JPWO2014013569A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータ装置は、読取装置(7)、読取装置(12)、判定部(17)、要求出力部(18)を備える。読取装置(7)は、エレベータの乗場(4)に設けられる。読取装置(12)は、エレベータのかご(2)に設けられる。判定部(17)は、読取装置(7)によって識別情報が読み取られた場合に、その識別情報が、読取装置(7)によって読み取られる前に読取装置(12)によって読み取られたか否かを判定する。要求出力部(18)は、読取装置(7)によって読み取られた識別情報に基づいて、制御部(15)に呼びの登録要求を出力する。また、要求出力部(18)は、読取装置(12)によって識別情報が読み取られたことが判定部(17)によって判定された場合は、その識別情報に基づく呼びの登録要求を制御部(15)に出力しない。

Description

この発明は、エレベータ装置に関するものである。
特許文献1及び2に、エレベータ装置の従来技術が開示されている。
特許文献1に記載されたエレベータには、乗場に、読取装置が設置されている。読取装置は、エレベータの利用者が携帯するタグから、個人を識別するための情報(識別情報)を読み取る。読取装置が識別情報を読み取ると、行先呼びが自動的に登録される。
特許文献1に記載されたエレベータでは、無駄な呼びが登録されるといった問題があった。例えば、利用者がかごから降りると、乗場に設置されている読取装置が、その利用者が携帯するタグから識別情報を読み取る。利用者がかごから降りた際に、その利用者の行先呼びが再度登録されることがあった。
特許文献2に、上記問題を解決するための構成が開示されている。
特許文献2に記載されたエレベータには、乗場とかごとに、読取装置が設置されている。乗場の読取装置が識別情報を読み取ると、行先呼びが自動的に登録される。利用者がかごに乗ると、かごの読取装置が、利用者のタグから識別情報を読み取る。かごの読取装置がある識別情報を読み取ることができなくなると、その識別情報を読み取ることができなくなってから一定の時間が過ぎるまでの間、行先呼びの登録が禁止される。
日本特開2005−255320号公報 国際公開第2009/107206号
読取装置は、タグから識別情報を読み取ることができる範囲(読取範囲)が、一定の範囲に限られている。つまり、読取装置は、読取範囲に存在するタグから、識別情報を読み取る。
乗場の読取装置が乗場出入口の近くに配置されている場合、かごが乗場に停止すると、乗場の読取装置の読取範囲とかごの読取装置の読取範囲とが一部重なってしまう。利用者がかごから降りる際に、かごの読取装置と乗場の読取装置との双方が同じ利用者のタグから識別情報を読み取ることがあった。かかる場合、特許文献2に記載されたエレベータでは、かごから降りようとしている利用者の行先呼びが自動登録されてしまう。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、かごから降りようとしている利用者の呼びが自動登録されてしまうことを確実に防止することができるエレベータ装置を提供することである。
この発明に係るエレベータ装置は、エレベータの乗場に設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第1読取装置と、エレベータのかごに設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第2読取装置と、第1読取装置によって読み取られた識別情報に基づいて、エレベータの制御部に呼びの登録要求を出力する要求出力部と、第1読取装置によって識別情報が読み取られた場合に、識別情報が、第1読取装置によって読み取られる前に第2読取装置によって読み取られたか否かを判定する第1判定部と、を備え、要求出力部は、第2読取装置によって識別情報が読み取られたことが第1判定部によって判定された場合に、識別情報に基づく呼びの登録要求を制御部に出力しないものである。
また、この発明に係るエレベータ装置は、エレベータの乗場に設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第1読取装置と、エレベータのかごに設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第2読取装置と、第1読取装置によって読み取られた識別情報に基づいて、呼びの登録を行う制御部と、第1読取装置によって識別情報が読み取られた場合に、識別情報が、第1読取装置によって読み取られる前に第2読取装置によって読み取られたか否かを判定する第1判定部と、を備え、制御部は、第2読取装置によって識別情報が読み取られたことが第1判定部によって判定された場合に、識別情報に基づく呼びの登録を行わないものである。
