JPWO2014118909A1 - 制御装置、制御システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

制御装置(50)は、室内の環境を調節するための複数の設備機器を制御する。制御装置(50)は、設備機器の各々による環境の調節が可能な空間に関する情報を記憶する設置情報メモリ(510)及び空間情報メモリ(520)と、室内における目標位置と、目標位置における目標環境とを設定する目標設定部(502)と、目標位置における環境の調節が可能な設備機器を特定する機器特定部(503)と、目標位置における環境を目標環境に調節するように設備機器を制御するための複数の制御パターンから、制御パターンの各々に従った制御が実行されるときに消費される電力に基づいて一の制御パターンを選択し、選択した制御パターンで、機器特定部(503)によって特定された設備機器を制御する制御部(504)と、を備える。

Description

本発明は、制御装置、制御システム、制御方法及びプログラムに関する。
店舗やオフィス等の建物には、建物内の環境を調節するために、空調機器や照明機器等の設備機器が設置される。設備機器は、一般的に、端末等を介して入力されたユーザの指示に従って稼働することが多い。また、近年では、複数の設備機器と、ネットワーク等を介してこれらの設備機器を制御する制御装置とを含むシステムが設置されることがある。このようなシステムにおいて、制御装置により実行される制御には、いくつかの手法がある。
例えば、制御装置は、「涼しくしたい」又は「湿気をとりたい」等の要望をユーザから受け付けて、この要望を満たすように設備機器を制御する。また、制御装置は、温度、湿度及び二酸化炭素濃度等を計測するセンサを用いて、ユーザの快適性が向上するように設備機器を制御してもよい。
これらの手法のいずれを採用する場合にも、建物内の空間全体の環境を調節すると、設備機器によって浪費されるエネルギーが大きくなると考えられる。そこで、浪費されるエネルギーを抑えるための技術が提案されている(例えば、特許文献1、2を参照)。
特許文献1に記載のシステムは、複数のユーザの各々に対して、他のユーザから受け付けた要望を表示する。これにより、各ユーザが、他のユーザの体感を配慮して要望を行うことが期待される。ひいては、省エネルギー化の促進を図ることができる。
特許文献2に記載のシステムは、室内のユーザ及び障害物の位置を検知する。そして、このシステムは、設備機器とユーザとの間の障害物によって、環境の調節される範囲が減少する割合が最も小さい設備機器を選択して制御する。これにより、ユーザの周囲の環境を、障害物によって阻害されることなく調節することができる。
特開2012−007813号公報 特開2012−033416号公報
仕切り等で仕切られていない室内に複数の設備機器が設置される場合には、設備機器によって環境が調節される範囲同士が重複する領域が生じることがある。このような領域における環境の調節が可能な設備機器のうち、適当な設備機器を用いて環境を調節しないと、エネルギーを浪費してしまうおそれがある。しかしながら、特許文献1に記載のシステムは、適当な設備機器を用いて環境を調節するものではない。
また、特許文献2に記載のシステムは、障害物の位置に基づいて、ユーザの周囲の環境を調節する設備機器を選択した。しかしながら、このシステムでは、選択した設備機器を制御する際に消費されるエネルギーが考慮されていなかった。このため、消費エネルギーをさらに低減する余地があると考えられる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、設備機器を制御する際に消費されるエネルギーを低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の制御装置は、
室内の環境を調節するための複数の設備機器を制御する制御装置であって、
前記設備機器の各々による環境の調節が可能な空間に関する情報を記憶する第1記憶手段と、
室内における目標位置と、該目標位置における目標環境とを設定する設定手段と、
前記第1記憶手段に記憶される情報に基づいて、前記目標位置における環境の調節が可能な前記設備機器を特定する特定手段と、
前記目標位置における環境を前記目標環境に調節するように、前記特定手段によって特定された前記設備機器を制御するための複数の制御パターンから、制御パターンの各々に従った制御が実行されるときに消費される電力に基づいて一の制御パターンを選択し、選択した制御パターンで、前記特定手段によって特定された前記設備機器を制御する制御手段と、
を備える。
本発明によれば、設備機器を制御する際に消費されるエネルギーを低減することができる。
第1の実施形態に係る制御システムの構成を示すブロック図である。 制御装置の機能を示すブロック図である。 設置情報を示す図である。 室内空間における室内機の位置を示す図である。 空間情報を示す図である。 調節空間を説明するための図である。 制御ルールの一例を示す図である。 制御装置によって実行される一連の処理を示すフローチャートである。 機器特定処理を示すフローチャートである。 制御処理を示すフローチャートである。 複数の制御パターンのうち実行可能なものを説明するための図である。 第2の実施形態に係る制御装置の機能を示すブロック図である。 要望履歴の一例を示す図である。 室内空間におけるユーザの位置と要望とを示す図である。 制御装置によって実行される一連の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1には、本実施形態に係る制御システム100の構成が示されている。制御システム100は、室内機21、22、23、24を制御することで、室内空間A1内の環境を調節する空気調和システムである。本実施形態では、室内空間A1内の環境として、空気の状態が調節される。なお、室内空間A1は、例えば制御システム100のユーザU1が居住する部屋である。
