JPWO2013132712A1 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

この発明に係るナビゲーション装置は、音声出力の優先順位を記憶する優先順位データベース17と、優先順位データベース17から音声出力の優先順位を取得して管理する優先順位保持部16と、1つの音声出力が終了した際に次に開始する音声出力を次音声出力として記憶しておく次音声出力状態記憶部18と、次音声出力状態記憶部18における次音声出力の記憶状態と現在のナビゲーション情報とに基づき、次音声出力を出力するか否かを判断する次音声出力状態判断部19と、複数の音声出力の再生要求が重複した際に、優先順位保持部16から取得した優先順位の高い音声出力を出力し、優先順位の低い音声出力を次音声出力として次音声出力状態記憶部18に記憶し、1つの音声出力が終了した際に、次音声出力状態判断部19における判断にしたがって再生する音声出力を決定する出力決定部15を備えている。

Description

この発明は、ユーザを目的地まで案内するナビゲーション装置に関し、特に、音楽再生と案内音声の出力を制御する技術に関する。
従来のカーナビゲーション装置は、多くの場合、CD(Compact Disc)などに記録された音楽を再生する機能を備えている。また、目的地までの経路の情報、交通情報、お勧めスポット、登録地点または注意地点へ接近した旨の情報など(以下においては、音楽以外のナビゲーション装置が出力する情報を「案内情報」と総称する)を音声で出力する機能を有するカーナビゲーション装置も多い。
これら両方の機能を備えたカーナビゲーション装置では、音楽の再生と同時に、案内情報を音声で出力すると、2つの音声が重なってしまうという問題がある。なお、ナビゲーション装置が出力する案内情報または音楽などの音声情報を「音声出力」と総称する。
このような問題を解消するために、特許文献1は、曲の間奏部分で道路交通情報を案内する技術を開示している。より詳しくは、曲の間奏部分(ボーカル以外の部分)で案内情報を再生し、曲に戻る時点でボーカル部分を再生するタイミングであれば、そのボーカル部分の最初に戻って再生する。
また、特許文献2は、あらかじめ交通情報を受信する地点を推測しておき、それまでに音楽が終了するように再生リストの順番を入れ換えて音楽の再生を制御する技術を開示している。
特開2005−172450号公報 特開2010−112762号公報
ところで、先行技術文献に開示された技術では、音楽と案内情報を同時に出力する方法が考慮されているが、3つ以上の音声出力が重複した場合が考慮されていない。例えば、経路誘導案内、交通情報の案内および音楽が重複した場合の出力方法については考慮されていない。特に、1つの音声出力が終了した後の処理に対する考慮がなされていない。音声出力が終了した後の処理としては、
(1)残っている案内情報を1つずつ順に出力した後に元の音楽の再生状態に戻る、
(2)残っている案内情報の出力は行わずに元の音楽の再生状態に戻る、
などの方法が考えられる。これらの処理は、同時に出力する案内情報の種類に応じて異ならしめる必要があるが、先行技術文献に開示された技術では、この点が考慮されていない。
また、先行技術文献に開示された技術では、音声出力が重複した場合に、先に出力した音声出力に時間を要し、残りの音声出力を出力する時点では、その情報が不要になってしまうといった点、例えば、時間の経過や車両の移動などにより、後回しにした音声出力が不要になるといった点も考慮されていない。
この発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、複数の音声出力が重複した場合であっても各音声出力の優先順位を管理し、不要な音声出力を行わないように、その再生を制御できるナビゲーション装置を提供することを課題とする。
この発明は、上記課題を解決するために、音声出力の優先順位を記憶する優先順位データベースと、優先順位データベースから音声出力の優先順位を取得して管理する優先順位保持部と、1つの音声出力が終了した際に次に開始する音声出力を次音声出力として記憶しておく次音声出力状態記憶部と、次音声出力状態記憶部における次音声出力の記憶状態と現在のナビゲーション情報とに基づき、該次音声出力状態記憶部に記憶されている次音声出力を出力するか否かを判断する次音声出力状態判断部と、複数の音声出力の再生要求が重複した際に、優先順位保持部から取得した優先順位の高い音声出力を出力し、優先順位の低い音声出力を次音声出力として次音声出力状態記憶部に記憶し、1つの音声出力が終了した際に、次音声出力状態判断部における判断にしたがって再生する音声出力を決定する出力決定部を備えている。
この発明によれば、複数の音声出力が重複した場合であっても、各音声出力の優先順位を管理し、不要な音声出力を行わないように、その再生を制御できるナビゲーション装置を提供できる。
この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の優先順位データベースの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の次音声出力状態記憶部に記憶される次音声出力を説明するための図である。 この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の出力決定部の1つ目の機能を実現する処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の出力決定部の2つ目の機能を実現する処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の出力決定部の2つ目の機能を実現するステップST203の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置の出力決定部の2つ目の機能を実現するステップST203の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置の出力決定部の2つ目の機能を実現するステップST203の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置の出力決定部の2つ目の機能を実現するステップST203の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置の出力決定部の2つ目の機能を実現するステップST203の処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。