この発明によれば、かごから降りようとしている利用者の呼びが自動登録されてしまうことを確実に防止することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の要部を示す構成図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に、同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を示す構成図である。
制御装置1は、エレベータの運行を管理する。例えば、制御装置1は、駆動装置(図示せず)を制御することにより、かご2を昇降路3内で昇降させる。制御装置1は、エレベータの乗場4の高さに合わせて、かご2を停止させる。制御装置1は、かご2を乗場4に停止させると、ドアを開閉させる。エレベータの利用者は、ドアが開放している間に、乗場4からかご2に乗ったり、かご2から乗場4に降りたりすることができる。
制御装置1は、例えば、昇降路3の上方に設けられた機械室5に設置される。制御装置1は、昇降路3内に設置されても良い。
図1では、建物の最上階の乗場4を示している。乗場4は、建物の各階床に備えられる。乗場4は、建物の一部の階床にのみ備えられていても良い。
乗場4に、乗場ボタン6と読取装置7とが設けられる。
乗場ボタン6は、利用者が乗場呼びを登録するために操作するボタンである。乗場ボタン6は、乗場操作盤(図示せず)に備えられる。乗場ボタン6は、例えば、上方向ボタンと下方向ボタンとを備える。利用者が上方向ボタンを押すと、乗場操作盤から制御装置1に、乗場呼びの登録要求が出力される。利用者が下方向ボタンを押すと、乗場操作盤から制御装置1に、乗場呼びの登録要求が出力される。制御装置1は、乗場操作盤から入力された登録要求に基づいて、乗場呼びを登録する。
読取装置7は、読取範囲8に存在するタグ9から識別情報を読み取る。読取範囲8は、読取装置7がタグ9から情報を読み取ることができる範囲である。読取範囲8は、例えば、乗場出入口の近傍に存在するタグ9から情報を読み取ることができるように予め設定される。
タグ9は、エレベータを利用する人が所有する。タグ9には、識別情報が予め記憶される。識別情報は、タグ9(タグ9の所有者)を識別するための情報である。読取装置7は、タグ9が読取範囲8に存在する場合に、そのタグ9が有する識別情報を無線通信によって読み取る。読取装置7は、タグ9から識別情報を読み取ると、自機情報と読み取った識別情報とを認証装置10に出力する。上記自機情報とは、読取装置7を個別に特定するための情報である。即ち、認証装置10は、読取装置7から上記情報を受信することにより、どの読取装置7がどのタグ9から識別情報を読み取ったのかを特定することができる。
かご2に、行先ボタン11と読取装置12とが設けられる。
行先ボタン11は、利用者が行先呼びを登録するために操作するボタンである。行先ボタン11は、かご操作盤(図示せず)に備えられる。行先ボタン11は、例えば、かご2が停止する階床毎のボタンを備える。利用者が行先ボタン11を押すと、かご操作盤から制御装置1に、行先呼びの登録要求が出力される。制御装置1は、かご操作盤から入力された登録要求に基づいて、行先呼びを登録する。例えば、利用者が3階の行先ボタン11を押すと、制御装置1は3階の行先呼びを登録する。
読取装置12は、読取範囲13に存在するタグ9から識別情報を読み取る。読取範囲13は、読取装置12がタグ9から情報を読み取ることができる範囲である。読取範囲13は、例えば、かご2の内部に存在する全てのタグ9から情報を読み取ることができるように予め設定される。かご2が乗場4に停止した際に、読取範囲13の一部が、読取範囲8の一部に重なっても良い。
読取装置12は、タグ9が読取範囲13に存在する場合に、そのタグ9が有する識別情報を無線通信によって読み取る。読取装置12は、タグ9から識別情報を読み取ると、自機情報と読み取った識別情報とを認証装置10に出力する。上記自機情報とは、読取装置12を個別に特定するための情報である。即ち、認証装置10は、読取装置12から上記情報を受信することにより、読取装置12がどのタグ9から識別情報を読み取ったのかを特定することができる。かご2が複数ある場合、認証装置10は、どの読取装置12がどのタグ9から識別情報を読み取ったのかを特定することができる。
タグ9は、識別情報を有する情報記録媒体の一例である。タグ9の例として、パッシブ型のICタグ、アクティブ型のICタグ、RFタグ等が挙げられる。また、情報記録媒体は、識別情報を有していれば、タグ以外の媒体であっても良い。情報記録媒体は、例えば、携帯電話や専用の端末であっても良い。
