JPWO2014050679A1 - 粉末固形状頭髪用組成物、粉末固形状頭髪用化粧料、粉末固形状頭髪用化粧料の製造方法、並びに、粉末固形状頭髪用化粧料を用いる整髪方法 - Google Patents

粉末固形状頭髪用組成物、粉末固形状頭髪用化粧料、粉末固形状頭髪用化粧料の製造方法、並びに、粉末固形状頭髪用化粧料を用いる整髪方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、簡便に整髪を施すことができるとともに、べたつき感なく、望む髪型に整髪でき、自然な風合いを付与することができ、従来には全くない新たな剤型である粉末固形状頭髪用化粧料を提供する。本発明に係る粉末固形状頭髪用組成物は、粉末固形状であり、頭髪に用いられ、無水ケイ酸および疎水化無水ケイ酸の少なくとも1種である第1の粉体と、脂肪酸エステル油およびシリコーン油の少なくとも1種である油剤と、前記第1の粉体以外の粉体である第2の粉体とを含有する。

Description

本発明は、粉末固形状頭髪用組成物、該組成物と容器とを備える粉末固形状頭髪用化粧料、該化粧料の製造方法、並びに、該化粧料を用いる整髪方法に関する。
整髪するための化粧料としては、被膜形成性樹脂が整髪主機能成分として配合された液状、ジェル状、泡状又は霧状の頭髪用化粧料がある(例えば、特許文献1〜4を参照)。また、ロウ類や炭化水素油などの油剤が整髪主機能成分として配合されたクリーム状又はワックス状の頭髪用化粧料がある(例えば、特許文献5〜6を参照)。現在では、被膜形成性樹脂又は油剤が配合された頭髪用化粧料が主流となっている。
しかしながら、従来の被膜形成性樹脂又は油剤が配合された頭髪用化粧料では、優れた整髪機能を十分に発揮させることができる反面、べたつき感が生じるという問題や、自然な風合いを付与し難いという問題がある。これまでにも前記した問題を解決するために様々な試みがなされている。
一方、頭髪用化粧料を用いる整髪方法に関しても、剤型ごとに様々な整髪方法があり、一般的には、櫛を用いて整髪を施す方法、手の平や指で整髪を施す方法などが試されている。
しかしながら、頭髪用化粧料を用いる場合に、櫛を用いて整髪を施す方法では、簡便に髪全体を整髪することができるものの、細部まで十分に整髪が施せないという問題がある。また、頭髪用化粧料を用いる場合に、櫛の代わりに手の平や指で整髪を施す方法では、細部まで充分に整髪を施すことはできるものの、化粧料を多く付け過ぎるとべたつき感や重い毛束感が生じるため、簡便に整髪を施せないという問題がある。
このように、従来の頭髪用化粧料では、簡便に細部まで十分に整髪を施すことは難しい。特に、外出先などでは、簡便に細部まで十分に整髪を施すことは尚更困難であり、簡便に整髪し直すことができない。このような頭髪用化粧料と取り巻く現状とを鑑みると、新たな剤型であり、且つ、簡便に整髪を施すことができる頭髪用化粧料の開発が望まれている。
特開平9−301838号公報 特開2001−335425号公報 特開2000−204025号公報 特開2011−251918号公報 特開2009−173602号公報 特開2002−114652号公報
本発明の課題は、簡便に整髪を施すことができるとともに、べたつき感なく、望む髪型に整髪でき、自然な風合いを付与することができ、新たな剤型である粉末固形状頭髪用組成物を提供することである。また、本発明は、上記粉末固形状頭髪用化粧料と容器とを備える粉末固形状頭髪用化粧料及び粉末固形状頭髪用化粧料の製造方法、並びに上記粉末固形状頭髪用化粧料を用いる整髪方法を提供する。
本発明者らは、新たな剤型の頭髪用化粧料を開発すべく、鋭意研究を続けたところ、特定の粉体成分を頭髪に直接適用すると、驚くべくことに、べたつき感なく、望む髪型に整髪することができ、自然な風合い(自然な仕上がり感)を付与できることを見出した。
更に、本発明者らは、従来の頭髪用化粧料が抱える、(1)櫛を用いて整髪した場合、髪全体を整髪することができるものの、細部まで十分に整髪が施せないという課題、(2)手の平や指で整髪した場合、多く付け過ぎるとべたつき感や重い毛束感を生じたりするため、簡便に整髪することができないという課題、(3)外出先などで簡便に整髪し直すことができないという課題を、新たな剤型である粉末固形状の頭髪用化粧料とすることで解決できることを見出し、本発明の完成に至った。
上記課題を解決するため、本発明は、粉末固形状であり、頭髪に用いられ、無水ケイ酸および疎水化無水ケイ酸の少なくとも1種である第1の粉体と、脂肪酸エステル油およびシリコーン油の少なくとも1種である油剤と、前記第1の粉体以外の粉体である第2の粉体とを含有する粉末固形状頭髪用組成物を提供する。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物では、前記第1の粉体の吸油量が100〜1000mL/100gを満たすことが好ましい。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物では、前記第1の粉体の嵩密度が80〜300g/Lを満たすことが好ましい。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物では、前記第2の粉体が、タルク、マイカ、カオリン、セリサイトおよび硫酸バリウムから選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物では、前記第1の粉体の含有量が、5〜50質量%、前記油剤の含有量が、5〜40質量%、前記第2の粉体の含有量が、30〜80質量%であることが好ましい。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物は、圧縮成型により得られた粉末固形状であり、前記第1の粉体と前記油剤と前記第2の粉体とを混合撹拌した混合撹拌物を圧縮成型することにより得られることが好ましい。
本発明の粉末固形状頭髪用化粧料は、上述した粉末固形状頭髪用組成物と、前記粉末固形状頭髪用組成物を保管する容器とを備える。
