JP2009242291A - 整髪料 - Google Patents

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Makiko Goto
真紀子 後藤
Taizo Fujiyama
泰三 藤山
Tomonori Toyoda
智規 豊田
Mikiko Kaminuma
三紀子 上沼
Masaru Suetsugu
勝 末継
Masaki Okawa
正樹 大河
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Abstract

【課題】高い整髪力と整髪の持続性が担保されつつ、べたついた使用感が抑制された整髪料を提供すること。
【解決手段】グリセリンモノアルキルエーテルを整髪料に配合することにより、当該化合物は多価アルコールであるにもかかわらず、高い整髪力と整髪の持続性が担保されつつ、べたついた使用感が抑制され、しかも、他の多価アルコールを配合した場合と同等の毛髪の保湿効果とつやが担保されることを見出した。すなわち、固形油分、液状油分及び水を含有し、グリセリンモノアルキルエーテルを全体の0.01〜2質量%が配合された整髪料を提供することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。
【選択図】 なし

Description

本発明は、毛髪化粧料のうち、毛髪の型を整える整髪料に関する発明である。
主に、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール等の多価アルコールを保湿剤としてヘアワックス等の整髪料に配合することは既に知られている。保湿剤を配合することにより、毛髪の保湿効果の他に、つや出し効果が提供されることが知られている(特許文献1、非特許文献1)。
しかしながら、上記の保湿成分を配合すると、肝心の整髪力が十分に発揮されない傾向や、べたついた使用感を伴う傾向が認められる。
特開平10−455456号公報 新化粧品学 第2版(南山堂)第459頁、平成13年発行
本発明の課題は、高い整髪力と整髪の持続性が担保されつつ、べたついた使用感が抑制された整髪料を提供することにある。
検討の結果、本発明者は、グリセリンモノアルキルエーテルを整髪料に配合することにより、当該化合物は多価アルコールであるにもかかわらず、高い整髪力と整髪の持続性が担保されつつ、べたついた使用感が抑制され、しかも、他の多価アルコールを配合した場合と同等の毛髪の保湿効果とつやが担保されることを見いだした。
すなわち、本発明は、固形油分、液状油分及び水を含有する整髪料において、グリセリンモノアルキルエーテルを全体の0.01〜2質量%配合した、整髪料(以下、本発明の整髪料ともいう)を提供する発明である。
上記において、固形油分とは、常温(25℃)において固形状の油分を意味するものであり、液状油分とは、常温(25℃)において流動性状の油分を意味するものである。
本発明において、「整髪料」とは、「整髪」すなわち、毛髪の形を整えることを目的とした毛髪化粧料であり、具体的形態として、ヘアワックス、ヘアクリーム、ヘアリキッド、ポマード、ヘアムース、ヘアスプレー等が挙げられる。本発明の整髪料の好適な態様としてヘアワックス又はヘアクリームが挙げられる。
また、本発明の整髪料には、さらに、整髪用樹脂を配合することが、整髪力を良好にする上で好適である。
本発明により、高い整髪力と整髪の持続性が担保されつつ、べたついた使用感が抑制され、しかも、一般的な多価アルコールを配合した場合と同等の毛髪の保湿効果とつやが担保された、整髪料が提供される。
[必須の配合成分]
(1)グリセリンモノアルキルエーテル
本発明の整髪料に配合するグリセリンモノアルキルエーテルは、グリセリンに対してアルキル基が1個エーテル結合してなる鎖状エーテル化合物であり、1種又は2種以上を用いることができる。グリセリンモノアルキルエーテルとしては、例えば、グリセリンモノメチルエーテル、グリセリンモノエチルエーテル、グリセリンモノプロピルエーテル、グリセリンモノブチルエーテル、グリセリンモノペンチルエーテル等が挙げられるが、グリセリンモノブチルエーテルが好適である。
本発明の整髪料におけるグリセリンモノアルキルエーテルの配合量は、全体に対して0.01〜2質量%、好適には0.1〜1質量%である。整髪料の形態がヘアワックス又はヘアクリームの場合も、全体の0.1〜1質量%が好適である。グリセリンモノアルキルエーテルの配合量が全体に対して0.01質量%未満であると毛髪の保湿効果やつやが十分でなくなる傾向があり、2質量%を超えると整髪力が十分発揮されなくなる。
なお、グリセリンモノアルキルエーテル以外の多価アルコールの配合量は、全体の1質量%以下(0質量%を含む)であることが好適である。
(2)固形油分
本発明の整髪料に配合する固形油分は、上述したように、常温(25℃)において固形状の油分であり、1種又は2種以上を用いることができる。固形油分としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ核油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油等の固体油脂;ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、米ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等のロウ類;ポリエチレンワックス、パラフィンワックス、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、ルナセラ、オゾケライト等の炭化水素系ワックス;セチルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール;モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)等の脂肪酸グリセリルエーテル;アセトグリセライド、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド等の脂肪酸グリセリド等が挙げられる。これらのうち、カルナウバロウ、マイクロクリスタリンワックス、キャンデリラロウ又はベヘニルアルコールが、本発明において好適である。
