JPWO2012173082A1 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2012173082A1
JPWO2012173082A1 JP2012556323A JP2012556323A JPWO2012173082A1 JP WO2012173082 A1 JPWO2012173082 A1 JP WO2012173082A1 JP 2012556323 A JP2012556323 A JP 2012556323A JP 2012556323 A JP2012556323 A JP 2012556323A JP WO2012173082 A1 JPWO2012173082 A1 JP WO2012173082A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
unit
bending portion
knob
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012556323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5395282B2 (ja
Inventor
弘晃 三好
弘晃 三好
良輔 石崎
良輔 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2012556323A priority Critical patent/JP5395282B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5395282B2 publication Critical patent/JP5395282B2/ja
Publication of JPWO2012173082A1 publication Critical patent/JPWO2012173082A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
    • A61B1/0057Constructional details of force transmission elements, e.g. control wires
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00112Connection or coupling means
    • A61B1/00121Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle
    • A61B1/00126Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle optical, e.g. for light supply cables
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
    • A61B1/0052Constructional details of control elements, e.g. handles

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

内視鏡は、挿入部内に挿通された第1牽引部材の進退移動に伴って湾曲動作する第1機能部と、挿入部内に挿通された第2牽引部材の進退移動に伴って動作する第2機能部と、軸回りに回転操作されて第1牽引部材を進退させて、第1機能部を湾曲操作する操作部に設けられる第1の湾曲操作部と、軸回りに回転操作されて第2牽引部材を進退させて、第2機能部を操作する、操作部に第1の回転操作ノブに対して挿入部の挿入軸を挟んで配置される、第2の湾曲操作部と、第2の湾曲操作部に設けられ、第2の湾曲部を湾曲操作する際の操作力量を調整する操作力量調整部と、を具備する。

Description

本発明は、挿入部内に湾曲部湾曲操作用ワイヤーの他に操作用ワイヤーを備え、操作部に湾曲部湾曲操作用ワイヤーを牽引操作する際に回転操作される第1操作ノブ及び操作用ワイヤーを牽引操作する際に回転操作される第2操作ノブを備える内視鏡に関する。
近年、医療分野において、体内に細長の挿入部を挿入することにより、観察、或いは各種治療処置を行える内視鏡が利用されている。挿入部が軟性な内視鏡の挿入部先端側には、例えば上下左右方向に湾曲するように構成された湾曲部が設けられている。
湾曲部は、例えば、複数の湾曲駒を回動自在に連接して、上下左右方向に湾曲する構成になっている。挿入部内には湾曲部を構成する湾曲駒に先端が固定された牽引部材である湾曲ワイヤーが挿通されている。挿入部の基端に位置する操作部には湾曲ワイヤーを牽引するための湾曲部操作装置が設けられている。湾曲部操作装置を構成する例えばドラムには、湾曲ワイヤーの基端が固定されている。
この構成によれば、術者が、操作部を把持する一方の手の指で湾曲部操作装置を操作して所望の湾曲ワイヤーを牽引することにより、湾曲部を術者の意図する方向に湾曲動作させることができる。
また、日本国特開2002−177198号公報には操作性が良く、正確な観察や処置が容易な内視鏡2が示されている。内視鏡2は、挿入部11の湾曲部22に第1の湾曲部24及び第2の湾曲部25を備えている。そして、内視鏡2の操作部12aには、第1湾曲部24から延出される第1ワイヤー34を独立して湾曲操作可能な第1湾曲操作部42と、第2湾曲部25から延出される第2ワイヤー35を独立して湾曲操作可能な第2湾曲操作部44を備えている。第1ワイヤー34は、第2湾曲部25先端側付近に固定された第1コイルパイプ36内を通って第1湾曲操作部42に連設されている。一方、第2ワイヤー35は、可撓管部23の先端側に固定された第2コイルパイプ37内を通って第2湾曲操作部44に連設されている。
しかしながら、日本国特開2002−177198号公報の内視鏡2では、第2湾曲部25に第1コイルパイプ36が挿通されている。したがって、術者が、湾曲部22を湾曲操作した場合、内蔵物の多さから第2湾曲部25を湾曲させるために操作する第2湾曲操作部44の操作力量が、第1湾曲部24を湾曲させるために操作する第1湾曲操作部42の操作力量よりも大きくなる。この結果、術者は、第2湾曲操作部44の操作感と第1湾曲操作部42の操作感とが異なることに違和感があった。
