JP5691477B2 - Al−Si系合金及びその製造方法 - Google Patents

Al−Si系合金及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5691477B2
JP5691477B2 JP2010279555A JP2010279555A JP5691477B2 JP 5691477 B2 JP5691477 B2 JP 5691477B2 JP 2010279555 A JP2010279555 A JP 2010279555A JP 2010279555 A JP2010279555 A JP 2010279555A JP 5691477 B2 JP5691477 B2 JP 5691477B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
particles
semi
hypereutectic
fine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010279555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012126959A (ja
Inventor
建興 飯塚
建興 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2010279555A priority Critical patent/JP5691477B2/ja
Publication of JP2012126959A publication Critical patent/JP2012126959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5691477B2 publication Critical patent/JP5691477B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

本発明は、共晶組織にSi粒子を均一に分布させたAl−Si系合金製造方法に関するものである。
強度、耐熱性や耐摩耗性、軽量性に優れるアルミニウム合金は、様々な分野で広く用いられている。例えば、アルミニウム合金AC9A(JIS規格)は過共晶のAl−Si系合金であり、自動車用ピストンなどに用いられている。
過共晶のAl−Si系合金は、初晶Siが析出することで、優れた耐摩耗性を示す。しかしながら、初晶Siの粗大化傾向は、Si含有量が高くなるにつれ顕著になり、粗大化した初晶Si粒子が脆いため、外力が加わった時、材料の破壊源になる可能性があり、アルミニウム合金の強度を劣化させる。過共晶Al−Si系合金から初晶Siの粗大化を制御するため、通常、数十ppmから数百ppmのP(燐)を添加して、初晶Siの微細化を施している。
一方、亜共晶Al−Si系合金は、初晶としてデンドライト状のα−Alが晶出し、その周りに共晶α−AlとSiが晶出する合金であり、過共晶アルミニウム合金と比較して、耐摩耗性が劣るが、優れた破壊靱性を示す。また、共晶点から大きく離れている過共晶Al−Si系合金においては、初晶Siを微細化させる効果のあるPを多量に添加しても初晶Siの粗大化が避けられず、耐摩耗性が良くなるが、強度が劣化する傾向にある。
半凝固アルミニウム合金の製造・加工技術とは、初晶α−Al(亜共晶Al−Si系合金)または初晶Si(過共晶Al−Si系合金)が晶出した半凝固のアルミニウム合金を直接に成形し、または一旦凝固を完了させた後に、再加熱によって半凝固状態に戻した後、成形加工して製品を作るものである。半凝固によるアルミニウム合金の製造は、鋳造性に優れている。
ただし、共晶に近い合金または過共晶Al−Si系合金においては、表皮生成型の凝固をするため、固相率を高めた場合には、攪拌しても、容器の内表面や溶湯の表面に凝固層が生成しやすく、半凝固の過共晶Al−Si系合金を容器から取り出しにくくなるので、半凝固の状態で成形することは難しい。過共晶Al−Si系合金の場合、半凝固の温度まで溶湯を冷却する工程で、初晶Siの粗大化を阻止するため、特許文献1〜3のように0.005%〜0.03%のPを添加している。共晶Al−Si系合金においては、理論的には半凝固ができる(固相−液相が共存できる)温度範囲が存在しないため、当然のことながら半凝固状態での攪拌技術も存在しない。
特開2005−279712号公報 特開2000−54047号公報 特開平10−152731号公報
一方、従来の過共晶Al−Si系合金においては、半凝固の状態にするには、以下の二つの方法がある。
一つは、固相を完全に溶かした過共晶Al−Si系合金を半凝固の温度範囲までに冷却する方法で、もう一つは過共晶Al−Si系合金を半凝固の温度範囲まで加熱する方法である。
高温から冷却する場合、冷却している最中に初晶Siが晶出し、大きく成長する。そのとき、Pを添加しても、半凝固の温度で保持すると、初晶Siが大きく成長する。一方、半凝固の温度範囲までP添加済みの過共晶Al−Si系合金を加熱する場合、Pを添加して得られた微細なSi粒子がそのまま保持できるが、やはり表皮生成型の凝固のため、温度を高くしないと、流動性が得られない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、組成が共晶または過共晶であっても、その凝固は過共晶合金の表皮生成型の凝固ではなく、また、マトリックスに微細なSi粒子が分散されているAl−Si系合金を得ることができるAl−Si系合金の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、半凝固の亜共晶Al−Si系合金に微細なSi粒子を添加し、初晶α−Al粒子の周りの共晶組織に前記微細なSi粒子を均一に分布し、かつ共晶又は過共晶の成分を有するAl−Si系合金を製造するに際し、前記亜共晶Al−Si系合金が半凝固の状態でCu、Mg、Ni、Zn、Mn、Fe、Ti、V、Zr、Sb、Srのうちから1つまたは2つ以上選ばれる金属を添加し、成分を調整した後、前記微細なSi粒子を添加することを特徴とするAl−Si系合金の製造方法である。
