JPWO2013124947A1 - 情報システム管理装置及び情報システム管理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
また、構成管理装置が、クライアント(端末)からサーバ上のソフトウェアサービスへの接続を監視して、情報システムの機器間の依存関係を自動的に収集・蓄積方法も提案されている(例えば、特許文献3)。
しかし、機器間の冗長化構成の組み合わせと冗長化の種類を判別するためには、冗長化の仕組みを持つソフトウェア等の設定情報を解析する機構を用意するか、人手で冗長化の組み合わせや種類を入力する等の必要があり、実現が困難であるか又は運用負荷が高いという課題があった。
複数のシステム構成要素を含み、各システム構成要素で2つ以上のコンポーネントを用いた冗長化が実施されている情報システムを管理する情報システム管理装置であって、
各システム構成要素で稼動中のコンポーネントとの通信により生成された、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントと、システム構成要素間の依存関係とが記述される依存関係情報を入力する依存関係情報入力部と、
各システム構成要素における冗長化の詳細が記述される冗長化詳細情報を入力する冗長化詳細情報入力部と、
前記依存関係情報に記述される各システム構成要素で稼動中のコンポーネントに対して、前記冗長化詳細情報に記述される冗長化の詳細を関係付ける情報関係付け部と、
前記依存関係情報に記述される、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントとシステム構成要素間の依存関係とを表示するとともに、前記情報関係付け部による関係付けに基づき、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて各システム構成要素における冗長化の詳細を表示する表示部とを有することを特徴とする。
実施の形態1〜6に係る構成管理装置は、システム構成要素の依存関係の生成に対して、システム構成要素における冗長化の組み合わせと種類を自動的に判別し、判別した冗長化の組み合わせと種類をユーザに対して表示することを主な目的としている。
冗長化構成には、ロードバランス、フェイルオーバクラスタ、コールドスタンバイ等の手法がある。
ロードバランスは、2台以上の機器が常時サービス提供しており1台が故障しても他の機器で代替動作するものである。
フェイルオーバクラスタは、本番系機器に対して自動切換可能な待機系機器を用意し、本番系の故障時に待機系機器に自動的に切り替わって代替動作するものである。
コールドスタンバイは、本番系機器に対して通常時は動作を停止している代替機器を用意し、本番系の故障時には代替機器を手動で起動して代替動作させるものである。
構成管理装置2は、情報システム管理装置の例に相当する。
より具体的には、構成管理装置2は情報システム1からシステム構成要素の情報を収集して依存関係を分析・保存する。
情報システム1はネットワーク、サーバ装置、端末装置等で構成される。
構成管理装置2が管理する情報システム1は、図2のビュー3に示すように、例えば、XXXシステム、YYYシステム等から構成され、また、XXXシステムにはAAA機能とBBB機能が配備されているものとする。
図2は、XXXシステムのAAA機能における機器構成を示している。
図2に示すように、XXXシステムのAAA機能では、Webサーバ#1−1、Webサーバ#1−2、Appサーバ#1−1、Appサーバ#1−2、DBサーバ#1−1、DBサーバ#1−2が存在している。
Webサーバ#1−1、Webサーバ#1−2における「Webサーバ#1」、Appサーバ#1−1、Appサーバ#1−2における「Appサーバ#1」、DBサーバ#1−1、DBサーバ#1−2における「DBサーバ#1」は、それぞれシステム構成要素を示している。
そして、Webサーバ#1−1、Webサーバ#1−2は、システム構成要素「Webサーバ#1」において冗長化に用いられるコンポーネントである。
同様に、Appサーバ#1−1、Appサーバ#1−2は、システム構成要素「Appサーバ#1」において冗長化に用いられるコンポーネントである。
同様に、DBサーバ#1−1、DBサーバ#1−2は、システム構成要素「DBサーバ#1」において冗長化に用いられるコンポーネントである。
このように、構成管理装置2が管理する情報システム1は、複数のシステム構成要素を含み、各システム構成要素が2つ以上のコンポーネントを用いて冗長化されている。
なお、コンポーネントを機器ともいう。
そして、情報システム1内で稼働中のコンポーネントと、システム構成要素間の依存関係が示される動作機器一覧テーブル201と依存関係テーブル202を生成し、生成した動作機器一覧テーブル201と依存関係テーブル202を構成要素管理テーブル記憶部22に格納する。
動作機器一覧テーブル201は図3に例示するテーブルであり、情報システム1内で動作中のコンポーネントが記述されている。
依存関係テーブル202は図4に例示するテーブルであり、システム構成要素間の依存関係が記述されている。
動作機器一覧テーブル201と依存関係テーブル202の詳細は、図3、図4を参照して後述する。
依存関係テーブル202は依存関係情報の例に相当する。