また、特開2003−220022号公報には湾曲部におけるトータルの軸方向長さを十分に確保して内視鏡挿入部の挿入性能を高めるとともに、小回りの効く湾曲形状を実現することにより、観察・処置性能の両方に優れた内視鏡が示されている。
しかしながら、特開2003−220022号公報の内視鏡では、術者が第2湾曲部の湾曲操作を行う際に挿入部を保持している手を挿入部から一度離して第2湾曲操作部の操作を行うようになっている。また、術者は、把持部を保持している手で第2湾曲部の湾曲操作を行うことができなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、異なる牽引部材をそれぞれ牽引するために操作部に設けられた二種類の回転操作ノブの操作を、挿入部から手を離すことなく操作部を把持した手の指で容易に行え、かつ、内蔵物の多い第2湾曲部を湾曲操作する際の第2湾曲部操作力量を減少させ、且つ、第2湾曲部を湾曲させる際の第2湾曲部操作力量と第1湾曲部を湾曲させる際の第1湾曲部操作力量とが略一致した内視鏡を提供することを目的にしている。
本発明の一態様における内視鏡は、挿入部内に挿通された第1牽引部材の進退移動に伴って湾曲動作する第1湾曲部と、前記挿入部内に挿通された第2牽引部材の進退移動に伴って動作する第2湾曲部と、軸回りに回転操作されて前記第1牽引部材を進退させて、前記第1湾曲部を湾曲操作する第1の湾曲操作部と、軸回りに回転操作されて前記第2牽引部材を進退させて、前記第2湾曲部を湾曲操作する第2の湾曲操作部と、前記第2の湾曲操作部に設けられ、前記第2の湾曲部を湾曲操作する際の第2湾曲部操作力量を調整する操作力量調整部と、を具備している。
図1−図8は本発明の一実施形態に係り、二種類の回転操作ノブを備える内視鏡の構成を説明する図 図1の矢印Y2方向から第1湾曲操作部を備える操作部を見た図 図1の矢印Y3方向から第2湾曲操作部を備える操作部を見た図 操作部を把持する手の親指で第1湾曲部用上下ノブを操作する状態、および第2湾曲部用上下ノブを操作する状態を説明する図 操作部本体に設けられた第1回転操作ノブと挿入部内に挿通された第1牽引部材との関係及び第2回転操作ノブと挿入部内に挿通された第2牽引部材との関係を説明する模式図 図5の矢印Y6−Y6方向から第2牽引部材及び駆動力伝達機構を見た図 図6の矢印Y7−Y7線断面図 第2湾曲部用上下ノブと駆動力伝達機構を兼ねる操作力量調整部とドラムとの関係を説明する図 図9及び図10は第2回転操作ノブの操作によって回転される第2湾曲部用上下ドラムの回転量を規定する構成に係り、図9は円弧状溝と、ストッパーと、回動角度規制ピンとで構成される回転角度規制機構を説明する図 ストッパーの配置状態、および、ノブ指標と操作部指標とを備える操作部を説明する図 図11A−図11Cは操作部の変形例に係り、図11Aは第2の回転操作ノブが配置される操作部の一面側に設けた凸部を説明する図 図11Aの矢印Y11B方向から第2の回転操作ノブと凸部とを備える操作部を見た図 内視鏡の操作部に設けた凸部の作用を説明する図 第2湾曲部上下ロックレバーの配置例を説明する図 第2の回転操作ノブの他の構成例を説明する図 第2の回転操作ノブに二種類の回転操作ノブを設けた内視鏡の構成例を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1−図10を参照して本発明の内視鏡の一実施形態を説明する。
図1−図3に示すように内視鏡1は、挿入部2と、操作部3とを備えている。操作部3は、挿入部2の基端側に連設され、把持部を兼ねている。操作部3の側部からは軟性のユニバーサルコード4が延出している。ユニバーサルコード4の端部にはライトガイドコネクタ5が設けられている。ライトガイドコネクタ5は、外部装置である光源装置(不図示)に着脱自在に接続される操作部3は、挿入部2の基端側であって、挿入部2の挿入軸2a(図1参照)の延長線上に設けられている。
挿入部2は、先端側から順に、硬質な先端部2b、第1湾曲部2c1、第2湾曲部2c2、および、長尺で可撓性を有する可撓管部2dを連設して構成されている。
第1湾曲部2c1は、後述する第1牽引部材の進退移動に伴って湾曲動作する第1機能部であり、例えば上下左右方向に湾曲自在に構成されている。第2湾曲部2c2は、後述する第2牽引部材の進退移動に伴って湾曲動作する第2機能部であり、例えば上下方向に湾曲自在に構成されている。
図1−図3に示すように操作部3は、把持部3aと、操作部本体3bとを備えている。把持部3aは、例えば術者が把持する部位であり、挿入部2側に設けられている。操作部本体3bは、把持部3aに連設している。操作部本体3bには、挿入軸2aを挟んで第1の湾曲操作部を構成する第1回転操作ノブ6と、第2の湾曲操作部を構成する第2回転操作ノブ7とが設けられている。
本実施形態において、第1回転操作ノブ6は、第1湾曲部用上下ノブ6UD及び第1湾曲部用左右ノブ6LRとを備えている。第1湾曲部用上下ノブ6UDは、第1湾曲部2c1を上下方向に湾曲操作するための略円環形状のノブである。第1湾曲部用左右ノブ6LRは、第1湾曲部2c1を左右方向に湾曲操作するためのノブである。図1、図2に示すように第1湾曲部用上下ノブ6UD及び第1湾曲部用左右ノブ6LRは、本体第1側面3cに対して重ねて設けられている。
符号8UDは、第1湾曲部上下ロックレバーであり、第1湾曲部2c1の湾曲状態を保持する。符号8LRは、第1湾曲部左右ロックレバーであり、第1湾曲部2c1の湾曲状態を保持する。
一方、本実施形態において、第2回転操作ノブ7は、第2湾曲部用上下ノブ7UDである。第2湾曲部2c2を上下方向に湾曲操作するためのノブである。図1、図3に示すように第2湾曲部用上下ノブ7UDは、本体第2側面3dに設けられている。以下、第2の回転操作ノブ7を、第2湾曲部用上下ノブ7UDとして説明する。
本実施形態において、本体第1側面3cと本体第2側面3dとは対向した面である。
なお、図3に示すように本体第3側面3eには、送気送水釦9aと、吸引釦9bとが突出して設けられている。送気送水釦9aは、気体、液体の供給を制御する流体制御スイッチであり、吸引釦9bは、吸引を制御する流体制御スイッチである。符号10は、処置具挿入口である。処置具挿入口10は、挿入部2内を挿通する流体チャンネルを兼ねる処置具チャンネルに連通している。生検鉗子等の処置具は、処置具挿入口10、処置具チャンネル等を介して体内に導入されるようになっている。
