JP2007153770A - 整髪用乳化組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 毛髪上での延伸性が良好で、整髪性と整髪保持力に優れると共に、べたつきやごわつきを低減させることのできる整髪用乳化組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】 ロウ類及び/又は室温で固形の炭化水素油類、寒天、非イオン界面活性剤、好ましくは、ポリオキシエチレン付加されていてもよいソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレン付加されていてもよいグリセリン脂肪酸エステル、並びに水を含有してなる整髪用乳化組成物とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、整髪用乳化組成物に関する。
従来より、高い整髪性と整髪保持力を兼ね備えた整髪料として、ヘアワックスやヘアクリームなどの乳化型整髪料が多用されている。これら乳化型整髪料には、ワックス類やロウ類などの硬度が高く室温で固形の油性原料が配合されている。
これら油性原料を多く配合した乳化型整髪料は、毛髪に高い整髪性と整髪保持力を付与することができるものの、毛髪上での延伸性に劣り、べたつき感を有し、洗浄時の洗い落ちが悪いといった欠点を有していた。
このような問題点を解決するために、油性原料特有のべたつき感を低減させる試みがなされている。例えば、油性成分に12−ヒドロキシステアリン酸とアルカリ剤を含有させたヘアワックス(特許文献1を参照)、ワックス微粒子に界面活性剤とカチオン性樹脂を含有させた毛髪化粧料(特許文献2を参照)、ワックスに高重合度のポリエチレングリコールを含有させた毛髪用の化粧料(特許文献3を参照)、ロウ類と液状油剤に油膨潤性粘土鉱物を含有させた整髪料(特許文献4を参照)、固体又は半固体のワックスにアミンオキシド基含有樹脂を含有させた毛髪化粧料(特許文献5を参照)などが提案されている。
しかしながら、これら試みにより、べたつき感は低減できるものの、油性原料特有の高い整髪性と整髪保持力が充分に得られないと言った問題を有している。
特開2000−86450号公報 特開2000−86456号公報 特開2002−241243号公報 特開2003−26549号公報 特開2005−239555号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、毛髪上での延伸性が良好で、整髪性と整髪保持力に優れると共に、べたつきやごわつきを低減させることのできる整髪用乳化組成物を提供することを課題とする。
即ち、本発明は、
〔1〕 ロウ類及び/又は室温で固形の炭化水素油類、寒天、非イオン界面活性剤、並びに水を含有してなる整髪用乳化組成物、
〔2〕 非イオン界面活性剤が、ポリオキシエチレン付加されていてもよいソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレン付加されていてもよいグリセリン脂肪酸エステルである前記〔1〕に記載の整髪用乳化組成物
〔3〕 水の含有量が、40〜90重量%である前記〔1〕又は〔2〕に記載の整髪用乳化組成物、並びに
〔4〕 さらに、1,2−アルカンジオールを含有してなる前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の整髪用乳化組成物、
に関する。
本発明の整髪用乳化組成物は、塗布時において毛髪上での延伸性に優れた効果を奏する。また、塗布後において整髪性及び整髪保持力に優れると共に、べたつき感やごわつき感を低減させるといった優れた効果を奏する。更に、1,2−アルカンジオールを含有した組成物にすると、ごわつきを更に低減させると共に、風合いを向上させるといった優れた効果を奏する。
本発明に係る整髪用乳化組成物は、ロウ類及び/又は室温で固形の炭化水素油類、寒天、非イオン界面活性剤、並びに水を含有する。
用いられるロウ類としては、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、セラックロウ、鯨ロウ、ラノリン、ホホバ油などを例示することができる。また、室温で固体の炭化水素油類としては、セレシン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、ワセリンなどを例示することができる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。尚、本発明における室温とは、1〜30℃の温度範囲を表す。
ロウ類及び/又は室温で固形の炭化水素油類の含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、通常、高い整髪性と整髪保持力を付与する観点から、組成物中、3重量%以上が好ましく、より好ましくは5重量%以上である。また、べたつき感、洗い落ちの悪化及び乳化系が崩れることを抑制する観点から、25重量%以下が好ましく、より好ましくは22重量%以下である。これらの観点から、ロウ類及び/又は室温で固体の炭化水素油類の含有量は、組成物中、3〜25重量%が好ましく、より好ましくは5〜22重量%である。