CFIA分析表203は図5に例示するテーブルであり、情報システム1に含まれる全てのコンポーネントが記述されている。
つまり、CFIA分析表203には、各システム構成要素の主系のコンポーネントだけでなく、待機系のコンポーネントも記述されている。
また、CFIA分析表203には、各システム構成要素における冗長化の詳細が記述されている。
例えば、CFIA分析表203に示す「L」、「F」、「M」は冗長化の方式であり、L(Load Balance)はロードバランスによる冗長化、F(Failover)はフェイルオーバによる冗長化、M(Manual)は手動切り替え(コールドスタンバイ)による冗長化を表す。
ホスト名・IPアドレス対応表204は図6に例示するテーブルであり、各コンポーネントの通信アドレス(IPアドレス)が記述されている。
CFIA分析表203、ホスト名・IPアドレス対応表204の詳細は、図5、図6を参照して後述する。
CFIA分析表203は冗長化詳細情報の例、ホスト名・IPアドレス対応表204は通信アドレス情報の例に相当する。
設計情報入力部25は冗長化詳細情報入力部の例に相当する。
より具体的には、設計情報統合部26は、図7に例示する構成管理テーブル205を生成する。
構成管理テーブル205内の「冗長化」に記載されている値と「ホスト名」に記載されている値により、システム構成要素ごとに、待機中のコンポーネントが、依存関係テーブル202に記述されている稼動中のコンポーネントに関係付けられることになる。
また、構成管理テーブル205内の「AAA機能」に記載されている冗長化の方式を表す記号(「L」、「F」、「M」)と「ホスト名」に記載されている値により、システム構成要素ごとに、冗長化の方式が、依存関係テーブル202に記述されている稼動中のコンポーネントに関係付けられることになる。
構成管理テーブル205の詳細は、図7を参照して後述する。
また、設計情報統合部26は、情報関係付け部の例に相当する。
「機器名」に示されている機器は、前述したように、構成情報収集部21が情報システム1に含まれる各機器との通信により検出したコンポーネントの名称である。
また、「ホスト名」は、「機器名」に示されるコンポーネントのID(Identifier)である。
「ホスト名」に示されているIDは、図3の動作機器一覧テーブル201の「ホスト名」に示されているものと同様である。
つまり、構成情報収集部21により検出された稼動中のコンポーネントのIDである。
「依存先」に示されているIDは、「ホスト名」のIDに対応するコンポーネントが、稼動する上で依存しているコンポーネントのIDである。
つまり、webabc(Webサーバ#1−1)とwebdef(Webサーバ#1−2)は、稼動する上で、appabc(Appサーバ#1−1)のリソースをなんらかの形で利用している。
また、appabc(Appサーバ#1−1)は、dbsac(DBサーバ#1−1)に依存している。
前述したように、依存関係テーブル202も、構成情報収集部21により生成される。
なお、動作機器一覧テーブル201は依存関係テーブル202を生成する際に用いられるが、設計情報統合部26及び表示部29の処理では、動作機器一覧テーブル201は必ずしも必要ではなく、依存関係テーブル202があればよい。
このため、構成要素管理テーブル記憶部22には依存関係テーブル202のみが格納されるようにしてもよい。
また、依存関係テーブル202は、従来のCMDBの情報であってもよい。
図5は、情報システム設計時に実施するCFIA(Component Failure Impact Analysis:コンポーネント障害インパクト分析)の分析表の例を示したものである。
図5の表は1つの業務システムのCFIA分析結果を示したものであり、各機器に対して、ホスト名、機器が故障した場合の機能(図5中ではAAA機能、BBB機能)に対する影響、システム構成要素の障害検知方法、を整理したものである。
機器が故障した場合の機能に対する影響は、冗長化の方式(例えばL、F、M)の記号で表す。
前述したように、Lはロードバランスによる冗長化、Fはフェイルオーバによる冗長化、Mは手動切り替えによる冗長化を示す。
空欄の場合は該当する機器が故障してもその機能に対する影響がないことを示す。
障害検知方法の欄は、例えばS、P等の記号で表し、S(Server surveillance)はサーバ監視システムによる検知、N(Network surveillance)はネットワーク監視システムによる検知を示す。
図6は、ホスト名とIPアドレスの対応表であり、機器のホスト名からIPアドレスを参照できるように記述されている。
図7に示す構成管理テーブル205では、CFIA分析表203と比較して、「冗長化」の項目が追加されている。
「冗長化」内のIDと「ホスト名」内のIDにより、システム構成要素ごとに、冗長化に用いられている2つ以上のコンポーネントのうちの待機中のコンポーネントと、依存関係テーブル202(図4)に記述されている稼動中のコンポーネントとが関係付けられることになる。
例えば、構成管理テーブル205において、依存関係テーブル202で稼動中となっているappabc(Appサーバ#1−1)と、待機中のappdef(Appサーバ#1−2)とが関係づけられる。
また、「AAA機能」に記載されている冗長化の方式を表す記号(「L」、「F」、「M」)と「ホスト名」に記載されている値により、システム構成要素ごとに、冗長化の方式と、依存関係テーブル202に記述されている稼動中のコンポーネントとが関係付けられることになる。