図1に示すように第2湾曲部用上下ノブ7UDは、該ノブ7UDを配設する位置、或いは該ノブ7UDの外径寸法を適宜設定して、第2湾曲部用上下ノブ7UDの最基端配置位置7eが第1湾曲部用上下ノブ6UDの最基端配置位置6eよりも矢印1Yに示すように挿入軸2aの基端側に位置するように設定して操作部3に設けられている。この配設状態によれば、第2湾曲部用上下ノブ7UDの最先端配置位置7fが、第1湾曲部用上下ノブ6UDの最基端配置位置6eよりも挿入軸2aの基端側に配置されることはない。
この構成によれば、操作部3を把持した手の親指を図4の破線、或いは、二点鎖線に示すように移動させて、第1湾曲部用上下ノブ6UDの操作、第1湾曲部用左右ノブ6LRの操作、或いは第2湾曲部用上下ノブ7UDの操作を適宜行うことができる。言い換えれば、操作部3を把持した手を操作部3から離間させることなく、内視鏡1の操作部3に設けられたノブ6UD、6LR、7UDの操作を行える。したがって、術者は、挿入部2を把持したもう一方の手を、この挿入部2から離さなくても良くなる。
なお、図3に示すように操作部3において、第2湾曲部用上下ノブ7UDの最先端配置位置7fを、送気送水ボタン9aの基端位置よりも矢印3Y1に示すように挿入軸2aの基端側に位置するように配設している。この結果、操作部3を把持した状態において、把持した手の人指し指、中指、或いは薬指の何れかの指で送気送水釦9aの操作、或いは吸引釦9bの操作をスムーズに行うことができる。
図5に示すように挿入部2の第1湾曲部2c1は、例えば複数の湾曲駒11、11、…を互いに回動自在に連結して上下左右方向に湾曲するように構成されている。第1湾曲部2c1を構成する第1湾曲部先端湾曲駒11fは、先端部2bの基端側に接続され、第1湾曲部基端湾曲駒11rは連結駒13の先端側に接続されている。
第1湾曲部先端湾曲駒11fの上下左右に対応する位置には、第1牽引部材である上下左右方向にそれぞれ対応する第1湾曲部用ワイヤー14の先端がロー付け等により固定されている。これら第1湾曲部用ワイヤー14は、第1湾曲部2c1内、第2湾曲部2c2内、可撓管部2d内、把持部3a内を挿通して、操作部本体3b内に導かれている。
第1湾曲部用ワイヤー14は、第2湾曲部2c2内及び可撓管部2d内に設けられたコイルパイプ19内を挿通している。
そして、第1湾曲部用ワイヤー14のうち、上用ワイヤー14(不図示)の基端及び下用ワイヤー14dの基端は、第1湾曲部用上下ドラム15UDに固定され、左用ワイヤー14Lの基端及び右用ワイヤー14Rの基端は、第1湾曲部用左右ドラム15LRに固定されている。
なお、第1湾曲部用上下ドラム15UD及び第1湾曲部用左右ドラム15LRと回転操作ノブ6とは、第1の湾曲操作部を構成する。
第1湾曲部用上下ドラム15UDは、第1湾曲部用上下ノブ6UDが一端に固定されている上下軸16UDの他端に固定されている。したがって、第1湾曲部用上下ドラム15UDは、第1湾曲部用上下ノブ6UDの時計方向、或いは反時計方向への回転に伴って一体で回転する。第1湾曲部用左右ドラム15LRは、第1湾曲部用左右ノブ6LRが一端に固定されている左右軸16LRの他端に固定されている。したがって、第1湾曲部用上下ドラム15UDは、第1湾曲部用左右ノブ6LRの回転に伴って一体で回転する。
この構成によれば、術者が、例えば第1湾曲部2c1を上方向に湾曲させる際、第1湾曲部用上下ノブ6UDを図2の矢印2Y方向に回転させる。すると、第1湾曲部用上下ノブ6UDの回転に伴って第1湾曲部用上下ドラム15UDが同方向に回転して、第1湾曲部用上下ドラム15UDに固定されている図示されていない上用ワイヤーが牽引される一方、下用ワイヤー14Dが弛緩される。この結果、第1湾曲部用上下ノブ6UDの回転にしたがって、第1湾曲部2c1が術者の意図する上方向に湾曲していく。
なお、符号17は、第1湾曲部用軸体であり、操作部本体3b内に設けられた仕切り板18に直立して固定されている。ノブ6UD、6LRは、第1湾曲部用軸体17に対して軸回りで時計方向、反時計方向に回転する。
一方、挿入部2の第2湾曲部2c2は、例えば複数の湾曲駒12、12、…を互いに回動自在に連結して上下方向に湾曲する構成になっている。第2湾曲部2c2を構成する第2湾曲部先端湾曲駒12fは、連結駒13の基端側に接続され、第2湾曲部基端湾曲駒12rは可撓管部2dの先端側に接続されている。
第2湾曲部先端湾曲駒12fの上下に対応する位置には、第2牽引部材である上下方向に対応する第2湾曲部用ワイヤー20の先端がそれぞれロー付け等により固定されている。これら第2湾曲部用ワイヤー20は、第2湾曲部2c2内、可撓管部2d内、把持部3a内を挿通して、操作部本体3b内に導かれている。
第2湾曲部用ワイヤー20は、可撓管部2d内に設けられたコイルパイプ19内を挿通している。
図6に示すように操作部3内に導かれた第2湾曲部用ワイヤー20である上用ワイヤー20Uの基端及び下用ワイヤー20Dの基端は、牽引部である第2湾曲部用上下ドラム23UDの予め定めた位置に固定されている。
なお、第2湾曲部用上下ノブ7UDと第2湾曲部用上下ドラム23UDとは、第2の湾曲操作部を構成する。
また、本実施形態において、上用ワイヤー20Uと下用ワイヤー20Dとは、例えば把持部3a内において交差されて、挿入部2内における配置位置と操作部3内における配置位置とが逆転している。
この構成によれば、第2湾曲部用上下ドラム23UDが図6中の矢印6Y1に示すように反時計回りに回転されることによって、上用ワイヤー20Uが矢印6Y2に示すように牽引されて第2湾曲部2c2が上方向に湾曲する。
ここで、図5−図7を参照して第2湾曲部用上下ノブ7UDと第2湾曲部用上下ドラム23UDとの関係を説明する。
図5、図7に示すように第2の湾曲操作部を構成する第2湾曲部用上下ノブ7UDは、第2湾曲部用第1軸体(以下、第1軸体と略記する)21に設けられている。一方、第2湾曲部用上下ドラム23UDは、第2湾曲部用第2軸体(以下、第2軸体と略記する)22に設けられている。第2湾曲部用上下ノブ7UDは、第1軸体21に対して軸回りで時計方向、反時計方向に回転する。