なお、以下では、ナビゲーション装置の一例として、車両に搭載されるカーナビゲーション装置を例に挙げて説明する。また、実施の形態1では、次音声出力状態記憶部18(詳細は後述する)で、次に出力を開始する音声出力のみを記憶する場合について説明する。
ナビゲーション装置は、GPS(Global Positioning System)レシーバ1、車速センサ2、方位センサ3、車両位置方位計算部4、地図データベース5、入力操作部6、楽曲情報データベース7、ナビゲーション制御部9および出力部10を備えている。なお、図面が煩雑になるのを避けるために、各ブロック間を接続する線(信号またはデータの流れを示す線)の一部は省略している。
GPSレシーバ1は、複数のGPS衛星からの電波を受信することにより自車位置を計測する。このGPSレシーバ1で計測された自車位置は、自車位置信号として車両位置方位計算部4に送られる。
車速センサ2は、自車の速度を逐次計測する。この車速センサ2は、一般に、タイヤの回転数を計測するセンサから構成されている。車速センサ2で計測された自車の速度は、車速信号として車両位置方位計算部4に送られる。
方位センサ3は、自車の進行方向を逐次計測する。この方位センサ3で計測された自車の進行方位(以下、単に「方位」という)は、方位信号として車両位置方位計算部4に送られる。
車両位置方位計算部4は、GPSレシーバ1から送られてくる自車位置信号から自車の現在位置および方位を計測する。なお、トンネルの中または周囲の建物などによって自車の上空が遮られている場合は、電波を受信できるGPS衛星の数がゼロまたは少なくなって受信状態が悪くなり、GPSレシーバ1からの自車位置信号だけでは自車の現在位置および方位が計測できなくなった状況、または、計測できても精度が悪化した状況では、車速センサ2からの車速信号および方位センサ3からの方位信号を用いた自律航法を利用して自車位置を計測し、GPSレシーバ1による計測を補う処理を実行する。
車両位置方位計算部4で計測された自車の現在位置および方位は、上述したように、GPSレシーバ1の受信状態の悪化による計測精度の悪化、タイヤの摩耗による直径の変化、温度変化に起因する車速の誤差またはセンサ自体の精度に起因する誤差などといった様々な誤差を含んでいる。そこで、車両位置方位計算部4は、計測により得られた誤差を含んだ自車の現在位置および方位を、地図データベース5から読み出した地図データから取得した道路データを用いてマップマッチングを行うことにより修正する。この修正された自車の現在位置および方位は、自車位置方位データとしてナビゲーション制御部9に送られる。
地図データベース5は、道路の位置、道路の種別(高速道路、有料道路、一般道路または細街路など)、道路に関する規制(速度制限または一方通行など)または交差点近傍のレーン情報といった道路データを保持する道路の情報と、案内対象物の位置情報、名称、ジャンルといった案内対象物の情報を格納している。ここで、道路の位置は、道路を複数のノードとノード間を直線で結ぶリンクとで表され、このノードの緯度および経度を記録することにより表現されている。例えば、あるノードに3つ以上のリンクが接続されている場合は、そのノードの位置で複数の道路が交わっていることを表している。この地図データベース5に保持されている内容は、上述したように車両位置方位計算部4によって読み出される他、ナビゲーション制御部9によって読み出される。
入力操作部6は、リモートコントローラ、タッチパネルまたは音声認識装置などの少なくとも1つから構成されており、ユーザである運転者または同乗者が、操作によって、目的地を入力したり、ナビゲーション装置が提供する情報を選択したりするために使用される。この入力操作部6の操作によって発生されたデータは、操作データとしてナビゲーション制御部9に送られる。
楽曲情報データベース7は、音楽を記述したデータから成る楽曲情報を記憶している。この楽曲情報データベース7に記憶されている楽曲情報は、ナビゲーション制御部9のオーディオ再生部14によって読み出される。なお、楽曲情報データベース7としては、ユーザがナビゲーション装置に挿入したCD、SD(Secure Digital Memory)またはUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記憶媒体、この記憶媒体から楽曲情報を読み込んで記憶しているナビゲーション装置内のHDD(Hard Disk Drive)、または、インターネットなどを通じて楽曲情報を取得可能なナビゲーション装置の外に存在するストレージなどを用いることができる。また、楽曲情報としては、CDなどの記憶媒体に蓄積された情報のみならず、例えば、ラジオなどのストリーム情報を用いることもできる。
ナビゲーション制御部9は、
(1)入力操作部6から入力された目的地までの誘導経路の計算、
(2)誘導経路と自車の現在位置および方位とに応じた案内情報の生成、
(3)自車位置周辺の地図と自車位置を示す自車マークを合成した案内図の生成などといった自車周辺の地図を表示する機能、
(4)自車を目的地に誘導するための機能などを提供するためのデータ処理、
(5)自車位置、目的地または誘導経路に関連する交通情報、
(6)観光地、飲食店または物販店などの情報の検索、
