JP2013132517A - 体内水分計 - Google Patents

体内水分計 Download PDF

Info

Publication number
JP2013132517A
JP2013132517A JP2011286582A JP2011286582A JP2013132517A JP 2013132517 A JP2013132517 A JP 2013132517A JP 2011286582 A JP2011286582 A JP 2011286582A JP 2011286582 A JP2011286582 A JP 2011286582A JP 2013132517 A JP2013132517 A JP 2013132517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moisture meter
measurement
end surface
unit
sensor unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011286582A
Other languages
English (en)
Inventor
Miyuki Koyama
美雪 小山
Takaaki Yoshino
敬亮 吉野
Kiyoyuki Narimatsu
清幸 成松
Koji Morita
孝司 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP2011286582A priority Critical patent/JP2013132517A/ja
Publication of JP2013132517A publication Critical patent/JP2013132517A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

【課題】 腋窩を測定部位とする体内水分計において、測定しやすい構造を提供する。
【解決手段】 体内水分計200であって、本体部110と、センサ部121と、先端面122において、センサ部121を該先端面122に略直交する方向にスライド可能に保持し、かつ、センサ部121のスライドを検知することで測定開始を指示する信号を出力する挿入部120と、を備え、挿入部120の筐体は、本体部110の長軸方向201と、センサ部121のスライド方向202とのなす角度が、約30°となるように先端面122が形成されており、かつ、前記先端面122の近傍において、スライド方向202に沿うように形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被検者の生体の水分量を測定する体内水分計に関するものである。
被検者の生体の水分量を測定することは重要である。生体における脱水症状は、生体中の水分が減少する病態であり、発汗や体温上昇により多くの水分が体内から体外に排出される運動時や気温の高い時に多く発現する。特に、高齢者の場合、生体の水分保持能力自体が低下しているため、一般健常者と比較して脱水症状を起こし易い。
通常、生体中の水分が体重の3%以上失われた時点で体温調整の障害が起こると言われている。体温調整の障害が起こり体温が上昇すると、生体中の更なる水分の減少を引き起こすため悪循環に陥り、遂には熱中症と称される病態に至ることとなる。熱中症には、熱痙攣、熱疲労、熱射病等の病態があり、時には全身の臓器障害が起こることもある。このため、熱中症に至る危険を未然に回避するためには、生体の水分量を的確に把握することが不可欠である。
生体の水分量を把握する、いわゆる体内水分計としては、従来より、例えば、両手でハンドルを保持するような装置で人体インピータンスを測定し、その測定結果から体内水分量を算出するものが知られている(特許文献1)。
特開平11−318845号公報
しかしながら、特許文献1に記載の体内水分計の場合、被検者自身が両手でハンドルを把持することが要求されるため、被検者以外の第三者(測定者)が被検者の体内水分量を測定することができないという問題がある。すなわち、特許文献1に記載された測定部位を前提とする体内水分計の構造では、例えば、意識障害に陥った被検者の体内水分量を、第三者(測定者)が測定できないという問題がある。
一方で、被検者以外の第三者(測定者)による測定を容易に行うことができ、かつ、体内水分量の測定に適した測定部位としては、例えば、腋窩の皮膚等が挙げられる。しかしながら、高齢者のように腋窩が深い被検者の場合、体内水分計のセンサ部を腋窩に的確に押し当てることは必ずしも容易ではない。このため、腋窩を測定部位とする体内水分計においては、被検者(の身体的特徴)によらず測定者にとって測定しやすい構造となっていることが重要である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、腋窩を測定部位とする体内水分計において、測定しやすい構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る体内水分計は以下のような構成を備える。即ち、
