JPWO2013168190A1 - 綴じ装置及び用紙の綴じ方法 - Google Patents

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Abstract

本発明の特徴部分は、特に、第一作動部の昇降する左右一組の昇降ブロックの下端部から下方へ向いた連接部は、前面側が開放されていて前記昇降ブロックと穿孔刃とを一体に接続する役割を有している点、第二作動部は、昇降ブロックと連接部を介した穿孔刃に挟まれて配置され、当該作動部の側面側又は正面側から連接部の開放部位を通って供給される紙製ステッチ用の線材を上下から挟む態様で咥える上位の押圧ブロックと、下位の受台を兼用したステッチ脚部の成形ブロックとを具備しており、昇降ブロックが一体に備えた穿孔刃によって紙製ステッチの挿通孔を用紙に穿孔してから、両端部が折り曲げられて下向き略コ字状に挿込脚を形成した紙製ステッチを、用紙のステッチ挿通孔に押し込む点にある。

Description

本発明は、紙製ステッチのような非金属製ステッチ(以下、単に紙製ステッチという)によって用紙を綴じるための綴じ装置および綴じ方法に関し、具体的には紙製ステッチに確実な綴じ作用動作をさせるとともに、この動作のために必要な機械的構造を簡潔にした綴じ装置と綴じ方法に関する。
一般に週刊誌等の雑誌やカタログなどの印刷された書籍や印刷物(以下、単に「雑誌」と略称する)は、例えば中綴じ本の場合、丁合される折丁の中心を開いてその中に折丁を入れていき、本の背から中心までステッチャーで略コ字状をなす金属製ステッチを貫通させ、貫通したステッチの両脚を内側に折り曲げて綴じ、これに装丁を施すなどして製本
される。
これらの雑誌は、使用後はゴミとして廃棄処分したり再生紙原料として利用したりするが、その際、金属類と紙類とに分別するために、金属ステッチを当該雑誌から取外さねばならない。
然し乍ら、金属ステッチと用紙束の分離は今のところは手作業によらざるを得ず、かかる作業や処理が手間とコストを要し、また非省力的なことも相俟って、再生紙価格を押上
げる要因の一つとなっている。
この問題に関しては、廃棄処分ないし再生利用に際して、紙と金属ステッチを分別する必要がなく、ステッチを付けたまま一般可燃ゴミ等と同様に焼却・埋立して用いたり、または再生紙原料として利用できる、すなわち雑誌を丸ごと廃棄ないし再生紙原料として利用可能な紙製ステッチによる用紙の綴じ方法および綴じ装置に係る技術を本願の出願人が提案し既に日本特許を取得している(特許文献1,2参照)。
上記文献1に示した装置や方法は、試作機を実際に稼働させると、供給される紙製ステッチ用線材を穿孔刃により切断して略コ字状のステッチに成形するものであったため、切断時にステッチの両脚が反り返ったりして予期しない形状となることがあって、ガイド溝及び中空穿孔刃の中に上手く収まらないといった不具合のあることが判った。
そこで本発明の発明者は、特許文献1の紙製ステッチにより用紙を綴じる綴じ装置の改良を目的として特許文献2に記載されている綴じ装置及び綴じ方法を提案した。
特許文献2に記載された紙製ステッチを用いた綴じ装置は、以下の構成を具備するものであった。
すなわち、この綴じ装置は、用紙を支持する支持台と、該支持台に対し略垂直方向に動作可能な第一作動部と、同支持台に対し略垂直方向にかつ第一作動部とは独立に動作可能な第二作動部を備えた用紙の綴じ装置において、第一作動部は、互いに離隔対向した状態で一体的に動作する1組の昇降ブロックを具備し、昇降ブロックは、一側面から他側面へ向けて非金属製線材を挿通可能な当該昇降ブロックを貫通する送り孔と、同昇降ブロックの各対向面側において用紙に対しステッチ挿通孔を穿孔する垂直向きの中空穿孔刃と、当該穿孔刃に連通するよう形成された平面視略半円形状のガイド溝を有し、第二作動部は、前記昇降ブロックの間に配置され、送り孔に挿通された前記線材を上下から挟持する押ブロックと受ブロックを具備して構成されるものであった。
