JPWO2014102905A1 - バックル - Google Patents

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Abstract

連結及び連結解除可能で、各々他の部材に取り付けられる取付部が設けられた雄部材(14)と雌部材(16)からなるバックル(10)である。雄部材(14)には、本体部(20)から突出する被係合部(22)が設けられ、雌部材(16)には、被係合部(22)が係合する係合部(40)が設けられた押圧弾性部材(30)と、押圧弾性部材(30)を収容する収容空間(26)が形成された収容本体(28)とを備える。収容本体(28)には、収容空間(26)に連通し被係合部(22)が挿入される開口部(26a)を有する。押圧弾性部材(30)は、収容本体(28)の収容空間(26)から突出した一対の押圧部(34)と、一対の押圧部(34)を互いに連結し、押圧部(34)を弾性的に支持して、押圧部(34)の収容本体(28)内への弾性的な移動を可能にする弾性体部(36)と、弾性体部(36)により支持された係合部(40)とを一体的に備える。

Description

この発明は、雄部材と雌部材とを備え、互いに係合及び係合解除可能なバックルに関する。
従来、二つの連結対象物を着脱自在に連結するバックルとして、例えば特許文献1に開示されているように、一方の連結対象物に取り付けられ柱形態の被係合部を備えた雄部材である第一バックル部材と、他方の連結対象物に取り付けられ第一バックル部材の被係合部が挿入されて係止されるラッチ装置を含む雌部材である第二バックル部材とから成るバックルがあった。ラッチ装置は、比較的扁平な第二バックル部材の表面に対して、第一バックル部材を垂直方向に係止させることができるとともに、第一バックル部材に係止された第二バックル部材を、第一バックル部材の被係合部を中心に相対的に回転させることができ、解除可能に連結するものである。ラッチ装置の構成は、第二バックル部材のリング形本体の外側に露出した押圧部と、被係合部が係合する係合部、及び係合部を弾性的に支持した弾性部とを備えた連結部材を有し、この連結部材が一対設けられて、二つの連結部材が弾性部により互いに付勢されて、各係合部を第一バックル部材の被係合部に係合可能に設けられている。そして、各押圧部を各々押圧すると、第一バックル部材の被係合部から各係合部が離れて連結が解除されるように構成されている。
特表2004−530521号公報(WO2003/003869)
上記特許文献1に記載のバックルは、第二バックル部材に取り付けられるラッチ装置が、各々押圧部や弾性部等を備えた2体の連結部材からなり、部品点数が多く、部品管理が煩雑になるとともに、組み立て工数もかかるという問題があった。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みて成されたもので、部品点数を削減し、組立工数も低減することができ、操作性も良好なバックルを提供することを目的とする。
この本発明は、互いに連結及び連結解除可能で、各々他の部材に取り付けられる取付部が設けられた雄部材と雌部材からなり、前記雄部材には、前記取付部が設けられた本体部から突出する被係合部が形成され、前記雌部材には、前記被係合部が係合する係合部が設けられた押圧弾性部材と、この押圧弾性部材を収容する収容空間が形成された収容本体とを備え、前記収容本体には、前記収容空間に連通し前記被係合部が挿入される開口部が形成されたバックルであって、前記押圧弾性部材は、前記収容本体の前記収容空間から突出した一対の押圧部と、一対の前記押圧部を互いに連結し、かつ前記押圧部を弾性的に支持して、前記押圧部の前記収容本体内への弾性的な移動を可能にする弾性体部と、前記弾性体部に弾性的に保持された前記係合部とが一体的に設けられているバックルである。
前記係合部は、一対の前記押圧部の押圧により、前記係合部は前記押圧方向と交差する方向に移動するように設けられているものである。
さらに、前記押圧弾性部材の両端部に一対の前記押圧部が形成され、前記係合部は連結状態で前記被係合部を挟んで位置するように、前記押圧部間に対称に設けられ、一対の前記係合部には、一対の前記押圧部との間に各々一対の弾性体部が連結されているものである。
前記被係合部は、柱状に形成され、突出方向の途中に形成された相対的に小径の軸部と相対的に大径の先端部とにより前記段部を構成するものである。
また、前記押圧弾性部材の前記押圧部には、一方の前記押圧部から他方の前記押圧部に向けて延びた一対の係止爪片が形成され、この係止爪片の先端部には、前記収容空間の側壁の内側面に向けて突出した爪部が設けられ、この爪部が係合する位置決め部が前記収容部材の前記収容空間の内壁に設けられているものである。