認証装置10は、読取装置7及び読取装置12に接続される。また、認証装置10は、制御装置1に接続される。認証装置10は、制御装置1に呼びの登録要求を出力する機能を有する。認証装置10は、読取装置7から入力された情報と読取装置12から入力された情報とに基づいて、呼びの登録要求を出力する。
認証装置10が各種処理を行う上で必要な情報が、記憶装置14に記憶される。記憶装置14は、認証装置10の一部として構成しても良い。記憶装置14に、利用者リストが記憶される。利用者リストには、タグ9の識別情報と行先階の情報とが紐付けて登録されている。即ち、認証装置10は、利用者リストに登録されている内容に基づいて、タグ9の所有者がどの階に行きたいのかを特定することができる。
表1は、利用者リストの一例を示している。
Figure 2014013569
タグ9を所持する人が、エレベータを利用しようとして、建物内のある部屋から3階の乗場4に来た場合を一例として考える。
利用者が3階の乗場4に到着すると、その乗場4に設けられた読取装置7によって、利用者のタグ9から識別情報が読み取られる。識別情報を読み取った読取装置7は、自機情報と読み取った識別情報とを認証装置10に出力する。認証装置10は、読取装置7から入力された情報に基づいて、乗場行先呼びの登録要求を制御装置1に出力する。制御装置1に備えられた制御部15は、認証装置10から入力された登録要求に基づいて、乗場呼びと行先呼びとを登録する。即ち、制御部15は、3階の乗場4にかご2を停止させ、利用者をかご2に乗せる。その後、制御部15は、利用者が予め登録しておいた行先階にかご2を停止させ、利用者をかご2から降ろす。
利用者は、かご2から乗場4に降りる際に、その乗場4に設けられた読取装置7の読取範囲8を通過する。このため、利用者がかご2から乗場4に降りると、乗場4に設けられた読取装置7が、その利用者のタグ9から識別情報を読み取る。識別情報を読み取った読取装置7は、自機情報と読み取った識別情報とを認証装置10に出力する。この時、認証装置10は、乗場行先呼びの登録要求を制御装置1に出力しない。即ち、認証装置10は、かご2から降りた直後の利用者のタグ9から読取装置7が識別情報を読み取った場合に、呼びの登録要求を出力しない。
このような機能を実現するため、認証装置10は、リスト作成部16、判定部17、要求出力部18、タイマー19を備える。
リスト作成部16は、各種リストを作成する。リスト作成部16は、例えば、乗り客リスト、待ち客リスト、降り客リストを作成する。乗り客リストには、かご2に乗っている人の情報が登録される。例えば、リスト作成部16は、読取装置12によって読み取られた識別情報を乗り客リストに登録する。乗り客リストは、一定の周期で更新される。複数のエレベータが群管理されるシステムでは、乗り客リストは、かご2毎に作成される。
待ち客リストには、乗場4にいる人の情報が登録される。例えば、リスト作成部16は、読取装置7によって読み取られた識別情報を待ち客リストに登録する。待ち客リストは、一定の周期で更新される。待ち客リストは、読取装置7が設置された乗場4毎に作成される。
降り客リストには、かご2から乗場4に降りた人の情報が登録される。例えば、リスト作成部16は、読取装置7によって読み取られた識別情報のうち、その前に読取装置12によって読み取られている識別情報を、降り客リストに登録する。降り客リストは、一定の周期で更新される。降り客リストは、読取装置7が設置された乗場4毎に作成される。
判定部17は、読取装置7によって識別情報が読み取られた場合に、その識別情報が、読取装置7によって読み取られる前に読取装置12によって読み取られたか否かを判定する。判定部17は、例えば、リスト作成部16が作成したリストに基づいて、上記判定を行う。
要求出力部18は、制御装置1(具体的には、制御部15)に呼びの登録要求を出力する。要求出力部18は、読取装置7によって読み取られた識別情報に基づいて、呼びの登録要求の出力を行う。また、要求出力部18は、かご2から降りた利用者のタグ9から読取装置7が識別情報を読み取ったと考えられる場合は、読取装置7によって識別情報が読み取られた場合であっても、その識別情報に基づく呼びの登録要求を出力しない。例えば、要求出力部18は、読取装置12による読み取りが行われたと判定部17によって判定された識別情報については、登録要求の出力を行わない。
図2は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。以下に、図2も参照し、認証装置10が行う具体的な処理の内容について説明する。
