JPWO2013054893A1 - シート用パッド - Google Patents

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Abstract

車両に取り付けられ着座部として用いられるシート用パッド(10)であって、互いに積層される、第1発泡体(A)からなる第1層(11)と、第2発泡体(B)からなる第2層(12)と、を備え、前記第1発泡体は、前記第2発泡体よりも、アスカーF硬度およびヒステリシスロスのうちの少なくとも一方が大きく、前記第2発泡体は、前記第1発泡体よりも、反発弾性率が大きい。

Description

本発明は、シート用パッドに関する。
本願は、2011年10月14日に、日本に出願された特願2011−226759号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来から、車両に取り付けられ着座部として用いられるシート用パッドとして、例えば下記特許文献1に示されるような構成が知られている。
この種のシート用パッドでは、車両が緩いカーブを走行したり、走行中に車線変更したりして、装着されたシート用パッドに1Hz前後の低周波数帯の振動が入力されることがある。この場合、シート用パッドが変形することで、乗員が、横滑りや車両のロール軸回りの横揺れ等のぐらつき感を感じることがあった。特に、薄肉のシート用パッドにおいては、たわみ量、ばね感、底付き感等の観点から、一般にクッション性(反発)の高い材質が採用されるため、座面の安定性が損なわれてぐらつき感が感じられ易くなる。
特開2002−52616号公報
しかしながら、従来のシート用パッドでは、変形により乗員が感じるぐらつき感を抑えつつ、着座時のクッション性を確保するのが困難であった。特に、薄肉のシート用パッドにおいては、クッション性と座面の安定性の両方を確保することが非常に困難であった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、変形により乗員が感じるぐらつき感を抑えつつ(すなわち、乗員の安定感を確保しつつ)、着座時のクッション性(クッション感)を確保し易くすることができるシート用パッドを提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るシート用パッドは、車両に取り付けられ着座部として用いられるシート用パッドであって、互いに積層される、第1発泡体からなる第1層と、第2発泡体からなる第2層と、を備え、前記第1発泡体は、前記第2発泡体よりも、アスカーF硬度およびヒステリシスロスのうちの少なくとも一方が大きく、前記第2発泡体は、前記第1発泡体よりも、反発弾性率が大きい。
この発明によれば、第1発泡体が、第2発泡体よりもアスカーF硬度およびヒステリシスロスのうちの少なくとも一方が大きいので、変形により乗員が感じるぐらつき感を抑える(すなわち、乗員の安定感を確保する)ことができる。
すなわち、第1発泡体のアスカーF硬度が、第2発泡体のアスカーF硬度よりも大きい場合、低周波数帯の振動が入力されたときにおける第1層の変形を抑制することができる。これにより、乗員がぐらつき感を感じるようなシート用パッドの変形を抑制することが可能になり、変形により乗員が感じるぐらつき感を抑えることができる。
また、第1発泡体のヒステリシスロスが、第2発泡体のヒステリシスロスよりも大きい場合、第1層に、低周波数帯の振動に対する高い減衰性を具備させることができる。これにより、乗員がぐらつき感を感じるようなシート用パッドの変形を減衰することが可能になり、変形により乗員が感じるぐらつき感を抑えることができる。
そして、第2発泡体の反発弾性率が、第1発泡体の反発弾性率よりも大きいので、シート用パッドに、着座時のクッション性を具備させ易くすることができる。
以上より、本発明のシート用パッドによれば、変形により乗員が感じるぐらつき感を抑えつつ、着座時のクッション性を確保し易くすることができる。
また、前記第1発泡体は、前記第2発泡体よりも、ヒステリシスロスが大きくてもよい。ウレタン発泡体の物性を測定する際、アスカーF硬度は測定部位により差が出る場合が多いが、ヒステリシスロスは測定部位による差が少ない。したがって、樹脂の物性(例えば、減衰性に影響する樹脂粘性や通気性)を表す指標としてヒステリシスロスのほうが優れている。
