JPWO2012070097A1 - シリンダブロックの固定用治具 - Google Patents
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Abstract
本発明は、シリンダブロックを安定して固定でき、かつ、加工工具を含む設備全体のダウンサイズに寄与するシリンダブロックの固定用治具を提供することを課題とする。本発明のシリンダブロックの固定用治具は、シリンダブロックを固定するために用いる治具であって、前記シリンダブロックのクランクケースが下方に位置するように、前記シリンダブロックが載置されるテーブルと、前記テーブルの上面から上方に突出可能であり、前記シリンダブロックのクランクケース間を隔てるジャーナル壁をクランプするクランプ装置と、を具備する。
Description
本発明は、シリンダブロックの固定用治具に関する。
シリンダブロックに切削、穴あけ等の加工を施す際は、治具等の固定装置を用いてシリンダブロックを固定して加工する。
従来、シリンダブロックの外部からクランプして固定する方法が広く用いられている。しかしながら、治具のサイズが大きくなる点、治具と加工工具との干渉が生じ得る点で改良の余地がある。
従来、シリンダブロックの外部からクランプして固定する方法が広く用いられている。しかしながら、治具のサイズが大きくなる点、治具と加工工具との干渉が生じ得る点で改良の余地がある。
例えば、特許文献1には、シリンダブロックに設けられるボア内に挿入されるロッドと、ロッドの先端に取り付けられ、ボアを内側から押圧保持するクランプアームとを具備するクランプ装置が開示されている。このクランプ装置では、ロッド及びクランプアームをシリンダブロックの下方から挿入し、ボアの内周面に形成される凸部にクランプアームを押し付けることによってシリンダブロックを固定する。
特許文献1におけるロッドには、シリンダブロックの下方からシリンダブロック上部に位置するボアに達するまでの長さが必要である。このように、ロッド長が長くなることによって、ロッドの剛性が低くなるとともに、先端のクランプアームにかかる応力による曲げモーメントに対して弱くなるため、クランプが不安定になってしまう。
また、クランプアームの固定方向がボア内の凸部の形成方向に限られているため、固定方向と直交する方向への外力に対して必要なクランプ力を発揮できない。
また、クランプアームの固定方向がボア内の凸部の形成方向に限られているため、固定方向と直交する方向への外力に対して必要なクランプ力を発揮できない。
本発明は、シリンダブロックを安定して固定でき、かつ、加工工具を含む設備全体のダウンサイズに寄与するシリンダブロックの固定用治具を提供することを課題とする。
本発明のシリンダブロックの固定用治具は、シリンダブロックを固定するために用いる治具であって、前記シリンダブロックのクランクケースが下方に位置するように、前記シリンダブロックが載置されるテーブルと、前記テーブルの上面から上方に突出可能であり、前記シリンダブロックのクランクケース間を隔てるジャーナル壁をクランプするクランプ装置と、を具備する。
前記クランプ装置は、前記シリンダブロックのジャーナル壁をクランプした状態で、前記シリンダブロックをさらに下方に引き込んで前記テーブルに押圧することが好ましい。
前記クランプ装置は、前記シリンダブロックのジャーナル壁のうち、クランクシャフトの軸受けする軸受部の側部の壁面部分をクランプすることが好ましい。
本発明のシリンダブロックの固定用治具によれば、シリンダブロックを安定して固定でき、かつ、治具本体及び加工工具を含む設備全体のダウンサイズに寄与する。
以下、図面を参照して、治具1について説明する。治具1は、シリンダブロック2を加工する際に用いる固定用治具である。
説明の便宜上、以下の説明において、図面の上下方向及び左右方向を治具1及びシリンダブロック2の上下方向及び左右方向と規定する。
説明の便宜上、以下の説明において、図面の上下方向及び左右方向を治具1及びシリンダブロック2の上下方向及び左右方向と規定する。
図1に示すように、シリンダブロック2は、クランクシャフトを収容するクランクケース3・3・・・及び隣接するクランクケース3・3間にそれぞれ配置され、クランクシャフトの軸受部を含むジャーナル壁4・4・・・を具備する。本実施形態のシリンダブロック2は、左右方向に配列される4つの気筒を有する。
ジャーナル壁4は、シリンダブロック2の下部(シリンダヘッドが取り付けられる側と反対側の部位)に位置し、半円状の軸受部5を有する。ジャーナル壁4は、クランクケース3の内壁の一部を構成するとともに、軸受部5にてクランクシャフトを軸支する。
