JPWO2013099705A1 - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

シートクッション(S1)、シートバック(S2)およびヘッドレスト(S3)を備え、シートバック(S2)が、当該シートバック(S2)のフレームを構成するシートバックフレームと、当該シートバックフレームを覆うシートバックパッドとを有し、乗員の上体からシートバック(S2)に後退移動荷重が作用したときに乗員の上体をシートバック(S2)に沈み込ませるように構成された乗物用シート(車両用シート(S))である。シートバックパッドは、乗員の上体背部に対面する中央部(51)と、当該中央部(51)の左右両側に設けられて中央部(51)よりも前に張り出した左右の側部(52)とを有し、左右の側部(52)のうち、乗員の胸部の高さに対応する上側部(52A)を、乗員の腰部の高さに対応する下側部(52B)よりも、後退移動荷重が作用したときに撓みやすく構成した。

Description

本発明は、シートクッション、シートバックおよびヘッドレストを備えた乗物用シートに関する。
従来より、後面衝突時に、慣性で後退移動しようとする乗員の上体をシートバックに沈み込ませることで乗員の頭部をヘッドレストに接近させて、頸部へ加わる衝撃を軽減するように構成された車両用シートが知られている(特許文献1参照)。
特開2010−83268号公報
ところで、シートバックは、乗員の上体背部に対面する中央部の左右両側に、中央部よりも前に張り出す部分を有しているので、後退移動しようとする乗員の上体(肩など)は、まず、この張り出す部分に当たることとなる。そのため、シートバックに後退移動荷重が作用したときに、乗員の特に上体上部はシートバックに沈み込みにくくなっている。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、シートバックに後退移動荷重が作用したときの乗員の上体上部の沈み込み量を確保することができる乗物用シートを提供することを目的とする。
また、本発明は、乗員を安定的に支持することができる乗物用シートを提供することを第2の目的とする。
また、本発明は、シートバックパッドが撓むためのスペースを確保することができる乗物用シートを提供することを第3の目的とする。
また、本発明は、乗員の上体上部が沈み込む際のシートバックフレームとの干渉を抑制することができる乗物用シートを提供することを第4の目的とする。
また、本発明は、構成の簡略化および部品点数の増加の抑制が可能な乗物用シートを提供することを第5の目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の乗物用シートは、シートクッション、シートバックおよびヘッドレストを備え、前記シートバックが、当該シートバックのフレームを構成するシートバックフレームと、当該シートバックフレームを覆うシートバックパッドとを有し、乗員の上体から前記シートバックに後退移動荷重が作用したときに乗員の上体をシートバックに沈み込ませるように構成された乗物用シートであって、前記シートバックパッドは、乗員の上体背部に対面する中央部と、当該中央部の左右両側に設けられて前記中央部よりも前に張り出した左右の側部とを有し、前記左右の側部のうち、乗員の胸部の高さに対応する上側部を、乗員の腰部の高さに対応する下側部よりも、前記後退移動荷重が作用したときに撓みやすく構成したことを特徴とする。
このような構成によれば、左右の側部のうち上側部を下側部よりも後退移動荷重が作用したときに撓みやすくしたことで、シートバックに後退移動荷重が作用したときの乗員の上体上部(胸部の高さ位置に対応する部位)の沈み込み量を確保することができる。これにより、乗員の頭部をヘッドレストにより速やかに近づけることが可能となるため、乗員の頸部に加わる衝撃をより軽減することができる。
前記した乗物用シートは、前記シートバック内に設けられ、内側から前記上側部を支持する後退移動可能な支持部材を備える構成とすることができる。
このような構成によれば、内側から上側部を支持する支持部材を備えることで、後退移動荷重が作用したときの乗員の上体上部の沈み込み量を確保しつつ、通常時には支持部材によって乗員を安定的に支持することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記支持部材の前面は、前記シートバックパッドに接触した状態で配置される構成とすることができる。
