JPWO2014041923A1 - 力覚提示装置 - Google Patents

力覚提示装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014041923A1
JPWO2014041923A1 JP2014535427A JP2014535427A JPWO2014041923A1 JP WO2014041923 A1 JPWO2014041923 A1 JP WO2014041923A1 JP 2014535427 A JP2014535427 A JP 2014535427A JP 2014535427 A JP2014535427 A JP 2014535427A JP WO2014041923 A1 JPWO2014041923 A1 JP WO2014041923A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force sense
sense presentation
weight
force
presentation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014535427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5898774B2 (ja
Inventor
洋 大澤
洋 大澤
山岸 建
建 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Interactive Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Interactive Entertainment Inc filed Critical Sony Interactive Entertainment Inc
Priority to JP2014535427A priority Critical patent/JP5898774B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5898774B2 publication Critical patent/JP5898774B2/ja
Publication of JPWO2014041923A1 publication Critical patent/JPWO2014041923A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B6/00Tactile signalling systems, e.g. personal calling systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/016Input arrangements with force or tactile feedback as computer generated output to the user
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B1/00Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • B06B1/02Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
    • B06B1/04Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with electromagnetism
    • B06B1/045Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with electromagnetism using vibrating magnet, armature or coil system
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B21/00Alarms responsive to a single specified undesired or abnormal condition and not otherwise provided for
    • G08B21/18Status alarms
    • G08B21/24Reminder alarms, e.g. anti-loss alarms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

小型の力覚提示ユニットを備える力覚提示装置を提供する。錘(11)と、錘(11)に固定される磁石(12)と、磁石(12)を所定方向に沿って往復運動させる磁場を発生させるコイル(13)と、コイル(13)に流れる電流を制御して錘(11)を振動させることにより、ユーザーに力覚を提示する電流制御部(22)と、を含む力覚提示装置である。

Description

本発明は、力覚提示装置に関する。
力覚提示装置は、当該装置を保持したり身につけたりしているユーザーに対して、所定の方向に力が加わっているような感覚を与えるために用いられる。例えばこのような力覚提示装置をゲーム機のコントローラーとして用いることにより、より臨場感のあるゲームを楽しむことができる。力覚提示装置は錘を内蔵しており、力覚を生じさせたい方向とその逆方向とで互いに移動速度が異なるようにこの錘を振動させることにより、ユーザーに力覚を提示することができる。
上記力覚提示装置において、錘を振動するための駆動機構としては電気モーターが使用されるが、このような駆動機構は装置の大型化を招く傾向がある。特に、錘を様々な方向に振動させて様々な方向への力覚を提示したい場合、複数の電気モーターが必要になり、より装置が大型化してしまう。