本発明の粉末固形状頭髪用化粧料の製造方法は、前記第1の粉体と前記油剤と前記第2の粉体とを混合撹拌して、混合撹拌物を得る工程と、前記混合撹拌物を、前記容器に直接充填するか、若しくは、前記容器内に装着される中皿に充填する第2の工程と、充填後に前記混合撹拌物を圧縮成型するか、若しくは、充填後に前記混合撹拌物を圧縮成型せず、圧縮成型とは異なる成型方法で成型する第3の工程とを備える。
本発明の粉末固形状頭髪用化粧料の製造方法では、前記第3の工程が、充填後に前記混合撹拌物を圧縮成型する第3の工程であることが好ましい。
本発明の粉末固形状頭髪用化粧料を用いる整髪方法は、上述した粉末固形状頭髪用化粧料を用い、前記粉末固形状頭髪用組成物の表面から、指先を使って又は塗布具を用いて、前記粉末固形状頭髪用組成物をこすり取る第1の工程と、こすり取った前記粉末固形状頭髪用組成物を、指先を使って又は塗布具を用いて、頭髪に塗布する第2の工程と、指先又は手のひらを使って、頭髪に塗布された前記粉末固形状頭髪用組成物を頭髪に対してすり込むように整髪を施す第3の工程とを備える。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物は、性状が粉末固形状であり、粉体成分が飛散することなく上記組成物の表面から整髪を施すのに必要な最小量の上記組成物を取ることができ、頭髪に対して薄く付くように上記組成物を塗布できることから、べたつき感なく、望む髪型に整髪でき、自然な風合いを付与することができるという効果を奏する。
また、上記組成物が容器に保管されている本発明の粉末固形状頭髪用化粧料は、整髪時に櫛を使う必要もなく、簡便に整髪を施すことができるという効果を奏する。更には、簡便性に優れていることから、外出先などでも容易に整髪し直すことができる。
加えて、本発明の粉末固形状頭髪用化粧料の製造方法では、従来には全くない新たな剤型である粉末固形状の頭髪用化粧料を提供できる。また、本発明の粉末固形状頭髪用化粧料を用いる整髪方法は、髪全体から細部に至るまで簡便に整髪を施すことができるという効果を奏する。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物は、粉末固形状であり、頭髪に用いられる。本発明の粉末固形状頭髪用組成物は、頭髪に塗布される。本発明の粉末固形状頭髪用組成物は、(A)無水ケイ酸および疎水化無水ケイ酸の少なくとも1種である第1の粉体(以下、(A)成分と記載することがある)と、(B)脂肪酸エステル油およびシリコーン油の少なくとも1種である油剤(以下、(B)成分と記載することがある)と、並びに(C)上記第1の粉体(成分(A))成分)以外の粉体である第2の粉体(以下、(C)成分と記載することがある)を含有する。上記(A)成分及び上記(C)成分はそれぞれ、粉体成分である。上記(B)成分は油剤成分である。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物は、性状が粉末固形状である。このため、個々の粉末(粉体成分)の飛散を抑えることができる。「粉末固形状」は、個々の粉末(粒子)が一体化されている性状であり、粉体が個々に存在している性状とは異なる。本発明の粉末固形状頭髪用組成物は、圧縮成型により得られた粉末固形状であることが好ましく、上記第1の粉体と上記油剤と上記第2の粉体とを混合攪拌した混合攪拌物を圧縮成型することにより得られることが好ましい。本発明の粉末固形状頭髪用組成物は、粉末固形状である成形体であることが好ましい。
用いられる上記(A)成分の上記無水ケイ酸および上記疎水化無水ケイ酸は、べたつき感なく整髪することができ、更に再整髪をもすることができる成分として、上記組成物中に配合される粉体である。本発明における上記疎水化無水ケイ酸とは、無水ケイ酸の表面に疎水化処理が施された粉体である。上記疎水化無水ケイ酸は、例えば、下記処理剤によって無水ケイ酸の表面に疎水化処理が施された粉体である。
疎水化処理に用いられる具体的な処理剤としては、例えば、メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、ヘキサメチルジシラザン、メチルトリアルコキシシラン、ジメチルジアルコキシシラン、トリメチルアルコキシシラン、エチルトリクロロシラン、プロピルトリクロロシラン、ヘキシルトリクロロシラン、長鎖アルキルトリクロロシラン、エチルトリアルコキシシラン、プロピルトリアルコキシシラン、ヘキシルトリアルコキシシラン、長鎖アルキルトリアルコキシシラン、メタクリルシラン、フルオロアルキルシラン、ペルフルオロアルキルシランなどの有機シリル化合物;ジメチルポリシロキサン(シリコーンオイル)、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、アミノ変性シリコーンなどのシリコーン化合物などが挙げられる。疎水化処理方法は特に限定されず、公知の方法を用いて疎水化処理を施すことができる。疎水化処理方法としては、液相法、気相法、オートクレーブ法などを例示することができる。
具体的な上記疎水化無水ケイ酸としては、ジメチルシロキシル化無水ケイ酸、トリメチルシロキシル化無水ケイ酸、オクチルシロキシル化無水ケイ酸、シリコーンオイル処理無水ケイ酸、メタクリルシロキシル化無水ケイ酸などを例示することができる。
上記(A)成分の上記無水ケイ酸および上記疎水化無水ケイ酸として、市販品をそのまま用いることもできる。上記無水ケイ酸の市販品としては、例えば、AEROSIL 50、AEROSIL 90G、AEROSIL 130、AEROSIL 150、AEROSIL 200、AEROSIL 300、AEROSIL 380、AEROSIL 200V、AEROSIL 300V、AEROSIL 380V、AEROSIL OX50(商品名,何れも日本アエロジル社製);サンスフェアH−31、サンスフェアH−51、サンスフェアH−121、サンスフェアH−201、サンスフェアH−32、サンスフェアH−52、サンスフェアH−122、サンスフェアH−33、サンスフェアH−53(商品名,何れもAGCエスアイテック社製);HDK−N20、HDK−T30(商品名,何れも旭化成ワッカーシリコーン社製);サイリシア 310P、サイリシア 320、サイリシア 350、サイリシア 370、サイリシア 380、サイリシア 420、サイリシア 430、サイリシア 440、サイリシア 450、サイリシア 470(商品名、何れも富士シリシア化学社製)などが挙げられる。