ジャーナル壁4は、シリンダブロック2の下部(シリンダヘッドが取り付けられる側と反対側の部位)に位置し、半円状の軸受部5を有する。ジャーナル壁4は、クランクケース3の内壁の一部を構成するとともに、軸受部5にてクランクシャフトを軸支する。
図2に示すように、治具1は、クランプ装置10、テーブル20を具備する。
クランプ装置10は、シリンダブロック2のジャーナル壁4を下方からクランプして固定する。テーブル20は、シリンダブロック2の形状・大きさ等に応じて設置される複数の基準シート21及び複数の基準ピン22を有し、これらの基準部材を用いてシリンダブロック2を高精度に位置決めした状態で載置する平台である。また、テーブル20は、上下方向に貫通する孔23を有し、その孔23を通じてクランプ装置10が上下方向に移動可能であり、テーブル20の上面から上方に向けて突出可能である。
クランプ装置10は、シリンダブロック2のジャーナル壁4を下方からクランプして固定する。テーブル20は、シリンダブロック2の形状・大きさ等に応じて設置される複数の基準シート21及び複数の基準ピン22を有し、これらの基準部材を用いてシリンダブロック2を高精度に位置決めした状態で載置する平台である。また、テーブル20は、上下方向に貫通する孔23を有し、その孔23を通じてクランプ装置10が上下方向に移動可能であり、テーブル20の上面から上方に向けて突出可能である。
治具1を用いてシリンダブロック2を固定する際は、クランクケース3・3・・・、つまりジャーナル壁4・4・・・が下方に位置するように、シリンダブロック2をテーブル20上に載置する。その後、クランプ装置10によってジャーナル壁4・4・・・をシリンダブロック2の下方からクランプして固定する。
図2に示すように、クランプ装置10は、センターロッド11、リンクアーム12・12、クランプアーム13・13、クランプヘッド14・14、アーム支持部15を具備する。
センターロッド11は、クランプ装置10の軸方向(上下方向)に延びる部材である。センターロッド11は、エアシリンダ、油圧シリンダ等のアクチュエータによって上下方向に移動可能であり、上端の側方からリンクアーム12・12を介して、クランプアーム13・13に連結される。センターロッド11を上下方向に移動することによって、リンクアーム12・12を介してクランプアーム13・13を操作する。
リンクアーム12・12は、センターロッド11とクランプアーム13・13を連結する部材であり、センターロッド11の移動をクランプアーム13・13に伝達する。リンクアーム12・12の一端は、センターロッド11の上端にセンターピン16によって回動可能に支持され、側方に延出される各他端は、側方に位置する各クランプアーム13の上下中央部にリンクピン17によって回動可能に支持される。
センターピン16は、センターロッド11の上端に設けられている。リンクピン17・17は、センターピン16よりも上方に位置するように設けられる。これにより、リンクアーム12・12は、センターロッド11の上端から斜め上方に向けて延出するように支持されている。言い換えれば、初期状態(クランプしていない状態)において、リンクアーム12・12のなす角度が180°より小さい角度となるように設定されている。
センターピン16は、センターロッド11の上端に設けられている。リンクピン17・17は、センターピン16よりも上方に位置するように設けられる。これにより、リンクアーム12・12は、センターロッド11の上端から斜め上方に向けて延出するように支持されている。言い換えれば、初期状態(クランプしていない状態)において、リンクアーム12・12のなす角度が180°より小さい角度となるように設定されている。
クランプアーム13・13は、上下方向に延びる部材であり、その先端部でシリンダブロック2をクランプして固定する部材である。クランプアーム13の先端には、クランプヘッド14が設けられ、その基端は支持ピン18を介してアーム支持部15の側部に支持されている。クランプアーム13は、支持ピン18によってアーム支持部15の両側部を中心として左右方向に回動可能である。なお、上述のようにクランプアーム13の上下中央部は、リンクピン17を介してリンクアーム12に接続される。
クランプヘッド14は、シリンダブロック2と当接して押圧力を付与する部位である。クランプヘッド14は、クランプアーム13の先端から内側方に向けて突出するように設けられる。つまり、クランプヘッド14・14は、各クランプアーム13・13の互いに対向する面に設けられている。