制御システム100は、室外機20、室内機21〜24、操作端末31、32、33、携帯端末40及び制御装置50を有している。室外機20及び室内機21〜24は、太線で示される通信ネットワーク60を介して、制御装置50に接続されている。
室内機21〜24の各々は、例えば室内空間A1の天井に配設され、冷媒管を介して室外機20と接続される空調機器である。室内機21〜24はいずれも、室温及び湿度を計測するセンサと、4方向に空調空気を吹き出すための吹き出し口とを有している。そして、室内機21〜24は、操作端末31〜33及び制御装置50から出力されたコマンドに従って、所定の温度・湿度の空調空気を所定の風量・風向で吹き出すことにより、室内空間A1内の空気の状態を調節する。
操作端末31、32それぞれは、室内機21、22それぞれを操作するための端末である。また、操作端末33は、室内機23、24を操作するための端末である。ユーザU1は、これらの操作端末31〜33に情報を入力することにより、室内機21〜24を操作する。
携帯端末40は、例えば、ユーザU1が携帯するタブレット端末である。携帯端末40は、室温及び湿度を計測するセンサを内蔵している。また、携帯端末40は、例えば制御装置50との間を伝播する電磁波や、室内空間A1に配置されたアンテナとの間を伝播する電磁波の伝達時間に基づいて、室内空間A1における携帯端末40の位置を算出する。
そして、携帯端末40は、ユーザU1によって要望が入力されると、種々の情報を含むコマンドを、無線通信により制御装置50へ送信する。制御装置50へ送信されるコマンドには、例えば、センサによる計測の結果、携帯端末40の位置情報、及びユーザU1が要望する空気の状態が含まれる。
制御装置50は、ユーザU1の要望に基づいて室内機21〜24の各々を制御する。制御装置50は、プロセッサ51、主記憶部52、補助記憶部53、インタフェース部54、入力部55及び出力部56を有している。主記憶部52、補助記憶部53、インタフェース部54、入力部55及び出力部56はいずれも、内部バス57を介してプロセッサ51に接続されている。
プロセッサ51は、例えばCPU(Central Processing Unit)等から構成される。プロセッサ51は、補助記憶部53に記憶されるプログラム58を実行することで、後述の処理を実行する。また、主記憶部52は、例えばRAM(Random Access Memory)等から構成される。主記憶部52は、補助記憶部53からプログラム58をロードする。そして、主記憶部52は、プロセッサ51の作業領域として用いられる。
補助記憶部53は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含んで構成される。補助記憶部53は、プログラム58の他に、プロセッサ51の処理に用いられるパラメータ等のデータを記憶している。補助記憶部53は、プロセッサ51の指示に従って、プロセッサ51が利用するデータをプロセッサ51に供給し、プロセッサ51から供給されたデータを記憶する。
インタフェース部54は、通信ネットワーク60を介して通信するための通信インタフェース、及び携帯端末40と無線通信を行うための通信インタフェース等から構成される。インタフェース部54は、プロセッサ51と室内機21〜24との通信を中継し、プロセッサ51と携帯端末40との通信を中継する。
入力部55は、制御装置50の管理者が情報を入力するための操作キー等から構成される。入力部55は、入力された情報をプロセッサ51へ通知する。また、出力部56は、制御装置50の管理者に対して情報を提示するための液晶ディスプレイ等から構成される。出力部56は、プロセッサ51の指示に従って、所定の文字や図形を管理者に対して表示する。
プロセッサ51、主記憶部52、補助記憶部53、インタフェース部54、入力部55及び出力部56が協働することにより、制御装置50の種々の機能が実現する。制御装置50は、その機能として、図2に示されるように、通信部501、目標設定部502、機器特定部503、制御部504、設置情報メモリ510、空間情報メモリ520、及び制御ルールメモリ530を有している。
通信部501は、室内機21〜24及び携帯端末40との間でコマンドを送受信する。通信部501は、携帯端末40から送信されたコマンドに含まれる情報を解釈して、目標設定部502に通知する。また、通信部501は、制御部504から通知された情報からコマンドを作成して、通信ネットワーク60を介して室内機21〜24へ送信する。
目標設定部502は、携帯端末40から通知されたユーザU1の要望等に基づいて、この要望に応えるための目標位置及び目標環境を設定する。目標位置は、室内空間A1における携帯端末40の位置であって、実質的にユーザU1の位置に相当する。また、目標環境は、ユーザU1が要望した空気の状態である。例えば、室温が28℃のときにユーザU1が「涼しくしたい」と要望した場合に、目標設定部502は、目標位置における体感温度が26℃以下となる空気の状態を、目標環境として設定する。
機器特定部503は、設置情報メモリ510及び空間情報メモリ520を参照して、目標位置における空気の状態を調節可能な室内機を特定する。
設置情報メモリ510は、室内機21〜24の配置に関する設置情報511を記憶する。設置情報511は、図3に示されるように、機器ID512と、機器クラス513と、設置位置514と、設置方向515とが互いに関連付けられたデータである。
機器ID512は、室内機21〜24の各々を識別するための情報である。図3に示されるように、室内機21の機器IDは「i21」であって、室内機22の機器IDは「i22」であって、室内機23の機器IDは「i23」であって、室内機24の機器IDは「i24」である。機器ID512は、通信ネットワーク60上に伝送されるコマンドの宛先及び送信元を示す情報として用いられる。
機器クラス513は、室内機21〜24による空気の状態の調節が可能な範囲を分類するためのクラスである。室内機21〜24はいずれも、「4方向吹き出し室内機」という機器クラス513に分類されている。