また、上記疎水化無水ケイ酸の市販品としては、例えば、AEROSIL R972、AEROSIL R974、AEROSIL R9200(商品名,ジメチルシロキシル化無水ケイ酸,何れも日本アエロジル社製);HDK H15、HDK H18、HDK H20、HDK H30(商品名,ジメチルシロキシル化無水ケイ酸,何れも旭化成ワッカーシリコーン社製);AEROSIL RX200、AEROSIL R8200、AEROSIL RX300、AEROSIL R812、AEROSIL R812S(商品名,トリメチルシロキシル化無水ケイ酸,何れも日本アエロジル社製);VM−2270 Aerogel Fine particles(商品名,トリメチルシロキシル化無水ケイ酸,東レ・ダウコーニング社製);HDK H2000(商品名,トリメチルシロキシル化無水ケイ酸,旭化成ワッカーシリコーン社製);AEROSIL R805(商品名,オクチルシロキシル化無水ケイ酸,日本アエロジル社製);AEROSIL R202、AEROSIL RY200、AEROSIL RY200S、AEROSIL RY300(商品名,シリコーンオイル処理無水ケイ酸,何れも日本アエロジル社製);サンスフェアH−51−ET、サンスフェアH−52−ET、サンスフェアH−121−ET(商品名,シリコーンオイル処理無水ケイ酸,何れもAGCエスアイテック社製);AEROSIL R711、AEROSIL R7200(商品名,メタクリルシロキシル化無水ケイ酸,何れも日本アエロジル社製)などが挙げられる。
上記(A)成分の上記無水ケイ酸および上記疎水化無水ケイ酸は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。本発明においては、整髪力を十分に発揮させる観点、並びに再整髪をも可能とする観点から、上記(A)成分として、後述する吸油量(mL/100g)を満たす成分を用いることが好ましい。
より具体的な吸油量としては、上記無水ケイ酸又は上記疎水化無水ケイ酸(上記組成物に含まれる上記(A)成分)の100gあたりの吸油量が、好ましくは100mL/100g以上、より好ましくは150mL/100g以上、さらに好ましくは200mL/100g以上、好ましくは1000mL/100g以下、より好ましくは800mL/100g以下、さらに好ましくは700mL/100g以下である。上記無水ケイ酸又は上記疎水化無水ケイ酸の100gあたりの吸油量の範囲は、好ましくは100〜1000mL/100gの範囲、より好ましくは150〜800mL/100gの範囲、さらに好ましくは200〜700mL/100gの範囲である。尚、吸油量(mL/100g)は、JIS K5101に記載の方法に準拠して測定された値である。
好適な吸油量の範囲を満たす上記(A)成分の市販品としては、例えば、AEROSIL 200、AEROSIL 300、AEROSIL 380、AEROSIL 200V、AEROSIL 300V、AEROSIL 380V(商品名,無水ケイ酸、何れも日本アエロジル社製);サンスフェアH−32、サンスフェアH−52、サンスフェアH−122、サンスフェアH−33、サンスフェアH−53(商品名,何れもAGCエスアイテック社製);HDK−N20、HDK−T30(商品名,無水ケイ酸、何れも旭化成ワッカーシリコーン社製);サイリシア 310P、サイリシア 320、サイリシア 350、サイリシア 370、サイリシア 380、サイリシア 420、サイリシア 430、サイリシア 440、サイリシア 450、サイリシア 470(商品名、無水ケイ酸、何れも富士シリシア化学社製)、AEROSIL R972、AEROSIL R974、AEROSIL R9200(商品名,ジメチルシロキシル化無水ケイ酸,何れも日本アエロジル社製);HDK H15、HDK H18、HDK H20、HDK H30(商品名,ジメチルシロキシル化無水ケイ酸,何れも旭化成ワッカーシリコーン社製);AEROSIL RX200、AEROSIL R8200、AEROSIL RX300、AEROSIL R812、AEROSIL R812S(商品名,トリメチルシロキシル化無水ケイ酸,何れも日本アエロジル社製);VM−2270 Aerogel Fine particles(商品名,トリメチルシロキシル化無水ケイ酸,東レ・ダウコーニング社製);HDK H2000(商品名,トリメチルシロキシル化無水ケイ酸,旭化成ワッカーシリコーン社製);AEROSIL R805(商品名,オクチルシロキシル化無水ケイ酸,日本アエロジル社製);AEROSIL R202、AEROSIL RY200、AEROSIL RY200S、AEROSIL RY300(商品名,シリコーンオイル処理無水ケイ酸,何れも日本アエロジル社製);サンスフェアH−51−ET、サンスフェアH−52−ET、サンスフェアH−121−ET(商品名,シリコーンオイル処理無水ケイ酸,何れもAGCエスアイテック社製);AEROSIL R711、AEROSIL R7200(商品名,メタクリルシロキシル化無水ケイ酸,何れも日本アエロジル社製)などが挙げられる。
また、本発明においては、粉体成分が飛散することなく、粉末固形状の表面から整髪を施すのに必要な最小量をとることができる観点から、上記(A)成分として、後述する嵩密度(g/L)を満たす成分を用いることが好ましい。
より具体的な嵩密度としては、好ましくは80g/L以上、より好ましくは90g/L以上、好ましくは300g/L以下、より好ましくは250g/L以下、さらに好ましくは200g/L以下である。より具体的な嵩密度の範囲は、好ましくは80〜300g/Lの範囲、より好ましくは80〜250g/Lの範囲、さらに好ましくは90〜200g/Lの範囲である。尚、嵩密度(g/L)は、メスシリンダーに、一定重量の上記(A)成分を30秒かけて充填し、その状態で5分間静置して安定化させたときの上記(A)成分の容積を測定した値である。
