JP5822018B2 - 訪問診療支援方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、訪問診療支援方法及びプログラムに関する。
訪問診療又は在宅診療と呼ばれる診療形態においては、医師が患者宅を定期的に訪問して診療を行う。医師による患者宅の訪問スケジュールに関しては、効率性が重視される。例えば、一度の訪問診療において、複数の患者宅が訪問先とされる。また、移動距離がなるべく短くなるように、患者宅の訪問順が決定される。
特開2010−176371号公報
新たな患者が訪問診療の対象となった場合、当該患者宅に関して、訪問スケジュールの決定作業が行われる。訪問スケジュールの決定に際しては、患者の希望、既存の訪問先の患者宅との位置関係、及び患者の罹患状態等、様々な要因が考慮される必要がある。従来、訪問スケジュールの決定作業は、書類等を用いて手作業で行われていたため、非効率であった。
そこで、一側面では、患者宅の訪問予定日の立案作業を効率化することを目的とする。
一つの案では、訪問診療支援方法は、訪問予定日の設定対象とする第一の患者宅の指定を受け付け、患者宅ごとに、当該患者宅の位置を示す位置情報と、当該患者宅への訪問予定日とを記憶する記憶部を参照して、前記第一の患者宅に係る位置情報が示す位置から所定の範囲内の位置を示す位置情報が記憶された一以上の第二の患者宅を特定し、前記第一の患者宅に係る位置情報が示す位置、及び特定された前記第二の患者宅に係る位置情報が示す位置が記され、前記第二の患者宅に関して前記記憶部が記憶する訪問予定日を識別可能な情報が前記第二の患者宅の位置に関連付けられた地図を含む表示データを生成する処理をコンピュータが実行する。
一態様によれば、患者宅の訪問予定日の立案作業を効率化することができる。
本発明の実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における訪問診療支援装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における訪問診療支援装置の機能構成例を示す図である。 訪問診療支援装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 訪問診療支援装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 患者情報記憶部の構成例を示す図である。 患者一覧画面の表示例を示す図である。 定期訪問周期設定画面の第一の表示例を示す図である。 近隣地図画面の第一の表示例を示す図である。 近隣地図画面の第二の表示例を示す図である。 定期訪問周期設定画面の第二の表示例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。図1において、訪問診療支援装置10と一以上のユーザ端末20とは、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークを介して通信可能とされている。
訪問診療支援装置10は、訪問診療に関して必要とされる各種の作業を支援するための処理を実行するコンピュータである。本実施の形態において、訪問診療支援装置10は、訪問診療のための患者宅の訪問スケジュールの立案作業を支援する。複数のコンピュータが訪問診療支援装置10を構成してもよい。また、訪問診療支援装置10は、一つの病院等の医療機関内に設置されていてもよいし、例えば、インターネットを介してクラウドサービスを提供するコンピュータとして、データセンタ等に設置されてもよい。なお、訪問診療とは、在宅診療とも呼ばれ、医師が患者宅を定期的に訪問して診療を行う診療形態をいう。
ユーザ端末20は、訪問診療を行っている医療機関において利用されるPC(Personal Computer)等のコンピュータである。携帯電話、スマートフォン、又はタブレット型端末等、通信機能を有し、通信によって取得されたデータを表示可能な情報端末等が、ユーザ端末20として用いられてもよい。本実施の形態では、訪問診療のための、患者宅の訪問スケジュールの立案担当者が、ユーザ端末20のユーザとなる。