例えば、構成管理テーブル205において、依存関係テーブル202で稼動中となっているappabc(Appサーバ#1−1)と、冗長化の方式「F」とが関係付けられる。
ビュー3では、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントとシステム構成要素間の依存関係とが表示されるとともに、設計情報統合部26で生成された構成管理テーブル205に基づき、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて各システム構成要素における冗長化の詳細が表示される。
冗長化の詳細としては、各システム構成要素での冗長化の方式(L、F、M)と、各システム構成要素で待機中のコンポーネントが示される。
依存関係テーブル202のみを用いると、図19に例示するビューが生成される。
つまり、情報システム1で稼動中のコンポーネントと、コンポーネント(システム構成要素)間の依存関係が示されるのみである。
これに対して、本実施の形態では、稼動中のコンポーネントと、コンポーネント(システム構成要素)間の依存関係の表示に加えて、稼動中のコンポーネントに対して冗長化の方式と待機中のコンポーネントが表示される。
次に、依存関係情報入力部23が、収集したシステム構成要素について、各システム構成要素間の通信関係からシステム構成要素間の依存関係を解析し、依存関係テーブル202を生成し、生成した依存関係テーブル202を構成要素管理テーブル記憶部22に保管する。
構成情報収集部21、構成要素管理テーブル記憶部22の構成及び動作については、特許文献1〜3、非特許文献1いずれの方式に従ってもよい。
次に、設計情報入力部25が、設計情報記憶部24からCFIA分析表203を読み出す。
データベース登録部27は、設計情報統合部26が生成した構成管理テーブル205と依存関係テーブル202を構成管理データベース28に登録する。
表示部29は構成管理データベース28の構成管理テーブル205と依存関係テーブル202の内容を反映させたビュー3を生成し、表示する。
図8は図1の構成管理装置2の動作を説明したフローである。
つまり、構成情報収集部21は、システム構成要素の情報を収集し、各種プロトコルの通信状態を確認して、通信の存在する機器を示す動作機器一覧テーブル201と、機器間の依存関係を示す依存関係テーブル202を生成し、生成した動作機器一覧テーブル201と依存関係テーブル202を構成要素管理テーブル記憶部22に保存する。
次に、S405で、設計情報入力部25が、設計情報記憶部24からCFIA分析表203(図5)を読み出し、読み出したCFIA分析表203を設計情報統合部26に渡す。
具体的には、設計情報統合部26は、S406で、CFIA分析表203から記号が“L”の機器を抽出する。
これによってロードバランスで冗長化されている機器の組み合わせが判明するので、組み合わせを記憶する(S407)。
次に、S408で、設計情報統合部26は、CFIA分析表203から記号が“F”及び“M”の機器を抽出し、S409で、記号が空欄の機器を抽出する。
ここで、記号が空白の行はその機器が故障してもシステムの機能に影響を与えないことを示すので、この行は代替機(スタンバイ機)であることが判断でき、記号が“F”又は“M”の機器に対する冗長化の相手であることがわかる。
次に、S410で、設計情報入力部25が、設計情報記憶部24からホスト名・IPアドレス対応表204(図6)を読み出し、読み出したホスト名・IPアドレス対応表204を設計情報統合部26に渡す。
次に、設計情報統合部26は、S411で、S408で抽出した冗長化元の機器(主系コンポーネント)と、S409で抽出した冗長化相手の機器(待機系コンポーネント)において、同じネットワークセグメントに存在している組み合わせを検索し、冗長化のペアを確定する。
例えば、図5のAppサーバ#1−1の冗長化相手の機器を抽出する場合を考える。
Appサーバ#1−1のIPアドレスは、図6に示すように「XXX.YYY.MMM.CCC」である。
設計情報統合部26は、このIPアドレスのネットワークセグメント「XXX.YYY.MMM.」と一致するネットワークセグメントを有するIPアドレス「XXX.YYY.MMM.EEE」を抽出し、このIPアドレスが「ホスト名:appdef」の機器のIPアドレスであると判断する。
この結果、設計情報統合部26は、Appサーバ#1−1の冗長化相手の機器が、Appサーバ#1−2である旨を構成管理テーブル205に記述することができる。
表示部29は、依存関係テーブル202から、各システム構成要素で稼働中の機器とシステム構成要素間の依存関係を表す描画を行い、また、稼働中の機器に対して、構成管理テーブル205に示される冗長化の方式と、待機中の機器とを対応付けて描画して、図2のビュー3を表示する。
このため、機器の障害発生時に、業務システムの稼動に対する影響有無、冗長化システムへの切り替え有無、手動対処の要否等の判断を行うことができ、システム障害への対処を迅速に行うことができる。
以下の手段を備え、システム設計情報を取り込むことによりシステム冗長構成の組み合わせと種類を判別する、システム構成情報の依存関係生成システムを説明した。