このような構成によれば、支持部材の前面をシートバックパッドに接触した状態で配置することで、通常時において乗員をさらに安定して支持することができる。
前記した支持部材を備える乗物用シートにおいて、前記支持部材は、前記シートバックフレームの左右のサイドフレームの前側において当該サイドフレームとの間に隙間を有した状態で配置される構成とすることができる。
このような構成によれば、支持部材とサイドフレームを隙間を有した状態で配置することで、後退移動荷重が作用して上側部(シートバックパッド)が撓む際に、シートバックパッドが撓むためのスペースを確保することができる。これにより、後退移動荷重が作用したときには、シートバックパッドをより撓ませることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記支持部材は、前記サイドフレームと対向する部分に前記サイドフレームとの干渉を避けるための逃げ部が形成されている構成とすることができる。
このような構成によれば、支持部材にサイドフレームとの干渉を避けるための逃げ部を形成することで、後退移動荷重が作用してシートバックパッドが撓む際に、支持部材がサイドフレームに干渉することを抑制することができる。また、支持部材とサイドフレームの干渉が抑制されることで、干渉音の発生を抑えることができる。
前記した支持部材を備える乗物用シートは、前記シートバック内で前記中央部に対向して配置され、前記シートバックフレームの左右のサイドフレームに連結部材を介して後退移動可能に連結された受圧部材を備え、前記支持部材は、前記受圧部材の左右両端の上部から左右方向外側に向けて延びるように前記受圧部材と一体に形成されている構成とすることができる。
このような構成によれば、支持部材と受圧部材が一体に形成されていることで、乗物用シートの構成を簡略化することができるとともに、部品点数の増加を抑制することができる。
前記した支持部材を備える乗物用シートにおいて、前記シートバックパッドは、前から見て、前記中央部と前記左右の側部との間と、前記支持部材とが重なる部分に、貫通孔または凹部が設けられている構成とすることができる。
このような構成によれば、上側部がより撓みやすくなるので、後退移動荷重が作用したときの乗員の上体上部の沈み込み量をさらに確保することができる。
前記した支持部材の前面がシートバックパッドに接触した状態で配置される乗物用シートにおいて、前記支持部材は、前記上側部を前方に向けて付勢するように構成することができる。
このような構成によれば、通常時において乗員を安定して支持することができるとともに、製造誤差などにより支持部材とシートバックパッドとの間に隙間ができることを抑制することができる。また、後退移動荷重が作用したときのシートバックパッドの変形に支持部材を速やかに追従させることができる。
一実施形態に係る乗物用シートとしての車両用シートの斜視図である。 車両用シートに内蔵されるシートフレームの斜視図である。 シートフレームを構成するシートバックフレームの正面図である。 図3のX−X断面図である。 シートバックフレームを覆うシートバックパッドの正面図である。 図3のY−Y断面図である シートバックに後退移動荷重が作用したときのシートバックの断面図であり、乗員の胸部の高さに対応する部分を示す図(a)と、乗員の腰部の高さに対応する部分を示す図(b)である。 第1変形例に係る車両用シートの斜視図(a)と、(a)のB−B断面図(b)である。 第2変形例に係る車両用シートの斜視図(a)と、(a)のB−B断面図(b)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、一実施形態に係る乗物用シートは、自動車の運転席に使用される車両用シートSとして構成され、シートクッションS1と、シートバックS2と、ヘッドレストS3とを主に備えている。そして、詳細については後述するが、この車両用シートSは、自車両の後部に他車両が追突したり、後退する自車両の後部が他車両や構造物に衝突したりして乗員の上体からシートバックS2に後退移動荷重が作用したときに、乗員の上体をシートバックS2に沈み込ませるように構成されている。