前記第1層が上層側に配置されていてもよい。この場合、変形により乗員が感じるぐらつき感をより効果的に抑えることが可能である。
前記第2層が下層側に配置されていてもよい。この場合、着座時のクッション性をより確保し易くすることができる。
前記第1層の厚みが、前記第1層および前記第2層の全体の厚みに対して、30%〜50%であってもよい。この場合、変形により乗員が感じるぐらつき感の低減と、着座時のクッション性の向上とがバランスよく達成される。
前記第1層および前記第2層の全体の厚みが70mm以下であってもよい。この場合、シート用パッドが薄肉に形成されていたとしても、変形により乗員が感じるぐらつき感を抑えつつ、着座時のクッション性を確保し易くすることができる。
また、前記第1発泡体は、前記第2発泡体よりも、少なくともアスカーF硬度が大きく、前記第1層は、前記第2層に対して、前記シート用パッドの着座面側に配置されていてもよい。
この場合、第1発泡体のアスカーF硬度が、第2発泡体のアスカーF硬度よりも大きいので、前述のように、低周波数帯の振動が入力されたときにおける第1層の変形を抑制することが可能になり、変形により乗員が感じるぐらつき感を抑えることができる。
そして第1層が、第2層に対して着座面側に配置されており、シート用パッドにおいて着座面側に位置する部分が第1層により構成されることとなるので、この部分の変形を抑制することができる。これにより、例えば、シート用パッドにおいて着座面とは反対側に位置する部分の変形が抑制されている場合に比べて、変形により乗員が感じるぐらつき感を効果的に抑えることができる。
本発明に係るシート用パッドによれば、変形により乗員が感じるぐらつき感を抑えつつ(すなわち、乗員の安定感を確保しつつ)、着座時のクッション性(クッション感)を確保し易くすることができる。
本発明の一実施形態に係るシート用パッドの斜視図である。 図1に示すシート用パッドの縦断面図である。 第1の検証試験の第2の官能実験におけるぐらつき感の評価結果を示すグラフである。 第1の検証試験の第3の官能実験におけるクッション性の評価結果を示すグラフである。 第1の検証試験の第4の官能実験におけるぐらつき感の評価結果を示すグラフである。 第1の検証試験の第5の官能実験におけるクッション性の評価結果を示すグラフである。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係るシート用パッドを説明する。
図1に示すように、シート用パッド10は、図示しない車両に取り付けられ着座部として用いられる。なお図示の例では、シート用パッド10の厚さは、例えば70mm以下、好ましくは60mm以下30mm以上とされ、シート用パッド10は、薄肉に形成されている。またシート用パッド10は、乗員が着座した状態で例えば約30%程度圧縮される。
図2に示すように、シート用パッド10は、第1発泡体Aからなる第1層11と、第2発泡体Bからなる第2層12と、が互いに積層されてなる2層構造である。第1層11は、第2層12に対して、シート用パッド10の着座面側に配置されている。すなわち、第1層11は、シート用パッド10において着座面側に位置する部分を構成し、第1層11の表面は、シート用パッド10の着座面を構成している。
第1発泡体Aおよび第2発泡体Bはそれぞれ、樹脂材料が発泡してなるウレタン発泡体(ウレタンフォーム)である。これらの第1発泡体Aおよび第2発泡体Bがそれぞれ層状に成形されることで、第1層11および第2層12が形成されている。なお、第1層11と第2層12とは、1つの金型内で一体に成形されてもよく、個別に成形した後に積層されてもよい。さらに、第1層11と第2層12とは、厚さが同等であってもよく、第1層11が第2層12よりも厚くてもよく、第2層12が第1層11よりも厚くてもよい。
そして本実施形態では、第1発泡体Aは、第2発泡体Bよりも、アスカーF硬度およびヒステリシスロスが大きく、第2発泡体Bは、第1発泡体Aよりも、反発弾性率が大きくなっている。さらに図示の例では、第1発泡体Aは、第2発泡体Bよりも、1Hzの振動に対するtanδが大きくなっている。
すなわち、第1発泡体Aにより形成された図示しない第1試験片は、第2発泡体Bにより第1試験片と同形同大に形成された図示しない第2試験片よりも、アスカーF硬度、ヒステリシスロスおよび1Hzの振動に対するtanδが大きく、第2試験片は、第1試験片よりも、反発弾性率が大きくなっている。