本発明は上記実情を考慮してなされたものであって、その目的の一つは、小型の力覚提示ユニットを備える力覚提示装置を提供することにある。
本発明に係る力覚提示装置は、錘と、前記錘に固定される磁石と、前記磁石を所定方向に沿って往復運動させる磁場を発生させるコイルと、前記コイルに流れる電流を制御して前記錘を振動させることにより、ユーザーに力覚を提示する電流制御部と、を含むことを特徴とする。
本発明の実施の形態に係る力覚提示装置の動作原理を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る力覚提示装置が内蔵する力覚提示ユニットの構成図である。 図2Aの力覚提示ユニットのうち、錘を除いた他の構成要素を示す図である。 本発明の実施の形態に係る力覚提示装置の概略構成を示す図である。 力覚提示ユニットを制御するために入力される波形データの一例を示す図である。 図4に示す波形データが入力された場合における錘の移動方向を説明する図である。 図4に示す波形データが入力された場合における錘の軌道を説明する図である。 力覚提示ユニットの変形例を示す図である。 上下動機構の一例を示す図である。 上下動機構の別の例を示す図である。 軌道直線の方向を特定する角度a及びbの説明図である。 2個の力覚提示ユニットを内蔵する力覚提示装置の一例を示す図である。 本発明の別の実施の形態に係る力覚提示装置の概略構成を示す図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係る力覚提示装置の概略構成を示す図である。 ヘッドマウントディスプレイに本発明を適用した場合の構成例を示す図である。 ヘッドマウントディスプレイに本発明を適用した場合の別の構成例を示す図である。 ヘッドマウントディスプレイに本発明を適用した場合のさらに別の構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本発明の一実施形態に係る力覚提示装置1の動作原理について、図1を用いて説明する。本実施形態に係る力覚提示装置1に内蔵される力覚提示ユニットは、錘11と、磁石12と、コイル13と、位置検出センサー14と、を含んで構成されている。なお、図1では錘11の図示は省略されている。
磁石12は永久磁石であって、ある程度の重量を持った錘11に固定されている。そのため、後述するように磁石12が装置内で移動すると、これと一体になっている錘11も同じように装置内を移動する。本実施形態では、磁石12は所定の方向に沿って延伸する棒状の形をしており、一端がS極、他端がN極になっている。
コイル13は、磁石12を往復運動させるための磁場を発生させる。具体的に、コイル13に流れる電流の向き及び大きさが変化すると、これに応じてコイル13が発生させる磁場が変化する。この磁場の変化に応じて磁石12が移動する。また、コイル13に流れる電流の大きさを制御することによって、磁石12の移動速度を制御することもできる。なお、図1において矢印により示されるように、磁石12はその延伸方向と一致する向きに往復運動するように配置されている。
位置検出センサー14は、磁石12の位置を検出する。例えば位置検出センサー14がホール素子の場合、磁石12によって生じる磁界を検出することによって磁石12の位置を検出する。この位置検出センサー14の検出結果に応じてコイル13に流す電流を変化させることによって、錘11を精度よく振動させることができる。
錘11を磁石12の延伸方向に沿って一方に素早く移動させ、逆向きにゆっくり移動させる制御を繰り返すことによって、力覚提示装置1は、錘11が素早く移動する方向に向かって当該装置に力が加わっているような感覚をユーザーに感じさせることができる。以下では、このユーザーが力を感じる向きを力覚発生方向という。
次に、本実施形態に係る力覚提示装置1が内蔵する力覚提示ユニット10の構成について、図2A及び図2Bを用いて説明する。本実施形態では、力覚提示ユニット10は4個の磁石12a〜12dを備えており、これに対応して4個のコイル13a〜13dを備えている。また、この4個のコイル13a〜13dそれぞれの中心に位置検出センサー14a〜14dが配置されている。図2Aは錘11を含む力覚提示ユニット10の全体構成を示しており、図2Bは錘11以外の各構成要素の位置関係を示すために錘11を除いた他の構成要素を示している。
4個の磁石12a〜12dは、いずれも同じ錘11に固定されており、錘11及び磁石12a〜12dは一体的に装置内を移動する。また、磁石12a〜12dはいずれも棒状の形をしており、その延伸方向が所定の平面に平行になるように配置されている。後述するように、錘11はこの所定の平面に平行な向きで振動し、これにより力覚提示装置1はこの所定の平面内におけるいずれかの方向を力覚発生方向として力覚を提示する。以下、この錘11の振動方向を含む平面を振動面という。各磁石12は、振動面に平行な向きで錘11の重心から放射状に伸びるように、錘11の重心を中心とした円周に沿って互いに等間隔に配置されている。
コイル13a〜13dは、磁石12a〜12dと一対一で対応するように配置される。すなわち、各コイル13は、対応する磁石12の下方に配置され、対応する磁石12を振動面内における一方向に沿って往復運動させる磁場を発生させる。ここで各磁石12が対応するコイル13によって往復運動する方向は、錘11の重心に向かう方向(すなわち、当該磁石12の延伸方向)に一致する。また、位置検出センサー14a〜14dは、それぞれ対応する磁石12の位置を検出する。