シートクッションS1およびシートバックS2には、図2に示すようなシートフレームFが内蔵されている。シートフレームFは、シートクッションS1のフレームを構成するシートクッションフレームF1と、シートバックS2のフレームを構成するシートバックフレームF2とから主に構成されている。シートクッションS1は、シートクッションフレームF1に、ウレタンフォームなどのクッション材からなるシートクッションパッドと、合成皮革や布地などからなる表皮材を被せることで構成され、シートバックS2は、シートバックフレームF2に、クッション材からなるシートバックパッド50と、表皮材60を被せることで構成されている(図4,6参照)。
シートクッションフレームF1は、自動車のフロアにスライドレールSLを介して設置されている。これにより、車両用シートSは、前後位置を調整可能となっている。また、シートバックフレームF2は、その下部がシートクッションフレームF1の後部にリクライニング機構RLを介して回動自在に連結されている。これにより、シートバックS2は、シートクッションS1に対し前後に傾動可能となっている。
なお、本明細書において、前後、左右および上下は、リクライニング機構RLによってシートバックS2が倒されていない状態の車両用シートSに着座した乗員を基準とする。
シートバックフレームF2は、上部フレーム10と、左右のサイドフレーム20と、下部フレーム30とを主に有して構成され、上部フレーム10、左右のサイドフレーム20および下部フレーム30が溶接などによって一体に結合された枠状に形成されている。そして、この枠状のシートバックフレームF2の内側には、乗員の上体を後退移動可能に支持する受圧部材40が配置されている。
上部フレーム10は、略U形状に屈曲するパイプ材で構成されており、左右方向に延びる横パイプ部11の前側には、ヘッドレストS3を取り付けるための左右一対のサポートブラケット12が溶接によって固定されている。また、上部フレーム10の上下方向に延びる左右の縦パイプ部13は、それぞれ、その下部に結合される左右のサイドフレーム本体部21と一体となって左右のサイドフレーム20を構成している。
左右のサイドフレーム本体部21は、金属板をプレス加工するなどして断面視略U形状に形成され、左右方向に対向して配置されている。サイドフレーム本体部21は、その上部において縦パイプ部13を抱持した状態で縦パイプ部13と結合されており、その下部が上部よりも前方に向けて張り出す張出部22を有する形状に形成されている。
受圧部材40は、樹脂などからなる板状の部材であり、図3に示すように、左右のサイドフレーム20に連結部材としての上部連結ワイヤW1および下部連結ワイヤW2を介して後退移動可能に連結されている。より詳細に、上部連結ワイヤW1は、受圧部材40の背面側上部に形成された係止部45に係止され、左右両端が上方に向けて凸となるように屈曲した後、それぞれの端部が縦パイプ部13に固定された支持舌片14に係止されることで、受圧部材40の上部を左右のサイドフレーム20に連結している。また、下部連結ワイヤW2は、受圧部材40の背面側下部に形成された係止部46に係止され、左右の端部がサイドフレーム本体部21の内側面に固定された後方に揺動可能なリンク部材23に係止されることで、受圧部材40を左右のサイドフレーム20に連結している。
このような受圧部材40は、後退移動荷重が作用したときに、上部連結ワイヤW1の左右両端の屈曲部分が撓んだり、リンク部材23の揺動によって下部連結ワイヤW2の左右の端部が後方へ移動したりすることで、左右のサイドフレーム20に対して後退移動する。なお、リンク部材23は、引張コイルばね(符号省略)を用いた公知の機構により、所定値以上の後退移動荷重が作用した場合に後方へ揺動するように構成されている。
受圧部材40の上部の左右両側には、支持部材としての支持部41がそれぞれ形成されている。図4に示すように、支持部41は、シートバックS2内でシートバックパッド50の中央部51に対向して配置される受圧部材本体部40Aの左右両端の上部、より具体的には、受圧部材本体部40Aの乗員の胸部の高さに対応する部分の左右両側から、左右方向外側の斜め前方に向けて延びるように受圧部材本体部40Aと一体に形成されている。この支持部41は、左右のサイドフレーム20の前側付近まで延びており、左右のサイドフレーム20の前側においてサイドフレーム20との間に隙間を有した状態で配置されている。
支持部41は、縦パイプ部13の周面に沿うように湾曲しており、サイドフレーム20と対向する部分、すなわち、後面にサイドフレーム20との干渉を避けるための逃げ部として凹部41Aが形成されている。なお、支持部41は、主に、サイドフレーム20の縦パイプ部13と対向する高さ位置に形成されている。