本発明の整髪料における固形油分の配合量は、全体に対して1〜50質量%、好適には1〜40質量%、整髪料の形態がヘアワックスの場合には、全体の5〜40質量%が特に好適であり、同ヘアクリームの場合には1〜30質量%が特に好適である。固形油分の配合量が全体に対して1質量%未満であると、十分な整髪力が担保されず、50質量%を超えると、のび、べたつき等使用性の問題が生じる。
(3)液状油分
本発明の整髪料に配合する液状油分は、上述したように、常温(25℃)において流動性状の油分であり、1種又は2種以上を用いることができる。液状油分としては、例えば、アボガド油、月見草油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、ヒマワリ油、アーモンド油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、菜種油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油等の液体油脂;オクタン酸セチル、セチル2−エチルヘキサノエート、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、エチルラウレート、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、2−エチルヘキシルパルミテート、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、オレイン酸デシル、ドデシルオレエート、オレイン酸オレイル、乳酸ミリスチリル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、コハク酸2−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、アセトグリセライド、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリミリスチン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラオクタン酸ペンタエリスリトール、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール等のエステル油;流動パラフィン、スクワレン、プリスタン、ポリブテン等の炭化水素油;シリコーン油として、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状ポリシロキサン;アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン等が挙げられる。これらのうち、炭化水素油、エステル油又はシリコーン油が、本発明において好適である。
本発明の整髪料における液状油分の配合量は、全体に対して1〜50質量%、好適には1〜40質量%、整髪料の形態がヘアワックスの場合には、全体の1〜30質量%が特に好適であり、同ヘアクリームの場合には5〜40質量%が特に好適である。液状油分の配合量が全体に対して1質量%未満であると、のび等使用性の問題が生じ、50質量%を超えるとべたつく感触を生じる。
(4)水
本発明の整髪料に配合する水は、精製水、イオン交換水、水道水等を用いることができる。本発明の整髪料における水の配合量は、全体に対して10〜95質量%、好適には30〜90質量%、整髪料の形態がヘアワックス又はヘアクリームの場合には全体の30〜80質量%が特に好適である。水の配合量が全体に対して10質量%未満であると、仕上がりが硬く、使用時ののびが悪くなり、安定性も良くなくなり、95質量%を超えると充分な整髪力が得られなくなる。
上記の必須の配合成分(1)〜(4)を、常法、例えば、本発明の整髪料の剤形が乳化系である場合には、水中油乳化法や油中水乳化法等による乳化を行い、所望する形態の本発明の整髪料を製造することができる。
[選択的配合成分]
(5)整髪用樹脂
選択的な配合成分として、整髪用樹脂が挙げられる。整髪用樹脂は、整髪料等の毛髪用化粧料に配合され得る樹脂を意味するものであり、本発明の整髪料中には整髪用樹脂を配合することが好適である。整髪用樹脂は、1種又は2種以上を選択して本発明の整髪料に配合することが可能である。
整髪用樹脂としては、カチオン性樹脂、アニオン性樹脂又は両性樹脂が挙げられる。カチオン性高分子としては、例えば、ビニルピロリドン/N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸液塩、ビニルピロリドン/塩化メチルビニルイミダゾリニウム共重合体、アルキルメタクリレート/ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体、ビニルピロリドン/メチルビニルイミダゾール共重合体/ビニルカプロラクタム共重合体、セチルジメチル−2−ヒドロキシエチルアンモニウムジヒドロリン酸塩、ラウリル/ミリスチルトリメチルアンモニウム硫酸塩、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/t−アクリル酸ブチルリン酸塩等が挙げられる。これらのカチオン性樹脂の中で、ビニルピロリドン/N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸液塩が、整髪性や毛髪の感触を特に効果的に向上させることが可能であり、好適である。
