JPWO2014087602A1 - 広角レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化、低コスト化、良好な光学性能を実現可能な広角レンズおよびこの広角レンズを備えた撮像装置を提供する。【解決手段】広角レンズは、物体側から順に、前群(GF)、後群(GR)からなる。前群(GF)は、物体側から順に、2枚の負レンズと1枚の正レンズからなり、全てのレンズが同一材料で構成される。後群(GR)は、1枚以上の正レンズと1枚以上の負レンズを含み、最も像側のレンズが負レンズである。前群(GF)のレンズの構成材料のd線に対する屈折率をNFとしたとき、条件式(1):1.48<NF<1.6を満足する。【選択図】図1

Description

本発明は、広角レンズおよび撮像装置に関し、より詳しくは、携帯端末用カメラや車載カメラ等に使用可能で、特に監視カメラ用途として好適に使用可能な広角レンズ、およびこの広角レンズを備えた撮像装置に関するものである。
上記分野のカメラに搭載される種類のレンズは、近年、急速に小型化、低コスト化が進んできている。特にプラスチックレンズを多用し、レンズ系の小型化・低コスト化に効果を上げている。
従来知られているプラスチックレンズを用いたレンズ系としては、例えば下記特許文献1〜3に記載されたものを挙げることができる。特許文献1には、最も物体側にガラスレンズを配する以外は全てプラスチックレンズとした6枚構成の魚眼レンズが記載されている。特許文献2には、物体側から1、3番目のレンズをガラスレンズとし、その他4枚はプラスチックレンズとした6枚構成の魚眼レンズが記載されている。特許文献3には、最も物体側にプラスチックレンズを配し、その他は全てガラスレンズとした6枚または7枚構成のレンズ系、および物体側から1、2番目のレンズをプラスチックレンズとし、その他はガラスレンズとした8枚構成のレンズ系が記載されている。
特開2009−288300号公報 特開2007−249073号公報 特表2004−523000号公報
レンズ系の小型化・低コスト化のためにはレンズ枚数を削減することが考えられるが、そのために過度に構成枚数を減らして簡素化すると、1枚当たりの屈折力が強くなりすぎて、成形性が悪くなり、成形時や組立時の歩留まりが低下し、製造適性の悪化に繋がり、結局、製造コストがかかってしまう。
特許文献1、2に記載のものは、最も像側のレンズとその直前のレンズがプラスチックレンズであり、色消し条件を満たす為に相互に屈折力の強いレンズとなり、成形性・組立性を悪くしている。また、特許文献1、2に記載のものは、2種類のプラスチック材料を使用しているため、成形時には少なくとも2組のおも型が必要であり、成形コストが嵩む。特許文献3に記載のものは、十分なコスト低減化がなされているとは言い難く、さらなる低コスト化を図る余地があると思われる。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、小型に構成され、低コストで製造可能であり、良好な光学性能を有する広角レンズおよびこの広角レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の広角レンズは、物体側から順に、実質的に、前群と、後群とからなり、前群は、物体側から順に、2枚の負レンズと、1枚の正レンズとの実質的に3枚のレンズからなり、全てのレンズが同一材料で構成されており、後群は、少なくとも1枚の正レンズおよび少なくとも1枚の負レンズを含み、最も像側のレンズが負レンズであり、前群のレンズを構成する材料のd線に対する屈折率をNFとしたとき、下記条件式(1)を満足することを特徴とするものである。
1.48<NF<1.6 … (1)
本発明の広角レンズにおいては、下記条件式(1’)を満足することが好ましい。
1.49≦NF<1.57 … (1’)
本発明の広角レンズにおいては、前群のレンズを構成する材料のd線に対するアッベ数をνFとしたとき、下記条件式(2)を満足することが好ましく、下記条件式(2’)を満足することがより好ましい。
50<νF<65 … (2)
53<νF<58 … (2’)
また、本発明の広角レンズにおいては、前群のレンズを構成する材料がプラスチックであることが好ましい。
また、本発明の広角レンズにおいては、後群の最も像側の負レンズを構成する材料がガラスであり、この負レンズの焦点距離、d線に対するアッベ数をそれぞれfng、νngとし、全系の焦点距離をfとしたとき、下記条件式(3)、(4)を満足することが好ましい。その場合、下記条件式(3)に代えて下記条件式(3’)を満足することがより好ましく、下記条件式(4)に代えて下記条件式(4’)を満足することがより好ましい。