(7)入力操作部6から入力された条件にマッチした施設の検索といったデータ処理、
などのうちの1つ以上の機能を有する。
また、ナビゲーション制御部9は、
(8)音声情報を用いて自車を目的地まで誘導する機能、
(9)自車または経路周辺の渋滞情報または危険地点などの情報をあらかじめ蓄積しておいたデータベース、または、アンテナまたはインターネットなどを経由してナビゲーション装置の外部から取得して音声で案内する機能、
(10)ラジオ、CDまたはSDなどに記録された楽曲情報を再生する機能のうちの少なくとも1つを有する。このナビゲーション制御部9の詳細は後述する。
出力部10は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)から構成されており、ナビゲーション制御部9から送られてくる表示データにしたがって、地図や操作メニューなどを画面に表示する。また、ナビゲーション制御部9から送られてくる案内情報またはオーディオ情報に従って、音楽または経路誘導案内などをスピーカから出力する。
次に、ナビゲーション制御部9の詳細を説明する。ナビゲーション制御部9は、目的地設定部11、経路計算部12、案内情報再生部13、オーディオ再生部14、出力決定部15、優先順位保持部16、優先順位データベース17、次音声出力状態記憶部18および次音声出力状態判断部19を備えている。
目的地設定部11は、入力操作部6から送られてくる操作データにしたがって目的地を設定する。この目的地設定部11で設定された目的地は、目的地データとして経路計算部12に送られる。
経路計算部12は、目的地設定部11から送られてくる目的地データ、車両位置方位計算部4から送られてくる自車位置方位データ、および、地図データベース5から読み出した地図データを用いて、目的地までの誘導経路を計算する。この経路計算部12で計算された誘導経路は、誘導経路データとして案内情報再生部13に送られる。
案内情報再生部13は、経路計算部12から送られてくる誘導経路データと、地図データベース5から読み出した地図データを用いて、案内情報を再生する。案内情報には、目的地までの経路誘導案内情報、現在地または経路上の周辺施設情報、外部から得られた渋滞または交通情報などが含まれる。案内情報再生部13で再生された案内情報は、出力決定部15に送られる。
オーディオ再生部14は、入力操作部6から送られてくる操作データと、楽曲情報データベース7から読み出した楽曲情報とに基づいて楽曲を再生する。このオーディオ再生部14で再生された楽曲は、オーディオ情報として出力決定部15に送られる。
優先順位保持部16は、優先順位データベース17を参照して、案内情報とオーディオ情報との優先順位、換言すれば、音声出力同士の優先順位を管理する。優先順位データベース17は、少なくとも、音声出力同士の優先順位を記憶している。なお、優先順位データベース17には、優先順位の低い音声出力を次音声出力として記憶するか否かを示す情報を含むことができる。図2は、優先順位と優先順位の低い音声出力を次音声出力として記憶するか否かを示す情報とを含む優先順位データベース17の例を示す。図2において、音声出力Aは常に優先、音声出力BとCは後から再生するものを優先、音声出力CとDは同じ優先順位に設定されている。
なお、図2に示す例では、優先順位が、同一の音声出力(−)、古い(元々再生されていた)音声出力を優先する先勝ち(Old)、新しい音声出力を優先する後勝ち(New)、および、同一(Same)の優先順位しか存在しないが、再生時間の短い音声出力を優先するなど、再生時間に応じた優先順位を使用することもできる。この場合、さらに詳細な挙動を設定できる。
このように、優先順位および優先順位の低い音声出力を次音声出力として記憶するか否かを示す情報を有することにより、直ちに再生しなければ意味のない音声出力を、次音声出力として記憶する必要がなくなる。その結果、ナビゲーション装置が不要な音声出力を行うことがなくなる。例えば、以下の条件を仮定する。
・音声出力1:経路誘導
・音声出力2:電話着信
・優先順位 :電話着信>経路誘導
ここで、経路誘導中に電話着信が発生した場合を考えると、以下の動作となる。すなわち、
・電話着信の優先順位が高いため、音声出力としては、電話着信が選択され、経路誘導は次音声出力として記憶される。
・電話着信が終了した後に、次音声出力として記憶されている経路誘導に復帰する。
また、優先順位データベース17は、必ずしもナビゲーション装置の内部に存在しなくてもよい。例えば、優先順位データベース17は、ナビゲーション装置の外部のサーバに存在し、インターネットを介して、サーバからデータを取得するように構成することも可能である。
次音声出力状態記憶部18は、出力決定部15からの再生要求を受けて、次音声出力を記憶する。また、次音声出力状態記憶部18は、出力決定部15から次音声出力の問い合わせを受けた場合に、記憶している次音声出力を示すデータを返す。次音声出力は、最も簡単な方法では、図3(a)に示すように、音声出力の要求を受けた順に記憶することができる。
また、次音声出力状態記憶部18は、図3(b)に示すように、すでに記憶済の次音声出力と同一の次音声出力を新しく記憶することになった場合に、記憶済の次音声出力を削除し、重複を避けて記憶することができる。
また、次音声出力状態記憶部18は、次音声出力として、音声出力の種類だけでなく、音声出力の内容または再生を開始する位置(例えば、CDの2曲目の10秒経過した位置)なども記憶することができる。
次音声出力状態判断部19は、次音声出力状態記憶部18から出力決定部15を介して取得される次音声出力の記憶状態と、現在のナビゲーション情報とに基づき(より詳しくは、次音声出力と現在のナビゲーション情報とを比較することにより)、次音声出力状態記憶部18に記憶されている音声出力を出力するか否かを判断する。この次音声出力状態判断部19における判断結果を示す情報は、出力決定部15によって取得される。なお、現在のナビゲーション情報としては、音声出力を出力するか否かを判断する時点において、ナビゲーション装置で得ることができる情報を用いることができる。
