JPWO2014024865A1 - ターゲット供給装置及び極端紫外光生成装置 - Google Patents

ターゲット供給装置及び極端紫外光生成装置 Download PDF

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Abstract

ターゲット供給装置(7)は、ターゲット物質を貯蔵する貯蔵部(71a)と、貯蔵部(71a)に連通してターゲット物質が流入する供給部(71b)とを含むタンク(71)と、供給部(71b)に連通してターゲット物質が供給されるノズル孔(72a)を含むノズル(72)と、ノズル孔(72a)の壁面を覆うコーティング部(8)と、を備えてもよい。

Description

本開示は、極端紫外(EUV)光を生成するために、レーザ光に照射されるターゲットを供給する装置に関する。さらに、本開示は、そのようなターゲット供給装置を用いて極端紫外(EUV)光を生成するための装置に関する。
近年、半導体プロセスの微細化に伴って、半導体プロセスの光リソグラフィにおける転写パターンの微細化が急速に進展している。次世代においては、70nm〜45nmの微細加工、さらには32nm以下の微細加工の要求に応えるべく、波長13nm程度のEUV光を生成する極端紫外光生成装置と縮小投影反射光学系(reduced projection reflective optics)とを組み合わせた露光装置の開発が期待されている。
極端紫外光生成装置としては、ターゲット物質にレーザビームを照射することによって生成されるプラズマを用いたLPP(Laser Produced Plasma)方式の装置と、放電によって生成されるプラズマを用いたDPP(Discharge Produced Plasma)方式の装置と、軌道放射光を用いたSR(Synchrotron Radiation)方式の装置と、の3種類の装置が提案されている。
米国特許出願公開第2006/0192154号明細書
L.A.レイ、「セラミックスの耐食性ハンドブック」、共立出版株式会社、1985年12月15日発行、P138〜P143
概要
ターゲット供給装置は、
ターゲット物質を貯蔵する貯蔵部と、貯蔵部に連通してターゲット物質が流入する供給部とを含むタンクと、
供給部に連通してターゲット物質が供給されるノズル孔を含むノズルと、
ノズル孔の壁面を覆うコーティング部と、
を備えてもよい。
本開示のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の図面を参照して以下に説明する。
図1は、例示的なLPP方式のEUV光生成装置の概略的な構成を示す。 図2は、一実施形態に係るターゲット供給装置を示す。 図3は、第1実施形態のターゲット供給装置7のノズル72付近を拡大して示す。 図4は、第2実施形態のターゲット供給装置7のノズル72付近を拡大して示す。 図5は、第3実施形態のターゲット供給装置7のノズル72付近を拡大して示す。 図6は、第4実施形態のターゲット供給装置7のノズル72付近を拡大して示す。 図7は、第4実施形態のターゲット供給装置7のノズル72の形状を示す。 図8は、第5実施形態のターゲット供給装置7のノズル72の形状を示す。 図9は、第6実施形態のターゲット供給装置7のノズル72の形状を示す。 図10は、第7実施形態のターゲット供給装置7を示す。 図11は、第7実施形態のターゲット供給装置7を出力側から見た様子を示す。 図12は、第7実施形態のターゲット供給装置7に用いるフィルタ9を示す。 図13は、第7実施形態のターゲット供給装置7の変形例を示す。 図14は、第8実施形態のターゲット供給装置7を示す。
実施形態
<内容>
1.概要
2.用語の説明
3.極端紫外光生成装置の全体説明
3.1 構成
3.2 動作
4.ターゲット供給装置を含む極端紫外光生成装置
4.1 構成
4.2 動作
5.コーティングを含むターゲット供給装置
6.タンク及びノズルの材料とコーティング部の材料の組み合わせ
7.ノズルの形状
8.コーティングしたフィルタを含むターゲット供給装置
9.コーティングしたタンク内構成部品を含むターゲット供給装置
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明される実施形態は、本開示のいくつかの例を示すものであって、本開示の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本開示の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