アニオン性樹脂としては、例えば、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体モノアルキルエステル、メチルビニルエーテル/マレイン酸エチルエステル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン液、アクリル酸エチル/アクリル酸アミド/アクリル酸共重合体、アクリル酸エチル/メタクリル酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸ネオデカン酸ビニル共重合体、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体、オクチルアクリルアミドアクリル樹脂等が挙げられる。これらのアニオン性樹脂の中で、アクリル酸エチル/メタクリル酸共重合体が、整髪性やセット力を特に効果的に向上させることが可能であり、好適である。
両性樹脂としては、例えば、N−メタクリロイル−N,N−ジメチルアンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体液、特開2003−171236号公報に開示されたウレタン樹脂等が挙げられる。
本発明の整髪料における整髪用樹脂の配合量は、全体に対して0.1〜10質量%、好適には1〜5質量%、整髪料の形態がヘアワックス又はヘアクリームの場合も、全体の1〜5質量%が好適である
整髪用樹脂の配合量が全体に対して0.1質量%未満であると、整髪用樹脂の配合による整髪性やセット力の向上が顕在化せず、10質量%を超えると重さ、べたつきを生じるようになる。
(6)界面活性剤
本発明の整髪料において、界面活性剤は、特に水中油型又は油中水型等の乳化製剤とする場合の乳化剤として重要である。界面活性剤としては、化粧料等に乳化剤として用いられるものであれば特に限定されず、その配合量も、整髪料の具体的な態様等に応じて適宜選択することができる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸石鹸;N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩等が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類;モノ綿実油脂肪酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリセリン脂肪酸塩;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル塩;硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル等の親油性非イオン界面活性剤が挙げられる。
また、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレート等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類;POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル類;POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類;POEモノオレエート、POEジステアレート、ジステアリン酸エチレングリコール等のPOE脂肪酸エステル類;POEステアリルエーテル、POE2−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等のPOEアルキルエーテル類;POEジノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類;プルロニック等のプルロニック型類;POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル類;テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類;POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等POEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体;POEソルビットミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等のアルカノールアミド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等の親水性非イオン界面活性剤が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩;塩化セチルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩;アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ジアルキルモリホニウム塩、塩化ベンザルコニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエトキシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界面活性剤;ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤等が挙げられる。
その他、本発明の効果を損なわない範囲内で、化粧料等において用いられている諸成分を、本発明の整髪料に配合して、所望する形態の本発明の整髪料を製造することができる。例えば、グリセリンモノアルキルエーテル以外の保湿剤、粉末成分、増粘剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、アミノ酸類、酸化防止剤、防腐剤、薬効成分、香料等が、当該諸成分として挙げられる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。本実施例において、配合量は質量%である。