直線状に形成された本体部と、
被検者の体表面に接触させることで、生体中の水分に関するデータを測定するセンサ部と、
先端面において、前記センサ部を該先端面に略直交する方向にスライド可能に保持し、かつ、前記センサ部のスライドを検知することで、前記センサ部の測定の開始を指示する信号を出力する挿入部と、を備え、
前記挿入部の筐体は、
前記本体部の長軸方向と、前記センサ部のスライド方向とのなす角度が、約20°〜45°となるように前記先端面が形成されており、かつ、
前記先端面の近傍において、前記スライド方向に沿うように形成されていることを特徴とする。
腋窩を測定部位とする体内水分計において、測定しやすい構造を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態にかかる体内水分計の外観構成を示す図である。 体内水分計の筐体形状を説明するための図である。 体内水分計の使用態様を説明するための図である。 体内水分計の機能構成を示す図である。 体内水分計の測定回路を説明するための図である。 体内水分計の動作を説明するための図である。 測定情報のデータ構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかる体内水分計の外観構成を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
<1.体内水分計の外観構成>
図1は、本実施形態に係る体内水分計100の外観構成の一例を示す図である。体内水分計100は、被検者の体表面である腋窩の皮膚にセンサ部を接触させ、センサ部において供給した電気信号に応じた物理量を検出することで被検者の体内の水分量を検出する。本実施形態に係る体内水分計100では、当該物理量(生体中の水分に関するデータ)として被検者の静電容量を測定することにより、腋窩の皮膚の湿り具合を検出し、体内の水分量を算出する。なお、体内水分量を算出するために検出する物理量は静電容量に限られるものではなく、例えば、定電圧もしくは定電流を被検者に供給して測定されるインピーダンスであってもよい。
図1に示すように、体内水分計100は本体部110と挿入部120とを備える。本体部110は、上面114、下面115、側面116、117がそれぞれ長軸方向(不図示)に略平行に形成されており、全体として、直線状に形成されている。本体部110の筐体表面には、各種ユーザインターフェースが配置されるとともに、筐体内部には体内水分量を算出するための電子回路が収納される。
図1の例では、ユーザインターフェースとして、電源スイッチ111及び表示部112が示されている。電源スイッチ111は、本体部110の後端面113の凹部に配されている。このように凹部に電源スイッチ111を配する構成とすることで、電源スイッチ111の誤操作を防ぐことができる。なお、電源スイッチ111がオンされると後述の電源部411(図4)から体内水分計100の各部への電源供給が開始され、体内水分計100は動作状態となる。
表示部112は、本体部110の側面117上において、長軸方向のやや前方側に配されている。これは、体内水分計100を用いて被検者の体内水分量を測定するにあたり、測定者が把持領域118を把持した場合であっても、測定者の把持した手で表示部112が完全に覆われることがないようにするためである(把持した状態でも測定結果が視認できるようにするためである)。
表示部112には、今回の水分量の測定結果131が表示される。また、参考として前回の測定結果132もあわせて表示される。さらに、電池表示部133には、電池(図4の電源部411)の残量が表示される。また、無効な測定結果が得られた場合や測定エラーが検出された場合には、表示部112に“E”が表示され、その旨をユーザに報知する。なお、表示部112に表示される文字等は、本体部110の上面114側を上とし、下面115側を下として、表示されるものとする。
体内水分計100の挿入部120は、上面124及び下面125が曲面形状を有しており、本体部110に対して、全体として、下向きに緩やかに湾曲している。挿入部120の先端面122には、センサ部121がスライド可能に保持されている。
センサ部121は、先端面122に略平行な面を有するセンサヘッド123を有しており、センサヘッド123の皮膚への密着を保証する上での押圧を確保するため、不図示のばねにより、矢印141bの方向へ付勢されている(たとえば70gf程度の付勢力)。そして、センサヘッド123が被検者の腋窩の皮膚に押し当てられると、センサ部121が矢印141aの方向(先端面122と略直交する方向、すなわち先端面122の法線方向)に所定量(例えば1mm〜10mm、本実施形態では4mm)スライドし、これにより測定が開始するよう構成されている(以下、矢印141aの方向をスライド方向と称す)。