(a)情報システム環境と通信を行ってシステム構成要素の情報を収集する、構成情報収集部;
(b)収集したシステム構成要素の情報を保管する、構成要素管理テーブル;
(c)システム構成要素から収集した情報より生成された、システム構成要素間の依存関係の情報を入力する、依存関係情報入力部;
(d)情報システムの設計情報を入力する、設計情報入力部;
(e)(c)の依存関係にシステム設計情報から抽出した冗長構成の組み合わせと種類を統合する、設計情報統合部;
(f)(e)で生成した情報をデータベースに保存する、データベース登録部;
(g)収集されたシステム構成要素の情報と生成したシステム構成要素間の依存関係の情報を保存する、構成管理データベース;
(h)構成管理データベースの情報を利用者に表示する、表示部。
以上の実施の形態1では、1つのCFIA分析表(図5)を用いて1つの業務システムについて冗長化の詳細を確定するようにしている。
本実施の形態では、2つ以上のCFIA分析表を用いて複数の業務システムについて冗長化の詳細を確定する例を示す。
図11の中のS501、S502以外の部分は図8と同様であるので、説明を省略する。
S411までの処理で1つのCFIA分析表(1つの業務システム)に対してシステム構成要素の冗長化ペアを確定した後、設計情報入力部25がS501で他の業務システムのCFIA分析表を読み込む。
次に、S502で、1つ目のCFIA分析表と比較して同一のホスト名が存在する場合は、設計情報統合部26は、CFIA分析表の業務システム名と、ホスト名を記録し、S412で構成管理データベース28に記録した情報を登録する。
つまり、設計情報統合部26は、各業務システムの情報システム1に対して構成管理テーブル205を生成し、生成した構成管理テーブル205を比較し、2つの構成管理テーブル205に同一のホスト名が含まれていれば、2つの構成管理テーブル205に含まれているホスト名と、2つの構成管理テーブル205が対象としている業務システムの業務システム名をデータベース登録部27を介して構成管理データベース28に記録し、また、2つの構成管理テーブル205をデータベース登録部27を介して構成管理データベース28に格納する。
また、設計情報統合部26はデータベース登録部27を介して依存関係テーブル202も構成管理データベース28に格納する。
なお、この例では2つの構成管理テーブル205を対応付ける例を示したが、3つ以上の構成管理テーブル205を対応付ける場合も同様の処理となる。
ビュー61は実施の形態1の図1におけるビュー3の代わりに表示されるものである。
図12は、図11の処理を行い、複数の構成管理テーブル205の分析を行った結果、DBサーバ#1がXXXシステムのAAA機能と、YYYシステムのCCC機能で共通で利用されていることを検出し、図示したものである。
本実施の形態では、表示部29は、設計情報統合部26により記録された業務システム名に対応する2つの構成管理テーブル205を構成管理データベース28から読み出し、また、この2つの構成管理テーブル205に対応する2つの依存関係テーブル202を構成管理データベース28から読み出し、また、設計情報統合部26により記録されたホスト名の情報を読み出す。
そして、表示部29は、実施の形態1と同様に、各業務システムに対して、構成管理テーブル205と依存関係テーブル202を用いて、システム構成要素ごとに稼働中の機器と待機中の機器と冗長化の方式を示すとともに、システム構成要素間の依存関係を示す描画を行い、更に、同一のシステム構成要素(図12の例ではDBサーバ#1)が2つの業務システムに重複して含まれることを示す描画を行う。
このため、複数の業務システムでシステム構成要素を共用していた場合でも、システム構成要素の障害発生時に、業務システムの稼動に対する影響有無、冗長化システムへの切り替え有無、手動対処の要否等の判断を行うことができ、システム障害への対処を迅速に行うことができる。
以上の実施の形態1及び実施の形態2では、CFIA分析表(図5)とホスト名・IPアドレス対応表(図7)を用いて冗長化の詳細を確定するようにしたものであるが、次に、ホスト名の命名規則を利用した例を示す。
例1は先頭3桁が業務種類、4桁目〜8桁目が設置場所、9桁目〜10桁目は任意の数値を示すものである。
例1の場合、先頭3桁のマッチング処理を行うことで、冗長化の相手を確定させることができる。
つまり、設計情報統合部26は、先頭3桁の値が共通する機器を、冗長化の相手と判断することができる。
例2は、1〜5桁目に設置場所、6〜8桁目に業務種類を示す。
本実施の形態では、このようなホスト名の命名規則を反映させて、図14に示す、ホスト名命名規則表を設計情報記憶部24内に用意する。
ホスト名命名規則表では、業務システム毎に、命名規則として、ホスト名のどの桁からどの桁にどの様なキーワードを付けるかを規定する。
XXXシステムでは、1〜3桁に「web」や「app」とあるホスト名を抽出して、冗長化の相手を確定することになる。
つまり、本実施の形態では、図8のS411において、設計情報統合部26が、S408で抽出した冗長化元の機器(主系コンポーネント)とペアになる機器を、S409で抽出した冗長化相手の機器(待機系コンポーネント)の中から選択する際に、図14のホスト名命名規則表が用いられる。
その他の動作は、実施の形態1と同じである。