ここで、第1試験片および第2試験片をそれぞれ、上面視において一辺の長さが400mmの正方形状をなし、厚さが60mmとなるよう形成すると、第1試験片のアスカーF硬度は、例えば約55°以上80°未満程度となっている。また、第2試験片のアスカーF硬度は、例えば約40°以上65°未満程度となっている。
なお、第1試験片および第2試験片それぞれの25%硬度は、互いに同等となっている。
また、第1試験片のヒステリシスロスは、例えば約20%以上35%未満程度とされ、第2試験片のヒステリシスロスは、例えば約10%以上25%未満程度となっている。
さらに、第1試験片の反発弾性率は、例えば約50%以上65%未満程度とされ、第2試験片の反発弾性率は、例えば約65%以上80%未満程度となっている。
さらにまた、第1試験片の1Hzの振動に対するtanδは、例えば約0.13以上0.28未満程度とされ、第2試験片の1Hzの振動に対するtanδは、例えば約0.10以上0.16未満程度となっている。
なおアスカーF硬度は、例えばアスカーゴム硬度計F型(ASKER社製)により測定され、25%硬度、ヒステリシスロスおよび反発弾性率は、JIS K 6400(2004)に規定される方法で測定される。
また1Hzの振動に対するtanδは、例えば以下の方法で測定される。
まず、水平台を有する動ばね試験機と、水平台上に載置された試験片を上方から加圧する加圧板(例えば、φ200の円板状)と、を準備する。水平台には、試験片の空気を逃がす逃がし穴(例えば、直径6mm程度)を、互いに同等の間隔(例えば、中心間距離19mm程度)をあけて複数形成する。そして、試験片を加圧板により加圧し、例えば30%程度、圧縮させた状態で、周波数が1Hzでかつ振幅が例えば±2.5mmの振動を上下方向に加え、1Hzの振動に対するtanδを測定する。
ここで、第1発泡体Aに用いられる第1樹脂材料、および第2発泡体Bに用いられる第2樹脂材料はそれぞれ、例えばポリオール成分およびイソシアネート成分を主成分として含有している。なお、第1発泡体Aのポリオール成分としては、例えば分子量が異なる2種類のPPG(ポリプロピレングリコール)を混合したものを採用することができる。このように、分子量が異なる2種類のPPGを混合し、分子量が高いPPGと分子量が低いPPGとを混合することで、第1発泡体Aの粘性などを調整し易くすることができる。
また第1層11が、第2層12に対して着座面側に配置されており、シート用パッド10において着座面側に位置する部分が第1層11により構成されているので、この部分の変形を抑制することができる。これにより、例えば、シート用パッド10において着座面とは反対側に位置する部分の変形が抑制されている場合に比べて、変形により乗員が感じるぐらつき感を効果的に抑える(すなわち、乗員の安定感を効果的に確保する)ことができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、第1樹脂材料のポリオール成分として、分子量が異なる2種類のPPGを混合したものを採用するものとしたが、これに限られない。
また前記実施形態では、第1層11が、第2層12に対して、シート用パッド10の着座面側に配置されているものとしたが、第2層12が、第1層11に対して、着座面側に配置されているもよい。
また前記実施形態では、第1発泡体Aは、第2発泡体Bよりも、アスカーF硬度およびヒステリシスロスがいずれも大きくなっているものとしたが、これに限られず、第1発泡体Aは、第2発泡体Bよりも、アスカーF硬度およびヒステリシスロスのうちの少なくとも一方が、大きければよい。
なお、第1発泡体AのアスカーF硬度が、第2発泡体BのアスカーF硬度よりも大きく、かつ第1発泡体Aのヒステリシスロスが、第2発泡体Bのヒステリシスロスよりも小さい場合には、第1試験片のアスカーF硬度が、第2試験片のアスカーF硬度よりも大きくなり、かつ第1試験片のヒステリシスロスが、第2試験片のヒステリシスロスよりも小さくなるように、第1試験片のアスカーF硬度およびヒステリシスロス、並びに第2試験片のアスカーF硬度およびヒステリシスロスをそれぞれ、前述した数値範囲内で設定してもよい。