力覚提示装置1は、コイル13a〜13dのそれぞれに流れる電流を同時に制御することによって、磁石12a〜12dをそれぞれの延伸方向に沿って任意の速度で移動させる。このとき錘11は、各磁石12の移動ベクトルを合成して得られる合成ベクトルが示す方向に沿って移動することになる。そのため力覚提示装置1は、2以上の磁石12を振動面内において互いに異なる方向に沿って往復運動させることによって、錘11を振動面に平行な向きで360度任意の方向に振動させることができる。これにより力覚提示装置1は、振動面内のいずれの方向であっても力覚提示方向とすることができる。
次に、本実施形態に係る力覚提示装置1の概略構成を、図3を用いて説明する。ここでは力覚提示装置1は、家庭用ゲーム機のコントローラーであるものとする。力覚提示装置1の筐体は、左右に把持部21R及び21Lを備えており、ユーザーはこの把持部21R及び21Lを両手で把持して力覚提示装置1を使用する。この把持部21Rと把持部21Lとの間の筐体略中央に、図2Aに示したような力覚提示ユニット10が配置されている。
力覚提示装置1の筐体内には、電流制御部22が配置されており、力覚提示ユニット10はこの電流制御部22の制御によって動作する。具体的に電流制御部22は、外部の家庭用ゲーム機から受信した制御命令に応じて、コイル13a〜13dのそれぞれに流れる電流を制御し、錘11を制御命令によって示される力覚発生方向に沿って振動させる。これにより、力覚提示装置1を両手で把持しているユーザーに、力覚発生方向に向かって力が加わっているかのような感覚を感じさせることができる。
ここで、電流制御部22に対して与えられる制御命令の具体例について、説明する。前述の通り、力覚提示ユニット10による力覚提示動作は、静止時における錘11の重心を通る軌道直線に沿って錘11が往復運動することで実現される。この往復運動中における錘11の位置を示す波形と、軌道直線の基準方向(0度方向)に対する傾きを表す角度aによって、錘11の運動の詳細が定義される。錘11の位置を示す波形を定義する波形データを位置波形データという。また、角度aを定義する波形データを角度波形データという。これらの波形データは、例えばwav形式(RIFF waveform Audio Format形式)のデータファイルで与えられる。これらの波形データを含む制御命令を電流制御部22に入力することによって、力覚提示ユニット10に任意の向きや強度で力覚提示を行わせることができる。なお、角度aについては、角度波形データの代わりに角度値(0度〜360度までのいずれかの数値)を直接電流制御部22に入力してもよい。
図4は、位置波形データ及び角度波形データの具体例を示している。また、図5は図4に示す波形データを入力した場合における、t1〜t5までの各タイミングにおける錘11の移動方向を示している。さらに図6は、t1〜t5までの間における錘11の軌道を示している。
以上説明した本実施の形態に係る力覚提示装置1によれば、錘11が磁石12と一体的に構成され、コイル13が直接磁石12を往復運動させることによってユーザーに力覚を提示するので、電気モーターによる回転運動を直線運動に変換する従来の力覚提示装置と比較して、力覚提示ユニット10を薄型化、小型化できる。特に本実施形態に係る力覚提示装置1によれば、互いに異なる方向に沿って往復運動するように配置された2つ以上の磁石12を備えることにより、力覚提示ユニット10の厚みを抑えながら、360度いずれの方向にも力覚を提示することができる。
なお、本発明の実施の形態は以上説明したものに限られない。例えば以上の説明では力覚提示ユニット10は4個の磁石12と4個のコイル13によって構成されることとしたが、磁石12及びコイル13の数はこれに限られない。図7は、力覚提示ユニット10の変形例を示す図であって、この図7に係る力覚提示ユニット10は、3個の磁石12e〜12g、3個のコイル13e〜13g、及び3個の位置検出センサー14e〜14gを含んで構成されている。なお、図2Bと同様に図7においても錘11の図示は省略されているが、実際には3個の磁石12e〜12gは同じ錘11に固定されている。ここで3個の磁石12e〜12gはいずれも棒状の形状をしており、振動面内において錘11の重心から放射状に伸びるように、錘11の重心を中心とした円周に沿って互いに等間隔に配置されている。この図の例においても、3個のコイル13e〜13gのそれぞれに流れる電流を同時期に制御することによって、力学提示装置1は錘11を振動面内において任意の方向に振動させることができる。
また、以上の説明では錘11は振動面内だけで移動するものとしたが、力覚提示装置1は錘11を振動面に直交する方向に沿って往復運動させる機構をさらに備えてもよい。以下、力覚提示ユニット10の振動面に直交する方向を直交方向といい、直交方向に沿って錘11を移動させる機構を上下動機構24という。この上下動機構24は、錘11だけでなく、図2Aに示す力覚提示ユニット10の全体を直交方向に沿って移動させるものとする。
図8は、このような上下動機構24の一例を模式的に示す図である。この図の例では、力覚提示ユニット10を取り囲むように、直交方向に沿って延伸するリニアガイド25が設けられている。このリニアガイド25によって、力覚提示ユニット10全体の移動方向は直交方向に規制される。さらに図8の例では、磁石24a、コイル24b、及び位置検出センサー24cから構成される上下動機構24が力覚提示装置1内に配置されている。磁石24a、コイル24b及び位置検出センサー24cは、力覚提示ユニット10内において錘11を移動させるために用いられる磁石12、コイル13、及び位置検出センサー14と同様の動作原理により、力覚提示ユニット10全体を直交方向に沿って移動させる。すなわち、磁石24aは直交方向に沿った向きで力覚提示ユニット10の側面に固定されており、コイル24bが発生させる磁場によって直交方向に沿って移動する。これにより力覚提示装置1は、力覚提示ユニット10全体を直交方向に沿って往復運動させて、直交方向に沿った向きの力覚をユーザーに提示することができる。