支持部41の前面は、シートバックS2内において、シートバックパッド50に接触した状態で配置されている。乗員がシートクッションS1に着座して、シートバックS2にもたれることでシートバックパッド50が撓んだとき、支持部41は、内側からシートバックパッド50(上側部52A)を支持する。さらに説明すると、支持部41は、受圧部材本体部40Aに対して前後に弾性変形可能に設けられており、シートバックS2内でシートバックパッド50に前から押されることで、若干後方に撓んでいる。これにより、支持部41は、シートバックパッド50(上側部52A)を前方に向けて付勢している。
シートバックフレームF2を覆うシートバックパッド50は、図4および図5に示すように、乗員の上体背部に対面する中央部51と、中央部51の左右両側に設けられて中央部51よりも前に張り出した左右の側部52とを有している。なお、本実施形態において、左右の側部52は、主に、前方に向けて張り出す張出部22と支持部41とによって前に張り出す形状が保たれている。
シートバックパッド50は、前から見て、中央部51や、中央部51と左右の側部52との間の境界部55に、表皮材60を吊り込むための吊り込溝56が複数設けられている。また、シートバックパッド50は、前から見て、境界部55と支持部41とが重なる部分に、左右1つずつ、上下方向に細長いスロット孔57が貫通状態で設けられている。
シートバックS2の乗員の胸部の高さに対応する部分の断面である図4と、乗員の腰部の高さに対応する部分の断面である図6に示すように、シートバックパッド50の左右の側部52のうち、中央部51寄りの部分は、乗員の胸部の高さに対応する上側部52Aが、乗員の腰部の高さに対応する下側部52Bよりも前後方向に薄くなるように形成されている。図6には、上側部52Aが下側部52Bよりも前後方向に薄くなっていることをわかりやすく示すため、二点鎖線で上側部52Aの後側の輪郭を示している。
次に、以上のように構成された車両用シートSの作用効果について説明する。
自車両の後部に他車両が追突したり、後退する自車両の後部が他車両などに衝突したりする後突により、乗員からシートバックS2に後退移動荷重が作用すると、図7(a),(b)に示すように、二点鎖線で示す荷重入力前の位置からシートバックパッド50が撓みながら後退移動するとともに、シートバックパッド50に押されて受圧部材40が後退移動する。
このとき、図7(a)に示すシートバックパッド50の上側部52Aは、下側部52Bよりも前後方向に薄いことで撓みやすくなっているので、後退移動荷重の入力により、図7(b)に示す下側部52Bよりも速やかに、かつ、大きく撓むこととなる。これにより、乗員の上体上部(胸部の高さ位置に対応する部位)は、シートバックパッド50に対して、上体下部(腰部の高さ位置に対応する部位)よりも速やかに、かつ、深く沈み込むこととなる。
すなわち、車両用シートSにおいては、左右の側部52のうち、上側部52Aを下側部52Bよりも後退移動荷重が作用したときに撓みやすく構成したことで、シートバックS2に後退移動荷重が作用したときの乗員の上体上部の沈み込み量を確保することができるようになっている。そして、その結果、上体上部に近い頭部が速やかにヘッドレストS3に近づくことになるので、後突によって頸部に加わる衝撃をより軽減することができる。
また、車両用シートSは、内側から上側部52Aを支持する後退移動可能な支持部41を備えるので、後退移動荷重が作用したときには後退移動して乗員の上体上部の沈み込み量を確保しつつ、通常時には、シートバックパッド50だけが設けられている構成(支持部41が設けられていない構成)と比較して、乗員を安定的に支持することができる。
特に、本実施形態においては、支持部41の前面がシートバックパッド50に接触した状態で配置されているので、通常時において乗員をより安定して支持することができる。なお、支持部41の前面がシートバックパッド50と接触していることで、後退移動荷重の作用時に、乗員の体格などによらずに、シートバックパッド50(上側部52A)から支持部41へ荷重を安定して伝達することができる。ちなみに、支持部41とシートバックパッド50が離れている場合、後退移動荷重の作用時に、乗員の体格などに応じて、シートバックパッド50と支持部41の接触位置が変わる可能性があるため、シートバックパッド50から支持部41へ荷重伝達が不安定になるおそれがあり好ましくない。