−2.2<fng/f<−1.5 … (3)
15<νng<25 … (4)
−2.1<fng/f<−1.6 … (3’)
17<νng<24 … (4’)
また、本発明の広角レンズにおいては、後群が含む少なくとも1つの正レンズは、前群のレンズと同一材料で構成されていることが好ましい。
また、本発明の広角レンズにおいては、前群および後群が含むプラスチックレンズは全て同一材料で構成されていることが好ましい。その際に、前群および後群が含むプラスチックレンズは、2枚の負レンズと2枚以上の正レンズであることが好ましい。
本発明の撮像装置は、上記本発明の広角レンズを備えたことを特徴とするものである。
なお、上記の「実質的に」とは、挙げた構成要素以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやカバーガラスやフィルタ等のレンズ以外の光学要素等を含んでもよいことを意図するものである。
なお、上記のレンズの面形状や屈折力の符号は、非球面が含まれているものについては近軸領域で考えるものとする。
本発明の広角レンズは、前群と後群のレンズ構成を好適に設定し、前群の全てのレンズの材料を同一とし、その屈折率を条件式(1)を満足するように規定しているため、小型に構成でき、低コストで製造可能であり、良好な光学性能を有することができる。
また、本発明に係る撮像装置は、本発明の広角レンズを備えているため、小型で低コストに構成でき、良好な像を取得することができる。
本発明の実施例1の広角レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2の広角レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3の広角レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4の広角レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5の広角レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例6の広角レンズのレンズ構成を示す断面図 図7(A)〜図7(C)は本発明の実施例1の広角レンズの各収差図 図8(A)〜図8(C)は本発明の実施例2の広角レンズの各収差図 図9(A)〜図9(C)は本発明の実施例3の広角レンズの各収差図 図10(A)〜図10(C)は本発明の実施例4の広角レンズの各収差図 図11(A)〜図11(C)は本発明の実施例5の広角レンズの各収差図 図12(A)〜図12(C)は本発明の実施例6の広角レンズの各収差図 本発明の一実施形態に係る撮像装置の概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1〜図6は、本発明の実施形態にかかる広角レンズの構成を示す断面図であり、それぞれ後述の実施例1〜6に対応している。図1〜図6においては、左側が物体側、右側が像側である。なお、図1〜図6で用いている符号L1〜L7は符号の桁数の増大による説明の煩雑化を避けるため、各図毎に独立に用いており、そのため他の図のものと共通の符号を付していても、それらは必ずしも共通の構成とは限らない。図1〜図6に示す例の基本構成や図示方法は同じため、以下では主に図1に示す構成例を代表的に参照しながら説明する。
本実施形態の広角レンズは、光軸Zに沿って、物体側から順に、前群GFと、後群GRとから実質的に構成される。例えば図1に示す例では、前群GFは、物体側から順に、負のレンズL1、負のレンズL2、正のレンズL3からなり、後群GRは、物体側から順に、負のレンズL4、正のレンズL5、開口絞りSt、正のレンズL6、負のレンズL7からなる。なお、図に示す開口絞りStは形状や大きさを示すものではなく、光軸上の位置を示すものである。
この広角レンズを撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、光学系と像面Simの間にカバーガラス、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの各種フィルタを配置することが好ましいため、図1では、これらを想定した平行平板状の光学部材PP1、PP2を最も像側のレンズと像面Simとの間に配置した例を示している。
