JP2019028969A - センサ管理ユニット、方法及びプログラム - Google Patents

センサ管理ユニット、方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019028969A
JP2019028969A JP2017225795A JP2017225795A JP2019028969A JP 2019028969 A JP2019028969 A JP 2019028969A JP 2017225795 A JP2017225795 A JP 2017225795A JP 2017225795 A JP2017225795 A JP 2017225795A JP 2019028969 A JP2019028969 A JP 2019028969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensing data
metadata
management unit
sensor management
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017225795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6424942B1 (ja
Inventor
利彦 小田
Toshihiko Oda
利彦 小田
哲二 大和
Tetsuji Yamato
哲二 大和
丈嗣 内藤
Joji Naito
丈嗣 内藤
相烈 李
Sang Youl Lee
相烈 李
亮太 山田
Ryota Yamada
亮太 山田
修一 三角
Shuichi Misumi
修一 三角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to CN201880035070.7A priority Critical patent/CN110678910B/zh
Priority to PCT/JP2018/023419 priority patent/WO2019026453A1/ja
Priority to EP18841007.0A priority patent/EP3664055B1/en
Priority to US16/618,413 priority patent/US11270322B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6424942B1 publication Critical patent/JP6424942B1/ja
Publication of JP2019028969A publication Critical patent/JP2019028969A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0201Market modelling; Market analysis; Collecting market data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/907Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/957Browsing optimisation, e.g. caching or content distillation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/02Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/12Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom

Abstract

【課題】センシングデータの利用価値をより高めることが可能なセンサ管理ユニット、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】センサ管理ユニットは、第1センサが対象を観測することよって得られた第1センシングデータをセンサ管理ユニットの外部に設けられた外部装置に送信するように構成されたセンサ管理ユニットであって、プロセッサと、プログラムを記憶するように構成されたメモリとを備え、メモリは、第1センシングデータと関連付けられるメタデータの複数の候補の各々の取得条件を規定する取得条件情報を記憶するように構成されており、プログラムは、取得条件に従って、複数の候補の一部又は全部のメタデータを取得するステップと、取得された第1センシングデータと、取得されたメタデータとを関連付けて外部装置に送信するステップとをプロセッサに実行させるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサ管理ユニット、方法及びプログラムに関する。
特許第5445722号公報(特許文献1)は、センサによって得られたセンシングデータを利用するセンサネットワークを開示する。このセンサネットワークにおいては、センシングデータが流通する。すなわち、このセンサネットワークにおいては、データ提供者がデータ利用者にセンシングデータを提供する(特許文献1参照)。
特許第5445722号公報
上記特許文献1に開示されているセンサネットワークにおいて、データ利用者は、データ提供者からセンシングデータを取得する。しかしながら、センシングデータがセンサによって得られた背景が不明である場合には、たとえば、データの信頼性を検証できない等の理由により、データ利用者が、取得したセンシングデータを有効に活用することができない可能性がある。すなわち、この場合には、取得されたセンシングデータの利用価値は必ずしも高くないといえる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、センシングデータの利用価値をより高めることが可能なセンサ管理ユニット、方法及びプログラムを提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本発明の一側面に係るセンサ管理ユニットは、第1センサが対象を観測することよって得られた第1センシングデータをセンサ管理ユニットの外部に設けられた外部装置に送信するように構成されたセンサ管理ユニットであって、プロセッサと、プロセッサによって実行されるプログラムを記憶するように構成されたメモリとを備え、メモリは、第1センシングデータと関連付けられるメタデータの複数の候補の各々の取得条件を規定する取得条件情報を記憶するように構成されており、プログラムは、第1センシングデータを取得する第1取得ステップと、取得条件に従って、複数の候補の一部又は全部のメタデータを取得する第2取得ステップと、取得された第1センシングデータと、取得されたメタデータとを関連付けて外部装置に送信する送信ステップとをプロセッサに実行させるように構成されている。
このセンサ管理ユニットにおいては、メタデータの複数の候補の各々の取得条件が記憶されており、適切なメタデータが第1センシングデータに関連付けられる。適切なメタデータが第1センシングデータに関連付けられることによって、第1センシングデータの利用者(たとえば、外部装置の所有者や、外部装置から第1センシングデータを取得した取得者)は、第1センシングデータが第1センサによって得られた背景をより正確に把握することができるため、第1センシングデータを利用した分析等をより正確に行なうことができる。すなわち、このセンサ管理ユニットによれば、適切なメタデータを第1センシングデータに関連付けることによって、第1センシングデータの利用価値をより高めることができる。
上記一側面に係るセンサ管理ユニットは、複数の候補のうち一部又は全部のメタデータの選択を受け付けるように構成された入力インターフェースをさらに備えてもよく、送信ステップは、取得された第1センシングデータと、入力インターフェースを介して選択されたメタデータとを関連付けて外部装置に送信するステップであってもよい。
このセンサ管理ユニットにおいては、第1センシングデータに関連付けるメタデータが選択される。したがって、このセンサ管理ユニットによれば、たとえばユーザが適切と考えるメタデータを第1センシングデータに関連付けることができる。
上記一側面に係るセンサ管理ユニットは、複数の候補のうち一部又は全部のメタデータの選択を受け付けるように構成された入力インターフェースをさらに備えてもよく、第2取得ステップは、入力インターフェースを介して選択されたメタデータを、取得条件に従って取得するステップであってもよい。
このセンサ管理ユニットにおいては、第1センシングデータに関連付けるメタデータが選択される。したがって、このセンサ管理ユニットによれば、たとえばユーザが適切と考えるメタデータを第1センシングデータに関連付けることができる。
上記一側面に係るセンサ管理ユニットにおいて、複数の候補は、インターネット上のウェブサイトに保存される、センサ管理ユニットのユーザを特定可能な個人情報を含んでもよい。
このセンサ管理ユニットにおいては、ウェブサイトに登録されているユーザの個人情報を、メタデータとして第1センシングデータに関連付けることが可能である。この場合に、第1センシングデータの利用者は、メタデータを参照することによって、第1センシングデータが得られた背景について、ユーザの個人情報にまで踏み込んで理解することができるため、第1センシングデータを利用した分析等をより正確に行なうことができる。すなわち、このセンサ管理ユニットによれば、ウェブサイトに登録されている個人情報を第1センシングデータに関連付けることによって、第1センシングデータの利用価値をより高めることができる。
上記一側面に係るセンサ管理ユニットにおいて、複数の候補は、インターネット上のウェブサイトに保存される、センサ管理ユニットのユーザによるウェブサイトの利用履歴を含んでもよい。
このセンサ管理ユニットにおいては、ユーザによるウェブサイトの利用履歴を、メタデータとして第1センシングデータに関連付けることが可能である。この場合に、第1センシングデータの利用者は、メタデータを参照することによって、第1センシングデータが得られた背景について、ユーザによるウェブサイトの利用履歴(たとえば、ショッピングサイトであれば、ユーザの購買履歴等)にまで踏み込んで理解することができるため、第1センシングデータを利用した分析等をより正確に行なうことができる。すなわち、このセンサ管理ユニットによれば、ユーザによるウェブサイトの利用履歴を第1センシングデータに関連付けることによって、第1センシングデータの利用価値を高めることができる。