以下においては、利用者全員がタグ9を所持しているものとして説明を行う。また、かご2が乗場4に停止した際に、読取範囲13の一部が、読取範囲8の一部に重なるものとする。
認証装置10は、かご2に設置されている読取装置12から識別情報を収集する(S101)。また、認証装置10は、記憶装置14から乗り客リストを取得する(S102)。リスト作成部16は、S101及びS102で取得された情報に基づいて、乗り客リストを更新する(S103)。例えば、リスト作成部16は、乗り客リストに含まれていない識別情報がS101で取得された場合、その識別情報を乗り客リストに追加する。リスト作成部16は、乗り客リストに含まれている識別情報がS101で取得されなかった場合、その識別情報を乗り客リストから削除する。リスト作成部16は、更新した乗り客リストを記憶装置14に記憶させる。
制御装置1が複数のエレベータの運行を管理する場合、認証装置10は、全てのかご2についてS101乃至S103の処理が行われたか否かを判定する(S104)。認証装置10は、各かご2について、S101乃至S103の処理を行う。
かご2が1台しか存在しなければ、S104の処理は省略しても良い。
全てのかご2についてS101乃至S103の処理が行われると、認証装置10は、ある乗場4に設置されている読取装置12から識別情報を収集する(S105)。また、認証装置10は、記憶装置14から乗り客リストを取得する。
次に、判定部17は、乗り客リストに含まれている識別情報がS105で取得されたか否かを判定する(S106)。かご2内の利用者がその乗場4に降りていなければ、S106でNoの判定がなされる。かかる場合、認証装置10は、記憶装置14から待ち客リストを取得する。判定部17は、S105で収集された識別情報が、待ち客リストに含まれている識別情報と一致するか否かを判定する(S107)。乗場4で人の出入りがなければ、S107で一致する旨が判定される。かかる場合、リスト作成部16は、待ち客リストを更新しない。その後、認証装置10は、S115の処理に進む。
S107で一致しない旨が判定されると、リスト作成部16は、待ち客リストを更新する(S108)。例えば、待ち客リストに含まれていない識別情報がS105で取得された場合、リスト作成部16は、その識別情報を待ち客リストに追加する。要求出力部18は、待ち客リストに識別情報が新たに追加されると、その識別情報に基づく乗場行先呼びの登録要求を制御装置1に出力する(S108)。待ち客リストに含まれている識別情報がS106で取得されなかった場合、リスト作成部16は、その識別情報を待ち客リストから削除する。リスト作成部16は、更新した待ち客リストを記憶装置14に記憶させる。その後、認証装置10は、S115の処理に進む。
かご2内の利用者が乗場4に降りると、S106でYesの判定がなされる。かかる場合、認証装置10は、記憶装置14から降り客リストを取得する。以下においては、S105で取得された識別情報のうち、乗り客リストに含まれている識別情報のことを「識別装置I」と表記する。
識別情報Iは、S105で読取装置7によって読み取られる直前に、S101で読取装置12によって読み取られている。かかる場合、要求出力部18は、呼びの登録要求を制御装置1に送信しない。判定部17は、S106において、S105で取得された識別情報と、直前の一定時間内に作成された乗り客リストに含まれている識別情報とを比較しても良い。かかる構成であれば、利用者がかご2から降りてから上記一定時間が経過するまでの間は、この利用者に対する呼びが登録されることを禁止することができる。
判定部17は、識別情報Iが降り客リストに含まれているか否かを判定する(S109)。識別情報Iが降り客リストに含まれていれば、認証装置10は、S111の処理に進む。識別情報Iが降り客リストに含まれていなければ、リスト作成部16は、降り客リストを更新する(S110)。具体的に、リスト作成部16は、識別情報Iを降り客リストに追加する。また、識別情報Iが降り客リストに追加すると、判定部17は、タイマー19を起動させる(S110)。
その後、判定部17は、タイマー19が起動してから一定の時間が経過したか否かを判定する(S111)。タイマー19の値が閾値より小さければ、認証装置10は、S113の処理に進む。タイマー19が起動してから一定の時間が経過していれば、タイマー19の値が閾値以上になる。かかる場合、リスト作成部16は、降り客リストを更新する(S112)。具体的に、リスト作成部16は、識別情報Iを降り客リストから削除する。また、識別情報Iが降り客リストから削除されると、判定部17は、タイマー19を終了させる(S112)。