図9は、上下動機構24の別の例を示す図である。この図の例でも、図8と同様に力覚提示ユニット10を取り囲むようにリニアガイド25が配置されている。また、上下動機構24として、モーター24d、歯車24e、及びラック24fが配置されている。歯車24eはモーター24dの回転軸に取り付けられており、モーター24dの回転に伴って回転する。ラック24fは、図8の例における磁石24aと同様に直交方向に沿った向きで力覚提示ユニット10の側面に固定されている。歯車24eとラック24fは互いにかみ合うように配置されており、ラック24fは歯車24eの回転により直交方向に沿って直線的に移動する。これにより力覚提示装置1は、モーター24dを回転させることによって、力覚提示ユニット10全体を直交方向に沿って往復運動させることができる。
このような上下動機構24を備え、振動面内における移動と組み合わせて錘11の移動を制御することによって、力覚提示装置1は、錘11を振動面内に限らず3次元内の任意の方向に移動させることができる。3次元内における錘11の位置を指定する場合、振動面内の方向を表す角度aに加えて、基準面に対する軌道直線の傾きを表す角度bの情報を電流制御部22に入力する必要がある。この角度bは、基準面に対する錘11の軌道直線の傾き(すなわち、仰角又は俯角)を表すパラメータである。角度bは、角度aと同様に、角度波形データとして電流制御部22に入力されてもよいし、角度の数値データとして電流制御部22に入力されてもよい。図10は角度aと角度bの関係を示している。
また、力覚提示装置1は複数の力覚提示ユニット10を備えてもよい。図11は、図3と同様の形状を備える筐体内に2個の力覚提示ユニット10a及び10bを配置した場合の構成を示している。同図では、筐体の向かって右側に力覚提示ユニット10aが、左側に力覚提示ユニット10bが、それぞれ配置されている。これらの力覚提示ユニット10が同じ力覚発生方向に向かって力覚を提示すれば、当該力覚発生方向に向かって力覚提示装置1を平行に移動させようとする力が加わっている感覚をユーザーに感じさせることができる。また、これらの力覚提示ユニット10が互いに逆向き(例えば力覚提示ユニット10aが上側、力覚提示ユニット10bが下側)に力覚を提示することで、力覚提示装置1を回転させようとする力が加わっている感覚をユーザーに感じさせることができる。
図12及び図13は力覚提示装置1の形状の別の例を示している。これらの例では、力覚提示装置1は全体として棒状の形状を備えており、その中央近傍の把持部23をユーザーが把持して使用するようにデザインされている。また、図12及び図13のいずれにおいても、力覚提示ユニット10は振動面が力覚提示装置1の延伸方向と交差するように筐体内に配置されている。図12の例では、把持部23に近い位置に力覚提示ユニット10が配置されており、この力覚提示ユニット10が力覚を提示することにより、力覚提示装置1全体を平行に移動させようとする力が加わっている感覚をユーザーに感じさせることができる。また、図13の例では、把持部23から離れた力覚提示装置1の端部近傍に力覚提示ユニット10が配置されており、ユーザーが把持部23を把持した状態でこの力覚提示ユニット10が力覚を提示することにより、把持部23を支点として力覚提示装置1を回転させようとする力が加わっている感覚をユーザーに感じさせることができる。
また、以上の説明において力覚提示装置1は家庭用ゲーム機のコントローラーであるものとしたが、本発明の実施の形態に係る力覚提示装置はこれに限らず、例えば携帯型ゲーム機やスマートフォンなど、ユーザーが手で把持して使用する各種のデバイスであってよい。あるいは、力覚提示装置1は、例えばヘッドマウントディスプレイなど、ユーザーが自分の体に接触させて使用するデバイスであってもよい。以下、本発明をユーザーが頭に装着して使用するヘッドマウントディスプレイに適用した場合の構成例について、説明する。
図14及び図15は、いずれもヘッドマウントディスプレイである力覚提示装置1をユーザーが装着した様子を示している。図14の例では、力覚提示ユニット10はその振動面が水平面に平行になるような向きで装置の略中央(ユーザーの額の前方)に配置されている。この図の例では、ユーザーから見て例えばヘッドマウントディスプレイの前後方向や左右方向に力が加わっている感覚をユーザーに感じさせることができる。図15は、図14と異なる向きに力覚提示ユニット10を配置した場合の例を示している。この図の例では、力覚提示ユニット10の配置位置は図14の場合と同じだが、振動面が水平面と直交するような向きで装置内に配置されている。そのため、ユーザーから見て例えば上下方向や左右方向に力が加わっている感覚をユーザーに感じさせることができる。
図16は、ヘッドマウントディスプレイとしての力覚提示装置1に2個の力覚提示ユニット10c及び10dを配置した場合の例を示している。図16では、ヘッドマウントディスプレイを装着するユーザーから見て右側(右耳の近傍)に力覚提示ユニット10cが、左側(左耳の近傍)に力覚提示ユニット10dが、いずれもその振動面が水平面と直交するような向きで配置されている。また、2個の力覚提示ユニット10の振動面は互いに平行になっている。ここで、2個の力覚提示ユニット10c及び10dが同じ力覚発生方向に向かって力覚を提示すれば、当該力覚発生方向に向かって力覚提示装置1を平行に移動させようとする力が加わっている感覚をユーザーに感じさせることができる。また、これらの力覚提示ユニット10が互いに逆向きに力覚を提示することで、力覚提示装置1を回転させようとする力が加わっている感覚をユーザーに感じさせることができる。具体例として、図中に実線の矢印で示すように、力覚提示ユニット10cが鉛直上方に向けて力覚を提示し、力覚提示ユニット10dが鉛直下方に向けて力覚を提示した場合、実線のブロック矢印で示すように、ユーザーを正面から見て時計回りに回転させようとする力が加わっている感覚をユーザーに感じさせることができる。また、図中に破線の矢印で示すように、力覚提示ユニット10cがユーザーの前方に向けて力覚を提示し、力覚提示ユニット10dがユーザーの後方に向けて力覚を提示した場合、破線のブロック矢印で示すように、ユーザーを上方から見て反時計回りに回転させようとする(ユーザーを左向きに回転させようとする)力が加わっている感覚をユーザーに感じさせることができる。

