JPWO2014061329A1 - ダイカスト鋳造品、および、車両用部品 - Google Patents

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Abstract

Fe、Cu等の不純物を含むアルミニウム材料を用いても車両部品に適した靭性を確保することが可能な車両用アルミ合金、および、車両用部品を提供する。重量%でFe:0.2〜1.0%、Mn:0.01〜0.7%とし、SiおよびCuを含み、残部のAlおよび不可避的不純物を含み、金属間化合物のサイズが30μm以下である車両用アルミ合金である。

Description

本発明は、車両用アルミ合金、および、車両用部品に関する。
自動車や二輪車の車輪など高強度と高靭性の両方が要求される部品の材料として、従来、新塊アルミニウムにいくつかの元素を添加したアルミダイカスト合金(アルミニウム一次合金ともいう)が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−27169号公報
ところで、特許文献1記載のアルミダイカスト合金のように新塊アルミニウムを使用すると、新塊アルミニウムが高価であることと、新塊アルミニウムの製造に多くのCO2が排出されることから、アルミニウムのリサイクル材(スクラップ)を原料として再生塊アルミニウム合金(アルミニウム二次合金ともいう)を製造することが望まれている。しかし、再生塊アルミニウム材を使用すると、靭性(伸び率)を低下させるFe、Cu等が混入する。このため、靭性が要求される材料にアルミニウム再生塊を使用することは難しかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、Fe、Cu等の不純物を含むアルミニウム材料を用いても車両部品に適した靭性を確保することが可能な車両用アルミ合金、および、車両用部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の車両用アルミ合金は、重量%でFe(鉄):0.2〜1.0%、Mn(マンガン):0.01〜0.7%とし、Si(ケイ素)およびCu(銅)を含み、残部のAl(アルミニウム)および不可避的不純物を含み、金属間化合物のサイズが30μm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、再生塊アルミニウム材のような、Fe、Cu等を不純物として含むアルミニウム原料を用いて、車両部品に適した靭性を有する車両用アルミ合金を得ることができる。また、Feを含むことによりダイカスト鋳造における焼き付きを防止する効果があるため、ダイカスト鋳造により車両用部品を製造する用途に好適である。
また、上記の車両用アルミ合金は、Fe:0.3〜0.9%、Mn:0.2〜0.5%とし、且つ、金属間化合物のサイズが25μm以下であり、金属間化合物が塊状に形成されたことが好ましい。
この場合、より優れた靭性を有する車両用アルミ合金を得ることができる。
また、上記の車両用アルミ合金は、Fe:0.3〜0.8%、Mn:0.2〜0.4%とし、Mg(マグネシウム)およびZn(亜鉛)を含み、且つ、金属間化合物のサイズが15μm以下であることが好ましい。
この場合、再生塊アルミニウム材等に由来するMgおよびZnが含まれていても、より優れた靭性を有する車両用アルミ合金を得ることができる。
また、本発明の車両用部品は、上記の車両用アルミ合金を用いて構成されたことを特徴とする。
本発明の車両用部品は、重量%でFe:0.2〜1.0%、Mn:0.01〜0.7%とし、SiおよびCuを含み、残部のAlおよび不可避的不純物を含む車両用アルミ合金を用いて構成され、金属間化合物のサイズが30μm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、再生塊アルミニウム材のような、Fe、Mn、Cu等を不純物として含むアルミニウム原料を用いて、好適な靭性を有する車両用部品を提供できる。
また、上記の車両用部品は、Fe:0.3〜0.9%、Mn:0.2〜0.5%を含む前記車両用アルミ合金を用い、金属間化合物のサイズが25μm以下であり、金属間化合物が塊状に形成されたことが好ましい。
この場合、より優れた靭性を有する車両用部品を得ることができる。
また、上記の車両用部品は、Fe:0.3〜0.8%、Mn:0.2〜0.4%とし、MgおよびZnを含む前記車両用アルミ合金を用い、金属間化合物のサイズが15μm以下であると、より好ましい。