その後、判定部17は、S105で取得された識別情報のうち、降り客リストに含まれていない識別情報が、待ち客リストに含まれている識別情報と一致するか否かを判定する(S113)。S113で一致する旨が判定されると、認証装置10は、S115の処理に進む。利用者がかご2から乗場4に降りた時に、他の利用者がその乗場4に同時に到着すると、S113で一致しない旨が判定される。かかる場合、リスト作成部16は、待ち客リストを更新する(S114)。
以下においては、S105で取得された識別情報のうち、降り客リストに含まれておらず、且つ、待ち客リストにも含まれていない識別情報のことを「識別情報II」と表記する。識別情報IIは、上記他の利用者が所持するタグ9から読取装置7が読み取った識別情報である。
例えば、リスト作成部16は、S114において、識別情報IIを待ち客リストに追加する。また、要求出力部18は、識別情報IIに基づく乗場行先呼びの登録要求を制御装置1に出力する。リスト作成部16は、更新した待ち客リストを記憶装置14に記憶させる。
その後、認証装置10は、各乗場4についてS105乃至S114に示す処理フローが行われたか否かを判定する(S115)。認証装置10は、各乗場4について、S105乃至S114に示す処理フローを行う。
上記構成を有するエレベータ装置であれば、利用者がかご2から乗場4に降りようとしている時に、この利用者に対する呼びが登録されてしまうことを確実に防止できる。
本実施の形態では、認証装置10と制御装置1とを別装置として構成した。これは一例を示したものである。認証装置10は、制御装置1の一部として構成しても良い。かかる場合、制御装置1に、制御部15、リスト作成部16、判定部17、要求出力部18、タイマー19が備えられる。
また、認証装置10を制御装置1の一部として構成する場合は、要求出力部18の機能を制御部15が備えても良い。かかる場合、制御部15は、読取装置7によって読み取られた識別情報に基づいて、呼びの登録を行う。また、制御部15は、かご2から降りた利用者のタグ9から読取装置7が識別情報を読み取ったと考えられる場合は、読取装置7によって識別情報が読み取られた場合であっても、その識別情報に基づく呼びの登録を行わない。例えば、制御部15は、読取装置12による読み取りが行われたと判定部17によって判定された識別情報については、呼びの登録を行わない。
また、本実施の形態では、かご2が乗場4に停止した際に読取範囲13の一部が読取範囲8の一部に重なる場合について具体的な説明を行った。しかし、これは一例を示したものである。かご2が乗場4に停止した際に読取範囲13と読取範囲8とが全く重ならない場合であっても本願発明が適用できることは言うまでもない。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の要部を示す構成図である。図3に開示していない構成は、実施の形態1で開示した構成と同様である。
本実施の形態では、制御装置1が、複数台のエレベータを管理する。以下においては、制御装置1が、2台のエレベータを管理する場合について説明を行う。制御装置1が3台以上のエレベータを管理する場合については、説明を省略する。エレベータの号機を個別に特定する必要がある場合、符号の後にa或いはbを付す。例えば、1号機のエレベータのかごを、かご2aと表記する。かご2aに備えられた読取装置を、読取装置12aと表記する。1号機のかごと2号機のかごとを個別に特定する必要がない場合、単にかご2と表記する。
1号機のかご2aに、行先ボタン11aと読取装置12aとが設けられる。読取装置12aは、タグ9が読取範囲13aに存在する場合に、そのタグ9が有する識別情報を無線通信によって読み取る。読取装置12aは、タグ9から識別情報を読み取ると、自機情報と読み取った識別情報とを認証装置10に出力する。
2号機のかご2bに、行先ボタン11bと読取装置12bとが設けられる。読取装置12bは、タグ9が読取範囲13bに存在する場合に、そのタグ9が有する識別情報を無線通信によって読み取る。読取装置12bは、タグ9から識別情報を読み取ると、自機情報と読み取った識別情報とを認証装置10に出力する。
認証装置10は、実施の形態1で開示した機能を備える。また、認証装置10は、乗場4における利用者の待ち時間を短縮させるための機能を備える。このような機能を実現するため、認証装置10は、リスト作成部16、判定部17、要求出力部18、タイマー19の他に、検出部20、判定部21を備える。
リスト作成部16は、乗り客リスト、待ち客リスト、降り客リストの他に、行先階リストを作成する。行先階リストは、階床毎に作成される。行先階リストには、タグ9の識別情報と方向の情報とが紐付けて記憶される。方向の情報は、タグ9の所有者がいる乗場4からその所有者の行先階がどの方向にあるかを表す情報である。方向の情報は、利用者リストに登録されている行先階とタグ9が存在する階床とに基づいて決定される。
