JPWO2013175681A1 - ダイレクトコンバージョン方式の受信機 - Google Patents

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Abstract

チップコスト上昇や歪特性劣化をすることなく、フリッカ雑音特性を改善し、SNDR(signal to noise and distortion ratio:信号対雑音歪比)の改善を目的としたダイレクトコンバージョン方式の受信機を提供するため、強い妨害波の入力される周波数変換器(121)の電源電圧を高くして広いダイナミックレンジを確保し、厳しいフリッカ雑音特性が求められるフィルタ部(123)の電源電圧を低くして膜厚の薄いトランジスタを使用し、かつフィードバックを利用したバイアス部(122)によってそれら異電源電圧回路間の信号レベルを調整する。

Description

本発明は、通信システム又は放送システムで用いる受信機に関し、特に高周波信号を受信してベースバンド信号に周波数変換するダイレクトコンバージョン方式の受信機に関するものである。
ダイレクトコンバージョン方式の受信機において、複数のルックアップテーブルを利用したDCオフセット補正技術が知られている(特許文献1参照)。
一方、イメージリジェクションミキサとチャネル選択フィルタとの間にレベルシフタを設け、チャネル選択フィルタの電源電圧をイメージリジェクションミキサの電源電圧より低く設定することにより、システム全体としての消費電力を削減する技術が知られている(特許文献2参照)。
特表2010−541499号公報 特開2007−88751号公報
よく知られているとおり、MOS(metal-oxide-semiconductor)トランジスタはフリッカ雑音を発生する。高いSNDR(signal to noise and distortion ratio:信号対雑音歪比)を要求されるダイレクトコンバージョン方式の受信機では、トランジスタ回路のフリッカ雑音特性を改善することが必要となる。
MOSトランジスタのフリッカ雑音Vnは、
Figure 2013175681
より算出できる。ここで、Kはプロセス依存係数を、Lはトランジスタのゲート長を、Wはトランジスタのゲート幅を、Toxはゲート酸化膜の膜厚を、εrはゲート酸化膜の誘電率を、fは周波数をそれぞれ示す。フリッカ雑音は、1/f雑音とも呼ばれるとおり周波数に反比例し、周波数が低くなるにつれて大きくなることが分かる。また、フリッカ雑音特性を改善する方法としては、トランジスタサイズを増加する方法、膜厚の薄いトランジスタを使用する方法等があることが判る。
しかしながら、トランジスタサイズを増加する方法は、チップコストの上昇に直結する。また、膜厚の薄いトランジスタは耐圧電圧が低いので電源電圧を低くしなければならず、そのため広いダイナミックレンジが確保できず、歪特性が劣化するという課題がある。
一方、特許文献1の技術では、フリッカ雑音を除去することができない。また、特許文献2の技術は、レベルシフタが耐圧電圧の高い(膜厚の厚い)トランジスタで構成されるので、フリッカ雑音特性が劣化してしまい、そのためダイレクトコンバージョン方式の受信機には適用できないという課題があった。
以上のように、従来技術ではチップコスト上昇や歪特性劣化をすることなく、フリッカ雑音特性を改善することができないという課題を有しており、ダイレクトコンバージョン方式の受信機で実現できるSNDRには限界があった。
本発明の目的は、SNDRを改善したダイレクトコンバージョン方式の受信機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、局部発振信号を生成する局部発振信号生成部と、高周波信号を局部発振信号によりベースバンド信号に周波数変換する周波数変換器と、ベースバンド信号に対する不要波を減衰させるフィルタ部とを備えた構成を有する受信機において、周波数変換器を高電源電圧で、フィルタ部を低電源電圧でそれぞれ動作させ、かつ周波数変換器の出力電圧がフィルタ部のコモン電圧と一致するように周波数変換器のバイアス電圧にフィードバックをかけることとしたものである。
