JPWO2012063673A1 - ラップフィルム収納容器、およびラップフィルム供給具 - Google Patents

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Abstract

フィルムを収納容器から引き出す際に、フラップを起こしやすく、フィルムが摘みやすく、フィルムを収納容器からスムーズに引き出せる収納容器を提供する。フィルム12を巻いた巻回体2を収納する、開口面30を有する容器本体15であって、底板4と前板5と後板6と前板5に連接される副前板7とを有する容器本体と、後板に回動可能に連接され、開口面を塞ぐよう構成された蓋板22とを備え、容器本体15は、開口面30から引き出されたフィルム12の先端部を前板5から離間させるフラップ20Aを有し、フラップは先端37を有し、フラップは第1の連接辺38に沿った長さが、第1の連接辺から先端までの長さより長く、前板のフラップが切り起こされた一部分の底板に対向する側に、指をいれフィルムを摘み、引き出せる大きさの刳貫部29Aが形成された収納容器とする。

Description

本発明は、ラップフィルムが円筒状に巻かれたラップ巻回体を収納するラップフィルム収納容器に関し、特に、ラップフィルム収納容器からラップフィルムをスムーズに摘み出すことのできるラップフィルム収納容器に関する。
図10に示すように、従来のラップフィルム供給具101は、ラップ巻回体102(以下、適宜、巻回体102)と、巻回体102を収納するラップフィルム収納容器103(以下、適宜、収納容器103)とを含んで構成される(例えば、特許文献1参照)。巻回体102は、食品包装用等に使用されるラップフィルム112(以下、適宜、フィルム112)を円筒状の巻芯110に巻きつけて巻回体102としたものである。巻回体102は、略直方体形状である紙製の収納容器103の中に収納される。
収納容器103は、一面全体に渡って開口している一面130を、図中、上部に有する容器本体115と、容器本体115の開口している一面130を覆って蓋をするように形成され、一端が容器本体115に回動可能に連接された蓋板122とを含んで構成されている。
容器本体115は、底板104と、前板105と、後板106と、側面板171、172と、前板105に重ねて配置された副前板とを有する。収納容器103は、蓋板122に立設された蓋前板123であって、蓋板122が開口している一面130を塞いだときに、前板105に重なる蓋前板123を備える。蓋前板123の一端140であって蓋板122に連接された一端140に対向する他端には、カッター124が形成されている。前板105の、図中、上部の長手方向中央部には切り込みが入れられ、切り込みを境にしてフラップ120が分離して起こされ、前板105に対して角度をなして配置されている。起こされたフラップ120によって、フラップ120にもたれかかるフィルム112の先端部136が前板105から離間している。
フィルム112を使用するときは、収納容器103を手に持ち、蓋板122を開け、フィルム112を摘んで引き出すと、巻回体102は収納容器103内で回転し、フィルム112を巻回体102から剥離させ、収納容器103の外部に引き出すことができる。必要な長さのフィルム112を引き出した後に、蓋板122を閉め、蓋前板123の長手方向中央を、フィルム112を引き出した手と反対の手の親指で押さえ、カッター124を使用してフィルム112を切断し、切り離したフィルム112を使用する。
実用新案登録第3088078号公報(図1等)
しかし、フィルム112を引き出すためにフラップ120を起こしてフィルム112を摘もうとする際に、フラップ120の起き上がりが悪い時などは、フラップ120を起こしにくく、またフィルム112が摘みにくく、フィルム112を収納容器103からうまく引き出せない場合があった。