出力決定部15は、大きく分けて2つの機能を有する。1つ目の機能は、案内情報再生部13から送られてくる案内情報とオーディオ再生部14から送られてくるオーディオ情報とを受け取り、いずれを音声出力として再生するかを決定する機能である。2つ目の機能は、1つの音声出力の再生が終了した場合に、以前に再生していた音声出力に復帰する機能である。
1つ目の機能を実現するための処理を、図4に示したフローチャートを参照しながら説明する。以下では、現在再生中の音声出力をA、新しく再生要求が行われた音声出力をBとして説明する。出力決定部15は、案内情報再生部13またはオーディオ再生部14から再生要求を受けた場合に処理を開始する。
処理が開始されると、まず、現在再生中の音声出力が存在するかどうかが調べられる(ステップST101)。すなわち、出力決定部15は、現在、音声出力の再生中であるかどうかをチェックする。このステップST101において、現在再生中の音声出力が存在する、例えば音声出力Aが再生中であることが判断されると、次いで、優先順位が取得される(ステップST102)。すなわち、出力決定部15は、音声出力Aと音声出力Bとの優先順位を、優先順位保持部16から取得する。
次いで、優先順位が調べられる(ステップST103)。すなわち、出力決定部15は、優先順位保持部16から取得した優先順位を参照し、再生中の音声出力Aを優先するか、優先順位が同じであるか、または、新しい音声出力Bを優先するかを調べる。
このステップST103において、再生中の音声出力を優先することが判断されると、再生中の音声出力の再生が継続される(ステップST104)。すなわち、出力決定部15は、元々再生していた音声出力Aの再生を続ける。
次いで、次音声出力を記憶するかどうかが調べられる(ステップST105)。すなわち、出力決定部15は、ステップST102で取得したデータを調べ、次音声出力を記憶するかどうかを判断する。
このステップST105において、次音声出力を記憶することが判断されると、次音声出力として、再生要求を受けた音声出力が記憶される(ステップST106)。すなわち、出力決定部15は、次音声出力として、音声出力Bを次音声出力状態記憶部18に記憶する。その後、処理は終了する。一方、ステップST105において、次音声出力を記憶しないことが判断されると、ステップST106の処理はスキップされ、処理は終了する。
上記ステップST103において、優先順位が同じであることが判断されると、両方が再生される(ステップST107)。すなわち、出力決定部15は、音声出力Aと音声出力Bの優先順位が同じであるため、音声出力Aと音声出力Bをミキシングして同時に再生する。その後、処理は終了する。
上記ステップST103において、新しい音声出力を優先することが判断されると、次いで、新しく要求された音声出力が再生される(ステップST108)。すなわち、出力決定部15は、元々再生していた音声出力Aの再生を停止し、新しく要求された音声出力Bを再生する。
次いで、次音声出力を記憶するかどうかが調べられる(ステップST109)。すなわち、出力決定部15は、ステップST102で取得したデータを調べ、次音声出力を記憶するかどうかを判断する。
このステップST109において、次音声出力を記憶することが判断されると、次音声出力として、再生要求を受けた音声出力が記憶される(ステップST110)。すなわち、出力決定部15は、次音声出力として、音声出力Aを次音声出力状態記憶部18に記憶する。その後、処理は終了する。一方、ステップST105において、次音声出力を記憶しないことが判断されると、ステップST110の処理はスキップされ、処理は終了する。
上記ステップST101において、現在再生中の音声出力が存在しない、すなわち音声出力Aが存在しないことが判断されると、次いで、新しく要求された音声出力が再生される(ステップST111)。すなわち、出力決定部15は、新しく要求された音声出力Bを再生する。その後、処理は終了する。
なお、上述したステップST103で音声出力Aと音声出力Bの優先順位が同じであると判断された場合に、ステップST107において、音声出力Aと音声出力Bを同時に再生するように構成したが、優先順位が同じである場合の再生方法は同時再生以外であってもよい。例えば、「すでに再生中の音声出力を優先する」、「新しく要求された音声出力を優先する」、「短時間で再生が終了する音声出力を優先する」、あるいは、「システム開発者またはユーザがあらかじめ設定しておいた順序に従う」などのように、再生順序、再生時間またはシステム設定により挙動を変化させることもできる。
また、同時に再生する場合であっても、すでに再生中の音声出力のボリュームを大きくする、などといった再生順序またはシステム設定により音声出力の再生方法を変化させてもよい。
次に、2つ目の機能を実現するための処理を、図5に示したフローチャートを参照しながら説明する。以下では、1つの音声出力の再生が終了した場合に、以前に再生していた音声出力に復帰する機能について説明する。
処理が開始されると、まず、次音声出力が取得される(ステップST201)。すなわち、出力決定部15は、次音声出力状態記憶部18から、次音声出力の取得を試みる。次いで、次音声出力があるかどうかが調べられる(ステップST202)。すなわち、出力決定部15は、ステップST201で次音声出力を取得できたかどうか、換言すれば、次音声出力が次音声出力状態記憶部18に存在するかどうかを調べる。このステップST202において、次音声出力が存在しないことが判断されると、処理は終了する。