例えば、表1に示す利用者リストが記憶装置14に記憶されている場合を考える。識別情報「001」を有するタグ9の所有者が3階の乗場4に到着すると、3階の行先階リストに、識別情報「001」と「上」を表す方向の情報とが新たに追加される。
表2は、行先階リストの一例を示している。
Figure 2014013569
検出部20は、乗場4にいる利用者の数を検出する。例えば、検出部20は、各乗場4について、上方向に移動する利用者の数と下方向に移動する利用者の数とを検出する。検出部20は、読取装置7によって読み取られた識別情報に基づいて、上記検出を行う。
判定部21は、検出部20によって検出された利用者の数が閾値を超えたか否かを判定する。閾値は、かご2の乗車定員に基づいて予め設定される。閾値を、かご2の乗車定員と同じ値に設定しても良い。
要求出力部18は、同じ乗場4にいる多くの利用者が同じ行先階に移動しようとしている場合に、割当かごを追加するための要求を制御装置1(具体的には、制御部15)に出力する。例えば、要求出力部18は、利用者の数が閾値を超えたと判定部21によって判定されると、割当かごを追加するための要求を制御装置1に出力する。利用者の数が閾値を超えていないと判定部21によって判定された場合、要求出力部18は、上記要求を出力しない。
図4は、この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。以下に、図4も参照し、認証装置10が行う具体的な処理の内容について説明する。
認証装置10では、検出部20がカウンターをリセットする。具体的に、検出部20は、上方向カウンターの値を0にする。また、検出部20は、下方向カウンターの値を0にする(S201)。
検出部20によるリセット処理が完了すると、認証装置10は、乗場4に設置されている読取装置7から識別情報を収集する(S202)。また、認証装置10は、記憶装置14から行先階リストを取得する。
次に、判定部21は、S202で収集された識別情報が、行先階リストに含まれている識別情報と一致するか否かを判定する(S203)。乗場4で人の出入りがなければ、S203で一致する旨が判定される。かかる場合、リスト作成部16は、行先階リストを更新しない。認証装置10は、S207の処理に進む。
S203で一致しない旨が判定されると、リスト作成部16は、行先階リストを更新する(S204)。例えば、行先階リストに含まれていない識別情報がS202で取得された場合、リスト作成部16は、その識別情報を行先階リストに追加する。また、リスト作成部16は、その識別情報に紐付けて、方向の情報を行先階リストに追加する。方向の情報は、利用者リストに登録されている行先階と識別情報の読み取りが行われた階床とに基づいて決定される。行先階リストに含まれている識別情報がS202で取得されなかった場合、リスト作成部16は、その識別情報を行先階リストから削除する。リスト作成部16は、更新した行先階リストを記憶装置14に記憶させる。
行先階リストに方向の情報が追加されると、認証装置10は、その方向の情報を制御装置1に送信する(S205)。また、検出部20は、行先階リストに追加された方向の情報に基づいて、カウンターの値を更新する(S206)。例えば、検出部20は、行先階リストに上方向の情報が追加された場合、上方向カウンターの値に1を加算する。検出部20は、行先階リストに下方向の情報が追加された場合、下方向カウンターの値に1を加算する。
次に、判定部21は、カウンター値と閾値とを比較する(S207)。例えば、判定部21は、上方向カウンターの値が閾値を超えたか否かを判定する。判定部21は、下方向カウンターの値が閾値を超えたか否かを判定する。カウンター値が閾値以下の場合、認証装置10は、S209の処理に進む。
ここで、既に数人の利用者が乗場4でかご2の到着を待っている時に、団体の利用者がその乗場4に新たに到着した場合を考える。
予め乗場4にいた利用者に対する呼びは、既に登録されている。乗場4に設置された読取装置7が、新たに乗場4に到着した利用者のタグ9から、識別情報を読み取る。これにより、S207において、カウンターの値が閾値を超えたことが判定部21によって判定される。
カウンターの値が閾値を超えると、要求出力部18は、別号機への割当要求を制御装置1(具体的には、制御部15)に出力する(S208)。別号機への割当要求は、既に呼びが割り当てられているかご2とは別のかご2に、新たな呼びを割り当てるための信号である。要求出力部18は、上方向カウンターの値が閾値を超えると、別号機への割当要求(上方向)を制御装置1に出力する。要求出力部18は、下方向カウンターの値が閾値を超えると、別号機への割当要求(下方向)を制御装置1に出力する。予め乗場4にいた利用者に対してかご2aが割り当てられていたとする。かかる場合、制御部15は、別号機への割当要求を受けると、かご2bを乗場4に向けて走行させる。