そこで、本発明は、ラップフィルムをラップフィルム収納容器から引き出す際に、フラップの起き上がりが良く、また、フラップを起こしやすく、かつラップフィルムが摘みやすく、ラップフィルムをラップフィルム収納容器からスムーズに引き出すことのできるラップフィルム収納容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係るラップフィルム収納容器3は、例えば図1(A)、(B)に示すように、ラップフィルム12が円筒状に巻かれたラップ巻回体2を収納する、一面30が開口された容器本体15であって、底板4と、底板4の一辺31に立設された前板5と、一辺31に対向する底板4の他の一辺32に立設された後板6と、底板4の一辺31に対向する第1の連接辺38を有する副前板7であって、第1の連接辺38において前板5に連接される副前板7とを有する容器本体15と;底板4の他の一辺32に対向する第2の連接辺39を有し、第2の連接辺39において後板6に回動可能に連接され、開口された一面30を塞ぐよう構成された蓋板22と;第2の連接辺39に対向する蓋板22の一辺40に立設され、蓋板22が一面30を塞いだ状態のとき、前板5に重なるよう配置された蓋前板23とを備え;副前板7は、前板5に重なって前板5の内側に配置され;容器本体15は、開口された一面30から引き出されたラップフィルム12の先端部36を前板5から離間させるフラップ20Aを有し;フラップ20Aは、底板4の一辺31に対向する側に先端37を有し;フラップ20Aは、第1の連接辺38に連接し、フラップ20Aの第1の連接辺38に沿った長さWが、第1の連接辺38から先端37までの長さHより長く形成され;前板5のフラップ20Aが切り起こされた一部分の底板4の一辺31に対向する側に、指をいれ、前記引き出されたラップフィルム12を摘み、さらに引き出すことのできる大きさの刳貫部29Aが形成されている。
このよう構成にすると、ラップフィルム収納容器の容器本体は、フラップを有し、刳貫部が形成されたものとなる。よって、開口された一面から引き出されたラップフィルムの先端部をフラップによって前板から離間させることができるので、ラップフィルムの使用者は、刳貫部に指を入れ、前板から離間されたラップフィルムを容易に摘み、さらにラップフィルムをスムーズに引き出すことができる。フラップは、フラップの第1の連接辺に沿った長さが、第1の連接辺から先端までの長さより長く形成されているので、フラップの起き上がろうとする復元力がフラップの重量に比して十分に働き、それによりフラップが前板から十分な角度で起き上がるので、ラップフィルムを前板から確実に離間させることができる。
本発明の第2の態様に係るラップフィルム収納容器3は、例えば図1(A)に示すように、第1の態様のラップフィルム収納容器において、フラップ20Aは、基部21Aと、基部21Aの底板4の一辺31に対向する側に形成された第1の凸部25Aとを有する。
このように構成すると、フラップは、基部と、基部の底板の一辺に対向する側に形成された第1の凸部とを有するので、開口された一面から引き出されたラップフィルムの先端部をフラップによって前板から確実に離間させることができる。
本発明の第3の態様に係るラップフィルム収納容器3は、例えば図1(A)に示すように、第2の態様のラップフィルム収納容器において、刳貫部29Aが2ヶ所生成され、2ヶ所の刳貫部29Aが第1の凸部25Aを挟むように第1の凸部25Aの両側に形成されている。
このように構成すると、刳貫部が2ヶ所に形成され、2ヶ所に形成された刳貫部が第1の凸部を挟むように第1の凸部の両側に形成されているので、ラップフィルム収納容器の使用者が、右利きであっても、あるいは左利きであっても、刳貫部の一方に、指を入れてフラップを起こし、ラップフィルムを前板から離間させることができ、またラップフィルムを容易に摘み、ラップフィルムを収納容器から引き出すことができる。
本発明の第4の態様に係るラップフィルム収納容器3は、例えば図5(A)に示すように、第3の態様のラップフィルム収納容器において、フラップ20Bは、基部21Bの底板4の一辺31に対向する側に形成された、第1の凸部25Bを挟む第2の凸部26Bおよび第3の凸部27Bを有し;前板5には、第1の凸部25Bと第2の凸部26Bの間に2ヶ所の刳貫部のうちの一方の第1の刳貫部34Bが形成され、第1の凸部25Bと第3の凸部27Bの間に2ヶ所の刳貫部のうちの他方の第2の刳貫部35Bが形成されている。