1.概要
LPP方式のEUV光生成装置においては、ターゲット供給装置のノズル孔から、ターゲット物質のドロップレットがチャンバ内に出力されてもよい。ドロップレットが所望のタイミングでチャンバ内のプラズマ生成領域に到達するように、ターゲット供給装置が制御されてもよい。ドロップレットがプラズマ生成領域に到達する時点で、パルスレーザ光がドロップレットに照射されることで、ターゲット物質がプラズマ化し、このプラズマからEUV光が放射されてもよい。
ターゲット物質が液体のスズ(Sn)の場合、ターゲット供給部のタンク及びノズルの材料としてモリブデン(Mo)のような高融点金属が使用されてもよい。しかしながら、モリブデン(Mo)のような金属は、スズ(Sn)のようなターゲット物質と反応して、合金を形成する可能性がある。ドロップレットを出力するノズル孔内で、モリブデン(Mo)とスズ(Sn)が反応して、合金を形成した場合、合金はノズル孔を詰まらせる可能性がある。ノズル孔が一部詰まった場合には、ターゲット物質の出力方向が変動して性能を低下させる可能性がある。
また、ターゲット物質が液体のスズ(Sn)の場合、ターゲット供給部のタンク及びノズルの材料として液体のスズ(Sn)と反応しにくい石英ガラス及びセラミックス等の非金属材料が使用されてもよい。しかしながら、非金属材料は、金属材料と比較して、ターゲット供給部のタンク及びノズルの耐圧を維持する能力が低い可能性がある。
そこで、本開示の実施形態のターゲット供給装置7は、タンク71及びノズル72の液体のスズ(Sn)と接触する可能性のある部分に、コーティング部8を形成してもよい。
2.用語の説明
本願において使用される幾つかの用語を以下に説明する。「チャンバ」は、LPP方式のEUV光生成装置において、プラズマの生成が行われる空間を外部から隔絶するための容器である。「ターゲット供給装置」は、EUV光を生成するために用いられる溶融スズ等のターゲット物質をチャンバ内に供給する装置である。「EUV集光ミラー」は、プラズマから放射されるEUV光を反射してチャンバ外に出力するためのミラーである。「デブリ」は、チャンバ内に供給されたターゲット物質のうちプラズマ化されなかった中性粒子及びプラズマから放出されるイオン粒子を含み、EUV集光ミラー等の光学素子を汚染又は損傷する原因となる物質である。
3.EUV光生成装置の全体説明
3.1構成
図1に、例示的なLPP方式のEUV光生成装置の構成を概略的に示す。EUV光生成装置1は、少なくとも1つのレーザ装置3と共に用いてもよい。EUV光生成装置1及びレーザ装置3を含むシステムを、以下、EUV光生成システム11と称する。図1に示し、かつ以下に詳細に説明するように、EUV光生成装置1は、チャンバ2及びターゲット供給装置を含んでもよい。ターゲット供給装置は、例えばドロップレット発生器26であってもよい。チャンバ2は、密閉可能であってもよい。ターゲット供給装置は、例えば、チャンバ2の壁に取り付けられてもよい。ターゲット供給装置から供給されるターゲットの材料は、スズ(Sn)、若しくはスズ(Sn)に、テルビウム、ガドリニウム、リチウム、キセノン、又はそれらのうちのいずれか2つ以上を組み合わせたものでもよいが、これらに限定されない。
チャンバ2の壁には、少なくとも1つの貫通孔が設けられてもよい。その貫通孔をレーザ装置3から出力されたパルスレーザ光32が通過してもよい。チャンバ2には、レーザ装置3から出力されたパルスレーザ光32が透過する少なくとも1つのウィンドウ21が設けられてもよい。チャンバ2の内部には、例えば、回転楕円面形状の反射面を有するEUV集光ミラー23が配置されてもよい。EUV集光ミラー23は、第1の焦点、及び第2の焦点を有する。EUV集光ミラー23の表面には、例えば、モリブデンとシリコンとが交互に積層された多層反射膜が形成されてもよい。EUV集光ミラー23は、例えば、その第1の焦点がプラズマ生成領域25又はその近傍に位置し、その第2の焦点が露光装置の仕様によって規定される所望の集光位置に位置するように配置されるのが好ましい。所望の集光位置は、中間焦点(IF)292であってもよい。EUV集光ミラー23の中央部には、パルスレーザ光33が通過することができる貫通孔24が設けられてもよい。
EUV光生成装置1は、EUV光生成制御システム5を含んでもよい。また、EUV光生成装置1は、ターゲットセンサ4を含んでもよい。ターゲットセンサ4は、ターゲットの存在、軌道、位置の少なくとも1つを検出してもよい。ターゲットセンサ4は、撮像機能を有していてもよい。