設置位置514は、室内空間A1において室内機21〜24の各々が設置された位置を、X−Y座標の値{X,Y}で示している。図4の俯瞰図に示されるように、室内空間A1は、25個の区画に分割されている。そして、室内機21〜24の各々は、図4に示される区画に設置されている。
設置方向515は、室内機21〜24の設置される向きを、X成分及びY成分を有するベクトル{X,Y}で示している。室内機21〜24はいずれも、{1,0}という基準方向を向くように設置されている。
また、空間情報メモリ520は、空間情報521を記憶する。空間情報521は、図5に示されるように、機器クラス513と、調節空間523とが関連付けられたデータである。
調節空間523は、機器クラス513に分類された室内機が原点{0,0}に{1,0}の向きで設置されたときに、この室内機から吹き出された空調空気が到達する範囲を示している。例えば、{{1,0},1}は、{1,0}の方向に1区画分だけ空調空気を吹き出すことが可能であることを示している。
図6には、各機器クラスの室内機21、25、26から吹き出された空調空気が到達する範囲の例が示されている。図6に示される空間R21は、「4方向吹き出し室内機」の室内機21からの空調空気が到達する範囲である。また、空間R25は、「2方向吹き出し室内機」の室内機25が{1,0}の向きで{1,3}の位置に設置されたときに、空調空気が到達する範囲である。また、空間R26は、「1方向吹き出し室内機」の室内機26が{1,0}の向きで{1,4}の位置に設置されたときに、空調空気が到達する範囲である。
図2に戻り、制御部504は、制御ルールメモリ530を参照する。また、制御部504は、機器特定部503によって特定された室内機から一の室内機を選択して制御する。
制御ルールメモリ530は、例えば、図7に示される制御ルール531を記憶する。制御ルール531は、優先順位532と、制御パターン533と、付随パターン534と、実行条件535とが関連付けられたデータである。この制御ルール531は、「涼しくする」という要望に応えるための制御パターン533のリストを含んでいる。
優先順位532は、制御パターン533に従った制御が実行されるときの消費電力量の増加量が小さい順に、制御パターン533の各々に対して付された順位である。例えば、「1」という優先順位532が付された制御パターン533に従って室内機21〜24各々が制御されるときに、消費電力量の増加量は最小となる。
制御パターン533は、目標環境を実現するための制御の内容を示す。制御パターン533は、制御項目及び制御内容からなる。制御項目は、制御の対象となるパラメータの種別を意味する。また、制御内容は、制御において設定されるパラメータの値を意味する。例えば、「設定温度」という制御項目と「設定温度−1」という制御内容からなる制御パターン533は、室内機の設定温度を1℃下げることを意味する。
付随パターン534は、消費電力量が過剰に増加することを防ぐために、制御パターン533に従った制御に付随して実行される制御の内容を示している。付随パターン534は、制御パターン533と同様に、制御項目及び制御内容からなる。
例えば、「3」という優先順位532に関連づけられた付随パターン534は、風速を最小(min)にするとともに設定温度を冷房時における最高温度(MAX)にすることを意味する。この付随パターン534は、冷房能力を過度に高めることを防止している。
実行条件535は、制御パターン533に従った制御を実行するための条件を示している。実行条件535は、条件項目及び機器状態からなる。条件項目は、条件を判断するためのパラメータの種別を意味する。また、機器状態は、条件を満たすときの室内機21〜24の状態(パラメータの値)を意味する。
室内機21〜24の実際の状態が機器状態と異なる場合には、実行条件535が満たされないため、制御パターン533に従った制御は実行されない。例えば、室内機21の運転状態がOFFである場合に、「1」という優先順位532が付された制御パターン533に従って室内機21を制御することはできない。
続いて、制御装置50によって実行される一連の処理について、図8〜11を用いて説明する。図8に示される一連の処理は、制御装置50の電源が投入されることで開始する。
まず、通信部501は、携帯端末40からユーザU1の要望を受信したか否かを判定する(ステップS1)。要望を受信していないと判定された場合(ステップS1;No)、通信部501は、ステップS1の判定を繰り返す。
一方、要望を受信したと判定された場合(ステップS1;Yes)、目標設定部502は、目標位置及び目標効果を設定する(ステップS2)。例えば、目標設定部502は、図4に示されるユーザU1の位置{3,2}を目標位置として設定する。また、目標設定部502は、ユーザU1からの「涼しくしたい」という要望に応えるために、体感温度が26℃以下となる空気の状態を目標環境として設定する。
次に、機器特定部503は、機器特定処理を実行する(ステップS3)。この機器特定処理では、目標位置に空調空気を吹き出すことが可能な室内機が特定される。図9には、機器特定処理において実行される処理が示されている。
図9に示されるように、機器特定処理において、機器特定部503は、まず、設置情報511及び空間情報521を読み込む(ステップS31)。
次に、機器特定部503は、室内機21〜24のうち未だ選択されていない室内機を1つ選択する(ステップS32)。
次に、機器特定部503は、選択した室内機の機器クラス513に対応する調節空間523を、この室内機の設置方向515に応じて回転させる(ステップS33)。なお、本実施形態に係る室内機21〜24の設置方向515はいずれも、{1,0}という基準方向であるため、調節空間523を回転させる必要はない。
次に、機器特定部503は、調節空間523に示される各方向の成分を、設置位置514に加算することで、座標群を算出する(ステップS34)。この座標群は、ステップS32にて選択された室内機によって、空気の状態が調節される空間を示している。例えば、ステップS32にて室内機23が選択された場合に、機器特定部503は、{{3,1},{4,1},{2,1},{3,2},{3,0}}という座標群を算出する。