このように構成すると、前板には、第1の凸部と第2の凸部の間に第1の刳貫部が形成され、第1の凸部と第3の凸部の間に第2の刳貫部が形成されているので、右利きの人であっても、左利きの人であっても、刳貫部に指を入れてフラップを起こし、ラップフィルムを前板から離間させることができ、またラップフィルムを容易に摘み、ラップフィルムを収納容器から引き出すことができる。
本発明の第5の態様に係るラップフィルム収納容器3は、例えば図1(A)に示すように、第1の態様乃至第4の態様のいずれか1の態様のラップフィルム収納容器において、フラップ20Aは、フラップ20A上の前記引き出されたラップフィルム12に接する方の面に、前記引き出されたラップフィルム12を保持するフィルム保持部33を有する。
このように構成すると、フラップは、フラップ上の引き出されたラップフィルムに接する方の面に、引き出されたラップフィルムを保持するフィルム保持部を有するので、ラップフィルムの使用者は、刳貫部に指を入れ、引き出されたラップフィルムであってフィルム保持部に保持されているラップフィルムを確実に摘み、ラップフィルムをラップフィルム収納容器から引き出すことができる。
本発明の第6の態様に係るラップフィルム収納容器3は、例えば図1(A)、(B)に示すように、第5の態様のラップフィルム収納容器において、蓋板22が一面30を塞いだ状態のとき蓋前板23のフィルム保持部33に重なる部分に、前板5の側に隆起するエンボス加工部28を備える。
このように構成すると、蓋板が一面を塞いだ状態のとき蓋前板のフィルム保持部に重なる部分に、前板の側に隆起するエンボス加工部を備えるので、ラップフィルム収納容器を片手で持ったときに、ラップフィルムを持った手の親指で蓋前板のエンボス加工部を押さえることができるので、ラップフィルムをフィルム保持部により確実に保持することができる。
本発明の第7の態様に係るラップフィルム収納容器3は、例えば図3、図4に示すように、第1の態様乃至第6の態様のいずれか1の態様のラップフィルム収納容器において、フラップ20Aの副前板7側の表面上に、あるいは副前板7のフラップ20Aに対向する側の表面上であって、フラップ20Aに対向する位置に隆起部51A、51Bが形成される。
このように構成すると、フラップの副前板側の表面上に形成された隆起部が副前板に当たり、フラップを起こすことができる。あるいは副前板のフラップに対向する側の表面上であって、フラップに対向する位置に形成された隆起部が当該フラップに当たり、当該フラップを起こすことができる。起こされたフラップは、手でさらに起こすことができ、当該フラップによって、ラップフィルムを前板から確実に離間させることができる。
上記目的を達成するために、本発明の第8の態様に係るラップフィルム供給具1は、例えば図1(A)に示すように、第1の態様乃至第7の態様のいずれか1の態様のラップフィルム収納容器3と;ラップフィルム12が円筒状に巻かれたラップ巻回体2とを備える。
本発明のラップフィルム収納容器によれば、ラップフィルム収納容器の容器本体は、フラップを有し、刳貫部が形成されたものとなり、よって、開口された一面から引き出されたラップフィルムの先端部をフラップによって前板から離間させることができるので、ラップフィルムの使用者は、刳貫部に指を入れ、前板から離間されたラップフィルムを容易に摘み、さらにラップフィルムをスムーズに引き出すことができる。フラップは、フラップの第1の連接辺に沿った長さが、第1の連接辺から先端までの長さより長く形成されているので、ラップフィルムを前板から確実に離間させることができる。
この出願は、日本国で2010年11月9日に出願された特願2010−250531号に基づいており、その内容は本出願の内容として、その一部を形成する。
