JPWO2014027379A1 - 体内水分計 - Google Patents

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美雪 小山
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Abstract

体内水分計において、測定精度を維持しつつ、防水性・防汚性を向上させることを目的とする。本発明に係る体内水分計(100)は、直線状に形成された本体部(110)と、本体部(110)の一端から湾曲して延設された挿入部(120)と、挿入部(120)の先端面に固定され、被検者の体表面に接触させることで、生体内の水分に関するデータを測定するセンサ部(121)と、本体部(110)の外周面を覆い、本体部(110)をスライド可能に支持する把持部(130)とを備えることを特徴とする。

Description

本発明は、被検者の生体内の水分量を測定する体内水分計に関するものである。
被検者の生体内の水分量を測定することは重要である。生体における脱水症状は、生体内の水分が減少する病態であり、発汗や体温上昇により多くの水分が体内から体外に排出される運動時や気温の高い時に多く発現する。特に、高齢者の場合、生体の水分保持能力自体が低下しているため、一般健常者と比較して脱水症状を起こし易い。
通常、生体内の水分が体重の3%以上失われた時点で体温調整の障害が起こると言われている。体温調整の障害が起こり体温が上昇すると、生体内の更なる水分の減少を引き起こすため悪循環に陥り、遂には熱中症と称される病態に至ることとなる。熱中症には、熱痙攣、熱疲労、熱射病等の病態があり、時には全身の臓器障害が起こることもある。このようなことから、熱中症に至る危険を未然に回避すべく、生体内の水分量を的確に把握しておくことは重要である。
かかる背景のもと、本願出願人は、生体内の水分量を的確に把握するのに適した部位として、被検者の腋窩に着目しており、当該腋窩に、電極を配したセンサ部をあてがい、当該電極間の静電容量を測定することで、被検者の生体内の水分量を算出する体内水分計の開発に取り組んでいる。
図8の8aは、本願出願人が提案している体内水分計800の一例を示す図である。図8の8aに示すように、体内水分計800は本体部810と挿入部820とを備え、測定者によって把持される本体部810は、全体として直線状に形成されている。本体部810の筐体表面には、表示部812が配されており、測定結果831等が表示される。
一方、腋窩に挿入される挿入部820は、本体部810の一端から延設されており、本体部810に対して、全体として、下向きに緩やかに湾曲している。挿入部820の先端面822には、センサ部821がスライド可能に支持されている。
センサ部821は、先端面822に略平行な面を有するセンサヘッド823を有しており、センサヘッド823の皮膚への密着を保証するうえでの押圧力を確保するため、矢印841bの方向へ付勢されている。そして、センサヘッド823が被検者の腋窩の皮膚に押し当てられると、センサ部821が矢印841aの方向に所定量スライドし、これにより測定が開始されることとなる。
特許第4417841号公報
しかしながら、上記のような構成を有する体内水分計800の場合、先端面822には、センサ部821を矢印841a方向にスライドさせるための開口部が設けられている。図8の8bは、センサ部821を含む、挿入部820の先端領域850の断面構成を示す図である。
図8の8bに示すように、開口部851は、その開口面が、センサ部821のセンサヘッド823よりも大きく、センサ部821の側面と開口部851の内壁面との間には、隙間852が確保されている。これにより、センサ部821を矢印841a方向に滑らかにスライドさせることが可能となっている。
一方で、センサ部821の側面と開口部851の内壁面との間に隙間852を設けると、当該隙間852を介して体内水分計800の内部に液体(例えば、センサ部821の汚れを拭きとるためのアルコール等)が浸入することとなり、体内水分計800の故障の原因となることが考えられる。
また、当該隙間852を介して体内水分計800の内部に埃や測定時に付着した皮膚片などの汚れが溜まり、体内水分計800の故障や患者どうしの感染の原因となることが考えられる。
このようなことから、体内水分計においては、被検者の生体内の水分量を精度よく測定するために、センサヘッド823の皮膚への密着を保証する押圧力を確保するための構成を採りつつも、防水性・防汚性に優れた構造を有していることが望ましい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、体内水分計において、測定精度を維持しつつ、防水性・防汚性を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る体内水分計は以下のような構成を備える。即ち、
体内水分計であって、
直線状に形成された本体部と、
前記本体部の一端から湾曲して延設された挿入部と、
前記挿入部の先端面に固定され、被検者の体表面に接触させることで、生体内の水分に関するデータを測定するセンサ部と、
前記本体部の外周面を覆い、前記本体部をスライド可能に支持する把持部とを備える。