本発明によれば、強い妨害波が入力され、かつ良好な歪特性が要求される周波数変換器には、高電源電圧を与えて広いダイナミックレンジを確保する。また、良好なフリッカ雑音特性が要求されるフィルタ部には、低電源電圧を与えて膜厚の薄いトランジスタを使用する。これにより、チップコストを上昇させることなく、良好な歪特性とフリッカ雑音特性を実現する。
このとき、高電源電圧で動作する周波数変換器と低電源電圧で動作するフィルタ部との接続において、フィルタ部に用いる膜厚の薄いトランジスタの耐圧を満たすために、周波数変換器のバイアス電圧にフィードバックをかけ、周波数変換器出力とフィルタ入力との電圧レベルを等しくする。このため、レベルシフタを設けずにフリッカ雑音特性を改善できる。
本発明によれば、チップコストを上昇させることなく良好な歪特性及びフリッカ雑音特性を得ることができ、システムのSNDRを改善することができる。
本発明に係るダイレクトコンバージョン方式の受信機の全体構成例を示すブロック図である。 図1中の可変ゲイン周波数変換器の第1の実施形態を示す回路図である。 図1中の可変ゲイン周波数変換器の第2の実施形態を示す回路図である。 図1中の可変ゲイン周波数変換器の第3の実施形態を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る受信機の全体ブロック図である。図1において、受信機は、アンテナ100と、バラン(balun)101と、可変ゲインLNA(low noise amplifier)102と、可変ゲイン周波数変換器103,104と、90度位相シフタ105と、局部発振信号生成部106と、可変ゲイン増幅器107,108と、LPF(low pass filter)109,110と、ADC(analog-to-digitalconverter:アナログ・デジタル変換器)111,112と、デジタル信号処理部113と、出力装置114とから構成される。デジタル信号処理部113は、LNAゲイン制御信号115を可変ゲインLNA102に出力し、周波数変換器ゲイン制御信号116を可変ゲイン周波数変換器103,104に出力し、増幅器ゲイン制御信号117を可変ゲイン増幅器107,108に出力する。
図1の受信機の動作について説明する。アンテナ100から入力される高周波信号、すなわちRF(radio frequency)信号は、バラン101で片相信号から180度位相が異なる2つの信号からなる差動信号に変換される。差動のRF信号は、可変ゲインLNA102においてLNAゲイン制御信号115に基づくゲインで増幅される。局部発振信号生成部106は、90度位相シフタ105に局部発信信号を供給する。90度位相シフタ105は、一方の可変ゲイン周波数変換器103に同相局部発振信号(LOI信号)を、他方の可変ゲイン周波数変換器104に直交局部発振信号(LOQ信号)をそれぞれ供給する。可変ゲインLNA102により増幅されたRF信号は、可変ゲイン周波数変換器103で、90度位相シフタ105から供給された同相局部発振信号(LOI信号)により、ベースバンド同相信号(I信号)に変換される。同様に、可変ゲインLNA102により増幅されたRF信号は、可変ゲイン周波数変換器104で、90度位相シフタ105から供給される直交局部発振信号(LOQ信号)により、ベースバンド直交信号(Q信号)に変換される。LOI信号とLOQ信号は、位相が90度異なる差動信号であり、同様にI信号とQ信号も位相が90度異なる差動信号である。このとき、I信号は、可変ゲイン周波数変換器103にて周波数変換器ゲイン制御信号116に基づくゲインで増幅された信号である。Q信号は、同様に、可変ゲイン周波数変換器104にて周波数変換器ゲイン制御信号116に基づくゲインで増幅された信号である。可変ゲイン周波数変換器103から出力されたI信号は、可変ゲイン増幅器107にて増幅器ゲイン制御信号117に基づくゲインで増幅され、LPF109で希望波帯域外の信号成分を減衰されたあと、ADC111でデジタル化される。Q信号も同様に、可変ゲイン増幅器108にて増幅器ゲイン制御信号117に基づくゲインで増幅され、LPF110で希望波帯域外の信号成分を減衰されたあと、ADC112でデジタル化される。デジタル化されたI信号とQ信号は、デジタル信号処理部113で合成、復調された後、出力装置114(映像ディスプレイ、音声スピーカー等)に映像出力信号や音声出力信号として入力される。以上から、図1の受信機は、受信したRF信号を出力装置114から映像や音声として出力している。