この場合、再生塊アルミニウム材等に由来するMgおよびZnが含まれていても、より優れた靭性を有する車両用部品を得ることができる。
また、上記の車両用部品は、前記車両用アルミ合金をダイカスト鋳造して成形されたものであってもよい。
また、上記の車両用部品は、板厚が15mm以下に設定されたものであってもよい。
本発明によれば、アルミニウム原料を鋳造して製造される車両用部品において、鋳造時の凝固時間を短くすることにより、靭性を低下させる針状の金属間化合物の成長を抑えることができ、より好適な特性を有する車両用部品を提供できる。
上記の車両用部品は、自動二輪車用ホイール(10)としてもよい。
本発明によれば、好適な靭性を有する自動二輪車用ホイールを提供できる。
また、上記の車両用部品は、スポーク(15)及びリム(17)の肉厚を15mm以下とした自動二輪車用ホイール(10)としてもよい。
本発明によれば、再生塊アルミニウム材のような、Fe、Cu等を不純物として含むアルミニウム原料を用いて、車両部品に適した靭性を有する車両用アルミ合金を得ることができる。また、Feを含むことによりダイカスト鋳造における焼き付きを防止する効果があるため、ダイカスト鋳造により車両用部品を製造する用途に好適である。さらに、再生塊アルミニウム材等に由来するMgおよびZnが含まれていても、より優れた靭性を有する車両用アルミ合金を得ることができる。
また、再生塊アルミニウム材のような、Fe、Mn、Cu等を不純物として含むアルミニウム原料を用いて、好適な靭性を有する車両用部品を提供でき、例えば好適な靭性を有する自動二輪車用ホイールを提供できる。
また、アルミニウム原料を鋳造して製造される車両用部品において、板厚を抑えることにより鋳造時の凝固時間を短くすることができ、靭性を低下させる針状の金属間化合物の成長を抑えることができ、より好適な特性を有する車両用部品を提供できる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車用ホイールの構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は断面視図である。 車両用アルミ合金の金属間化合物サイズと靭性との相関の例を示す図表である。 車両用アルミ合金の特性に対するFe量の影響を示す図表であり、(A)Fe量と金属間化合物のサイズとの相関を示し、(B)はFe量と靭性との相関を示す。 車両用アルミ合金の特性に対するMn量の影響を示す図表であり、(A)Mn量と金属間化合物のサイズとの相関を示し、(B)はMn量と靭性との相関を示す。 Mn量を0%とした場合のアルミダイカスト鋳造品の組織の光学顕微鏡写真である。 Mn量を0.3%とした場合のアルミダイカスト鋳造品の組織の光学顕微鏡写真である。 Mn量を0.8%とした場合のアルミダイカスト鋳造品の組織の光学顕微鏡写真である。 Cu量と靭性との相関を示す図表である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態に係る自動二輪車用ホイール10の構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は断面視図である。
この図1に示す自動二輪車用ホイール10は、ハブ11と、ハブ11から放射状に延びる複数のスポーク15と、タイヤ(図示略)が装着されるリム17とが、ダイカスト鋳造により一体成形されたものである。図1(B)に示すように、スポーク15およびリム17は薄肉で設計されている。
ところで、自動二輪車用ホイール10などの車両部品に用いる車両用アルミ合金には伸び特性(靭性)が要求される。一般に、アルミニウム材料に含まれる不純物としてのFeの含有量が増大するほど靭性が低下することが知られているが、発明者らは、この靭性の低下が、初晶α−Al晶の間に形成される金属間化合物の影響であるとの知見を得た。この金属間化合物は、初晶の後に凝固する共晶に含まれるAl−Fe−Si共晶やAl−Fe−Mn−Si共晶であり、これらはα−Si共晶よりも高温で生成する。これらの金属間化合物は、アルミ合金の組成、特にFeとMnの量により様々な形状となり、針状、板状または塊状に生成する。発明者らは、これらのFeを含む金属間化合物のサイズが大きくなるほど、鋳造品の靭性が低下することを明らかにした。ここでいう金属間化合物のサイズとは、面積や体積ではなく、任意の一方向における最大長さである。従って、金属間化合物が針状や板状に成長した場合、サイズが大きくなりやすい。