次に、機器特定部503は、算出された座標群が目標位置を含むか否かを判定する(ステップS35)。座標群が目標位置を含まない場合(ステップS35;No)、機器特定部503は、ステップS37へ処理を移行する。
一方、座標群が目標位置を含む場合(ステップS35;Yes)、機器特定部503は、選択した室内機を、目標位置における空気の状態を調節可能な機器として特定する(ステップS36)。
次に、機器特定部503は、室内機21〜24をすべて選択したか否かを判定する(ステップS37)。室内機21〜24をすべて選択していないと判定された場合(ステップS37;No)、機器特定部503は、ステップS32以降の処理を繰り返す。
一方、室内機21〜24をすべて選択したと判定された場合(ステップS37;Yes)、機器特定部503は、特定された室内機を制御部504へ通知する(ステップS38)。例えば、図4に示されるように、目標位置が{3,2}であるときに、機器特定部503は、目標位置へ空調空気を吹き出すことが可能な機器として、室内機23、24を特定して制御部504へ通知する。
その後、機器特定部503は、機器特定処理を終了する。
図8に戻り、機器特定処理(ステップS3)に続いて、制御部504は、制御処理を実行する(ステップS4)。この制御処理において、制御部504は、消費電力量の増加量が少なくなるように、機器特定処理にて特定された室内機から一の室内機を選択して、所定の制御パターンで制御する。これにより、目標位置における目標環境が、低消費電力で実現される。図10には、制御処理において実行される処理が示されている。
図10に示されるように、制御部504は、まず、制御ルールを制御ルールメモリ530から読み込む(ステップS41)。例えば、ユーザU1が「涼しくしたい」と要望した場合に、制御部504は、この要望に応えるための制御パターン533のリストを含む制御ルール531を読み込む。
次に、制御部504は、室内機を1つ選択して、その状態を取得する(ステップS42)。具体的には、制御部504は、機器特定処理にて特定された室内機から、未だ選択されていない室内機を1つ選択する。そして、制御部504は、選択した室内機の状態を、通信ネットワーク60を介して取得する。
次に、制御部504は、実行可能な制御パターン533を制御ルール531から抽出する(ステップS43)。具体的には、制御部504は、室内機の状態が実行条件535を満たすかどうかを判定することで、制御の実行が可能な制御パターン533を抽出する。図11には、室内機23、24の各々について、制御の実行が可能な制御パターン533が丸印で示されている。
次に、制御部504は、最も高い優先順位532が付された制御パターン533を選択する(ステップS44)。例えば、図11を参照するとわかるように、ステップS42にて室内機23が選択された場合に、制御部504は、「1」という優先順位532が付された制御パターン533を選択する。また、ステップS42にて室内機24が選択された場合に、制御部504は、「3」という優先順位532が付された制御パターン533を選択する。
次に、制御部504は、室内機21〜24をすべて選択したか否かを判定する(ステップS45)。室内機21〜24をすべて選択していないと判定された場合(ステップS45;No)、制御部504は、ステップS42以降の処理を繰り返す。
一方、室内機21〜24をすべて選択したと判定された場合(ステップS45;Yes)、制御部504は、最も高い優先順位532が付された制御パターン533と、その制御パターン533に従って制御される室内機とを選択する(ステップS46)。例えば、制御部504は、「1」という優先順位532が付された制御パターン533と、室内機23とを選択する。
次に、制御部504は、ステップS46にて複数の室内機が選択されたか否かを判定する(ステップS47)。複数の室内機が選択されていないと判定された場合(ステップS47;No)、制御部504は、ステップS49へ処理を移行する。
一方、複数の室内機が選択されたと判定された場合(ステップS47;Yes)、制御部504は、設置位置514が目標位置に最も近い室内機を選択する(ステップS48)。これにより、1台の室内機が選択される。
次に、制御部504は、ステップS46にて選択した制御パターン533に従って、ステップS46にて選択した室内機を制御する(ステップS49)。例えば、制御部504は、「1」という優先順位532が付された制御パターン533に従って、室内機23を制御する。具体的には、制御部504は、通信部501を介して、所定のコマンドを室内機23へ送信することにより、室内機23を制御する。
これにより、目標位置における空気の状態は、目標環境となるように調節される。なお、ステップS47の判定が肯定された場合には、ステップS48にて選択された室内機が制御される。
次に、制御部504は、付随パターン534に従って、ステップS46にて選択した室内機を制御する(ステップS50)。この付随パターン534は、ステップS46にて選択された制御パターン533に関連づけられたパターンである。
その後、制御部504は、制御処理を終了する。図8に戻り、制御処理(ステップS4)に続いて、制御装置50は、ステップS1以降の処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態に係る制御装置50は、目標位置における目標環境を実現する。これにより、ユーザU1の快適性を向上させることができる。
また、制御装置50は、目標位置における空気の状態を調節可能な室内機23、24から、消費電力量の増加量が小さくなるように室内機23を選択した。また、制御装置50は、消費電力量の増加量が小さくなるように、複数の制御パターン533から一の制御パターン533を選択して、選択した制御パターン533に従って室内機23を制御した。これにより、制御装置50は、例えば室内機21〜24すべてを同等に制御する場合と比較して、室内空間A1内に配設された機器の総消費電力量を削減することができる。