次に、デジタル信号処理部113、LNAゲイン制御信号115、周波数変換器ゲイン制御信号116、増幅器ゲイン制御信号117について説明する。デジタル信号処理部113では、ADC111,112から出力されたI信号とQ信号を合成し、その信号レベルと所定の基準レベルとを比較し、LNAゲイン制御信号115、周波数変換器ゲイン制御信号116、増幅器ゲイン制御信号117を決定する。具体的には、I信号とQ信号のレベルが基準レベルより低い場合には、可変ゲインLNA102と、可変ゲイン周波数変換器103,104と、可変ゲイン増幅器107,108とのゲインを上げる設定を行い、基準レベルより高い場合には、可変ゲインLNA102と、可変ゲイン周波数変換器103,104と、可変ゲイン増幅器107,108とのゲインを下げる設定を行う。基準レベルの一例としては、ADC111,112の性能を最大限利用可能なレベルとしてよい。つまり、デジタル信号処理部113は、アンテナ100から入力された信号レベルを検出し、入力された信号のレベルに応じて可変ゲインLNA102と、可変ゲイン周波数変換器103,104と、可変ゲイン増幅器107,108とのゲインを切り替えることができる。
《第1の実施形態》
図2は、図1中の可変ゲイン周波数変換器103の第1の実施形態を示す回路図である。図2の可変ゲイン周波数変換器103は、周波数変換器121と、バイアス部122と、フィルタ部123と、RF入力端子対124と、LO信号入力端子対125と、出力端子対126と、ゲイン制御信号端子127とを備えている。周波数変換器121は、トランスコンダクタ部131と、ミキサコア部132と、出力部133とからなる。周波数変換器121及びバイアス部122は高電源電圧Vcc(HighV)で動作し、フィルタ部123は低電源電圧Vcc(LowV)で動作する。
RF入力端子対124は、図1の可変ゲインLNA102と接続し、差動のRF入力信号RFinを受け取る。LO信号入力端子対125は、図1の90度位相シフタ105と接続し、差動の同相局部発振信号(LOI信号)が入力される。出力端子対126は、図1の可変ゲイン増幅器107と接続し、ベースバンド出力信号BBoutを出力する。ゲイン制御信号端子127には、図1の周波数変換器ゲイン制御信号116が入力される。
トランスコンダクタ部131は、2個のP型トランジスタM1,M2からなり、RF入力端子対124から結合容量Cinを介して供給されたRF電圧信号をRF電流信号へと変換する。ミキサコア部132は、4個のスイッチトランジスタSW1,SW2,SW3,SW4からなり、差動の同相局部発振信号(LOI信号)を構成する正転信号LOと反転信号LOBとに応じて、トランスコンダクタ部131のRF電流信号出力をベースバンド電流信号へと周波数変換する。出力部133は、2本の負荷抵抗R1,R2からなり、ミキサコア部132のベースバンド電流信号出力をベースバンド電圧信号へと変換する。
フィルタ部123は、入力可変抵抗Rinとフィードバック抵抗Rfとフィードバック容量Cfとを備えた差動増幅器からなり、1次のLPF特性を有する。入力可変抵抗Rinの値は、ゲイン制御信号端子127に与えられる周波数変換器ゲイン制御信号116に応じて制御される。周波数変換器121のベースバンド電圧信号出力は、フィルタ部123で周波数変換器ゲイン制御信号116に従って増幅されるとともに、当該フィルタ部123のRC積で決まるフィルタ特性によって不要波を減衰されて、出力端子対126からベースバンド出力信号BBoutが出力される。
バイアス部122は、オペアンプOPと、P型トランジスタM0と、スイッチトランジスタSW0と、負荷抵抗R0と、2本のバイアス抵抗Rbiasとからなり、トランスコンダクタ部131を構成する2個のP型トランジスタM1,M2のバイアス電圧を決定するものである。このうち、P型トランジスタM0、スイッチトランジスタSW0及び負荷抵抗R0は、周波数変換器121と同じ回路トポロジを持つレプリカアンプを構成する。オペアンプOPは、スイッチトランジスタSW0と負荷抵抗R0との接続ノード(周波数変換器121の出力ノードに対応する。)の電圧がフィルタ部123のコモン電圧VCMと一致するように、P型トランジスタM0のゲート電圧と、トランスコンダクタ部131中の2個のP型トランジスタM1,M2のゲート電圧とを制御する。このようにして、バイアス部122は、周波数変換器121の出力電圧がフィルタ部123のコモン電圧VCMと一致するように周波数変換器121のバイアス電圧にフィードバックをかける。