上記一側面に係るセンサ管理ユニットにおいて、メモリは、ウェブサイトのログインに必要なログイン情報を記憶するように構成されてもよく、第2取得ステップは、ログイン情報を利用することによって、ウェブサイトにアクセスするステップを含んでもよい。
このセンサ管理ユニットにおいては、ウェブサイトに保存されている情報(個人情報、利用履歴)が、メモリに記憶されているログイン情報を用いることによって取得される。したがって、このセンサ管理ユニットによれば、ウェブサイトへのアクセスにユーザのログイン情報が必要であったとしても、ウェブサイトに保存されている情報を取得することができる。
上記一側面に係るセンサ管理ユニットにおいて、取得条件は、ウェブサイトにアクセスするタイミングを含んでもよい。
このセンサ管理ユニットによれば、各ウェブサイトにアクセスするタイミングが規定されているため、適切なタイミングに各ウェブサイトにアクセスし、各メタデータを取得することができる。
上記一側面に係るセンサ管理ユニットにおいて、メモリは、センサ管理ユニットのユーザを特定可能な個人情報を記憶するように構成されてもよく、複数の候補は、メモリに記憶されている個人情報を含んでもよい。
このセンサ管理ユニットにおいては、メモリに記憶されているユーザの個人情報を、メタデータとして第1センシングデータに関連付けることが可能である。この場合に、第1センシングデータの利用者は、メタデータを参照することによって、第1センシングデータが得られた背景について、ユーザの個人情報にまで踏み込んで理解することができるため、第1センシングデータを利用した分析等をより正確に行なうことができる。すなわち、このセンサ管理ユニットによれば、メモリに記憶されている個人情報を第1センシングデータに関連付けることによって、第1センシングデータの利用価値を高めることができる。
上記一側面に係るセンサ管理ユニットにおいて、プログラムは、第2センサが対象を観測することによって得られた第2センシングデータを取得する第3取得ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されてもよく、複数の候補は、第2センシングデータを含んでもよい。
このセンサ管理ユニットにおいては、第2センシングデータを第1センシングデータに関連付けることが可能である。すなわち、このセンサ管理ユニットにおいては、第1センサのみによっては得られない、第1センシングデータが得られた背景を示す情報(第2センシングデータ)を第1センシングデータに関連付けることが可能である。したがって、このセンサ管理ユニットによれば、第2センシングデータを第1センシングデータに関連付けることによって、第1センシングデータの利用価値を高めることができる。
上記一側面に係るセンサ管理ユニットにおいて、プログラムは、第2取得ステップにおいて取得されたメタデータがセンサ管理ユニットのユーザを特定可能な個人情報である場合に、メタデータを匿名加工情報に加工するステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されてもよい。なお、匿名加工情報は、ユーザを特定不可能な情報である。
このセンサ管理ユニットおいては、第2取得ステップにおいて取得されたメタデータが個人情報である場合に、メタデータが匿名加工情報に加工される。したがって、このセンサ管理ユニットによれば、ユーザを特定不可能な匿名加工情報がメタデータとして第1センシングデータに関連付けられるため、意図せず個人情報が漏洩する事態を回避することができる。
上記一側面に係るセンサ管理ユニットにおいて、プログラムは、第2取得ステップにおいて取得されたメタデータがセンサ管理ユニットのユーザを特定可能な個人情報である場合に、メタデータを匿名加工情報に加工する加工処理、及び、メタデータを削除する削除処理のいずれを実行するかを判定する判定ステップをプロセッサにさらに実行させるように構成されてもよい。なお、匿名加工情報は、ユーザを特定不可能な情報である。
このセンサ管理ユニットおいては、第2取得ステップにおいて取得されたメタデータが個人情報である場合に、メタデータが、匿名加工情報に加工されるか、又は削除される。したがって、このセンサ管理ユニットによれば、より適切な処理を実行することによって、意図せず個人情報が漏洩する事態を回避することができる。
また、本発明の一側面に係る方法は、第1センサが対象を観測することによって得られた第1センシングデータをセンサ管理ユニットの外部に設けられた外部装置に送信する方法であって、第1センシングデータと関連付けられるメタデータの複数の候補の各々の取得条件を規定する取得条件情報を記憶するステップと、第1センシングデータを取得するステップと、取得条件に従って、複数の候補の一部又は全部のメタデータを取得するステップと、取得された第1センシングデータと、取得されたメタデータとを関連付けて外部装置に送信するステップとを含む。
この方法においては、メタデータの複数の候補の各々の取得条件が記憶されており、適切なメタデータが第1センシングデータに関連付けられる。適切なメタデータが第1センシングデータに関連付けられることによって、第1センシングデータの利用者は、第1センシングデータが得られた背景をより正確に把握することができるため、第1センシングデータを利用した分析等をより正確に行なうことができる。すなわち、この方法によれば、適切なメタデータを第1センシングデータに関連付けることによって、第1センシングデータの利用価値をより高めることができる。
また、本発明の一側面に係るプログラムは、第1センサが対象を観測することによって得られた第1センシングデータをセンサ管理ユニットの外部に設けられた外部装置に送信する処理をセンサ管理ユニットのプロセッサに実行させるためのプログラムであって、センサ管理ユニットは、第1センシングデータと関連付けられるメタデータの複数の候補の各々の取得条件を規定する取得条件情報を記憶するように構成されたメモリを備え、第1センシングデータを取得するステップと、取得条件に従って、複数の候補の一部又は全部のメタデータを取得するステップと、取得された第1センシングデータと、取得されたメタデータとを関連付けて外部装置に送信するステップとをプロセッサに実行させるように構成されている。
メモリにはメタデータの複数の候補の各々の取得条件が記憶されており、このプログラムにおいては、適切なメタデータが第1センシングデータに関連付けられる。適切なメタデータが第1センシングデータに関連付けられることによって、第1センシングデータの利用者は、第1センシングデータが得られた背景をより正確に把握することができるため、第1センシングデータを利用した分析等をより正確に行なうことができる。すなわち、このプログラムによれば、適切なメタデータを第1センシングデータに関連付けることによって、第1センシングデータの利用価値をより高めることができる。
本発明によれば、センシングデータの利用価値をより高めることが可能なセンサ管理ユニット、方法及びプログラムを提供することができる。
センシングデータ流通システムの一例を示す図である。 GW端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 提供側DCの一例を示す図である。 情報収集テーブルの一例を示す図である。 制御部の機能構成の一例を示す図である。 センシングデータ流通システムにおけるデータフローの一例を示す図である。 センシングデバイスの登録処理手順の一例を示すフローチャートである。 提供側データカタログの生成処理手順の一例を示すフローチャートである。 選択画面の一例を示す図である。 提供側データカタログの編集画面の一例を示す図である。 売買条件の編集画面の一例を示す図である。 各種データの収集処理手順の一例を示すフローチャートである。 センシングデータを利用側に提供する処理手順の一例を示すフローチャートである。 変形例におけるGW端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
[1.適用例]
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施の形態」とも称する。)について、図面を用いて詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下で説明する本実施の形態は、あらゆる点において本発明の例示にすぎない。本実施の形態は、本発明の範囲内において、種々の改良や変更が可能である。すなわち、本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じて具体的構成を適宜採用することができる。
図1は、本発明が適用される場面の一例(センシングデータ流通システム)を示す図である。センシングデータ流通システムとは、センシングデバイス(たとえば、センサ)によって生成されたセンシングデータを、データ提供側からデータ利用側に流通させるためのシステムである。
図1に示されるように、センシングデータ流通システムは、ゲートウェイ(GW)端末1と、アプリケーションシステム5と、センサネットワークサーバ3とを含む。なお、ここでは、説明を簡単にするために、GW端末1及びアプリケーションシステム5の各々が1つである例を示しているが、GW端末1及びアプリケーションシステム5の各々が複数存在し得ることは言うまでもない。
GW端末1及びアプリケーションシステム5は、たとえば、スマートフォン及びPC(Personal Computer)等の情報通信端末で構成される。GW端末1及びアプリケーションシステム5の各々は、ネットワーク6を介してセンサネットワークサーバ3と通信するように構成されている。たとえば、GW端末1とアプリケーションシステム5との間におけるセンシングデータの流通は、センサネットワークサーバ3を介して行なわれる。
GW端末1は、センシングデバイス2によって生成されたセンシングデータを、有線又は無線を介してセンシングデバイス2から取得するように構成されている。なお、センシングデバイス2は、センサを1つ又は複数含むデバイスであって、センサが対象を観測することによってセンシングデータを得るように構成されている。本実施の形態において、GW端末1は、センシングデータ流通システムにおけるデータ提供側として動作し得る。
アプリケーションシステム5は、センシングデータを利用するアプリケーションを実行するように構成されている。本実施の形態において、アプリケーションシステム5は、センシングデータ流通システムにおけるデータ利用側として動作し得る。