前記押圧弾性部材の前記係合部は係止凸部を有し、前記雌部材の収容空間の側壁の内側面は係止凹部を有し、前記押圧部の押圧操作を行う際、前記押圧方向と交差する方向へ移動する係止凸部と前記係止凹部とが係合するものである。
前記押圧弾性部材の前記収容空間の壁面と対向する一方の面には突起が設けられ、前記収容空間の一方の壁面に前記突起が摺動する溝部が形成されているものである。
前記雄部材の前記被係合部には、前記係合部との係合箇所に突部が設けられ、前記押圧弾性部材の前記係合部には、前記突部が当接する凹部が形成されているものである。
前記雄部材及び前記雌部材に設けられた前記取付部は、少なくとも一方が帯体を取り付ける帯体取付孔である。
この発明のバックルは、雄部材に設けられた被係合部と係合する係合を、平板状に形成された一体の押圧弾性部材により構成することができ、装置全体の部品点数を削減し、組み立ても容易にすることができるものである。
この発明の第一実施形態のバックルの使用状態を示す斜視図である。 第一実施形態のバックルの雄部材と雌部材を分離した状態を示す斜視図である。 第一実施形態のバックルの正面図(a)と、A−A線断面図(b)である。 第一実施形態のバックルの雌部材の分解斜視図である。 第一実施形態のバックルの雌部材の正面図(a)と、B−B線断面図(b)である。 第一実施形態のバックルの弾性部材の正面図(a)と、C−C線断面図(b)である。 第一実施形態のバックルの雄部材の正面図(a)と、D−D線断面図(b)である。 第一実施形態のバックルの雄部材と雌部材が係合した状態での、正面図の紙面に平行な面での断面図(a)と、E−E線断面図(b)である。 図8(a)の状態から係合解除時の部分断面図(a)と、F部拡大断面図(b)である。 この発明の第二実施形態のバックルの雄部材と雌部材が係合した状態での、正面図の紙面に平行な面での断面図(a)と、係合解除状態での断面図(b)である。 図10(a)状態から雌部材が回動した状態の断面図(a)と、G部拡大断面図(b)である。 図10(a)状態から雌部材が雄部材に対して90°回動した状態の断面図(a)と、H部拡大断面図(b)である。 この発明の第三実施形態のバックルの雄部材と雌部材が係合した状態での、正面図の紙面に平行な面での断面図(a)と、係合解除状態での断面図(b)、図(a)状態から雌部材が雄部材に対して回動した状態の断面図(c)と、90°回動した状態の断面図(d)である。 この発明の第四実施形態のバックルの雄部材と雌部材が係合した状態での、正面図の紙面に平行な面での断面図(a)と、係合解除状態での部分拡大断面図(b)である。 この発明の第五実施形態のバックルの連結解除状態を示す斜視図である。 この発明の第六実施形態のバックルを示す正面図である。 この発明の第七実施形態のバックルの連結状態を示す斜視図(a)、連結解除状態を示す斜視図(b)、連結状態を示す正面図(c)、連結状態での正面図の紙面に平行な面での断面図(d)、である。 この発明の第八実施形態のバックルの連結状態を示す斜視図(a)、連結解除状態を示す斜視図(b)である。 この発明のバックルの雄部材の取付部の他の例を示す縦断面図である。
以下、この発明の第一実施形態のバックル10について、図1〜図9を基にして説明する。第一実施形態のバックル10は、チャイルドシートのベルトや子守帯、リュックの肩ベルト、その他互いに連結される各部材である2本の帯体12,13の端部12a,13aを連結及び分離可能とするもので、雄部材14と、雄部材14を嵌合して係止される雌部材16とから成る。雌部材16は収容本体28と押圧弾性部材30とから成る。なお、以後の説明において、後述する押圧弾性部材30の一対の押圧部34が向かい合い、互いに接近・離反する方向を左右方向、左右方向と直交する方向であって押圧弾性部材30の押圧部34の側縁部の長手方向を前後方向、左右方向及び前後方向に直交する方向を表裏方向とする。
雄部材14は、図2、図7等に示すように、板状の本体部20と、本体部20の一端側の表面中央部から板面と直角方向に一体に突出した1本の被係合部22と、他端側に形成された帯体取付孔24とを備えている。帯体取付孔24は、一方の帯体12の端部12aを通して、帯体12を雄部材14に取り付ける取付部である。取付部は、帯体取付孔24以外に、チャイルドシートのベルトやリュックの肩ベルト等の他の部材を取付けることが可能な取付部でも良い。