前記亜共晶Al−Si系合金はSi含有量が0.1〜11mass%であってもよい。
前記微細なSi粒子の平均粒径は、0.5〜100μmであることが好ましい。
半凝固の前記亜共晶Al−Si系合金に前記微細なSi粒子を添加し、これを重力鋳造、低圧鋳造、高圧鋳造、ダイカスト、鍛造または押出のいずれかの方法により半凝固成形してもよい。
本発明によれば、Al−Si系合金の組成が共晶または過共晶であっても、その凝固は過共晶合金の表皮生成型の凝固ではなく溶湯が一様に凝固するマッシー型の凝固を特徴とする亜共晶合金の凝固であり、また、Pを添加しなくてもマトリックスに微細なSi粒子が分散されている共晶または過共晶の成分を有するAl−Si系合金を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係るAl−Si系合金の製造方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な一実施の形態を詳述する。
先ず、本発明に係るAl−Si系合金は、組成としては共晶または過共晶で、組織としては、亜共晶の初晶α−Al粒子の周りの共晶組織に、添加された微細なSi粒子が均一に分布したものである。このAl−Si系合金について、製造方法を示す図1のフローチャートと共に説明する。
Al−Si系合金としては、溶湯が一様に凝固するマッシー型の凝固を特徴とする亜共晶Al−Si系合金を用いる。まず、この亜共晶Al−Si系合金の原料を準備し(ステップS1)、加熱・溶融する(ステップS2)。その後、亜共晶Al−Si系合金を半凝固の温度範囲(固相−液相が共存する状態)に冷却すると(ステップS3)、初晶α−Al粒子が晶出する。亜共晶Al−Si系合金を半凝固の温度範囲で攪拌すると、微細な球状の初晶α−Al粒子が液相の中に存在するため、半凝固の温度を下げて固相率を上げても容器内壁近傍に凝固層が生成されず、固相−液相が共存する広い温度範囲で良い流動性が保たれる。
この半凝固の亜共晶Al−Si系合金を攪拌しながら、微細なSi粒子を添加すると(ステップS4)、Si粒子が溶けることなく、そのまま初晶α−Al粒子の周りの共晶溶湯(すなわち液相)に分散される。添加するSi粒子の量を調節すれば、出発材料の亜共晶Al−Si系合金から共晶または過共晶の成分を持つAl−Si系合金に変えることができる。また、Si粒子を添加した半凝固の亜共晶Al−Si系合金を液相線以上に加熱せず、半凝固の状態で重力鋳造、低圧鋳造、高圧鋳造、ダイカスト、鍛造または押出などの方法により成形すれば(ステップS5)、合金の組成は共晶または過共晶で、その組織は初晶α−Al粒子の周りの共晶組織に微細なSi粒子が分散されたものとなる。
亜共晶Al−Si系合金中のSiの含有量は0.1〜11mass%で、好ましくは1〜9mass%である。亜共晶Al−Si系合金中のSiの含有量が11mass%を超えると、合金の組成は過共晶に近づき、初晶Siが晶出する傾向がある。初晶Siの粗大化傾向は、Si含有量が高くなるにつれ顕著になる。粗大化したSi粒子は脆いため、外力が加わった時、材料の破壊源になる可能性があり、アルミニウム合金の強度を劣化させる。
添加するSi粒子の平均粒径は0.5〜100μmで、好ましくは1〜30μmである。また、Al−Si系合金の成分が共晶または過共晶になるように、添加するSi粒子の量を調整して、合金中のSi含有量を11.5〜30mass%にすることができる。
ところで、Al−Si二元系合金では、共晶点のSi含有量が12.6mass%であるが、Al−Si三元系または三元系以上のアルミニウム合金の共晶点は低Si含有量側にシフトする場合が多い。通常の過共晶Al−Si系合金では、Pを添加しないと、初晶Siが数十から数百μm以上に粗大し、特に、高Si含有量の場合はその傾向が強く、40μm未満の初晶SiはPを添加しても容易に得られない。
これに対し、本発明では、微細なSi粒子は半凝固の亜共晶Al−Si系合金に添加されるため、添加されたSi粒子が溶けることはほとんどなく、半凝固の状態でSi粒子を含む亜共晶Al−Si系合金を成形すれば、Si粒子のサイズはほぼそのまま保たれ、容易に微細なSi粒子が分散されているAl−Si系合金が得られる。こうして得られたAl−Si系合金は、初晶Siが粗大化した従来の過共晶Al−Si系合金に比べて強度が優れている。本発明に係るAl−Si系合金は、共晶組織に微細なSi粒子が分布し、組成は共晶又は過共晶であるので、優れた破壊靱性と耐摩耗性とを有する。
本発明では、さらに、半凝固状態の亜共晶Al−Si系合金を攪拌しながら、Si粒子の他にCu、Mg、Ni、Zn、Mn、Fe、Ti、V、Zr、Sb、Sr等のうちから1つまたは1つ以上選ばれる金属を添加し、更にアルミニウム合金の成分を調整することもできる。
例えば、出発の亜共晶Al−Si系合金としてAC4C(JIS規格)を用いる場合、Si粒子の他に更にCu、Mg、Ni等を添加すれば、アルミニウム合金の組成をAC9BやAC8A(いずれもJIS規格)の過共晶Al−Si系合金にすることができる。添加するCu、Mg、Ni、Zn、Mn、Fe、Ti、V、Zr、Sb、Sr等は、単体の金属でもよいが、Alとこれらの金属との中間合金でもよい。