センシングデータの流通を実現するために、GW端末1は、提供側データカタログ(DC)100をセンサネットワークサーバ3に事前に登録する。提供側DC100は、GW端末1が外部装置(たとえば、アプリケーションシステム5)に提供可能なセンシングデータの属性情報を示すカタログである。また、アプリケーションシステム5は、利用側データカタログ(DC)101をセンサネットワークサーバ3に事前に登録する。利用側DC101は、アプリケーションシステム5が必要としているセンシングデータの属性情報を示すカタログである。
センサネットワークサーバ3は、提供側DC100及び利用側DC101を参照し、提供側DC100が利用側DC101の要求(アプリケーションシステム5が必要としているセンシングデータの属性に関する要求)を満たす場合に、GW端末1にデータフロー制御指令を送信する。データフロー制御指令とは、データ提供側からデータ利用側にセンシングデータを流通させる指令である。
仮に、データフロー制御指令を受信した場合に、GW端末1がアプリケーションシステム5にセンシングデータのみを送信するとする。このような場合に、センシングデータが生成された背景が十分に明らかにならないと、アプリケーションシステム5(データ利用側)は、受信されたセンシングデータを十分に有効活用できない可能性がある。
たとえば、センシングデータとして人の「血圧情報」が取得された場合に、該人の特徴(たとえば、「身長」、「年齢」、「性別」、「生活パターン」、「薬剤服用歴(薬歴)」等)が明らかにならないと、アプリケーションシステム5は、受信された「血圧情報」を十分に有効活用できない可能性がある。たとえば、アプリケーションシステム5は、「身長」、「年齢」、「性別」、「生活パターン」、「薬歴」等に応じた「血圧」の傾向分析等を行なうことができない。
本実施の形態において、GW端末1は、データフロー制御指令を受信した場合に、センシングデータとメタデータとを関連付けてアプリケーションシステム5に送信するように構成されている。ここで、メタデータは、たとえば、関連付けられるセンシングデータが生成された背景(たとえば、GW端末1のユーザ(以下、単に「ユーザ」とも称する。)の個人情報)を示すデータである。
GW端末1は、情報収集テーブル50を記憶している。詳細については後述するが、情報収集テーブル50は、センシングデータに関連付けられるメタデータの複数の候補の各々の取得条件を規定している。GW端末1は、情報収集テーブル50に従って、メタデータの複数の候補の一部又は全部を取得し、取得されたメタデータとセンシングデータとを関連付けてアプリケーションシステム5に送信する。GW端末1においては、情報収集テーブル50に従ってメタデータの複数の候補から一部又は全部のメタデータが選択されるため、適切なメタデータがセンシングデータに関連付けられる。
たとえば、GW端末1は、情報収集テーブル50に従ってウェブサイト4にアクセスし、ウェブサイト4に予め登録された、ユーザの個人情報(たとえば、ユーザの「氏名」、「年齢」、「性別」、「住所」等)やウェブサイト4の利用履歴情報(たとえば、ウェブサイト4が商品販売やサービス提供のためのサイトである場合には、商品の販売履歴やサービスの提供履歴を示す情報)を取得する。GW端末1は、たとえば、取得された個人情報や利用履歴情報と、センシングデータとを関連付けてアプリケーションシステム5に送信する。
アプリケーションシステム5(データ利用側)は、センシングデータが受信された場合に、適切なメタデータ(たとえば、個人情報や利用履歴情報)を参照することによって、センシングデータが生成された背景を認識することができ、結果的に、センシングデータを有効活用することができる。すなわち、GW端末1は、センシングデータにメタデータを関連付けることによって、センシングデータの利用価値を向上することができる。
[2.構成例]
<2−1.ハードウェア構成>
図2は、GW端末1のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、本実施の形態において、GW端末1は、スマートフォンである。
図2に示されるように、GW端末1は、制御部11と、センシングデバイス接続部12と、センサ部13と、入出力インターフェース(I/F)14と、通信部15と、記憶部30とを含み、各構成は、バス35を介して電気的に接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行なうように構成されている。制御部11は、本発明の「プロセッサ」の一例である。制御部11については、後程詳しく説明する。
センシングデバイス接続部12は、有線又は無線を介してセンシングデバイス2(図1)と接続するように構成されている。制御部11は、センシングデバイス接続部12を介して、センシングデバイス2が生成したセンシングデータを取得する。
センサ部13は、GW端末1が内蔵するセンサである。センサ部13は、たとえば、GPS(Global Positioning System)センサ、磁気センサ、温度センサ等を含みうる。
入出力I/F14は、ユーザの入力操作を受け付けるとともに、画像を出力(表示)するように構成されている。本実施の形態において、入出力I/F14は、たとえば、モニタ上にタッチパネルが設けられた構成によって実現されている。たとえば、ユーザは、モニタ上に表示されたアイコンをタッチすることによって、GW端末1を操作することができる。
通信部15は、ネットワーク6(図1)を介して、GW端末1の外部に設けられた外部装置(たとえば、センサネットワークサーバ3、ウェブサイト4及びアプリケーションシステム5)と通信するように構成されている。通信部15は、たとえば、有線LAN(Local Area Network)モジュールや無線LANモジュールで構成される。
記憶部30は、たとえば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置である。記憶部30は、本発明の「メモリ」の一例である。記憶部30は、たとえば、プログラム60と、雛型保存データベース(DB)16と、データカタログ(DC)保存データベース(DB)17と、センシングデータ保存データベース(DB)18と、情報収集テーブル50と、端末内個人情報保存データベース(DB)19と、外部サイト情報保存データベース(DB)20と、ログイン情報データベース(DB)31とを記憶するように構成されている。
プログラム60は、制御部11によって実行されるGW端末1の制御プログラムである。プログラム60に従って制御部11により実行される処理については、後程詳しく説明する。
雛型保存DB16は、提供側DC100の雛型を記憶する。提供側DC100の雛型とは、GW端末1が外部装置に提供可能なセンシングデータ及びメタデータの属性情報/項目の一覧を含むファイルである。提供側DC100は、該雛型に含まれる複数の項目のうち一部又は全部を抽出することによって生成される。
図3は、提供側DC100の一例を示す図である。図3に示されるように、提供側DC100は、第1データカタログ100aと、第2データカタログ100bとを含む。第1データカタログ100aは、センシングデバイス接続部12を介して取得されるセンシングデータの属性情報を含む。第1データカタログ100aの雛型は、たとえば、センシングデバイス2(図1)から取得される。
第2データカタログ100bは、センシングデータに関連付けられるメタデータの項目を含む。詳細ついては後述するが、センシングデータに関連付けられるメタデータは、たとえば、ユーザによって予め選択(設定)される。センシングデータに関連付けられるメタデータとして、ユーザによって選択(設定)された項目を「設定項目」とも称する。第2データカタログ100bの雛型は、たとえば、ウェブサイト4(図1)から取得され、又は、予め雛型保存DB16に記憶されている。
第1データカタログ100aは、たとえば、「データカタログ番号」と、「センシングデータ提供者」と、「センシングデータ提供期間」と、「センシングデータ測定場所」と、「センシングデータ対象」と、「イベントデータ仕様」と、「データ売買条件」とを含む。
「データカタログ番号」は、提供側DC100を他の提供側データカタログと区別するための番号である。「センシングデータ提供者」は、センシングデータを提供する組織(個人又は事業者)を示す属性情報である。「センシングデータ提供期間」は、センシングデータを提供する期間を示す属性情報である。「センシングデータ測定場所」は、センシングデバイス2が対象を観測する場所を示す属性情報である。
「センシングデータ対象」は、センシングデバイス2による観測対象及び観測特性を示す属性情報である。「イベントデータ仕様」は、たとえば、センシングデバイス2がセンシングデータを生成するイベント条件を示す属性情報である。「データ売買条件」は、センシングデータの売買条件(料金等)を示す属性情報である。
第2データカタログ100bは、たとえば、「データカタログ番号」と、「設定項目」とを含む。「データカタログ番号」は、提供側DC100を他の提供側データカタログと区別するための番号である。同一の提供側DC100に含まれる第1データカタログ100aと第2データカタログ100bとには、同一のデータカタログ番号が付与される。すなわち、同一の提供側DC100に含まれる第1データカタログ100aと第2データカタログ100bとは、データカタログ番号によって対応付けられている。
「設定項目」は、上述の通り、センシングデータに関連付けられるメタデータとして、ユーザによって選択された項目である。したがって、ユーザによって複数の項目が選択されている場合に、第2データカタログ100bは、複数の「設定項目」を含む。たとえば、センシングデータに関連付けられるメタデータとして、ウェブサイト4の「利用履歴情報」と、ユーザの「年齢」、「性別」とが選択されているとする。この場合に、第2データカタログ100bは、「データカタログ番号」の他、「利用履歴情報」、「年齢」及び「性別」を含む。
再び図2を参照して、DC保存DB17は、雛型に基づいて生成されたデータカタログを記憶する。DC保存DB17は、たとえば、センサネットワークサーバ3に登録されたデータカタログを記憶する。センシングデータ保存DB18は、センシングデバイス2又はセンサ部13によって生成されたセンシングデータを記憶する。