また、第1発泡体AのアスカーF硬度が、第2発泡体BのアスカーF硬度よりも小さく、かつ第1発泡体Aのヒステリシスロスが、第2発泡体Bのヒステリシスロスよりも大きい場合には、第1試験片のアスカーF硬度が、第2試験片のアスカーF硬度よりも小さくなり、かつ第1試験片のヒステリシスロスが、第2試験片のヒステリシスロスよりも大きくなるように、第1試験片のアスカーF硬度およびヒステリシスロス、並びに第2試験片のアスカーF硬度およびヒステリシスロスをそれぞれ、前述した数値範囲内で設定してもよい。
また、高いクッション性を具備させるために、例えば第2層12の厚さを、シート用パッド10の厚さに対して50%以上としてもよい。
さらに本発明は、前記実施形態のように、厚さが70mm以下の薄肉のシート用パッド10に好適に適用することも可能であるが、例えば厚さが70mm以上のシート用パッド10に適用してもよい。
本実施例においては、第1層11および第2層12のそれぞれを個別の金型により成形したが、本発明はこれに限られず、第1層11および第2層12はスラブ品であってもよい。
金型による成形品の場合、表面に密度の高いスキン層が形成されるため、通気性が低下することで着座や車両走行による振動等の外部入力に対する吸収性(すなわち、振動吸収性)が良好となる。一方、スラブ品の場合、密度分布が少ないため、着座時などにシート用パッドが圧縮されても、シート用パッドに均一に圧がかかり、永久ひずみが生じにくいとのメリットがある。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
次に、前述した作用効果についての検証試験を実施した。
<第1の検証実験>
下記表1に示す配合の樹脂材料をそれぞれ発泡することで発泡体aおよび発泡体bを形成し、それぞれ第1発泡体および第2発泡体として用いた。
Figure 2013054893

ポリエーテルポリオールA:平均分子量7500、官能基数3、EO13mol%、PO87mol%
ポリエーテルポリオールB:平均分子量700、官能基数3、PO100mol%
ポリマーポリオール:平均分子量5000、官能基数3、EO15mol%、PO85mol%
架橋剤:平均分子量400、官能基数4、EO100mol%
触媒:トリエチレンジアミン(東ソー社製)
シリコーン整泡剤:SZ1325(東レ・ダウコーニング社製)
第1の検証試験では、実施例1〜7、並びに比較例1および2のシート用パッドを準備した。実施例1〜7の各シート用パッドは、発泡体a(第1発泡体)からなる第1層と発泡体b(第2発泡体)からなる第2層とが互いに積層されてなる2層構造である。比較例1のシート用パッドは、発泡体a(第1発泡体)からなる第1層からなる単層構造である。比較例2のシート用パッドは、発泡体b(第2発泡体)からなる第2層からなる単層構造である。ここで、各シート用パッドにおける第1層および第2層の厚さ(mm)、並びに各シート用パッドにおいて着座面側に位置する層を、下記表2に示す。
Figure 2013054893
なお、上述のように上面視において一辺の長さが400mmの正方形状をなし、厚さが60mmになるように、発泡体a(第1発泡体)から第1試験片を、発泡体b(第2発泡体)から第2試験片をそれぞれ形成した。この場合の、第1試験片、および第2試験片それぞれのアンカーF硬度(°)、ヒステリシスロス(%)、反発弾性率(%)、1Hzの振動に対するtanδは、下記表3に示すようになっている。
Figure 2013054893
また、上面視において一辺の長さが400mmの正方形状をなす、発泡体a(第1発泡体)からなる第1試験片および発泡体b(第2発泡体)からなる第2試験片を、厚さを変化させて形成した。第1試験片および第2試験片の、それぞれの厚さにおける、アンカーF硬度(°)、ヒステリシスロス(%)、反発弾性率(%)、1Hzの振動に対するtanδは、下記表4に示すようになっている。ここで、反発弾性率は、スキン層を除いたコア層を測定したものである。
Figure 2013054893
なお、上記表4に示されるように、第1試験片および第2試験片のいずれにおいても、厚さが10mmの場合にはF硬度およびヒステリシスロスが正確に測定できなかった。これは、第1試験片および第2試験片の厚さが非常に薄いため、測定時に底付いており、荷重が立ってしまうためである。また、第1試験片および第2試験片のいずれにおいても、厚さが10mmの場合には1Hzの振動に対するtanδが正確に測定できなかった。これは、第1試験片および第2試験片の厚さが非常に薄いため、わずかな圧縮量の違いで圧縮率に大きな影響が出てしまったためである。