更に、EUV光生成装置1は、チャンバ2内部と露光装置6内部とを連通する接続部29を含んでもよい。接続部29内部には、アパーチャが形成された壁291を設けてもよい。壁291は、そのアパーチャがEUV集光ミラー23の第2の焦点位置に位置するように配置してもよい。
更に、EUV光生成装置1は、レーザ光進行方向制御装置34、レーザ光集光ミラー22、ターゲット27を回収するターゲット回収器28などを含んでもよい。レーザ光進行方向制御装置34は、レーザ光の進行方向を制御するために、レーザ光の進行方向を規定する光学素子と、この光学素子の位置又は姿勢を調整するためのアクチュエータとを備えてもよい。
3.2 動作
図1を参照すると、レーザ装置3から出力されたパルスレーザ光31は、レーザ光進行方向制御装置34を経てパルスレーザ光32としてウィンドウ21を透過してチャンバ2内に入射してもよい。パルスレーザ光32は、少なくとも1つのレーザビーム経路に沿ってチャンバ2内に進み、レーザ光集光ミラー22で反射されて、パルスレーザ光33として少なくとも1つのターゲット27に照射されてもよい。
ドロップレット発生器26は、ターゲット27をチャンバ2内部のプラズマ生成領域25に向けて出力してもよい。ターゲット27には、パルスレーザ光33に含まれる少なくとも1つのパルスが照射される。レーザ光が照射されたターゲット27はプラズマ化し、そのプラズマからEUV光251が生成される。EUV光251は、EUV集光ミラー23によって反射されるとともに集光されてもよい。EUV集光ミラー23に反射されたEUV光252は、中間焦点292を通って露光装置6に出力されてもよい。なお、1つのターゲット27に、パルスレーザ光33に含まれる複数のパルスが照射されてもよい。
EUV光生成制御システム5は、EUV光生成システム11全体の制御を統括してもよい。EUV光生成制御システム5は、ターゲットセンサ4によって撮像されたターゲット27のイメージデータ等を処理してもよい。EUV光生成制御システム5は、例えば、ターゲット27を出力するタイミングの制御およびターゲット27の出力方向の制御の内の少なくとも1つを行ってもよい。EUV光生成制御システム5は、例えば、レーザ装置3のレーザ発振タイミングの制御、パルスレーザ光32の進行方向の制御、及びパルスレーザ光33の集光位置の制御の内の少なくとも1つを行ってもよい。上述の様々な制御は単なる例示に過ぎず、必要に応じて他の制御を追加することもできる。
4.ターゲット供給装置を含む極端紫外光生成装置
4.1 構成
次に、ターゲット供給装置として、例えば、図1に示すドロップレット発生器26について説明する。
図2は、一実施形態に係るターゲット供給装置を示す。
図2に示すように、本実施の形態によるターゲット供給装置7は、タンク71と、ノズル72と、ヒータ73と、温度センサ74と、温度コントローラ75と、ヒータ電源76と、制御部77と、不活性ガス供給源78と、圧力調節器79と、を含んでもよい。
タンク71は、貯蔵部71aと、供給部71bと、を含んでもよい。貯蔵部71aは、タンク71の内側の壁面71a1を含んでもよい。供給部71bは、タンク71の内側で、貯蔵部71aに連結された管の内側の壁面71b1を含んでもよい。タンク71の材料は、モリブデン(Mo)でもタングステン(W)でもよい。
ノズル72は、タンク71の供給部71bの先端に取り付けられてもよい。ノズル72は、ノズル孔72aを含んでもよい。ノズル孔72aは、供給部71bに連結されてもよい。ノズル孔72aは、円形でもよい。ノズル孔72aは、供給部71bから出力側に向かうにしたがって直径が小さくなる形状でもよい。ノズル孔72aの先端の直径は、数μm〜10μmでもよい。ノズル72の材料は、モリブデン(Mo)でもタングステン(W)でもよい。ノズル72は、図示しないピエゾ素子が取り付けられてもよい。
ヒータ73は、タンク71に取り付けられてもよい。例えば、ヒータ73は、タンク71の外周に取り付けられてもよい。ヒータ73は、ヒータ電源76に接続されてもよい。
ヒータ電源76は、温度コントローラ75に接続されてもよい。
温度センサ74は、タンク71に取り付けられてもよい。例えば、温度センサ74は、タンク71の外周に取り付けられてもよい。温度センサ74は、温度コントローラ75に接続されてもよい。また、温度コントローラ75は、制御部77に接続されてもよい。
不活性ガス供給源78は、タンク71の貯蔵部71aに配管で連結されてもよい。