訪問診療支援装置10は、また、インターネット等のネットワークを介して地図検索システムと通信可能とされている。地図検索システムは、地図検索サービスを提供するコンピュータシステムである。地図検索サービスとは、電子的な地図の画像データの提供等を行うサービスである。電子的な地図の画像データを、以下「電子地図」という。地図検索システムは、一般的に利用されている地図検索サイトであってもよい。
図2は、本発明の実施の形態における訪問診療支援装置のハードウェア構成例を示す図である。図2の訪問診療支援装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
訪問診療支援装置10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って訪問診療支援装置10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
図3は、本発明の実施の形態における訪問診療支援装置の機能構成例を示す図である。図3において、訪問診療支援装置10は、要求受信部11、検索部12、登録部13、電子地図取得部14、表示データ生成部15、及び応答返信部16等を有する。これら各部は、訪問診療支援装置10にインストールされたプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。訪問診療支援装置10は、また、患者情報記憶部17を有する。患者情報記憶部17は、例えば、補助記憶装置102、又は訪問診療支援装置10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
要求受信部11は、ユーザ端末20から送信される要求を受信する。本実施の形態において、ユーザ端末20と訪問診療支援装置10との間の通信には、HTTP(HyperText Transfer Protocol)が利用される。但し、他の通信プロトコルが利用されてもよい。検索部12は、ユーザ端末20からの要求に応じた検索処理を実行する。検索処理の対象は、患者情報記憶部17である。患者情報記憶部17は、各患者に関する情報を記憶する。登録部13は、ユーザ端末20からの要求に応じ、患者情報記憶部17への情報の登録を行う。
電子地図取得部14は、地図検索システムより電子地図を取得する。表示データ生成部15は、検索部12による検索結果、又は電子地図取得部14によって取得された電子地図等を含む表示データを生成する。本実施の形態において、表示データは、HTML(HyperText Markup Language)形式によって生成される。但し、他のデータ形式によって表示データが生成されてもよい。
応答返信部16は、要求受信部11によって受信された要求に対する応答を、ユーザ端末20に返信する。例えば、表示データ生成部15によって生成された表示データを含む応答が、ユーザ端末20に返信される。
以下、訪問診療支援装置10が実行する処理手順について説明する。図4及び図5は、訪問診療支援装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS101において、要求受信部11は、患者一覧画面の取得要求を受信する。当該取得要求は、ユーザ端末20に対してユーザによって入力される指示に応じて、ユーザ端末20によって送信される。
続いて、検索部12は、患者情報の一覧情を、患者情報記憶部17より取得する(S102)。
図6は、患者情報記憶部の構成例を示す図である。図6において、患者情報記憶部17は、患者又は患者宅ごとに、患者ID、患者名、診療科、住所、緯度、経度、及び定期訪問周期等を記憶する。
患者IDは、患者の識別情報である。患者名は、患者の氏名である。診療科は、患者が診療を受けている診療科である。住所は、患者宅の住所である。緯度及び経度は、患者宅が位置する緯度又は経度である。緯度及び経度は、患者宅の位置情報の一例である。定期訪問周期は、患者に対する定期的な訪問の周期である。定期訪問周期に値が登録されていない患者は、訪問スケジュールが未決定の患者又である。なお、本実施の形態において、定期訪問周期は、訪問予定日の一例である。すなわち、訪問予定日は、特定の一日を示す情報に限定されない。
続いて、表示データ生成部15は、検索部12によって検索された患者情報に基づいて、患者一覧画面を表示させる表示データを生成する(S103)。続いて、応答返信部16は、表示データ生成部15によって生成された表示データを、ユーザ端末20に返信する(S104)。当該表示データを受信したユーザ端末20は、当該表示データに基づいて、患者一覧画面を表示させる。