また、本実施形態においては、図3に示したように、上部連結ワイヤW1と、上部連結ワイヤW1と受圧部材40の連結部分(係止部45)と、上部連結ワイヤW1と左右のサイドフレーム20の連結部分(支持舌片14)とが、支持部41と同じ高さ位置に設けられているので、支持部41は、上部連結ワイヤW1によって後から安定して支持されることとなる。これにより、通常時における支持部41の乗員支持性能を向上させることができる。
また、図4に示したように、支持部41は、左右のサイドフレーム20の前側においてサイドフレーム20との間に隙間を有した状態で配置されているので、後退移動荷重が作用して上側部52A(シートバックパッド50)が撓む際に、シートバックパッド50が撓むためのスペースを確保することができる。これにより、後退移動荷重が作用したときには、シートバックパッドをより撓ませることができる。
また、支持部41は、サイドフレーム20と対向する部分に、前方に向けて凹む形状の凹部41Aが形成されているので、後退移動荷重が作用してシートバックパッド50が撓む際に、支持部41がサイドフレーム20に干渉することを抑制することができる。そして、この干渉が抑制されることで、干渉音の発生を抑えることができる。なお、本実施形態においては、サイドフレーム20は、支持部41と対向する部分が、主に、円い縦パイプ部13であるため、支持部41とより干渉しにくくなっている。
また、支持部材としての支持部41は、受圧部材40(受圧部材本体部40A)と一体に形成されているので、車両用シートSの構成を簡略化することができるとともに、部品点数の増加を抑制することができる。なお、支持部41は受圧部材本体部40Aの左右両側から斜め前方に向けて延びるように形成されているため、受圧部材40は、断面視において略U形状をなすこととなる。これにより、受圧部材40は全体として剛性が向上するので、通常時における支持部41の乗員支持性能も向上させることができる。
ちなみに、部品点数の話に関連して述べると、本実施形態では、左右の側部52は、前方に向けて張り出す張出部22と支持部41とによって前に張り出す形状が保たれているので、例えば、左右の側部52の形状を保つために、サイドフレーム20の上部と張出部22とをつなぐ屈曲したワイヤなどを備える構成と比較して、部品点数の削減化が図られている。
また、図5に示したように、シートバックパッド50は、境界部55と支持部41とが重なる部分にスロット孔57が設けられているので、上側部52Aはより撓みやすくなっている。これにより、後退移動荷重が作用したときの乗員の上体上部の沈み込み量をさらに確保することができる。
さらに、支持部41は、上側部52Aを前方に向けて付勢するように構成されているので、通常時において乗員を安定して支持することができるとともに、製造誤差などにより支持部41とシートバックパッド50との間に隙間ができることを抑制することができる。また、後退移動荷重が作用したときのシートバックパッド50の変形、より詳細には、後退移動荷重の入力による撓みながらの後退移動、および、荷重の入力がなくなったことによる元の形状への復帰に支持部41を速やかに追従させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、支持部材としての支持部41が受圧部材40(受圧部材本体部40A)と一体に形成されていたが、本発明はこれに限定されず、例えば、支持部材は、受圧部材と別体(別部品)として形成されていてもよい。また、本発明は、板状の受圧部材を備えない構成であってもよい。例えば、図8(a)に示すように、車両用シートは、受圧部材の代わりに、左右のサイドフレーム20の間に張設されたシートスプリング140を備えていてもよい。このような車両用シートでは、後突により乗員からシートバックに後退移動荷重が作用すると、シートバックパッド50が撓みながら後退移動し、さらにシートバックパッド50に押されてシートスプリング140が後方へ撓むことで、乗員の上体がシートバックに沈み込むこととなる。
図8(a),(b)に示す車両用シートは、前記実施形態で説明した一対の支持部41の代わりに、左右一対の支持部材80を備えている。この支持部材80は、支持部41と同様に、内側から上側部52Aを支持する部材であり、シートバック内に設けられている。図8(b)に示すように、支持部材80は、図示左右方向に延びる取付部81と、取付部81の左右方向外側の端部から外側斜め前方に向けて延びる支持部82とを有する平面視略V形状の板状に形成されている。