[試験例1] 使用試験1
(a)処方内容
下記の処方のヘアワックスを製造し、実施例1と比較例1について実使用試験を行った。
Figure 2009242291
<製造方法>
(2)〜(11)を85〜90℃で攪拌溶解したものを油相部とし、(12)、(13)、(15)(比較例1は、(16)も含む)を80〜85℃で攪拌溶解したものを水相部とする。水相部に油相部を加え、(1)(実施例1のみ)、(14)を添加して乳化させた後、冷却・脱気して容器に充填して、各試験品のヘアワックスを製造した。
(b)試験方法
本試験例1において行った実使用試験の手法を記載する。
実使用試験の試験項目は、「髪のべたつきのなさ」、「髪のつや」、「髪の軽さ」、「スタイルのしやすさ」、「整髪力」、「整髪の持続性」及び「再整髪力」である。
5名の毛髪の長さが概ね5cm以上のパネルが、試験当日の朝に洗髪・ドライ後に試験品を毛髪に1g程度を塗布して、整髪を行った。評価は、実施例(本発明品)と比較例(比較品)について行い、他方の試験は一方の試験を行った翌日に実行した。両試験品に関する実使用試験の完了後に、本発明品と比較品の各項目の相違に関して評価を行った。評価は、比較品を基準(0点)とし、それぞれの評価項目を−2〜+2のスコア(−2:比較品に比べ著しく劣っている、−1:同劣っている、0:同等である、+1:比較品に比べ優れている、+2:同著しく優れている)を用いて、各パネルの平均点として評価した。なお、上記の試験項目において「再整髪力」は、試験品塗布後、2時間経過した時点で、整髪した毛束をもう一度動かした場合の整髪の容易性を評価したものである。
(c)試験結果
試験例1の結果を、図1のグラフで視覚化を行った。縦軸は、評価の平均スコアであり、横軸の各項目は実使用試験の項目である。
図1の結果は、プロピレングリコールを配合した比較例1に比べ、グリセリンモノブチルエーテルを配合した実施例1では、べたつきが抑制され、髪の軽さ、整髪力及び整髪の持続性が向上し、スタイルがし易いといった、顕著な効果が顕れたことを示している。
[試験例2] 実使用試験2
(a)処方内容
下記の処方のヘアワックスを製造し、表2に示した実施例1,2,3(実施例1は上記と同一の処方)と比較例1,2(比較例1は上記と同一の処方)について、上記試験例1とは別個に実使用試験を行った。各試験品の製造は、上記試験例1の場合に準じて行った。
Figure 2009242291
(b)試験方法
本試験例2において行った実使用試験の手法を記載する。実使用試験の試験項目は、「髪のべたつきのなさ」、「髪の軽さ」、「整髪力」である。
5名のパネルによる、上記の試験項目個々に関する使用テストを行い、各パネルの付けた下記の評価点を合計した。なお、評価点及び評価基準は以下のとおりである。
(評価点)
4点:非常に良い。
3点:良い。
2点:普通。
1点:悪い。
(評価基準)
◎:合計点が15点以上である。
○:合計点が10点以上15点未満である。
△:合計点が5点以上10点未満である。
×:合計点が5点未満である。
(c)試験結果
試験例2の結果を表3に表した。
Figure 2009242291
表3は、グリセリンモノブチルエーテルを0.1〜2質量%配合した実施例1〜3はべたつきが抑制され、髪の軽さ、整髪力の向上といった、顕著な効果が顕れたことを示している。また、グリセリンモノブチルエーテルを10質量%配合した比較例2は、プロピレングリコールを10質量%配合した比較例1と同様にべたつき感が増し、使用性が悪くなったことも示している。
以下、本発明のさらなる処方例を実施例4〜10として開示する。いずれに処方例でも、上記の実使用試験を行った結果、グリセリンモノブチルエーテルの代わりに、プロピレングリコールを配合した比較例に比べて、べたつきが抑制され、髪の軽さ、整髪力及び整髪の持続性が向上し、スタイルをし易かった。
[実施例4] ヘアクリーム
配合成分 配合量(質量%
1 グリセリンモノブチルエーテル 0.5
2 流動パラフィン 5.0
3 ワセリン 2.0
4 ジメチルポリシロキサン 5.0
5 セタノール 4.0
6 ステアリルアルコール 1.0
7 ポリオキシプロピレングリセリルエーテル 2.0
8 イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 2.0
9 親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
10 カチオン化セルロース(ポリクオタニウム10) 0.5
11 パラオキシ安息香酸エステル 0.05
12 精製水 75.94
13 香料 0.01
<製造方法>
(2)〜(9)、(13)を80〜90℃にて攪拌溶解したものを油相部とする。(10)、(11)を(12)に溶解させた水相部に油相部を加え、(1)を添加して乳化させた後、冷却・脱気して容器に充填する。
[実施例5] ヘアクリーム
配合成分 配合量(質量%
1 グリセリンモノブチルエーテル 0.5
2 揮発性イソパラフィン 5.0
3 ジメチルポリシロキサン 2.0
4 高重合メチルポリシロキサン 2.0
5 ポリオキシプロピレンデカグリセリルエーテル 5.0
6 イソステアリン酸 1.0
7 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
8 2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチル
イミダゾリニウムベタイン 4.0
9 フェノキシエタノール 0.3
10 エタノール 5.0
11 水酸化ナトリウム 0.15
12 カルボキシビニルポリマー 0.5
13 キサンタンガム 0.5
14 カラギーナン 0.3
15 酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体 2.0
16 エデト酸3ナトリウム 0.05
17 パラオキシ安息香酸エステル 0.05
18 精製水 71.15
<製造方法>