そして、第2の湾曲操作部には、第2湾曲部用上下ノブ7UDの回転力を第2湾曲部用上下ドラム23UDに伝達する駆動力伝達機構部を兼ねる操作力量調整部である例えば歯車列である第1歯車25及び第2歯車27が設けられている。即ち、第2の湾曲操作部は、第2湾曲部用上下ノブ7UDと、第2湾曲部用上下ドラム23UDと、第1歯車25と、第2歯車27とを備えて構成されている。
なお、第2湾曲部用上下ドラム23UDと第2歯車27とは、ギア部軸体27aを介して予め一体に固定されている。
第1軸体21及び第2軸体22は、それぞれ仕切り板18に対して直立して固設されている。第1軸体21の予め定めた位置には、第1回動軸24が回動自在に設けられている。一方、第2軸体22の予め定めた位置には、第2回動軸26が回動自在に設けられている。
第1回動軸24の一端側には、第2湾曲部用上下ノブ7UDが一体に固定され、他端側には第1歯車25が一体に固定されている。第2回動軸26の予め定めた位置には、第2歯車27が一体固定された第2湾曲部用上下ドラム23UDが固定されている。そして、第1歯車25が備える歯部25gと、第2歯車27が備える歯部27gと、は噛合している。
第1歯車25の歯数および第2歯車27の歯数は、第2湾曲部2c2を湾曲させる際に第2湾曲部用上下ノブ7UDを操作する第2湾曲部操作力量を考慮して適宜設定される。本実施形態においては、少なくとも、第1歯車25を小歯車とし、第2歯車27を第1歯車25の歯数よりも多い大歯車としている。
この構成によれば、術者が第2湾曲部用上下ノブ7UDを操作して第2湾曲部2C2を湾曲操作する際の第2湾曲部操作力量が、第2湾曲部用上下ノブ7UDの操作によって、第1湾曲部用上下ノブ6UDのように直接、第2湾曲部を湾曲操作する操作力量に比べて小さくなる。
また、術者が、例えば第2湾曲部2c2を上方向に湾曲させる際、第2湾曲部用上下ノブ7UDを図3の矢印3Y2(図8では矢印8Y1)方向に回転させことにより、この第2湾曲部用上下ノブ7UDの回転に伴って第1歯車25が同方向である図8の矢印8Y2(図6では矢印6Y3)方向に回転する。
上述したように、第1歯車25の歯部25gと第2歯車27の歯部27gとは噛合状態である。したがって、第1歯車25の回転に伴って第2歯車27は、逆方向である図8の矢印8Y3(図6の矢印6Y1)方向に回転する。
また、上述したように、第2歯車27と第2湾曲部用上下ドラム23UDとは第2回動軸26に一体に固定されている。このため、第2湾曲部用上下ドラム23UDも、図8の矢印8Y3(図6の矢印6Y1)方向に回転する。
この結果、上述したように上用ワイヤー20Uが矢印6Y2に示すように牽引される一方、下用ワイヤー20Dが弛緩されて、第2湾曲部2c2が上方向に湾曲する。
なお、図7の符号8aUD(図3にも記載)は、第2湾曲部2c2の湾曲状態を保持する第2湾曲部上下ロックレバーである。
このように、挿入部2の基端側に連設された操作部3に、挿入軸2aを挟んで、第1の回転操作ノブ6として第1湾曲部用上下ノブ6UD及び第1湾曲部用左右ノブ6LRと、第2の回転操作ノブ7として第2湾曲部用上下ノブ7UDとを設けている。この結果、術者は、操作部3を把持した状態で該操作部3から手を離すことなく、把持している手の親指、人指し指、中指、或いは薬指を移動させて第1湾曲部用上下ノブ6UDの操作、第1湾曲部用左右ノブ6LRの操作、第2湾曲部用上下ノブ7UDの操作を適宜行うことができる。
このように、第2の湾曲操作部においては、第2湾曲部用上下ノブ7UDの回転を第1歯車25及び第2歯車27を介して第2湾曲部用上下ドラム23UDに伝達する構成にしている。加えて、第1歯車25の歯数を第2歯車27の歯数より少なく設定している。この結果、コイルパイプ19が内蔵された第2湾曲部2c2を湾曲操作する際の第2湾曲部操作力量の低減を実現することができる。
なお、上述した実施形態においては、第1歯車25の歯数を第2歯車27の歯数より少なく設定するとしている。しかし、具体的に、第1湾曲部用上下ノブ6UDの操作によって第1湾曲部2c1を湾曲させる第1湾曲部操作力量を予め計測した上で、小歯車である第1歯車25の歯数および大歯車である第2歯車27の歯数を適宜設定する。言い換えれば、第1歯車25及び第2歯車27のギア比、を適宜設定する。
この結果、第2湾曲部用上下ノブ7UDの操作によって第2湾曲部を湾曲させる第2湾曲部操作力量を、例えばユーザーが所望する操作力量である第1湾曲部操作力量に略一致するように設定して、第1回転操作ノブ2c1の操作感と第2回転操作ノブ2c2の操作感とが略同等な内視鏡を構成することができる。
また、上述した実施形態においては、駆動力伝達機構を第1歯車25及び第2歯車27としている。しかし、駆動力伝達機構部を兼ねる操作力量調整部は、歯車列に限定されるものではなく、ベルトとプーリーとの組合せ、チェーンとスプロケットとの組合せ等であってもよい。この構成においては、第1プーリー及び第2プーリーの径寸法、或いは、第1スプロケットの歯数及び第2スプロケットの歯数を上述したように適宜設定することにより、最適な操作感を得られる。
さらに、第2湾曲部の径寸法を大きく設定して第2湾曲部内の内部密度を下げる、或いは第2湾曲部を構成する湾曲カバーの厚さを薄く形成して、第2湾曲部を湾曲させる際の第2湾曲部操作力量の低減を図るようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、挿入部2に設けられている第2機能部を第2湾曲部2c2としている。しかし、第2牽引部材の進退によって動作される挿入部2の第2機能部は、第2湾曲部に限定されるものではなく、例えば、硬度可変機構、ズーム機構、或いは、鉗子起上機構等であってもよい。
硬度可変機構は、いわゆる可撓性可変内視鏡に設けられ、第1機能部である湾曲部に連設する可撓管の硬度を切替可能にする。硬度可変機構は、可撓管部に配設されたコイルと、このコイルの硬度を変化させる第2牽引部材である硬度可変ワイヤーとを備えて構成される。硬度可変ワイヤーを第2の回転操作ノブに接続することによって、術者は、挿入部2から手を離すことなく、操作部3を把持している手の親指、人差し指、中指、或いは薬指を移動させて湾曲部の湾曲操作と、可撓管部の硬度を変更する操作と、を行える。