なお、センサ部13によって生成されたセンシングデータは、センシングデバイス2によって生成されたセンシングデータに関連付けるメタデータとしても活用される。これにより、センシングデバイス2によって生成されたセンシングデータに、センシングデバイス2のみによっては得られない、該センシングデータが得られた背景を示す情報(センサ部13によって生成されたセンシングデータ)を関連付けることができる。
情報収集テーブル50は、GW端末1が外部装置に送信可能なセンシングデータ(「観測特性」)の一覧、及び、GW端末1がセンシングデータに関連付けて送信可能なメタデータ(「設定項目」)の一覧を含むテーブルである。情報収集テーブル50は、本発明の「取得条件情報」の一例である。
図4は、情報収集テーブル50の一例を示す図である。図4に示されるように、情報収集テーブル50は、外部装置に送信されるセンシングデータ(「観測特性」)の候補と、センシングデータに関連付けて外部装置に送信されるメタデータ(「設定項目」)の候補とを含む。
情報収集テーブル50は、観測特性及び設定項目毎に「個人情報」(ここでは、ユーザを特定可能な個人情報)の有無を示す情報(「有」又は「無」)を含む。たとえば、ある観測特性に個人情報が含まれていない場合には、情報収集テーブル50の「個人情報」の項目において、該観測特性には「無」を示す情報が対応付けられる。また、たとえば、ある設定項目に個人情報が含まれている場合には、情報収集テーブル50の「個人情報」の項目において、該設定項目には「有」を示す情報が対応付けられる。
また、情報収集テーブル50は、観測特性及び設定項目毎に「収集タイミング」を示す情報を含む。収集タイミングとは、GW端末1が外部からデータを取得するタイミング、又は、GW端末1において内蔵データが取得されるタイミングである。たとえば、ウェブサイト4(外部サイト)からメタデータを取得する場合における収集タイミングは、ウェブサイト4にアクセスするタイミングである。
たとえば、図4に示される例において、名称が「AAA」であるウェブサイト4(外部サイト)については、毎週月曜日の午前0:00にウェブサイト4へのアクセスが実行され、ウェブサイト4の利用履歴情報が取得される。このように、情報収集テーブル50においては、少なくとも、センシングデータと関連付けられるメタデータの複数の候補の各々の取得条件が規定されている。
端末内個人情報保存DB19は、ユーザがGW端末1に登録した個人情報を記憶する。端末内個人情報保存DB19に記憶される個人情報は、たとえば、情報収集テーブル50における「登録データ(名称)」に対応する。端末内個人情報保存DB19に記憶される個人情報は、たとえば、「氏名」、「身長」、「体重」、「年齢」、「性別」及び「アドレス帳」である。
外部サイト情報保存DB20は、ウェブサイト4から取得された、ユーザの個人情報やウェブサイト4の利用履歴情報等を記憶する。外部サイト情報保存DB20に記憶される情報は、たとえば、情報収集テーブル50における「外部サイト」に含まれる各「設定項目」に対応する情報である。すなわち、外部サイト情報保存DB20に記憶される情報は、情報収集テーブル50に規定された「収集タイミング」等に従ってウェブサイト4(外部サイト)から取得された情報である。
ログイン情報DB31は、各ウェブサイト4(外部サイト)のログイン情報を記憶する。ログイン情報には、たとえば、ログインIDとログインパスワードとが含まれる。GW端末1において、ウェブサイト4から個人情報等が取得される場合に、ウェブサイト4がログインID及びログインパスワードを要求するときは、ログイン情報DB31に記憶されているログインID及びログインパスワードが使用される。
<2−2.機能構成>
図5は、制御部11の機能構成の一例を示す図である。制御部11は、記憶部30に記憶されたプログラム60をRAMに展開する。そして、制御部11は、RAMに展開されたプログラム60をCPUにより解釈及び実行することによって、各構成要素を制御する。これによって、図5に示されるように、制御部11は、センシングデバイス登録部21、センシングデータ取得部22、外部サイト情報取得部23、データカタログ生成部24、センシングデータ出力制限部25及びメタデータ関連付部26として動作する。
センシングデバイス登録部21は、センシングデバイス2のデバイス識別子をGW端末1に登録する処理を実行する。デバイス識別子とは、センシングデバイス2の種類を示す情報である。デバイス識別子が登録されると、情報収集テーブル50に該デバイス識別子に対応するセンシングデバイス2が追加される。GW端末1は、デバイス識別子が登録されたセンシングデバイス2によって生成されたセンシングデータを、センシングデータ流通システム(図1)において流通させることができる。センシングデバイス2の登録手順については、後程詳しく説明する。
センシングデータ取得部22は、センシングデバイス接続部12を介してセンシングデバイス2からセンシングデータを取得する。また、センシングデータ取得部22は、センサ部13からセンシングデータを取得する。センシングデータ取得部22は、取得されたセンシングデータをセンシングデータ保存DB18(図2)に記憶させる。
外部サイト情報取得部23は、通信部15を介してウェブサイト4にアクセスし、ウェブサイト4からユーザの個人情報やウェブサイト4の利用履歴情報等を取得する。ウェブサイト4がログインID及びログインパスワードを要求する場合に、外部サイト情報取得部23は、ログイン情報DB31(図2)に記憶されているログインID及びログインパスワードを使用する。外部サイト情報取得部23は、ウェブサイト4から取得された情報を外部サイト情報保存DB20に記憶させる。
データカタログ生成部24は、雛型保存DB16(図2)に記憶されている雛型に基づいて、提供側DC100を生成する。データカタログ生成部24によって生成された提供側DC100は、センサネットワークサーバ3に登録されるとともに、DC保存DB17(図2)に記憶される。提供側DC100の生成手順については後程詳しく説明する。
センシングデータ出力制限部25は、通信部15を介したセンシングデータの送信に関するフィルタリング処理を実行する。すなわち、センシングデータ出力制限部25は、外部装置への送信が許可されているセンシングデータと、外部装置への送信が許可されていないセンシングデータとの分類を行なう。
メタデータ関連付部26は、外部装置に送信されるセンシングデータにメタデータを関連付ける。センシングデータに関連付けられるメタデータは、予めユーザによって選択されたメタデータである。たとえば、ユーザは、端末内個人情報保存DB19及び外部サイト情報保存DB20に記憶されているメタデータの複数の候補のうち、一部又は全部を選択する。
[3.動作例]
まず、センシングデータ流通システム全体における各構成要素の動作の一例(データフローの一例)を説明し、その後、GW端末1の動作について説明する。
<3−1.システム全体の動作例>
図6は、センシングデータ流通システムにおけるデータフローの一例を示す図である。図6を参照して、センシングデバイス2は、センシングデバイス2が取得する「観測特性」の一覧を示すデータカタログの雛型(DC雛型1)を保持する。また、記憶部30及びウェブサイト4の各々は、記憶部30及びウェブサイト4の各々が有するメタデータの「項目」の一覧を示すデータカタログの雛型(DC雛型2,3)を保持する。
GW端末1の制御部11は、センシングデバイス2、記憶部30及びウェブサイト4からDC雛型1、DC雛型2及びDC雛型3をそれぞれ取得する。制御部11は、ユーザによって予め選択された項目(すなわち、流通させてよいデータとして選択された項目)を各雛型から抽出し、データカタログ(DC)を生成する。制御部11は、生成されたデータカタログをセンサネットワークサーバ3に登録する。
制御部11は、情報収集テーブル50に従って、センシングデバイス2、記憶部30及びウェブサイト4からセンシングデータ、メタデータ1及びメタデータ2をそれぞれ取得する。これによって、センサネットワークサーバ3に登録されたデータカタログに含まれる各項目に関するデータが収集される。GW端末1は、データカタログに含まれるメタデータとセンシングデータとを関連付けてセンサネットワークサーバ3に送信する。センサネットワークサーバ3は、受信されたデータをアプリケーションシステム5に送信する。これにより、GW端末1からアプリケーションシステム5へのデータ流通が完了する。
受信されたセンシングデータには複数の候補から選択された適切なメタデータが関連付けられているため、アプリケーションシステム5は、メタデータを参照することによって、センシングデータが生成された背景をより正確に把握することができる。
たとえば、メタデータとして、ウェブサイト4から取得されたユーザの個人情報が関連付けられている場合に、アプリケーションシステム5は、ユーザの個人情報にまで踏み込んで、センシングデータが生成された背景を正確に把握することができる。また、たとえば、メタデータとして、ウェブサイト4から取得されたウェブサイト4の利用履歴情報が関連付けられている場合に、アプリケーションシステム5は、ユーザによるウェブサイト4の利用履歴(たとえば、ウェブサイト4における商品の購買履歴や、ウェブサイト4におけるサービスの提供履歴)にまで踏み込んで、センシングデータが生成された背景を正確に把握することができる。その結果、アプリケーションシステム5は、センシングデータを利用した分析等をより正確に行なうことができる。
<3−2.GW端末の動作例>
次に、GW端末1の各動作について説明する。
<3−2−1.センシングデバイス登録処理>
図7は、センシングデバイス2の登録処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、たとえば、入出力I/F14を介してユーザからセンシングデバイス2の登録指示を受けた場合に、制御部11(センシングデバイス登録部21)によって実行される。
図7を参照して、制御部11は、センシングデバイス接続部12に接続されているセンシングデバイス2に登録要求信号を送信する(ステップs1)。センシングデバイス2は、GW端末1から登録要求信号を受信すると、デバイス識別子及びDC雛型をGW端末1に送信する。なお、デバイス識別子及びDC雛型は、センシングデバイス2の内部のメモリに記憶されている。
制御部11は、センシングデバイス2からデバイス識別子及びDC雛型が受信されたか否かを判定する(ステップs2)。デバイス識別子及びDC雛型が受信されていないと判定されると(ステップs2において「N」)、制御部11は、再びステップs2の処理を実行する。