本実施形態の広角レンズにおいては、前群GFは、物体側から順に、2枚の負レンズと、1枚の正レンズとの実質的に3枚のレンズからなり、前群GFの全てのレンズが同一材料で構成され、後群GRは、少なくとも1枚の正レンズおよび少なくとも1枚の負レンズを含み、最も像側のレンズが負レンズであるように構成される。
負先行のレンズ配列とすることにより広角に有利となる。また、全系の屈折力配列を概略的に負、正、正、負とすることで、対称性を有することとなり、簡易な構成でありながら良好な結像性能を得ることができる。
また、上記構成から、前群GFを負レンズ群または倍率の小さい略アフォーカル系にすることが容易となるが、負レンズ群または倍率の小さい略アフォーカル系では、同一材料で構成してもある程度色収差を抑えることが可能であるため、収差補正上も有利である。さらに、前群GFを負レンズ群または倍率の小さい略アフォーカル系にし、後群GRの正の屈折力を弱くすれば、全系のバックフォーカスを全系の焦点距離に比べて適度に長くすることが可能となり、レンズ系と像面の間に各種フィルタ等を配置する空間を確保することができる。
また、異なる形状のレンズであっても1つのおも型で同時に成形することが可能であるため、上述したように前群GFの全てのレンズを同一材料で構成することで、同一のおも型でこれらのレンズを同時成形することができ、成形時間の短縮と、おも型製作費用の大幅削減が可能になり、製造コストの大幅な低減を図ることができる。
なお、異なる形状のレンズを1つのおも型で同時に成形する場合は、各レンズの成形条件、成形時間等を揃える必要があるが、最大厚、最大径をほぼ同一にすることで実現可能である。
また、後群GRが含むレンズを前群GFのレンズと同一材料で構成してもよく、特に、後群GRが含む少なくとも1つの正レンズは、前群GFのレンズと同一材料で構成されていることが好ましい。このようにした場合は、1つのおも型に少なくとも4種類の異なるレンズの同時成形が可能となり、さらなる製造コストの低減を図ることができる。
前群GFのレンズを構成する材料は、ガラスでも可能であるが、プラスチックとすれば安価に作製可能である。前群GFおよび後群GRが含むプラスチックレンズは全て同一材料で構成されていることが好ましい。従来、異なるプラスチック材料を用いた場合は、そのプラスチック材料毎に1つのおも型で1種類のレンズのみ成形するのが一般的であった。これに対して、全系のプラスチックレンズを全て同一材料で構成した場合には、1つのおも型で異なる複数種類のレンズを成形することが可能となり、金型代の削減、成形の省力化、成形時間の短縮化を図ることができる。
また、前群GFおよび後群GRが含むプラスチックレンズは、2枚の負レンズと2枚以上の正レンズとすることが好ましい。良好な結像性能を維持しつつ、小型化、低コスト化を図るためには、全系における負の屈折力を有するプラスチックレンズは2枚とすることが好ましい。プラスチックは屈折率の温度変化がガラスに比べて1桁大きいため、プラスチックレンズは温度変化によるピント変化を無視できない。2枚ずつの負レンズ、正レンズを少なくともプラスチックレンズとすることで、温度変化時の正レンズ、負レンズによるピント変化を概ね相殺することが可能となり、温度変化時の全系のピント変化を小さくすることができる。
前群GFのレンズを構成する材料は、そのd線に対する屈折率をNFとしたとき、下記条件式(1)を満足するものが選択される。
1.48<NF<1.6 … (1)
条件式(1)の下限を満たさないと、安価に材料を入手することが困難になり、また、屈折率が低くなりすぎて、各レンズ面の曲率の絶対値が大きくなり、性能劣化や加工性・成形性をも悪くする。条件式(1)の上限を満たさないと、プラスチック材料の場合は分散の小さな適切な材料を入手することが困難であり、ガラス材料の場合は安価な材料を使用することが困難である。条件式(1)を満足することで、良好な性能を有するレンズ系を安価に作製することが可能となる。
上記事情から、条件式(1)に代えて下記条件式(1’)を満足することがより好ましい。
1.49≦NF<1.57 … (1’)
また、前群GFのレンズを構成する材料は、そのd線に対するアッベ数をνFとしたとき、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
50<νF<65 … (2)