好適な嵩密度の範囲を満たす上記(A)成分の市販品としては、例えば、AEROSIL 200V、AEROSIL 300V、AEROSIL 380V(商品名,無水ケイ酸、何れも日本アエロジル社製)、サンスフェアH−32、サンスフェアH−52、サンスフェアH−122、サンスフェアH−33、サンスフェアH−53(商品名,何れもAGCエスアイテック社製);サイリシア 310P、サイリシア 320、サイリシア 350、サイリシア 370、サイリシア 380、サイリシア 420、サイリシア 430、サイリシア 440、サイリシア 450、サイリシア 470(商品名、無水ケイ酸、何れも富士シリシア化学社製)、AEROSIL R9200(商品名,ジメチルシロキシル化無水ケイ酸,日本アエロジル社製);AEROSIL R8200(商品名,トリメチルシロキシル化無水ケイ酸,日本アエロジル社製);サンスフェアH−51−ET、サンスフェアH−52−ET、サンスフェアH−121−ET(商品名,シリコーンオイル処理無水ケイ酸,何れもAGCエスアイテック社製);AEROSIL R7200(商品名,メタクリルシロキシル化無水ケイ酸,日本アエロジル社製)などが挙げられる。
本発明においては、本発明の効果を最大限に発揮させる観点から、上記(A)成分として、上記した吸油量の範囲と嵩密度の範囲との双方を満たす成分を用いることが最も好ましい。最も好ましい上記(A)成分の市販品としては、例えば、AEROSIL 200V、AEROSIL 300V、AEROSIL 380V(商品名,無水ケイ酸、何れも日本アエロジル社製)、AEROSIL R9200(商品名,ジメチルシロキシル化無水ケイ酸,日本アエロジル社製);AEROSIL R8200(商品名,トリメチルシロキシル化無水ケイ酸,日本アエロジル社製)、AEROSIL R7200(商品名,メタクリルシロキシル化無水ケイ酸,日本アエロジル社製)などが挙げられる。
上記(A)成分の含有量は特に限定されず、所望の効果が充分に付与されるように適宜調整される。通常、より一層べたつき感なく整髪することができ、再整髪をも可能とする観点から、上記組成物100質量%中、上記(A)成分の含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上、さらに好ましくは15質量%以上、好ましくは50質量%以下、より好ましくは40質量%以下であり、上記組成物100質量%中、好ましくは5〜50質量%、より好ましくは10〜40質量%、更に好ましくは15〜40質量%である。上記(A)成分の含有量は5質量%未満であってもよいが、上記(A)成分の含有量が、5質量%未満の場合には、整髪性が低下する傾向がある。
用いられる上記(B)成分の上記脂肪酸エステル油および上記シリコーン油は、粉末固形状とする成分として、上記組成物中に配合される成分である。
用いられる具体的な上記脂肪酸エステル油としては、例えば、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソセチル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、イソステアリン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリオクタン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、セバシン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、オレイン酸ソルビタンなどが挙げられる。
用いられる具体的な上記シリコーン油としては、例えば、メチルポリシロキサン、平均重合度が650〜7000である高重合メチルポリシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチコノールなどの鎖状シリコーン;メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサンなどの環状シリコーン;アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体などのアミノ変性シリコーン;カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーンなどが挙げられる。
上記(B)成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。本発明においては、より一層べたつき感なく、望む髪型に整髪でき、より一層自然な風合いを付与することができる観点から、上記脂肪酸エステル油と上記シリコーン油とを併用することが好ましい。上記(B)成分(上記油剤)が、上記脂肪酸エステル油と上記シリコーン油との双方を含むことが好ましい。
上記(B)成分の含有量は特に限定されず、所望の効果が充分に付与されるように適宜調整される。通常、より一層べたつき感なく、望む髪型に整髪でき、より一層自然な風合いを付与することができる観点から、上記組成物100質量%中、上記(B)成分の含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは8質量%以上、好ましくは40質量%以下、より好ましくは30質量%以下、さらに好ましくは25質量%以下であり、上記組成物100質量%中、好ましくは5〜40質量%、より好ましくは5〜30質量%、更に好ましくは8〜25質量%である。
用いられる上記(C)成分は、上記(A)成分以外の粉体であればよい。上記(C)成分である粉体は、無水ケイ酸及び疎水化無水珪酸の双方と異なる粉体である。上記(C)成分としては、例えば、上記(A)成分以外の無機粉体、並びに有機粉体を挙げることができる。また、用いられる上記(C)成分の形状としては、例えば、球状、板状、針状、不定形などが挙げられる。上記粉体の形状は、何れの形状であってもよく、特に限定されない。