Claims (4)

  1. 錘と、
    前記錘に固定される磁石と、
    前記磁石を所定方向に沿って往復運動させる磁場を発生させるコイルと、
    前記コイルに流れる電流を制御して前記錘を振動させることにより、ユーザーに力覚を提示する電流制御部と、
    を含むことを特徴とする力覚提示装置。
  2. 請求項1に記載の力覚提示装置において、
    それぞれ前記錘に固定される複数の磁石と、
    前記複数の磁石のそれぞれに対応し、対応する磁石を所定の平面内における一方向に沿って往復運動させる磁場を発生させる複数のコイルと、
    を含み、
    前記電流制御部は、前記複数のコイルのそれぞれに流れる電流を制御して、前記錘を前記所定の平面内におけるいずれかの方向に沿って振動させることにより、ユーザーに力覚を提示する
    ことを特徴とする力覚提示装置。
  3. 請求項2に記載の力覚提示装置において、
    前記複数のコイルのそれぞれは、対応する磁石を前記所定の平面内において前記錘の重心に向かう方向に沿って往復運動させる磁場を発生させ、
    前記複数の磁石は、前記錘の重心を中心とする円周に沿って互いに等間隔に配置される
    ことを特徴とする力覚提示装置。
  4. 請求項2に記載の力覚提示装置において、
    前記錘を前記所定の平面に直交する方向に沿って往復運動させる機構をさらに含む
    ことを特徴とする力覚提示装置。
JP2014535427A 2012-09-13 2013-08-05 力覚提示装置 Active JP5898774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014535427A JP5898774B2 (ja) 2012-09-13 2013-08-05 力覚提示装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012202075 2012-09-13
JP2012202075 2012-09-13
JP2014535427A JP5898774B2 (ja) 2012-09-13 2013-08-05 力覚提示装置
PCT/JP2013/071177 WO2014041923A1 (ja) 2012-09-13 2013-08-05 力覚提示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5898774B2 JP5898774B2 (ja) 2016-04-06
JPWO2014041923A1 true JPWO2014041923A1 (ja) 2016-08-18

Family

ID=50278049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014535427A Active JP5898774B2 (ja) 2012-09-13 2013-08-05 力覚提示装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9607490B2 (ja)
EP (1) EP2897025B1 (ja)
JP (1) JP5898774B2 (ja)
CN (1) CN104603721B (ja)
WO (1) WO2014041923A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107003688B (zh) * 2014-11-04 2018-10-09 阿尔卑斯电气株式会社 操作装置
US9632582B2 (en) * 2014-12-22 2017-04-25 Immersion Corporation Magnetic suspension system for touch screens and touch surfaces
JP6648984B2 (ja) * 2014-12-26 2020-02-19 日本電産サンキョー株式会社 アクチュエータ
US9911292B1 (en) * 2016-10-12 2018-03-06 Immersion Corporation Smart material for haptic feedback

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000330688A (ja) * 1999-03-17 2000-11-30 Fuji Xerox Co Ltd 情報受感装置、情報伝達システム、情報受感装置の制御を行なうプログラムが記憶された記憶媒体
JP2001356862A (ja) * 2000-04-14 2001-12-26 Fuji Xerox Co Ltd 触力覚呈示装置及び記録媒体
JP2002149312A (ja) * 2000-08-08 2002-05-24 Ntt Docomo Inc 携帯型電子機器、電子機器、振動発生器、振動による報知方法および報知制御方法