条件式(2)は、同一の材料で色消しするための条件と考えることができる。条件式(2)の下限を満たさないと、色収差が取りづらくなる。また、コスト低減のためには、後群GRが前群GFと同一材料のレンズを含むことが好ましいが、条件式(2)の下限を満たさないと、後群GRが前群GFと同一材料のレンズを含むよう構成することが困難となる。条件式(2)の上限を満たさないと、安価な材料を使用することが困難となる。条件式(2)を満足することで、色収差の良好な補正と低コスト化を実現することが可能となる。
上記事情から、条件式(2)に代えて下記条件式(2’)を満足することがより好ましい。
53<νF<58 … (2’)
また、後群GRの最も像側の負レンズを構成する材料はガラスであり、この負レンズの焦点距離をfngとし、全系の焦点距離をfとしたとき、下記条件式(3)を満足することが好ましい。
−2.2<fng/f<−1.5 … (3)
条件式(3)は、全系の最も像側のレンズをガラスレンズとしたとき、このガラスレンズの屈折力を規定するものである。条件式(3)の下限を満たさないと、後群GRの最も像側の負レンズの負の屈折力が弱くなりすぎて、全系の色収差を良好に維持できない、像面特性を良好に維持できない、という不具合が発生する。条件式(3)の上限を満たさない場合も、色収差と像面特性が劣化し、これらを改善するためには後群GRの最も像側の負レンズに最も近い正レンズの正の屈折力を強くしなければならず、強くすると球面収差が劣化し、中心性能を損ねてしまう。これは非球面化を施すことにより改善可能であるが、そうした場合は軸外の結像性能を劣化させてしまうので結局好ましくない。
また、後群GRの最も像側の負レンズを構成する材料はガラスであり、この負レンズのアッベ数をνngとしたとき、下記条件式(4)を満足することが好ましい。
15<νng<25 … (4)
条件式(4)は、全系の最も像側のレンズをガラスレンズとしたとき、このガラスレンズのアッベ数を規定するものである。条件式(4)の下限を満たさないと、材料の入手が困難になるとともに、同一材料からなる前群GFによる残存色収差を後群GRで補正することがより困難になる。条件式(4)の上限を満たさないと、全系の色収差の補正が不十分となり、後群GRの最も像側の負レンズの負の屈折力を強めなければならず、全画面域での結像性能に悪影響をもたらす。
条件式(3)、(4)を満足することで、全系の色収差を許容内に収めながら良好な結像性能を画面全体にわたって維持することができる。条件式(3)、(4)を満足する材料からなる負レンズを後群GRの最も像側に配置することで、同一材料からなる前群GFによる残存色収差を補正して全系の色収差や結像性能を良好に維持することができ、全系での同一材料の多用を容易にすることができる。また、条件式(3)、(4)を満足するガラスレンズを使用することで、色収差の小さい高性能の広角レンズを達成することができ、特に前群GFのレンズをプラスチックで構成した場合には有効である。
上記事情から、条件式(3)に代えて下記条件式(3’)を満足することがより好ましい。
−2.1<fng/f<−1.6 … (3’)
上記事情から、条件式(4)に代えて下記条件式(4’)を満足することがより好ましい。
17<νng<24 … (4’)
前群GFの具体的構成としては、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、正メニスカスレンズからなるようにしてもよく、あるいは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凸レンズからなるようにしてもよい。なお、前群GFの物体側から1、2番目のレンズを同一のレンズで構成することも可能であり、この場合は大幅に低コスト化できる。
後群GRの具体的構成としては、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凸レンズ、両凸レンズ、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる4枚構成とすることができ、このようにした場合は色収差の良好な補正に有利となる。後群GRはあるいは、物体側から順に、両凸レンズ、両凸レンズ、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる3枚構成としてもよく、このようにした場合は4枚構成の場合より低コスト化を図ることができる。後群GRは、物体側から順に、両凸レンズ、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる2枚構成とすることも可能であり、このようにした場合は、さらなる低コスト化を図ることができる。なお、後群GRを2枚構成とする場合は、前群の最も物体側のレンズは両凹レンズとすることが好ましい。