実施の形態1及び実施の形態2では、CFIA分析表(図5)とホスト名・IPアドレス対応表(図7)を用いて冗長化の詳細を確定するようにしたものであるが、次に、各機器に実装されているソフトウェアの一覧を利用した例を示す。
本実施の形態では、図15に示すような、機器(ホスト名)ごとに、実装されているソフトウェアの一覧を示すソフトウェア一覧テーブルを設計情報記憶部24内に用意する。
図15において、「OS」はオペレーティングシステムを示し、「MW」はミドルウェアを示し、「APP」はアプリケーションプログラムを示す。
また、チェックが付されている項目が、機器に実装されているソフトウェアである。
つまり、本実施の形態では、図8のS411において、設計情報統合部26が、S408で抽出した冗長化元の機器(主系コンポーネント)とペアになる機器を、S409で抽出した冗長化相手の機器(待機系コンポーネント)の中から選択する際に、図15のソフトウェア一覧テーブルが用いられる。
設計情報統合部26は、冗長化元の機器に実装されているソフトウェア群と同じソフトウェア群が実装されている機器をソフトウェア一覧テーブルから抽出し、抽出した機器を、冗長化元の機器とペアとなる機器とする。
その他の動作は、実施の形態1と同じである。
以上の実施の形態1〜実施の形態4では、システム設計情報を構成管理装置2の中に持つこととしたものであるが、実施の形態5では、システム設計情報を外部の文書管理システムに持つ例を示す。
文書管理システム91は、複数の業務システムのシステム設計情報を一括して管理する。
文書管理システム91には、設計情報変更検知部92が含まれる。
設計情報変更検知部92は、システム設計情報における変更を検知する。
また、構成管理装置2には、設計情報通信部93が含まれる。
設計情報通信部93は、設計情報変更検知部92と通信を行う。
設計情報変更検知部92がシステム設計情報の変更を検知した場合、構成管理装置2上の設計情報通信部93に通知し、システム設計情報の再取り込み(図8のフローの、S405〜S412の再実行)を実施する。
以上の実施の形態1〜実施の形態5では、システム構成要素の依存関係のみを生成・表示することとしたものであるが、実施の形態6では、さらにシステム障害の監視情報と連携した例を示す。
図17において、101〜105以外の要素は図1と同様であり、説明を省略する。
障害監視システム101は、情報システム1の障害を監視するシステム障害監視部102と、監視した結果、障害を検出した場合に障害情報(監視結果情報の例)を格納する障害情報データベース103と、障害情報を外部に通知する障害情報通知部104を持つ。
障害監視システム101は、監視装置の例に相当する。
また、構成管理装置2には障害情報通信部105を設ける。
障害情報通信部105は、障害監視システム101から障害情報を受信する。
障害情報通信部105は、監視結果情報受信部の例に相当する。
障害情報通知部104は、障害情報データベース103の更新を検知し、構成管理装置2上の障害情報通信部105に内容を通知する。
表示部29は、実施の形態1の情報に加えて、システム構成要素の障害発生状況を加味して、ビュー3に情報を表示する。
ビュー3には、実施の形態1の情報に加えて、障害が発生した機器、障害発生による機器の切り替えの有無が表示される。
図18のビュー3の例では、反転表示(黒地に白字)になっている機器が現在サービスしていない機器、「ERROR」と表示されている機器は障害が発生している機器、「STAND−BY」と表示されている機器が冗長構成による代替機器で待機状態の機器を示す。
この例では、Webサーバ#1−1、Webサーバ#1−2はロードバランスにより正しく動作していること、Appサーバ#1−1に障害が発生し、Appサーバ#1−2に正しく切り替わっていること、DBサーバ#1−1は正しく稼動しており手動による代替機であるDBサーバ#1−2は待機状態にあることがわかる。
図20は、実施の形態1〜6に示す構成管理装置2のハードウェア資源の一例を示す図である。
なお、図20の構成は、あくまでも構成管理装置2のハードウェア構成の一例を示すものであり、構成管理装置2のハードウェア構成は図20に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、SSD(Solid State Drive)、光ディスク装置、メモリカード(登録商標)読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。
実施の形態1〜6で説明した「構成要素管理テーブル記憶部22」、「設計情報記憶部24」、「構成管理データベース28」は、RAM914、磁気ディスク装置920等により実現される。
通信ボード915、キーボード902、マウス903、スキャナ装置907などは、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力装置の一例である。
例えば、通信ボード915は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)、SAN(ストレージエリアネットワーク)などに接続されている。
プログラム群923のプログラムは、CPU911がオペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922を利用しながら実行する。