寒天は、マクサ(テングサ,Gelidium amansii)、その他同属植物(Gelidiaceae)又は諸種紅そう類(Rhodophyta)などから抽出して得られるものであり、粉末状、顆粒状、固形状、角状及び糸状などの形態を有する。本発明に用いられる寒天の形態としては、特に限定されず、粉末状、顆粒状、固形状、角状及び糸状などの如何なる形態であっても構わない。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。これにより、塗布時の毛髪上での延伸性を優れたものにすることができるとともに、塗布後のべたつきを低減させることができる。
このような効果を奏するには、ゼリー強度が、700〜1,400g/cmの寒天を用いることが好ましく、900〜1,200g/cmの寒天を用いることがより好ましい。尚、ゼリー強度とは、寒天1.5%水溶液を20℃で15時間放置し、凝固された寒天ゲルの表面1cmあたり20秒間耐える最大重量(g)を測定した値を言い、日寒水式測定法が一般的である。
尚、本発明に用い得る市販の寒天としては、例えば、伊那寒天S−9、M−9、UM−11KS(商品名,いずれも伊那食品工業社製)などを例示することができる。
寒天の含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、通常、毛髪上での延伸性を付与する観点、べたつきを低減させる観点及び整髪保持力を向上させる観点から、組成物中、0.1重量%以上が好ましく、より好ましくは0.5重量%以上である。また、洗い落ちの悪化及び組成物の指取れを良好にする観点から、5重量%以下が好ましく、より好ましくは3重量%以下である。これらの観点から、寒天の含有量は、組成物中、0.1〜5重量%が好ましく、より好ましくは0.5〜3重量%である。
非イオン界面活性剤としては特に限定されないが、例えば、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ソルビタンなどのソルビタン脂肪酸エステル;モノヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタンなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;モノミリスチン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノイソステアリン酸グリセリル、モノカプリル酸グリセリルなどのグリセリン脂肪酸エステル;モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノオレイン酸ポリオキシエチレングリセリルなどのポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシピロピレンオレイルエーテルなどのポリオキシアルキレンアルキルエーテル;モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、モノラウリン酸プロピレングリコール、モノオレイン酸プロピレングリコールなどのポリアルキレングリコール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンヒマシ油;ポリオキシエチレンラノリン;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などを例示することができる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。好適な非イオン界面活性剤としては、乳化安定性が優れている観点から、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルのポリオキシエチレン付加されていてもよいソルビタン脂肪酸エステルやポリオキシエチレン付加されていてもよいグリセリン脂肪酸エステルが好ましく、特に、モノステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸グリセリンが好ましい。
非イオン界面活性剤の含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、通常、乳化安定性を向上させる観点から、組成物中、0.01重量%以上が好ましく、より好ましくは0.1重量%以上である。また、べたつき感や風合いの悪化を抑制する観点から、8重量%以下が好ましく、より好ましくは6重量%以下である。これらの観点から、非イオン界面活性剤の含有量は、組成物中、0.01〜8重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜6重量%である。
用いられる水としては特に限定されないが、蒸留水、イオン交換水などの精製水を使用することが好ましく、その含有量は、乳化安定性を向上させる観点から、40重量%以上が好ましく、より好ましくは50重量%以上である。また、整髪力の低下を抑制する観点から、90重量%以下が好ましく、より好ましくは80重量%以下である。これらの観点から、水の含有量は、組成物中、40〜90重量%が好ましく、より好ましくは50〜80重量%である。