圧力調節器79は、不活性ガス供給源78と貯蔵部71aを連結する配管に設置されてもよい。圧力調節器79は、図示しない圧力センサ、給気弁及び排気弁を含んでいてもよい。圧力センサは、貯蔵部71aに連結する配管に設置されて、圧力調節器79に接続されていてもよい。また、圧力調節器79は、制御部77に接続されていてもよい。
4.2 動作
次に、ターゲット供給装置7の動作について説明する。
ターゲット供給装置7の制御部77は、EUV光生成制御システム5からターゲットの生成信号を受けてもよい。
制御部77は、貯蔵部71a内のスズ(Sn)の温度が融点である232℃以上の所定の温度範囲になるように、温度コントローラ75に目標温度を指示する信号を送信してもよい。所定の温度範囲は、例えば、280℃〜350℃であってもよい。温度コントローラ75は、温度センサ74の測定したタンク71の温度を示す信号を温度センサ74から受信してもよい。温度コントローラ75は、温度センサ74からの信号に基づいて、ヒータ73に供給する電力を指示する信号を、ヒータ電源76へ送信してもよい。このようにして、温度コントローラ75は、タンク71が制御部77によって指示された目標温度となるよう各部を制御してもよい。温度コントローラ75は、制御状態を表す信号として温度センサ74の測定したタンク71の温度を示す信号を、制御部77に送信してもよい。
制御部77は、貯蔵部71a内のスズに所定の圧力を付与するように、目標圧力を示す信号を圧力調節器79に送信してもよい。所定の圧力は、1〜10MPaでもよい。圧力調節器79は、圧力センサからタンク71内の圧力を示す信号を受信してもよい。圧力調節器79は、圧力センサからの信号に基づいて、給気弁及び排気弁によって貯蔵部71a内の不活性ガスの圧力を調節してもよい。制御状態を表す信号として、圧力センサの測定したタンク71の圧力を示す信号を、制御部77に送信してもよい。
5.コーティングを含むターゲット供給装置
次に、コーティング部8を含むターゲット供給装置7について説明する。ターゲット供給装置7のコーティング部8は、タンク71及びノズル72の各部分のうち、スズ(Sn)と接触する可能性のある部分に形成されてもよい。
コーティング部8を形成することによって、タンク71及びノズル72の材料であるモリブデン(Mo)又はタングステン(W)と、ターゲットとなるスズ(Sn)と、が反応して、合金が形成される可能性を低減させてもよい。
図3は、第1実施形態のターゲット供給装置7のノズル72付近を拡大して示す。
第1実施形態のコーティング部8は、タンク71の貯蔵部71a、供給部71b、及びノズル72のノズル孔72aのうち、スズ(Sn)と接触する部分である貯蔵部71aの壁面71a1、供給部71bの壁面71b1、及びノズル孔72aの壁面72bに形成されてもよい。
図4は、第2実施形態のターゲット供給装置7のノズル72付近を拡大して示す。
第2実施形態のターゲット供給装置7のコーティング部8は、タンク71及びノズル72の各部分のうち、供給部71b及びノズル孔72aのスズ(Sn)と接する部分である供給部71bの壁面71b1及びノズル孔72aの壁面72bに形成されてもよい。
図5は、第3実施形態のターゲット供給装置7のノズル72付近を拡大して示す。
第3実施形態のターゲット供給装置7のコーティング部8は、ノズル72のノズル孔72aのスズ(Sn)と接する部分であるノズル孔72aの壁面72bに形成されてもよい。
図6は、第4実施形態のターゲット供給装置7のノズル72付近を拡大して示す。
第4実施形態のターゲット供給装置7のコーティング部8は、ノズル72のノズル孔72aのスズ(Sn)と接する部分であるノズル孔72aの壁面72b及び外側面72cに形成されてもよい。
6.タンク及びノズルの材料とコーティング部の材料の組み合わせ
次に、タンク71及びノズル72の材料とコーティング部8の材料の組み合わせについて説明する。
以下に示す表1は、各材料の、線膨張係数、スズ(Sn)の浸食深さ、及びスズ(Sn)に対する耐食性を示す(非特許文献1参照)。
Figure 2014024865
表中、スズ(Sn)の浸食深さは、温度1100℃の溶融スズ(Sn)に100時間浸漬させる実験を行った後のスズ(Sn)表面を観察した結果に基づく浸食深さ[μm]を示す。また、スズ(Sn)に対する耐食性におけるMは、コーティング材料が溶融するまでほとんど反応しない状態を示す。
タンク71及びノズル72の材料としては、スズ(Sn)と反応して合金を生成するスズ(Sn)の浸食深さがステンレス等よりも低いモリブデン(Mo)及びタングステン(W)のうち少なくとも1つを選択してもよい。