金属間化合物のサイズを抑えるためには、湯回り不良を発生させることなく冷却速度を高めることが有効である。鋳造品の肉厚が薄いほど鋳造時の冷却状態を高精度で制御可能である。例えば、自動二輪車用ホイール10はスポーク15およびリム17が薄肉となっているため、これらの箇所における靭性の向上が期待できる。発明者らは、スポーク15およびリム17の肉厚を15mm以下とすることで、サイズの大きい金属間化合物の生成を抑制して、優れた靭性を得られることを明らかにした。
また、上述したように金属間化合物の形状およびサイズはアルミ合金の組成にも影響される。再生塊アルミニウム材を原料に用いる場合には、不純物として混入するFe、Mn、Cu等の影響がある。
再生塊アルミニウム材としては、非鉄金属スクラップのうち主にアルミサッシ(押出材)や展伸材アルミ材を主原料とする展伸系スクラップと、鋳物屑やシュレッダーの破砕材を含む鋳物系スクラップが知られている。
表1に、多く流通している再生塊アルミニウム材の例について組成を示す。
Figure 2014061329
表1に例示したような展伸系スクラップ材と、鋳物系スクラップとを適宜選択し、または混合して車両用アルミ合金の原料とする場合、このアルミ原料はSi、Fe、Mg、Mn、Cu、Zn等を含む。これらの再生塊アルミニウム材を新塊アルミニウム材と混合してアルミ原料として用いることも可能であるが、その場合も不純物の混入は避け難い。
Feは、Al−Si系合金の鋳造品において、靭性を低下させる。Fe量が多いと針状のAl−Si−Fe系金属間化合物が多く生成されるため、靭性を低下させる。その一方で、Feは、ダイカスト鋳造品の型への焼き付きを防止する効果がある。
Mnは、Feを含むAl−Si系合金に添加された場合に、塊状のAl−Si−Fe−Mn系の金属間化合物を生成し、上述した針状や板状のAl−Si−Fe系金属間化合物の生成を抑制する効果がある。しかしその一方で、Mn量が多い場合には金属間化合物のサイズが大きくなり、鋳造品の靭性が低下する。
Cuは鋳造品の靭性を低下させ、耐食性を損なう不純物として考えられる。
Znは、耐食性を損なう不純物として考えられる。
Mgは引っ張り強さと耐力を向上させる効果があるが、Mg量の増加に伴って靭性が低下する。
Siは、アルミニウム合金の鋳造時における溶湯の流動性を向上させる効果を持つ。
発明者らは、再生塊アルミニウム材を原料とする車両用アルミ合金の組成および金属間化合物のサイズについて種々検討し、重量%でFe:0.2%以上1.0%以下、Mn:0.01%以上0.7%以下とし、SiおよびCuを含み、残部のAlおよび不可避的不純物を含み、金属間化合物のサイズが30μm以下である場合に、車両用部品として好適な靭性を有するアルミダイカスト鋳造品を得られることを見いだした。この場合、後述する実施例に示したように、少なくとも5%以上の伸びを有するアルミダイカスト鋳造品が得られる。
これにより、再生塊アルミニウム材等に由来するFe、Mn、Cu等の不純物を含んでいても、車両用部品として好適な靭性を有するアルミダイカスト鋳造品を得ることができる。
また、Fe量は再生塊アルミニウム材を用いた場合に混入を避けることが難しいが、Fe量を0.2%以上とすれば多くの再生塊アルミニウム材を含む原料を利用できる。さらに、Feを含むことでダイカスト鋳造における焼き付きを防止する効果もあるため、アルミダイカスト鋳造により車両用部品を製造する場合に、特に好適である。
また、Fe:0.3%以上0.9%以下、Mn:0.2%以上0.5%以下とし、且つ、金属間化合物のサイズが25μm以下であり、金属間化合物が塊状に形成された場合には、Feの下限値を上げた効果としてFeを多く含むスクラップも利用可能になる上、車両用部品としてより優れた靭性を有するアルミダイカスト鋳造品を得ることができる。この場合、後述する実施例に示したように、少なくとも7%以上の伸びを有するアルミダイカスト鋳造品が得られる。また、Fe量を0.3%以上とすることで、より多くの再生塊アルミニウム材を原料として利用できる。
さらに、Fe:0.3〜0.8%、Mn:0.2〜0.4%とし、MgおよびZnを含み、且つ、金属間化合物のサイズが15μm以下である場合には、再生塊アルミニウム材等に由来するMgおよびZnが含まれていても車両用部品としてさらに優れた靭性を有するアルミダイカスト鋳造品を得ることができる。この場合、後述する実施例に示したように、少なくとも10%以上の伸びを有するアルミダイカスト鋳造品が得られる。
また、Si量については、重量%で6.0%以上の場合には溶湯の流動性を良好とすることができ、12.0%以下の場合には鋳造品の伸び(靭性)を確保できるため、Si量を6.0%以上、12.0%以下とすることが好ましい。