図7は、患者一覧画面の表示例を示す図である。図7において、患者一覧画面510には、患者情報記憶部17に記憶されている項目のうち、患者ID、患者名、住所、及び定期訪問周期が患者又は患者宅ごとに表示されている。定期訪問周期が登録されていない患者に関しては、設定ボタン511が表示される。設定ボタン511は、当該設定ボタン511が対応する患者に対する定期訪問周期の設定画面の表示指示を受け付けるためのボタンである。設定ボタン511が押下されると、ユーザ端末20は、患者一覧画面510の表示データの定義に基づいて、定期訪問周期設定画面を表示させる。以下、定期訪問周期の設定対象とされた患者を、「対象患者」という。
図8は、定期訪問周期設定画面の第一の表示例を示す図である。図8において、定期訪問周期設定画面520には、対象患者の患者ID、患者名、及び住所に加え、近隣患者ボタン521及び定期訪問周期入力領域522等が表示されている。
近隣患者ボタン521は、対象患者の患者宅の近隣の他の患者宅の位置等を示す地図画面の表示指示を受け付けるためのボタンである。以下、当該画面を、「近隣地図画面」という。定期訪問周期入力領域522は、定期訪問周期の入力を受け付ける領域である。
ユーザによって、近隣患者ボタン521が押下されると、ユーザ端末20は、対象患者の患者IDが指定された、近隣地図画面の取得要求を訪問診療支援装置10に送信する。
ステップS105において、訪問診療支援装置10の要求受信部11は、近隣地図画面の取得要求を受信する。近隣地図画面の取得要求には、対象患者の患者IDが指定されている。したがって、本実施の形態において、近隣地図画面の取得要求は、訪問予定日の設定対象とする患者又は患者宅の指定の一例である。以下、対象患者に係る患者宅を、「患者宅A」という。
続いて、検索部12は、患者宅Aから所定の範囲内に所在する患者宅を、患者情報記憶部17を参照して特定する(S106)。具体的には、患者宅Aの位置情報が示す位置から所定の範囲内に含まれる位置情報が記憶されたレコードが、患者情報記憶部17より検索される。所定の範囲内は、例えば、半径5km以内等、予め設定されている。又は、定期訪問周期設定画面520において、当該範囲が指定可能とされてもよい。以下、患者宅Aから所定の範囲内に所在する一以上の患者宅を、「患者宅群B」という。また、患者宅群Bに含まれる各患者宅を、「患者宅b」という。なお、各患者又は患者宅に対する位置情報は、緯度及び経度によって記憶されている。したがって、患者宅Aから半径5km以内に位置するか否かは、例えば、患者宅Aとの緯度及び経度の差違を、公知技術によって、キロメートル(km)等の距離の単位に変換することにより判定されてもよい。
続いて、電子地図取得部14は、患者宅A及び患者宅群Bを含む地域の地図を示す電子地図の取得要求を地図検索システムに送信することにより、当該電子地図を地図検索システムより取得する(S107)。一般的に、地図検索サイトは、電子地図の取得要求を受け付けるためのAPI(Application Program Interface)を公開している。当該APIでは、所望する電子地図を特定するためのパラメータの設定が可能とされている。パラメータの種類については、地図検索サイトによって異なりうる。例えば、所望する電子地図の中心位置の緯度及び経度と縮尺とがパラメータとして指定可能である。本実施の形態では、例えば、患者宅Aの位置情報が、取得対象の電子地図の中心位置の緯度及び経度として指定される。
また、電子地図上に情報を合成したい場合は、当該情報を合成する緯度及び経度と、合成させる情報とを指定することも可能である。本実施の形態では、電子地図の取得要求において、患者宅Aの位置情報、及び各患者宅bの位置情報が指定される。また、各患者宅bの位置に表示させる情報として、各患者宅bに対して患者情報記憶部17に記憶されている診療科及び定期訪問周期等も指定される。
上記のような指定がなされた取得要求に応じて地図検索システムより返信される電子地図には、患者宅A及び各患者宅bのそれぞれの位置を記す所定の図形として、後述される目印アイコンが合成されている。また、各目印アイコンには、当該目印アイコンに係る患者宅に関する診療科や定期訪問周期を示す文字列が関連付けられている。