上記綴じ装置は、以下のように作動する。すなわち、前記第二作動部の押ブロック及び受ブロックは、非金属製線材を保持したまま、第一作動部の昇降ブロックが降下することに、及び/又は、第二作動部の押ブロック及び受ブロックが上昇することによって、前記昇降ブロックの送り孔に挿通された前記線材が、その両端部を下方に折曲されて正面視下向き略コ字状のステッチに形成されると共に、当該ステッチの両端部が前記ガイド溝内に収められ、この昇降ブロックがさらに降下してこのステッチ両端部をガイド溝に沿って下方へスライドさせながら前記中空穿孔刃の内部に収める作用をする。
一方、上記綴じ装置では、前記受ブロックが用紙上面に接するまで、前記第一作動部と第二作動部が一体となって降下するが、これによって前記穿孔刃は用紙にステッチ挿通用の孔を穿孔し、穿孔後は受ブロックが待避して押ブロックが用紙に対しステッチを完全に押し込む。この動作に伴って上記の昇降ブロックは上昇する一方、適宜の曲げ機構により前記ステッチの両端部が用紙下面に接するように該両端部を折曲される。
上記の綴じ装置によって実行される綴じ方法の工程は、以下の綴じ工程で構成されている。
すなわち、この綴じ方法は、互いに離隔対向した1組の昇降ブロックに穿設された送り孔の両方に対して紙製ステッチ用の線材を挿通する段階と、前記線材を押ブロックと受ブロックにより挟持する段階と、押ブロック及び受ブロックが、線材を保持したまま、昇降ブロックが降下すること、並びに、押ブロック及び受ブロックが上昇することによって、前記線材の両端部をガイド溝内に引き出して収めると共にこの線材を正面視下向略コ字状のステッチに成形する段階と、押ブロック及び受ブロックが降下して前記ステッチの両端部をガイド溝に沿って下方へスライドさせることにより中空穿孔刃の内部に収める段階と、受ブロックが用紙に接するまで昇降ブロック、押ブロック及び受ブロックが一体となり降下して穿孔刃が用紙にステッチ挿通孔を穿孔する段階と、ステッチ挿通孔を穿孔したら受ブロックを待避させる段階と、押ブロックによりステッチを用紙に対して完全に押し込む段階と、ステッチを押し込んだら昇降ブロックが上昇する段階と、適宜の曲げ機構によって当該ステッチの両端部が用紙下面に接するように該両端部を折曲する段階とによって、綴じ方法を構成している。
上述した特許文献2の綴じ装置と綴じ方法によれば、左右1組の昇降ブロックの左右方向に貫通して穿設された送り孔の双方に紙製のステッチ用線材を予め貫通させ、適宜の切断手段によってまず適当な長さ(ステッチの長さ)に切断してから、そのステッチを上下から押ブロックと受ブロックで挟持し、挟持した状態のまま第二作動部が降下して前記送り孔内にあった線材両端部をガイド溝に引き出し同ガイド溝内に収めることにより、該線材を下向略コ字状のステッチに成形するようにしたこと、及び、前記送り孔の出口端部にアールを設けたことにより、昇降ブロックの降下動作でガイド溝内に引き出されるステッチが擦れなどからその両脚が反り返るといった特許文献1の発明に見られる不都合が生じない利点が得られた。
以上に説明した特許文献2の綴じ方法乃至綴じ装置は、その発明が目的とした課題を解決できるものであったが、具体的な機械的構造にすると、かなり複雑な構造、複雑な機構となって実用的な綴じ装置としてはなお改善の余地のあることが判った。特に、紙製ステッチ用の線材を、左右1組の昇降ブロックに貫通形成した送り孔に挿通すること、並びに挿通してから保持させる形態を採るため、線材の供給において、その線材を前記ブロックに貫通された送り孔に、綴じ動作の度に貫通させなければならないが、線材が長尺の紙製であると湿気や自重などによって反りや撓みなどが生じ易く、そのため貫通された送り孔に挿入することを失敗し易いという問題があった。
特許第4465495号公報 特許第4642937号公報
そこで本発明は、特許文献1,2に開示されている綴じ装置乃至綴じ方法を、なお一層簡潔な構成に改良し、かつ、簡潔な構造であっても紙製ステッチにより確実な綴じ動作と綴じ形態(綴じ上り)を実現できるようにした紙製ステッチを使用する綴じ装置と綴じ方法を提供することを課題とする。