また、RAM914には、CPU911による処理に必要な各種データが格納される。
構成管理装置2の起動時には、ROM913のBIOSプログラム及び磁気ディスク装置920のブートプログラムが実行され、BIOSプログラム及びブートプログラムによりオペレーティングシステム921が起動される。
また、暗号鍵・復号鍵や乱数値やパラメータが、ディスクやメモリなどの記憶媒体にファイルとして記憶されてもよい。
「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶される。
ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出される。
そして、読み出された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。
抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、実施の形態1〜6で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示す。
データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記憶媒体に記録される。
また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
すなわち、実施の形態1〜6で説明したフローチャートに示すステップ、手順、処理により、本発明に係る「情報システム管理方法」を実現することができる。
また、「〜部」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。
或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記憶媒体に記憶される。
プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。
すなわち、プログラムは、実施の形態1〜6の「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、実施の形態1〜6の「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
そして、上記したように「〜部」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
Claims (14)
- 複数のシステム構成要素を含み、各システム構成要素で2つ以上のコンポーネントを用いた冗長化が実施されている情報システムを管理する情報システム管理装置であって、
各システム構成要素で稼動中のコンポーネントとの通信により生成された、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントと、システム構成要素間の依存関係とが記述される依存関係情報を入力する依存関係情報入力部と、
各システム構成要素における冗長化の詳細が記述される冗長化詳細情報を入力する冗長化詳細情報入力部と、
前記依存関係情報に記述される各システム構成要素で稼動中のコンポーネントに対して、前記冗長化詳細情報に記述される冗長化の詳細を関係付ける情報関係付け部と、
前記依存関係情報に記述される、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントとシステム構成要素間の依存関係とを表示するとともに、前記情報関係付け部による関係付けに基づき、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて各システム構成要素における冗長化の詳細を表示する表示部とを有することを特徴とする情報システム管理装置。 - 前記情報システム管理装置は、
実施されている冗長化の方式がシステム構成要素間で一様ではない情報システムを管理し、
前記冗長化詳細情報入力部は、
各システム構成要素における冗長化の詳細として、各システム構成要素における冗長化の方式が記述される冗長化詳細情報を入力し、
前記情報関係付け部は、
前記依存関係情報に記述される各システム構成要素で稼動中のコンポーネントに対して、前記冗長化詳細情報に記述される冗長化の方式を関係付け、
前記表示部は、
前記情報関係付け部による関係付けに基づき、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて各システム構成要素における冗長化の方式を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報システム管理装置。 - 前記冗長化詳細情報入力部は、
システム構成要素ごとに、冗長化の方式として、ロードバランス、フェイルオーバクラスタ及びコールドスタンバイのうちのいずれかが記述される冗長化詳細情報を入力することを特徴とする請求項2に記載の情報システム管理装置。 - 前記冗長化詳細情報入力部は、
各システム構成要素における冗長化の詳細として、各システム構成要素において冗長化に用いられている2つ以上のコンポーネントが記述される冗長化詳細情報を入力し、
前記情報関係付け部は、
前記依存関係情報に記述される各システム構成要素で稼動中のコンポーネントに対して、前記冗長化詳細情報に記述される2つ以上のコンポーネントうちの休止中のコンポーネントを関係付け、