ズーム機構は、観察光学系に設けられ、第1機能部である湾曲部の先端に設けられた先端部内に内蔵されている。ズーム機構は、移動レンズ枠と、操作ワイヤーとを備えて構成される。移動レンズ枠は、観察光学系の対物レンズ系に進退自在に設けられている。操作ワイヤーは、移動レンズ枠を進退移動させる第2牽引部材である。操作ワイヤーを第2の回転操作ノブに接続することによって、術者は、挿入部2から手を離すことなく、操作部3を把持している手の親指、人差し指、中指、或いは薬指を移動させて湾曲部の湾曲操作と、観察画像の広角観察或いは拡大観察の切替操作と、を行える。
鉗子起上機構は、第1機能部である湾曲部の先端に設けられた先端部内に内蔵されている。鉗子起上機構は、鉗子起上台と、起上ワイヤーとを備えて構成される。鉗子起上台は、先端部の予め定めた位置に回動自在に配置されている。起上ワイヤーは、鉗子起上台の起上角度を変更する。起上ワイヤーを第2の回転操作ノブに接続することによって、術者は、挿入部2から手を離すことなく、操作部3を把持している手の親指、人差し指、中指、或いは薬指を移動させて湾曲部の湾曲操作と、処置具の導出方向の切替操作と、を行える。
図9及び図10を参照して第2の回転操作ノブの回転角度規制機構を説明する。
図9は円弧状溝と、ストッパーと、回動角度規制ピンとで構成される回転角度規制機構を説明する図、図10はストッパーの配置状態、およびノブ指標及び操作部指標を備える操作部を説明する図である。
第2湾曲部用上下ドラム23UDには、第2湾曲部用上下ドラム23UDの回転量を規定する回動角度規制ピン(図7、図9の符号28参照)が固設されている。回動角度規制ピン28は、第2湾曲部用上下ドラム23UDの一面から突出した突出部28aを備えている。突出部28aは、仕切り板18の表面18hに形成されている円弧状溝18aに移動自在に配置されている。
円弧状溝18aの一端側及び他端側にはストッパー配置孔18b、18cが形成されている。ストッパー配置孔18b、18cには、回動角度規制ピン28が当接する当接面29aを備えるストッパー29が配置されている。ストッパー配置孔18b、18cは、図10に示すように仕切り板18の裏面18t側に配置されるストッパー29の太径部29bによって閉塞される。
この構成によれば、第2湾曲部用上下ドラム23UDに固設された回動角度規制ピン28の突出部28aが、第1ストッパー配置孔18bに配設されたストッパー29の当接面29aに当接することによって、上用ワイヤー20Uが最大牽引状態になる。一方、回動角度規制ピン28の突出部28aが、第2ストッパー配置孔18cに配設されたストッパー29の当接面29aに当接することによって、下用ワイヤー20Dが最大牽引状態になる。
そして、回動角度規制ピン28の移動範囲は、第2湾曲部2c2の湾曲角度を考慮して適宜設定される。なお、回動角度規制ピン28の移動範囲は、第1ストッパー配置孔18bに配設されたストッパー29の当接面29aから第2ストッパー配置孔18cに配設されたストッパー29の当接面29aに至る角度θである。
このように、第2湾曲部用上下ドラム23UDに回動角度規制ピン28を固設し、この回動角度規制ピン28を、両端にそれぞれストッパー29を設けた、円弧状溝18aに移動自在に配置する。この結果、第2湾曲部用上下ドラム23UDの回転量を一回転未満に規制することができる。
なお、符号31はノブ指標、符号32は操作部指標である。ノブ指標31と操作部指標32とが一致しているとき中立位置となる。本実施形態において、第2機能部が第2湾曲部2c2である場合、中立位置において、第2湾曲部2c2が略直線状態になるように設定されている。また、第2機能部が硬度可変機構である場合、中立位置において、可撓管部が最も可撓性を有する状態になるように設定されている。また、第2機能部がズーム機構である場合、中立位置において、観察光学系は、広角観察状態になるように設定されている。また、第2機能部が鉗子起上機構である場合、中立位置において、鉗子起上台は起上前の状態になるように設定されている。
図11A−図11Cは、操作部の変形例である。
図11Aは、第2の回転操作ノブが配置される操作部の一面側に設けた凸部を説明する図、図11Bは、図11Aの矢印Y11B方向から第2の回転操作ノブと凸部とを備える操作部を見た図、図11Cは、内視鏡の操作部に設けた凸部の作用を説明する図である。
図11A及び図11Bに示すように本実施形態の内視鏡1Aは、操作部3の本体第2側面3dの予め定めた位置に予め定めた形状及び高さの凸部33が設けられている。
図11Bに示すように凸部33は、操作部本体3bの把持部3a側に形成され、第2湾曲部用上下ノブ7UDの把持部3a側の外周側を覆い包む。
この構成によれば、図11Cに示すように術者の人指し指等が第2湾曲部用上下ノブ7UDに触れて第2湾曲部用上下ノブ7UDが回転することを防止することができる。
つまり、術者が、操作部3を把持した状態で、該操作部3から手を離すことなく、把持している手の人指し指、中指、或いは薬指のいずれかの指で送気送水釦9aの操作、或いは吸引釦9bの操作を行う際、指が第2湾曲部用上下ノブ7UDに触れることを防止する。
この内視鏡1によれば、図11Cの把持状態において、例えば、術者が人指し指の側部(符号34)を、凸部33の外側面33oに当接配置することによって、術者は、操作部3を強く把持することなく、僅かな把持力で操作部3を落とすことなく保持することができる。つまり、凸部33は、内視鏡1を保持する保持部を兼用している。
なお、上述した実施形態においては、第2湾曲部上下ロックレバー8aUDを、第1湾曲部上下ロックレバー8UDと同様なレバー構造にしている。しかしながら、第2湾曲部上下ロックレバーは、レバー構造に限定されるものではなく、図12の矢印Y12に示すように本体第4側面3fに対して摺動自在な摺動部材35であってもよい。
また、上述した実施形態においては、第1湾曲部軸体17と、第1軸体21及び第2軸体22とを仕切り板18に対して直立状態で固設している。しかし、内視鏡1は、第1軸体21の中心軸21aが第1湾曲部用軸体17の中心軸17aに対して図13に示すように角度θ1交差する構成であってもよい。