一方、上記ステップST202において、次音声出力が存在することが判断されると、次いで、次音声出力を出力するかどうかが調べられる(ステップST203)。すなわち、出力決定部15は、次音声出力状態判断部19から取得した判断結果を示す情報に基づき、ステップST201において取得した次音声出力を出力するかどうかを判断する。このステップST203の処理の詳細については後述する。ステップST203において、次音声出力を出力することが判断された場合は、取得された音声出力が再生される(ステップST204)。すなわち、出力決定部15は、ステップST201で取得した次音声出力の再生を行う。次いで、次音声出力が更新される(ステップST206)。すなわち、出力決定部15は、次音声出力状態記憶部18の内容を更新する。具体的には、出力決定部15から次音声出力状態記憶部18に更新メッセージが送られ、次音声出力状態記憶部18は、記憶している次音声出力(すなわち、ステップST201で取得され、ステップST204で再生された音声出力)を破棄する。
上記ステップST203において、次音声出力を出力しないことが判断されると、次いで、取得された音声出力が破棄される(ステップST205)。すなわち、出力決定部15は、ステップST201で取得した次音声出力を破棄する。その後、ステップST206に進み、次音声出力が更新される。すなわち、出力決定部15は、次音声出力状態記憶部18の内容を更新する。具体的には、出力決定部15から次音声出力状態記憶部18に更新メッセージが送られ、次音声出力状態記憶部18は、記憶している次音声出力(すなわち、ステップST201で取得され、ステップST205で破棄された音声出力)を破棄する。
なお、次音声出力状態記憶部18が、次音声出力を、図3(b)に示すような形式で記憶している場合は、最も新しい次音声出力のみが破棄され、その他の次音声出力が繰り上げられる。
次に、上述したステップST203で行われる処理、すなわち次音声出力状態判断部19で行われる処理の詳細を説明する。次音声出力状態判断部19は、出力決定部15から、図5のステップST201で取得された次音声出力を受け取り、受け取った次音声出力と現在のナビゲーション情報とを比較して、次音声出力を出力するか、出力しないかを判断する。
ステップST203で行われる処理の一例を図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。ここで、以下で使用する用語を定義する。「保存された」という用語は、次音声出力状態記憶部18に保存された次音声出力に含まれる情報を指す。また、「現在の」という用語は、ステップST203が実行される時点でナビゲーション情報に含まれる情報を指す。
処理が開始されると、まず、保存された次音声出力が地点を含むかどうかが調べられる(ステップST501)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、保存された次音声出力の内容をチェックし、「○○○交差点」などの場所を表す単語が見つかればそれを地点であると判断する。このステップST501において、保存された次音声出力が地点を含まないことが判断された場合は、保存された次音声出力を「出力する」と判断し(ステップST507)、処理を終了する。
一方、上記ステップST501において、保存された次音声出力が地点を含むことが判断された場合は、その地点の位置が計算される(ステップST502)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、地図データベース5から、地点の緯度および経度を取得する。次いで、現在の誘導経路が計算される(ステップST503)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、ナビゲーション制御部9が経路誘導を行う機能を持つ場合は、その機能で使用する誘導経路を経路計算部12から取得する。なお、ナビゲーション制御部9が経路誘導を行う機能を持たない場合は、現在地と目的地(別途設定される)とを結んだ直線を誘導経路とすることができる。
次いで、ステップST502で計算された地点の位置と、ステップST503で計算された誘導経路の距離が計算される(ステップST504)。すなわち、対象の地点と、誘導経路との距離が計算される。この場合、対象の地点から誘導経路の代表点(始点、終点または誘導経路上の交差点など)に対して直線を引き、最も短い直線の長さを距離として用いることができる。なお、対象の地点から誘導経路に対して、下ろした垂線の長さを、距離とすることもできる。
次いで、ステップST504で計算された距離が一定値以上かどうか調べられる(ステップST505)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、ステップST504で算出した距離と、あらかじめ定められた距離の閾値を比較する。閾値は、ナビゲーション装置の設計者またはユーザが、例えば、50m、緯度および経度の各々が1秒、といったようにあらかじめ定めておくことができる。ステップST505において、距離が一定値以上と判断された場合は、保存された次音声出力を「出力しない」と判断し(ステップST506)、処理を終了する。
一方、上記ステップST505において、距離が一定値に満たないと判断された場合は、上述したステップST507に進み、保存された次音声出力を「出力する」と判断して処理を終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置によれば、優先順位データベース17によりオーディオ情報と案内情報とを区別せずに管理し、優先順位を考慮して、再生する情報を決定する。また、1つの音声出力が終了した後の処理を順に記憶することで、3つ以上の音声出力が重複した場合であっても、音声出力を希望する順に再生することが可能である。さらに、次音声出力状態判断部19が、次の音声出力を出力するかどうかを判断することにより、不要な音声出力を抑止することが可能である。これにより、例えば、優先度の高い音声出力を行っている間に、優先度の低い音声出力が案内対象としていた交差点を通り過ぎたといった状況で、優先度の低い音声出力を抑止できるといった効果が得られる。
実施の形態2.