Cu量については、靭性を低下させることから少ない方が好ましいが、再生塊アルミニウム材を原料とする場合にCuの混入を避けることは難しい。上記の組成においてCu量を1.0%以下とすれば、再生塊アルミニウム材を原料とし、かつ好適な靭性を有するアルミダイカスト鋳造品を提供できる。言い換えれば、Cu量が1.0%以下となる範囲においてCuの混入を許容できる。
Mgについても再生塊アルミニウム材に由来する混入を避けることは難しい。上記の組成において、Mg量を0.05%以上、0.4%以下とすれば、再生塊アルミニウム材を原料とし、かつ好適な靭性を有するアルミダイカスト鋳造品を提供できる。
Znについても再生塊アルミニウム材に由来する混入を避けることは難しいが、上記の組成において、Zn量を0.3%以上、1.0%以下とすれば、再生塊アルミニウム材を原料とし、かつ好適な靭性を有するアルミダイカスト鋳造品を提供できる。
以下、本発明の実施例を詳細に説明するが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
以下の実施例では、本発明を適用した実施例1〜9、比較対象としての比較例1〜5、および、参考例1〜6の24通りの組成からなるアルミ合金を用いてアルミダイカスト鋳造品を試作し、評価を行った。
各実施例の仕様、物性の測定結果、および評価は、表2に示す通りである。
Figure 2014061329
[実施例]
実施例1では、アルミニウム原料にアルミ合金を溶解して各種元素を添加することにより、化学成分重量比が、Si:8.5%、Mg:0.15%、Mn:0.20%、Fe:0.80%、Zn:0.80%、Cu:0.6%、残部がAlおよび不可避的不純物からなる溶湯を調整した。
続いて、上記溶湯を、二輪車用ホイ−ル形成用の金型を備えた通常のダイカストマシンによりダイカスト鋳造して自動二輪車用ホイールを作製した。
上記二輪車用ホイールのリムおよびスポークを切断、機械加工して引張試験片を作製し、この引張試験片の機械的特性を引張試験機で測定した。
また、上記自動二輪車用ホイールのリムおよびスポークを切断した切断面の光学顕微鏡写真に基づき、金属間化合物のサイズを測定した。
この実施例1では、伸び9.8%、金属間化合物のサイズ14μmの結果を得た。
実施例2〜9および比較例1〜5については、表2に記載の組成比となるようにSi、Mg、Mn、Fe、Zn、Cuを含み、残部のAlと不可避的不純物とを含む溶湯を調整し、実施例1と同様に自動二輪車用ホイールをダイカスト鋳造した。この自動二輪車用ホイールから実施例1と同様の試験片を作成して、引張試験機による測定および光学顕微鏡写真による金属間化合物のサイズの測定を行った。各実施例および比較例についての測定結果は表2に示した通りである。
[参考例]
参考例1〜6では、表2に記載の組成比となるようにSi、Mg、Cuを含み、残部のAlと不可避的不純物とを含む溶湯を調整し、実施例1と同様に自動二輪車用ホイールをダイカスト鋳造した。参考例1〜6は、アルミダイカスト鋳造品の靭性および金属間化合物のサイズに対するCu量の影響を検討するための例であるため、Mn、Fe、Znを含まない組成とした。また、参考例1ではCuを含まない組成とした。
ダイカスト鋳造した自動二輪車用ホイールから実施例1と同様の試験片を作成して、引張試験機による測定および光学顕微鏡写真による金属間化合物のサイズの測定を行った。各参考例についての測定結果は表2に示した通りである。
図2〜図4は、実施例および比較例の車両用アルミ合金の特性を示す図表である。
図2は、実施例1〜9及び比較例1〜5について、金属間化合物のサイズと靭性との相関を示している。図2においては横軸を対数目盛としている。また、図中(1)は線形近似曲線である。
図2に示すように、金属間化合物のサイズが小さいほど伸びが大きくなる相関が認められる。各実施例および比較例のプロットおよび近似曲線(1)に基づき、金属間化合物のサイズが30μm以下の場合に、伸び6%以上となることが明らかになったので、金属間化合物のサイズの好適な値は30μm以下である。金属間化合物のサイズが25μm以下であれば、伸びが7%以上となるので、より好ましく、金属間化合物のサイズが15μm以下の場合は伸びが10%以上となるため、最も好ましい。
図3は、車両用アルミ合金の特性に対するFe量の影響を示す図表であり、(A)は実施例及び比較例についてFe量と金属間化合物のサイズとの相関を示し、(B)はFe量と靭性との相関を示している。図3(A)、(B)には、Fe量以外の条件を揃えるため、実施例7、8、9および比較例4についてプロットした。図3(A)の(2)および図3(B)の(3)は線形近似曲線である。