具体的な上記無機粉体としては、上記(A)成分以外であればよく、例えば、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、合成ケイ酸アルミニウム、天然ケイ酸アルミニウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、タルク、マイカ、カオリン、雲母チタン、セリサイト、ベントナイト、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化鉄・酸化チタン焼結物、ベンガラ被覆マイカ、ベンガラ被覆雲母チタン、酸化チタン被覆無水ケイ酸、酸化クロム、酸化すず、アルミナ、オキシ塩化ビスマス、群青、紺青、カラミン、ホウケイ酸、カーボンブラック、チタン酸コバルト、軟質カルシウム、軟質マグネシウム、重質カルシウム、重質マグネシウム、アルミニウム末、窒化ホウ素、ヒドロキアパタイト、ホウケイ酸(Ca/Na)、ゼオライトなどが挙げられる。
また、本発明においては、上記(C)成分として、タルク、マイカ、カオリン、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化セリウムなどの粉体の表面を無水ケイ酸により被覆した無水ケイ酸被覆粉体などを用いることもできる。
具体的な上記有機粉体としては、例えば、ナイロン6、ナイロン12、ナイロン66などのナイロン粉末;ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン粉末;ポリメタクリル酸メチルなどのポリアクリレート粉末;ポリメチルシルセスキオキサン、ジメチルポリシロキサン重合体などのシリコーン樹脂粉末;ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素樹脂粉末;ポリスチレン粉末、ポリウレタン粉末、ポリエポキシ粉末、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリカーボネート、セルロイド、セルロース、結晶セルロース、アセチルセルロース、キチン、キトサン、多糖類、たんぱく質粉末、ラウロイルリジン、ビニル樹脂、尿素樹脂、(PET/ポリオレフィン)ラミネート、(PET/Al/エポキシ樹脂)ラミネートなどが挙げられる。
上記(C)成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。本発明においては、より一層べたつき感なく、望む髪型に整髪でき、より一層自然な風合いを付与することができる観点から、上記(C)成分として、タルク、マイカ、カオリン、セリサイトおよび硫酸バリウムを用いることが好ましい。
上記(C)成分の含有量は特に限定されず、所望の効果が充分に付与されるように適宜調整される。通常、より一層良好な粉末固形状とする観点から、上記組成物100質量%中、上記(C)成分の含有量は、好ましくは30質量%以上、より好ましくは35質量%以上、さらに好ましくは40質量%以上、好ましくは80質量%以下、より好ましくは75質量%以下、さらに好ましくは70質量%以下であり、上記組成物100質量%中、好ましくは30〜80質量%、より好ましくは35〜75質量%、更に好ましくは40〜70質量%である。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、上記した成分の他、通常化粧品に用いられる成分を配合することができる。例えば、油脂、ロウ類、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコールなどの上記(B)成分以外の油剤;陰イオン性被膜形成ポリマー、陽イオン性被膜形成ポリマー、両性被膜形成ポリマー、非イオン性被膜形成ポリマーなどの被膜形成ポリマー;非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤などの界面活性剤;多価アルコール、増粘性高分子、保湿剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、キレート剤、防腐殺菌剤、ビタミン類、動植物抽出物、香料などを目的に応じて適宜任意に配合することができる。
具体的な上記油脂としては、ヒマワリ油、アボガド油、綿実油、大豆油、オリーブ油、マカデミアナッツ油、落花生油、トウモロコシ油、ナタネ油、ゴマ油、サフラワー油、コメヌカ油、ヒマシ油、ホホバ油、椿油、ミンク油などの液体油脂;ヤシ油、パーム油、パーム核油、カカオ脂、硬化油、硬化ヒマシ油などの固体油脂などを例示することができる。
具体的な上記ロウ類としては、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、コメヌカロウ、モンタンロウ、セラックロウ、鯨ロウ、ホホバロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリンなどを例示することができる。
具体的な上記炭化水素油としては、セレシン、パラフィン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、固形パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレン末、ポリエチレンワックス、ワセリン、スクワランなどを例示することができる。
具体的な上記高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ウンデシレン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレン酸、12−ヒドロキシステアリン酸などを例示することができる。
具体的な上記高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール、イソステアリルアルコールなどを例示することができる。
具体的な上記陰イオン性被膜形成ポリマーとしては、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン、メチルビニルエーテル/マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/マレイン酸モノブチルエステル/イソボロリルアクリレート共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体、ポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体、(スチレン/アクリル酸アルキル)共重合体、(スチレン/アクリル酸アミド)共重合体、ウレタン−アクリル系共重合体、ポリスチレンスルホン酸ナトリウムなどを例示することができる。尚、本明細書において、「(メタ)アクリル」とは、「アクリル」および「メタクリル」の双方を意味する。