上記課題と解決することを目的としてなされた本発明の紙製ステッチを用いた綴じ装置の構成は、
用紙を下から支持する用紙支持台と、該支持台に対し垂直方向に昇降する第一作動部と、前記支持台に対し第一作動部と同方向に独立して昇降する第二作動部を備えた用紙の綴じ装置において、
第一作動部は、左右で互に離隔配置され一緒に昇降する左右一組の昇降ブロックを具備し、
左右の昇降ブロックは、その対向面に平面視断面略半円形状で直線状のガイド溝を有すると共に、当該ブロックの下端部から下方へ向いた連接部を介して前記ガイド溝と同軸上でガイド溝と同じ断面の溝状ガイドを有する先端を尖鋭に形成した穿孔刃を備え、かつ、前記連接部は、前面側が開放されていて前記昇降ブロックと穿孔刃とを一体に接続する役割を有しており、
第二作動部は、前記昇降ブロックと連接部を介した穿孔刃に挟まれて配置され、当該作動部の側面側又は正面側から前記連接部の開放部位を通って供給される紙製ステッチ用の線材を上下から挟む態様で咥える上位の押圧ブロックと、下位の受台を兼用したステッチ脚部の成形ブロックとを具備し、
第二作動部がその押圧ブロックと成形ブロックを上,下に開き側面又は正面から供給される前記線材を咥えて保持しているとき、第一作動部の昇降ブロックが、穿孔刃と一緒に第二作動部の押圧ブロックと脚部成形ブロックに沿って降下することにより、咥えられた線材の両側部を脚部成形ブロックの両外側に押付けて曲げ、当該線材を脚部を有するステッチに成形すると共に、当該昇降ブロックをさらに降下させて穿孔刃に用紙を穿孔させる、
前記穿孔刃によって用紙が穿孔されたら、当該穿孔刃の先端を前記穿孔の近傍乃至上位に位置付ける一方、左右に脚部が成形されたステッチを咥えた第二作動部を降下させる、
咥えたステッチの脚部が前記穿孔に入ったとき、第二作動部の脚部成形ブロックを兼ねた受台を待避側に後退させる一方、押圧ブロックだけをそのまま降下させて用紙の穿孔に対し前記ステッチを押込む、
ステッチの両脚部が用紙の穿孔に押込まれたら、当該脚部を用紙裏面に配置された脚部曲げ機構によって用紙側に折曲げるようにした、
ことを特徴とするものである。
上記綴じ装置における用紙の支持台は超音波振動手段を備えており、紙製ステッチに塗布ないし含浸された接着剤を超音波振動により硬化させ、ステッチ脚部を用紙に又は脚部同士で接着するように構成することができる。
また、前記支持台は、前記超音波振動手段と併用して、又は、単独で、前記紙製ステッチに塗布又は含浸された熱硬化性接着剤を硬化させるヒーターを組み込んだ構成とすることもできる。
ステッチ脚部の曲げ機構は、ステッチの両先端部を折曲して用紙に圧着させる左右一対の圧着ブロックにより構成したものである。該圧着ブロックは、ステッチ両先端部を折曲するための左右スライド動作と、用紙に又は脚部同士を圧着するための上下動作をそれぞれ独立して行うように構成したもの、或は、折曲と圧着を一動作(例えば、左右スライド動作)で行うように構成したものである。
上記の綴じ装置におけるステッチ脚部の曲げ機構としては、支持台の下面側に組み込まれた一対のステッチ圧着体により形成し、当該圧着体を用紙下面に向かって回転させることにより、ステッチ両脚部を折曲するようにしたものであってもよい。
本発明綴じ装置の第一例において綴じ工程の第一段階を模式的に示す正断面図。 図1の本発明綴じ装置の右側面図。 図1のA−A線矢視端面図。 図1の本発明綴じ装置における綴じ工程の第二段階を模式的に示す正断面図。 図1の本発明綴じ装置における綴じ工程の第三段階を模式的に示す正断面図。 図1の本発明綴じ装置における綴じ工程の第四段階を模式的に示す正断面図。 図1の本発明綴じ装置における綴じ工程の第五段階を模式的に示す正断面図。 図1の本発明綴じ装置における綴じ工程の第六段階を模式的に示す正断面図。 図1の本発明綴じ装置における綴じ工程の第七段階を模式的に示す正断面図。 本発明綴じ装置における別の綴じ工程の中間段階を模式的に示す正断面図。 曲げ機構の別例の要部の正面図。 本発明綴じ装置の第一作動部の別例を示す側面図。