認証装置10は、各乗場4についてS202乃至S208に示す処理フローを行う。このため、認証装置10は、S209において階床情報を更新し、S202の処理に戻る。
上記構成を有するエレベータ装置であれば、乗場4における利用者の待ち時間を短縮させることができる。このため、エレベータの利便性が向上する。
本実施の形態では、認証装置10と制御装置1とを別装置として説明を行った。しかし、これは一例を示したものである。認証装置10は、制御装置1の一部として構成しても良い。
また、上方向カウンターと下方向カウンターとを、号機毎に用意しても良い。かかる場合、制御装置1は、呼びに対する割当かごを決定すると、割当かごの情報を認証装置10に出力する。検出部20は、制御装置1から取得した割当かごの情報に基づいて、S206においてカウンターの値を更新する。
また、検出部20は、読取装置7によって読み取られた識別情報と読取装置12によって読み取られた識別情報との双方に基づいて、乗場4にいる利用者の数を検出しても良い。かかる場合、認証装置10は、S202において、記憶装置14から行先階リストと乗り客リストとを取得する。認証装置10は、取得した乗り客リストに基づいて、かご2の乗車人数を算出する。また、判定部21は、S207において、次式を用いて比較を行う。
カウンター値>閾値−乗車人数
上記構成を有するエレベータ装置であれば、かご2の乗車人数も考慮して割当かごの追加を行うことができる。運行効率を更に向上させることができ、利便性に優れたエレベータ装置を提供できる。
この発明に係るエレベータ装置は、エレベータの乗場及びかごに、読取装置が設置されているものに適用することができる。
1 制御装置
2 かご
3 昇降路
4 乗場
5 機械室
6 乗場ボタン
7、12 読取装置
8、13 読取範囲
9 タグ
10 認証装置
11 行先ボタン
14 記憶装置
15 制御部
16 リスト作成部
17 判定部
18 要求出力部
19 タイマー
20 検出部
21 判定部
この発明に係るエレベータ装置は、エレベータの乗場に設けられ、第1読取範囲に存在する情報記録媒体が有する識別情報を無線通信によって読み取る第1読取装置と、エレベータのかごに設けられ、第2読取範囲に存在する情報記録媒体が有する識別情報を無線通信によって読み取る第2読取装置と、第1読取装置と第2読取装置のそれぞれによって読み取られた識別情報に基づいて判定を行うものであって、第1読取装置によって識別情報が読み取られた場合に、識別情報が、第1読取装置によって読み取られる前に第2読取装置によって読み取られたか否かを判定する第1判定部と、第1読取装置によって読み取られた識別情報と第1判定部の判定結果とに基づいて、エレベータの制御部に呼びの登録要求を出力する要求出力部と、を備え、要求出力部は、第2読取装置によって識別情報が読み取られたことが第1判定部によって判定された場合に、識別情報に基づく呼びの登録要求を制御部に出力しないものである。
また、この発明に係るエレベータ装置は、エレベータの乗場に設けられ、第1読取範囲に存在する情報記録媒体が有する識別情報を無線通信によって読み取る第1読取装置と、エレベータのかごに設けられ、第2読取範囲に存在する情報記録媒体が有する識別情報を無線通信によって読み取る第2読取装置と、第1読取装置と第2読取装置のそれぞれによって読み取られた識別情報に基づいて判定を行うものであって、第1読取装置によって識別情報が読み取られた場合に、識別情報が、第1読取装置によって読み取られる前に第2読取装置によって読み取られたか否かを判定する第1判定部と、第1読取装置によって読み取られた識別情報と第1判定部の判定結果とに基づいて、呼びの登録を行う制御部と、を備え、制御部は、第2読取装置によって識別情報が読み取られたことが第1判定部によって判定された場合に、識別情報に基づく呼びの登録を行わないものである。
かご2内の利用者が乗場4に降りると、S106でYesの判定がなされる。かかる場合、認証装置10は、記憶装置14から降り客リストを取得する。以下においては、S105で取得された識別情報のうち、乗り客リストに含まれている識別情報のことを「識別情報I」と表記する。
乗場の読取装置が乗場出入口の近くに配置されている場合、かごが乗場に停止すると、乗場の読取装置の読取範囲とかごの読取装置の読取範囲とが一部重なってしまう。利用者がかごから降りる際に、かごの読取装置と乗場の読取装置との双方が同じ利用者のタグから識別情報を読み取ることがあった。かかる場合、特許文献1に記載されたエレベータでは、かごから降りようとしている利用者の行先呼びが自動登録されてしまう。