取付部81の後面には、クリップ部81Aが形成されており、シートスプリング140に係合されることで、支持部材80がシートスプリング140に取り付けられている。これにより、支持部材80は、シートスプリング140が後方へ撓むことで、左右のサイドフレーム20に対して後退移動可能となっている。
支持部82は、前記実施形態の支持部41と同様に、左右のサイドフレーム20の前側付近まで延び、左右のサイドフレーム20の前側においてサイドフレーム20との間に隙間を有した状態で配置されている。また、支持部82は、縦パイプ部13の周面に沿うように湾曲することで、後面にサイドフレーム20との干渉を避けるための凹部82A(逃げ部)が形成されている。さらに、支持部82は、取付部81に対して前後に弾性変形可能に設けられており、前面がシートバックパッド50(上側部52A)の内面に接触し、上側部52Aを前方に向けて付勢した状態で配置されている。
以上のような支持部材80によっても、前記実施形態の支持部41と同様の作用効果を得ることができる。
前記実施形態や図8に示した形態では、支持部材(支持部41や支持部材80)が板状に形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、支持部材は、乗員の胸部の高さに対応する位置に張設されたシートスプリングと一体に形成されていてもよい。具体的に、このような支持部材(支持部141)は、図9(a),(b)に示すように、上に配置されたシートスプリング140の左右両端部を左右方向外側の斜め前方に向けて屈曲させることで形成することができる。この支持部141は、通常時には、上側部52Aに後から当接することで上側部52A(乗員)を内側から支持し、後退移動荷重が作用したときには、撓みながら後退移動する上側部52Aに押されることで後退移動し、乗員の上体上部の沈み込み量を確保している。
なお、本発明の乗物用シートは、シートバックパッドなどによって乗員を安定的に支持することができるのであれば、支持部材を備えない構成であってもよい。
前記実施形態では、支持部41(支持部材)を受圧部材本体部40Aに対して前後に弾性変形可能に設けることで、上側部52Aを前方に向けて付勢可能に構成していたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上側部の内側(後方)に配置された板状の支持部材を、当該支持部材の後方に配置したバネやクッション材などによって前方に向けて付勢することで、上側部を付勢するように構成してもよい。また、本発明は、支持部材が上側部を前方に向けて付勢していなくてもよい。
前記実施形態では、支持部41(支持部材)が、縦パイプ部13の周面に沿って湾曲形状をなしていることで、サイドフレーム20と対向する部分に逃げ部としての凹部41Aが形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、逃げ部は、支持部材に形成された貫通孔であってもよいし、略真っ直ぐ延びる板状の支持部材のサイドフレームと対向する面に形成された凹部であってもよい。
前記実施形態では、シートバックパッド50の境界部55(中央部51と左右の側部52の間)と支持部41とが重なる部分にスロット孔57(貫通孔)が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シートバックパッド50の境界部55と支持部41とが重なる部分には、貫通孔の代わりに、凹部(溝)が設けられていてもよい。このような構成によっても、上側部を撓みやすくすることができるので、後退移動荷重が作用したときの乗員の上体上部の沈み込み量を確保することができる。なお、上記したような上側部を撓みやすくするための貫通孔や凹部などは、表皮材を吊り込むための孔や溝であってもよい。
前記実施形態では、上側部52Aを下側部52Bよりも前後方向に薄くすることで、シートバックパッド50の左右の側部52のうち、上側部52Aを下側部52Bよりも後退移動荷重が作用したときに撓みやすくしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上側部に貫通孔や凹部などを形成することで、上側部を下側部よりも後退移動荷重が作用したときに撓みやすく構成してもよい。また、シートバックパッド全体、または、左右の側部のうち、乗員の胸部の高さに対応する上部分のクッション材を、乗員の腰部の高さに対応する下部分のクッション材よりもやわらかい材質のものから形成することで、上側部を下側部よりも後退移動荷重が作用したときに撓みやすく構成してもよい。