具体的には、ユーザが電源スイッチ111をオンして体内水分計100を動作状態とした後、センサヘッド123を被検者の腋窩に所定時間以上(例えば2秒以上)押し当てられたことが検知されると、体内水分量の測定が開始される。あるいは、ユーザが電源スイッチ111をオンして体内水分計100を動作状態とした後、センサヘッドを被検者の腋窩に所定負荷(例えば20gf〜200gf、さらに好ましくは30gf〜100gf、本実施形態では70gf)で押し当てたことが検知されると、体内水分量の測定が開始される。このような仕組みにより、測定時におけるセンサヘッド123の腋窩への密着の程度を一定にすることができる。
なお、センサヘッド123の被検者との接触面には、電極が敷設され、電極を覆うように保護材が設けられている。また、センサヘッド123の接触面は平面形状に限られず、凸状の曲面形状でもよい。そのような接触面の形状の例としては、球面(例えば半径15mmの球面)の一部とすることが挙げられる。
<2.体内水分計の筐体形状>
次に、体内水分計100の筐体形状について詳細に説明する。図2は、体内水分計100の筐体形状を詳細に説明するための図である。
図2に示すように、体内水分計100の挿入部120は、先端面122の法線方向202(つまりスライド方向)が、本体部110の長軸方向201に対して、約30°の角度をなすように、先端面122が形成されている(先端面122と平行な方向203が、本体部110の長軸方向201と直交する方向204に対して、約30°の角度をなすように、先端面122が形成されている)。加えて、挿入部120の先端面122近傍の筐体は、先端面122の法線方向202に概ね沿った形状を有している。
このように、挿入部120の湾曲方向205とセンサ部121のスライド方向202とが一致するように、挿入部120の湾曲形状を形成したことにより、測定時に測定者が体内水分計100を把持して被検者の腋窩に押し当てるにあたり、先端面122が視認できない状態であっても、測定者は、湾曲方向205に向かって体内水分計100を押圧するだけで、押圧方向を誤ることなく測定を行うことができる。つまり、センサ部121を被検者の腋窩に的確に密着させることができ、正確な測定を実現することが可能となる。
また、図2に示すように、体内水分計100の挿入部120は、下面125が曲面形状を有している。このように、挿入部120の下面125を曲面形状に形成することで、測定時に測定者が体内水分計100を把持して被検者の腋窩に押し当てるにあたり、被検者の腋窩が深い場合であっても、被検者の上腕の前側側壁と体内水分計100の下面125とが干渉することを回避させることが可能となる。
更に、図2に示すように、体内水分計100の挿入部120は、センサ部121が、本体部110と挿入部120との境界位置206から、約40〜50mmの位置に配置されるように、その長さが規定されている。
挿入部120の長さをこのように規定することで、被検者の腋窩が深い場合であっても、測定者は、把持した手が被検者の上腕等と干渉することなく、被検者の腋窩にセンサ部121を押し当てることができる。
更に、図2に示すように、挿入部120は、その断面積が、境界位置206において本体部110の断面積と等しくなるように形成され、センサ部121に近づくにつれ、徐々に小さくなるように形成されている(つまり、挿入部120は、先端に向かって、細くなるように形成されている)。
このように、挿入部120のセンサ部121近傍の断面積を小さくすることで、測定者が体内水分計100を被検者の腋窩に挿入するにあたり、上腕の可動範囲が狭い被検者であっても、容易に挿入することができる。
<3.体内水分計の使用例>
次に、上記特徴的な外観形状を有する体内水分計100の使用例について説明する。図3は、体内水分計100の使用例を説明するための図である。
図3(A)は、被測定者の左上半身を示しており、図3(B)は、図3(A)のa−a断面を模式的に示したものである。
図3(B)に示すように、体内水分計100は、センサ部121が、被検者の左上腕と左胸壁との間の腋窩に押し当てられた状態で、被検者の体内水分量の測定を行う。
センサ部121を腋窩に押し当てるにあたり、測定者は、センサ部121が上側を向くように体内水分計100の把持領域118を右手で把持し、被検者の前方下側から、腋窩に向かって、センサ部121を挿入する。
上述したように、体内水分計100の挿入部120は緩やかに湾曲しており、かつ、境界位置206からセンサ部121までの長さが40〜50mm程度あるため、被検者の前方下側から腋窩に向かって挿入した際に、上腕の前側の側壁と体内水分計100とが干渉することはなく、また、測定者の右手が被検者の上腕と干渉することもなくセンサ部121を腋窩に略直角に押し当てることができる。
また、挿入部120の湾曲方向205とセンサ部121のスライド方向202とが一致するように、挿入部120の湾曲形状が形成されているため、測定者は、湾曲方向205に沿って押圧することで、センサ部121を腋窩に略直角に押し当てることができる。
このように、本実施形態に係る体内水分計100の形状によれば、高齢者等のように、腋窩が深い被検者であっても、容易に測定を行うことができる。
<4.体内水分計の機能構成>
図4は、本実施形態に係る体内水分計100の機能構成例を示すブロック図である。図4において、制御部401は、CPU402、メモリ403を有し、CPU402はメモリ403に格納されているプログラムを実行することにより、体内水分計100における種々の制御を実行する。