亜共晶Al−Si系合金にCu、Mg、Ni、Zn、Mn、Fe、Ti、V、Zr、Sb、Sr等のうちから1つまたは1つ以上選ばれる金属を添加すると、金属がすぐ亜共晶Al−Si系合金に溶けるので、成分の違った亜共晶Al−Si系合金(すなわち新亜共晶Al−Si系合金)が得られる。更に、半凝固の新亜共晶Al−Si系合金にSi粒子を添加すると、添加されたSi粒子はほとんど溶けないため、その時の半凝固の温度範囲は新亜共晶Al−Si系合金そのものの半凝固の温度範囲とほとんど同じである。従って、この温度範囲で当該合金を攪拌すると、非常に流動性のよい半凝固のAl−Si系合金が得られる。
本発明の作用を説明する。
半凝固の温度範囲でSi粒子、Cu、Mg、Ni、Zn、Mn、Fe、Ti、V、Zr、Sb、Sr等を亜共晶Al−Si系合金に添加した後、更に当該半凝固の合金を半凝固の温度範囲で加熱または冷却して、半凝固の当該合金中の固相と液相の比率を変えることができる。流動性を要する場合には、当該合金を加熱して固相の比率を下げることができる。また、冷却して固相の比率を上げることができる。
亜共晶Al−Si系合金を半凝固の温度範囲で攪拌すると、微細な球状の初晶α−Al粒子が液相の中に存在するため、半凝固の温度を下げて固相率を上げても、容器内壁近傍に凝固層が生成されず、固相−液相が共存する広い温度範囲で良い流動性が保たれる。ただし、半凝固(固相−液相が共存する範囲)の温度範囲で、当該合金を加熱すると、添加されたSi粒子が部分的に溶けることがある。しかし、Si粒子が粗大化することがないので、固相の量を減らし、当該合金の流動性を高めても、初晶α−Al粒子の周りに微細なSi粒子が均一に分散する組織が得られる。
さらに液相線以上に昇温すると、添加されたSi粒子が完全に溶けるので、通常の共晶または過共晶Al−Si系合金になり、凝固の機構も通常の共晶または過共晶Al−Si系合金と同じくなる。従って、本発明で作製した微細なSi粒子が均一に分散されている共晶または過共晶Al−Si系合金を液相線以上に加熱すれば、通常共晶または過共晶Al−Si系合金として使用でき、また、リサイクルも可能である。ただし、微細なSi粒子の効果が望まれる場合は、液相線以上に加熱しないことは本発明の成形方法の重要なポイントである。
半凝固の状態で亜共晶Al−Si系合金にSi粒子、Cu、Mg、Ni、Zn、Mn、Fe、Ti、V、Zr、Sb、Sr等を添加し、適正な固相の割合を調整した後(流動性の調整)、重力鋳造、低圧鋳造、高圧鋳造、ダイカスト、鍛造または押出などの方法により成形(半凝固成形)して、共晶または過共晶の成分を有するAl−Si系合金を得る。このとき、半凝固の温度から直接冷却するので、添加されたSi粒子は初晶α−Al粒子の周りの共晶組織に均一に分散している。当該合金の組織は半凝固の成形から得られた亜共晶Al−Si系合金と似ているが、初晶α−Al粒子の周りの共晶組織に、添加されたSi粒子が均一に分散しているという点で亜共晶Al−Si系合金と異なる。
以上要するに、本発明によれば、Al−Si系合金の組成が共晶または過共晶であっても、その凝固は、過共晶合金の表皮生成型の凝固ではなく溶湯が一様に凝固するマッシー型の凝固を特徴とする亜共晶合金の凝固である。従って、半凝固の温度範囲で、本発明の共晶または過共晶の成分を有するAl−Si系合金は流動性がよく、半凝固成形に非常に適している。また、Pを添加しなくても、マトリックスに微細なSi粒子が分散されている共晶または過共晶の成分を有するAl−Si系合金が得られる。
添加された微細なSi粒子は合金中に均一に分布されているため、優れた機械的特性と耐摩耗性を備えている。本発明に係るAl−Si系合金は、成形性と機械的特性から、例えば、自動車関連の部材(エンジンのピストンやシリンダブロック)など、様々な分野に使用できる。
以下に実施例と比較例を説明する。
実施例1:
アルミニウム合金AC4C(4000g、Al−7mass%Si−0.4mass%Mg)を650℃で溶かし、半凝固状態の温度まで冷却し、その温度で保持したままで攪拌しながら合金の組成がAl−18mass%Si−1mass%Cu−1.2mass%Mg−1mass%NiになるようにNi、Mg、CuとSi粒子(平均粒径5μm)を添加した。溶解炉の温度を制御し、合金中の固相の比率を調節した後、金型に注入し、圧力鋳造によって成形した。成形品を切断し、研磨した後、その組織を観察した結果、粒径100μm程度の初晶α−Al粒子の周りの共晶組織に微細なSi粒子が分布されていることが確認された。Si粒子の平均粒径は5μmで、添加されたSi粒子の粒径と同じであった。
実施例2:
アルミニウム合金AC4C(4000g、Al−7mass%Si−0.4mass%Mg)を650℃で溶かし、半凝固状態の温度まで冷却し、その温度で保持したままで攪拌しながら合金の組成がAl−11.8mass%Si−3mass%Cu−1mass%Mg−2.5mass%NiになるようにNi、Mg、CuとSi粒子(平均粒径10μm)を添加した。溶解炉の温度を制御し、合金中の固相の比率を調節した後、金型に注入し、圧力鋳造によって成形した。成形品を切断し、研磨した後、その組織を観察した結果、粒径100μm程度の初晶α−Al粒子の周りの共晶組織に微細なSi粒子が分布されていることが確認された。Si粒子の平均粒径は10μmで、添加されたSi粒子の粒径と同じであった。
比較例:
アルミニウム合金AC8A(4000g、Al−11.7mass%Si−1mass%Cu−1.2mass%Mg−1mass%Ni)を700℃で溶かし、攪拌しながら共晶点に近い温度まで冷却すると、溶解炉の坩堝の内壁に徐々に凝固層が形成され、次第に合金の流動性が悪くなり、坩堝から取り出しができず、半凝固状態での成形ができなかった。