クランプヘッド14は、ジャーナル壁4のうち、クランクシャフトを軸受けする軸受部5を避けるように設けられており、クランプヘッド14・14による押圧を受けた場合でもシリンダブロック2の製品精度を悪化することがない。
クランプヘッド14は、ジャーナル壁4のうち、クランクシャフトを軸受けする軸受部5を避けるように設けられており、クランプヘッド14・14による押圧を受けた場合でもシリンダブロック2の製品精度を悪化することがない。
アーム支持部15は、クランプ装置10の基端(下部)に設けられ、側方に延出して設けられている。アーム支持部15の側部には、支持ピン18・18が設けられており、支持ピン18・18を介してクランプアーム13・13を回転可能に支持する。
以下、図3を参照して、クランプ装置10によるクランプ動作について説明する。
まず、アクチュエータを作動させて、センターロッド11を下方に移動することによって、センターピン16を介してリンクアーム12・12の一端(基端)を下方に引き込む。これにより、リンクアーム12・12にセンターピン16を中心として内側(図3に示す矢印方向)に回転する力が加わり、この回転力によってリンクピン17・17が内側に移動する。このリンクピン17・17の移動に伴って、クランプアーム13・13が支持ピン18・18を中心として内側に向けて回転する。
まず、アクチュエータを作動させて、センターロッド11を下方に移動することによって、センターピン16を介してリンクアーム12・12の一端(基端)を下方に引き込む。これにより、リンクアーム12・12にセンターピン16を中心として内側(図3に示す矢印方向)に回転する力が加わり、この回転力によってリンクピン17・17が内側に移動する。このリンクピン17・17の移動に伴って、クランプアーム13・13が支持ピン18・18を中心として内側に向けて回転する。
このようにして、クランプアーム13・13間の距離が小さくなり、クランプアーム13・13間にクランプ力が発生する。
これとは逆に、クランプアーム13・13によるクランプ力を開放する場合は、センターロッド11を上方に移動することによって、リンクアーム12・12を外側に回動させて、クランプアーム13・13間の距離を大きくする。
すなわち、クランプ装置10は、センターロッド11、リンクアーム12・12、及びクランプアーム13・13によってリンク機構を構成するとともに、センターロッド11の駆動により、クランプアーム13・13の移動(変位)を制御している。
これとは逆に、クランプアーム13・13によるクランプ力を開放する場合は、センターロッド11を上方に移動することによって、リンクアーム12・12を外側に回動させて、クランプアーム13・13間の距離を大きくする。
すなわち、クランプ装置10は、センターロッド11、リンクアーム12・12、及びクランプアーム13・13によってリンク機構を構成するとともに、センターロッド11の駆動により、クランプアーム13・13の移動(変位)を制御している。
図4に示すように、クランプ装置10は、シリンダブロック2を下方からクランプする。より詳細には、クランプアーム13・13をシリンダブロック2のクランクケース3・3内に進入させ、センターロッド11を駆動することにより、クランプアーム13・13によってジャーナル壁4を側方から挟み込むようにクランプする。クランプアーム13・13によってクランプした状態で、センターロッド11をさらに下方に引き込むことにより、クランプヘッド14・14からジャーナル壁4に下方に向かう力を加えて、シリンダブロック2を下方に押し付けるようにして固定する。
このとき、シリンダブロック2は、テーブル20に配置される基準シート21・21上に載置されており、クランプ装置10は、テーブル20の孔から上方に突出した状態でシリンダブロック2を下方からクランプするとともに、シリンダブロック2をクランプした状態で下方に引き込みテーブル20に押し付けるようにして固定する。
このとき、シリンダブロック2は、テーブル20に配置される基準シート21・21上に載置されており、クランプ装置10は、テーブル20の孔から上方に突出した状態でシリンダブロック2を下方からクランプするとともに、シリンダブロック2をクランプした状態で下方に引き込みテーブル20に押し付けるようにして固定する。
このように、シリンダブロック2をクランプする際、クランプ装置10によって下方からクランプするため、シリンダブロック2を安定的に固定することが可能である。特に、シリンダブロック2に押圧力を付与する部材であるクランプアーム13・13の長さを短くすることができ、その剛性を向上できる。従って、シリンダブロック2をクランプした際の安定性を向上できる。