ここで、任意の実数をAとし、レプリカアンプの電流を周波数変換器121の電流の1/A倍とする場合、レプリカアンプのトランジスタM0,SW0のゲート幅を周波数変換器121のトランジスタM1,M2,SW1〜SW4の1/A倍とし、レプリカアンプの負荷抵抗R0を周波数変換器121の負荷抵抗R1,R2のA倍とすることにより、レプリカアンプの各ノードの電圧を周波数変換器121の各ノードの電圧と同じくする。なお、レプリカアンプのスイッチトランジスタSW0のゲートには、ミキサコア部132のスイッチトランジスタSW1〜SW4がオンになる電圧を与える。
バイアス部122のオペアンプOPは、レプリカアンプの負荷抵抗R0にかかる電圧と、フィルタ部123の入出力電圧を決めるコモン電圧VCMとを比較し、これらの電圧が一致するようにP型トランジスタM0のゲート電圧を調整する。このようにして調整されたゲート電圧を周波数変換器121中のP型トランジスタM1,M2のバイアス電圧とすることにより、周波数変換器121の出力電圧レベルもコモン電圧VCMと等しくなる。この結果、周波数変換器121の出力電圧レベルは、フィルタ部123の入出力電圧レベルと一致する。
以上のとおり、第1の実施形態によれば、フィルタ部123及びその後段の回路の電源電圧を、周波数変換器121及びその前段の回路の電源電圧より低く設定した場合においても、異なる電源電圧で動作している回路間の信号レベルを同一にでき、信号のやり取りを問題なく行うことができる。したがって、強い妨害波が入力され、かつ良好な歪特性が要求される周波数変換器121以前の回路には、高電源電圧を与えて広いダイナミックレンジを確保する。また、良好なフリッカ雑音特性が要求されるフィルタ部123以降の回路には、低電源電圧を与えて膜厚の薄いトランジスタを使用することができる。したがって、厳しいフリッカ雑音特性や歪特性が求められる、高性能なダイレクトコンバージョン受信機においても、問題なく要求される特性を満たすことができる。
なお、ここではゲイン制御信号端子127に与えられる周波数変換器ゲイン制御信号116に応じてフィルタ部123の入力可変抵抗Rinの値を制御するとしたが、周波数変換器121のトランジスタサイズや、負荷抵抗R1,R2の値を制御してもよい。その場合は、バイアス部122も合わせて周波数変換器ゲイン制御信号116に応じて制御することが必要である。
《第2の実施形態》
図3は、図1中の可変ゲイン周波数変換器103の第2の実施形態を示す回路図である。図3の可変ゲイン周波数変換器103は、周波数変換器221と、バイアス部222と、フィルタ部123と、RF入力端子対124と、LO信号入力端子対125と、出力端子対126と、ゲイン制御信号端子127とを備えている。周波数変換器221は、トランスコンダクタ部231と、ミキサコア部232と、出力部233とからなる。周波数変換器221及びバイアス部222は高電源電圧Vcc(HighV)で動作し、フィルタ部123は低電源電圧Vcc(LowV)で動作する。
RF入力端子対124は、図1の可変ゲインLNA102と接続し、差動のRF入力信号RFinを受け取る。LO信号入力端子対125は、図1の90度位相シフタ105と接続し、差動の同相局部発振信号(LOI信号)が入力される。出力端子対126は、図1の可変ゲイン増幅器107と接続し、ベースバンド出力信号BBoutを出力する。ゲイン制御信号端子127には、図1の周波数変換器ゲイン制御信号116が入力される。
トランスコンダクタ部231は、4個のP型トランジスタM1,M2,M3,M4と4個のN型トランジスタM5,M6,M7,M8とからなる。RF入力端子対124から入力されたRF信号は、P型トランジスタ入力用信号とN型トランジスタ入力用信号とに分岐される。各分岐は、各々結合容量Cin1,Cin2を介してRF入力端子対124に接続されている。分岐されたRF信号は、トランスコンダクタ部231でそれぞれ増幅される。