一方、デバイス識別子及びDC雛型が受信されたと判定されると(ステップs2において「Y」)、制御部11は、受信されたDC雛型を雛型保存DB16に記憶させるとともに、デバイス識別子に基づいてデバイス登録を実行する(ステップs3)。なお、デバイス登録は、制御部11が情報収集テーブル50(図4)に該デバイス識別子に対応するセンシングデバイス2を追加することによって実行される。これにより、センシングデバイス登録処理は完了する。
<3−2−2.提供側データカタログ生成処理>
図8は、提供側DC100の生成処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、たとえば、入出力I/F14を介してユーザから提供側DC100の生成指示を受けた場合に、制御部11(データカタログ生成部24)によって実行される。
図8を参照して、制御部11は、提供するセンシングデータを生成するセンシングデバイス2、及び、センシングデータに関連付けるメタデータの出力元の選択を受け付ける(ステップs11)。より具体的には、制御部11は、入出力I/F14に表示される選択画面を介して、該選択を受け付ける。
図9は、選択画面の一例を示す図である。図9(A)に示されるように、入出力I/F14には、複数の選択肢が表示される。たとえば、上方の2つの選択肢(「環境センサXXX」、「血圧センサYYY」)は、センシングデータを生成するセンシングデバイスを示す。下方の5つの選択肢(「GPSセンサ」、「外部サイトAAA」、「外部サイトBBB」、「外部サイトCCC」、「・・・」)は、センシングデータに関連付け可能なメタデータの出力元を示す。
たとえば、この例では、「血圧センサYYY」と「外部サイトAAA」とが選択されている。すなわち、「血圧センサYYY」によってセンシングされたセンシングデータと、「外部サイトAAA」から取得されたメタデータとが提供対象として選択されている。図9(B)に示されるように、選択された選択肢(「血圧センサYYY」、「外部サイトAAA」)の右方には編集ボタン73,74が表示される。
再び図8を参照して、ステップs11における選択が行なわれ、続けて、編集ボタン(たとえば、編集ボタン73,74)のタッチ(操作)が行なわれると、制御部11は、タッチされた編集ボタンに対応する提供側データカタログの編集生成処理を実行する(ステップs12)。
たとえば、センシングデバイス2に対応する編集ボタンがタッチされた場合に、制御部11は、第1データカタログ100a(図3)の編集生成処理を実行する。また、たとえば、メタデータの出力元に対応する編集ボタンがタッチされた場合に、制御部11は、第2データカタログ100b(図3)の編集生成処理を実行する。提供側データカタログの編集生成処理は、入出力I/F14に表示される編集画面を介したユーザからの指示に基づいて実行される。
図10は、提供側データカタログの編集画面の一例を示す図である。図10(A)は編集ボタン73がタッチされた場合の編集画面(第1データカタログ100aの編集画面)であり、図10(B)は編集ボタン74がタッチされた場合の編集画面(第2データカタログ100bの編集画面)である。これらの編集画面は、編集対象に対応するDC雛型を雛型保存DB16から読み出すことによって生成される。
図10(A)を参照して、入出力I/F14には、「血圧センサYYY」の「メーカー名」、「機種型式」の他に設定領域81,82と決定ボタン84(「保存して戻る」)とが表示されている。設定領域82は、利用側(たとえば、アプリケーションシステム5)に提供するセンシングデータを選択する領域であり、各選択肢にはラジオボタンが割り当てられている。ユーザは、各ラジオボタンをタッチ(操作)することによって、利用側に提供するセンシングデータを選択することができる。この例においては、利用側に提供するセンシングデータとして、「最高血圧」、「最低血圧」及び「測定日時」が選択されている(すなわち、利用側に提供しないセンシングデータとして、「脈拍」、「体動フラグ」及び「体重」が選択されている。)。
また、設定領域81は、利用側に提供するデータに個人情報又は匿名加工情報を含めるか否かを設定する領域であり、「含む」、「含まない」という表示を切り替え可能に構成されている。ここでいう個人情報は、特に、ユーザを特定可能な情報(「氏名」、「住所」等)である。また、匿名加工情報は、ユーザを特定可能な個人情報に匿名加工処理を施すことによって、ユーザを特定不可能となった情報である。ユーザは、個人情報及び匿名加工情報の各々について、「含む」及び「含まない」のいずれかを設定することによって、利用側に提供するデータに個人情報及び匿名加工情報の各々を含めるか否かを決定することができる。したがって、本実施の形態によれば、ユーザの意図に反して個人情報や匿名加工情報が漏洩する事態を回避することができる。
なお、本実施の形態において、センシングデータに関する個人情報及び匿名加工情報の設定内容は、メタデータに関する個人情報及び匿名加工情報の設定内容と同一となるようになっている。すなわち、センシングデータに関して個人情報が「含まない」と設定されると、メタデータに関する個人情報も「含まない」と自動的に設定される。
図10(B)を参照して、入出力I/F14には、「外部サイトAAA」の名称、「アドレス」の他に設定領域81,83と決定ボタン84(「保存して戻る」)とが表示されている。設定領域81については、図10(A)と同様である。設定領域83は、利用側に提供するセンシングデータに関連付けるメタデータを選択する領域であり、各選択肢にはラジオボタンが割り当てられている。ユーザは、各ラジオボタンをタッチすることによって、センシングデータに関連付けるメタデータを選択することができる。この例においては、センシングデータに関連付けるメタデータとして、「性別」、「投薬期間」及び「薬の名前」が選択されている(すなわち、利用側に提供しないメタデータとして、「年齢」、「身長」及び「体重」が選択されている。)。本実施の形態によれば、利用側に提供するセンシングデータに対応付けるメタデータとして適切なメタデータをユーザが選択することができる。
その後、決定ボタン84(「保存して戻る」)がタッチされると、入出力I/F14は、再び図9(B)に示す画面を表示する。再び図9(B)を参照して、決定ボタン75(「次へ」)がタッチされると、入出力I/F14は、センシングデータの売買条件の編集画面を表示する。
図11は、売買条件の編集画面の一例を示す図である。図11に示されるように、入出力I/F14には、設定領域90,91,92と、決定ボタン93(「登録」)とが表示される。設定領域90は、データの適用範囲を設定するための領域であり、適切な選択肢を選択可能に構成されている。設定領域91は、データの取引条件を設定するための領域であり、適切な選択肢を選択可能に構成されている。設定領域92は、データの料金を設定するための領域であり、適切な選択肢を選択可能に構成されている。
決定ボタン93がタッチされると、提供側データカタログの編集が終了する。そして、制御部11は、編集後の第1データカタログ100aと、編集後の第2データカタログ100bとを関連付けることによって、提供側DC100を生成する。制御部11は、第1データカタログ100aと第2データカタログ100bとに同一のデータカタログ番号を付与することによって、第1データカタログ100aと第2データカタログ100bとを関連付ける。
再び図8を参照して、提供側データカタログの編集が終了し、提供側DC100が生成されると、制御部11は、生成された提供側DC100をDC保存DB17に記憶させるとともに、提供側DC100をセンサネットワークサーバ3に送信するように通信部15を制御する。これにより、提供側DC100がセンサネットワークサーバ3に登録される(ステップs3)。
<3−2−3.データ収集処理>
図12は、各種データ(センシングデータ及びメタデータ)の収集処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、たとえば、GW端末1の作動中に、制御部11(センシングデータ取得部22及び外部サイト情報取得部23)によって繰り返し実行される。
図12を参照して、制御部11は、センシングデバイス接続部12を介してセンシングデータを受信したか否かを判定する(ステップs21)。センシングデータが受信されたと判定されると(ステップs21において「Y」)、制御部11は、受信されたセンシングデータをセンシングデータ保存DB18に記憶させる(ステップs24)。
一方、センシングデータが受信されていないと判定されると(ステップs21において「N」)、制御部11は、センサ部13(内蔵センサ)からセンシングデータを受信したか否かを判定する(ステップs22)。センシングデータが受信されたと判定されると(ステップs22において「Y」)、制御部11は、受信されたセンシングデータをセンシングデータ保存DB18に記憶させる(ステップs24)。
一方、センシングデータが受信されていないと判定されると(ステップs22において「N」)、制御部11は、情報収集テーブル50(図4)を参照することによって、メタデータの収集タイミングか否かを判定する(ステップs23)。メタデータの収集タイミングでないと判定されると(ステップs23において「N」)、処理は再びステップs21に移行する。
一方、メタデータの収集タイミングであると判定されると(ステップs23において「Y」)、制御部11は、情報収集テーブル50に従ってウェブサイト4にアクセスし、メタデータの候補を取得する(ステップs25)。ウェブサイト4がログインID及びログインパスワードを要求するサイトである場合に、制御部11は、ログイン情報DB31に記憶されているログインID及びログインパスワードを使用する。したがって、本実施の形態によれば、ウェブサイト4がログイン情報を要求したとしても、制御部11は、ウェブサイト4に保存されているメタデータの候補(ユーザの個人情報、ウェブサイト4の利用履歴等)を取得することができる。
制御部11は、取得されたメタデータを外部サイト情報保存DB20に記憶させる(ステップs26)。制御部11は、ステップs21からステップs26の処理を繰り返すことによって、センシングデータ及びメタデータを取得することができる。
<3−2−4.センシングデータ提供処理>
図13は、センシングデータを利用側に提供する処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、たとえば、GW端末1の作動中に、制御部11(センシングデータ出力制限部25及びメタデータ関連付部26)によって繰り返し実行される。