本発明によれば、体内水分計において、測定精度を維持しつつ、防水性・防汚性を向上させることが可能となる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる体内水分計の外観構成及び把持部の内部構成を示す図である。 図2は、体内水分計の機能構成を示す図である。 図3は、体内水分計の測定回路の構成例を示す図である。 図4は、体内水分計の動作を説明するための図である。 図5は、測定情報のデータ構成を示す図である。 図6は、本発明の第2の実施形態にかかる体内水分計の外観構成及び体内水分計の外観構成及び把持部の内部構成を示す図である。 図7は、本発明の第3の実施形態にかかる体内水分計の外観構成及び体内水分計の外観構成及び把持部の内部構成を示す図である。 図8は、体内水分計の外観構成及び体内水分計の先端領域の構成を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
[第1の実施形態]
<1.体内水分計の外観構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る体内水分計100の外観構成及び把持部の内部構成を示す図である。体内水分計100は、被検者の体表面である腋窩の皮膚にセンサ部を接触させ、センサ部において供給した電気信号に応じた物理量を検出することで被検者の体内の水分量を検出する。本実施形態に係る体内水分計100では、当該物理量(生体内の水分に関するデータ)として被検者の静電容量を測定することにより、腋窩の皮膚の湿り具合を検出し、生体内の水分量を算出する。
図1の1aに示すように、体内水分計100は本体部110と、本体部110の一端から湾曲して延設された挿入部120と、本体部110の尾部側を覆う、中空かつ有底の筒形状の把持部130とを備える。本体部110は、上面114、下面115、側面116、117がそれぞれ長軸方向(不図示)に略平行に形成されており、全体として、直線状に形成されている。また、本体部110の筐体表面には、各種ユーザインターフェースが配置され、筐体内部には体内の水分量を算出するための電子回路が収納されている。
図1の1aの例では、ユーザインターフェースとして、電源スイッチ111及び表示部112が示されている。電源スイッチ111は、本体部110の上面114の凹部に配されている。このように凹部に電源スイッチ111を配する構成とすることで、電源スイッチ111の誤操作を防ぐことができる。なお、電源スイッチ111がオンされると後述の電源部211(図2)から体内水分計100の各部への電源供給が開始され、体内水分計100は動作状態となる。
表示部112は、本体部110の側面117上において、長軸方向のやや前方側に配されている。これは、体内水分計100を用いて被検者の体内の水分量を測定するにあたり、測定者が把持部130を把持した場合であっても、測定者の把持した手で表示部112が完全に覆われることがないようにするためである(把持した状態でも測定結果が視認できるようにするためである)。
表示部112には、今回の水分量の測定結果131が表示される。また、参考として前回の測定結果132もあわせて表示される。さらに、電池表示部133には、電池(図2の電源部211)の残量が表示される。また、無効な測定結果が得られた場合や測定エラーが検出された場合には、表示部112に“E”が表示され、その旨が測定者に報知される。なお、表示部112に表示される文字等は、本体部110の上面114側を上とし、下面115側を下として、表示されるものとする。
体内水分計100の挿入部120は、上面124及び下面125が曲面形状を有しており、本体部110に対して、全体として、下向きに緩やかに湾曲している。
挿入部120の先端面122には、センサ部121が固定されている。センサ部121は、先端面122に略平行な面を有するセンサヘッド123を有している。このように、センサ部121を挿入部120の先端面122に固定する構成とすることで、センサ部121と挿入部120との間の隙間を介して、体内水分計100の内部に液体(例えば、センサ部121の汚れを拭きとるためのアルコール等)が浸入することがなくなり、体内水分計100の防水性・防汚性を向上させることが可能となる。
体内水分計100の把持部130は、本体部110の尾部から、表示部112にかけて本体部110の外周面(後端面113、上面114、下面115、側面116・117)を覆っている。把持部130は、センサヘッド123の皮膚への密着を保証する上での押圧力を確保するため、ばね等の弾性部材により、矢印141b方向に本体部110の後端面113を付勢している(たとえば150kgf程度の付勢力)。そして、センサヘッド123が被検者の腋窩の皮膚に押し当てられると、本体部110全体が、矢印141a方向に所定量(たとえば、1mm〜10mm、本実施形態では3mm)スライドし、これにより測定が開始されることとなる(以下、矢印141aの方向をスライド方向と称す)。
図1の1bは、把持部130の内部構成を示す図である。図1の1bに示すように、本体部110の後端面113と、把持部130の内側底面との間には支持部材171が配され、本体部110をスライド可能に支持している。また、ばね等の弾性部材172が配されておリ、本体部110を矢印141b方向に付勢している(紙面左側参照)。そして、センサヘッド123が被検者の腋窩の皮膚に押し当てられることで、弾性部材172が縮み、本体部110全体が、矢印141a方向にスライドする(紙面右側参照)。
このように、本体部110をスライドさせるための機構(スライド機構)を、(挿入部120ではなく)本体部110の筺体の外側に設けることで、スライド機構を介して体内水分計100内部への液体の浸入を防ぐことが可能となる。この結果、センサヘッド123の密着を保証する押圧力を確保するための構成を採りつつ、体内水分計100の防水性・防汚性を向上させることが可能となる。