図3のトランスコンダクタ部231は電流再利用型ソース接地アンプ構成としており、P型トランジスタM1(M2)に流れる電流の一部をN型トランジスタM7(M8)へと流し、これら両方のトランジスタM1,M7(M2,M8)にRF信号を供給することでゲインを向上させている。更に、これらP型とN型それぞれのソース接地アンプにカスコードトランジスタM3,M5(M4,M6)を接続することにより、線形性を改善する。ここで、これらのカスコードトランジスタM3,M5(M4,M6)のゲートには増幅トランジスタM1,M7(M2,M8)の線形性をそれぞれ最適化するように電圧を供給する。また、これらのトランジスタの接続を縦積み4段とすると、広いダイナミックレンジを確保できないため、N型カスコードトランジスタM5(M6)のドレイン端子を、P型増幅トランジスタM1(M2)のドレイン端子と接続することにより、縦積み3段接続でP型増幅トランジスタM1(M2)のドレイン・ソース間電圧とN型増幅トランジスタM7(M8)のドレイン・ソース間電圧とを確保し、ダイナミックレンジを拡大する。
ミキサコア部232は、4個のスイッチトランジスタSW1,SW2,SW3,SW4からなり、差動の同相局部発振信号(LOI信号)を構成する正転信号LOと反転信号LOBとに応じて、トランスコンダクタ部231のRF電流信号出力をベースバンド電流信号へと周波数変換する。
出力部233は、2本の負荷抵抗R1,R2と、これらの負荷抵抗R1,R2に対して並列接続された電流源I1,I2とからなり、ミキサコア部232のベースバンド電流信号出力をベースバンド電圧信号へと変換する。負荷抵抗R1と並列に電流源I1を接続し、かつ負荷抵抗R2と並列に電流源I2を接続して、負荷抵抗R1,R2に流れる電流を小さくすることによって、ミキサコア部232の電流や周波数変換器221の出力レベルを変えずに、負荷抵抗R1,R2を大きくすることができ、トランスコンダクタ部231のgm値と出力部233の抵抗値との積で決まる周波数変換器221のゲインを大きくすることができる。
このような構成の周波数変換器221を採用することにより、トランスコンダクタ部231の広いダイナミックレンジを確保でき、ミキサコア部232の電流と負荷抵抗R1,R2の大きさと周波数変換器221の出力レベルとを、図2の周波数変換器121のようなギルバートセルに比べて自由に設定できる。つまり、周波数変換器221のゲインと、歪特性と、出力レベルとを適切に設計できる。
フィルタ部123は、入力可変抵抗Rinとフィードバック抵抗Rfとフィードバック容量Cfとを備えた差動増幅器からなり、1次のLPF特性を有する。入力可変抵抗Rinの値は、ゲイン制御信号端子127に与えられる周波数変換器ゲイン制御信号116に応じて制御される。周波数変換器221のベースバンド電圧信号出力は、フィルタ部123で周波数変換器ゲイン制御信号116に従って増幅されるとともに、当該フィルタ部123のRC積で決まるフィルタ特性によって不要波を減衰されて、出力端子対126からベースバンド出力信号BBoutが出力される。
バイアス部222は、オペアンプOPと、P型トランジスタM0,M9と、N型トランジスタM10,M11と、スイッチトランジスタSW0と、負荷抵抗R0と、電流源I0と、2本のバイアス抵抗Rbias1と、他の2本のバイアス抵抗Rbias2とからなり、トランスコンダクタ部231を構成する2個のP型トランジスタM1,M2のバイアス電圧を決定し、2個のN型トランジスタM7,M8のバイアス電圧を付与するものである。このうち、P型トランジスタM0,M9、N型トランジスタM10,M11、スイッチトランジスタSW0、負荷抵抗R0及び電流源I0は、周波数変換器221と同じ回路トポロジを持つレプリカアンプを構成する。オペアンプOPは、スイッチトランジスタSW0と負荷抵抗R0との接続ノード(周波数変換器221の出力ノードに対応する。)の電圧がフィルタ部123のコモン電圧VCMと一致するように、P型トランジスタM0のゲート電圧と、トランスコンダクタ部231中の2個のP型トランジスタM1,M2のゲート電圧とを制御する。このようにして、バイアス部222は、周波数変換器221の出力電圧がフィルタ部123のコモン電圧VCMと一致するように周波数変換器221のバイアス電圧にフィードバックをかける。