図3(A)に示すように、Fe量が多いほど金属間化合物のサイズが大きくなる相関が認められる。また、図3(B)には、Fe量が少ないほど優れた伸びを呈することが明らかである。これは、上述のように金属間化合物のサイズが小さいほど優れた伸びを呈することにも適合する。
図3(A)の近似曲線(2)および各プロットから、金属間化合物のサイズを30μm以下とすることが可能な範囲として、Fe量は1.0%以下とすることが好ましい。この場合、伸びは8%以上となる。また、図3(B)の近似曲線(3)および各プロットから、Fe量を0.9%以下とすれば、伸び9%以上の優れた靭性が得られ、より好ましい。さらに、図3(A)および(B)の各プロットから、Fe量が0.8%以下であれば最も好ましい結果が得られることが明らかである。
また、Fe量が0.2%以上であっても金属間化合物のサイズおよび靭性は好適な範囲であり、Fe量が0.3%以上であっても同様である。このことから、再生塊アルミニウム材の利用の観点で、Fe量は0.2%以上が好ましく、より好ましくは0.3%以上である。
図4は、車両用アルミ合金の特性に対するMn量の影響を示す図表であり、(A)は実施例及び比較例についてMn量と金属間化合物のサイズとの相関を示し、(B)はMn量と靭性との相関を示している。図4(A)、(B)には、Mn量以外の条件を揃えるため、実施例1−6、9および比較例3、5についてプロットした。
図4(A)および(B)に示すように、Mn量が0.2%以上0.4%以下の範囲では金属間化合物のサイズが特に小さく、伸びが高い値を示している。この範囲を中心として、Mn量が増加または減少すると、金属間化合物のサイズが大きく、伸びが小さくなる。この結果から、Mn量が0.2%以上0.4%以下である場合、ほぼ10%以上の伸びを得られ、金属間化合物のサイズを10μm以下とすることができ、最も好ましい。また、Mn量0.2%以上0.5%以下では、9%以上の伸びが得られ、金属間化合物のサイズを15μm以下とすることができ、好ましい。さらに、Mn量を0.7%以下とすれば5%以上の伸びが得られ、金属間化合物のサイズをほぼ20μm以下にできるので、好ましいと言える。
図5〜図7はアルミダイカスト鋳造品の組織におけるMn量の影響を示す光学顕微鏡写真であり、図5はMn量を0%とした場合、図6はMn量を0.3%とした場合、図7はMn量を0.8%とした場合である。その他の組成としては、Si:8.5%、Mg:0.15%、Fe:0.8%である。これら3枚の写真の倍率は同一である。
図5の組織には、板状の金属間化合物の晶出が認められ(図中矢印参照)、図中のスケール(50μm)より長いものも見られる。
これに対し、図6の組織では金属間化合物が塊状となっている(図中矢印参照)。これは、Mnの添加によってAl−Si−Fe−Mn系の金属間化合物が生成し、針状や板状のAl−Si−Fe系金属間化合物の生成が抑制されたことによるものと考えられる。
図7の組織では針状や板状の金属間化合物の晶出は認められないものの、塊状の金属間化合物(図中矢印参照)が大きい。
このように、Mnをある程度含むアルミ合金は優れた靭性を有するということができ、Mn量の好ましい量として0%を除外する。従って、図4(A)、(B)に基づく検討と合わせて、好ましいMn量は0.01%以上0.7%以下である。
図8は、参考例1〜6について、Cu量と靭性との相関を示している。図中(4)は線形近似曲線である。
図8に示すように、Cu量が少ないほど高い靱性が得られる結果となった。この結果から、Cu量は少ない方が好ましく、再生塊アルミニウム材を用いた場合に不純物として混入する量を考慮し、1.0%以下であれば好ましい。また、実施例1〜9の結果から、Cu量は0.6%以下であれば最も好ましいということができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、上述したダイカスト鋳造法(HDPC:HighPressureDieCast)の他、通常ダイカスト鋳造法に限らず、高真空ダイカスト鋳造法を施すことも勿論可能である。
本発明に係る車両用アルミ合金は、車両部品として好適な伸びを示すことから、自動二輪車を含む車両用部品に用いることができ、自動二輪車用のホイールとして実施した場合には、上述したように特に好適である。さらに、自動二輪車の車両用部品としては、ホイールに限らず靭性が要求されるシャーシ系部品(スイングアーム、フォーク、ブリッジ等)においても好適である。また、Feを含むことによりダイカスト鋳造における焼き付きを防止する効果もあるため、アルミダイカスト鋳造により車両用部品を製造する場合に、特に好適である。