次に、実施例1〜5、並びに比較例1および2の各シート用パッドについて、ぐらつき感およびクッション性に関する第1の官能試験を行った。第1の官能試験では、検査員が、各シート用パッドのぐらつき感およびクッション性について、1〜5の5段階で評価した。評価は、数値が大きいほど高いものとした。すなわち、ぐらつき感が抑制されている(安定感が確保されている)ほど数値が高く、クッション性(クッション感)が確保されているほど数値が高いものとした。
結果を表5に示す。
Figure 2013054893
比較例1では、クッション性の評価が1であり、比較例2では、ぐらつき感の評価が1である。これに対し、実施例1〜5では、ぐらつき感およびクッション性の各評価が2以上であり、変形により乗員が感じるぐらつき感が抑えられつつ、着座時のクッション性が確保されていることが確認された。
そして、実施例1〜5のうち、特に実施例3および4でぐらつき感およびクッション性の評価がいずれも高いことが確認された。
そこで、これらの実施例3および4のうちの実施例3のシート用パッドにおけるぐらつき感と、比較例1および2のシート用パッドにおけるぐらつき感と、を比較する第2の官能試験を行った。第2の官能試験は、一対比較法(順序効果なし)により8名の検査員に対して行った。この一対比較法では、一方が、他方と比較し何ポイント良いかまたは悪いかを、±3ポイントの範囲で評点をつけた。
なお第2の官能試験では、以下方法により、各シート用パッド間でのぐらつき感の統計的な有意差の有無が、評点に基づいて判断される。すなわち、シート用パッドごとに、検査員全員の評点の合計点Xiを算出した後、合計点Xiに基づいて下記(1)式により平均嗜好度αiを算出する。そして平均嗜好度αiを、下記(2)式により算出されるヤードスティックYで割った数値同士に、1.0以上の開きがある場合、シート用パッド間に統計的な有意差があると判断される。
Figure 2013054893

Figure 2013054893
なお(2)式中、Nは、検査員人数を表し、tは、試料数を表し、σは、誤差を表し、qは、スチューデント化された範囲を表す。
また、実施例3のシート用パッドにおけるクッション性と、比較例1および2のシート用パッドにおけるクッション性と、を比較する第3の官能試験も、上記ぐらつき感に係る第2の官能試験と同様に行った。
ぐらつき感に係る第2の官能試験の結果のグラフを図3に示し、クッション性に係る第3の官能試験の結果のグラフを図4に示す。なお、図3に示すグラフの横軸は、ぐらつき感の評点を表し、図4に示すグラフの横軸は、クッション性の評点を表し、いずれも横軸中央の0よりも紙面左側に行く程、評点が高いことを示している。
そして上記方法により、実施例3と、比較例1および2と、のぐらつき感について有意差検定を行ったところ、実施例3のぐらつき感と比較例1のぐらつき感との間には、有意差が無く、実施例3のぐらつき感と比較例2のぐらつき感との間には、有意差があることが確認された。
さらに、実施例3と、比較例1および2と、のクッション性について有意差検定を行ったところ、実施例3のクッション性と比較例2のクッション性との間には、有意差が無く、実施例3のクッション性と比較例1のクッション性との間には、有意差があることが確認された。
以上より、実施例3では、変形により乗員が感じるぐらつき感が効果的に抑えられつつ、着座時のクッション性が良好に確保されていることが確認された。
さらに、実施例1、3、4、5のシート用パッドについて、各シート用パッドにおけるぐらつき感と、クッション性と、を相互に比較する第4及び第5の官能試験についても、第2及び第3の官能試験と同様に行った。ぐらつき感に係る第4の官能試験の結果のグラフを図5に示し、クッション性に係る第5の官能試験に結果のグラフを図6に示す。なお、図5に示すグラフの横軸は、ぐらつき感(安定感)の評点を表し、図6に示すグラフの横軸は、クッション性(クッション感)の評点を表し、いずれも横軸中央の0よりも紙面左側に行く程、評点が高いことを示している。
そして上記方法により、各実施例1、3、4、5のぐらつき感について相互に有意差検定を行ったところ、実施例1のぐらつき感とその他の実施例との間には有意差があり、実施例3、4、5の各実施例の間には有意差がないことが確認された。