例えば、CPU402は、図6のフローチャートにより後述する表示部112の表示制御、ブザー422やLEDランプ423の駆動制御、体内水分量の測定(本実施形態では静電容量測定)などを実行する。メモリ403は、不揮発性メモリと揮発性メモリとを含み、不揮発性メモリはプログラムメモリとして、揮発性メモリはCPU402の作業メモリとして利用される。
電源部411は、交換が可能なバッテリー、或いは充電が可能なバッテリーを有し、体内水分計100の各部へ電源を供給する。電圧レギュレータ412は、制御部401等へ一定電圧(例えば、2.3V)を供給する。電池残量検出部413は、電源部411から供給される電圧値に基づいて、電池の残量を検出し、その検出結果を制御部401に通知する。制御部401は、電池残量検出部413からの電池残量検出信号に基づいて、電池表示部133の表示を制御する。
電源スイッチ111が押下されると、各部への電源部411からの電力供給が開始される。そして、制御部401は、電源スイッチ111のユーザによる押下が1秒以上継続したことを検出すると、電源部411からの各部への電源供給を維持させ、体内水分計100を動作状態とする。上述したように、測定スイッチ414は、センサ部121が矢印141aの方向へ所定量以上押されるとオン状態になる。制御部401は、測定スイッチ414のオン状態が所定時間(例えば2秒)継続すると、水分量の測定を開始する。なお、電源部411の消耗を防止するために、体内水分計100が動作状態になってから5分経過しても測定開始とならない場合は、制御部401は自動的に体内水分計100を電源オフの状態へ移行させる。
測定回路421は、センサヘッド123と接続され、静電容量を測定する。図5は、測定回路421の構成例を示す図である。オペアンプ501、502、抵抗503、504、被検者容量510によりCR発振回路が形成されている。被検者容量510によって出力信号505の発振周波数が変化するので、制御部401は、出力信号505の周波数を測定することにより、被検者容量510を算出する。なお、本実施形態のセンサヘッド123は、例えば、2つのくし型電極が、それぞれのくし歯が互い違いに並ぶように配置されているものとするが、これに限られるものではない。
図4に戻る。表示部112は、図1で説明したような表示を制御部401の制御下で行う。ブザー422は、センサ部121の押下による測定の開始や、体内水分量の測定が完了した際に鳴動し、測定の開始や完了をユーザに通知する。LEDランプ423もブザー422と同様の通知を行う。すなわち、LEDランプ423は、センサ部121の押下による測定の開始や、体内水分量の測定が完了した際に点灯し、測定の開始や完了をユーザに通知する。計時部424は、電源がオフの状態であっても電源部411からの電源供給を受けて動作し、動作状態においては時刻を制御部401に通知する。
<6.体内水分計の動作>
以上のような構成を備えた、本実施形態に係る体内水分計100の動作を、図6のフローチャートを参照して説明する。
ステップS601では、制御部401が、測定開始の指示を検出する。本実施形態では、測定スイッチ414の状態を監視し、測定スイッチ414のオン状態が2秒以上継続した場合に測定開始の指示を検出したと判定する。制御部401は、測定開始の指示を検出すると、ステップS602において、測定回路421からの出力信号505の発振周波数を測定する。
ステップS603では、ステップS602において測定された出力信号505の発振周波数に基づいて、被検者の体内水分量を算出する。
ステップS604では、ステップS603で算出された体内水分量が所定の閾値を超えるか否かに基づいて被検者が脱水状態か否かを判定する。なお、この場合の閾値とは、例えば、水を100%、空気を0%とした時の35%に相当する値が望ましい。
ステップS605では、今回の測定情報をメモリ403に格納する。図7は、メモリ403に格納される測定情報のデータ構成を示す図である。図7において、測定値701は、今回の測定により算出された体内水分量である。判定結果702は、今回の測定により算出された体内水分量に対して、ステップS604において判定された、脱水状態か非脱水状態かを示す情報である。測定時刻703は、今回の測定において計時部424から通知された時刻を示す情報である。測定時刻703としては、例えば、ステップS602において測定を実行した時点で計時部424から通知されている時刻とすることができる。
ステップS606では、今回の測定により算出された体内水分量を表示部112に表示する。このとき、脱水状態か非脱水状態かの判定結果に応じた表示形態により表示を行う(例えば、脱水状態の場合には、赤色にて体内水分量を表示し、非脱水状態の場合には、青色にて体内水分量を表示する)。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る体内水分計100は、腋窩を測定部位とするのに適した形状とすべく、
・先端面の法線方向が、本体部の長軸方向に対して、約30°の角度をなすように、先端面を形成した。