実施の形態2では、次音声出力に加えて、ナビゲーション情報を次音声出力状態記憶部18に記憶し、次音声出力状態判断部19において、このナビゲーション情報を用いて、次音声出力を出力するかどうかを判断する。実施の形態2の基本的な動作は、実施の形態1と同様であるため、以下では実施の形態1と相違する点を中心に説明する。
この実施の形態2に係るナビゲーション装置の構成は、図1のブロック図に示した実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成と同じである。
次音声出力状態記憶部18は、記憶する情報の種類が実施の形態1のそれと異なる。すなわち、出力決定部15からの要求を受けて記憶する情報は、次音声出力およびナビゲーション情報である。ここで、ナビゲーション情報は、時刻、車両位置、誘導経路、誘導地点(次の交差点など)または目的地などといったナビゲーション装置が持つ情報を含む。
出力決定部15は、
(A)図4に示す処理において、次音声出力を次音声出力状態記憶部18に記憶させる時に、ナビゲーション情報も記憶させる点、
(B)図5に示す処理において、次音声出力状態記憶部18から次音声出力を取得する時に、ナビゲーション情報も取得する点
が実施の形態1と異なる。
すなわち、(A)の場合は、図4のステップST106において、次音声出力として音声出力Bを記憶する時に、次音声出力と共にナビゲーション情報も次音声出力状態記憶部18に記憶する。(B)の場合は、図5のステップST201において、次音声出力状態記憶部18から次音声出力を取得する時に、次音声出力と共に記憶されているナビゲーション情報も取得する。
次音声出力状態判断部19の動作および図5のフローチャートに示すステップST203の処理は、ナビゲーション情報を使用する点で実施の形態1とは異なる。以下においては、図6に示したフローチャートの代わりに、図7〜図10に示すフローチャートを用いて処理の例を説明する。なお、図7〜図10のフローチャートに示す処理は、それぞれ単独でステップST203の処理とすることができるが、図7〜図10のフローチャートに示す処理を2つ以上組み合わせてステップST203の処理とすることもできる。
まず、以下で使用する用語を定義する。「保存された」という用語は、次音声出力状態記憶部18に保存された次音声出力およびナビゲーション情報に含まれる情報を指す。「現在の」という用語は、ステップST203が実行される時点でナビゲーション情報に含まれる情報を指す。
図7は、ナビゲーション情報として時刻を使用する場合の例を示すフローチャートである。なお、時刻は、図示しない時計機構から取得されるものとする。処理が開始されると、まず、保存された時刻から現在の時刻までの経過時間が計算される(ステップST301)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、時計機構から取得した現在の時刻から、次音声出力状態記憶部18に保存されている時刻を引いて差を求め、この求められた差を経過時間とする。次いで、ステップST301で計算された経過時間が一定値以上かどうか調べられる(ステップST302)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、ステップST301で算出した経過時間と、あらかじめ定められた経過時間の閾値とを比較する。閾値は、ナビゲーション装置の設計者またはユーザが、例えば、100秒、10分といったようにあらかじめ定めておくことができる。このステップST302において、ステップST301で算出された経過時間が一定値以上であることが判断された場合は、保存された次音声出力を「出力しない」と判断され(ステップST303)、処理を終了する。
一方、上記ステップST302において、ステップST301で算出された経過時間が一定値に満たないことが判断された場合は、保存された次音声出力を「出力する」と判断され(ステップST304)、処理は終了する。
図8は、ナビゲーション情報として車両位置を使用する例を示すフローチャートである。処理が開始されると、まず、保存された車両位置から現在の車両位置までの移動距離が計算される(ステップST401)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、現在の緯度および経度から、次音声出力状態記憶部18に保存されている緯度および経度を引いて差(直線距離)を計算し、この差を移動距離とする。なお、ナビゲーション制御部9が経路誘導を行う機能を持つ場合は、保存された車両位置から現在の車両位置までの道路に沿った誘導経路を設定し、その誘導経路の長さを移動距離とすることができる。次いで、ステップST401で計算された移動距離が一定値以上かどうか調べられる(ステップST402)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、ステップST401で算出した移動距離と、あらかじめ定められた移動距離の閾値とを比較する。閾値は、ナビゲーション装置の設計者またはユーザが、例えば、50m、緯度および経度の各々が1秒、といったようにあらかじめ定めておくことができる。このステップST402において、ステップST401で算出された移動距離が一定値以上であることが判断された場合は、保存された次音声出力を「出力しない」と判断され(ステップST403)、処理を終了する。