図13を参照して、制御部11は、利用側にセンシングデータを提供するタイミングが到来したか否かを判定する(ステップs31)。このタイミングは、たとえば、センシングデバイス2が新たなセンシングデータを生成したタイミングや、提供側DC100の内容に変更が加えられたタイミングや、利用側からセンシングデータの提供要求があったタイミングや、予め定められたタイミング等である。
提供タイミングが到来していないと判定されると(ステップs31において「N」)、制御部11は、再びステップs31の処理を実行する。一方、提供タイミングが到来したと判定されると(ステップs31において「Y」)、制御部11は、提供側DC100(第1データカタログ100a)において提供対象として選択されている観測特性のセンシングデータをセンシングデータ保存DB18から読み出す(ステップs32)。すなわち、提供側DC100において提供対象として選択されていない観測特性のセンシングデータは、センシングデータ保存DB18から読み出されない。
その後、制御部11は、提供対象のセンシングデータに関連付けるメタデータを端末内個人情報保存DB19及び外部サイト情報保存DB20から読み出す(ステップs33)。なお、メタデータとして、センサ部13によって生成されたセンシングデータが選択されている場合には、該センシングデータがセンシングデータ保存DB18から読み出される。すなわち、制御部11は、提供側DC100(第2データカタログ100b)において提供対象として選択されているメタデータを記憶部30から読み出し、提供対象として選択されていないメタデータを記憶部30から読み出さない。
その後、制御部11は、提供側DC100を参照することによって、ユーザを特定可能な個人情報を利用側に提供する設定であるか否かを判定する(ステップs34)。より具体的には、制御部11は、提供側DC100における設定領域81(図10)の設定内容を確認することによって、個人情報を利用側に提供する設定であるか否かを判定する。ユーザを特定可能な個人情報を利用側に提供する設定であると判定されると(ステップs34において「Y」)、制御部11は、ステップs33において読み出されたメタデータをそのまま、ステップs32において読み出されたセンシングデータに関連付ける(紐付ける)(ステップs36)。
一方、ユーザを特定可能な個人情報を利用側に提供する設定でないと判定されると(ステップs34において「N」)、制御部11は、提供側DC100を参照することによって、ユーザを特定不可能な匿名加工情報を利用側に提供する設定であるか否かを判定する(ステップs35)。より具体的には、制御部11は、提供側DC100における設定領域81の設定内容を確認することによって、個人情報を利用側に提供する設定であるか否かを判定する。
匿名加工情報を利用側に提供する設定であると判定されると(ステップs35において「Y」)、制御部11は、ステップs32,s33において読み出された個人情報(ユーザを特定可能)を匿名加工情報に加工する(ステップs37)。制御部11は、ステップs37において生成された匿名加工情報を含むメタデータを、ステップs37において生成された匿名加工情報を含むセンシングデータに関連付ける(紐付ける)(ステップs38)。
匿名加工情報を利用側に提供しない設定であると判定されると(ステップs35において「N」)、制御部11は、ステップs32において読み出されたセンシングデータ、及び、ステップs33において読み出されたメタデータから個人情報(ユーザを特定可能)を除外(削除)する(ステップs39)。制御部11は、ステップs39において生成されたメタデータ(個人情報を削除済み)を、ステップs39において生成されたセンシングデータに関連付ける(紐付ける)(ステップs40)。
制御部11は、センシングデータと、センシングデータに関連付けられたメタデータとをセンサネットワークサーバ3に送信する(ステップs41)。このように、本実施の形態においては、ユーザによる設定に従って、ユーザを特定可能な個人情報がそのままセンシングデータに関連付けられたり、匿名加工処理後の個人情報がセンシングデータに関連付けられたり、ユーザを特定可能な個人情報が削除された後の情報がセンシングデータに関連付けられたりする。したがって、本実施の形態に従うGW端末1によれば、ユーザが意図しない状態でユーザを特定可能な個人情報が外部に流出する可能性を低減することができる。
制御部11は、ステップs31からステップs41の処理を繰り返すことによって、適切なタイミングでセンシングデータとメタデータとをセンサネットワークサーバ3を介してアプリケーションシステム5に送信する。
[4.特徴]
以上のように、本実施の形態に従うGW端末1において、制御部11は、情報収集テーブル50に従って、メタデータの複数の候補の一部又は全部を取得し、取得されたメタデータとセンシングデータとを関連付けてアプリケーションシステム5に送信する。GW端末1においては、情報収集テーブル50に従ってメタデータの複数の候補から一部又は全部のメタデータが選択されるため、適切なメタデータがセンシングデータに関連付けられる。
アプリケーションシステム5(データ利用側)は、センシングデータが受信された場合に、適切なメタデータ(たとえば、個人情報や利用履歴情報)を参照することによって、センシングデータが生成された背景を認識することができ、結果的に、センシングデータを有効活用することができる。
たとえば、センシングデータを用いてAI(Artificial Intelligence)に学習を行なわせる場合に、学習データに不適切なデータが多く含まれると、AIの学習が効果的に行なわれない。センシングデータに関連付けられたメタデータを参照して、不適切なデータを学習データから予め取り除くことによって、適切な学習データの集合を形成することができる。そして、そのような学習データを用いてAIに学習を行なわせることによって、より効果的なAIを生成することができる。
すなわち、GW端末1は、センシングデータにメタデータを関連付けることによって、センシングデータの利用価値を向上することができる。
[5.変形例]
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。以下、変形例について説明する。但し、以下の変形例は適宜組合せ可能である。
(5−1)
上記実施の形態においては、提供側DC100に設定項目として含まれているか否かに拘わらず、情報収集テーブル50に従って全メタデータの候補がGW端末1によって収集された。しかしながら、メタデータの収集は、必ずしもこのような方法で行なわれなくてもよい。たとえば、提供側DC100に設定項目として含まれているメタデータのみが、情報収集テーブル50に従ってGW端末1によって収集されるような構成であってもよい。この場合には、全メタデータが収集される場合と比較して、メタデータのダウンロードのための通信容量を低減することができる。
(5−2)
また、上記実施の形態においては、個人情報及び匿名加工情報を含むか否かの設定内容がセンシングデータとメタデータとで同一とされた。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はなく、個人情報及び匿名加工情報を含むか否かの設定内容がセンシングデータとメタデータとで異なってもよい。この場合には、利用側に提供するデータに個人情報及び匿名加工情報を含むか否かの判定が、センシングデータ及びメタデータでそれぞれ別々に行なわれる。
(5−3)
また、上記実施の形態において、センサネットワークサーバ3に登録される提供側DC100は、第1データカタログ100aと、第2データカタログ100bとを含むこととした。しかしながら、センサネットワークサーバ3に登録される提供側DC100は、必ずしも第1データカタログ100aと第2データカタログ100bとの両方を含んでいる必要はない。たとえば、センシングデータに関連付けるメタデータが選択されていたとしても、センサネットワークサーバ3に登録される提供側DC100は、第1データカタログ100aのみを含むこととしてもよい。
(5−4)
また、上記実施の形態においては、センサネットワークサーバ3がデータフロー制御指令を生成することとしたが、データフロー制御指令の生成主体は、必ずしもセンサネットワークサーバ3である必要はない。たとえば、GW端末1又はアプリケーションシステム5がデータフロー制御指令を生成してもよい。
(5−5)
また、上記実施の形態においては、センシングデータ及びメタデータは、センサネットワークサーバ3を介してGW端末1からアプリケーションシステム5に送信されることとした。しかしながら、データフローはこれに限定されない。たとえば、センシングデータ及びメタデータは、GW端末1からアプリケーションシステム5に直接送信されてもよい。
(5−6)
また、上記実施の形態において、GW端末1はセンサ部13を含むが、GW端末1は必ずしもセンサ部13を含まなくてもよい。
(5−7)
また、上記実施の形態において、提供側DC100は、第1データカタログ100aと第2データカタログ100bとを含むこととした。しかしながら、提供側DC100の構成は、これに限定されない。たとえば、提供側DC100は、第1データカタログ100a及び第2データカタログ100bに含まれる内容を記述した単一のデータカタログで構成されてもよい。
(5−8)
また、上記実施の形態においては、センサネットワークサーバ3に登録された提供側DC100がDC保存DB17に記憶されることとした。しかしながら、DC保存DB17に記憶される提供側DC100は、これに限定されない。たとえば、センサネットワークサーバ3に登録されていない提供側DC100がDC保存DB17に記憶されてもよい。
(5−9)
また、上記実施の形態において、センシングデータと関連付けられるメタデータの複数の候補の各々の取得条件は、情報収集テーブル50において規定された。しかしながら、メタデータの複数の候補の各々の取得条件は、情報として一元管理されていれば、必ずしもテーブルとして管理されている必要はない。
(5−10)
また、上記実施の形態においては、センシングデバイス2が第1データカタログ100aの雛型を記憶していることとした。しかしながら、センシングデバイス2は、必ずしも第1データカタログ100aの雛型を記憶している必要はない。センシングデバイス2は、たとえば、第1データカタログ100aの雛型が記憶されているインターネット上のURL(Uniform Resource Locator)を記憶していてもよい。この場合には、制御部11(センシングデバイス登録部21)は、センシングデバイス2から第1データカタログ100aの雛型が記憶されているURLを取得し、該URLにアクセスすることによって、第1データカタログ100aの雛型を取得してもよい。