図13の符号36は、操作部3に設けられた逃がし部である。逃がし部36は、第2湾曲部用上下ノブ7UDが操作部3に当接することによって回転が妨げられることを防止する。その他の構成は、上述した実施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。
この構成によれば、上述と同様の作用及び効果を得ることができる。
また、上述した実施形態においては、第2の回転操作ノブ7に1つのノブを設け、そのノブによって第2機能部を構成する第2牽引部材を進退移動させる構成にしている。しかしながら、内視鏡が第1湾曲部2c1及び第2湾曲部2c2に加えて、例えば硬度可変機構(不図示)を備える内視鏡1Aである場合、図14に示すように第2の回転操作ノブ7Aに第2湾曲部2c2を湾曲操作する7UDに加えて、硬度可変機構を操作するための硬度可変用操作ノブ37を設ける構成にしてもよい。
この構成によれば、術者は、挿入部2から手を離すことなく、操作部3を把持している手の親指を移動させて第1湾曲部用上下ノブ6UDの操作、第1湾曲部用左右ノブ6LRの操作、第2湾曲部用上下ノブ7UDの操作、硬度可変用操作ノブ37の操作適宜を行うことができる。
なお、硬度可変機構の代わりに、上述したズーム機構を備える内視鏡、或いは、鉗子起上機構を備える内視鏡であってもよい。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
本出願は、2011年6月16日に日本国に出願された特願2011−134397号、特願2011−134398号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、異なる牽引部材をそれぞれ牽引するために操作部に設けられた二種類の回転操作ノブの操作を、挿入部から手を離すことなく操作部を把持した手の指で容易に行える内視鏡を提供することを目的にしている。
本発明の一態様における内視鏡は、操作される第1湾曲部と、操作されて所定の機能を動可能な機能部と、先端部と基端部とを有し、前記先端部から前記基端部に渡って延設された長軸を備えた把持部と、第1の軸回りに回転さることに伴い前記第1湾曲部を操可能な第1の回転体と第2の軸回りに回転操作されることに伴い前記機能部を操作可能な第2の回転体と、前記把持部の基端側に設けられ、前記第2の回転体が、前記第1の回転体に対して前記長軸を挟み、前記把持部を手で把持した際に前記手の掌が位置する側に配置される、前記第2の軸を前記第1の軸よりも基端側に位置させた操作部本体と、を具備する
本発明の一態様における内視鏡は、湾曲操作される第1湾曲部と、操作されて所定の機能を動作可能な機能部と、進退動作により前記機能部の前記所定の機能を動作させる牽引部材と、前記第1湾曲部の基端側に設けられ、先端部と基端部とを有し、前記先端部から前記基端部に渡って延設された長軸を備えた把持部と、第1の軸回りに回転されることに伴い前記第1湾曲部を操作可能な第1の回転体と、第2の軸回りに回転操作されることに伴い前記牽引部材を進退動作して前記機能部を操作可能な第2の回転体と、前記把持部の基端側に設けられ、前記第2の回転体が、前記第1の回転体に対して前記長軸を挟み、前記把持部を手で把持した際に前記手の掌が位置する側に配置され前記第2の軸を前記第1の軸よりも基端側に位置し、前記第2の回転体の最基端配置位置は前記第1の回転体の最基端配置位置よりも前記長軸の基端側に設けられ、前記第2の回転体の最先端配置位置は前記第1の回転体の最基端配置位置よりも前記長軸の先端側に設けられ、前記第2の回転体が前記把持部を把持した手の親指により操作可能な位置に設けられた操作部本体と、を具備する

Claims (10)

  1. 挿入部内に挿通された第1牽引部材の進退移動に伴って湾曲動作する第1機能部である第1湾曲部と、
    前記挿入部内に挿通された第2牽引部材の進退移動に伴って動作する第2機能部と、
    軸回りに回転操作されて前記第1牽引部材を進退させて、前記第1湾曲部を湾曲操作する操作部に設けられる第1の湾曲操作部と、
    軸回りに回転操作されて前記第2牽引部材を進退させて、前記第2機能部を操作する、前記操作部に前記第1の回転操作ノブに対して前記挿入部の挿入軸を挟んで配置される、第2の湾曲操作部と、
    前記第2の湾曲操作部に設けられ、前記第2の湾曲部を湾曲操作する際の操作力量を調整する操作力量調整部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡。
  2. 前記操作力量調整部は、前記第2の湾曲操作部を構成する第2の回転操作ノブを操作して前記第2湾曲部を湾曲操作する第2湾曲部操作力量を、前記第2牽引部材を直接的に牽引するのに必要な操作力量よりも小さく設定することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記操作力量調整部は、前記第2の回転操作ノブを操作して前記第2湾曲部を湾曲操作する第2湾曲部操作力量を調整して、前記第1の湾曲操作部を構成する第1の回転操作ノブを操作して前記第1湾曲部を湾曲操作する際の第1湾曲部操作力量と略同等、又は、前記第1湾曲部操作力量よりも小さくすることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記操作力量調整部は、少なくとも2つの歯車で構成されることを特徴とする請求項1−3の何れか1項に記載の内視鏡。
  5. 前記操作力量調整部は、第1歯車と第2歯車とのギア比の設定により、第2湾曲部操作力量を調整することを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
  6. 前記第1の湾曲操作部を構成する第1の回転操作ノブ及び前記第2の湾曲操作部を構成する第2の回転操作ノブを、前記挿入部基端に設けられた前記挿入軸を含む把持部を兼ねる操作部に配設する構成において、
    前記第2の回転操作ノブの最基端配置位置を、少なくとも前記第1の回転操作ノブの最基端配置位置より前記挿入軸の基端側に配置することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  7. 前記操作部に流体の供給或いは吸引を制御する流体制御スイッチを複数、備える構成において、
    前記第2の回転操作ノブの最先端配置位置を、前記複数の流体制御スイッチのうち少なくとも先端側に位置する流体制御スイッチよりも前記挿入軸の基端側に配置することを特徴とする請求項6に記載の内視鏡。