前記実施形態では、受圧部材40を左右のサイドフレーム20に連結する連結部材として、ワイヤ状の部材(上部連結ワイヤW1および下部連結ワイヤW2)を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、連結部材は、コイルばね状の部材であってもよいし、ベルト状(帯状)の部材であってもよい。
前記実施形態で示したシートフレームF(シートクッションフレームF1およびシートバックフレームF2)の具体的な構成は一例であり、本発明は前記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、シートバックフレームF2の左右のサイドフレーム20は、パイプ状の縦パイプ部13と、板状のサイドフレーム本体部21とから構成されていたが、これに限定されず、サイドフレームは、パイプ状のフレームだけから構成されていてもよいし、板状のフレームだけから構成されていてもよい。
前記実施形態では、乗物用シートとして、自動車で使用される車両用シートSを例示したが、本発明はこれに限定されず、その他の乗物用シート、例えば、船舶や航空機などで使用されるシートに適用することもできる。
前記した目的を達成するため、本発明の乗物用シートは、シートクッション、シートバックおよびヘッドレストを備え、前記シートバックが、当該シートバックのフレームを構成するシートバックフレームと、当該シートバックフレームを覆うシートバックパッドとを有し、乗員の上体から前記シートバックに後退移動荷重が作用したときに乗員の上体をシートバックに沈み込ませるように構成された乗物用シートであって、前記シートバックパッドは、乗員の上体背部に対面する中央部と、当該中央部の左右両側に設けられて前記中央部よりも前に張り出した左右の側部とを有し、前記左右の側部のうち、乗員の胸部の高さに対応する上側部を、乗員の腰部の高さに対応する下側部よりも、前記後退移動荷重が作用したときに撓みやすく構成する。そして、乗物用シートは、前記シートバック内に設けられ、内側から前記上側部を支持する後退移動可能な支持部材を備え、前記支持部材は、前記シートバックフレームの左右のサイドフレームの前側において当該サイドフレームとの間に隙間を有した状態で配置されたことを特徴とする。
このような構成によれば、左右の側部のうち上側部を下側部よりも後退移動荷重が作用したときに撓みやすくしたことで、シートバックに後退移動荷重が作用したときの乗員の上体上部(胸部の高さ位置に対応する部位)の沈み込み量を確保することができる。これにより、乗員の頭部をヘッドレストにより速やかに近づけることが可能となるため、乗員の頸部に加わる衝撃をより軽減することができる。
そして、内側から上側部を支持する支持部材を備えることで、後退移動荷重が作用したときの乗員の上体上部の沈み込み量を確保しつつ、通常時には支持部材によって乗員を安定的に支持することができる。
さらに、支持部材とサイドフレームを隙間を有した状態で配置することで、後退移動荷重が作用して上側部(シートバックパッド)が撓む際に、シートバックパッドが撓むためのスペースを確保することができる。これにより、後退移動荷重が作用したときには、シートバックパッドをより撓ませることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記支持部材は、前記サイドフレームと対向する部分に前記サイドフレームとの干渉を避けるための逃げ部が形成されている構成とすることができる。
このような構成によれば、支持部材にサイドフレームとの干渉を避けるための逃げ部を形成することで、後退移動荷重が作用してシートバックパッドが撓む際に、支持部材がサイドフレームに干渉することを抑制することができる。また、支持部材とサイドフレームの干渉が抑制されることで、干渉音の発生を抑えることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記左右のサイドフレームは、上下方向に延びる左右の縦パイプ部を有し、前記支持部材は、前記縦パイプ部の周面に沿うように湾曲しており、サイドフレームと対向する部分にサイドフレームとの干渉を避けるための凹部が形成されている構成とすることができる。