雄部材14の被係合部22は円柱状に形成され、本体部20表面に円板状に形成された基端部22aと、基端部22aよりも細経に形成された軸部22b、及び軸部22bよりも大きい径を有し半球状の先端部22cとにより形成されている。軸部22bと先端部22cとの直径の差が、後述する係合部40が当接して保持される段部を構成している。雄部材14は、ポリアセタール、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成樹脂により一体成形により形成されている。
雌部材16は、略矩形で内部に比較的扁平な空間である収容空間26を有した収容本体28と、収容本体28の収容空間26内に挿入され、板状に形成された押圧弾性部材30とから成る。雌部材16の収容本体28と押圧弾性部材30も、ポリアセタール、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成樹脂により、各々一体成形により形成されている。なお、以後の説明において、雌部材16の厚みは、雄部材14が雌部材16と嵌合する方向と平行な方向の寸法であり、この厚み方向は雄部材14の被係合部22が本体部から突出する方向と一致している。また、厚み方向は押圧弾性部材30の表裏方向とも一致する。
収容本体28は、図3、図5等に示すように、扁平で、表裏方向に離間して形成された表面部28aと、裏面部28bと、それらの左右方向両端部で互いに連結する一対の側面部28c及び壁部28dにて直方体状に形成され、直方体状の表裏方向の厚み内で、左右方向の一対の側面部28c間を貫通するように収容空間26が形成されている。収容本体28の裏面部28bには、雄部材14の被係合部22が挿通され収容空間26に連通した開口部26aが形成されている。収容空間26の中央部の表面部28a側の内壁面には、雄部材14の係合部22の先端部22cが入り込む先端部収容部26cが形成されている。なお、先端部収容部26cは収容本体28の表面部28aの壁面によって覆われていなくても良く、先端部収容部26cから収容本体28の表面部28aまで貫通していても良い。開口部26aは円形に形成され、その直径は被係合部22の先端部22c及び基端部22aの直径よりも僅かに大きい。さらに、一対の側面部28cとは直交する方向に対向した、収容空間26の側壁の内側面には、後述する押圧弾性部材30の係止凸部38が嵌合する係止凹部26bが各々形成されている。係止凹部26bが形成された収容空間26の側壁の内側面の、両側面部28cと係止凹部26bとの中間付近には、後述する押圧弾性部材30の爪部42aが係合する位置決め部26dが、各々4箇所に設けられている。位置決め部26dは、係止凹部26b側での収容空間26の前後方向の寸法より、側面部28c側での前後方向の寸法が小さくなるように段が形成されて成る。収容本体28の収容空間26内の先端部収容部26cの両側の内壁面には、側面28a間を貫通した一対の溝部26eが左右方向に平行に形成されている。収容本体28の表面中央部から一方側の端部には、取付部である帯体取付孔29が設けられている。帯体取付孔29は、側面部28cと直交する左右方向に2列に平行に設けられ、他方の帯体13の端部13aが挿入され、長さ調節可能に設けられた帯体13の取付部である。取付部は、帯体取付孔29以外に、チャイルドシートのベルトやリュックの肩ベルト等の他の部材を取付けることが可能な部分でも良い。
収容空間26に挿入される押圧弾性部材30は、図4、図6等に示すように、板状の所定の厚み内で一体に形成され、一対の対向する側面端部が一対の押圧部34として設けられている。つまり、押圧弾性部材30は、収容空間26内にて摺動可能な寸法で形成される。各押圧部34の互いに対向する内側面34aには、その中央部から互いに対称に緩やかな略S字状に湾曲して、各々中央部から他方の押圧部34に向かうにしたがって、前後方向へ対称に広がるように延出した一対の弾性体部36が各々一体に形成されている。
弾性体部36は板状に形成され、押圧弾性部材30の厚み方向の寸法が、その厚み方向と直交する方向の弾性体部36の板厚よりも大きい。従って、弾性体部36は、押圧弾性部材30の厚みの範囲内で、押圧弾性部材30の表裏面と平行な方向に相対的に容易に撓み、弾性的に変形可能である。なお、弾性体部36の断面形状や全体形状を変えることにより、撓み方向を適宜設定することができ、後述する係合部40の移動方向も、押圧部34の押圧方向に対して斜め方向等、適宜設定することができる。そして、押圧部34の中央部から延びた一対の弾性体部36は、押圧部34間の中央部周辺に位置した連結体37に繋がり、連結体37は互いに対称な位置に一対設けられ、連結体37は、互いに対向する押圧部34から延びた2本の弾性体部36によって各々保持されている。従って、押圧部36の押圧に伴う連結体37の移動は、押圧方向に対して交差するように設定されるものであれば良く、弾性体部36の形状も湾曲したものの他、押圧方向に対して斜めに直線的に設けられたものでも良く、湾曲部と直線部を組み合わせて形状でも良い。