・先端面の法線方向に沿った形状となるように、挿入部の先端を形成した。
・挿入部の下面側を湾曲形状に形成した。
・センサ部と境界位置との距離が40〜50mmとなるように、挿入部の長さを規定した。
・挿入部が先端に向かって細くなるように形成した。
この結果、腋窩を測定部位とする体内水分計において、測定しやすい構造を提供することが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、挿入部120が境界位置206から下方向に向かって湾曲する形状(つまり、挿入部120の上面124が本体部110の上面114より下方に位置する形状)について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、挿入部120の上面124の一部が本体部110の上面114より上方に位置する形状に構成してもよい。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る体内水分計800の外観構成を示す図である。挿入部120を、図8に示す形状に構成した場合であっても、上記第1の実施形態と同様の効果が得られる。
[第3の実施形態]
上記第1の実施形態では、体内水分計100の重心位置について特に言及しなかったが、体内水分計100の重心位置は、必ずしも本体部110の中央位置である必要はない。
上述したように、測定者は、測定時に、体内水分計100をセンサ部121を上向きにして把持するため、本体部110の後端面113側に、例えば、電源部411や制御部401といった筐体内の構成要素を配置することで、重心が本体部110の後端面113側となり、測定者にとっては、測定時のバランスが取りやすくなる。
また、体内水分計100は、測定時に、上面114側を下向きにして把持することから、本体部110の上面114側(挿入部120の湾曲方向とは反対側)に重心を配置することで、測定者にとっては、測定時のバランスが取りやすくなる。
[第4の実施形態]
上記第1乃至第3の実施形態では、先端面122の法線方向202が、本体部110の長軸方向201に対して、約30°の角度をなすように形成するものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、先端面122の法線方向202が、本体部110の長軸方向201に対して、約20°〜40°の角度をなすように、先端面122を形成するようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、センサ部121から境界位置206までの距離が、40〜50mm程度となるように、挿入部120の長さを規定することとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、被検者の腋窩の深さを考慮し、センサ部121から境界位置206までの距離が、80〜90mm程度となるように、挿入部120の長さを規定するようにしてもよい。
また、上記第1乃至第3の実施形態では、後端面113から表示部112までの距離が、40〜50mm程度として説明したが、本発明はこれに限定されない。測定者が本体部110を把持した際に、表示部112が完全に覆われることがない程度に配置されていればよい。
100:体内水分計、110:本体部、111:電源スイッチ、112:表示部、113:後端面、114:上面、115:下面、116:側面、117:側面、118:把持領域、120:挿入部、121:センサ部、122:先端面、123:センサヘッド、124:上面、125:下面、201:長軸方向、202:先端面の法線方向、203:先端面と平行な方向、204:長軸方向と直交する方向、205:湾曲方向、206:境界位置

Claims (4)

  1. 体内水分計であって、
    直線状に形成された本体部と、
    被検者の体表面に接触させることで、生体中の水分に関するデータを測定するセンサ部と、
    先端面において、前記センサ部を該先端面に略直交する方向にスライド可能に保持し、かつ、前記センサ部のスライドを検知することで、前記センサ部の測定の開始を指示する信号を出力する挿入部と、を備え、
    前記挿入部の筐体は、
    前記本体部の長軸方向と、前記センサ部のスライド方向とのなす角度が、約20°〜45°となるように前記先端面が形成されており、かつ、
    前記先端面の近傍において、前記スライド方向に沿うように形成されていることを特徴とする体内水分計。
  2. 前記挿入部の筐体の下面は、前記先端面に向かって湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の体内水分計。
  3. 前記本体部と前記挿入部との境界位置から前記センサ部までの距離が、40〜90mmとなるように、前記挿入部の長さが規定されていることを特徴とする請求項2に記載の体内水分計。
  4. 前記挿入部は、前記先端面に向かって、断面積が小さくなるよう構成されていることを特徴とする請求項3に記載の体内水分計。