JP2003534620A (ja) * 2000-05-24 2003-11-18 イマージョン コーポレイション 電気活性ポリマーを利用する触覚装置及び触覚方法
JP2004112979A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Fuji Xerox Co Ltd アクチュエータ
JP2004530200A (ja) * 2001-03-09 2004-09-30 イマージョン コーポレーション ラップトップコンピュータ及びその他の携帯用機器のための触感インターフェイス
JP2005063150A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Fujitsu Component Ltd 座標入力装置
JP2005078310A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Fuji Xerox Co Ltd 触覚呈示装置、触覚呈示方法、及びプログラム
JP2005514681A (ja) * 2001-10-23 2005-05-19 イマージョン コーポレーション 電子デバイスのユーザに静的な状態を伝達することによる触覚フィードバックを用いる方法
JP2008305109A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Tokyo Institute Of Technology 情報処理装置、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2009015643A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Fujitsu Component Ltd 触覚提示装置及び触覚提示方法
JP4551448B2 (ja) * 2006-01-24 2010-09-29 日本電信電話株式会社 加速度発生装置及び擬似力覚発生装置
JP2011054196A (ja) * 2004-10-08 2011-03-17 Immersion Corp タッチ式入力装置におけるボタンおよびスクロール動作シミュレーション用の触覚フィードバック
JP2011183374A (ja) * 2010-02-10 2011-09-22 Sanyo Electric Co Ltd 電子機器

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2001233134A1 (en) 2000-03-29 2001-10-08 Arena Pharmaceuticals, Inc. Universal biomolecular data system
US7336006B2 (en) 2002-09-19 2008-02-26 Fuji Xerox Co., Ltd. Magnetic actuator with reduced magnetic flux leakage and haptic sense presenting device
JP2004112937A (ja) 2002-09-19 2004-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 磁気アクチュエータ及び触覚呈示装置
US6816049B2 (en) * 2002-09-19 2004-11-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Actuator
TWI369232B (en) * 2009-03-09 2012-08-01 Ind Tech Res Inst Impact force feedback device and interactive system using the same
KR20110019144A (ko) * 2009-08-19 2011-02-25 엘지전자 주식회사 진동 패턴 발생 장치 및 방법
CN201656730U (zh) 2010-01-25 2010-11-24 常州美欧电子有限公司 横向振动马达
KR101796094B1 (ko) * 2010-09-01 2017-11-09 주식회사 이엠텍 수평 진동 모터
US20120229264A1 (en) * 2011-03-09 2012-09-13 Analog Devices, Inc. Smart linear resonant actuator control

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000330688A (ja) * 1999-03-17 2000-11-30 Fuji Xerox Co Ltd 情報受感装置、情報伝達システム、情報受感装置の制御を行なうプログラムが記憶された記憶媒体
JP2001356862A (ja) * 2000-04-14 2001-12-26 Fuji Xerox Co Ltd 触力覚呈示装置及び記録媒体
JP2003534620A (ja) * 2000-05-24 2003-11-18 イマージョン コーポレイション 電気活性ポリマーを利用する触覚装置及び触覚方法
JP2002149312A (ja) * 2000-08-08 2002-05-24 Ntt Docomo Inc 携帯型電子機器、電子機器、振動発生器、振動による報知方法および報知制御方法
JP2004530200A (ja) * 2001-03-09 2004-09-30 イマージョン コーポレーション ラップトップコンピュータ及びその他の携帯用機器のための触感インターフェイス