連結体37には、押圧部34の対向する方向と直交する方向である前後方向に先端部が各々突出する係止凸部38を有し、被係合部22と係合部40の係合解除状態で、収容空間26の側壁の内側面に形成された係止凹部26bに嵌合する。押圧弾性部材30の押圧部34を押圧する際、左右で押圧する力が同一でなく、一方の押圧部34が他方に比べて強く押圧された場合でも、係止凸部38と、係止凹部26bが嵌合することにより、一対の係合凸部38が一対の係合凹部26bによって、左右方向の中心に沿って前後方向に導かれるため、一対の係合部40は正確に被係合部22の先端部22cから係合解除される。係止凸部38は、互いに対称な位置に一対設けられる。
各連結体37には、係止凸部38が突出する方向と反対方向で、互いに湾曲凹部が対向した各々同形状の三日月状の係合部40が各々一体に設けられている。一対の係合部40は、互いに湾曲凹部を対向させるように対面し、互いの間隔が前記弾性体部36により、接近・離反が可能で、係合部40の湾曲口部間の最大間隔は、雄部材14の被係合部22の先端部22cの直径よりも小さく、軸部22bの直径よりも大きい。一対の係合部40の互いに対向する係合面41は、収容空間26の開口部26a側に広がる傾斜面状に形成され、被係合部22の挿入及び係合動作を容易にするとともに、抜けにくくしている。さらに、係合部40は、連結体37を介して、弾性体部36に弾性的に保持されている。このため、係合部40は、弾性体部36の弾性的な変形に伴って、連結体37と一体的に移動する。
押圧部34の表面側には、収容空間26の溝部26eに嵌合する一対の突起34bが各々一体に形成されている。互いに対向する押圧部34の前後方向の両端部に、互いに反対側の押圧部34に向けて延びた一対の係止爪片42が形成されている。係止爪片42の先端部には、収容空間26の側壁の内側面に向けて突出した爪部42aが設けられている。
この実施形態のバックル10の組み立ては、図4、図8に示すように、押圧弾性部材30の一方の押圧部34側を収容本体28の収容空間26内に挿入し、二対の係止爪片42の爪部42aを、収容空間26内の4箇所の段部からなる位置決め部26dに弾性的に係止させる。このとき、押圧弾性部材30の表面側の突起34bを、収容本体28の収容空間26の溝部26eに嵌合させて摺動させるように挿入する。これにより、容易に押圧弾性部材30が収容空間26に挿入可能であり、押圧弾性部材30に表裏がある場合には、表裏の判別も可能となる。この状態で、一対の係合部40が、収容本体28の裏面側の開口部26aに対面し、収容空間26内に位置する。
この実施形態のバックル10の連結動作は、雄部材14の被係合部22を、雌部材16の裏面側の開口部26aに対面させて挿入し、先端部22cを一対の係合部40間に差し込む。このとき、ほぼ半球状の先端部22cは、一対の係合部40を前後方向に押しやり、弾性体部36を弾性変形させて撓ませ、一対の係合部40間の間隔を押し広げ、係合部40間を通過する。この後、被係合部22の軸部22bに一対の係合部40が位置し、弾性体部36の撓みが弾発的に戻り、係合部40が元の位置に復帰する。この状態で、一対の係合部40が被係合部22の先端部22cに係止され、被係合部22の軸方向(表裏方向)に抜けなくなる。さらに、被係合部22の軸方向と直交する方向(左右方向、前後方向)にも、一対の係合部40と被係合部22が係合しているとともに、被係合部22の基端部22aが収容本体28の開口部26aに僅かの隙間を有して嵌合し、さらに、先端部22cも収容本体28の先端部収容部26cに僅かの隙間を有して嵌合し、位置決めされて連結状態を維持するので、雄部材14と雌部材16の連結が外れることがない。しかし、この状態でも、相対的に被係合部22の軸周りには、被係合部22の基端部22aが収容本体28の開口部26a内で回動可能であり、軸部22bも一対の係合部40間で自由に回動可能であり、先端部22cも先端部収容部26c内で回動可能である。
次に、雄部材14と雌部材16の連結を解除するには、押圧弾性部材30の押圧部34を互いに近づけるように押圧操作し、収容本体28の収容空間26内に押し込む。これにより、弾性体部36の湾曲部分が弾性的に撓み、図9に示すように、一対の係合部40を押圧方向及び被係合部22の軸方向と直交する前後方向に移動する。この状態で、一対の係合部40間の間隔が被係合部22の先端部22cの直径よりも広くなり、雌部材16を雄部材14の被係合部22の軸方向に引き離すことにより、両者の連結が解除される。このとき、押圧弾性部材30の係止凸部38が、図9に示すように、押圧部34の押圧により互いに前後方向に移動し、収容本体28の収容空間26内の係止凹部26bの内面にガイドされて嵌合する。さらに押圧部34を押圧することにより、係止凸部38が係止凹部26bの奥まで嵌合し位置決めされる。これにより、係合部40は押圧部34間の中間位置で正確且つ安定に保持され、確実に雄部材14の被係合部22から離れた状態を維持する。この後、雄部材14を、被係合部22の突出方向と逆方向に雌部材16から引き離して連結が解除される。