開口絞りStの位置は、全系の物体側から2番目のレンズより像側であり、全系の像側から2番目のレンズより物体側であることが好ましく、このようにすることでレンズ径を抑えて小型化、低コスト化を図ることができる。
以上述べたように、本実施形態の広角レンズによれば、過度のレンズ枚数削減をしなくても、性能を維持しつつ、低コスト化を図ることができる。なお、上述した好ましい構成は、任意の組合せが可能であり、広角レンズに要求される仕様に応じて適宜選択的に採用されることが好ましい。
次に、本発明の広角レンズの具体的な実施例について説明する。
<実施例1>
実施例1の広角レンズのレンズ構成図は図1に示したものである。その図示方法については上述したとおりであるので、ここでは重複説明を省略する。
実施例1の広角レンズの概略構成としては、物体側から順に、前群GFと、後群GRとからなり、前群GFは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズL1、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズL2、像側に凸面を向けた正メニスカス形状のレンズL3からなり、後群GRは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズL4、両凸形状のレンズL5、開口絞りSt、両凸形状のレンズL6、物体側に凹面を向けた負メニスカス形状のレンズL7からなり、全系は7枚のレンズからなるように構成されている。全てのレンズが接合されていない単レンズである。なお、上記の概略構成に関するレンズ形状は近軸領域におけるものである。実施例1の広角レンズでは、レンズL1、L2、L5が非球面レンズであり、レンズL1〜L3、L5の4枚のレンズが同一材料のプラスチックで構成され、レンズL4、L6、L7がガラスで構成されている。
実施例1の広角レンズの詳細構成を示す数値データとして、表1に基本レンズデータ、表2に非球面係数を示す。表1の枠外最上段に示すfは全系の焦点距離であり、Bfは空気換算距離でのバックフォーカスであり、FNo.はFナンバーであり、2ωは全画角である。
表1のSiの欄は最も物体側の構成要素の物体側の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄はi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄はi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示している。なお、曲率半径の符号は、物体側に凸面を向けた面形状の場合を正とし、像側に凸面を向けた面形状の場合を負としている。
また、Ndiの欄はi番目の面とi+1番目の面との間の媒質のd線(波長587.56nm)に対する屈折率を示し、νdjの欄は最も物体側の構成要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線に対するアッベ数を示している。なお、基本レンズデータには、開口絞りStと光学部材PP1、PP2も含めて示しており、開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号と(St)という語句を記載している。像面に相当する面の面番号の欄には面番号と(IMG)という語句を記載している。
表1の基本レンズデータでは、非球面は面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表2に、これら非球面の非球面係数を示す。表2に記載の数値の「E−n」(n:整数)は「×10−n」を意味する。非球面係数は、以下の式(A)で表される非球面式における各係数κ、Am(m=4、6、8、10、12)の値である。ただし、式(A)におけるΣはmの項に関する和を意味する。非球面係数の表において空欄のものは値が0であることを意味する。
Zd=C・y/{1+(1−κ・C・y1/2}+ΣAm・y … (A)
ただし、
Zd:非球面深さ(高さyの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に下ろした垂線の長さ)
y:高さ(光軸からのレンズ面までの距離)
C:近軸曲率
κ、Am:非球面係数(m=4、6、8、10、12)