言い換えれば、クランプアーム13・13によるクランプ力の作用点(クランプヘッド14・14)と、クランプアーム13・13を支持する支点(支持ピン18・18)との距離を小さくすることができる。このため、クランプ機構の工具長を短くすることができるとともに、大きなクランプ力でシリンダブロック2をクランプできるため、安定的にクランプできる。
また、クランプ装置10は、シリンダブロック2を下方に引き込むことによって強固に固定するため、シリンダブロック2を加工する際の任意の加工方向に対して十分な固定強度を確保できる。
言い換えれば、クランプアーム13・13によるクランプ力の作用点(クランプヘッド14・14)と、クランプアーム13・13を支持する支点(支持ピン18・18)との距離を小さくすることができる。このため、クランプ機構の工具長を短くすることができるとともに、大きなクランプ力でシリンダブロック2をクランプできるため、安定的にクランプできる。
また、クランプ装置10は、シリンダブロック2を下方に引き込むことによって強固に固定するため、シリンダブロック2を加工する際の任意の加工方向に対して十分な固定強度を確保できる。
また、クランプ装置10は、治具1の外郭よりも内側に配置され、シリンダブロック2をテーブル20上に載置した状態でシリンダブロック2を下方からクランプする。このため、クランプ機構を治具1の外側に配置する必要がなく、治具1全体をダウンサイズできる。さらに、シリンダブロック2の外側方にクランプ装置10が位置しない構成を採用できるので、シリンダブロック2に用いる加工工具とクランプ装置10との干渉を考慮する必要がない。
図5に示すように、クランプヘッド14・14は、ジャーナル壁4において、半円状の軸受部5を避けて壁部と当接して押圧することが好ましい。このように、シリンダブロック2をクランプする際に、製品精度に影響の出ない部位であるジャーナル壁4の壁面部分を押圧することによって、固定対象であるシリンダブロック2の精度悪化を防止している。
本実施形態のクランプヘッド14・14は、半円状の軸受部5の両側方に当接し、押圧する。この場合、クランプヘッド14・14は、シリンダブロック2の最下方に位置するジャーナル壁4の下部をクランプすることになるため、クランプアーム13・13の長さを最小限に留めることができ、クランプの安定性を向上できるという効果を奏する。
本実施形態のクランプヘッド14・14は、半円状の軸受部5の両側方に当接し、押圧する。この場合、クランプヘッド14・14は、シリンダブロック2の最下方に位置するジャーナル壁4の下部をクランプすることになるため、クランプアーム13・13の長さを最小限に留めることができ、クランプの安定性を向上できるという効果を奏する。
なお、シリンダブロック2の形状、大きさ等に応じて、複数のクランプ装置10を用いることも可能であり、必要な固定強度に応じて配置すれば良い。
本発明は、シリンダブロックを固定する治具に適用可能であり、特に、シリンダブロックの任意の部位を加工する際に用いられる固定用治具に適する。
1 治具(シリンダブロックの固定用治具)
2 シリンダブロック
3 クランクケース
4 ジャーナル壁
5 軸受部
10 クランプ装置
20 テーブル
2 シリンダブロック
3 クランクケース
4 ジャーナル壁
5 軸受部
10 クランプ装置
20 テーブル
【0002】
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0006]
本発明は、シリンダブロックを安定して固定でき、かつ、加工工具を含む設備全体のダウンサイズに寄与するシリンダブロックの固定用治具を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
[0007]
本発明のシリンダブロックの固定用治具は、シリンダブロックを固定するために用いる治具であって、前記シリンダブロックのクランクケースが下方に位置するように、前記シリンダブロックが載置されるテーブルと、前記テーブルの上面から上方に突出可能であり、前記シリンダブロックのクランクケース間を隔てるジャーナル壁をクランプするクランプ装置と、を具備し、前記クランプ装置は、二つのクランプアームを有し、これらのクランプアームを隣接するクランクケースにそれぞれ挿入し、当該クランプアームによってこれらのクランクケースを隔てるジャーナル壁をクランプする。
[0008]
前記クランプ装置は、前記シリンダブロックのジャーナル壁をクランプした状態で、前記シリンダブロックをさらに下方に引き込んで前記テーブルに押圧することが好ましい。
[0009]