この実施形態のバックル10によれば、押圧弾性部材30を樹脂により一体成形により形成することができ、背景技術に開示したバックルのように、別体の2つの押圧弾性部材を形成するよりも薄い形状に形成することが可能であり、これを収容する雌部材16の厚みも薄くすることができる。しかも、一体の構造で、一対の押圧部34や一対の係合部40を備え、操作性が良く、部品点数が少なく、部品や組立工程の管理が容易である。押圧弾性部材30の弾性体部36が、互いに対称に2対配置され、押圧部34の押圧により、均等に撓んで、被係合部22と係合部40との係合を解除し、係止凸部38が収容本体28の係止凹部26bに嵌合して位置決めされるので、係合解除動作が安定に行われ、確実に雄部材14と雌部材16の連結解除動作を行うことができる。
次に、この発明のバックルの第二実施形態について、図10〜図12に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態のバックル50は、雄部材14の被係合部22の軸部22bに、雄部材14と雌部材16の間の回動動作の途中で抵抗を与えて、位置を一時的に保持可能としたものである。位置を保持させる抵抗として、被係合部22の軸部22bに、90度間隔で軸部22bから突出し、表裏方向に延びる突部22dを形成し、係合部40には、突部22dが乗り越えて嵌合する複数の凹部40aが形成されている。なお、この例では、凹部40aは各係合部40に3つ形成されているが、凹部40aは各係合部40に1つであってもよい。また、突部22dと凹部40aは、この実施形態のように形成することが好ましいが、被係合部22の軸部22bと係合部40に逆に形成されていても良い。
この実施形態のバックル50の動作及び使用方法は、上記実施形態と同様であり、さらに、雄部材14と雌部材16の相対的な角度を図10に示す様態から図11、図12に示す状態に回動させ、その位置を保持することができる。位置を保持する力は、係合部40の凹部40aが被係合部22の突部22dを乗り越える際に弾性体部36を変形させる抵抗力が、位置決めの保持力となる。なお、凹部40aが突部22dを乗り越えるため、凹部40aと、突部22dには軸部22bの円周方向にて傾斜する面を形成することが望ましい。
この実施形態のバックル50によれば、上述の実施形態と同様に、押圧弾性部材30の構成を一体の部材により形成することができ、部品点数を削減し、操作性も良好なバックルを提供することができ、さらに、雄部材14と雌部材16との回動動作に、段階的な位置決め機能を与えることができる。
次に、この発明のバックルの第三実施形態について、図13に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態のバックル52は、雄部材14の被係合部22の軸部22bが断面星形に形成され、上記実施形態と同様に、雄部材14と雌部材16の間の回動動作の途中で抵抗を与えるものである。ここでは、位置を保持させる抵抗として、被係合部22の軸部22bの側面が、8つの三角状の突部22eを有した断面星形であり、係合部40には、星形の各突部22eに嵌合する複数の凹部40bが形成されている。なお、突部22eは90度間隔で4つ形成されていてもよく、凹部40bも各係合部40に1つであってもよい。
この実施形態のバックル52の動作及び使用方法は、上記実施形態と同様であり、さらに、雄部材14と雌部材16の相対的な角度を図13(c)(d)に示すように回動させ、その位置を保持することができる。位置を保持する力は、係合部40の凹部40bが被係合部22の突起22eを乗り越える際に弾性体部36を変形させる抵抗力が、位置決めの保持力となる。なお、凹部40bが突部22eを乗り越えるため、凹部40bと、突部22eには軸部22bの円周方向にて傾斜する面を形成することが望ましい。
この実施形態のバックル52によっても上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。特に、雄部材14と雌部材16の相対的な角度の保持力を強いものとすることができる。