基本レンズデータにおいて、角度の単位としては度を用い、長さの単位としてはmmを用いているが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても使用可能なため他の適当な単位を用いることもできる。また、以下に示す各表では所定の桁でまるめた数値を記載している。
Figure 2014087602
Figure 2014087602
図7(A)〜図7(C)にそれぞれ実施例1の広角レンズの無限遠物体合焦時の球面収差、像面湾曲、歪曲収差(ディストーション)の各収差図を示す。球面収差の図ではd線に関する収差を実線で、g線(波長435.84nm)に関する収差を短い破線で、C線(波長656.27nm)に関する収差を長い破線で示している。像面湾曲の図では、d線、g線、C線に関する収差を示し、サジタル方向については実線で、タンジェンシャル方向については点線で示している。歪曲収差の図はd線に関するものである。球面収差の図の縦軸はF値に対応する。像面湾曲と歪曲収差の図において、縦軸は像高(単位はmm)であり、縦軸の最小値は0である。
像高0は光軸上であるから、像高0におけるサジタル方向とタンジェンシャル方向の像面湾曲の値は一致する。像面湾曲の図の像高0における収差曲線の波長ごとの配列順は、球面収差の図の縦軸の最も下の位置における収差曲線の波長ごとの配列順と同じである。例えば、球面収差の図の縦軸の最も下の位置においては、左から順に、d線、C線、g線の収差曲線が並んでいる場合は、像面湾曲の図の像高0の位置においては、同様に左から順に、d線のサジタル方向とタンジェンシャル方向、C線のサジタル方向とタンジェンシャル方向、g線のサジタル方向とタンジェンシャル方向の収差曲線が並ぶことになる。
なお、歪曲収差図はTVディストーションで記載してある。光軸に垂直な平面物体の光学系によって結ばれる光軸に垂直な物体像のゆがみの程度を歪曲収差として表すが、写真レンズ等は一般的な、理想像高と実像高との差を理想像高で割った数値を百分率で表したものであるのに対して、TVレンズの分野ではこれとは異なった定義式を用い、これをTVディストーションとして区別している。この定義によれば、TV画面における長辺の曲がり量を対象として歪曲量として扱う。
具体的には、TVディストーションDTVは、長辺の曲がりの深さΔhを垂直画面長2hで割って百分率で表したもので、下記式の通り表される。
DTV=Δh/2h×100
歪曲収差図は、光軸からの実像高Yを光軸中心からの画面4対角方向の4点とし、これらの4点で結ばれた平面像の物体側での矩形平面物体を想定し、この像の長辺の中央部での実像高がhであり、対角上の点の光軸までの垂直高さからの差がΔhであるとして考えている。従って、画面の縦横比で異なる数値になるが、図7(C)に示す歪曲収差図では、TV画面で一般的な3:4の比率で算出したものとなっている。
上記の実施例1の説明で述べた各データの記号、意味、記載方法等は、特に断りがない限り以下の実施例のものについても同様であるため、以下では重複説明を省略する。また、以下の実施例で述べる概略構成のレンズ形状は近軸領域におけるものである。
<実施例2>
実施例2の広角レンズのレンズ構成図は図2に示したものである。実施例2の広角レンズの概略構成は実施例1のものと略同様であるが、全系が6枚のレンズからなる点、レンズL3が物体側に凸面を向けた正メニスカス形状である点、後群GRが、物体側から順に、両凸形状のレンズL4、両凸形状のレンズL5、物体側に凹面を向けた負メニスカス形状のレンズL6からなる点、開口絞りStが前群GFと後群GRの間に配置されている点、非球面レンズはレンズL2、L4とされている点、レンズL1〜L4の4枚のレンズが同一材料のプラスチックで構成され、レンズL5、L6がガラスで構成されている点が実施例1のものと異なる。
表3、表4にそれぞれ実施例2の広角レンズの基本レンズデータ、非球面係数を示す。図8(A)〜図8(C)にそれぞれ実施例2の広角レンズの無限遠物体合焦時の球面収差、像面湾曲、歪曲収差の各収差図を示す。
Figure 2014087602
Figure 2014087602
<実施例3>
実施例3の広角レンズのレンズ構成図は図3に示したものである。実施例3の広角レンズの概略構成は実施例2のものと略同様であるが、非球面レンズはレンズL1、L2、L4、L5とされている点、レンズL1〜L5の5枚のレンズが同一材料のプラスチックで構成され、レンズL6がガラスで構成されている点が実施例2のものと異なる。表5、表6にそれぞれ実施例3の広角レンズの基本レンズデータ、非球面係数を示す。図9(A)〜図9(C)にそれぞれ実施例3の広角レンズの無限遠物体合焦時の球面収差、像面湾曲、歪曲収差の各収差図を示す。