更に、本発明の整髪用乳化組成物には、1,2−アルカンジオールを含有させることができる。これにより、毛髪のごわつきを更に抑制し、また、風合いを更に向上させることができる。1,2−アルカンジオールの具体例としては、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−ヘプタンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−ノナンジオール、1,2−デカンジオールなどを例示することができる。これら成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。1,2−アルカンジオールのうち、炭素数5〜10の1,2−アルカンジオールが好ましく、特に、1,2−オクタンジオールが上記効果を奏する上で好適に用いられる。
1,2−アルカンジオールの含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、通常、毛髪のごわつきを抑制する観点、風合いを更に向上させる観点から、組成物中、0.01重量%以上が好ましく、より好ましくは0.05重量%以上である。また、べたつき感の悪化及び原料臭の臭い立ちを抑制する観点から、3重量%以下が好ましく、より好ましくは2重量%以下である。これらの観点から、1,2−アルカンジオールの含有量は、組成物中、0.01〜3重量%が好ましく、より好ましくは0.05〜2重量%である。
また、本発明の整髪用乳化組成物には、更に毛髪のべたつきやごわつきを低減し、自然な艶を付与するために、シリコーン類を含有させることができる。用いられるシリコーン類としては、特に限定されないが、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、環状シリコン、オクタメチルトリシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、アモジメチコン、アミノプロピルジメチコン、ジメチコノールなどを挙げることができる。尚、これらシリコーン類は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
シリコーン類の含有量は、所望の効果が充分に付与されるのであれば特に限定されないが、毛髪のべたつきやごわつきを抑制し、自然な艶を付与する観点から、組成物中、0.5重量%以上含有するのが好ましく、より好ましくは1重量%以上である。また、べたつきや洗い落ち悪化を抑制する観点から、7重量%以下の含有が好ましく、より好ましくは5重量%以下である。これらの観点から、シリコーン類の含有量は、組成物中、0.5〜7重量%が好ましく、より好ましくは1〜5重量%である。
本発明の整髪用乳化組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上記した成分の他に通常化粧品に用いられる成分、例えば、上記以外の油性成分、上記以外の界面活性剤、低級アルコール、多価アルコール、糖アルコール、紫外線吸収剤、増粘剤、セット樹脂、アミノ酸、香料、色素、キレート剤、酸化防止剤、防腐剤、ビタミン類、植物抽出物、pH調整剤などを目的に応じて適宜配合することができる。
本発明の整髪用乳化組成物を製造する場合、前記各構成成分を混合し、公知の方法、例えばホモミキサーを用いた転相乳化法により乳化して製造することができる。
尚、本発明の整髪用乳化組成物は、ヘアワックス、ヘアクリームなどの乳化型の剤型に用いることができ、なかでもヘアワックスの剤型に好適に適用することができる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。尚、表中、寒天は、伊那寒天UM−11KS(商品名,伊那食品工業社製,ゼリー強度:1100±50g/cm)を用いた。尚、含有量は、特記しない限り「重量%」を表す。
(試料の調製)
表1及び2に記した組成に従い、実施例1〜5、及び比較例1〜3の各試料を常法に準じてそれぞれ調製し、下記評価に供した。結果をそれぞれ表1及び2に併記する。また、評価はすべて、23℃、湿度60%の恒温恒湿の一定条件下で実施した。
(試験例1:延伸性の評価)
23℃、湿度60%の恒温恒湿下で一晩放置した試験用毛束(長さ10cm、幅0.8cm、重量1g)に各実施例及び各比較例で得られた整髪用乳化組成物を0.2g塗布し、指先で伸ばして延伸性を評価した。評価は、専門パネル20名により、下記評価基準に従い実施した。
<延伸性の評価基準>
◎:20名中15名以上が毛髪上での伸びがよいと回答
○:20名中10〜14名が毛髪上での伸びがよいと回答
△:20名中6〜9名が毛髪上での伸びがよいと回答
×:20名中5名以下が毛髪上での伸びがよいと回答
(試験例2:整髪性・整髪保持力の評価)
専門パネル20名により、各実施例及び各比較例で得られた整髪用乳化組成物を実際に使用させ、整髪性及び整髪保持力を下記評価基準に従って評価した。