Claims (4)

  1. 半凝固の亜共晶Al−Si系合金に微細なSi粒子を添加し、初晶α−Al粒子の周りの共晶組織に前記微細なSi粒子を均一に分布し、かつ共晶又は過共晶の成分を有するAl−Si系合金を製造するに際し、前記亜共晶Al−Si系合金が半凝固の状態でCu、Mg、Ni、Zn、Mn、Fe、Ti、V、Zr、Sb、Srのうちから1つまたは2つ以上選ばれる金属を添加し、成分を調整した後、前記微細なSi粒子を添加することを特徴とするAl−Si系合金の製造方法。
  2. 前記亜共晶Al−Si系合金はSi含有量が0.1〜11mass%である請求項1に記載のAl−Si系合金の製造方法。
  3. 前記微細なSi粒子の平均粒径は、0.5〜100μmである請求項1又は2に記載のAl−Si系合金の製造方法。
  4. 半凝固の前記亜共晶Al−Si系合金に前記微細なSi粒子を添加し、これを重力鋳造、低圧鋳造、高圧鋳造、ダイカスト、鍛造または押出のいずれかの方法により半凝固成形する請求項1〜3のいずれかに記載のAl−Si系合金の製造方法。
JP2010279555A 2010-12-15 2010-12-15 Al−Si系合金及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5691477B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010279555A JP5691477B2 (ja) 2010-12-15 2010-12-15 Al−Si系合金及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010279555A JP5691477B2 (ja) 2010-12-15 2010-12-15 Al−Si系合金及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012126959A JP2012126959A (ja) 2012-07-05
JP5691477B2 true JP5691477B2 (ja) 2015-04-01

