栓本体と前記蓋とのいずれかに設けられていることを特徴とする請求項6に記載の鉗子栓。
  8. 前記他の孔は、狭搾して液体の通過を抑制した状態から前記器具の通過により拡張することを特徴とする請求項4に記載の鉗子栓。
  9. 前記ガイドは、前記ガイド孔が形成された案内面を有し、
    前記案内面において前記器具が前記ガイド孔を通過し始める側に、テーパが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の鉗子栓。
  10. 前記鉗子栓本体及び前記蓋を覆うカバーと、
    前記カバーに設けられ、前記孔に対向する面を有する案内部と
    を有するガイドユニットをさらに具備し、
    前記ガイドは、前記案内部に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の鉗子栓。
  11. 前記孔に対向する面を有する案内部と、
    前記案内部と前記取り付け部とを連結する連結部と、
    有するガイドユニットをさらに具備し、
    前記ガイドは、前記案内部に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の鉗子栓。
  12. 前記ガイドユニットは、前記案内部の位置を移動させる回動自在なヒンジをさらに有し、
    前記ヒンジは、回動に伴い前記孔と前記案内部とが対向した状態と、前記孔から前記案内部が非対向した状態とを切り替えることを特徴とする請求項10または11に記載の鉗子栓。
  13. 前記ガイドユニットは、前記鉗子口金または前記内視鏡の前記外面に着脱自在な取り付け部を有していることを特徴とする請求項10または11に記載の鉗子栓。
  14. 前記ガイド孔に挿入され、前記ガイド孔よりも小径の他のガイド孔を有する他のガイドをさらに有することを特徴とする請求項2に記載の鉗子栓。
  15. 請求項1に記載の前記鉗子栓と、該鉗子栓が取り付けられる前記鉗子口金を有する前記内視鏡とを具備する内視鏡装置。
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