コーティング部8の材料としては、タンク71及びノズル72の材料としてモリブデン(Mo)及びタングステン(W)を選択した場合、線膨張係数がモリブデン(Mo)及びタングステン(W)に近く、スズ(Sn)の浸食深さが0であり、高温までスズ(Sn)に対する耐食性がある炭化ケイ素(SiC)を選択してもよい。
コーティング部8を形成する方法としては、スパッタリング法、CVD法、及びプラズマCVD法のいずれか1つを選択してもよい。
タンク71及びノズル72の材料とコーティング部8の材料の膜応力について説明する。以下の式は、膜応力を示す。
σ=E(α1−α2)(Ta−Tb)
ただし、
σは、コーティング部8にかかる応力[Pa]、
Eは、コーティング部8のヤング率[Pa]、
α1は、コーティング部8の線膨張係数[/℃]、
α2は、タンク71及びノズル72の材料の線膨張係数[/℃]、
Taは、使用温度又は成膜温度[℃]、
Tbは、室温[℃]、
である。
コーティング部8の引張強度又はタンク71及びノズル72の材料との密着強度が膜応力σより大きい場合は、コーティング部8の剥離、割れの発生を抑制する可能性がある。すなわち、コーティング部8の膜応力σをなるべく小さくしてもよい。
例えば、タンク71及びノズル72の材料をモリブデン(Mo)、コーティング部8の材料を炭化ケイ素(SiC)とした場合、α1=4.1×10-6[/℃]、α2=5.2×10-6[/℃]となってよい。このとき、コーティング部8を、スパッタリング法を用いて形成すると、Tb=0℃、成膜温度が300℃として、σ=142MPaと計算できてよい。一方、コーティング部8をCVD法を用いて形成した場合、成膜温度1300℃とすると、σ=615MPaと計算できてよい。これらより、コーティング部8をスパッタリング法を用いて形成することによって、コーティング部8が剥離する可能性を低下させることができてよい。このため、コーティング部8を形成する方法として、スパッタリング法を用いてもよい。
7.ノズルの形状
ノズル72は、プレート状であって、中央部にノズル孔72aが形成されてもよい。
図7は、第4実施形態のターゲット供給装置7のノズル72の形状を示す。
第4実施形態のターゲット供給装置7のノズル72のノズル孔72aは、タンク71側の開口部72a1がテーパ状に加工されてもよい。テーパ状の開口部72a1は、同一径部としての出力側の開口部72a2に連通してもよい。
コーティング部8をスパッタリング法等の方法により形成する場合、出力側の開口部72a2の深さに対する出力側の開口部72a2の直径の比を2以下にするとよい。その上で、ノズル72は、タンク71側の開口部72a1と出力側の開口部72a2の両側からコーティング部8を形成するようにするとよい。このようにすることで、コーティング膜が出力側の開口部72a2の壁面72bにも形成されやすくなってもよい。例えば、出力側の開口部72a2の直径が10μmの場合、出力側の開口部72a2は深さ20μmで加工されてもよい。この場合、ノズル孔72aの同一径部の深さに対するノズル孔72aの同一径部の直径の比をアスペクト比と呼ぶと、アスペクト比は、2であってよい。
ノズル72を板状に形成し、出力側の開口部72a2の深さを20μmとした場合、板厚も20μmとすることができてよい。しかし、板厚20μmでは取り扱いに注意を要する場合があってよい。このため、タンク71側の開口部72a1にテーパ状部を設けて、板厚を厚くしてノズル72の強度を向上し、取り扱いやすくするようにしてもよい。
図8は、第5実施形態のターゲット供給装置7のノズル72の形状を示す。
第5実施形態のターゲット供給装置7のノズル72のノズル孔72aは、タンク71側の開口部72a1を同一径部として、出力側の開口部72a2をテーパ状に加工されてもよい。この構成によって、タンク側がテーパ状でないため、不純物がノズル孔72aに集まることを低減させることが可能となってよい。出力側の開口部72a2をテーパ状に加工する構成は、スズ(Sn)をジェットで出力するコンティニュアスジェット法において使用されてもよい。
ノズル孔72aの出力側の開口部72a2をテーパ状に加工する構成でも、同一径部のアスペクト比は、2以下が望ましい。その上で、ノズル72は、タンク71側の開口部72a1と出力側の開口部72a2の両側からコーティング部8を形成するようにするとよい。このようにすることで、コーティング膜が出力側の開口部72a2の壁面72bにも形成されやすくなってもよい。