また、本発明は以下の詳細な説明によりさらに完全に理解できるであろう。本発明のさらなる応用範囲は、以下の詳細な説明により明らかとなろう。しかしながら、詳細な説明および特定の実例は、本発明の望ましい実施の形態であり、説明の目的のためにのみ記載されているものである。この詳細な説明から、種々の変更、改変が、本発明の精神と範囲内で、当業者にとって明らかであるからである。
出願人は、記載された実施の形態のいずれをも公衆に献上する意図はなく、開示された改変、代替案のうち、特許請求の範囲内に文言上含まれないかもしれないものも、均等論下での発明の一部とする。
(A)は、本発明の第1の実施の形態に係る、ラップフィルム収納容器を備えるラップフィルム供給具の斜視図である。(B)は、(A)に示すラップフィルム収納容器の長手方向に直角な方向のラップフィルム供給具の断面図である。(C)は、蓋前板の変形例を示す部分正面図である。(D)は、(C)におけるD−D線で切断した部分断面図である。 図1(A)に示す立体状のラップフィルム収納容器とする前の、平面状の前板の部分を示す図である。 図1(A)のラップフィルム収納容器のフラップを裏から見た図である。 図1(A)のラップフィルム収納容器の副前板の正面図である。 (A)は、本発明の第2の実施の形態に係る、ラップフィルム収納容器を備えるラップフィルム供給具の斜視図である。(B)は、(A)のフラップ部分の拡大斜視図である。 図5(A)に示す立体状のラップフィルム収納容器とする前の、平面状の前板の部分を示す図である。 図5(A)のラップフィルム収納容器の切断されたラップフィルムとともに描いた前板およびフラップの正面図である。 図5(A)のラップフィルム収納容器のフラップを裏から見た図である。 図5(A)のラップフィルム収納容器の副前板の正面図である。 従来のラップフィルム供給具の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1(A)、(B)を参照して、第1の実施の形態の、ラップフィルム収納容器3を備えるラップフィルム供給具1の構成を説明する。図1(A)は、水平に配置された状態のラップフィルム供給具1の斜視図であり、図1(B)は、図1(A)のラップフィルム収納容器の長手方向中央部における長手方向に直角な方向の断面図である。図1(A)では、後述の蓋板22は、開いた状態であり、図1(B)では、蓋板22は、部分的に閉まっている状態であり(すなわち、蓋板22が底板4に平行になっていない)、また後述のラップフィルム12をラップフィルム収納容器3から引き出した状態が示されている。
ラップフィルム供給具1は、ラップ巻回体2(以下、適宜、巻回体2)と、巻回体2を収納するラップフィルム収納容器3(以下、適宜、収納容器3)とを含んで構成される。巻回体2は、食品包装用等に使用されるラップフィルム12(以下、適宜、フィルム12)を円筒状の巻芯10に巻きつけて巻回体2としたものである。巻回体2は、収納容器3の中に収納される。収納容器3は、例えば、厚紙またはボール紙などの紙素材により形成される。収納容器3は、複数枚、または、1枚の紙素材から形成することが可能である。
収納容器3は、容器本体15を備える。容器本体15は略直方体形状をなす。容器本体15は、紙素材を折り曲げて形成され、当該紙素材は一度折り曲げても元に戻ろうとする曲げに対する弾力性(復元性)を有している。容器本体15は、フィルム12が円筒状に巻かれた巻回体2を収容し、一面30が開口され、当該開口された一面30から巻回体2を出し入れすることができる。巻芯10に巻かれたラップフィルム12は、ポリ塩化ビニリデンを原材料とする透明フィルムであるが、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、もしくはこれらを組み合わせた多層ラップフィルムであってもよい。容器本体15は、図1(A)中、底板4と、底板4の一辺31(長辺)に底板4に対し直角に立設された前板5と、一辺31に対向する底板4の他の一辺32(長辺)に底板4に対し直角に立設された後板6と、底板4の一辺31に対向する第1の連接辺38を有する副前板7を有する。底板4は、一面30に対向するよう配置されている。副前板7は、第1の連接辺38において前板5に連接される。副前板7は、略直方体形状の容器本体15の形成に際し、第1の連接辺38に沿って、収納容器3の内側(巻回体2を収納している側)に180°折り込まれ、前板5に重ねられる。折り込まれた副前板7は、前板5の側の表面に接着剤がライン状に塗布され、前板5と接着され、固定される。底板4、フラップ20Aが分離される前のフラップ20Aを含む前板5、後板6、副前板7は、略長方形である。