JP2011286582A 2011-12-27 2011-12-27 体内水分計 Pending JP2013132517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011286582A JP2013132517A (ja) 2011-12-27 2011-12-27 体内水分計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011286582A JP2013132517A (ja) 2011-12-27 2011-12-27 体内水分計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013132517A true JP2013132517A (ja) 2013-07-08

Family

ID=48909625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011286582A Pending JP2013132517A (ja) 2011-12-27 2011-12-27 体内水分計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013132517A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001502953A (ja) * 1996-10-25 2001-03-06 エクサージン・コーポレーション 腋下赤外線体温計およびその使用方法
JP2003169784A (ja) * 2001-12-05 2003-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 体脂肪測定装置
JP2003169788A (ja) * 2001-12-05 2003-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 肌水分量測定装置
JP2006122347A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Life:Kk 口腔水分計

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001502953A (ja) * 1996-10-25 2001-03-06 エクサージン・コーポレーション 腋下赤外線体温計およびその使用方法
JP2003169784A (ja) * 2001-12-05 2003-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 体脂肪測定装置
JP2003169788A (ja) * 2001-12-05 2003-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 肌水分量測定装置
JP2006122347A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Life:Kk 口腔水分計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5936600B2 (ja) 水分計
JP5993014B2 (ja) 体内水分計
JP5883151B2 (ja) 体内水分計および表示制御方法
JP2001161670A (ja) カロリー計算機
JP5917911B2 (ja) 体内水分計および表示制御方法
JP5859846B2 (ja) 体内水分計
JP2013192893A (ja) 体内水分計
JP2003070762A (ja) 健康管理指針アドバイス装置
JP5993013B2 (ja) 体内水分計、体内水分計の制御方法、および記憶媒体
JP5883150B2 (ja) 体内水分計および表示制御方法
JP2013132517A (ja) 体内水分計
JP6018058B2 (ja) 体内水分計及びその作動方法
WO2013024567A1 (ja) 体内水分計及びその表示制御方法
WO2013132757A1 (ja) 体内水分計及びセンサ
JP5030659B2 (ja) 体組成計
WO2013136659A1 (ja) 体内水分計
JP2013192650A (ja) 体内水分計
KR101932132B1 (ko) 체지방 측정 장치 및 체지방 측정 방법
JP2013027431A (ja) 体内水分計およびその制御方法
JP2013066565A (ja) 体内水分計及びその制御方法
WO2014049631A1 (ja) 体内水分計
WO2014027379A1 (ja) 体内水分計
JP2013172770A (ja) 体内水分計及びそのセンサ部保護用カバー
JP5993015B2 (ja) 体内水分計
JPH11285480A (ja) 健康管理指針アドバイス装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130516

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151218