JP2005514681A (ja) * 2001-10-23 2005-05-19 イマージョン コーポレーション 電子デバイスのユーザに静的な状態を伝達することによる触覚フィードバックを用いる方法
JP2004112979A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Fuji Xerox Co Ltd アクチュエータ
JP2005063150A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Fujitsu Component Ltd 座標入力装置
JP2005078310A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Fuji Xerox Co Ltd 触覚呈示装置、触覚呈示方法、及びプログラム
JP2011054196A (ja) * 2004-10-08 2011-03-17 Immersion Corp タッチ式入力装置におけるボタンおよびスクロール動作シミュレーション用の触覚フィードバック
JP4551448B2 (ja) * 2006-01-24 2010-09-29 日本電信電話株式会社 加速度発生装置及び擬似力覚発生装置
JP2008305109A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Tokyo Institute Of Technology 情報処理装置、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2009015643A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Fujitsu Component Ltd 触覚提示装置及び触覚提示方法
JP2011183374A (ja) * 2010-02-10 2011-09-22 Sanyo Electric Co Ltd 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5898774B2 (ja) 2016-04-06
US20150235530A1 (en) 2015-08-20
CN104603721A (zh) 2015-05-06
US9607490B2 (en) 2017-03-28
EP2897025B1 (en) 2018-11-28
CN104603721B (zh) 2018-07-06
EP2897025A1 (en) 2015-07-22
EP2897025A4 (en) 2016-05-18
WO2014041923A1 (ja) 2014-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6534071B2 (ja) 入出力操作装置
US20220395861A1 (en) Systems and Methods for Producing a Pure Vibration Force from a Synchronized Dual Array of Eccentric Rotating Masses
US8259066B2 (en) Impact force feedback device and interactive system using the same
EP3191935B1 (en) Non-contact rotary fader
JP6504157B2 (ja) 体感導入装置、体感導入システム、及び体感導入方法
JP6478535B2 (ja) 触覚変換を行うためのシステム及び方法
US20180065151A1 (en) Synchronized array of vibration actuators in an integrated module
US20220094253A1 (en) Aerodynamic eccentric rotating mass attachment for vibration motor
JP5898774B2 (ja) 力覚提示装置
WO2011099554A1 (ja) 電子機器
WO2019038888A1 (ja) 振動制御装置
US20100022300A1 (en) Device with spatially unrestricted force feedback
US11203041B2 (en) Haptic game controller with dual linear vibration actuators
WO2017094211A1 (ja) 力覚提示装置、認識装置、制御装置、および力覚提示方法
JP2018036818A (ja) 入力装置
JP5120422B2 (ja) 操作入力装置
JP6337395B2 (ja) 入出力操作装置
JP2011243195A (ja) 入力装置及びその入力装置を備えたゲーム装置
JP6602650B2 (ja) 擬似力覚発生装置
JP2018072927A (ja) 力覚呈示装置
EP4439237A1 (en) Information processing device for controlling position of movable part
WO2022149361A1 (ja) 3次元触覚情報を提供可能な入力装置
JP2020204951A (ja) 力覚生成装置
JP2022105942A (ja) シミュレートされた仮想空間における操作のための入力装置
CN116724283A (zh) 用于在用户设备中产生触觉效果的方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5898774

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250