また、各実施例1、3、4、5のクッション性について相互に有意差検定を行ったところ、実施例5のぐらつき感とその他の実施例との間には有意差があり、実施例1、3、4の各実施例の間には有意差がないことが確認された。
以上より、ぐらつき感の抑制と、クッション性の確保の双方が最もバランスよく発揮されているのは実施例3であり、次に良好なのは実施例4であることが分かる。
次に、着座面側に位置する層が互いに異なる実施例3および7と、実施例4および6と、の各シート用パッドについて、ぐらつき感およびクッション性に関する第6の官能試験を行った。第6の官能試験では、検査員が、各シート用パッドのぐらつき感およびクッション性について、実施例3〜7の各シート用パッド間で順位付けすることにより評価した。
結果を表6に示す。表内の数値は、順位を表す。
Figure 2013054893
実施例3と実施例7とでは、実施例3の方がぐらつき感の評価が高く、実施例4と実施例6とでは、実施例4の方がぐらつき感の評価が高くなっている。この結果、第1層が、第2層に対して、シート用パッドの着座面側に配置されている場合には、ぐらつき感が効果的に抑えられることが確認された。
<第2の検証実験>
また、下記表7に示す配合の樹脂材料をそれぞれ発泡することで発泡体cおよび発泡体dを形成し、それぞれ第1発泡体および第2発泡体として用いた。
Figure 2013054893

ポリエーテルポリオールC:平均分子量5000、官能基数3、EO16mol%
ポリエーテルポリオールD:平均分子量7500、官能基数3、EO13mol%
ポリマーポリオール:平均分子量5000、官能基数3、EO15mol%
架橋剤A:平均分子量400、官能基数4、EO100mol%
架橋剤B:平均分子量750、官能基数6、EO23mol%、PO77mol%
触媒:トリエチレンジアミン(東ソー社製)
シリコーン整泡剤:SZ1325(東レ・ダウコーニング社製)
第2の検証試験では、これら発泡体c(第1発泡体)および発泡体d(第2発泡体)を用いて、実施例8〜12、並びに比較例3および4のシート用パッドを準備した。実施例8〜12の各シート用パッドは、発泡体c(第1発泡体)からなる第1層と、発泡体d(第2発泡体)からなる第2層とが互いに積層されてなる2層構造である。比較例3のシート用パッドは、発泡体c(第1発泡体)からなる第1層からなる単層構造である。比較例4のシート用パッドは、発泡体d(第2発泡体)からなる第2層からなる単層構造である。ここで、各シート用パッドにおける第1層および第2層の厚さ(mm)を下記表8に示す。なお、第2の検証実験においては、実施例8〜12、並びに比較例3および4の各シート用パッドにおいて、第1層が着座面側に位置するよう形成した。
Figure 2013054893
なお、上面視において一辺の長さが400mmの正方形状をなす、発泡体c(第1発泡体)からなるからなる第3試験片および発泡体d(第2発泡体)からなるからなる第4試験片を、厚さを変化させて形成した。第3試験片および第4試験片の、それぞれの厚さにおける、アンカーF硬度(°)、ヒステリシスロス(%)、反発弾性率(%)、1Hzの振動に対するtanδは、下記表9に示すようになっている。ここで、反発弾性率は、スキン層を除いたコア層を測定したものである。
Figure 2013054893
なお、上記表9に示されるように、第3試験片および第4試験片のいずれにおいても、厚さが10mmの場合にはF硬度およびヒステリシスロスが正確に測定できなかった。これは、第3試験片および第4試験片の厚さが非常に薄いため、測定時に底付いており、荷重が立ってしまうためである。また、第3試験片および第4試験片のいずれにおいても、厚さが10mmの場合には1Hzの振動に対するtanδが正確に測定できなかった。これは、第3試験片および第4試験片の厚さが非常に薄いため、わずかな圧縮量の違いで圧縮率に大きな影響が出てしまったためである。
次に、実施例8〜12、並びに比較例3および4の各シート用パッドについて、ぐらつき感およびクッション性に関する官能試験を行った。この官能試験では、検査員が、各シート用パッドのぐらつき感およびクッション性について、1〜5の5段階で評価した。評価は、数値が大きいほど高いものとした。すなわち、ぐらつき感が抑制されているほど数値が高く、クッション性が確保されているほど数値が高いものとした。結果を表10に示す。