なお、地図検索システムの機能は、訪問診療支援装置10に実装されてもよい。
続いて、表示データ生成部15は、電子地図取得部14によって取得された電子地図を表示要素として含む近隣地図画面を表示させる表示データを生成する(S108)。続いて、応答返信部16は、当該表示データを含む応答をユーザ端末20に返信する(S109)。当該表示データを受信したユーザ端末20は、当該表示データに基づいて、近隣地図画面を表示させる。
図9は、近隣地図画面の第一の表示例を示す図である。図9において、近隣地図画面530は、曜日指定領域531、リストボックス532、表示更新ボタン533、及び地図領域534等を含む。
地図領域534には、患者宅Aの近隣の電子地図が表示されている。電子地図上には、患者宅Aの位置を示す目印アイコンm0と、各患者宅bの位置を示す目印アイコンm1〜m5が合成されている。各目印アイコンは、患者宅A又は各患者宅bの緯度及び経度に基づいて合成されたものである。患者宅Aの目印アイコンm0の色と、各患者宅bの目印アイコンm1〜m5との色は、相互に異なっていても構わない。患者宅Aの目印アイコンm0と各患者宅bの目印アイコンm1〜m5と表示状態を異なるものにすることで、患者宅Aの位置の視認性が向上している。
目印アイコンm1〜m5のいずれかがマウスカーソルで指示されると、ユーザ端末20は、近隣地図画面530の表示データの定義に基づいて、指示された目印アイコンに係る患者宅の情報を含む吹き出しを表示させる。図9では、目印アイコンm1が指示され、吹き出しb1が表示された例が示されている。吹き出しb1には、目印アイコンm1に係る患者宅の定期訪問周期が示されている。また、吹き出しb1には、ボタンb2が含まれている。ボタンb2は、当該定期訪問周期を、患者宅Aの定期訪問周期として利用又は流用することの指示を受け付けるためのボタンである。
このように、地図領域534の電子地図には、各患者宅b1の定期訪問周期を識別可能な情報が合成されている。なお、吹き出しb1には、診療科を示す文字列が含まれてもよい。また、各目印アイコンは、診療科又は定期訪問周期に応じて表示態様が異なっていてもよい。たとえば、診療科又は定期訪問周期に応じて、各目印アイコンが色分けされてもよい。
曜日指定領域531は、曜日指定によって、表示対象とする目印アイコンm1〜m5の絞り込みの設定を受け付けるためのチェックボタンを含む。すなわち、チェックされた曜日を含む定期訪問周期が割り当てられている患者宅bが、表示対象とされる。
リストボックス532は、診療科の指定によって、表示対象とする目印アイコンm1〜m5の絞り込みの設定を受け付けるためのリストボックスである。したがって、リストボックス532は、診療科を選択肢として含む。
表示更新ボタン533は、曜日指定領域531又はリストボックス532における設定の反映の指示を受け付けるためのボタンである。
地図領域534を参照することにより、ユーザは、患者宅Aの近隣の患者宅bの位置を把握することができる。換言すれば、既に定期訪問周期が決定されている患者宅bのうち、いずれの患者宅bに患者宅Aが近いのかをユーザは把握することができる。
但し、患者宅を訪問する医師は、患者の診療科に応じて異なる場合がある。したがって、単に所在地の近さのみに基づいて、患者宅の訪問スケジュールを作成することができない場合もある。例えば、近隣に位置するが、診療科が異なる患者宅群を、一人の医師が訪問するようなスケジュールを作成できない場合もある。
そのような場合、ユーザは、リストボックス532において、対象患者の診療科を選択する。このような利用形態を考慮すると、リストボックス532の代わりに、表示対象を患者宅Aと同じ診療科に絞り込むか否かを選択させるチェックボタン等が配置されてもよい。
また、例えば、定期訪問周期の曜日に関して対象患者の要望が予め把握されている場合は、曜日指定領域531において当該要望に即した曜日がチェックされてもよい。
続いて、表示更新ボタン533が押下されると、ユーザ端末20は、近隣地図画面530の表示データの定義に基づいて、表示対象の絞り込み要求を訪問診療支援装置10に送信する。当該要求には、診療科を示す文字列及び曜日を示す文字列が指定される。当該絞り込み要求に指定された文字列を、以下、「絞り込み条件」という。