かかる構成のもと、測定者が電源スイッチ111をオンして体内水分計100を動作状態とした後、センサヘッド123が被検者の腋窩に押し当てられたことが検知されると、体内水分量の測定が開始される。あるいは、測定者が電源スイッチ111をオンして体内水分計100を動作状態とした後、センサヘッド123が被検者の腋窩に所定負荷(例えば20gf〜200gf、さらに好ましくは100gf〜190gf、本実施形態では150gf)で押し当てられたことが検知されると(図1の1bの紙面右側の状態が所定時間以上継続したことが検知されると)、体内水分量の測定が開始される。このような仕組みにより、測定時におけるセンサヘッド123の腋窩への密着の程度を一定にすることができるため、被検者の生体内の水分量を精度よく測定することが可能となる。
<2.体内水分計の機能構成>
次に、体内水分計100の機能構成について説明する。図2は、体内水分計100の機能構成を示す図である。図2において、制御部201は、CPU202、メモリ203を有し、CPU202はメモリ203に格納されているプログラムを実行することにより、体内水分計100における種々の制御を実行する。
例えば、CPU202は、図4のフローチャートにより後述する表示部112の表示制御、ブザー222やLEDランプ223の駆動制御、体内水分量の測定(本実施形態では静電容量測定)などを実行する。メモリ203は、不揮発性メモリと揮発性メモリとを含み、不揮発性メモリはプログラムメモリとして、揮発性メモリはCPU202の作業メモリとして利用される。
電源部211は、交換が可能なバッテリー、或いは充電が可能なバッテリーを有しており、体内水分計100の各部へ電源を供給する。電圧レギュレータ212は、制御部201等へ一定電圧(例えば、2.3V)を供給する。電池残量検出部213は、電源部211から供給される電圧値に基づいて、電池の残量を検出し、その検出結果を制御部201に通知する。制御部201は、電池残量検出部213からの電池残量検出信号に基づいて、電池表示部133の表示を制御する。
電源スイッチ111が押下されると、各部への電源部211からの電力供給が開始される。そして、制御部201は、電源スイッチ111の測定者による押下が1秒以上継続したことを検出すると、電源部211からの各部への電源供給を維持させ、体内水分計100を動作状態とする。上述したように、測定スイッチ214は、電源部211からの電力供給が開始されると同時にオン状態になる。制御部201は、先端側挿入部120−2が矢印141aの方向へ所定量以上押されると水分量の測定を開始し、測定スイッチ214のオン状態が所定時間(例えば2秒)継続すると、測定を終了する。なお、電源部211の消耗を防止するために、体内水分計100が動作状態になってから2分経過しても測定開始とならない場合は、制御部201は自動的に体内水分計100を電源オフの状態へと移行させる。
測定回路221は、センサヘッド123と接続され、静電容量を測定する。図3は、測定回路221の構成例を示す図である。図3に示すように、インバータ301、302、抵抗303、304、被検者容量310によりCR発振回路が形成される。被検者容量310によって出力信号305の発振周波数が変化するので、制御部201は、出力信号305の周波数を測定することにより、被検者容量310を算出する。なお、本実施形態のセンサヘッド123は、2つの櫛形の電極が、それぞれの櫛歯が互い違いに並ぶように配置されてなるものとする。
図2に戻る。表示部112は、図1で説明したような表示を制御部201の制御下で行う。ブザー222は、本体部110がスライドすることによる測定の開始や、体内水分量の測定が完了した際に鳴動し、測定の開始や完了を測定者に通知する。LEDランプ223もブザー222と同様の通知を行う。すなわち、LEDランプ223は、本体部110のスライドによる測定の開始や、体内水分量の測定が完了した際に点灯し、測定の開始や完了を測定者に通知する。計時部224は、電源がオフの状態であっても電源部211からの電源供給を受けて動作し、動作状態においては時刻を制御部201に通知する。
<3.体内水分計の動作>
以上のような構成を備えた、本実施形態に係る体内水分計100の動作を、図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS401では、制御部201が、測定開始の指示を検出する。本実施形態では、測定スイッチ214の状態を監視し、測定スイッチ214のオン状態が2秒以上継続した場合に測定開始の指示を検出したと判定する。制御部201は、測定開始の指示を検出すると、ステップS402において、測定回路221からの出力信号305の発振周波数を測定する。
ステップS403では、ステップS402において測定された出力信号305の発振周波数に基づいて、被検者の体内水分量を算出する。
ステップS404では、ステップS403で算出された体内水分量が所定の閾値を超えるか否かに基づいて被検者が脱水状態か否かを判定する。なお、この場合の閾値とは、例えば、水を100%、空気を0%とした時の35%に相当する値が望ましい。
ステップS405では、今回の測定情報をメモリ203に格納する。図5は、メモリ203に格納される測定情報のデータ構成を示す図である。図5において、測定値501は、今回の測定により算出された体内水分量である。判定結果502は、今回の測定により算出された体内水分量に対して、ステップS404において判定された、脱水状態か非脱水状態かを示す情報である。測定時刻503は、今回の測定において計時部224から通知された時刻を示す情報である。測定時刻503としては、例えば、ステップS402において測定を実行した時点で計時部224から通知されている時刻とすることができる。