前記クランプ装置は、前記シリンダブロックのジャーナル壁のうち、クランクシャフトの軸受けする軸受部の側部の壁面部分をクランプすることが好ましい。
発明の効果
[0010]
本発明のシリンダブロックの固定用治具によれば、シリンダブロックを安定して固定でき、かつ、治具本体及び加工工具を含む設備全体のダウンサイズに寄与する。
図面の簡単な説明
[0011]
[図1]シリンダブロックを示す断面図である。
[図2]シリンダブロックの固定用治具を示す図である。
[図3]クランプ装置によるクランプ動作を示す図である。
[図4]クランプ装置によってシリンダブロックをクランプしている様子を示す
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0006]
本発明は、シリンダブロックを安定して固定でき、かつ、加工工具を含む設備全体のダウンサイズに寄与するシリンダブロックの固定用治具を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
[0007]
本発明のシリンダブロックの固定用治具は、シリンダブロックを固定するために用いる治具であって、前記シリンダブロックのクランクケースが下方に位置するように、前記シリンダブロックが載置されるテーブルと、前記テーブルの上面から上方に突出可能であり、前記シリンダブロックのクランクケース間を隔てるジャーナル壁をクランプするクランプ装置と、を具備し、前記クランプ装置は、二つのクランプアームを有し、これらのクランプアームを隣接するクランクケースにそれぞれ挿入し、当該クランプアームによってこれらのクランクケースを隔てるジャーナル壁をクランプする。
[0008]
前記クランプ装置は、前記シリンダブロックのジャーナル壁をクランプした状態で、前記シリンダブロックをさらに下方に引き込んで前記テーブルに押圧することが好ましい。
[0009]
前記クランプ装置は、前記シリンダブロックのジャーナル壁のうち、クランクシャフトの軸受けする軸受部の側部の壁面部分をクランプすることが好ましい。
発明の効果
[0010]
本発明のシリンダブロックの固定用治具によれば、シリンダブロックを安定して固定でき、かつ、治具本体及び加工工具を含む設備全体のダウンサイズに寄与する。
図面の簡単な説明
[0011]
[図1]シリンダブロックを示す断面図である。
[図2]シリンダブロックの固定用治具を示す図である。
[図3]クランプ装置によるクランプ動作を示す図である。
[図4]クランプ装置によってシリンダブロックをクランプしている様子を示す
Claims (3)
- シリンダブロックを固定するために用いる治具であって、
前記シリンダブロックのクランクケースが下方に位置するように、前記シリンダブロックが載置されるテーブルと、
前記テーブルの上面から上方に突出可能であり、前記シリンダブロックのクランクケース間を隔てるジャーナル壁をクランプするクランプ装置と、を具備するシリンダブロックの固定用治具。 - 前記クランプ装置は、前記シリンダブロックのジャーナル壁をクランプした状態で、前記シリンダブロックをさらに下方に引き込んで前記テーブルに押圧する請求項1に記載のシリンダブロックの固定用治具。
- 前記クランプ装置は、前記シリンダブロックのジャーナル壁のうち、クランクシャフトの軸受けする軸受部の側部の壁面部分をクランプする請求項1又は2に記載のシリンダブロックの固定用治具。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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PCT/JP2010/070789 WO2012070097A1 (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | シリンダブロックの固定用治具 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP5556898B2 JP5556898B2 (ja) | 2014-07-23 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012545543A Expired - Fee Related JP5556898B2 (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | シリンダブロックの固定用治具 |
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