また、センシングデバイス2は、たとえば、第1データカタログ100aの雛型のDOI(Digital Object Identifier)を記憶していてもよい。この場合には、制御部11(センシングデバイス登録部21)は、センシングデバイス2からDOIを取得し、取得されたDOIにアクセスすることによって、第1データカタログ100aの雛型を取得してもよい。
(5−11)
また、上記実施の形態において、GW端末1は、センシングデバイス接続部12を介してセンシングデバイス2からセンシングデータを受信することとした。しかしながら、GW端末1は、必ずしもこのような構成である必要はない。
図14は、変形例におけるGW端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。図14に示されるように、GW端末10は、センシングデバイス接続部12の代わりに第1センサ部12aを含む点で、上記実施の形態に従うGW端末1(図2)と異なる。なお、第2センサ部13aは、上記実施の形態におけるセンサ部13と同様である。
この場合には、第1センサ部12aが対象を観測することによってセンシングデータが取得される。そして、該センシングデータと、該センシングデータに関連付けられたメタデータとが、GW端末10からアプリケーションシステム5に提供される。なお、提供側DC100の生成方法、センシングデータへ関連付けるメタデータの収集方法、及び、センシングデータ及びメタデータのGW端末からアプリケーションシステムへの提供方法等は、上記実施の形態と同様である。
なお、上記実施の形態においては、センシングデバイス2の登録処理が実行されたが、この変形例においては、必ずしも第1センサ部12aの登録処理が実行されなくてもよい。すなわち、GW端末10において、第1センサ部12aが予め登録さていてもよい。
1,10 GW端末、2 センシングデバイス、3 センサネットワークサーバ、4 ウェブサイト、5 アプリケーションシステム、6 ネットワーク、11 制御部、12 センシングデバイス接続部、12a 第1センサ部、13 センサ部、13a 第2センサ部、14 入出力I/F、15 通信部、16 雛型保存DB、17 DC保存DB、18 センシングデータ保存DB、19 端末内個人情報保存DB、20 外部サイト情報保存DB、21 センシングデバイス登録部、22 センシングデータ取得部、23 外部サイト情報取得部、24 データカタログ生成部、25 センシングデータ出力制限部、26 メタデータ関連付部、30 記憶部、31 ログイン情報DB、35 バス、50 情報収集テーブル、60 プログラム、71,72 選択ボタン、73,74 編集ボタン、75,84,93 決定ボタン、81,82,83,90,91,92 設定領域、100 提供側DC、100a 第1データカタログ、100b 第2データカタログ、101 利用側DC。

Claims (13)

  1. 第1センサが対象を観測することよって得られた第1センシングデータをセンサ管理ユニットの外部に設けられた外部装置に送信するように構成されたセンサ管理ユニットであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサによって実行されるプログラムを記憶するように構成されたメモリとを備え、
    前記メモリは、前記第1センシングデータと関連付けられるメタデータの複数の候補の各々の取得条件を規定する取得条件情報を記憶するように構成されており、
    前記プログラムは、
    前記第1センシングデータを取得する第1取得ステップと、
    前記取得条件に従って、前記複数の候補の一部又は全部のメタデータを取得する第2取得ステップと、
    取得された前記第1センシングデータと、取得された前記メタデータとを関連付けて前記外部装置に送信する送信ステップとを前記プロセッサに実行させるように構成されている、センサ管理ユニット。
  2. 前記複数の候補のうち一部又は全部のメタデータの選択を受け付けるように構成された入力インターフェースをさらに備え、
    前記送信ステップは、取得された前記第1センシングデータと、前記入力インターフェースを介して選択されたメタデータとを関連付けて前記外部装置に送信するステップである、請求項1に記載のセンサ管理ユニット。
  3. 前記複数の候補のうち一部又は全部のメタデータの選択を受け付けるように構成された入力インターフェースをさらに備え、
    前記第2取得ステップは、前記入力インターフェースを介して選択されたメタデータを、前記取得条件に従って取得するステップである、請求項1に記載のセンサ管理ユニット。
  4. 前記複数の候補は、インターネット上のウェブサイトに保存される、前記センサ管理ユニットのユーザを特定可能な個人情報を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のセンサ管理ユニット。
  5. 前記複数の候補は、インターネット上のウェブサイトに保存される、前記センサ管理ユニットのユーザによる前記ウェブサイトの利用履歴を含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のセンサ管理ユニット。
  6. 前記メモリは、前記ウェブサイトのログインに必要なログイン情報を記憶するように構成されており、
    前記第2取得ステップは、前記ログイン情報を利用することによって、前記ウェブサイトにアクセスするステップを含む、請求項4又は請求項5に記載のセンサ管理ユニット。
  7. 前記取得条件は、前記ウェブサイトにアクセスするタイミングを含む、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載のセンサ管理ユニット。
  8. 前記メモリは、前記センサ管理ユニットのユーザを特定可能な個人情報を記憶するように構成されており、
    前記複数の候補は、前記メモリに記憶されている前記個人情報を含む、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のセンサ管理ユニット。
  9. 前記プログラムは、第2センサが対象を観測することによって得られた第2センシングデータを取得する第3取得ステップを前記プロセッサにさらに実行させるように構成されており、
    前記複数の候補は、前記第2センシングデータを含む、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のセンサ管理ユニット。
  10. 前記プログラムは、前記第2取得ステップにおいて取得されたメタデータが前記センサ管理ユニットのユーザを特定可能な個人情報である場合に、前記メタデータを匿名加工情報に加工するステップを前記プロセッサにさらに実行させるように構成されており、
    前記匿名加工情報は、前記ユーザを特定不可能な情報である、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のセンサ管理ユニット。
  11. 前記プログラムは、前記第2取得ステップにおいて取得されたメタデータが前記センサ管理ユニットのユーザを特定可能な個人情報である場合に、前記メタデータを匿名加工情報に加工する加工処理、及び、前記メタデータを削除する削除処理のいずれを実行するかを判定する判定ステップを前記プロセッサにさらに実行させるように構成されており、
    前記匿名加工情報は、前記ユーザを特定不可能な情報である、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のセンサ管理ユニット。
  12. 第1センサが対象を観測することによって得られた第1センシングデータをセンサ管理ユニットの外部に設けられた外部装置に送信する方法であって、
    前記第1センシングデータと関連付けられるメタデータの複数の候補の各々の取得条件を規定する取得条件情報を記憶するステップと、
    前記第1センシングデータを取得するステップと、
    前記取得条件に従って、前記複数の候補の一部又は全部のメタデータを取得するステップと、
    取得された前記第1センシングデータと、取得された前記メタデータとを関連付けて前記外部装置に送信するステップとを含む、方法。
  13. 第1センサが対象を観測することによって得られた第1センシングデータをセンサ管理ユニットの外部に設けられた外部装置に送信する処理を前記センサ管理ユニットのプロセッサに実行させるためのプログラムであって、
    前記センサ管理ユニットは、前記第1センシングデータと関連付けられるメタデータの複数の候補の各々の取得条件を規定する取得条件情報を記憶するように構成されたメモリを備え、
    前記第1センシングデータを取得するステップと、
    前記取得条件に従って、前記複数の候補の一部又は全部のメタデータを取得するステップと、
    取得された前記第1センシングデータと、取得された前記メタデータとを関連付けて前記外部装置に送信するステップとを前記プロセッサに実行させるように構成されている、プログラム。
JP2017225795A 2017-08-01 2017-11-24 センサ管理ユニット、方法及びプログラム Active JP6424942B1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201880035070.7A CN110678910B (zh) 2017-08-01 2018-06-20 传感器管理单元、传感器管理方法以及存储介质
PCT/JP2018/023419 WO2019026453A1 (ja) 2017-08-01 2018-06-20 センサ管理ユニット、方法及びプログラム
EP18841007.0A EP3664055B1 (en) 2017-08-01 2018-06-20 Sensor management unit, method, and program
US16/618,413 US11270322B2 (en) 2017-08-01 2018-06-20 Sensor management unit, method, and program for transmitting sensing data and metadata

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017149190 2017-08-01