Figure 2013054893
比較例3では、クッション性の評価が1であり、比較例4では、ぐらつき感の評価が1である。これに対し、実施例8〜12では、ぐらつき感およびクッション性の各評価が2以上であり、変形により乗員が感じるぐらつき感が抑えられつつ、着座時のクッション性が確保されていることが確認された。
そして、実施例8〜12のうち、特に実施例10および11でぐらつき感およびクッション性の評価がいずれも高いことが確認された。
したがって、発泡体cを第1層として、発泡体dを第2層として用いた場合であっても、シート用パッドの変形により乗員が感じるぐらつき感を抑えつつ、着座時のクッション性を確保し易くすることができる。
本発明に係るシート用パッドによれば、変形により乗員が感じるぐらつき感を抑えつつ(すなわち、乗員の安定感を確保しつつ)、着座時のクッション性(クッション感)を確保し易くすることができる。
10 シート用パッド
11 第1層
12 第2層
A 第1発泡体
B 第2発泡体
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るシート用パッドは、車両に取り付けられ着座部として用いられるシート用パッドであって、互いに積層される、第1発泡体からなる第1層と、第2発泡体からなる第2層と、を備え、前記第1発泡体は、前記第2発泡体よりも、アスカーF硬度およびヒステリシスロスのうちの少なくともアスカーF硬度が大きく、前記第2発泡体は、前記第1発泡体よりも、反発弾性率が大きい。前記第1発泡体は、1Hzの振動に対するtanδが前記第2発泡体と同等以上になっていてもよい。
なお、上述のように上面視において一辺の長さが400mmの正方形状をなし、厚さが60mmになるように、発泡体a(第1発泡体)から第1試験片を、発泡体b(第2発泡体)から第2試験片をそれぞれ形成した。この場合の、第1試験片、および第2試験片それぞれのアカーF硬度(°)、ヒステリシスロス(%)、反発弾性率(%)、1Hzの振動に対するtanδは、下記表3に示すようになっている。
また、上面視において一辺の長さが400mmの正方形状をなす、発泡体a(第1発泡体)からなる第1試験片および発泡体b(第2発泡体)からなる第2試験片を、厚さを変化させて形成した。第1試験片および第2試験片の、それぞれの厚さにおける、アカーF硬度(°)、ヒステリシスロス(%)、反発弾性率(%)、1Hzの振動に対するtanδは、下記表4に示すようになっている。ここで、反発弾性率は、スキン層を除いたコア層を測定したものである。
なお、上面視において一辺の長さが400mmの正方形状をなす、発泡体c(第1発泡体)からなるからなる第3試験片および発泡体d(第2発泡体)からなるからなる第4試験片を、厚さを変化させて形成した。第3試験片および第4試験片の、それぞれの厚さにおける、アカーF硬度(°)、ヒステリシスロス(%)、反発弾性率(%)、1Hzの振動に対するtanδは、下記表9に示すようになっている。ここで、反発弾性率は、スキン層を除いたコア層を測定したものである。

Claims (7)

  1. 車両に取り付けられ着座部として用いられるシート用パッドであって、
    互いに積層される、第1発泡体からなる第1層と、第2発泡体からなる第2層と、を備え、
    前記第1発泡体は、前記第2発泡体よりも、アスカーF硬度およびヒステリシスロスのうちの少なくとも一方が大きく、
    前記第2発泡体は、前記第1発泡体よりも、反発弾性率が大きいシート用パッド。
  2. 前記第1発泡体は、前記第2発泡体よりも、ヒステリシスロスが大きい請求項1に記載のシート用パッド。
  3. 前記第1層が上層側に配置される請求項1に記載のシート用パッド。
  4. 前記第2層が下層側に配置される請求項1に記載のシート用パッド。
  5. 前記第1層の厚みが、前記第1層および前記第2層の全体の厚みに対して、30%〜50%である請求項3に記載のシート用パッド。
  6. 前記第1層の厚みが、前記第1層および前記第2層の全体の厚みに対して、30%〜50%である請求項4に記載のシート用パッド。
  7. 前記第1層および前記第2層の全体の厚みが70mm以下である請求項1に記載のシート用パッド。
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