ここで、任意の実数をAとし、レプリカアンプの電流を周波数変換器221の電流の1/A倍とする場合、レプリカアンプのトランジスタM0,M9,M10,M11,SW0のゲート幅を周波数変換器221のトランジスタM1〜M8,SW1〜SW4の1/A倍とし、レプリカアンプの負荷抵抗R0を周波数変換器221の負荷抵抗R1,R2のA倍とすることにより、レプリカアンプの各ノードの電圧を周波数変換器221の各ノードの電圧と同じくする。なお、レプリカアンプのスイッチトランジスタSW0のゲートには、ミキサコア部232のスイッチトランジスタSW1〜SW4がオンになる電圧を与える。また、P型トランジスタM9のゲート電圧はP型トランジスタM3,M4のゲート電圧と同一の電圧を、N型トランジスタM10のゲート電圧はN型トランジスタM5,M6のゲート電圧と同一の電圧をそれぞれ与える。
バイアス部222のオペアンプOPは、レプリカアンプの負荷抵抗R0にかかる電圧と、フィルタ部123の入出力電圧を決めるコモン電圧VCMとを比較し、これらの電圧が一致するようにP型トランジスタM0のゲート電圧を調整する。このようにして調整されたゲート電圧を周波数変換器221中のP型トランジスタM1,M2のバイアス電圧とすることにより、周波数変換器221の出力電圧レベルもコモン電圧VCMと等しくなる。この結果、周波数変換器221の出力電圧レベルは、フィルタ部123の入出力電圧レベルと一致する。
以上のとおり、第2の実施形態によれば、フィルタ部123及びその後段の回路の電源電圧を、周波数変換器221及びその前段の回路の電源電圧より低く設定した場合においても、異なる電源電圧で動作している回路間の信号レベルを同一にでき、信号のやり取りを問題なく行うことができる。したがって、強い妨害波が入力され、かつ良好な歪特性が要求される周波数変換器221以前の回路には、高電源電圧を与えて広いダイナミックレンジを確保する。また、良好なフリッカ雑音特性が要求されるフィルタ部123以降の回路には、低電源電圧を与えて膜厚の薄いトランジスタを使用することができる。したがって、厳しいフリッカ雑音特性や歪特性が求められる、高性能なダイレクトコンバージョン受信機においても、問題なく要求される特性を満たすことができる。
なお、バイアス部222におけるフィードバックは、P型トランジスタM0のバイアス電圧を一定にしつつ、N型トランジスタM11のバイアス電圧を調整するようにしてもよい。
また、ここではゲイン制御信号端子127に与えられる周波数変換器ゲイン制御信号116に応じてフィルタ部123の入力可変抵抗Rinの値を制御するとしたが、周波数変換器221のトランジスタサイズや、負荷抵抗R1,R2又は電流源I1,I2の値を制御してもよい。その場合は、バイアス部222も合わせて周波数変換器ゲイン制御信号116に応じて制御することが必要である。
《第3の実施形態》
図4は、図1中の可変ゲイン周波数変換器103の第3の実施形態を示す回路図である。図4の可変ゲイン周波数変換器103は、周波数変換器321と、バイアス部322と、フィルタ部123と、RF入力端子対124と、LO信号入力端子対125と、出力端子対126と、ゲイン制御信号端子127とを備えている。周波数変換器321は、トランスコンダクタ部331と、ミキサコア部332と、出力部333とからなり、ミキサコア部332に定常電流を流さないパッシブミキサである。周波数変換器321及びバイアス部322は高電源電圧Vcc(HighV)で動作し、フィルタ部123は低電源電圧Vcc(LowV)で動作する。
RF入力端子対124は、図1の可変ゲインLNA102と接続し、差動のRF入力信号RFinを受け取る。LO信号入力端子対125は、図1の90度位相シフタ105と接続し、差動の同相局部発振信号(LOI信号)が入力される。出力端子対126は、図1の可変ゲイン増幅器107と接続し、ベースバンド出力信号BBoutを出力する。ゲイン制御信号端子127には、図1の周波数変換器ゲイン制御信号116が入力される。