次に、図により本発明綴じ装置及び綴じ方法の実施の形態例を説明する。
図1において、Xは、複数枚の用紙Pを紙製ステッチで綴じる本発明綴じ装置の一例を模式的に表わしており、図示した例では用紙Pを水平姿勢に支持する水平な支持台Eと、該支持台Eに対し略垂直方向に動作可能な第一作動部1と、同支持台Eに対し略垂直方向にかつ第一作動部1とは独立に動作可能な第二作動部2を備えてなり、これらはたとえば機械構造用の金属材や合成樹脂材などの適宜素材により構成されている。
第一作動部1は、図1に示すように左右方向で互に離隔して対向配置され、この状態で一体的に動作する左右1組の昇降ブロック11,12を具備している。
この昇降ブロック11,12は、当該ブロック11,12の各対向面側において、後述する第二作動部2の成形ブロック22と協働し、熱可塑性樹脂等を塗布ないし含浸した紙縒り(コヨリ)などからなる非金属製線材W(以下、単に「紙製線材W」ともいう)に、脚部We1,We2を成形するために平面視略半円形断面で向い合うガイド溝11G,12Gを具備している。また、当該昇降ブロック11,12には、前記用紙Pに対しステッチ挿通孔H1,H2を穿孔するために、両ブロック11,12の下端から下方へ連接部11CN,12CNを介在させて設けた略垂直向きの略半円形断面の溝状ガイド11Kg,12Kgを成形した穿孔刃11K,12Kが設けられている。連接部11CN、12CNは、側面から見て大略コ状に開いた開放部Ocnを具備している。穿孔刃11K,12Kが備える断面略半円形の溝状ガイド11Kg,12Kgは、当該穿孔刃11K,12Kの上方に位置する昇降ブロック11,12の対向面に形成されたガイド溝11G,12Gと略同形断面であり、かつ、同軸上に位置付けられている。
第二作動部2は、左右の昇降ブロック11,12の間に配置され、例えば、両ブロック11,12における連接部11CN,12CNの開放部Ocnの正面側から供給される直線状の紙製ステッチSとなる線材Wを上下から挟持して咥えるための上位の押圧ブロック21と下位の受台22を具備している。受台22は、上記昇降ブロック11,12のガイド溝11G,12Gと協働する左右の成形溝22gを有している。この成形溝22gは、前記線材Wの両側を折曲してステッチ脚部We1,We2を成形するので、受台22は、押圧力を支持すると共に、脚部成形ブロックとしても機能する。
ここで、押圧ブロック21を少し上昇させて受台22との間に上下方向で適宜開隙を形成しているとき、連接部11CN,12CNにおける開放部Ocnの正面又は側面から前記開隙に送り込まれる線材Wは、上位の押圧ブロック21を降下させて受台22との間に当該線材Wを挟持させる(図1参照)。
線材Wが押圧ブロック21と受台22に挟持された状態で咥えられると、昇降ブロック11,12が降下する。この昇降ブロック11,12の降下動作により、前記押圧ブロック21と受台22に咥えられた線材Wの左右の両端部We1,We2は、昇降ブロック11,12のガイド溝11G,12Gの下端部と受台22の左右の肩部によって折曲げられ、両ブロック11,12の対向面に形成されたガイド溝11G,12Gの溝内に嵌まったような状態になる(図4参照)。
上記の状態で、当該両ブロック11,12がそのまま降下を続けると、該線材Wの左右側に垂直向きの脚部We1,We2が形成されるので、ここで正面視下向き略コ字状のステッチSが成形されることになる(図4参照)。
上記の状態のままで左右の昇降ブロック11,12がさらに降下すると、このブロック11,12の下部に連接垂下して設けられた穿孔刃11K,12Kが当該ブロック11,12と一体に降下するから、当該穿孔刃11K,12Kの下端(先端)は用紙Pに到達し、この降下によって用紙Pに挿通孔H1,H2を穿孔する(図4参照)。
すなわち、本発明綴じ装置Xにおいては、上記の第一作動部1と第二作動部2は、第二作動部2の押圧ブロック21と受台22によって側面又は正面から供給される紙製線材Wが咥えられると、この咥え動作完了と同時に第一作動部1の左右の昇降ブロック11,12が降下し、咥えられている水平な線材Wの左右両側を、受台22の側面に形成された左右の成形溝22g,22gに押付けて、水平な線材Wの左右部分を折曲げて垂直向きの脚部We1,We2を成形するのである(図1〜図4参照)。