このような構成によれば、支持部材にサイドフレームとの干渉を避けるための凹部を形成することで、後退移動荷重が作用してシートバックパッドが撓む際に、支持部材がサイドフレームに干渉することを抑制することができる。また、支持部材とサイドフレームの干渉が抑制されることで、干渉音の発生を抑えることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記左右のサイドフレームは、前記支持部材と対向する高さ位置に、上下方向に延びる左右の縦パイプ部を有し、前記支持部材は、縦パイプ部との干渉を避けるための逃げ部を有する構成とすることができる。
このような構成によれば、支持部材に縦パイプ部との干渉を避けるための逃げ部を形成することで、後退移動荷重が作用してシートバックパッドが撓む際に、支持部材が縦パイプ部に干渉することを抑制することができる。また、支持部材と縦パイプ部の干渉が抑制されることで、干渉音の発生を抑えることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記支持部材の前面は、前記シートバックパッドに接触した状態で配置される構成とすることができる。
このような構成によれば、支持部材の前面をシートバックパッドに接触した状態で配置することで、通常時において乗員をさらに安定して支持することができる。

Claims (8)

  1. シートクッション、シートバックおよびヘッドレストを備え、前記シートバックが、当該シートバックのフレームを構成するシートバックフレームと、当該シートバックフレームを覆うシートバックパッドとを有し、乗員の上体から前記シートバックに後退移動荷重が作用したときに乗員の上体をシートバックに沈み込ませるように構成された乗物用シートであって、
    前記シートバックパッドは、乗員の上体背部に対面する中央部と、当該中央部の左右両側に設けられて前記中央部よりも前に張り出した左右の側部とを有し、
    前記左右の側部のうち、乗員の胸部の高さに対応する上側部を、乗員の腰部の高さに対応する下側部よりも、前記後退移動荷重が作用したときに撓みやすく構成したことを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記シートバック内に設けられ、内側から前記上側部を支持する後退移動可能な支持部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記支持部材の前面は、前記シートバックパッドに接触した状態で配置されたことを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記支持部材は、前記シートバックフレームの左右のサイドフレームの前側において当該サイドフレームとの間に隙間を有した状態で配置されたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の乗物用シート。
  5. 前記支持部材は、前記サイドフレームと対向する部分に前記サイドフレームとの干渉を避けるための逃げ部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
  6. 前記シートバック内で前記中央部に対向して配置され、前記シートバックフレームの左右のサイドフレームに連結部材を介して後退移動可能に連結された受圧部材を備え、
    前記支持部材は、前記受圧部材の左右両端の上部から左右方向外側に向けて延びるように前記受圧部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  7. 前記シートバックパッドは、前から見て、前記中央部と前記左右の側部との間と、前記支持部材とが重なる部分に、貫通孔または凹部が設けられていることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  8. 前記支持部材は、前記上側部を前方に向けて付勢するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
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