図9は、第6実施形態のターゲット供給装置7のノズル72の形状を示す。
第6実施形態のターゲット供給装置7のノズル72は、ノズル孔72aの同一径部としての出力側の開口部72a2を出力側に突き出させてもよい。ノズル72を突き出させることによって電界を集中させることが可能となるので、クーロン力によって液体のスズ(Sn)を引き出す静電引出型に使用してもよい。
ノズル72が出力側に突き出される構成であっても、同一径部のアスペクト比は、2以下が望ましい。その上で、ノズル72は、タンク71側の開口部72a1と出力側の開口部72a2の両側からコーティング部8を形成するようにするとよい。このようにすることで、コーティング膜が出力側の開口部72a2の壁面にも形成されやすくなってもよい。
8.コーティングしたフィルタを含むターゲット供給装置
図10は、第7実施形態のターゲット供給装置7を示す。図11は、第7実施形態のターゲット供給装置7を出力側から見た様子を示す。
第7実施形態のターゲット供給装置7は、タンク71の供給部71bとノズル72のノズル孔72aとの間にフィルタ9を含んでもよい。フィルタ9は、タンク71の供給部71bの先端に設けられた凹部71cに設置されてもよい。タンク71とノズル72は、フィルタ9を設置した後、ボルト721で締結されてもよい。タンク71の供給部71bとノズル72のノズル孔72aの表面は、コーティング部81を含んでもよい。
図12は、第7実施形態のターゲット供給装置7に用いるフィルタ9を示す。
フィルタ9は、フィルタ本体91と、複数の通過孔92と、を含んでもよい。フィルタ本体91は、円盤状であって、通過孔92が形成されてもよい。通過孔92は、第1通過孔92aと、第2通過孔92bと、を含んでもよい。第1通過孔92aは、タンク側に開口してもよい。第2通過孔92bは、出力側に開口してもよい。第1通過孔92aと、第2通過孔92bとは、円形でもよい。第1通過孔92aの直径は、第2通過孔92bの直径より大きくてもよい。
フィルタ9の材料は、タンク71及びノズル72と同一であって、スズ(Sn)と反応して合金を生成するスズ(Sn)の浸食深さがステンレス等よりも低いモリブデン(Mo)及びタングステン(W)のうち少なくとも1つを選択してもよい。
フィルタ9は、コーティング部82を含んでもよい。コーティング部82は、フィルタ9のフィルタ本体91を覆うように表面全体に形成してもよい。コーティング部82は、第1通過孔92a及び第2通過孔92bの表面に形成してもよい。
コーティング部82の材料は、フィルタ9の材料としてモリブデン(Mo)及びタングステン(W)を選択した場合、線膨張係数がモリブデン(Mo)及びタングステン(W)に近く、スズ(Sn)の浸食深さが0であり、高温までスズ(Sn)に対する耐食性がある炭化ケイ素(SiC)を選択してもよい。
コーティング部82を形成する方法としては、スパッタリング法、CVD法、及びプラズマCVD法のいずれか1つを選択してもよい。
フィルタ9の第1通過孔92aと、第2通過孔92bとを加工する構成でも、第2通過孔92bのアスペクト比は、2以下が望ましい。その上で、フィルタ9は、第1通過孔92aと、第2通過孔92bの両側からコーティング部82を形成するようにするとよい。
このようにすることで、コーティング膜が第2通過孔92bの壁面にも形成されやすくなってもよい。
コーティング部81,82を形成することによって、タンク71、ノズル72及びフィルタ9の材料であるモリブデン(Mo)又はタングステン(W)と、ターゲットとなるスズ(Sn)と、が反応して、合金が形成される可能性を低減させてもよい。
図13は、第7実施形態のターゲット供給装置7の変形例を示す。
変形例のターゲット供給装置7において、タンク71の供給部71bと、タンク71の先端面71dと、ノズル72のノズル孔72aと、ノズル72の基端面72dの表面は、コーティング部81を含んでもよい。
9.コーティングしたタンク内構成部品を含むターゲット供給装置
図14は、第8実施形態のターゲット供給装置7を示す。
ターゲット供給装置7は、タンク71と、ノズル72と、フィルタ9と、第1多孔質フィルタ101と、第2多孔質フィルタ102と、第3多孔質フィルタ103と、ホルダ部104とを備えてもよい。
タンク71は、タンク本体711と、蓋部712とを備えてもよい。
タンク本体711のノズル72と反対側の基端には、外側に向かって突出するフランジ713が設けられてもよい。