このように、下降する昇降ブロック11,12の内面と下降しない受台22の外面の対面した双方の側面に形成されたガイド溝11G,12Gと成形溝22g,22gは協働して脚部We1,We2を成形すると同時に、下降する当該ブロック11,12と一体の穿孔刃11K,12Kの先端(下端)が用紙Pに接するまで降下することによって、その穿孔刃11K,12Kが用紙Pにステッチ挿通の孔をステッチ挿通孔H1,H2として穿孔する。ここで、成形される脚部We1,We2と、穿孔刃11K,12Kの内面に形成された溝状ガイド11Kg,12Kgの中心は、略同軸上に位置付けられ、かつ、脚部We1,We2の外径は、溝状ガイド11Kg,12Kgに収まる大きさである。なお、図示しないが、中綴じ方式の場合において用紙Pの浮き上りを押さえるために、第一作動部1及び第二作動部2と連動して降下する適宜の用紙押え手段によって、用紙Pを上から押下するよう構成することがある。
本発明綴じ装置Xでは、上記穿孔刃11K,12Kが用紙Pを穿孔してステッチ挿通孔H1,H2を形成したら、降下していた昇降ブロック11,12はそこで停止させる一方、押圧ブロック21と受台22とが脚部We1,We2を折曲げ形成したステッチS(線材W)を咥えたまま降下する。この降下が進むとステッチS(線材W)の脚部We1,We2が停止している穿孔刃11K,12Kの溝状ガイド11Kg,12Kgに入る。ステッチSの脚部We1,We2が図5の状態から用紙Pに穿孔されたステッチ挿通孔H1,H2にさらに進入して押込まれるために、前記受台22を待避側に後退させるようになっている(図5,図6参照)。
前記受台22が待避後退することによって、第二作動部2の押圧ブロック21はさらに降下し、この押圧ブロック21が用紙Pのステッチ挿通孔H1,H2に対してステッチSを上から押圧して完全に押し込む。このステッチに対する押圧力は、用紙Pの支持台Eの下面に配置した受圧ブロック3が支持する(図6参照)。
すなわち、押圧ブロック21からの押圧力を十分にステッチS及び用紙Pに伝えるために、支持台Eの下面側において、これを受けるための受圧ブロック3が設けられている。受圧ブロック3は、押圧ブロック21からの押圧力を受け止め、同ブロック21が用紙Pに対してステッチSを確実に挿入されるのを補助する(図6参照)。
受圧ブロック3はステッチSが完全に挿入された後、ステッチ両脚部We1,We2の曲げ機構を担う作動ブロック4L,4Rが動作を開始するまでの間に、任意タイミングで一例として支持台Eの後方に向けて待避する。このとき、穿孔刃11K,12Kと押圧ブロック21は、上記の降下した押圧位置に止まっている(図7参照)。
このようにして押圧ブロック21の作動によりステッチSの両脚部We1,We2が用紙Pの挿通孔H1,H2に完全に押込まれたら、この押圧ブロック21の押圧力を支持台Eの下で支えていた受圧ブロック3が待避側(手前側又は向う側若しくは下方)に後退するから、これに引き続いて用紙Pの下面側に突出したステッチSの両脚部We1,We2が、後述する曲げ機構に拠って用紙P側に折曲される(図8参照)。
すなわち、押圧ブロック21が上記押圧位置に止まり、受圧ブロック3が待避したところで、曲げ機構の作動ブロック4L,4Lが、ステッチSの両脚部We1,We2に対して左右方向から互いに近づいて幅寄せ動作をするのである。これによりステッチの両脚部We1,We2がそれぞれ内側へ折り曲げられる(図8参照)。ここで、作動ブロック4L,4Rは、左右から接近するようにスライドして両脚部We1,We2を折曲げたが、図11に模式的に例示するように、作動ブロック4L,4Rを回転させて両脚部We1,We2を折曲する型式の脚部曲げ機構もある。