<整髪性の評価基準>
◎:20名中15名以上が整髪性があると回答
○:20名中10〜14名が整髪性があると回答
△:20名中6〜9名が整髪性があると回答
×:20名中5名以下が整髪性があると回答
<整髪保持力の評価基準>
◎:20名中15名以上が整髪保持力があると回答
○:20名中10〜14名が整髪保持力があると回答
△:20名中6〜9名が整髪保持力があると回答
×:20名中5名以下が整髪保持力があると回答
(試験例3:べたつき感及びごわつき感の評価)
専門パネル20名により、23℃、湿度60%の恒温恒湿下で一晩放置した試験用毛束(長さ10cm、幅0.8cm、重量1g)に各実施例および各比較例で得られた整髪用乳化組成物を0.2g塗布し、なじませた後、1cm程度の幅になるように平たく押さえつけて10回なでつけ、形成された毛束についての触感を下記評価基準に従って評価した。
<べたつき感の評価基準>
◎:20名中16名以上がべたつかないと回答
○:20名中10〜14名がべたつかないと回答
△:20名中6〜9名がべたつかないと回答
×:20名中5名以下がべたつかないと回答
<ごわつき感の評価基準>
◎:20名中16名以上がごわつかないと回答
○:20名中10〜14名がごわつかないと回答
△:20名中6〜9名がごわつかないと回答
×:20名中5名以下がごわつかないと回答
Figure 2007153770
Figure 2007153770
表1及び2に示された結果から、各実施例で得られた整髪用乳化組成物は、各比較例で得られたものと対比して、延伸性に優れていることがわかる。また、整髪性、整髪保持力に優れていると共に、べたつき感やごわつき感がないことがわかる。
以下、本発明に係る頭髪用組成物の処方例を示す。尚、含有量は重量%である。
(処方例1:ヘアワックス)
ポリエチレンワックス 6.0
キャンデリラロウ 3.0
パラフィン 3.0
流動パラフィン 5.0
ステアリルアルコール 1.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1.5
親油性モノステアリン酸グリセリン 1.5
寒天 1.5
メチルポリシロキサン 3.0
1,2−オクタンジオール 0.3
フェノキシエタノール 0.3
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例2:ヘアワックス)
マイクロクリスタリンワックス 5.0
カルナウバロウ 5.0
流動パラフィン 4.0
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 4.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 2.0
モノステアリン酸ソルビタン 2.0
ポリビニルピロリドン 1.0
寒天 1.0
メチルポリシロキサン 1.0
ジプロピレングリコール 3.0
1,2−オクタンジオール 0.5
メチルパラベン 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.1
トリエタノールアミン 0.1
精製水 残 部
合 計 100.0
(処方例3:ヘアクリーム)
ミツロウ 1.0
ワセリン 3.0
流動パラフィン 7.0
セタノール 2.0
オクタン酸セチル 2.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル 0.5
親油性モノステアリン酸グリセリン 0.5
寒天 0.5
メチルポリシロキサン 1.0
濃グリセリン 3.0
1,2−オクタンジオール 0.2
メチルパラベン 0.1
精製水 残 部
合 計 100.0
本発明の整髪用乳化組成物は、毛髪上での延伸性が良好で、べたつき感やごわつき感を抑えながら優れた整髪性及び整髪保持性を有することから、整髪剤に好適に使用することができる。

Claims (4)

  1. ロウ類及び/又は室温で固形の炭化水素油類、寒天、非イオン界面活性剤、並びに水を含有してなる整髪用乳化組成物。
  2. 非イオン界面活性剤が、ポリオキシエチレン付加されていてもよいソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレン付加されていてもよいグリセリン脂肪酸エステルである請求項1に記載の整髪用乳化組成物。
  3. 水の含有量が、40〜90重量%である請求項1又は2に記載の整髪用乳化組成物。
  4. さらに、1,2−アルカンジオールを含有してなる請求項1〜3のいずれかに記載の整髪用乳化組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143886A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Mandom Corp 乳液状整髪用組成物
JP2012193171A (ja) * 2011-02-28 2012-10-11 Kose Corp 整髪料組成物

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