また、制御装置50は、設置情報511及び空間情報521に基づいて、室内機21〜24の各々から吹き出された空調空気が到達する範囲を算出した。これにより、例えば室内機21〜24の機種が変更された場合等には、設置情報511又は空間情報521を書き換えるだけで、制御システム100を再度構成することができる。ひいては、制御システム100の構成を容易に修正することができる。
また、制御装置50は、制御ルール531を用いて室内機23及び制御パターン533を選択した。一般的に、室内機等の空気調和機の消費電力量の変化量は、環境や冷媒系統全体の運転状態等に大きく左右される。したがって、この変化量の算出は困難であり、変化量を算出するための計算量は大きくなってしまう。
しかしながら、本実施形態では、消費電力量の増加量に応じて制御パターン533にあらかじめ優先順位532が付されていた。そして、制御装置50は、この優先順位532に従って室内機23を制御した。これにより、非常に小さい計算量で、消費電力量の増加量が小さい制御を実行することができる。
また、制御部504は、制御パターン533に従った制御とともに、付随パターン534に従った制御を実行した。これにより、消費電力量が急激に増加することを抑制することができる。
また、ステップS46にて、同等の優先順位532が付された制御パターン533を実行可能であるとして、複数の室内機が選択されることが考えられる。しかしながら、制御部504は、設置位置514と目標位置との距離を利用して、最終的に1台の室内機を選択して制御する。これにより、確実に1台の室内機を選択することができる。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態について、上述の第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、上記実施形態と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。
本実施形態に係る制御装置50は、複数のユーザからの要望の履歴を記憶する点で、第1の実施形態に係る制御装置50と異なる。本実施形態に係る制御装置50は、図12に示されるように、機器選定部505と、要望履歴メモリ540とを有している。
機器選定部505は、要望履歴メモリ540を参照する。そして、機器選定部505は、機器特定部503によって特定された室内機23、24から、多くの要望に同時に応えることが可能な室内機23を選定する。機器選定部505は、室内機23を選定したことを制御部504へ通知する。
要望履歴メモリ540は、複数のユーザからの要望を含む要望履歴541を記憶する。要望の各々は、一定の時間に渡って要望履歴メモリ540に記憶されることとなる。要望履歴541は、図13に示されるように、目標位置542と、ユーザ要望543と、目標環境544と、登録時刻545とが互いに関連付けられたデータである。
目標位置542は、ユーザ要望543を携帯端末40に入力したユーザU1〜U4の位置を示す。ユーザ要望543は、例えば「暖かくしたい」や「涼しくしたい」等の要望である。目標環境544は、ユーザ要望543に応えるための目標環境である。登録時刻545は、ユーザ要望543が要望履歴メモリ540に登録された時刻を示す。図14には、ユーザ要望543の内容と、このユーザ要望543を入力したユーザU1〜U4の位置とが示されている。
続いて、制御装置50によって実行される一連の処理について、図15を用いて説明する。
図15に示されるように、機器特定処理(ステップS3)に続いて、機器選定部505は、要望履歴541を要望履歴メモリ540から読み込む(ステップS51)。
次に、機器選定部505は、ステップS1にて受信された要望と、ステップS2にて設定された目標位置との組み合わせが要望履歴メモリ540に登録されているか否かを判定する(ステップS52)。
組み合わせが登録されていると判定された場合(ステップS52;Yes)、機器選定部505は、ステップS4へ処理を移行する。これにより、要望履歴メモリ540に同一の組み合わせが重複して登録されることを防ぐことができる。
一方、組み合わせが登録されていないと判定された場合(ステップS52;No)、機器選定部505は、空調空気の到達する範囲において、相反する要望の数が最小の室内機を選定する(ステップS53)。例えば、図13に示される「暖かくしたい」という要望と「涼しくしたい」という要望は、各々の目標環境を同時に実現することが困難であるため、相反することとなる。
ただし、室内機23からの空調空気が到達する範囲における要望の数は3個であるが、相反する要望はない。また、室内機24からの空調空気が到達する範囲における要望の数は1個であるため、室内機24についても相反する要望はない。したがって、ステップS53では、機器特定処理において特定された室内機23、24の双方が選定される。
次に、機器選定部505は、ステップS53にて複数の室内機を選定したか否かを判定する(ステップS54)。複数の室内機を選定していないと判定された場合(ステップS54;No)、機器選定部505は、ステップS56へ処理を移行する。
一方、複数の室内機を選定したと判定された場合(ステップS54;Yes)、機器選定部505は、空調空気が到達する範囲において、同調する要望の数が最大の室内機を選定する(ステップS55)。
例えば、室内機23からの空調空気が到達する範囲における3個の要望はいずれも、「暖かくしたい」であって、同調している。一方、室内機24からの空調空気が到達する範囲における要望の数は1個である。このため、機器選定部505は、室内機23を選定する。
次に、機器選定部505は、要望履歴541を更新する(ステップS56)。具体的には、機器選定部505は、現在の時刻とともに、ステップS1にて受信された要望、及びステップS2にて設定された目標位置及び目標環境を含む行データを、要望履歴541に追加する。また、機器選定部505は、要望履歴541に含まれるデータから、現在時刻より所定の時間以上過去の登録時刻545を含む行データを削除する。所定の時間は、例えば15分間である。