前記表示部は、
前記情報関係付け部による関係付けに基づき、各システム構成要素の2つ以上のコンポーネントのうちの休止中のコンポーネントを、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報システム管理装置。 - 前記情報システム管理装置は、
前記複数のシステム構成要素で用いられている複数のコンポーネントの各々に通信アドレスが設定され、同じシステム構成要素で用いられている2つ以上のコンポーネントの間では所定の範囲で通信アドレスが共通している情報システムを管理しており、
前記冗長化詳細情報入力部は、
冗長化に用いられる2つ以上のコンポーネントのうち、主系として用いられる主系コンポーネントは対応するシステム構成要素と関係付けられて記述されているが、待機系として用いられる待機系コンポーネントは対応するシステム構成要素と関係付けられずに記述されている冗長化詳細情報と、
各コンポーネントの通信アドレスが記述される通信アドレス情報とを入力し、
前記情報関係付け部は、
システム構成要素ごとに、主系コンポーネントを前記冗長化詳細情報から抽出し、前記通信アドレス情報に基づき、抽出した主系コンポーネントと、通信アドレスが所定の範囲で共通する待機系コンポーネントを前記冗長化詳細情報から抽出し、
抽出した各システム構成要素の主系コンポーネントと待機系コンポーネントのうちの休止中のコンポーネントを、前記依存関係情報に記述される各システム構成要素で稼動中のコンポーネントに対して関係付け、
前記表示部は、
前記情報関係付け部による関係付けに基づき、各システム構成要素の主系コンポーネントと待機系コンポーネントのうちの休止中のコンポーネントを、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて表示することを特徴とする請求項4に記載の情報システム管理装置。 - 前記情報システム管理装置は、
前記複数のシステム構成要素で用いられている複数のコンポーネントの各々にID(Identifier)が設定され、同じシステム構成要素で用いられている2つ以上のコンポーネントの間では所定の範囲でIDが共通している情報システムを管理しており、
前記冗長化詳細情報入力部は、
冗長化に用いられる2つ以上のコンポーネントのうち、主系として用いられる主系コンポーネントは対応するシステム構成要素と関係付けられて記述されているが、待機系として用いられる待機系コンポーネントは対応するシステム構成要素と関係付けられずに記述されている冗長化詳細情報と、
各コンポーネントのIDが記述されるID情報とを入力し、
前記情報関係付け部は、
システム構成要素ごとに、主系コンポーネントを前記冗長化詳細情報から抽出し、前記ID情報に基づき、抽出した主系コンポーネントと、IDが所定の範囲で共通する待機系コンポーネントを前記冗長化詳細情報から抽出し、
抽出した各システム構成要素の主系コンポーネントと待機系コンポーネントのうちの休止中のコンポーネントを、前記依存関係情報に記述される各システム構成要素で稼動中のコンポーネントに対して関係付け、
前記表示部は、
前記情報関係付け部による関係付けに基づき、各システム構成要素の主系コンポーネントと待機系コンポーネントのうちの休止中のコンポーネントを、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて表示することを特徴とする請求項4に記載の情報システム管理装置。 - 前記情報システム管理装置は、
前記複数のシステム構成要素で用いられている複数のコンポーネントの各々に複数のソフトウェアが実装され、同じシステム構成要素で用いられている2つ以上のコンポーネントの間では実装されているソフトウェアの組合せが一致し、システム構成要素間では、コンポーネントに実装されているソフトウェアの組合せが異なっている情報システムを管理しており、
前記冗長化詳細情報入力部は、
冗長化に用いられる2つ以上のコンポーネントのうち、主系として用いられる主系コンポーネントは対応するシステム構成要素と関係付けられて記述されているが、待機系として用いられる待機系コンポーネントは対応するシステム構成要素と関係付けられずに記述されている冗長化詳細情報と、
コンポーネントごとに、実装されているソフトウェアの組合せが記述される実装ソフトウェア情報とを入力し、
前記情報関係付け部は、
システム構成要素ごとに、主系コンポーネントを前記冗長化詳細情報から抽出し、前記実装ソフトウェア情報に基づき、実装されているソフトウェアの組合せが、抽出した主系コンポーネントと一致する待機系コンポーネントを前記冗長化詳細情報から抽出し、
抽出した各システム構成要素の主系コンポーネントと待機系コンポーネントのうちの休止中のコンポーネントを、前記依存関係情報に記述される各システム構成要素で稼動中のコンポーネントに対して関係付け、
前記表示部は、
前記情報関係付け部による関係付けに基づき、各システム構成要素の主系コンポーネントと待機系コンポーネントのうちの休止中のコンポーネントを、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて表示することを特徴とする請求項4に記載の情報システム管理装置。 - 前記情報システム管理装置は、
各々が冗長化されている複数の情報システムを管理し、