ステップS406では、今回の測定により算出された体内水分量を表示部112に表示する。このとき、脱水状態か非脱水状態かの判定結果に応じた表示形態により表示を行う(例えば、脱水状態の場合には、赤色にて体内水分量を表示し、非脱水状態の場合には、青色にて体内水分量を表示する)。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る体内水分計100は、センサ部121を挿入部120の先端面122に固定する一方で、本体部の110の尾部から表示部にかけて、本体部110の外周面を把持部130で覆い、該把持部130により本体部110全体をスライド可能に支持する構成とした。
これにより、センサ部にスライド機構を設けなくても、センサヘッド123の皮膚への密着を保証する上での押圧力を確保することが可能となる一方で、本体部110及び挿入部120を液密に構成することが可能となった。
つまり、体内水分計において、測定精度を維持しつつ、防水性・防汚性を向上させることが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、把持部130が、体内水分計100の本体部110の尾部から表示部にかけて覆う構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、本体部110の後端面113を除く外周面のみを覆う構成としてもよい。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る体内水分計600の外観構成及び把持部の内部構成を示す図である。なお、上記第1の実施形態において図1を用いて説明した構成と同じ構成については、同じ参照番号を付し、ここでは説明を省略する。以下、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図6の6aに示すように、体内水分計600の場合、把持部630は本体部110の後端面113を覆っておらず、本体部110の上面114、下面115、側面116・117のみを覆う、中空かつ無底の筒形状を有している。
また、図6の6bに示すように、本体部110の外周面には、ばねが配されている。ばねの一端は、本体部110の外周面上に突出した本体側突出部601に接続されており、他端は、把持部630の内周面上に突出した把持部側突出部611に接続されている。これにより、本体部110は、把持部630により矢印141a方向に付勢されることとなる。
かかる構成のもと、測定者が把持部630を把持した状態で、センサ部121を被検者の腋窩に押圧させると、本体部110が矢印141aの方向にスライドする(図6の6bの紙面右側参照)。
このように、本体部110の外周面と把持部630の内周面との間に弾性部材172を配し、把持部630により本体部110全体をスライド可能に支持することで、上記第1の実施形態と同様の効果を享受することができる。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、把持部の外周面の形状については特に言及しなかったが、把持部の外周面は、測定者が被検者の体内水分量を測定する際に把持しやすい形状に構成されていることが望ましい。
図7の7a、7bは、上記第2の実施形態において示した把持部の外周面の形状を、測定者が把持しやすい形状に構成した様子を示している。上記第2の実施形態に係る体内水分計600を用いて、測定者が被検者の腋窩にセンサ部121を接触させる場合、本体部110の上面114側に測定者の親指が配され、本体部110の下面115側に測定者の残りの指が配されることとなる。
このため、本実施形態に係る体内水分計700では、このような指の配置を前提として、把持部730の外周面の形状を形成している。
なお、本実施形態では、上記第2の実施形態において示した把持部630の外周面を、測定者が把持しやすい形状に形成した場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、上記第1の実施形態において示した把持部130の外周面を、同様に形成するようにしてもよい。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

Claims (3)

  1. 体内水分計であって、
    直線状に形成された本体部と、
    前記本体部の一端から湾曲して延設された挿入部と、
    前記挿入部の先端面に固定され、被検者の体表面に接触させることで、生体内の水分に関するデータを測定するセンサ部と、
    前記本体部の外周面を覆い、前記本体部をスライド可能に支持する把持部と
    を備えることを特徴とする体内水分計。
  2. 前記把持部は、有底の筒形状を有しており、該把持部の底面と、前記本体部の後端面とは、弾性部材を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の体内水分計。
  3. 前記把持部は、無底の筒形状を有しており、該把持部の内周面と、前記本体部の外周面とは、弾性部材を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の体内水分計。
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Citations (9)

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