以上説明したように、本実施形態に係る制御装置50は、第1の実施形態に係る制御装置50と比較して、より多くのユーザの快適性を総合的に向上させる。
一般的に、1台の空調機器の周辺に存在する複数のユーザから、相反する要望が制御装置等へ送信された場合には、いずれかのユーザの要望に応えて、他のユーザの快適性の低下を招くことが多い。あるいは、ユーザからの要望すべてを無視して運転を停止し、ユーザすべての快適性の低下を招くこともある。
しかしながら、本実施形態に係る制御装置50は、可能な限り多くの要望に応えるように、室内機21〜24を制御するため、ユーザU1〜U4の快適性の向上が見込まれる。
また、本実施形態に係る要望履歴メモリ540には、目標位置542とユーザ要望543との同一の組み合わせが重複して登録されることがない。また、ユーザ要望543等を含むデータは、要望履歴メモリ540に所定の時間だけ格納された後に、削除される。
これにより、一度の制御で快適性が十分に改善しなかったと感じたユーザは、要望を再度送信することで、快適な状態になるまで空調機器の制御を繰り返すことができる。また、快適な状態となったユーザは、要望をさらに送信することがないため、室内機21〜24が過剰に空気調和を繰り返すことがない。したがって、ユーザU1〜U4は、周囲の空気の状態を、少なくとも不快に感じない程度の状態に保つことができる。
また、要望履歴541に記憶されていない要望がユーザU1〜U4から送信された場合に、制御装置50は、この要望に応えるための制御を実行する。しかしながら、要望履歴541に記憶されている要望が再度送信された場合に、制御装置50は、この要望に応えるための制御を改めて実行することはない。これにより、複数のユーザU1〜U4それぞれが短時間に同様の要望を送信したときに、過剰な空気調和が行われることを防ぐことができる。ひいては、消費電力の低減が見込まれる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。
上記の各実施形態に係る制御装置50は、携帯端末40から要望を受信したが、これには限定されない。例えば、位置情報があらかじめ設定されて所定の位置に設置された装置を用いて、ユーザが要望を制御装置50へ送信してもよい。また、室内空間A1に配置された複数のセンサによって計測された温度、湿度、照度、及び二酸化炭素濃度等の値に基づいて、室内機21〜24が不快度を算出して、要望を制御装置50へ送信してもよい。
また、機器特定部503は、ステップS31(図9参照)に続いて、設置位置514と目標位置との距離が明らかに長くなる室内機を除外してもよい。例えば、機器特定部503は、この距離が所定の閾値より大きくなる室内機21、22を除外した上で、ステップS32以降の処理を実行してもよい。これにより、室内機の数が多いとき、又は室内空間A1が非常に広いときの計算負荷を軽減することができる。
また、制御部504は、ステップS48(図10参照)にて、設置位置514が目標位置に近い室内機を選択したが、これには限定されない。例えば、制御部504は、各室内機21〜24の状態に基づいて各室内機21〜24の消費電力量の増加量を推定し、推定した増加量が最小となる室内機を選択してもよい。
一般的に、冷房運転をしている室内機の消費エネルギーの増加量は、比較的低い設定温度を1℃下げる場合の方が、比較的高い設定温度を1℃下げる場合よりも大きいことが知られている。このため、制御部504は、設定温度を下げるときに、現在の設定温度が高い室内機を選択してもよい。
また、本実施形態に係る制御部504は、各室内機21〜24の消費電力量の増加量に基づいて、1台の室内機23を選択して制御したが、これには限定されない。例えば、制御部504は、制御システム100全体の消費電力量の増加量に基づいて、複数の室内機23、24を選択して同時に制御してもよい。具体的には、室内機24からの送風をエアカーテンとして用いて、室内機23が空調空気を目標位置へ吹き出してもよい。
また、上記の第2の実施形態に係る要望履歴541に含まれるデータは、登録された後に所定の時間が経過すると削除された。しかしながら、要望に応えるための制御が所定の回数以上実行されたときに削除されてもよい。また、ユーザが要望を撤回する旨を携帯端末40に入力したときに削除されてもよい。
また、ユーザからの要望の例として、「涼しくしたい」及び「暖かくしたい」を用いたが、例えば「じめじめしている(湿気を取りたい)」或いは「乾燥している(湿度を上げたい)」、「空気がよどんでいる(空気を清浄したい)」等の要望であってもよい。制御ルールメモリ530は、これらの要望に応えるための制御ルールを、要望に応じて記憶する。なお、「じめじめしている」と「乾燥している」とは、相反する要望となる。
また、上記の第2の実施形態では、ステップS53(図15参照)における室内機23、24の選定、ステップS55における室内機23の選定、及びステップS46(図10参照)における室内機23の選択が、この順で実行された。しかしながら、これらの選定及び選択の順序は入れ替わってもよい。また、評価関数を用いて算出される評価値を比較することで、室内機21〜24のいずれかを選定(選択)してもよい。
また、説明の理解のために制御部504及び機器選定部505を別個の機能としたが、制御部504が機器選定部505の機能を含んでいてもよい。
また、携帯端末40は、機器特定処理において特定された室内機23、24の各々から吹き出される空調空気が到達する範囲を、ユーザU1等に対して表示してもよい。
上述の実施形態に係る制御装置50の機能は、専用のハードウェアによっても、また、通常のコンピュータシステムによっても実現することができる。
例えば、補助記憶部53に記憶されているプログラム58を、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラム58をコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する装置を構成することができる。