具体的な上記陽イオン性被膜形成ポリマーとしては、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩、塩化О−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体、塩化メチルビニルイミダゾリウム・ビニルピロリドン共重合体、(ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルアミノプロピルメタクリルアミド)共重合体などを例示することができる。
具体的な上記両性被膜形成ポリマーとしては、N−メタクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体、N,N−ジメチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アミン=N−オキシド・メタクリル酸アルキルエステル共重合体、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体、ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物、(イソブチレン/ジエチルアミノプロピルマレイミド/マレイン酸)共重合体などを例示することができる。
具体的な上記非イオン性被膜形成ポリマーとしては、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルカプロラクタムなどを例示することができる。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物は、頭髪に対して、べたつき感なく整髪でき、自然な風合いを付与することができるという効果を奏するから、整髪するために好適に用いることができ、整髪用として好適に用いることができる。
また、本発明の粉末固形状頭髪用化粧料は、上記した粉末固形状頭髪用組成物と、該粉末固形状頭髪用組成物を保管する容器とを備える。本発明の粉末固形状頭髪用化粧料の状態で提供することにより、整髪時に櫛を使う必要もなく、簡便に整髪を施すことができるようになる。
上記粉末固形状頭髪用化粧料に用いられる上記容器は、特に限定されず、上記粉末固形状頭髪用組成物を保管することができる形態の容器が適宜選ばれる。上記容器としては、具体的には、蓋が取り外し可能なジャー容器、蓋が取り外し可能なコンパクト容器、見開き蓋が形成されているジャー容器、見開き蓋が形成されているコンパクト容器、スティック容器などを例示することができる。
本発明においては、簡便性に優れるだけでなく、外出先などでも容易に整髪し直すことができる観点から、蓋が取り外し可能なコンパクト容器、若しくは、見開き蓋が形成されているコンパクト容器を用いることが好ましい。
尚、本発明の粉末固形状頭髪用化粧料では、上記粉末固形状頭髪用組成物が容器に直接充填されている形態、若しくは、上記粉末固形状頭髪用組成物が、容器内に装着された中皿に充填されている形態の何れの形態であってもよい。上記中皿は、上記容器内に脱着可能に装着されていることが好ましい。また、上記粉末固形状頭髪用組成物が成型される形状は、特に限定されず、用いられる容器、若しくは、中皿の形状に合わせた形状であればよい。
上記化粧料に用いられる容器の材質としては、特に限定されないが、例えば、PET樹脂、AS樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂などが挙げられる。また、上記中皿の材質も特に限定されず、金属製及び樹脂製の内のどちらの材質であってもよい。
本発明の粉末固形状頭髪用化粧料は、公知の方法により製造することができる。具体的な製造方法としては、例えば、上記粉末固形状頭髪用組成物(混合撹拌物)を圧縮成型する製造方法、若しくは、上記粉末固形状頭髪用組成物(混合撹拌物)を圧縮成型せず、圧縮成型とは異なる成型方法で成型する製造方法などが挙げられる。
圧縮成型する製造方法は、乾式方法及び湿式方法の何れであってもよい。また、圧縮成型する製造方法としては、具体的には、上記(A)成分(上記第1の粉体)と上記(B)成分(上記油剤)と上記(C)成分(上記第2の粉体)とを混合撹拌して、混合撹拌物を得る第1の工程と、上記混合撹拌物を上記容器に直接充填するか、若しくは、上記容器内に装着される中皿に充填する第2の工程と、充填後に上記混合撹拌物を圧縮成型する第3の工程を備える製造方法を例示することができる。
上記第1の工程で用いられる混合撹拌機は、特に限定されず、上記(A)成分と上記(B)成分と上記(C)成分とを均一に混合することができる混合撹拌機が適宜選ばれる。上記混合撹拌機としては、ヘンシェルミキサー、ブレンダーミキサー、V型ミキサー、リボンミキサー、ナウターミキサー、ハイスピードミキサーなどを例示することができる。
本発明においては、上記第1の工程で得られた上記混合撹拌物を、そのまま上記容器又は上記中皿に充填することができる。充填時の均一性を高める観点から、上記混合撹拌物をハンマーミル、ピンミル、アトマイザーなどの粉砕機を用いて粉砕した粉砕物をふるいに通した後に充填してもよい。また、上記第2の工程において、充填時の均一性を更に高める観点から、振動を与えながら上記混合撹拌物を充填してもよい。
上記第3の工程において圧縮成型時に加えられる圧力は、特に限定されず、所望の硬さの粉末固形状となるように適宜調整される。圧縮成型時に加えられる圧力は、好ましくは0.01MPa以上、より好ましくは0.05MPa以上、好ましくは4MPa以下、より好ましくは3MPa以下である。