トランスコンダクタ部331は2個のP型トランジスタM1,M2からなり、ミキサコア部332は4個のスイッチトランジスタSW1,SW2,SW3,SW4からなり、出力部333は2本の負荷抵抗R1,R2からなる。RF入力端子対124から入力されたRF信号は、容量結合ののちトランスコンダクタ部331に入力され、トランスコンダクタ部331のgmと出力部333の負荷抵抗R1,R2とによって増幅される。ミキサコア部332は、出力部333のRF信号出力を差動の同相局部発振信号(LOI信号)に応じてベースバンド信号へと周波数変換する。
フィルタ部123は、入力可変抵抗Rinとフィードバック抵抗Rfとフィードバック容量Cfとを備えた差動増幅器からなり、1次のLPF特性を有する。入力可変抵抗Rinの値は、ゲイン制御信号端子127に与えられる周波数変換器ゲイン制御信号116に応じて制御される。周波数変換器321のベースバンド電圧信号出力は、フィルタ部123で周波数変換器ゲイン制御信号116に従って増幅されるとともに、当該フィルタ部123のRC積で決まるフィルタ特性によって不要波を減衰されて、出力端子対126からベースバンド出力信号BBoutが出力される。
バイアス部322は、オペアンプOPと、P型トランジスタM0と、負荷抵抗R0と、2本のバイアス抵抗Rbiasとからなり、トランスコンダクタ部331を構成する2個のP型トランジスタM1,M2のバイアス電圧を決定するものである。このうち、P型トランジスタM0及び負荷抵抗R0は、周波数変換器321と同じ回路トポロジを持つレプリカアンプを構成する。オペアンプOPは、P型トランジスタM0と負荷抵抗R0との接続ノードの電圧がフィルタ部123のコモン電圧VCMと一致するように、P型トランジスタM0のゲート電圧と、トランスコンダクタ部331中の2個のP型トランジスタM1,M2のゲート電圧とを制御する。このようにして、バイアス部322は、周波数変換器321の出力電圧がフィルタ部123のコモン電圧VCMと一致するように周波数変換器321のバイアス電圧にフィードバックをかける。
ここで、任意の実数をAとし、レプリカアンプの電流を周波数変換器321の電流の1/A倍とする場合、レプリカアンプのトランジスタM0のゲート幅を周波数変換器321のトランジスタM1,M2の1/A倍とし、レプリカアンプの負荷抵抗R0を周波数変換器321の負荷抵抗R1,R2のA倍とすることにより、レプリカアンプの各ノードの電圧を周波数変換器321の各ノードの電圧と同じくする。
バイアス部322のオペアンプOPは、レプリカアンプの負荷抵抗R0にかかる電圧と、フィルタ部123の入出力電圧を決めるコモン電圧VCMとを比較し、これらの電圧が一致するようにP型トランジスタM0のゲート電圧を調整する。このようにして調整されたゲート電圧を周波数変換器321中のP型トランジスタM1,M2のバイアス電圧とすることにより、周波数変換器321の出力電圧レベルもコモン電圧VCMと等しくなる。この結果、周波数変換器321の出力電圧レベルは、フィルタ部123の入出力電圧レベルと一致する。しかも、出力部333とミキサコア部332との間を容量結合することなく、周波数変換器321をフィルタ部123と接続することができ、かつミキサコア部332に定常的な電流が流れないようにできるため、ミキサコア部332のフリッカ雑音特性を改善することができる。
以上のとおり、第3の実施形態によれば、フィルタ部123及びその後段の回路の電源電圧を、周波数変換器321及びその前段の回路の電源電圧より低く設定した場合においても、異なる電源電圧で動作している回路間の信号レベルを同一にでき、信号のやり取りを問題なく行うことができる。したがって、強い妨害波が入力され、かつ良好な歪特性が要求される周波数変換器321以前の回路には、高電源電圧を与えて広いダイナミックレンジを確保する。また、良好なフリッカ雑音特性が要求されるフィルタ部123以降の回路には、低電源電圧を与えて膜厚の薄いトランジスタを使用することができる。したがって、厳しいフリッカ雑音特性や歪特性が求められる、高性能なダイレクトコンバージョン受信機においても、問題なく要求される特性を満たすことができる。