フィルタ9は、タンク71の凹部71cに設置されてもよい。タンク71とノズル72は、フィルタ9を設置した後、ボルト721で締結されてもよい。タンク71の供給部71bとノズル72のノズル孔72aの表面は、図示しないコーティング部を含んでもよい。
第1,第2,第3多孔質フィルタ101,102,103は、ターゲット物質に含まれるパーティクルを捕集するために、多孔質の材料で作られてもよい。第1多孔質フィルタ101には、口径が例えば20μm程度の無数の貫通細孔が設けられてもよい。第2多孔質フィルタ102には、口径が例えば10μm程度の無数の貫通細孔が設けられてもよい。第3多孔質フィルタ103には、例えば口径が6μm程度の無数の貫通細孔が設けられてもよい。このように、第1多孔質フィルタ101、第2多孔質フィルタ102、第3多孔質フィルタ103の貫通細孔のサイズは異なってよい。また、第1,第2,第3多孔質フィルタ101,102,103の貫通細孔は、様々な方向に屈曲して各多孔質フィルタを貫通してもよい。
第1,第2,第3多孔質フィルタ101,102,103は、ターゲット物質と反応しにくい材料で形成されてもよい。第1,第2,第3多孔質フィルタ101,102,103の線熱膨張係数とタンク71の線熱膨張係数との差は、タンク71の線熱膨張係数の20%より小さくてもよい。
タンク71がモリブデン(Mo)又はタングステン(W)により形成されている場合、第1,第2,第3多孔質フィルタ101,102,103は、以下の表2で示す材料のうち、いずれかの材料で形成されてもよい。
Figure 2014024865
第1,第2,第3多孔質フィルタ101,102,103の材料は、例えば、SPGテクノ株式会社より提供されるシラス多孔質ガラス(SPG)であってよい。SPGは火山灰シラスを原料とする多孔質ガラスであってもよい。SPGが材料として使用された場合、第1,第2,第3多孔質フィルタ101,102,103は、略円板状に形成されてもよい。
SPGの組成の比は、以下の表3で示す比であってもよい。
Figure 2014024865
SPGが材料として使用された場合、第1,第2,第3多孔質フィルタ101,102,103には、口径が6μm以上20μm以下であり、かつ、様々な方向に屈曲する無数の貫通細孔が設けられ得る。
ホルダ部104は、本体部材105と、押え部材106と、スペーサ107と、シム108と、ボルト109とを備えてもよい。
本体部材105と、押え部材106と、スペーサ107と、シム108とは、ターゲット物質が液体のスズ(Sn)の場合、液体のスズ(Sn)と反応しにくいモリブデン(Mo)又はタングステン(W)で形成されてもよい。
本体部材105と、押え部材106と、スペーサ107と、シム108とは、コーティング部83,84,85,86を含んでもよい。コーティング部83,84,85,86は、本体部材105、押え部材106、スペーサ107、シム108の表面全体に形成してもよいし、ターゲット物質と接触する部分のみに形成してもよい。
コーティング部83,84,85,86の材料は、本体部材105、押え部材106、スペーサ107及びシム108の材料としてモリブデン(Mo)又はタングステン(W)を選択した場合、線膨張係数がモリブデン(Mo)及びタングステン(W)に近く、スズ(Sn)の浸食深さが0であり、高温までスズ(Sn)に対する耐食性がある炭化ケイ素(SiC)を選択してもよい。
コーティング部83,84,85,86を形成する方法としては、スパッタリング法、CVD法、及びプラズマCVD法のいずれか1つを選択してもよい。
本体部材105は、筒部105aと、当接部105bと、フランジ105cとを備えてもよい。当接部105bは、筒部105aの先端側において、当該筒部105aの内側に向かって突出してもよい。フランジ105cは、筒部105aの基端において、外側に向かって突出してもよい。本体部材105は、フランジ105cがフランジ713に当接し、かつ、筒部105aが貯蔵部71a内に収容されるように、タンク本体711に配置されてもよい。
本体部材105内には、第1,第2,第3多孔質フィルタ101,102,103が重なるように配置されてもよい。このとき、第1多孔質フィルタ101が基端側に位置し、第3多孔質フィルタ103が先端側に位置してもよい。
押え部材106は、本体部材105内に収容されてもよい。このとき、押え部材106は、第1多孔質フィルタ101および筒部105aの内面と当接してもよい。
スペーサ107は、略円環状に形成されてもよい。スペーサ107の外径および内径は、シム108の外径および内径とそれぞれ略等しくてもよい。スペーサ107の縦断面の形状は、多角形であっても円形であってもよく、例えば略六角形であってもよい。