JP2017149190 2017-08-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6424942B1 JP6424942B1 (ja) 2018-11-21
JP2019028969A true JP2019028969A (ja) 2019-02-21

Family

ID=64379131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017225795A Active JP6424942B1 (ja) 2017-08-01 2017-11-24 センサ管理ユニット、方法及びプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11270322B2 (ja)
EP (1) EP3664055B1 (ja)
JP (1) JP6424942B1 (ja)
CN (1) CN110678910B (ja)
WO (1) WO2019026453A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7164333B2 (ja) * 2018-06-27 2022-11-01 株式会社日立製作所 個人情報分析システム
US11288281B2 (en) * 2020-05-15 2022-03-29 National Instruments Corporation Data model for measurement data storage in databases
US20230186555A1 (en) * 2020-07-27 2023-06-15 Vrc Inc. Server and information processing method

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5445722B1 (ja) * 2012-09-12 2014-03-19 オムロン株式会社 データフロー制御指令発生装置およびセンサ管理装置
JP2017102793A (ja) * 2015-12-03 2017-06-08 オムロン株式会社 データフロー制御装置およびデータフロー制御方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100737804B1 (ko) * 2005-03-30 2007-07-10 전자부품연구원 센서 네트워크 및 메타데이터를 이용한 미디어 서비스 제공시스템
JP2007156779A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Hitachi Ltd センサネットシステム、基地局及びセンシングデータの中継方法
US8842190B2 (en) * 2008-08-29 2014-09-23 Adobe Systems Incorporated Method and apparatus for determining sensor format factors from image metadata
US8725718B2 (en) 2010-06-22 2014-05-13 Panasonic Corporation Content management apparatus, content management method, content management program, and integrated circuit
US9386359B2 (en) * 2010-08-16 2016-07-05 Fujitsu Limited Selecting metadata for sensor data streams
US9107565B2 (en) 2010-08-16 2015-08-18 Fujitsu Limited Identifying an event occurrence from sensor data streams
JP5234079B2 (ja) 2010-10-01 2013-07-10 オムロン株式会社 センサ装置、センサ管理システム、センサ装置の制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US9240111B2 (en) * 2010-10-06 2016-01-19 Microsoft Technology Licensing, Llc Inferring building metadata from distributed sensors
WO2013072925A2 (en) * 2011-09-19 2013-05-23 Tata Consultancy Services Limited A computing platform for development and deployment of sensor data based applications and services
WO2014073454A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び記録媒体
US9058375B2 (en) * 2013-10-09 2015-06-16 Smart Screen Networks, Inc. Systems and methods for adding descriptive metadata to digital content
CA2932829C (en) * 2013-12-06 2022-04-26 Cosworth Group Holdings Limited Processing video and sensor data associated with a vehicle
JP2015162860A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 パナソニック株式会社 機器制御装置、機器制御システム、および機器制御方法
JP5858305B1 (ja) * 2014-10-24 2016-02-10 アクアエンタープライズ株式会社 携帯端末、携帯端末プログラム、チェックポイント管理システム、およびチェックポイント管理方法
CN104581639B (zh) * 2015-01-27 2018-06-01 武汉大学 一种应用于移动终端传感器感知信息的无缝时空接入方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5445722B1 (ja) * 2012-09-12 2014-03-19 オムロン株式会社 データフロー制御指令発生装置およびセンサ管理装置
JP2017102793A (ja) * 2015-12-03 2017-06-08 オムロン株式会社 データフロー制御装置およびデータフロー制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6424942B1 (ja) 2018-11-21
EP3664055A1 (en) 2020-06-10
US20210142340A1 (en) 2021-05-13
US11270322B2 (en) 2022-03-08
WO2019026453A1 (ja) 2019-02-07
CN110678910A (zh) 2020-01-10
EP3664055B1 (en) 2023-07-26
EP3664055A4 (en) 2021-04-21
CN110678910B (zh) 2021-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6168933B2 (ja) 情報端末装置の制御方法
CN109902224A (zh) 基于用户行为分析的房源推荐方法、装置、设备和介质
KR102363703B1 (ko) 질의 처리 방법, 전자 장치 및 서버
KR20160027848A (ko) 콘텐츠 검색 방법 및 이를 구현하는 전자 장치
JP6424942B1 (ja) センサ管理ユニット、方法及びプログラム
CN110166499A (zh) 一种获取用户画像数据的方法和服务器
EP3123352B1 (en) Data sharing method and electronic device thereof
JP5056160B2 (ja) マーケティング支援処理方法、装置及びプログラム
TW202024957A (zh) 資訊處理方法及程式
JP7110984B2 (ja) センサ管理ユニット、センサ装置、センシングデータ提供方法、およびセンシングデータ提供プログラム
CN109478300A (zh) 电子设备、显示方法和程序
JP6322322B2 (ja) 情報端末装置の制御方法
JP7043996B2 (ja) 機器構成管理装置、システム、およびプログラム
KR102047510B1 (ko) 디바이스 관리 시스템 및 방법
JP6148542B2 (ja) 不動産情報管理システム
KR102556225B1 (ko) 뇌영상 분석 시스템 및 방법
JP7101631B2 (ja) 識別id付与システム及び識別id付与方法
JP6970012B2 (ja) サーバ装置、端末装置、医療データ提供システム、および医療データ提供プログラム
JP6451908B1 (ja) センシングデバイス管理装置
JP2008107998A (ja) ブログシステムのトラックバックセンタ装置及びトラックバック管理方法
JP6283321B2 (ja) 画像管理サーバ及び画像管理方法
KR20240025821A (ko) 사용자 맞춤형 캐릭터 추천 및 콘텐츠 제공 서버 및 그것의 동작방법
KR20200000929A (ko) 이미지 검색 정보 제공 방법 및 이를 위한 서비스 장치
KR20200021831A (ko) 이미지 검색 정보 운용 방법 및 이를 지원하는 서비스 장치
JP2020155064A (ja) 情報処理装置、方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180822

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180822

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6424942

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150