前記依存関係情報入力部は、
情報システムごとに依存関係情報を入力し、
前記冗長化設計情報入力部は、
情報システムごとに冗長化設計情報を入力し、
前記情報関係付け部は、
各情報システムの依存関係情報を比較し、
前記表示部は、
前記情報関係付け部による各情報システムの依存関係情報の比較の結果、2つ以上の情報システムに同一のシステム構成要素が重複して含まれていることが判明した場合に、
同一のシステム構成要素が当該2つ以上の情報システムに重複して含まれていることが表されるようにして、当該2つ以上の情報システムの各システム構成要素で稼動中のコンポーネントとシステム構成要素間の依存関係とを表示し、
情報システムごとに、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて各システム構成要素における冗長化の詳細を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報システム管理装置。 - 前記冗長化詳細情報入力部は、
冗長化詳細情報が更新される度に、更新後の冗長化詳細情報を入力し、
前記情報関係付け部は、
前記冗長化詳細情報入力部により更新後の冗長化詳細情報が入力される度に、
前記依存関係情報に記述される各システム構成要素で稼動中のコンポーネントに対して、更新後の冗長化詳細情報に記述される冗長化の詳細を関係付けることを特徴とする請求項1に記載の情報システム管理装置。 - 前記情報システム管理装置は、更に、
前記情報システムを監視する監視装置から、監視結果を通知する監視結果情報を受信する監視結果情報受信部を有し、
前記表示部は、
各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて、各システム構成要素における冗長化の詳細と、前記監視結果情報で通知された監視結果とを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報システム管理装置。 - 前記監視結果情報受信部は、
前記監視結果情報として、いずれかのシステム構成要素でコンポーネントに異常が発生した旨、いずれかのシステム構成要素で異常が発生したコンポーネントが他のコンポーネントにより代替された旨の少なくともいずれかを通知する情報を受信することを特徴とする請求項10に記載の情報システム管理装置。 - 前記依存関係情報入力部は、
前記依存関係情報として、CMDB(Configuration Management Database)情報を入力し、
前記冗長化詳細情報入力部は、
前記冗長化詳細情報として、CFIA(Component Failure Impact Analysis)情報を入力することを特徴とする請求項1に記載の情報システム管理装置。 - 複数のシステム構成要素を含み、各システム構成要素で2つ以上のコンポーネントを用いた冗長化が実施されている情報システムを管理する情報システム管理方法であって、
各システム構成要素で稼動中のコンポーネントとの通信により生成された、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントと、システム構成要素間の依存関係とが記述される依存関係情報を入力し、
各システム構成要素における冗長化の詳細が記述される冗長化詳細情報を入力し、
前記依存関係情報に記述される各システム構成要素で稼動中のコンポーネントに対して、前記冗長化詳細情報に記述される冗長化の詳細を関係付け、
前記依存関係情報に記述される、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントとシステム構成要素間の依存関係とを表示するとともに、前記関係付けに基づき、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて各システム構成要素における冗長化の詳細を表示することを特徴とする情報システム管理方法。 - 複数のシステム構成要素を含み、各システム構成要素で2つ以上のコンポーネントを用いた冗長化が実施されている情報システムを管理するコンピュータに、
各システム構成要素で稼動中のコンポーネントとの通信により生成された、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントと、システム構成要素間の依存関係とが記述される依存関係情報を入力する依存関係情報入力処理と、
各システム構成要素における冗長化の詳細が記述される冗長化詳細情報を入力する冗長化詳細情報入力処理と、
前記依存関係情報に記述される各システム構成要素で稼動中のコンポーネントに対して、前記冗長化詳細情報に記述される冗長化の詳細を関係付ける情報関係付け処理と、
前記依存関係情報に記述される、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントとシステム構成要素間の依存関係とを表示するとともに、前記情報関係付け処理による関係付けに基づき、各システム構成要素で稼動中のコンポーネントの表示に対応付けて各システム構成要素における冗長化の詳細を表示する表示処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
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