ここで、折曲機構の作動ブロック4L,4Rは、それ自体が、又は、支持台Eが若しくは両者が超音波振動を発振できるように構成されたものを用いると、線材WないしステッチSは、用紙Pとの間において発生する該振動からの強力な摩擦熱によってこれに塗布ないし含浸された熱可塑性樹脂を溶融すると共に、押圧ブロック21と作動ブロック4L,4Rの間における上下方向からの圧着力によって用紙Pの下面(裏面)とステッチSの両脚部We1,We2を用紙Pに接着、又は、ステッチSの両脚部We1,We2同士を接着することができる(図9参照)。なお、両脚部We1,We2同士の接着例は図示していない。
以上により、非金属製線材Wからなる紙製ステッチSを用いて用紙Pを綴じる動作自体を、完了する。
本発明綴じ方法においては、上述の綴じ動作の後、上記用紙Pに対し連続して綴じ動作を行うために、脚部We1,We2の曲げ及び接着の段階を終えた作動ブロック4L,4Rが元の位置に戻るとき、穿孔刃11K,12Kと押圧ブロック21も上昇して元の位置に戻る。このとき待避していた受台22も待避位置から押圧ブロック21の下方へ戻り、さらに受圧ブロック3も待避箇所から復帰し、隔離状態にある作動ブロック4L,4Rの間へ位置を戻して本発明綴じ装置Xが初期状態(リセット状態)に戻ることになる(図1参照)。なお、穿孔刃11K,12Kの復帰動作は押圧ブロック21の復帰動作に先行して行ってもよい。
本発明綴じ装置Xにおいては、供給される所定長の直線状の線材Wを脚部We1,We2を有するステッチSに成形するとき、昇降ブロック11,12の降下ではなく、線材Wを咥えた第二作動部2の上昇によって直線状の当該線材Wを略コ字状のステッチSに成形することが可能である。
つぎに、上記実施例においては、第二作動部2つの押圧ブロック21と受台22に咥えられた線材Wに対し、第一作動部1の昇降ブロック11,12が降下して線材Wに脚部We1,We2を成形すると共に用紙Pに穿孔H1,H2を明けた後、第二作動部2つの押圧ブロック21が降下してステッチSを穿孔刃H1,H2に押込んでから第一作動部1の昇降ブロック11,12が上昇に転じるようにしていた。
しかし、本発明では第一作動部1の降下で脚部We1,We2を成形し、穿孔刃H1,H2を形成したら、第二作動部2の押圧ブロック21を降下させて、第一作動部の穿孔刃11K,12Kの溝状ガイド11Kg,12Kgに、ステッチSを保持させて穿孔刃11K,12Kとこの刃11K,12Kの溝状ガイド11Kg,12Kgに入った状態のステッチSの脚部We1,We2を一緒に用紙Pの穿孔H1,H2に進入させる態様をとることもできる(図10参照)。
また、上記実施例においては、直線状線材Wを綴じ動作の過程で下向きの略コ字状に成形しこれをステッチSに適用したものであるが、本発明綴じ装置Xにおいては、予め脚部を有するように成形しておいたステッチSを、たとえば従来型の金属製ステッチを用いた綴じ装置と同様の機構を以て、本発明綴じ装置Xに供給するよう構成することもできる。
さらに、昇降ブロック11,12の対向面側に形成した溝11G、12Gの下端部、すなわち、溝の出口端部にはアールを設けることが望ましい。
本発明綴じ装置Xにおいて、当該装置Xを構成する第一作動部1と第二作動部2、並びに、受圧ブロック3と曲げ機構の作動ブロック4L,4Rに実行させる綴じ動作のための一連の動作は、図示しない適宜の連動リンク機構によって連関・連繋させ、紙製線材Wを咥える綴じ始めから脚部We1,We2を折曲げて接着する綴じ終りまでの動作を一連に行うようにすることができる。
本実施例において、使用するステッチSは紙縒体又はバルカナイズド・ファイバー紙によって形成したものであるが、他の植物系パーチメント紙などファイバー紙により形成したものでもよい。
本発明は以上の通りであって、穿孔刃を以て線材を切断するようにした従来の綴じ機構ないし綴じ仕組みには拠らず、また、昇降ブロックの左右方向に穿設された送り孔の双方に非金属線材を予め貫通させ、適宜の切断手段によってまず適当な長さにこれを切断してからステッチを成形する改良タイプの綴じ機構ないし綴じ仕組みにも拠らずに紙製ステッチによる用紙の綴じを実現できる発明である。