乾式方法により圧縮成型する場合には、上記した製造方法を用いればよい。湿式方法により圧縮成型する場合には、上記第1の工程で得られた上記混合撹拌物と、揮発性溶媒とを混合してスラリー化することが好ましい。また、上記混合撹拌物をハンマーミル、ピンミル、アトマイザーなどの粉砕機を用いて粉砕した粉砕物をふるいに通した後にスラリー化してもよい。
スラリー化に用いられる上記揮発性溶媒は、上記(A)成分と上記(B)成分と上記(C)成分との上記混合撹拌物をスラリー状にする溶剤であれば特に限定されない。上記揮発性溶媒としては、例えば、水、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブタノール、イソパラフィン、軽質イソパラフィン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、低粘度メチルポリシロキサンなどが挙げられる。上記揮発性溶媒は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
上記揮発性溶媒を用いて上記混合撹拌物をスラリー状にするためには、上記混合撹拌物100質量部に対して、上記揮発性溶媒10〜150質量部を用いることが好ましく、上記した質量比で形成されたスラリーであれば様々な形状に、より一層容易に成型することができる。
また、湿式方法により圧縮成型する場合には、上記揮発性溶媒を除去する観点から、圧縮成型時に真空吸引乾燥を行うことが好ましく、さらにその後、自然乾燥、加熱乾燥、温風乾燥などの手段を用いて乾燥を行うことがより好ましい。
一方、圧縮成型しない製造方法としては、上記(A)成分と上記(B)成分と上記(C)成分とを混合撹拌して(上記粉体成分と上記油剤成分とを撹拌混合して)、上記粉末固形状頭髪用組成物である混合撹拌物を得る第1の工程、上記第1の工程で得られた上記混合撹拌物を上記容器に直接充填するか、若しくは、上記容器内に装着される中皿に充填する第2の工程、充填後に圧縮成型せず、圧縮成型とは異なる成型方法で成型する第3の工程とを備える製造方法を例示することができる。
圧縮成型しない場合には、上記第3の工程の具体例としては、自然乾燥、加熱乾燥、温風乾燥などの手段を用いて乾燥させることで、上記混合撹拌物を成型する工程、若しくは、固化させることで、上記混合撹拌物を成型する工程を例示することができる。尚、上記混合撹拌物を固化させる場合には、充填後に上記混合撹拌物を加温溶解させてから固化させる方法、若しくは、上記混合撹拌物を加温溶解させた後に充填して固化させる方法の何れの方法を用いてもよい。
本発明の粉末固形状頭髪用化粧料を用いる整髪方法は、上記粉末固形状頭髪用組成物の表面から、指先を使って又は塗布具を用いて、上記粉末固形状頭髪用組成物をこすり取る第1の工程と、こすり取った上記粉末固形状頭髪用組成物を、指先を使って又は塗布具を用いて、頭髪に塗布する第2の工程と、指先又は手のひらを使って、頭髪に塗布された上記粉末固形状頭髪用組成物を頭髪に対してすり込むように整髪を施す第3の工程とを備える。
本発明の整髪方法では、上記粉末固形状頭髪用組成物の表面から、該組成物をこすり取って整髪を施すことに最大の特徴がある。上記組成物をこすり取る手段としては、特に限定されないが、指先を使って又は塗布具を用いて、上記組成物をこすり取ることが好ましい。指先を使うことにより、細部まで上記組成物を塗布することが容易になり、細部まで充分に整髪することができる。また、上記塗布具を用いることにより、頭髪全体に上記組成物を塗布することが容易になり、髪全体を整髪することができる。
用いられる上記塗布具は、上記粉末固形状頭髪用組成物の表面から、該組成物をこすり取ることができれば特に限定されない。上記塗布具としては、例えば、毛ブラシ、粉末固形剤型専用パフなどが挙げられる。
本発明の整髪方法では、塗布後に指先又は手のひらを使って、頭髪に塗布された上記組成物を頭髪に対してすり込むように整髪を施すことで、思い通りの髪型に整髪することができる。上記した整髪方法により、髪全体から細部に至るまで簡便に整髪を施すことができるようになる。
本発明の粉末固形状頭髪用組成物、並びに、該組成物と容器とを備える粉末固形状頭髪用化粧料は、べたつき感なく、望む髪型に整髪することができ、自然な風合いを付与することができる、新たな剤型を提案するものであるから、従来の頭髪用化粧料に置き換わることが可能な組成物及び化粧料である。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する。本発明はこれら実施例にのみ限定されない。尚、配合量は、特記しない限り「質量%」を表す。
(試料の調製)
表1に記した組成に従い、実施例1〜10および比較例1〜5の各頭髪用組成物を下記製法により調製し、下記評価を行った。結果を表1〜3に併記した。尚、評価はすべて、23℃、湿度60%の恒温恒湿の一定条件下で実施した。なお、実施例1〜10及び比較例1〜2では、粉末固形状頭髪用組成物を得た。比較例3〜5では、個々の粉体が一体化されておらず、粉末固形状ではない粉末状頭髪用組成物を得た。
(製法)
表1〜3に記載の粉体成分をヘンシェルミキサーで混合した後、油剤を加えて更に混合撹拌して、混合撹拌物を得た。次いで、混合撹拌物をコンパクト容器内に装着される中皿に充填し、圧縮成型した。また、油剤を含有しない組成物については、粉体成分をヘンシェルミキサーで混合撹拌した後、コンパクト容器内に装着される中皿に充填し、圧縮成型した。
(試験例1:粉体成分の飛散の評価)
官能評価パネル20名が、得られた頭髪用組成物の表面から、指先を使って撫でるように頭髪用組成物をこすり取り、その時の「粉体成分の飛散」について、下記評価基準に従って官能評価した。
<粉体成分の飛散の評価基準>
○(良好):20名中16名以上が、「粉体成分の飛散なく組成物を取ることができる」と回答
△(やや良好):20名中10〜15名が、「粉体成分の飛散なく組成物を取ることができる」と回答
×:(不良)20名中9名以下が、「粉体成分の飛散なく組成物を取ることができる」と回答
(試験例2:べたつき感および整髪性の評価)
試験例1の評価を行った官能評価パネル20名が、ウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)に対して、得られた頭髪用組成物を用いて下記整髪方法により整髪を施し、整髪時の「整髪性」について、下記評価基準に従って官能評価した。