また、プログラム58をインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。
また、インターネット等のネットワークを介してプログラム58を転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
更に、プログラム58の全部又は一部をサーバ装置上で実行させ、その処理に関する情報をコンピュータがネットワークを介して送受信しながらプログラム58を実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
なお、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロード等してもよい。
また、制御装置50の機能を実現する手段は、ソフトウェアに限られず、その一部又は全部を専用のハードウェア(回路等)によって実現してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明の制御装置、制御システム、制御方法及びプログラムは、室内の環境を調節するシステムに適している。
100 制御システム、20 室外機、21〜26 室内機、31〜33 操作端末、40 携帯端末、50 制御装置、51 プロセッサ、52 主記憶部、53 補助記憶部、54 インタフェース部、55 入力部、56 出力部、57 内部バス、58 プログラム、501 通信部、502 目標設定部、503 機器特定部、504 制御部、505 機器選定部、510 設置情報メモリ、511 設置情報、512 機器ID、513 機器クラス、514 設置位置、515 設置方向、520 空間情報メモリ、521 空間情報、523 調節空間、530 制御ルールメモリ、531 制御ルール、532 優先順位、533 制御パターン、534 付随パターン、535 実行条件、540 要望履歴メモリ、541 要望履歴、542 目標位置、543 ユーザ要望、544 目標環境、545 登録時刻、60 通信ネットワーク、U1〜U4 ユーザ。
上記目的を達成するため、本発明の制御装置は、
室内の環境を調節するための複数の設備機器を制御する制御装置であって、
前記設備機器を識別するための識別情報と、室内において該設備機器が設置された位置と、該設備機器の設置された向きと、該設備機器による環境の調節が可能な空間を分類するためのクラスとを関連づけて、設置情報として記憶する第1記憶手段と、
室内における目標位置と、該目標位置における目標環境とを設定する設定手段と、
前記設置情報に基づいて、前記目標位置における環境の調節が可能な前記設備機器を特定する特定手段と、
前記目標位置における環境を前記目標環境に調節するように、前記特定手段によって特定された前記設備機器を制御するための複数の制御パターンから、制御パターンの各々に従った制御が実行されるときに消費される電力に基づいて一の制御パターンを選択し、選択した制御パターンで、前記特定手段によって特定された前記設備機器を制御する制御手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明の制御装置は、
室内の環境を調節するための複数の空調機器を制御する制御装置であって、
前記空調機器を識別するための識別情報と、室内において該空調機器が設置された位置と、該空調機器の設置された向きと、該空調機器による環境の調節が可能な空間を分類するためのクラスとを関連づけて、設置情報として記憶し、前記クラスと、該クラスに分類される前記空調機器が、目標位置とは異なる基準位置に基準方向を向くように設置されたときに、該空調機器による環境の調節が可能な空間とを関連づけて、空間情報として記憶する第1記憶手段と、
室内における前記目標位置と、該目標位置における目標環境とを設定する設定手段と、
前記設置情報及び前記空間情報に基づいて、前記空調機器の各々による環境の調節が可能な空間を算出し、算出した空間の各々に前記目標位置が含まれるか否かを判定することにより、前記目標位置における環境の調節が可能な前記空調機器を特定する特定手段と、
前記目標位置における環境を前記目標環境に調節するように、前記特定手段によって特定された前記空調機器を制御するための複数の制御パターンから、制御パターンの各々に従った制御が実行されるときに消費される電力に基づいて一の制御パターンを選択し、選択した制御パターンで、前記特定手段によって特定された前記空調機器を制御する制御手段と、
を備える。

Claims (12)

  1. 室内の環境を調節するための複数の設備機器を制御する制御装置であって、
    前記設備機器の各々による環境の調節が可能な空間に関する情報を記憶する第1記憶手段と、
    室内における目標位置と、該目標位置における目標環境とを設定する設定手段と、
    前記第1記憶手段に記憶される情報に基づいて、前記目標位置における環境の調節が可能な前記設備機器を特定する特定手段と、
    前記目標位置における環境を前記目標環境に調節するように、前記特定手段によって特定された前記設備機器を制御するための複数の制御パターンから、制御パターンの各々に従った制御が実行されるときに消費される電力に基づいて一の制御パターンを選択し、選択した制御パターンで、前記特定手段によって特定された前記設備機器を制御する制御手段と、
    を備える制御装置。
  2. 前記設備機器は、
    空調空気を吹き出すことで環境を調節する空調機器であり、
    前記制御手段は、
    複数の制御パターンから、消費電力量の増加量が最小となる制御を実行するための制御パターンを選択する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記特定手段によって特定された複数の前記設備機器から、前記目標位置における環境を前記目標環境に調節するように前記設備機器の各々を制御するときに消費される電力に基づいて、前記設備機器を選択し、選択した前記設備機器を制御する、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記特定手段によって特定された複数の前記設備機器から、前記目標位置との距離が最も短い前記設備機器を選択し、選択した前記設備機器を制御する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記第1記憶手段は、