次に、この発明のバックルの第四実施形態について、図14に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態のバックル54は、雌部材16の押圧弾性部材30に形成された弾性体部36が一対のみ設けられ、一つの係合部40が雄部材14の被係合部22に係合するものである。押圧弾性部材30の一対の押圧部34を互いに近づけるように押圧するとき、係止爪片42のうち、係合部40が設けられていない側の係止爪片42は、収容本体28の収容空間26内の一方の側壁の内側面に形成された切り欠き状の位置決め部26fに保持されて、押圧方向に移動せず、押圧部34が位置決め部26fを中心に揺動可能に設けられている。係合部40が設けられている側の一対の係止爪片42は、収容本体28の収容空間26内の他方の側壁の内側面に形成された位置決め部26dに係止されて、押圧方向に移動可能に設けられ、押圧部34の押圧操作により、押圧部34の係合部40側が互いに近づくように移動可能に設けられている。
この実施形態のバックル54の動作及び使用方法は、上記実施形態と同様であり、同様の作用効果を得ることができる。特に、係合部40が一つであり、材料コストを抑えることができる。
次に、この発明のバックルの第五実施形態について、図15に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態のバックル56は、雄部材14と雌部材16がヒンジ58により回動可能に連結されたものである。
雄部材14の本体部20の一端部にヒンジ部20aがL字状に屈曲して設けられ、回動軸58aが挿通されている。ヒンジ部20aの中央部には、凹部20bが形成され、雌部材16の収容本体28の端部に形成された凸部28bが嵌合し、凸部28bにも回動軸58aが挿通されている。
雄部材14の被係合部22が形成された内側には、ヒンジ部20a側から被係合部22に向かって二本の平行な突条60が形成されている。さらに、突条60の突出方向に僅かの間隔を空けて、棒状の挿通ガイド62が突条60と平行に設けられている。挿通ガイド62は基端部がヒンジ部20aに一体的につながっており、片持ち梁状態で延出している。挿通ガイド62は、帯体12が挿通され帯体12に取り付けるための取付部である。挿通ガイド62の先端部には、突条60方向に突出した突起部62aが形成されている。
雌部材16の収容本体28の、雄部材14と対面する裏面部28bには、雄部材14の突条60の外側に位置して平行に設けられ、雌部材16の取付部を構成する突条64が一体に形成されている。突条64は、雌部材16の収容本体28の開口部26aとヒンジ58との間に設けられている。
この実施形態のバックル56は、ヒンジ58で雄部材14と雌部材16を開閉動作させることができ、雄部材14の突条60と挿通ガイド62の間に連結する一方の部材に設けられた帯体12を挿通し、連結する他方の部材に設けられた帯体13を雌部材16上の突条64上に配置して、雄部材14と雌部材16を閉じて、被係合部22を雌部材16の開口部26aに挿入する。このときの連結動作は、上記実施形態と同様である。これにより、雄部材14と雌部材16により、2本の帯体12,13が互いに重ねられるように保持され、各々の帯体12,13につながった部材が連結される。
この実施形態のバックル56によれば、上述の実施形態と同様に、押圧弾性部材30の構成を一体の部材により形成することができ、部品点数を削減し、連結操作のための開閉も良好なバックルを提供することができる。
次に、この発明のバックルの第六実施形態について、図16に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態のバックル66は、押圧弾性部材30の前後方向で雌部材16の一端側に取付部であるナスカン68が設けられたもので、雌部材16はナスカン68を介して図示しない他の部材に連結される。ナスカン68は、フック部68aと、フック部68aの開口部を開閉自在に弾性的に閉じている弾性片68bとから成る。
ナスカン68は、押圧弾性部材30の前後方向で、雌部材16の収容本体28の一端側に延出して設けられている。雌部材16と連結する雄部材14は、上記実施形態と同様の構成であり、上述の各実施形態と同様に雄部材14は雌部材16の表裏方向に連結及び連結解除動作を行うものである。
この実施形態のバックル66によれば、上述の実施形態と同様の作用効果を得ることができ、連結操作のための開閉も良好なナスカン付きのバックルを提供することができる。
次に、この発明のバックルの第七実施形態について、図17に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態のバックル70は、雄部材14と雌部材16の連結及び解除動作が、上述の各実施形態とは90°異なる。また、雄部材14と雌部材16の帯体取付孔24,29は、押圧弾性部材30の表裏方向で、バックル70(雄部材14と、雌部材16との連結状態)の両端側に形成されている。帯体取付孔24,29は、チャイルドシートのベルトやリュックの肩ベルト等の他の部材を取付けることが可能な取付部である。