一方、上記ステップST402において、ステップST401で算出された移動距離が一定値に満たないことが判断された場合は、保存された次音声出力を「出力する」と判断され(ステップST404)、処理は終了する。
図9は、ナビゲーション情報として誘導地点を使用する例を示すフローチャートである。処理が開始されると、まず、保存された誘導地点と、現在の誘導地点の距離が計算される(ステップST601)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、2つの地点の緯度および経度を使用して地点間の直線距離を計算して距離とする。なお、ナビゲーション制御部9が経路誘導を行う機能を持つ場合は、保存された車両位置から現在の車両位置までの道路に沿った誘導経路を設定し、その誘導経路の長さを距離とすることができる。次いで、ステップST601で計算された距離が一定値以上かどうか調べられる(ステップST602)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、ステップST601で算出した距離と、あらかじめ定められた距離の閾値を比較する。閾値は、ナビゲーション装置の設計者またはユーザが、例えば、50m、緯度および経度の各々が1秒、といったようにあらかじめ定めておくことができる。このステップST602において、ステップST601で算出した距離が一定値以上であることが判断された場合は、保存された次音声出力を「出力しない」と判断し(ステップST603)、処理を終了する。
一方、上記ステップST602において、ステップST601で算出した距離が一定値に満たないことが判断された場合は、保存された次音声出力を「出力する」と判断され(ステップST604)、処理は終了する。なお、上述した例では、ナビゲーション情報として誘導地点を用いたが、誘導地点または目的地をナビゲーション情報として使用するように構成することもできる。
図10は、ナビゲーション情報として車両位置を使用する他の例を示すフローチャートである。処理が開始されると、まず、保存された車両位置と、現在の車両位置を結ぶ誘導経路が計算される(ステップST701)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、ナビゲーション制御部9が経路誘導を行う機能を持つ場合は、それを利用して保存された車両位置から現在の車両位置までの道路に沿った誘導経路を設定する。なお、経路誘導機能を持たない場合は、現在地と目的地(別途設定される)とを結んだ直線を誘導経路とすることができる。次いで、保存された車両位置と、誘導経路の距離が計算される(ステップST702)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、次音声出力状態記憶部18に保存された車両位置と、ステップST701で計算された誘導経路との距離を計算する。この場合、保存された車両位置から、ステップST701で計算された誘導経路の代表点(始点、終点または経路上の交差点など)に対して直線を引き、最も短い直線の長さを距離とすることができる。なお、保存された車両位置からステップST701で計算された誘導経路に対して下ろした垂線の長さを、距離とすることもできる。次いで、ステップST702で計算された距離が一定値以上かどうか調べられる(ステップST703)。すなわち、次音声出力状態判断部19は、ステップST702で算出した距離と、あらかじめ定められた距離の閾値を比較する。閾値は、ナビゲーション装置の設計者またはユーザが、例えば、50m、緯度および経度の各々が1秒、といったようにあらかじめ定めておくことができる。ステップST703において、距離が閾値以上と判断された場合は、保存された次音声出力を「出力する」と判断し(ステップST704)、処理を終了する。
一方、上記ステップST703において、距離が閾値に満たないことが判断された場合は、保存された次音声出力を「出力しない」と判断し(ステップST705)、処理を終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置によれば、優先順位データベース17によりオーディオ情報と案内情報とを区別せずに管理し、優先順位を考慮して、再生する情報を決定する。また、1つの音声出力が終了した後の処理を順に記憶することで、3つ以上の音声出力が重複した場合であっても、音声出力を希望する順に再生することが可能である。さらに、次音声出力状態記憶部18に、次の音声出力と共にナビゲーション情報を記憶させ、次音声出力状態判断部19が、次の音声出力を出力するかどうかを判断する際に、記憶しておいたナビゲーション情報をも判断基準として使用することにより、より正確に不要な音声出力の出力を抑止することが可能である。
なお、実施の形態1および実施の形態2において、図4のステップST109では、優先度が低い音声出力を次音声出力状態記憶部18に記憶させるかどうかを判断しているが、この処理をなくして、優先度が低い音声出力を全て次音声出力状態記憶部18に記憶させても良い。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明は、複数の音声出力が重複した場合であっても各音声出力の優先順位を管理し、その再生を制御できるので、例えばカーナビゲーションシステムのように複数種類の音声を出力するナビゲーションシステムに好適である。