すなわち、本発明は、必要な長に切断されてから第二作動部に供給される紙製線材を第一作動部の動作で両脚を有するステッチに成形しながら当該両脚用の挿通孔を用紙に先に穿孔し、その孔に成形したステッチの両脚部を第二作動部の動作で挿入するようにしたから、ステッチの両脚がその挿通孔に確実に挿入される。これにより用紙に紙製ステッチを完全に押込み、押込まれたステッチの脚部を折曲げて接着固定することが可能になる。また、第一作動部の開放された連接部から紙製線材の第二作動部への供給を容易かつ確実に行うことができるので、紙製ステッチであっても、金属製ステッチの綴じ動作に遜色ない確実かつ正確な綴じ動作を実現できるし、綴じ機構を至って簡潔な構造にすることができる。従って、本発明は紙製ステッチを用いた用紙の綴じ装置及び綴じ方法に適用して有用である。
X 本発明綴じ装置
1 第一作動部
11,12 昇降ブロック
2 第二作動部
21 押圧ブロック
22 受け台(ステッチ脚部の成形部)
3 受圧ブロック
4L,4R 曲げ機構の作動ブロック
E 用紙Pの支持台
P 用紙
H1,H2 用紙Pに明けた穿孔
W 非金属製線材(紙製線材)
S 紙製ステッチ
We1,Wel2 ステッチSの脚部

Claims (12)

  1. 用紙を下から支持する用紙支持台と、該支持台に対し垂直方向に昇降する第一作動部と、前記支持台に対し第一作動部と同方向に独立して昇降する第二作動部を備えた用紙の綴じ装置において、
    第一作動部は、左右で互に離隔配置され一緒に昇降する左右一組の昇降ブロックを具備し、
    左右の昇降ブロックは、その対向面に平面視断面略半円形状で直線状のガイド溝を有すると共に、当該ブロックの下端部から下方へ向いた連接部を介して前記ガイド溝と同軸上でガイド溝と同じ断面の溝状ガイドを有する先端を尖鋭に形成した穿孔刃を備え、かつ、前記連接部は、前面側が開放されていて前記昇降ブロックと穿孔刃とを一体に接続する役割を有し、
    第二作動部は、前記昇降ブロックと連接部を介した穿孔刃に挟まれて配置され、当該作動部の側面側又は正面側から前記連接部の開放部位を通って供給される紙製ステッチ用の線材を上下から挟む態様で咥える上位の押圧ブロックと、下位の受台を兼用したステッチ脚部の成形ブロックとを具備しており、
    前記第二作動部がその押圧ブロックと成形ブロックを上,下に開き側面又は正面から供給される前記線材を咥えて保持しているとき、第一作動部の昇降ブロックが、穿孔刃と一緒に第二作動部の押圧ブロックと脚部成形ブロックに沿って降下することにより、咥えられた線材の両側部を脚部成形ブロックの両外側に押付けて曲げ、当該線材を脚部を有するステッチに成形すると共に、当該昇降ブロックをさらに降下させて穿孔刃に用紙を穿孔させる、
    前記穿孔刃によって用紙が穿孔されたら、当該穿孔刃の先端を前記穿孔の近傍乃至上位に位置付ける一方、左右に脚部が成形されたステッチを咥えた第二作動部を降下させる、
    咥えたステッチの脚部が穿孔刃の溝状ガイドを経由して前記穿孔に入ったとき、第二作動部の脚部成形ブロックを兼ねた受台を待避側に後退させる一方、押圧ブロックだけをそのまま降下させて用紙の穿孔に対し前記ステッチを押込む、
    ステッチの両脚部が用紙の穿孔に押込まれたら、当該脚部を用紙裏面に配置された脚部曲げ機構によって用紙側に折曲げるようにした、
    ことを特徴とする綴じ装置。
  2. 用紙を下から支持する用紙支持台と、該支持台に対し垂直方向に昇降する第一作動部と、前記支持台に対し第一作動部と同方向に独立して昇降する第二作動部を備えた用紙の綴じ装置において、
    第一作動部は、左右で互に離隔配置され一緒に昇降する左右一組の昇降ブロックを具備し、
    左右の昇降ブロックは、その対向面に平面視断面略半円形状で直線状のガイド溝を有すると共に、当該ブロックの下端部から下方へ向いた連接部を介して前記ガイド溝と同軸上でガイド溝と同じ断面の溝状ガイドを有する先端を尖鋭に形成した穿孔刃を備え、かつ、前記連接部は、前面側が開放されていて前記昇降ブロックと穿孔刃とを一体に接続する役割を有しており、