雄部材14の被係合部22は、押圧弾性部材30の表裏方向で、本体部72の帯体取付孔24とは反対側の端面72aに設けられ、帯体取付孔24とは反対方向に、端面72aから突出して設けられている。
雌部材16の開口部26aは、押圧弾性部材30の表裏方向で、収容本体74の帯体取付孔29とは反対側の端面74aに形成され、雄部材14の被係合部22は、開口部26aから帯体取付孔29に向かって挿入される。
押圧弾性部材30は、上述の各実施形態と同様に、雌部材16の収容本体74の収容空間26内に端面74aと平行に挿入され、押圧部34は端面74aと平行な面方向に操作される。これにより、上述の実施形態と同様に、雄部材14と雌部材16の連結及び連結解除を行うことができる。
この実施形態のバックル70によれば、上述の実施形態と同様の作用効果を得ることができ、部品点数を削減し、操作性も良好なバックルを提供することができる。しかも、帯体取付孔24から端面72a方向に突出した被係合部22を、その突出方向に連結及び連結解除することができ、帯体取付孔24,29間で、雄部材14と雌部材16が連結操作方向(押圧弾性部材30の表裏方向)の軸を中心に回動することができる。
次に、この発明のバックルの第八実施形態について、図18に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態のバックル76は、押圧弾性部材30の表裏方向で、雄部材14の一端側にナスカン68が形成されている。また、押圧弾性部材30の表裏方向で、雌部材16の一端側に帯体取付孔29が設けられている。帯体取付孔29は、チャイルドシートのベルトやリュックの肩ベルト等の他の部材を取付けることが可能な取付部である。
雄部材14の被係合部22の突出方向は、本体部20の表面に対して直角方向であるが、ナスカン68が、被係合部22の突設方向とは180°反対方向に突出して設けられたものである。
雌部材16には、図17に示す実施形態と同様に、収容本体74の端面74aに開口部26aが形成され、端面74aとは反対側に帯体取付孔29が形成されている。
押圧弾性部材30は、図17の各実施形態と同様に、雌部材16の収容本体74の収容空間26内に端面74aと平行に挿入され、押圧部34は端面74aと平行な面方向に操作され、上記実施形態と同様に、雄部材14と雌部材16の連結及び連結解除を行うことができる。
この実施形態のバックル76によれば、上述の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、この発明のバックルは、上記各実施形態に限定されるものではなく、バックルの構成材料は、樹脂以外に金属や樹脂と金属の複合材料でも良い。押圧弾性部材は、平板状に形成され、各部が一体的に形成されたものであれば良く、一体成形により形成する他、一部の部分を接着により取り付けても良い。弾性体部や押圧部、係合部の形状も、適宜設定得るものである。また、押圧弾性部材の表裏が同一の形態でも良く、それにより、組み立て時に表裏を考慮する必要がなく、組み立てが容易になる。
雄部材及び雌部材が連結される部材は、例えば図19に示す雄部材14のように、帯体12以外のシート状の部材や、その他互いに連結される部材80に対して、各々ボルト82とナット83や、その他のネジ部材、またはハトメ等の固定部材84により、取付部86で部材80に取り付けられ固定されていても良い。その他、雄部材及び雌部材が連結される部材は、紐体やフック部でも良く、雄部材又は雌部材が一体に形成された部材でも良い。
その他、係合部40は、押圧部34の押圧に対して方向と直交する方向以外の斜め方向に、移動するように弾性体部36の湾曲方向や撓みを構成しても良く、係合解除に必要な適宜の方向に移動方向を設定することができる。
10 バックル
12 帯体
14 雄部材
16 雌部材
20 本体部
22 被係合部
22a 基端部
22b 軸部
22c 先端部
22d 突部
24,29 帯体取付孔
26 収容空間
26a 開口部
26b 係止凹部
26d 位置決め部
26e 溝部
28 収容本体28
30 押圧弾性部材30
34 押圧部
34b 突起
36 弾性体部36
38 係止凸部
40 係合部
40a,40b 凹部
42 係止爪片
42a 爪部
58 ヒンジ