(整髪方法)
得られた頭髪用組成物の表面から、指先を使って撫でるように、上記頭髪用組成物をこすり取り、上記ウィッグに塗布した。次いで、指先又は手のひらを使って、頭髪に対して、上記頭髪用組成物をすり込むように整髪を施した。
<整髪性の評価基準>
○:(良好)20名中16名以上が、「べたつき感がなく、望む髪型に整髪することができる」と回答
△:(やや良好)20名中10〜15名が、「べたつき感がなく、望む髪型に整髪することができる」と回答
×:(不良)20名中9名以下が、「べたつき感がなく、望む髪型に整髪することができる」と回答
(試験例3:風合いの評価)
上記試験例1,2の評価を行った官能評価パネル20名が、上記試験例2の評価から10分後の「毛髪の風合い」について、下記評価基準に従って目視評価した。
<毛髪の風合いの評価基準>
○:(良好)20名中16名以上が、「粉浮きがなく、自然な風合いがある」と回答
△:(やや良好)20名中10〜15名が、「粉浮きがなく、自然な風合いがある」と回答
×:(不良)20名中9名以下が、「粉浮きがなく、自然な風合いがある」と回答
Figure 2014050679
Figure 2014050679
Figure 2014050679
表1〜3に示された結果から、実施例1〜10の粉末固形状頭髪用組成物では、粉体成分が飛散することなく、粉末固形状頭髪用組成物の表面から整髪を施すのに必要な最小量の粉末固形状頭髪用組成物を取ることができ、べたつき感なく、望む髪型に整髪することができるとともに、整髪後は粉浮きがなく、自然な風合いを付与することができることが分かる。
これに対し、本発明において必須成分である上記(A)成分を含有しない比較例1〜2の粉末固形状頭髪用組成物では、望む髪型に整髪できず、整髪機能を全く発揮できないことが分かる。また、本発明において必須成分である上記(B)成分を含有しない比較例3〜4の粉末状頭髪用組成物では、性状が粉末状であることから、粉体成分が飛散するだけでなく、望む髪型に整髪し難く、風合いにも劣ることが分かる。加えて、本発明において必須成分である上記(C)成分を含有しない比較例5の粉末状頭髪用組成物では、べたつき感なく、望む髪型に整髪することができる反面、風合いに劣り、さらには、性状が粉末状であることから、粉体成分が飛散することが分かる。
以下、本発明に係る粉末固形状頭髪用組成物、並びに、該組成物と容器とを備える粉末固形状頭髪用化粧料を示す。尚、含有量は質量%である。
Figure 2014050679
上記した成分の内の粉体成分をヘンシェルミキサーで混合した後、上記した成分の内の油剤成分を加えて更に混合撹拌した。次いで、混合撹拌物をコンパクト容器内に装着される中皿に充填し、圧縮成型した。
Figure 2014050679
上記した成分の内の粉体成分をヘンシェルミキサーで混合した後、上記した成分の内の油剤成分を加えて更に混合撹拌した。次いで、混合撹拌物をコンパクト容器内に装着される中皿に充填し、圧縮成型した。

Claims (10)

  1. 粉末固形状であり、頭髪に用いられ、
    無水ケイ酸および疎水化無水ケイ酸の少なくとも1種である第1の粉体と、
    脂肪酸エステル油およびシリコーン油の少なくとも1種である油剤と、
    前記第1の粉体以外の粉体である第2の粉体と
    を含有する粉末固形状頭髪用組成物。
  2. 前記第1の粉体の吸油量が100〜1000mL/100gを満たす請求項1に記載の粉末固形状頭髪用組成物。
  3. 前記第1の粉体の嵩密度が80〜300g/Lを満たす請求項1又は2に記載の粉末固形状頭髪用組成物。
  4. 前記第2の粉体が、タルク、マイカ、カオリン、セリサイトおよび硫酸バリウムから選ばれる少なくとも1種である請求項1〜3の何れか1項に記載の粉末固形状頭髪用組成物。
  5. 前記第1の粉体の含有量が、5〜50質量%、前記油剤の含有量が、5〜40質量%、前記第2の粉体の含有量が、30〜80質量%である請求項1〜4の何れか1項に記載の粉末固形状頭髪用組成物。
  6. 圧縮成型により得られた粉末固形状であり、
    前記第1の粉体と前記油剤と前記第2の粉体とを混合撹拌した混合撹拌物を圧縮成型することにより得られる、請求項1〜5の何れか1項に記載の粉末固形状頭髪用組成物。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の粉末固形状頭髪用組成物と、該組成物を保管する容器とを備える粉末固形状頭髪用化粧料。
  8. 請求項1〜5の何れか1項に記載の粉末固形状頭髪用組成物と、前記粉末固形状頭髪用組成物を保管する容器とを備え、前記粉末固形状頭髪用組成物が頭髪を整髪するために用いられる粉末固形状頭髪用化粧料の製造方法であって、
    前記第1の粉体と前記油剤と前記第2の粉体とを混合撹拌して、混合撹拌物を得る工程と、
    前記混合撹拌物を、前記容器に直接充填するか、若しくは、前記容器内に装着される中皿に充填する第2の工程と、
    充填後に前記混合撹拌物を圧縮成型するか、若しくは、充填後に前記混合撹拌物を圧縮成型せず、圧縮成型とは異なる成型方法で成型する第3の工程と
    を備える粉末固形状頭髪用化粧料の製造方法。
  9. 前記第3の工程が、充填後に前記混合撹拌物を圧縮成型する第3の工程である、請求項8に記載の粉末固形状頭髪用化粧料の製造方法。
  10. 請求項7に記載の粉末固形状頭髪用化粧料を用いる整髪方法であって、
    前記粉末固形状頭髪用組成物の表面から、指先を使って又は塗布具を用いて、前記粉末固形状頭髪用組成物をこすり取る第1の工程と、
    こすり取った前記粉末固形状頭髪用組成物を、指先を使って又は塗布具を用いて、頭髪に塗布する第2の工程と、
    指先又は手のひらを使って、頭髪に塗布された前記粉末固形状頭髪用組成物を頭髪に対してすり込むように整髪を施す第3の工程と
    を備える粉末固形状頭髪用化粧料を用いる整髪方法。
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