本体部材105の内部における押え部材106の基端側には、例えば2個のスペーサ107と、例えば2枚のシム108とが配置されてもよい。
一方のスペーサ107は、押え部材106の基端に線接触するように配置されてもよい。
2枚のシム108は、当該一方のスペーサ107に重ねられてもよい。
他方のスペーサ107は、シム108に線接触するように配置されてもよい。また、他方のスペーサ107は、蓋部712に線接触するように配置されてもよい。
ボルト109は、蓋部712および本体部材105のフランジ105cを貫通して、タンク本体711のフランジ713に螺合されてもよい。
コーティング部83,84,85,86を形成することによって、本体部材105、押え部材106、スペーサ107及びシム108の材料であるモリブデン(Mo)又はタングステン(W)と、ターゲットとなるスズ(Sn)と、が反応して、合金が形成される可能性を低減させてもよい。
上記の説明は、制限ではなく単なる例示を意図したものである。従って、添付の請求の範囲を逸脱することなく本開示の実施形態に変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。
本明細書及び添付の請求の範囲全体で使用される用語は、「限定的でない」用語と解釈されるべきである。例えば、「含む」又は「含まれる」という用語は、「含まれるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。また、本明細書、及び添付の請求の範囲に記載される不定冠詞「1つの」は、「少なくとも1つ」又は「1又はそれ以上」を意味すると解釈されるべきである。
本発明は、極端紫外(EUV)光を生成するために、レーザ光に照射されるターゲットを供給する装置に利用できる。さらに、本開示は、そのようなターゲット供給装置を用いて極端紫外(EUV)光を生成するための装置に利用できる。
1…EUV光生成装置、2…チャンバ、3…レーザ装置、4…ターゲットセンサ、5…EUV光生成制御システム、6…露光装置、11…EUV光生成システム、21…ウィンドウ、22…レーザ光集光ミラー、23…EUV集光ミラー、24…貫通孔、25…プラズマ生成領域、251…放射光、252…EUV光、26…ドロップレット発生器、27…ターゲット、28…ターゲット回収部、29…接続部、291…壁、292…中間集光点、31,32,33…パルスレーザ光、34…レーザ光進行方向制御装置、7…ターゲット供給装置、71…タンク、71a…貯蔵部、71b…供給部、72…ノズル、72a…ノズル孔、721…ボルト、73…ヒータ、74…温度センサ、75…温度コントローラ、76…ヒータ電源、77…制御部、78…不活性ガス供給源、79…圧力調節器、8,81,82,83,84,85,86…コーティング部、9…フィルタ、91…本体、92…通過孔。

Claims (7)

  1. ターゲット物質を貯蔵する貯蔵部と、前記貯蔵部に連通して前記ターゲット物質が流入する供給部とを含むタンクと、
    前記供給部に連通して前記ターゲット物質が供給されるノズル孔を含むノズルと、
    前記ノズル孔の壁面を覆うコーティング部と、
    を備えるターゲット供給装置。
  2. 前記ターゲット物質は、スズを含む
    請求項1に記載のターゲット供給装置。
  3. 前記コーティング部は、炭化ケイ素を含む
    請求項2に記載のターゲット供給装置。
  4. 前記コーティング部は、さらに前記供給部の壁面を覆う
    請求項3に記載のターゲット供給装置。
  5. 前記コーティング部は、さらに前記貯蔵部の壁面を覆う
    請求項4に記載のターゲット供給装置。
  6. 前記コーティング部は、さらに前記ノズル外側面を覆う
    請求項5に記載のターゲット供給装置。
  7. レーザ光が導入されるチャンバと、
    前記チャンバ内にターゲット物質を出力するターゲット供給装置であって、
    ターゲット物質を貯蔵する貯蔵部と、前記貯蔵部に連通して前記ターゲット物質が流入する供給部とを含むタンクと、
    前記供給部に連通して前記ターゲット物質が供給されるノズル孔を含むノズルと、
    前記ノズル孔の壁面を覆うコーティング部とを備えるターゲット供給装置と、
    を備える極端紫外光生成装置。
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