10 自動二輪車用ホイール
11 ハブ
15 スポーク
17 リム
上記目的を達成するために、本発明のダイカスト鋳造品は、重量%でFe(鉄):0.0.8%、Mn(マンガン):0.0.4%とし、6.0%以上、12.0%以下のSi(ケイ素)、1.0%以下のCu(銅)、0.05%以上、0.4%以下のMg(マグネシウム)、0.3%以上、1.0%以下のZn(亜鉛)を含み、残部のAl(アルミニウム)および不可避的不純物からなるアルミ合金で構成され、金属間化合物のサイズが15μm以下であり、且つ、10%以上の伸び特性を有することを特徴とする。
本発明によれば、再生塊アルミニウム材のような、Fe、Cu等を不純物として含むアルミニウム原料を用いて、車両部品に適した靭性を有する車両用アルミ合金を得ることができる。また、Feを含むことによりダイカスト鋳造における焼き付きを防止する効果があるため、ダイカスト鋳造により車両用部品を製造する用途に好適である。
また、本発明の車両用部品は、重量%でFe:0.3〜0.8%、Mn:0.2〜0.4%とし、6.0%以上、12.0%以下のSi、1.0%以下のCu、0.05%以上、0.4%以下のMg、0.3%以上、1.0%以下のZnを含み、残部のAlおよび不可避的不純物からなる車両用アルミ合金のダイカスト鋳造品で構成され、金属間化合物のサイズが15μm以下であり、且つ、10%以上の伸び特性を有することを特徴とする。
本発明によれば、再生塊アルミニウム材のような、Fe、Mn、Cu等を不純物として含むアルミニウム原料を用いて、好適な靭性を有する車両用部品を提供できる。
また、再生塊アルミニウム材等に由来するMgおよびZnが含まれていても、より優れた靭性を有する車両用部品を得ることができる。
また、上記の車両用部品は、板厚が15mm以下に設定されたものであってもよい。
本発明によれば、アルミニウム原料を鋳造して製造される車両用部品において、鋳造時の凝固時間を短くすることにより、靭性を低下させる針状の金属間化合物の成長を抑えることができ、より好適な特性を有する車両用部品を提供できる。

Claims (10)

  1. 重量%でFe:0.2〜1.0%、Mn:0.01〜0.7%とし、SiおよびCuを含み、残部のAlおよび不可避的不純物を含み、
    金属間化合物のサイズが30μm以下であることを特徴とする車両用アルミ合金。
  2. Fe:0.3〜0.9%、Mn:0.2〜0.5%とし、且つ、金属間化合物のサイズが25μm以下であり、金属間化合物が塊状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の車両用アルミ合金。
  3. Fe:0.3〜0.8%、Mn:0.2〜0.4%とし、MgおよびZnを含み、且つ、金属間化合物のサイズが15μm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の車両用アルミ合金。
  4. 重量%でFe:0.2〜1.0%、Mn:0.01〜0.7%とし、SiおよびCuを含み、残部のAlおよび不可避的不純物を含む車両用アルミ合金を用いて構成され、
    金属間化合物のサイズが30μm以下であることを特徴とする車両用部品。
  5. Fe:0.3〜0.9%、Mn:0.2〜0.5%を含む前記車両用アルミ合金を用い、金属間化合物のサイズが25μm以下であり、金属間化合物が塊状に形成されたことを特徴とする請求項4記載の車両用部品。
  6. Fe:0.3〜0.8%、Mn:0.2〜0.4%とし、MgおよびZnを含む前記車両用アルミ合金を用い、金属間化合物のサイズが15μm以下であることを特徴とする請求項4または5記載の車両用部品。
  7. 前記車両用アルミ合金をダイカスト鋳造して成形されたことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の車両用部品。
  8. 板厚が15mm以下に設定されたことを特徴とする請求項4から7のいずれかに記載の車両用部品。
  9. 自動二輪車用ホイール(10)であることを特徴とする請求項4から8のいずれかに記載の車両用部品。
  10. スポーク(15)及びリム(17)の肉厚を15mm以下とした自動二輪車用ホイール(10)であることを特徴とする請求項4から7のいずれかに記載の車両用部品。
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