    前記設備機器を識別するための識別情報と、室内において該設備機器が設置された位置と、該設備機器の設置された向きと、該設備機器による環境の調節が可能な空間を分類するためのクラスとを関連づけて、設置情報として記憶する設置情報記憶手段と、
    前記クラスと、該クラスに分類される前記設備機器が、前記目標位置とは異なる基準位置に基準方向を向くように設置されたときに、該設備機器による環境の調節が可能な空間とを関連づけて、空間情報として記憶する空間情報記憶手段と、
    を有し、
    前記特定手段は、
    前記設置情報及び前記空間情報に基づいて、前記設備機器の各々による環境の調節が可能な空間を算出し、算出した空間の各々に前記目標位置が含まれるか否かを判定することにより、前記目標位置における環境の調節が可能な前記設備機器を特定する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 複数の制御パターンの各々に対して、制御パターンに従った制御が実行されるときの消費電力量の増加量が小さい順に付された優先順位と、制御パターンに従った制御を実行するための条件として前記設備機器の状態を規定する実行条件と、を関連づけて記憶する第2記憶手段と、
    前記特定手段によって特定された前記設備機器の状態を検出する検出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    複数の制御パターンから、前記検出手段によって検出された状態が前記実行条件を満たすことで制御の実行が可能となる制御パターンのうち、最も高い優先順位が付された制御パターンを選択する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記第2記憶手段は、
    優先順位と、優先順位が付された制御パターンと、制御パターンに従った制御に付随して実行される制御の内容を示す付随パターンとを関連づけて記憶し、
    前記制御手段は、
    制御パターン及び制御パターンに関連づけられた付随パターンに従って、前記設備機器を制御する、
    請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記設定手段によって過去に設定された前記目標位置及び前記目標環境を記憶する第3記憶手段、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記特定手段によって特定された複数の前記設備機器から、前記設備機器の各々による環境の調節が可能な空間における前記目標環境のうち、現在の前記目標環境と相反して過去に設定された前記目標環境の数が最も少ない前記設備機器を選択する第1選択手段と、
    前記第1選択手段によって選択された複数の前記設備機器から、前記設備機器の各々による環境の調節が可能な空間における前記目標環境のうち、現在の前記目標環境と同調して過去に設定された前記目標環境の数が最も多い前記設備機器を選択する第2選択手段と、
    を有し、前記第1選択手段及び前記第2選択手段によって選択された前記設備機器を制御する、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 前記第3記憶手段は、
    過去の一定時間に設定された前記目標位置及び前記目標環境を記憶し、
    前記制御手段は、
    前記第3記憶手段に新たに記憶される前記目標位置及び前記目標環境が、前記設定手段によって設定された場合のみに、前記目標位置における環境を前記目標環境に調節するように、前記設備機器を制御する、
    請求項8に記載の制御装置。
  10. 室内の環境を調節するための複数の設備機器と、
    複数の前記設備機器を制御する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の制御装置と、
    を備える制御システム。
  11. 室内の環境を調節するための複数の設備機器を制御する制御方法であって、
    室内における目標位置と、該目標位置における目標環境とを設定する設定ステップと、
    前記目標位置における環境の調節が可能な前記設備機器を特定する特定ステップと、
    前記目標位置における環境を前記目標環境に調節するように、前記特定ステップにおいて特定された前記設備機器を制御するための複数の制御パターンから、制御パターンの各々に従った制御が実行されるときに消費される電力に基づいて一の制御パターンを選択し、選択した制御パターンで、前記特定ステップにおいて特定された前記設備機器を制御する制御ステップと、
    を含む制御方法。
  12. 室内の環境を調節するための複数の設備機器を制御するためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記設備機器の各々による環境の調節が可能な空間に関する情報を記憶する記憶手段、
    室内における目標位置と、該目標位置における目標環境とを設定する設定手段、
    前記記憶手段に記憶される情報に基づいて、前記目標位置における環境の調節が可能な前記設備機器を特定する特定手段、
    前記目標位置における環境を前記目標環境に調節するように、前記特定手段によって特定された前記設備機器を制御するための複数の制御パターンから、制御パターンの各々に従った制御が実行されるときに消費される電力に基づいて一の制御パターンを選択し、選択した制御パターンで、前記特定手段によって特定された前記設備機器を制御する制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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