  8. 前記第2の回転操作ノブに連結され前記第2の回転操作ノブへ入力される回転操作を回転力として伝達する駆動力伝達部と、前記回転力により前記第2牽引部材を進退させる牽引部とを有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  9. 前記駆動力伝達部は、少なくとも第1歯車と第2歯車で構成される歯車列によって前記回転力を伝達することを特徴とする請求項8に記載の内視鏡。
  10. 前記第2機能部が前記第2牽引部材の進退移動に伴って湾曲動作する前記挿入部に設けられた第2湾曲部であるとき、
    前記第2牽引部材は、前記操作部または前記挿入部のいずれかにおいて交差することを特徴とする請求項9に記載の内視鏡。
JP2012556323A 2011-06-16 2012-06-11 内視鏡 Active JP5395282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012556323A JP5395282B2 (ja) 2011-06-16 2012-06-11 内視鏡

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011134398 2011-06-16
JP2011134397 2011-06-16
JP2011134397 2011-06-16
JP2011134398 2011-06-16
JP2012556323A JP5395282B2 (ja) 2011-06-16 2012-06-11 内視鏡
PCT/JP2012/064893 WO2012173082A1 (ja) 2011-06-16 2012-06-11 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5395282B2 JP5395282B2 (ja) 2014-01-22
JPWO2012173082A1 true JPWO2012173082A1 (ja) 2015-02-23

Family

ID=47357069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012556323A Active JP5395282B2 (ja) 2011-06-16 2012-06-11 内視鏡

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20130190566A1 (ja)
EP (1) EP2702923A4 (ja)
JP (1) JP5395282B2 (ja)
CN (1) CN103619230B (ja)
WO (1) WO2012173082A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2829217A4 (en) * 2012-03-23 2015-12-30 Olympus Corp INSERTION DEVICE
EP2893865A4 (en) * 2013-03-05 2016-06-01 Olympus Corp ENDOSCOPE
US20140275763A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Lucent Medical Systems, Inc. Partially disposable endoscopic device
WO2014203607A1 (ja) * 2013-06-18 2014-12-24 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 導入装置、内視鏡装置
JP5829363B2 (ja) * 2013-11-20 2015-12-09 オリンパス株式会社 導入装置
JP5959765B2 (ja) * 2014-05-15 2016-08-02 オリンパス株式会社 内視鏡
JP5914781B1 (ja) * 2014-08-27 2016-05-11 オリンパス株式会社 ワイヤ装置及び内視鏡
WO2016047171A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 オリンパス株式会社 内視鏡
JP6010267B1 (ja) * 2015-01-21 2016-10-19 オリンパス株式会社 内視鏡挿入部および内視鏡
KR102562929B1 (ko) * 2015-08-11 2023-08-03 휴먼 엑스텐션스 리미티드 가요성 내시경용 제어 유닛
WO2019030848A1 (ja) 2017-08-09 2019-02-14 オリンパス株式会社 処置具
CN107320057B (zh) * 2017-08-12 2023-04-11 北京华信佳音医疗科技发展有限责任公司 一种采用齿条传动的内窥镜手柄
CN107485360B (zh) * 2017-09-22 2023-07-18 上海视介光电科技有限公司 一种内窥镜操作部及内窥镜
CN110169749B (zh) * 2019-06-18 2024-05-03 重庆金山科技(集团)有限公司 一种内窥镜弯曲部自动调节结构
DE102021102011A1 (de) 2021-01-28 2022-07-28 Ambu A/S Zweiebenen-Biegeendoskop
DE102021102267A1 (de) 2021-02-01 2022-08-04 Ambu A/S Endoskop mit einer Zahnstangengetriebesteuerung
CN114934944A (zh) * 2022-05-14 2022-08-23 张旭光 一种微型防水弯曲蛇形管装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729328A (en) * 1980-07-29 1982-02-17 Olympus Optical Co Endoscope
US4947827A (en) * 1988-12-30 1990-08-14 Opielab, Inc. Flexible endoscope