Family

ID=46644320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010279555A Expired - Fee Related JP5691477B2 (ja) 2010-12-15 2010-12-15 Al−Si系合金及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5691477B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10408202B2 (en) 2015-11-05 2019-09-10 Hyundai Motor Company Swash plate and method of manufacturing swash plate

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6736249B2 (ja) * 2014-07-29 2020-08-05 ローランドディー.ジー.株式会社 3次元造形装置
KR101601551B1 (ko) 2014-12-02 2016-03-09 현대자동차주식회사 알루미늄 합금
CN106591608A (zh) * 2015-10-16 2017-04-26 苏州显嘉金属科技有限公司 一种半固态金属合金浆料的制造方法
CN106424631A (zh) * 2016-08-31 2017-02-22 天津圣金特汽车配件有限公司 一种镁合金汽车零件半固态压铸成形工艺
CN111719059B (zh) * 2020-06-11 2021-12-28 新疆众和股份有限公司 一种溅射用细晶高纯铝硅铜合金靶材坯料的制备方法
CN112226653B (zh) * 2020-09-29 2021-12-31 北京科技大学 适于半固态成形的过共晶铝硅合金的制备方法及成形工艺

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1129833A (ja) * 1997-07-14 1999-02-02 Toyota Motor Corp アルミニウム合金複合材料及びその製造方法
JP2002194455A (ja) * 2000-12-22 2002-07-10 Toyota Motor Corp 金属組織の微細化方法、合金材の製造方法および合金材
US6880613B2 (en) * 2003-05-01 2005-04-19 Spx Corporation Semi-solid metal casting process of hypoeutectic aluminum alloys
US6994147B2 (en) * 2003-07-15 2006-02-07 Spx Corporation Semi-solid metal casting process of hypereutectic aluminum alloys

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10408202B2 (en) 2015-11-05 2019-09-10 Hyundai Motor Company Swash plate and method of manufacturing swash plate

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012126959A (ja) 2012-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5691477B2 (ja) Al−Si系合金及びその製造方法
JP5894289B2 (ja) ダイカスト鋳造品、および、車両用部品
JP5582982B2 (ja) アルミニウム合金及びその製造方法
EP2481822B1 (en) Magnesium-aluminum based alloy with grain refiner
TWI500775B (zh) 鋁合金及其製造方法
JP2005264301A (ja) 鋳造アルミニウム合金とアルミニウム合金鋳物およびその製造方法
JP2004225160A (ja) 鋳造合金
JP2013528699A (ja) アルミニウムダイカスト合金
JP2010018875A (ja) 高強度アルミニウム合金、高強度アルミニウム合金鋳物の製造方法および高強度アルミニウム合金部材の製造方法
JP2006322032A (ja) セミソリッド鋳造用アルミニウム合金、並びにアルミ合金鋳物とその製造方法
JP6229130B2 (ja) 鋳造用アルミニウム合金及びそれを用いた鋳物
CA3125339A1 (en) Foundry alloys for high-pressure vacuum die casting
CN113699418A (zh) 一种高弹性模量高塑性铝-硅系铸造合金及制法与应用
JP2008001954A (ja) セミソリッド鋳造用アルミニウム合金及びアルミニウム合金鋳物の製造方法
JP2005272966A (ja) 半凝固成形用アルミニウム合金及び成形体の製造方法
US20080187454A1 (en) Heat-resistant magnesium alloy for casting heat-resistant magnesium alloy cast product, and process for producing heat-resistant magnesium alloy cast product
JP2001316787A (ja) 輸送機器用Al合金の半溶融ビレットの製造方法
JP2008025003A (ja) 鋳造用アルミニウム合金および同アルミニウム合金鋳物
JP2004256873A (ja) 高温強度に優れた鋳物用アルミニウム合金
JP5575028B2 (ja) 高強度アルミニウム合金、高強度アルミニウム合金鋳物の製造方法および高強度アルミニウム合金部材の製造方法
JP3283550B2 (ja) 初晶シリコンの最大結晶粒径が10μm以下の過共晶アルミニウム−シリコン系合金粉末の製造方法
JP6835211B2 (ja) Al−Si−Fe系アルミニウム合金鋳造材及びその製造方法
US9657376B2 (en) Aluminum alloy and production method thereof
JP6975421B2 (ja) アルミニウム合金の製造方法
JP4544507B2 (ja) Al−Si共晶合金、Al合金製鋳物、鋳造用Al合金およびそれらの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5691477

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees