JPWO2013140489A1 - 訪問診療支援方法及びプログラム - Google Patents

訪問診療支援方法及びプログラム

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Abstract

訪問診療支援方法は、患者ごとに当該患者を担当する複数の医師の識別情報を記憶する患者情報記憶部を参照して、訪問先の第一の患者に対する複数の医師のそれぞれの識別情報を特定し、医師の識別情報ごとに患者の訪問実績を記憶する実績記憶部を参照して、前記第一の患者に対する複数の医師のそれぞれの識別情報の中から、前記第一の患者を未訪問の医師の識別情報を特定し、前記未訪問の医師の識別情報が特定されない場合に、前記第一の患者に対する主治医の選択指示を出力する処理をコンピュータが実行する。

Description

本発明は、訪問診療支援方法及びプログラムに関する。
訪問診療又は在宅診療と呼ばれる診療形態においては、医師が患者宅を訪問して診療を行う。患者宅の訪問日は、例えば、第一及び第三木曜日等、定期的に決められる場合が多い。通常、患者の訪問は、当該患者の主治医が担当する。但し、訪問日が予め定期的に決められているため、一人の医師が常に訪問を担当するのは困難である。緊急の事情等によって、当該医師が訪問予定日に都合がつかない可能性も有るからである。このような事情も一要因として、訪問診療においては、一人の患者に対して複数の医師等がチームとして割り当てられる場合がある。この場合、一人の患者に対して割り当てられた複数の医師の中から、当該患者の主治医が決定される。
特開2003−296450号公報 特開2004−194759号公報
主治医が決定された後は、患者の訪問は、基本的に主治医によって行われる。但し、患者の治療方針等については、主治医と、チーム内の医師等との間で相談が行われる。また、主治医が訪問できない場合は、チーム内の他の医師が急遽訪問を担当することになる。したがって、主治医以外の医師についても、患者の状態を把握している必要がある。
患者の状態を把握する上で、カルテ等を参照して、患者に関するデータを把握するだけでは不十分である。実際に患者を診療して、患者自体を直接知っていることが重要である。
そこで、一側面では、同じ患者を担当する複数の医師による患者の状態の把握を支援することを目的とする。
一つの案では、訪問診療支援方法は、患者ごとに当該患者を担当する複数の医師の識別情報を記憶する患者情報記憶部を参照して、訪問先の第一の患者に対する複数の医師のそれぞれの識別情報を特定し、医師の識別情報ごとに患者の訪問実績を記憶する実績記憶部を参照して、前記第一の患者に対する複数の医師のそれぞれの識別情報の中から、前記第一の患者を未訪問の医師の識別情報を特定し、前記未訪問の医師の識別情報が特定されない場合に、前記第一の患者に対する主治医の選択指示を出力する処理をコンピュータが実行する。
一態様によれば、同じ患者を担当する複数の医師による患者の状態の把握を支援することができる。
本発明の実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における訪問診療支援装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における訪問診療支援装置の機能構成例を示す図である。 訪問診療支援装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 患者情報記憶部の構成例を示す図である。 訪問スケジュール一覧画面の表示例を示す図である。 チーム情報記憶部の構成例を示す図である。 スタッフ情報記憶部の構成例を示す図である。 スケジュール情報記憶部の構成例を示す図である。 未訪問の担当医が存在する場合の訪問医割当画面の表示例を示す図である。 主治医設定画面の表示例を示す図である。 主治医が決定済みの場合の訪問医割当画面の表示例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。図1において、訪問診療支援装置10と一以上のユーザ端末20とは、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークを介して通信可能とされている。
訪問診療支援装置10は、訪問診療に関して必要とされる各種の作業を支援するための処理を実行するコンピュータである。本実施の形態において、訪問診療支援装置10は、訪問診療の対象である患者の主治医を決定する作業や、患者宅の訪問を担当する医師を決定する作業等を支援する。訪問診療とは、在宅診療とも呼ばれ、医師が患者宅を定期的に訪問して診療を行う診療形態をいう。以下、訪問を担当する医師を「訪問医」という。
なお、複数のコンピュータが訪問診療支援装置10を構成してもよい。また、訪問診療支援装置10は、一つの病院等の医療機関内に設置されていてもよいし、例えば、インターネットを介してクラウドサービスを提供するコンピュータとして、データセンタ等に設置されてもよい。
本実施の形態では、一人の患者に対して一つの診療チームが割り当てられる。診療チームとは、複数の医師やアシスタント等の医療スタッフの集合をいう。一つの診療チームに属する複数の医師の中から、当該診療チームに係る患者に対する主治医が決定される。通常、患者の訪問は主治医が担当する。但し、主治医の都合がつかない場合は、同じ診療チームに属する他の医師によって、訪問が代行される。
ユーザ端末20は、訪問診療を行っている医療機関において利用されるPC(Personal Computer)等のコンピュータである。携帯電話、スマートフォン、又はタブレット型端末等、通信機能を有し、通信によって取得されたデータを表示可能な情報端末等が、ユーザ端末20として用いられてもよい。本実施の形態では、訪問診療のために患者宅の訪問医を決定する調整係が、ユーザ端末20のユーザとなる。
図2は、本発明の実施の形態における訪問診療支援装置のハードウェア構成例を示す図である。図2の訪問診療支援装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
訪問診療支援装置10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って訪問診療支援装置10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
図3は、本発明の実施の形態における訪問診療支援装置の機能構成例を示す図である。図3において、訪問診療支援装置10は、要求受信部11、検索部12、登録部13、表示データ生成部14、及び応答返信部15等を有する。これら各部は、訪問診療支援装置10にインストールされた一以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。訪問診療支援装置10は、また、患者情報記憶部16、チーム情報記憶部17、スケジュール情報記憶部18、及びスタッフ情報記憶部19等を利用する。これら各記憶部は、補助記憶装置102、又は訪問診療支援装置10にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。
要求受信部11は、ユーザ端末20から送信される要求を受信する。検索部12は、受信された要求に応じた検索処理等を、各記憶部に対して実行する。登録部13は、受信された要求に応じた情報の登録を、各記憶部に対して実行する。表示データ生成部14は、検索部12による検索結果等を表示させる表示データを生成する。表示データのデータ形式は所定のものに限定されない。例えば、表示データのデータ形式として、HTML(HyperText Markup Language)データが利用されれば、ユーザ端末20は、Webブラウザを有していればよい。応答返信部15は、表示データ生成部14によって生成される表示データを含む応答を、ユーザ端末20に返信する。
患者情報記憶部16は、訪問診療の対象とされている患者の属性情報等を記憶する。患者情報記憶部16において、各患者と各診療チームとの対応付け情報や、各患者の訪問周期を示す情報等が記憶される。チーム情報記憶部17は、各診療チームの構成情報を記憶する。診療チームの構成情報とは、当該診療チームを構成する医療スタッフを識別する情報である。スケジュール情報記憶部18は、患者に対する過去の訪問実績や、未来の訪問予定等を示す情報を記憶する。スタッフ情報記憶部19は、各医療スタッフの属性情報を記憶する。
以下、訪問診療支援装置10が実行する処理手順について説明する。図4は、訪問診療支援装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図4の処理は、当該処理が実行される翌日に訪問予定の患者に対する訪問医が決定される際に実行される。なお、患者に対する訪問とは、患者宅への訪問を意味する。
ステップS101において、要求受信部11は、ユーザ端末20より送信される、翌日の訪問スケジュールの取得要求を受信する。ユーザ端末20は、例えば、ユーザによる指示入力に応じて当該取得要求を送信する。
続いて、検索部12は、翌日に訪問予定の患者の一覧情報を、患者情報記憶部16より検索する(S102)。
図5は、患者情報記憶部の構成例を示す図である。図5において、患者情報記憶部16は、患者ごとに、患者ID、患者名、主治医ID、診療チームID、及び定期訪問周期等を記憶する。
患者IDは、患者の識別情報である。患者名は、患者の氏名である。主治医IDは、患者の主治医のスタッフIDである。スタッフIDとは、医療スタッフの識別情報である。なお、主治医IDに値が登録されていない状態は、主治医が決定されていないことを示す。診療チームIDは、患者の診療を担当する診療チームの識別情報である。定期訪問周期は、患者に対する定期的な訪問の周期である。なお、定期訪問周期に含まれている時間帯は、当該時間帯において、患者の都合が良いことを示す。したがって、例えば、「富士 六太」さんに関して、9:00〜17:00の間を通して診療が行われることを意味するものではない。
ステップS102では、定期訪問周期に基づいて訪問日であると特定される日が、翌日に該当するレコードが、患者情報記憶部16より検索される。
続いて、表示データ生成部14は、検索部12による検索結果に基づいて、翌日の訪問予定の患者の一覧を含み、各患者に対する訪問医を選択させるための画面を表示させる表示データを生成する(S103)。当該画面を、以下「訪問スケジュール一覧画面」という。続いて、応答返信部15は、生成された表示データを含む応答をユーザ端末20に返信する(S104)。ユーザ端末20は、当該応答の受信に応じ、当該応答に含まれている表示データに基づいて、訪問スケジュール一覧画面を表示させる。
図6は、訪問スケジュール一覧画面の表示例を示す図である。図6において、訪問スケジュール一覧画面510には、患者ごとに、訪問時間、患者名、訪問医、及び訪問医割当ボタン511〜513が表示されている。
訪問時間及び患者名は、患者情報記憶部16の定期訪問周期又は患者名の項目より取得された値である。訪問医の項目は、空となっている。訪問医は、これから割り当てられるからである。訪問医割当ボタン511〜513は、患者に対する訪問医の割り当て作業を実行させるためのボタンである。
例えば、「富士 六太」さんに対する訪問医を割り当てるべく、訪問医割当ボタン513が押下されると、ユーザ端末20は、「富士 六太」さんの患者IDが指定された、訪問医割当画面の取得要求を訪問診療支援装置10に送信する。すなわち、訪問医割当ボタン511〜513のそれぞれには、各患者の患者IDが指定された、訪問医割当画面の取得要求の送信命令が、表示データにおいて対応付けられている。
ステップS105において、訪問診療支援装置10の要求受信部11は、訪問医割当画面の取得要求を受信する。続いて、検索部12は、当該取得要求に指定されている患者IDに係る患者の担当医を、患者情報記憶部16、チーム情報記憶部17、及びスタッフ情報記憶部19に基づいて特定する(S106)。以下、当該取得要求に指定されている患者IDを、「対象患者ID」という。
具体的には、対象患者IDに対応付けられている診療チームIDが患者情報記憶部16(図5)より取得される。ここでは、「富士 六太」さんに対応付けられている診療チームIDである「T0000002」が取得される。
次に、当該診療チームIDに対応付けられているスタッフIDが、チーム情報記憶部17より取得される。
図7は、チーム情報記憶部の構成例を示す図である。図7において、チーム情報記憶部17は、診療チームIDごとに、1以上のスタッフIDを記憶する。すなわち、チーム情報記憶部17には、診療チームを構成する医療スタッフのスタッフIDが、当該診療チームの診療チームIDに対応付けられて記憶されている。なお、一人の医療スタッフが、複数の診療チームに属する場合も有る。
ここでは、診療チームID「T0000002」に対応付けられているスタッフIDである、「D0000001」及び「D0000003」が取得される。
次に、チーム情報記憶部17より取得されたスタッフIDに係る医療スタッフの属性情報が、スタッフ情報記憶部19より取得される。
図8は、スタッフ情報記憶部の構成例を示す図である。図8において、スタッフ情報記憶部19は、医療スタッフごとに、スタッフID、職種、及び氏名等を記憶する。
ここでは、スタッフID「D0000001」又は「D0000003」に係る属性情報であって、「職種」の値が「医師」である属性情報が取得される。したがって、「富士 太郎」の属性情報と、「富士 七子」の属性情報とが取得される。当該二人が、対象患者IDに係る患者の担当医として特定される。
続いて、検索部12は、担当医の中で、対象患者IDに係る患者を未訪問の医師の存否を、スケジュール情報記憶部18を参照して判定する(S107)。
図9は、スケジュール情報記憶部の構成例を示す図である。図9において、スケジュール情報記憶部18は、訪問実績又は訪問予定ごとに、スケジュールID、患者ID、訪問医ID、訪問日、及び訪問時間等を記憶する。
スケジュールIDは、各訪問実績又は各訪問予定の識別情報である。患者IDは、訪問先の患者の患者IDである。訪問医IDは、訪問医のスタッフIDである。訪問日は、訪問が行われた、又は訪問予定の日付である。訪問時間は、訪問が行われた時間である。すなわち、本実施の形態では、訪問実績を示すレコードに、訪問時間が記憶されている。
ステップS107では、スケジュール情報記憶部18において、対象患者IDを「患者ID」の値として含むレコードの中から、ステップS106において特定された各担当医のスタッフIDを「訪問医ID」の値として含むレコードが検索すされる。当該検索結果に基づいて、未訪問の医師の存否が判定される。すなわち、該当するレコードが検索された担当医は、訪問済みであると判定される。該当するレコードが検索されない担当医は、未訪問であると判定される。
図9では、「富士 六太」さんの患者IDである「P0000003」に対して訪問済みの医師は、スタッフIDが「D0000001」の医師(富士 太郎)である。換言すれば、スタッフIDが「D0000003」である医師(富士 七子)は、「富士 六太」さんの訪問実績が無い。したがって、未訪問の担当医は存在すると判定される。
未訪問の担当医が存在する場合(S107でYes)、表示データ生成部14は、ステップS106及びS107の処理結果に基づいて、訪問医割当画面を表示させる表示データを生成する(S108)。続いて、応答返信部15は、生成された表示データを含む応答をユーザ端末20に返信する(S109)。ユーザ端末20は、当該応答の受信に応じ、当該応答に含まれている表示データに基づいて、訪問医割当画面を表示させる。
図10は、未訪問の担当医が存在する場合の訪問医割当画面の表示例を示す図である。図10において、訪問医割当画面520aは、訪問医を選択させるためのリストボックス521等を含む。リストボックス521には、ステップS106において特定された各担当医の氏名が選択肢として表示されている。図10では、訪問済みの医師と未訪問の医師とが区別可能とされている。未訪問の医師の氏名である「富士 七子」のみが選択可能とされている。換言すれば、訪問済みの医師の氏名である「富士 太郎」は選択不能とされている。その結果、未訪問の医師が強制的に選択される。但し、実際問題を考慮すると、未訪問の医師が、必ずしも翌日の都合が付くとは限らない。したがって、未訪問の医師と訪問済みの医師とが区別可能な状態であれば、訪問済みの医師も選択可能とされてもよい。ユーザ端末20のユーザは、未訪問の医師に対して優先的に翌日の訪問を打診して、訪問医を選択する。
訪問医割当画面520aのリストボックス521において訪問医が選択され、OKボタン522が押下されると、ユーザ端末20は、対象患者IDと、リストボックス521において選択された訪問医のスタッフIDとが指定された、訪問医の登録要求を訪問診療支援装置10に送信する。
ステップS117において、訪問診療支援装置10の要求受信部11は、訪問医の登録要求を受信する。続いて、登録部13は、当該登録要求に指定されている患者IDを及びスタッフIDを、「患者ID」又は「訪問医ID」の値とするレコードを、スケジュール情報記憶部18に追加登録する(S118)。当該レコードのスケジュールIDは、自動的に割り当てられる。当該レコードの訪問日には、翌日の日付が記憶される。当該レコードの訪問時間は、空のままである。本実施の形態において、訪問時間は、訪問が実際に行われた後に入力されるからである。
なお、ステップS102において検索されるレコードは、定期訪問周期によって特定される訪問日が、翌日に該当するレコードの中で、翌日に関する訪問予定のレコードがスケジュール情報記憶部18に記憶されていない患者に係るレコードに絞り込まれてもよい。すなわち、ステップS102において検索されるレコードは、訪問医が決定されていない患者に係るレコードに絞り込まれてもよい。
一方、ステップS107において、対象患者IDに係る患者に対して未訪問の医師は存在しないと判定される場合(S107でNo)、検索部12は、当該患者の主治医は決定済みであるか否かを判定する(S110)。主治医が決定済みであるか否かは、患者情報記憶部16において、対象患者IDに対して主治医IDが記憶されているか否かに基づいて判定可能である。
例えば、図6に示される訪問スケジュール一覧画面510において、「富士 五花」さんに対応する訪問医割当ボタン512が押下された場合、対象患者IDに係る患者に対して未訪問の医師は存在しないと判定される。但し、図5より明らかなように、「富士 五花」さんの主治医は決定済みではない。したがって、この場合、ステップS111に進む。
ステップS111において、表示データ生成部14は、主治医設定画面を表示させる表示データを生成する。続いて、応答返信部15は、生成された表示データを含む応答をユーザ端末20に返信する(S112)。当該応答は、主治医の選択指示の一例である。ユーザ端末20は、当該応答の受信に応じ、当該応答に含まれている表示データに基づいて、主治医設定画面を表示させる。
図11は、主治医設定画面の表示例を示す図である。図11において、主治医設定画面530には、リストボックス531等を含む。リストボックス531は、主治医設定画面530に患者ID及び患者名が表示されている患者に対する主治医を選択させるための表示要素である。リストボックス531には、ステップS106において特定された担当医が選択肢として含まれている。ユーザは、例えば、適宜関係者と連絡をとり、選択肢の中から主治医を選択する。
このように、本実施の形態の訪問診療支援装置10は、或る患者を担当する診療チームに属する全ての医師が当該患者を訪問した後でなければ、主治医の設定を行わせない。換言すれば、主治医が決定されるまでに、診療チームの属する全ての医師が患者を訪問し、患者を直接診療することが保証される。したがって、同じ患者を担当する複数の医師による患者の状態の把握を支援することができる。
リストボックス531を介した主治医の選択後、OKボタン532が押下されると、ユーザ端末20は、主治医として選択された医師のスタッフIDと、対象患者IDとが指定された主治医の登録要求を、訪問診療支援装置10に送信する。
ステップS113において、訪問診療支援装置10の要求受信部11は、主治医の登録要求を受信する。続いて、登録部13は、主治医の登録要求に指定されている対象患者IDに対応付けて、当該登録要求に指定されているスタッフIDを、患者情報記憶部16の「主治医ID」に記憶する(S114)。
続いて、表示データ生成部14は、ステップS108と同様の手順で、訪問医割当画面の表示データを生成する(S115)。但し、ここでは、主治医が決定済みであるため、主治医が選択された状態が初期状態となるように、当該表示データが生成されてもよい。続いて、応答返信部15は、生成された表示データを含む応答をユーザ端末20に返信する(S116)。ユーザ端末20は、当該応答の受信に応じ、当該応答に含まれている表示データに基づいて、訪問医割当画面を表示させる。
図12は、主治医が決定済みの場合の訪問医割当画面の表示例を示す図である。図12中、図10と同一部分又は対応する部分には同一符号が付されている。
図12に示される訪問医師割当画面520bでは、リストボックス521において、誰が主治医であるかが区別可能とされている。また、上記したように、リストボックス521において、主治医が選択された状態が、訪問医師割当画面520bの初期状態とされてもよい。
ユーザ端末20のユーザは、例えば、主治医を優先的に訪問医として選択する。例えば、ユーザは、主治医に連絡をとり、翌日のスケジュールを確認し、主治医の都合が付けば、主治医を訪問医とする。主治医の都合が付かない場合、主治医以外の医師が訪問医として選択される。
リストボックス521において訪問医が選択され、OKボタン522が押下されると、上記したステップS117及びS118が実行される。
一方、ステップS110において、対象患者IDに係る患者の主治医は決定済みであると判定される場合(S110でYes)、ステップS110に続いてステップS115以降が実行される。
例えば、図6に示される訪問スケジュール一覧画面510において、「富士 四郎」さんに対応する訪問医割当ボタン512が押下された場合、図5より明らかなように、対象患者IDに係る患者の主治医は決定済みである。したがって、「富士 四郎」さんに関しては、ステップS110に続いてステップS115以上が実行される。但し、「富士 四郎」さんについても、過去にステップS111以降が実行されることにより、主治医が決定されている。
上述したように、本実施の形態によれば、同一の診療チームに属する全ての医師が患者の訪問を経験した後に、当該患者の主治医が決定される。また、未訪問の医師が存在する場合は、当該医師が優先的に訪問医として選択されるように訪問医割当画面520aが表示される。したがって、同じ患者を担当する複数の医師による患者の状態の把握を支援することができる。
すなわち、主治医の決定後は、基本的に主治医の都合が悪くない限り主治医によって訪問が行われる。したがって、主治医が決定された後に、他の医師に訪問を担当させる機会は減ってしまう。本実施の形態では、そのような事情を考慮して、主治医の決定前に、同一の診療チームに属する全ての医師による訪問が半強制的に実現されるように構成されている。
なお、本実施の形態において、スケジュール情報記憶部18は、実績情報記憶部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 訪問診療支援装置
11 要求受信部
12 検索部
13 登録部
14 表示データ生成部
15 応答返信部
16 患者情報記憶部
17 チーム情報記憶部
18 スケジュール情報記憶部
19 スタッフ情報記憶部
20 ユーザ端末
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
B バス

Claims (3)

  1. 患者ごとに当該患者を担当する複数の医師の識別情報を記憶する患者情報記憶部を参照して、訪問先の第一の患者に対する複数の医師のそれぞれの識別情報を特定し、
    医師の識別情報ごとに患者の訪問実績を記憶する実績記憶部を参照して、前記第一の患者に対する複数の医師のそれぞれの識別情報の中から、前記第一の患者を未訪問の医師の識別情報を特定し、
    前記未訪問の医師の識別情報が特定されない場合に、前記第一の患者に対する主治医の選択指示を出力する処理をコンピュータが実行する訪問診療支援方法。
  2. 前記未訪問の医師の識別情報が特定された場合は、当該未訪問の医師の識別情報を訪問担当の候補として出力する処理を前記コンピュータが実行する請求項1記載の訪問診療支援方法。
  3. 患者ごとに当該患者を担当する複数の医師の識別情報を記憶する患者情報記憶部を参照して、訪問先の第一の患者に対する複数の医師のそれぞれの識別情報を特定し、
    医師の識別情報ごとに患者の訪問実績を記憶する実績記憶部を参照して、前記第一の患者に対する複数の医師のそれぞれの識別情報の中から、前記第一の患者を未訪問の医師の識別情報を特定し、
    前記未訪問の医師の識別情報が特定されない場合に、前記第一の患者に対する主治医の選択指示を出力する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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