1 GPSレシーバ、2 車速センサ、3 方位センサ、4 車両位置方位計算部、5 地図データベース、6 入力操作部、7 楽曲情報データベース、9 ナビゲーション制御部、10 出力部、11 目的地設定部、12 経路計算部、13 案内情報再生部、14 オーディオ再生部、15 出力決定部、16 優先順位保持部、17 優先順位データベース、18 次音声出力状態記憶部、19 次音声出力状態判断部。
この発明は、上記課題を解決するために、1つの音声出力が終了した際に次に開始する音声出力を次音声出力として記憶しておく次音声出力状態記憶部と、音声出力同士の優先順位と、優先順位が低い方の音声出力を次音声出力状態記憶部に記憶するかどうかを示す情報と保持する優先順位データベースと、優先順位データベースから音声出力の優先順位を取得して管理する優先順位保持部と、次音声出力状態記憶部における次音声出力の記憶状態と現在のナビゲーション情報とに基づき、該次音声出力状態記憶部に記憶されている次音声出力を出力するか否かを判断する次音声出力状態判断部と、複数の音声出力の再生要求が重複した際に、優先順位保持部から取得した優先順位が最も高い音声出力を出力し、優先順位が最も高い音声出力以外の優先順位が低い音声出力を次音声出力として次音声出力状態記憶部に記憶し、1つの音声出力が終了した際に、次音声出力状態判断部における判断にしたがって再生する音声出力を決定する出力決定部を備えている。

Claims (8)

  1. 音声出力の優先順位を記憶する優先順位データベースと、
    前記優先順位データベースから音声出力の優先順位を取得して管理する優先順位保持部と、
    1つの音声出力が終了した際に次に開始する音声出力を次音声出力として記憶しておく次音声出力状態記憶部と、
    前記次音声出力状態記憶部における次音声出力の記憶状態と現在のナビゲーション情報とに基づき、該次音声出力状態記憶部に記憶されている次音声出力を出力するか否かを判断する次音声出力状態判断部と、
    複数の音声出力の再生要求が重複した際に、前記優先順位保持部から取得した優先順位の高い音声出力を出力し、優先順位の低い音声出力を次音声出力として前記次音声出力状態記憶部に記憶し、1つの音声出力が終了した際に、前記次音声出力状態判断部における判断にしたがって再生する音声出力を決定する出力決定部
    とを備えたナビゲーション装置。
  2. 優先順位データベースは、音声出力同士の優先順位と、優先順位の低い音声出力を次音声出力状態記憶部に記憶するかどうかを示す情報を保持する
    ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 優先順位データベースに保持される音声出力同士の優先順位は、古い音声出力を優先、新しい音声出力を優先、同一、または、音声再生時間の短い音声出力を優先、の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項2記載のナビゲーション装置。
  4. 次音声出力状態記憶部は、次音声出力に加えてナビゲーション情報を記憶し、
    次音声出力状態判断部は、前記次音声出力状態記憶部に記憶されているナビゲーション情報と現在のナビゲーション情報とを比較することにより、該次音声出力状態記憶部に記憶されている音声出力を出力するか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  5. 次音声出力状態記憶部は、ナビゲーション情報として、該ナビゲーション情報が記憶された時刻を記憶し、
    次音声出力状態判断部は、前記次音声出力状態記憶部に記憶されている時刻と現在の時刻との差である経過時間に応じて、該次音声出力状態記憶部に記憶されている音声出力を出力するか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  6. 次音声出力状態記憶部は、ナビゲーション情報として、該ナビゲーション情報が記憶された時の車両位置を記憶し、
    次音声出力状態判断部は、前記次音声出力状態記憶部に記憶されている車両位置と現在の車両位置との差である移動距離に応じて、該次音声出力状態記憶部に記憶されている音声出力を出力するか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  7. 次音声出力状態記憶部は、ナビゲーション情報として、該ナビゲーション情報を記憶した時の誘導地点または目的地を記憶し、
    次音声出力状態判断部は、前記次音声出力状態記憶部に記憶されている誘導地点または目的地から現在の誘導地点までの距離に応じて、該次音声出力状態記憶部に記憶されている音声出力を出力するか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  8. 次音声出力状態記憶部は、ナビゲーション情報として、該ナビゲーション情報が記憶された時の車両位置を記憶し、
    次音声出力状態判断部は、前記次音声出力状態記憶部に記憶されている車両位置と現在の車両位置とを結ぶ誘導経路と、前記次音声出力状態記憶部に記憶されている車両位置の差である距離に応じて、該次音声出力状態記憶部に記憶されている音声出力を出力するか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
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