訪問診療支援装置10の要求受信部11によって、表示対象の絞り込み要求が受信されると(図5:S110でYes)、検索部12は、患者宅群Bの中から、当該要求に指定された絞り込み条件に合致する患者宅群を抽出する(S111)。例えば、診療科を示す文字列が絞り込み条件に含まれている場合、患者宅群Bの中から、当該文字列が患者情報記憶部17の「診療科」の項目に記憶されている患者宅群が抽出される。更に、曜日を示す文字列が絞り込み条件に含まれている場合、抽出された患者宅群の中から、当該曜日が患者情報記憶部17の「定期訪問周期」に記憶されている患者宅群が抽出される。以下、最終的に抽出された患者宅群を、「患者宅群C」という。また、患者宅群Cに含まれる各患者宅を、「患者宅c」という。
続くステップS112〜S114では、患者宅群Cが患者宅群Bに置き換わることを除いて、ステップS107〜S109と同様の処理が実行される。その結果、絞り込み条件が反映された近隣地図画面が、ユーザ端末20に表示される。
図10は、近隣地図画面の第二の表示例を示す図である。図10中、図9と同一部分には同一符号を付している。
図10に示される近隣地図画面530aでは、診療科が神経内科であるといった条件によって表示対象が絞り込まれた例が示されている。その結果、患者宅Aの目印アイコンm0の他に、一つの患者宅cの目印アイコンm1のみが、電子地図に合成されている。
その結果、ユーザは、患者宅Aの定期訪問周期を、患者宅cの定期訪問周期に合わせることができれば、効率的な訪問スケジュールを立案できると判断することができる。
ユーザが、吹き出しb1が表示された状態で、ボタンb2を押下すると、ユーザ端末20は、近隣地図画面530aの表示データの定義に基づいて、患者宅Aに関する定期訪問周期設定画面を表示させる。
図11は、定期訪問周期設定画面の第二の表示例を示す図である。図11中、図8と同一部分には同一符号を付している。
図11に示される定期訪問周期設定画面520aには、定期訪問周期入力領域522に対して値が入力された状態となっている。当該値は、図10の近隣地図画面530において、目印アイコンm1に係る患者宅に対する定期訪問周期が転記されたものである。すなわち、図6における「富士 次郎」さんの定期訪問周期である、「第1・3月曜日午前」が、転記されている。
ユーザは、定期訪問周期入力領域522における各コンボボックスを操作して、転記された定期訪問周期を修正することもできる。例えば、「午前」を「午後」にしたり、「第1・3」を、「第1」のみ又は「第3」のみにしたりすることもできる。
ユーザによって、OKボタン523が押下されると、ユーザ端末20は、定期訪問周期設定画面520aの表示データの定義に基づいて、定期訪問周期の登録要求を訪問診療支援装置10に送信する。当該登録要求には、対象患者の患者IDと、定期訪問周期入力領域522に対して入力された定期訪問周期とが指定される。
ステップS115において、訪問診療支援装置10の要求受信部11は、定期訪問周期の登録要求を受信する。続いて、登録部13は、当該登録要求に指定されている患者IDに対応付けて、当該登録要求に指定されている定期訪問周期を患者情報記憶部17に記憶する(S116)。
上述したように、本実施の形態によれば、訪問予定日の設定対象である患者宅Aに対して近隣に位置する患者宅群Bが自動的に抽出され、患者宅群Bに含まれる各患者宅bの位置が記された電子地図を含む表示データが生成される。したがって、ユーザは、当該表示データが表示させる画面を参照して、患者宅Aの近隣に位置する患者宅を容易に把握することができる。
また、電子地図上において、各患者宅の訪問予定日や診療科は、各患者宅の位置に関連付けられている吹き出し等によって識別可能とされている。したがって、訪問予定日が重複する患者宅群や、診療科が一致する患者宅群を容易に把握することができる。
更に、電子地図上において、診療科によって絞り込まれた患者宅群のみを表示させることができる。したがって、ユーザは、訪問予定日の設定対象である患者宅Aと診療科が一致し、かつ、患者宅Aの近隣に位置する患者宅を容易に把握することができる。
したがって、患者宅Aの訪問予定日を立案するための有益な情報を、簡便な操作によって得ることができる。その結果、患者宅Aの訪問予定日の立案作業を効率化することができる。