Claims (9)

  1. エレベータの乗場に設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第1読取装置と、
    エレベータのかごに設けられ、前記情報記録媒体が有する前記識別情報を読み取る第2読取装置と、
    前記第1読取装置によって読み取られた前記識別情報に基づいて、エレベータの制御部に呼びの登録要求を出力する要求出力部と、
    前記第1読取装置によって前記識別情報が読み取られた場合に、前記識別情報が、前記第1読取装置によって読み取られる前に前記第2読取装置によって読み取られたか否かを判定する第1判定部と、
    を備え、
    前記要求出力部は、前記第2読取装置によって前記識別情報が読み取られたことが前記第1判定部によって判定された場合に、前記識別情報に基づく呼びの登録要求を前記制御部に出力しない
    エレベータ装置。
  2. 前記第1判定部は、前記第1読取装置によって前記識別情報が読み取られた場合に、前記識別情報が、前記第1読取装置によって読み取られる直前の一定時間内に前記第2読取装置によって読み取られたか否かを判定する請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. エレベータの制御装置に接続された認証装置と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記制御装置に備えられ、
    前記要求出力部及び前記第1判定部は、前記認証装置に備えられた
    請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記第1読取装置による読取結果に基づいて、前記乗場にいる利用者の数を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された利用者の数が閾値を超えたか否かを判定する第2判定部と、
    を更に備え、
    前記要求出力部は、利用者の数が閾値を超えたことが前記第2判定部によって判定された場合に、割当かごを追加するための要求を前記制御部に出力する
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエレベータ装置。
  5. 前記検出部は、前記第1読取装置による読取結果と前記第2読取装置による読取結果とに基づいて、前記乗場にいる利用者の数を検出する請求項4に記載のエレベータ装置。
  6. 前記検出部は、上方向に移動する利用者の数と下方向に移動する利用者の数とを検出し、
    前記第2判定部は、上方向に移動する利用者の数と下方向に移動する利用者の数とがそれぞれ閾値を超えたか否かを判定する
    請求項4又は請求項5に記載のエレベータ装置。
  7. エレベータの乗場に設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第1読取装置と、
    エレベータのかごに設けられ、前記情報記録媒体が有する前記識別情報を読み取る第2読取装置と、
    前記第1読取装置によって読み取られた前記識別情報に基づいて、呼びの登録を行う制御部と、
    前記第1読取装置によって前記識別情報が読み取られた場合に、前記識別情報が、前記第1読取装置によって読み取られる前に前記第2読取装置によって読み取られたか否かを判定する第1判定部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第2読取装置によって前記識別情報が読み取られたことが前記第1判定部によって判定された場合に、前記識別情報に基づく呼びの登録を行わない
    エレベータ装置。
  8. 前記第1判定部は、前記第1読取装置によって前記識別情報が読み取られた場合に、前記識別情報が、前記第1読取装置によって読み取られる直前の一定時間内に前記第2読取装置によって読み取られたか否かを判定する請求項7に記載のエレベータ装置。
  9. 前記第1読取装置は、前記情報記録媒体が第1読取範囲に存在する場合に、無線通信によって前記識別情報を読み取り、
    前記第2読取装置は、前記情報記録媒体が第2読取範囲に存在する場合に、無線通信によって前記識別情報を読み取り、
    前記かごが前記乗場に停止すると、前記第1読取範囲の一部と前記第2読取範囲の一部とが重なる
    請求項1から請求項8の何れか一項に記載のエレベータ装置。
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