なお、ここではゲイン制御信号端子127に与えられる周波数変換器ゲイン制御信号116に応じてフィルタ部123の入力可変抵抗Rinの値を制御するとしたが、周波数変換器321のトランジスタサイズや、負荷抵抗R1,R2の値を制御してもよい。その場合は、バイアス部322も合わせて周波数変換器ゲイン制御信号116に応じて制御することが必要である。
以上、第1〜第3の実施形態にて一方の可変ゲイン周波数変換器103を用いて説明したが、他方の可変ゲイン周波数変換器104も同様の構成である。異なる点は、同相局部発振信号(LOI信号)の代わりに直交局部発振信号(LOQ信号)が入力される点である。
また、フィルタ部123は1次のLPFとしたが、高次のバタワースフィルタ、チェビシェフフィルタ又は楕円フィルタであってもよい。
また、図1ではアンテナ100からRF信号が入力されるとしたが、有線接続による信号入力でも構わない。
また、図1ではバラン101で差動信号に変換をしているが、バラン101を用いずに片相信号で構成しても構わない。
また、図1では可変ゲインLNA102を用いたが、代わりに固定ゲインを持つLNAでも構わない。可変ゲイン増幅器107,108の代わりに固定ゲインを持つ増幅器としても構わない。
また、図1ではLNAゲイン制御信号115と増幅器ゲイン制御信号117とを決める際に、デジタル信号処理部113にて出力信号レベルと基準レベルとを比較するとしたが、別途レベル比較器を用いて各ブロック出力レベルをモニタした結果と基準レベルとを比較してもよい。
本発明は、通信システム又は放送システムで用いるダイレクトコンバージョン方式の受信機に関し、良好なフリッカ雑音特性を有するので、TVチューナ、携帯端末等として有用である。
100 アンテナ
101 バラン
102 可変ゲインLNA
103,104 可変ゲイン周波数変換器
105 90度位相シフタ
106 局部発振信号生成部
107,108 可変ゲイン増幅器
109,110 ローパスフィルタ
111,112 ADC(アナログ・デジタル変換器)
113 デジタル信号処理部
114 出力装置
115 LNAゲイン制御信号
116 周波数変換器ゲイン制御信号
117 増幅器ゲイン制御信号
121,221,321 周波数変換器
122,222,322 バイアス部
123 フィルタ部
124 RF信号入力端子対
125 LO信号入力端子対
126 出力端子対
127 ゲイン制御信号入力端子
131,231,331 トランスコンダクタ部
132,232,332 ミキサコア部
133,233,333 出力部

Claims (7)

  1. 高周波信号を受信する受信機であって、
    局部発振信号を生成する局部発振信号生成部と、
    前記高周波信号を前記局部発振信号によりベースバンド信号に周波数変換する周波数変換器と、
    前記ベースバンド信号に対する不要波を減衰させるフィルタ部とを備え、
    前記周波数変換器を高電源電圧で、前記フィルタ部を低電源電圧でそれぞれ動作させ、かつ前記周波数変換器の出力電圧が前記フィルタ部のコモン電圧と一致するように前記周波数変換器のバイアス電圧にフィードバックをかけることを特徴とする受信機。
  2. 請求項1記載の受信機において、
    前記周波数変換器と同じ回路トポロジを持つレプリカアンプを用いて前記周波数変換器のバイアス電圧を制御することを特徴とする受信機。
  3. 請求項1記載の受信機において、
    前記周波数変換器は、ミキサコア部に定常電流を流すアクティブミキサであることを特徴とする受信機。
  4. 請求項1記載の受信機において、
    前記周波数変換器は、ミキサコア部に定常電流を流さないパッシブミキサであることを特徴とする受信機。
  5. 請求項1記載の受信機において、
    前記周波数変換器は、カスコード構成のトランスコンダクタ部を有することを特徴とする受信機。
  6. 請求項1記載の受信機において、
    前記周波数変換器は、P型トランジスタとN型トランジスタとを併用した電流再利用型アンプ構成のトランスコンダクタ部を有することを特徴とする受信機。
  7. 請求項1記載の受信機において、
    前記周波数変換器の出力部に電流源を並列接続したことを特徴とする受信機。
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