なお、患者宅は、患者の自宅に限られない。例えば、親戚の家等、患者が自宅以外で療養している場合は、当該家が患者宅となる。すなわち、本実施の形態において、患者宅とは、患者にとっては、訪問診療を受ける場所であり、医師にとっては訪問先となる場所であればよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 訪問診療支援装置
11 要求受信部
12 検索部
13 登録部
14 電子地図取得部
15 表示データ生成部
16 応答返信部
17 患者情報記憶部
20 ユーザ端末
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
B バス

Claims (5)

  1. 訪問予定日の設定対象とする第一の患者宅の指定を受け付け、
    患者宅ごとに、当該患者宅の位置を示す位置情報と、当該患者宅への訪問予定日とを記憶する記憶部を参照して、前記第一の患者宅に係る位置情報が示す位置から所定の範囲内の位置を示す位置情報が記憶された一以上の第二の患者宅を特定し、
    前記第一の患者宅に係る位置情報が示す位置、及び特定された前記第二の患者宅に係る位置情報が示す位置が記され、前記第二の患者宅に関して前記記憶部が記憶する訪問予定日を識別可能な情報が前記第二の患者宅の位置に関連付けられた地図を含む表示データを生成し、
    前記表示データ内の前記第二の患者宅の位置に関連付けられている表示要素について所定の操作を受け付け、
    前記所定の操作を受け付けると、前記第一の患者宅に対する訪問予定日の指定を受け付ける欄に、前記記憶部に記憶されている前記第二の患者宅と対応づけられた訪問予定日の情報を反映させた状態の、前記第一の患者宅に対する訪問予定日の設定を受け付け可能な表示データを生成
    する処理をコンピュータが実行する訪問診療支援方法。
  2. 前記記憶部は、患者宅ごとに診療科を示す診療科情報を記憶し、
    前記生成する処理は、前記第二の患者宅に関して前記記憶部が記憶する診療科情報の示す診療科を識別可能な情報が前記第二の患者宅の位置に関連付けられた地図を含む表示データを生成する請求項1記載の訪問診療支援方法。
  3. 前記記憶部は、患者宅ごとに診療科を示す診療科情報を記憶し、
    前記第二の患者宅を特定する処理は、前記記憶部を参照して、前記第一の患者宅に係る位置情報が示す位置から所定の範囲内の位置を示す位置情報が記憶され、かつ、前記第一の患者宅に関して記憶されている診療科情報に一致する診療科情報が記憶されている一以上の前記第二の患者宅を特定する請求項1記載の訪問診療支援方法。
  4. 前記訪問予定日の設定を受け付け可能な表示データを生成する処理は、前記第一の患者宅に対する訪問予定日の指定を受け付ける欄に、前記記憶部に記憶されている前記第二の患者宅と対応づけられた訪問予定日の情報を修正可能なように反映させた状態の、前記第一の患者宅に対する訪問予定日の設定を受け付け可能な表示データを生成する請求項1記載の訪問診療支援方法。
  5. 訪問予定日の設定対象とする第一の患者宅の指定を受け付け、
    患者宅ごとに、当該患者宅の位置を示す位置情報と、当該患者宅への訪問予定日とを記憶する記憶部を参照して、前記第一の患者宅に係る位置情報が示す位置から所定の範囲内の位置を示す位置情報が記憶された一以上の第二の患者宅を特定し、
    前記第一の患者宅に係る位置情報が示す位置、及び特定された前記第二の患者宅に係る位置情報が示す位置が記され、前記第二の患者宅に関して前記記憶部が記憶する訪問予定日を識別可能な情報が前記第二の患者宅の位置に関連付けられた地図を含む表示データを生成し、
    前記表示データ内の前記第二の患者宅の位置に関連付けられている表示要素について所定の操作を受け付け、
    前記所定の操作を受け付けると、前記第一の患者宅に対する訪問予定日の指定を受け付ける欄に、前記記憶部に記憶されている前記第二の患者宅と対応づけられた訪問予定日の情報を反映させた状態の、前記第一の患者宅に対する訪問予定日の設定を受け付け可能な表示データを生成
    する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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