    第二作動部は、前記昇降ブロックと連接部を介した穿孔刃に挟まれて配置され、当該作動部の側面側又は正面側から前記連接部の開放部位を通って供給される紙製ステッチ用の線材を上下から挟む態様で咥える上位の押圧ブロックと、下位の受台を兼用したステッチ脚部の成形ブロックとを具備し、
    前記第二作動部がその押圧ブロックと成形ブロックを上,下に開き側面又は正面から供給される前記線材を咥えて保持しているとき、第一作動部の昇降ブロックが、穿孔刃と一緒に第二作動部の押圧ブロックと脚部成形ブロックに沿って降下することにより、咥えられた線材の両側部を脚部の成形ブロックの両外側に押付けて曲げ、当該線材を脚部を有するステッチに成形すると共に、当該昇降ブロックがさらに降下して穿孔刃が用紙を穿孔する、
    前記穿孔刃によって用紙が穿孔されたら、当該穿孔刃の先端を前記穿孔の近傍に位置付けて昇降ブロックの動作を止めると同時に、左右に脚部が成形されたステッチを咥えている第二作動部を降下させる、
    前記第二作動部が降下して咥えているステッチの脚部の全部が前記穿孔刃の溝状ガイドに収嵌されたら、第二作動部の脚部成形ブロックを兼ねた受台を待避側に後退させ、押圧ブロックと穿孔刃を一緒に降下させて用紙の穿孔にステッチを押し込む、
    ステッチの両脚部が用紙の穿孔に押し込まれたら、穿孔刃を上昇させる一方、前記ステッチ脚部を用紙裏面に配置された脚部曲げ機構によって用紙側に折曲げるようにした、
    ことを特徴とする綴じ装置。
  3. 用紙の支持台は超音波振動手段を備えており、紙製ステッチに塗布ないし含浸された接着剤を超音波振動により硬化させ、ステッチ脚部を用紙に又は脚部同士で接着するようにした請求項1又は2に記載の綴じ装置。
  4. 用紙の前記支持台は、前記超音波振動手段と併用して、又は、単独で、前記紙製ステッチに塗布又は含浸された熱硬化性接着剤を硬化させるヒーターを組み込んだ請求項1又は2に記載の綴じ装置。
  5. ステッチ脚部の曲げ機構は、ステッチの両先端部を折曲して用紙に圧着させる左右一対の圧着ブロックにより構成し、該圧着ブロックは、ステッチ両先端の脚部を折曲するための左右スライド動作と、脚部を用紙に接着又は脚部同士を接着するための上下動作をそれぞれ独立して行うように構成した請求項1〜4のいずれか一項に記載の綴じ装置。
  6. 折曲と接着を左右スライドの一動作で行うようにした請求項5に記載の綴じ装置。
  7. ステッチ脚部の曲げ機構は、支持台の下面側に組み込まれた一対のステッチ圧着体により形成し、当該圧着体をステッチ脚部の折曲げ方向に回転させることにより、ステッチ両脚部を折曲して用紙に接着するか又は脚部同士を接着するようにした請求項1〜4のいずれか一項に記載の綴じ装置。
  8. ステッチ脚部の曲げ機構を構成する圧着ブロック又はステッチ圧着体は、超音波振動するか又は超音波振動が伝達されるようにした請求項5〜7のいずれか一項に記載の綴じ装置。
  9. 圧着ブロック又はステッチ圧着体には、紙製ステッチに塗布又は含浸させた熱硬貨性接着剤を硬化させるヒーターを組込んだ請求項5〜8のいずれか一項に記載の綴じ装置。
  10. 昇降ブロックの各対向面側に設けたガイド溝は下端部にアールを形成した請求項1〜9のいずれか一項に記載の綴じ装置。
  11. 昇降ブロックが一体に備えた穿孔刃によって紙製ステッチの挿通孔を用紙に穿孔してから、両端部が折り曲げられて下向き略コ字状に挿込脚を形成した紙製ステッチを、前記用紙のステッチ挿通孔に押し込み、前記用紙から突出した挿込脚を互いに内側に折り曲げ、挿込脚同士を接着するか又は挿込脚を用紙に接着することを特徴とする用紙の綴じ方法。
  12. 紙製ステッチは、バルカナイズファイバー紙又は生分解プラスチックからなる線材、若しくは和紙を撚った紙縒り材によって形成したものである請求項11に記載の綴じ方法。
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