Figure 2014087602
Figure 2014087602
<実施例4>
実施例4の広角レンズのレンズ構成図は図4に示したものである。実施例4の広角レンズの概略構成は実施例1のものと略同様であるが、レンズL3が両凸形状である点、開口絞りStが前群GFと後群GRの間に配置されている点、非球面レンズはレンズL2、L5とされている点が実施例1のものと異なる。材料については、実施例1のものと同様に、実施例4の広角レンズは、レンズL1〜L3、L5の4枚のレンズが同一材料のプラスチックで構成され、レンズL4、L6、L7がガラスで構成されている。表7、表8にそれぞれ実施例4の広角レンズの基本レンズデータ、非球面係数を示す。ただし、実施例4の広角レンズでは、非球面係数Amのmは4、6、8、10としている。図10(A)〜図10(C)にそれぞれ実施例4の広角レンズの無限遠物体合焦時の球面収差、像面湾曲、歪曲収差の各収差図を示す。
Figure 2014087602
Figure 2014087602
<実施例5>
実施例5の広角レンズのレンズ構成図は図5に示したものである。実施例5の広角レンズの概略構成は実施例1のものと略同様である。材料については、実施例1のものと同様に、実施例5の広角レンズは、レンズL1〜L3、L5の4枚のレンズが同一材料のプラスチックで構成され、レンズL4、L6、L7がガラスで構成されている。表9、表10にそれぞれ実施例5の広角レンズの基本レンズデータ、非球面係数を示す。図11(A)〜図11(C)にそれぞれ実施例5の広角レンズの無限遠物体合焦時の球面収差、像面湾曲、歪曲収差の各収差図を示す。
Figure 2014087602
Figure 2014087602
<実施例6>
実施例6の広角レンズのレンズ構成図は図6に示したものである。実施例6の広角レンズの概略構成は実施例1のものと略同様であるが、全系が5枚のレンズからなる点、レンズL1が両凹形状である点、レンズL3が両凸形状である点、後群GRが、物体側から順に、両凸形状のレンズL4、物体側に凹面を向けた負メニスカス形状のレンズL5からなる点、開口絞りStがレンズL2とレンズL3の間に配置されている点、非球面レンズはレンズL1〜L4とされている点、レンズL1〜L4の4枚のレンズが同一材料のプラスチックで構成され、レンズL5がガラスで構成されている点が実施例1のものと異なる。表11、表12にそれぞれ実施例6の広角レンズの基本レンズデータ、非球面係数を示す。図12(A)〜図12(C)にそれぞれ実施例6の広角レンズの無限遠物体合焦時の球面収差、像面湾曲、歪曲収差の各収差図を示す。
Figure 2014087602
Figure 2014087602
表13に、上記実施例1〜6の条件式(1)〜(4)の対応値を示す。なお、表13に示す値はd線に関するものである。
Figure 2014087602
次に、図13を参照しながら、本発明の実施形態にかかる撮像装置について説明する。図13に、本発明の実施形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態にかかる広角レンズ1を用いた撮像装置10の概略構成図を示す。撮像装置としては、例えば、携帯端末用カメラ、車載カメラ、監視カメラ等を挙げることができる。
図13に示す撮像装置10は、前群GFと後群GRからなる広角レンズ1と、広角レンズ1の像側に配置されたフィルタ2と、広角レンズ1によって結像される被写体の像を撮像する撮像素子3と、信号処理部4とを備える。図13では前群GFと後群GRを概念的に示している。なお、図13では前群GFは両凹形状で示されているが、前群GFは必ずしも負レンズ群に限定されない。
撮像素子3は、広角レンズ1により形成される被写体の像を撮像して電気信号に変換するものであり、その撮像面は広角レンズ1の像面に一致するように配置される。撮像素子3としては例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いることができる。撮像素子3からの出力信号は信号処理部4により演算処理される。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数、非球面係数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