(2)〜(9)を80〜90℃にて攪拌溶解したものを油相部とする。(10)〜(17)を(18)に溶解させた水相部を油相部に加え、(1)を添加して乳化させた後、冷却・脱気して容器に充填する。
[実施例6] ヘアクリーム
配合成分 配合量(質量%
1 グリセリンモノブチルエーテル 0.7
2 フェノキシエタノール 0.5
3 ジメチコン 7.0
4 ミネラルオイル 7.0
5 ベヘニルアルコール 3.0
6 ポリオキシプロピレンブチルエーテル 2.5
7 ステアリルアルコール 1.0
8 ステアロイルメチルタウリンナトリウム 1.0
9 モノステアリン酸グリセリン 1.0
10 (メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン
/メタクリル酸アルキル)コポリマー 0.5
11 エタノール 1.5
12 クエン酸ナトリウム 0.03
13 クエン酸 0.09
14 精製水 74.13
15 香料 0.05
<製造方法>
(2)〜(9)、(15)を80〜90℃にて攪拌溶解したものを油相部とする。(12)、(13)を(14)に溶解させた水相部を油相部に加え、(1)、(10)、(11)を添加して乳化させた後、冷却・脱気して容器に充填する。
[実施例7] ヘアワックス
配合成分 配合量(質量%
1 グリセリンモノブチルエーテル 0.5
2 流動パラフィン 10.0
3 ワセリン 5.0
4 マイクロクリスタリンワックス 5.0
5 ステアリルアルコール 2.0
6 カルナウバロウ 3.0
7 イソステアリン酸 1.0
8 ステアリン酸 2.0
9 テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 3.0
10 イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 1.0
11 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 2.0
12 カオリン 5.0
13 無水ケイ酸 2.0
14 トリエタノールアミン 0.3
15 メタリン酸ナトリウム 0.1
16 パラオキシ安息香酸エステル 0.05
17 キサンタンガム 0.1
18 ベントナイト 1.0
19 精製水 56.9
20 香料 0.05
<製造方法>
(2)〜(11)、(20)を80〜90℃にて攪拌溶解したものを油相部とする。(12)〜(18)を(19)に分散または溶解させた水相部を油相部に加え、(1)を添加して乳化させた後、冷却・脱気して容器に充填する。
[実施例8] ヘアセットローション
配合成分 配合量(質量%)
(原液)
1 グリセリンモノブチルエーテル 0.5
2 エタノール 20.0
3 (メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)
コポリマー 5.0
4 酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体(P.V.P./VA-S630) 5.0
5 精製水 69.5
<製造方法>
(1)〜(4)を攪拌溶解し、さらに(5)を加えて攪拌した後ろ過、充填する。
[実施例9] ヘアウォーター
配合成分 配合量(質量%
(原液)
1 グリセリンモノブチルエーテル 0.7
2 精製水 92.99
3 塩化ナトリウム 0.1
4 塩化マグネシウム 0.1
5 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.1
6 ステアリルトリモニウムクロリド 0.1
7 エタノール 5.0
8 (メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)
コポリマー 0.5
9 ジメチコンポリオール 0.1
10 フェノキシエタノール 0.3
11 香料 0.01
<製造方法>
(3)〜(6)を(2)に攪拌溶解したものを水相部とする。(1)、(8)〜(11)を(7)に溶解させた後、水相部に加え攪拌し、ろ過、充填する。
[実施例10] ヘアムース
配合成分 配合量(質量%
(原液)
1 グリセリンモノブチルエーテル 0.7
2 揮発性イソパラフィン 5.0
3 プロピレングリコール 5.0
4 ラウリン酸ジエタノールアミド 0.2
5 塩化アルキルトリメチルアンモニウム 0.1
6 高重合ジメチルポリシロキサン 1.0
7 精製水 73.99
8 (メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)
コポリマー 3.0
9 ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 1.0
10 エタノール 10.0
11 香料 0.01
(噴射剤)
液化石油ガス(原液/噴射剤=85/15(質量比))
<製造方法>
(1)〜(6)を攪拌混合したものに(7)を加えて乳化した。さらに(8)〜(11)を攪拌混合したものを加え、ろ過して原液とした。原液をエアゾール缶に85質量部詰め、弁をする。次いで、液化石油ガス55質量部を充填する。
本発明にかかわる実使用試験の結果を表したグラフである。

Claims (5)

  1. 固形油分、液状油分及び水を含有する整髪料において、グリセリンモノアルキルエーテルを全体の0.01〜2質量%配合した、整髪料。
  2. グリセリンモノアルキルエーテルがグリセリンモノブチルエーテルである、請求項1記載の整髪料。
  3. さらに整髪用樹脂を配合した、請求項1又は2記載の整髪料。
  4. グリセリンモノアルキルエーテル以外の多価アルコールの含有量が、全体の1質量%以下(0質量%の場合を含む)である、請求項1〜3のいずれかに記載の整髪料。
  5. 整髪料の形態がヘアワックス又はヘアクリームである、請求項1〜4のいずれかに記載の整髪料。
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