JPH07136104A (ja) * 1993-11-18 1995-05-30 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲操作装置
JP3390973B2 (ja) * 1993-12-03 2003-03-31 富士写真光機株式会社 内視鏡の湾曲操作装置
US5938616A (en) * 1997-01-31 1999-08-17 Acuson Corporation Steering mechanism and steering line for a catheter-mounted ultrasonic transducer
JP3793311B2 (ja) * 1997-02-06 2006-07-05 オリンパス株式会社 内視鏡
US6673012B2 (en) * 2000-04-19 2004-01-06 Pentax Corporation Control device for an endoscope
JP2002177198A (ja) * 2000-10-02 2002-06-25 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JP2002177199A (ja) * 2000-10-02 2002-06-25 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JP2004283618A (ja) * 2000-10-02 2004-10-14 Olympus Corp 内視鏡
JP2003220022A (ja) 2002-01-28 2003-08-05 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
CN100512744C (zh) * 2004-03-02 2009-07-15 奥林巴斯株式会社 内窥镜
JP2005296412A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Olympus Corp 内視鏡治療装置
JP5237608B2 (ja) * 2007-10-25 2013-07-17 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療装置
US20090171150A1 (en) * 2007-12-27 2009-07-02 Olympus Corporation Observation unit detachable type endoscope and endoscope main body
KR100990992B1 (ko) * 2009-01-05 2010-10-29 한양대학교 산학협력단 말단의 각도 및 곡률 조절이 가능한 마이크로 내시경
JP5500844B2 (ja) * 2009-03-18 2014-05-21 富士フイルム株式会社 内視鏡
JP5052553B2 (ja) * 2009-03-19 2012-10-17 オリンパス株式会社 処置内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
CN103619230A (zh) 2014-03-05
WO2012173082A1 (ja) 2012-12-20
EP2702923A1 (en) 2014-03-05
CN103619230B (zh) 2016-08-17
JP5395282B2 (ja) 2014-01-22
EP2702923A4 (en) 2014-11-05
US20130190566A1 (en) 2013-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5395282B2 (ja) 内視鏡
US10039436B2 (en) Steering mechanism
JP6082553B2 (ja) ブレーキ解除機構及びこれを備えた医療用マニピュレータ
US10076231B2 (en) Surgeon controlled endoscope device and method
EP3505043B1 (en) Deflection mechanism
EP1913862B1 (en) Endoscope
US8517984B2 (en) Multi-plane motion control mechanism
US10028643B2 (en) Endoscope apparatus
WO2013002063A1 (ja) 医療用マニピュレータ
WO2012172953A1 (ja) 内視鏡
JP6042678B2 (ja) ブレーキ機構及びこれを備えた医療用マニピュレータ
JP6076556B1 (ja) 湾曲操作装置及び内視鏡
JP4102320B2 (ja) 内視鏡
US10058234B2 (en) Surgeon controlled endoscope device and method
JP7187311B2 (ja) 内視鏡装置
CN108697303B (zh) 弯曲操作装置和内窥镜
JP7181085B2 (ja) 内視鏡器具
EP2386255B1 (en) Endoscope treatment instrument
JP6858954B2 (ja) 内視鏡システム
JP5096202B2 (ja) 内視鏡システム
JP2023041714A (ja) 内視鏡器具
WO2015198649A1 (ja) 内視鏡の湾曲操作機構
WO2021070389A1 (ja) 内視鏡の湾曲操作機構
JPWO2020070775A1 (ja) 内視鏡
US20230337894A1 (en) Actuators for medical devices and related systems and methods

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131017

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5395282

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250