この本発明は、互いに連結及び連結解除可能で、各々他の部材に取り付けられる取付部が設けられた雄部材と雌部材からなり、前記雄部材には、前記取付部が設けられた本体部から突出する被係合部が形成され、前記雌部材には、前記被係合部が係合する係合部が設けられた押圧弾性部材と、この押圧弾性部材を収容する収容空間が形成された収容本体とを備え、前記収容本体には、前記収容空間に連通し前記被係合部が挿入される開口部が形成されたバックルであって、前記押圧弾性部材は、前記収容本体の前記収容空間から突出した一対の押圧部と、一対の前記押圧部を互いに連結し、かつ前記押圧部を弾性的に支持して、前記押圧部の前記収容本体内への弾性的な移動を可能にする弾性体部と、前記弾性体部に弾性的に保持された前記係合部とが一体的に設けられているバックルである。さらに、一対の前記押圧部に各々前記弾性体部の一端部が連結され、前記弾性体部の他端部が各々前記係合部に接続され、前記係合部は前記弾性体部を介して一対の前記押圧部の間に位置しているものである。
前記被係合部は、柱状に形成され、突出方向の途中に形成された相対的に小径の軸部と相対的に大径の先端部とにより段部を構成するものである。

Claims (9)

  1. 互いに連結及び連結解除可能で、各々他の部材に取り付けられる取付部が設けられた雄部材(14)と雌部材(16)からなり、
    前記雄部材(14)には、前記取付部が設けられた本体部(20)から突出する被係合部(22)が形成され、
    前記雌部材(16)には、前記被係合部(22)が係合する係合部(40)が設けられた押圧弾性部材(30)と、この押圧弾性部材(30)を収容する収容空間(26)が形成された収容本体(28)とを備え、
    前記収容本体(28)には、前記収容空間(26)に連通し前記被係合部(22)が挿入される開口部(26a)が形成されたバックルであって、
    前記押圧弾性部材(30)は、前記収容本体(28)の前記収容空間(26)から突出した一対の押圧部(34)と、一対の前記押圧部(34)を互いに連結し、かつ前記押圧部(34)を弾性的に支持して、前記押圧部(34)の前記収容本体(28)内への弾性的な移動を可能にする弾性体部(36)と、前記弾性体部(36)に弾性的に保持された前記係合部(40)とが一体的に設けられていることを特徴とするバックル。
  2. 前記係合部(40)は、一対の前記押圧部(34)の押圧により、前記押圧方向と交差する方向に移動するように設けられている請求項1記載のバックル。
  3. 前記押圧弾性部材(30)の両端部に一対の前記押圧部(34)が形成され、前記係合部(40)は連結状態で前記被係合部(22)を挟んで位置するように、前記押圧部(34)間に対称に設けられ、一対の前記係合部(40)には、一対の前記押圧部(34)との間に各々一対の弾性体部(36)が連結されている請求項1または2記載のバックル。
  4. 前記被係合部(22)は、柱状に形成され、突出方向の途中に形成された相対的に小径の軸部(22b)と相対的に大径の先端部(22c)とにより前記段部を構成する請求項1記載のバックル。
  5. 前記押圧弾性部材(30)の前記押圧部(34)には、一方の前記押圧部(34)から他方の前記押圧部(34)に向けて延びた一対の係止爪片(42)が形成され、この係止爪片(42)の先端部には、前記収容空間(26)の側壁の内側面に向けて突出した爪部(42a)が設けられ、この爪部(42a)が係合する位置決め部(26d)が前記収容部材(28)の前記収容空間(26)の内壁に設けられている請求項1記載のバックル。
  6. 前記押圧弾性部材(30)の前記係合部(40)は係止凸部(38)を有し、前記雌部材(16)の収容空間(26)の側壁の内側面は係止凹部(26b)を有し、前記押圧部(34)の押圧操作を行う際、前記押圧方向と交差する方向へ移動する係止凸部(38)と前記係止凹部(26b)とが係合する請求項2記載のバックル。
  7. 前記押圧弾性部材(30)の前記収容空間(26)の壁面と対向する一方の面には突起(34b)が設けられ、前記収容空間(26)の一方の壁面に前記突起(34b)が摺動する溝部(26e)が形成されている請求項1乃至3のいずれか記載のバックル。
  8. 前記雄部材(14)の前記被係合部(22)には、前記係合部(40)との係合箇所に突部(22d,22e)が設けられ、前記押圧弾性部材(30)の前記係合部(40)には、前記突部(22d,22e)が当接する凹部(40a,40b)が形成されている請求項4記載のバックル。
  9. 前記雄部材(14)及び前記雌部材(16)に設けられた前記取付部は、少なくとも一方が帯体(12,13)を取り付ける帯体取付孔(24,29)である請求項1記載のバックル。
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