本発明の広角レンズは、物体側から順に、実質的に、前群と、後群とからなり、前群は、物体側から順に、2枚の負レンズと、1枚の正レンズとの実質的に3枚のレンズからなり、全てのレンズが同一材料で構成されており、後群は、実質的に2枚以上4枚以下のレンズからなり、少なくとも1枚の正レンズおよび少なくとも1枚の負レンズを含み、最も像側のレンズが負レンズであり、最も像側のこの負レンズを構成する材料がガラスであり、前群のレンズを構成する材料のd線に対する屈折率をNFとし、後群の最も像側の負レンズの焦点距離をfngとし、全系の焦点距離をfとし、後群の最も像側の負レンズを構成する材料のd線に対するアッベ数をνngとしたとき、下記条件式(1)、(3a)、(4)を満足することを特徴とするものである。
1.48<NF<1.6 … (1)
−1.959≦fng/f<−1.5 … (3a)
15<νng<25 … (4)
また、本発明の広角レンズにおいては、条件式(3)に代えて下記条件式(3’)を満足することがより好ましく、条件式(4)に代えて下記条件式(4’)を満足することがより好ましい
−1.959≦fng/f<−1.6 … (3’
17<νng<24 … (4’)
本発明の広角レンズは、前群と後群のレンズ構成を好適に設定し、前群の全てのレンズの材料を同一とし、その屈折率を条件式(1)を満足するように規定し、後群の最も像側の負レンズについて条件式(3a)、(4)を満足するようにしているため、小型に構成でき、低コストで製造可能であり、良好な光学性能を有することができる。

Claims (12)

  1. 物体側から順に、実質的に、前群と、後群とからなり、
    前記前群は、物体側から順に、2枚の負レンズと、1枚の正レンズとの実質的に3枚のレンズからなり、全てのレンズが同一材料で構成されており、
    前記後群は、少なくとも1枚の正レンズおよび少なくとも1枚の負レンズを含み、最も像側のレンズが負レンズであり、
    前記前群のレンズを構成する材料のd線に対する屈折率をNFとしたとき、下記条件式(1)を満足することを特徴とする広角レンズ。
    1.48<NF<1.6 … (1)
  2. 前記前群のレンズを構成する材料のd線に対するアッベ数をνFとしたとき、下記条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1記載の広角レンズ。
    50<νF<65 … (2)
  3. 前記前群のレンズを構成する材料がプラスチックであることを特徴とする請求項1または2記載の広角レンズ。
  4. 前記後群の最も像側の前記負レンズを構成する材料がガラスであり、該負レンズの焦点距離、d線に対するアッベ数をそれぞれfng、νngとし、全系の焦点距離をfとしたとき、下記条件式(3)、(4)を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の広角レンズ。
    −2.2<fng/f<−1.5 … (3)
    15<νng<25 … (4)
  5. 前記後群が含む少なくとも1つの正レンズは、前記前群のレンズと同一材料で構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の広角レンズ。
  6. 前記前群および前記後群が含むプラスチックレンズは全て同一材料で構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の広角レンズ。
  7. 前記前群および前記後群が含むプラスチックレンズは、2枚の負レンズと2枚以上の正レンズであることを特徴とする請求項6記載の広角レンズ。
  8. 下記条件式(1’)を満足することを特徴とする請求項1記載の広角レンズ。
    1.49≦NF<1.57 … (1’)
  9. 下記条件式(2’)を満足することを特徴とする請求項2記載の広角レンズ。
    53<νF<58 … (2’)
  10. 下記条件式(3’)を満足することを特徴とする請求項4記載の広角レンズ。
    −2.1<fng/f<−1.6 … (3’)
  11. 下記条件式(4’)を満足することを特徴とする請求項4記載の広角レンズ。
    17<νng<24 … (4’)
  12. 請求項1から11のいずれか1項記載の広角レンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
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