底板4は長辺である一辺31および他の一辺32に加えて、短辺61、62を有する。容器本体15は、側面板71、72を有する。側面板71、72は、それぞれ短辺61、62に立設されている。側面板71、72は略正方形である。
収納容器3は、さらに、蓋板22と、蓋前板23とを備える。蓋板22は、略長方形である。蓋板22は、底板4の他の一辺32に対向する第2の連接辺39を有し、第2の連接辺39において後板6に回動可能に連接され、開口された一面30を塞ぐよう構成される。蓋前板23は、第2の連接辺39に対向する蓋板22の一辺40に蓋板22に対して直角に立設され、蓋板22が一面30を塞いだ状態のとき、前板5に沿って前板5の外側(副前板7側とは反対側)に重なるよう配置される。蓋板22は長辺である第2の連接辺39と一辺40に加えて、短辺63、64を有する。容器本体15は、蓋側面板73、74を有する。蓋側面板73、74は、それぞれ短辺63、64に立設されている。蓋側面板73、74は略長方形である。
容器本体15は、開口された一面30から引き出されたラップフィルム12の先端部36を前板5から離間させる一つのフラップ20Aを有する。フラップ20Aは、一つの基部21Aと、一つの第1の凸部25Aとを有する。フラップ20Aは、基部21Aにおいて第1の連接辺38に連接する。前板5には、フラップ20Aが第1の連接辺38にて副前板7に連接する部分を除いた周囲を取り囲むように切り込み47(図2)が入れられている。第1の凸部25Aは、基部21Aの第1の連接辺38に対向する側(第1の連接辺38とは反対側)で、基部21Aと繋がっている。フラップ20Aは、底板4の一辺31に対向する側(第1の凸部25A側)に先端37を有する。すなわち、先端37は第1の凸部25Aにある。
副前板7と前板5とは、第1の連接辺38に沿って折り曲げて重なるよう形成されている。フラップ20Aは、切り込み47によって前板5と分離され、さらに第1の連接辺38に沿って折り曲げて形成されているため、副前板7と同一平面になろうとする復元力を有し、この復元力に基づく第1の連接辺38周りの曲げモーメントが、フラップ20Aに働く。この原理により、フラップ20Aは、前板5から起き上がった状態となる。
フラップ20Aは、フラップ20Aの第1の連接辺38に沿った長さWが、第1の連接辺38から先端37までの長さHより長く形成されている。長さWの長さHに対する比(W/H)は、2以上とすることが望ましい。比(W/H)を2以上とすることで、第1の連接辺38でフラップ20Aを折り曲げたことによるフラップ20Aの復元力がフラップ20Aの重量に比して十分に働き、それによりフラップ20Aが前板5から適切な角度で起き上がるようにすることができるので、ラップフィルム12を前板5から確実に離間させることができる。なお、基部21Aとは、フラップ20Aの第1の連接辺38に連接する側の部分をいう。基部21Aは、図1(A)に示すように、典型的には収納容器3の長手方向に長い長方形であり、長辺の長さがWに等しい。基部21Aには、前述のように第1の凸部25Aが繋がっており、第1の凸部25Aの収納容器3の長手方向の長さに、さらに二つの刳貫部29A(図2)を加えた当該長手方向の長さを加えた長さは、Wより短く形成されている。
フラップ20Aは、前板5から切り込み47によって分離されており、前板5からフラップ20Aが切り起こされている。すなわち、フラップ20Aは前板5に対し角度θをなすように第1の連接辺38で連接されている。前板5には刳貫部29Aが二つ形成されており、刳貫部29Aは、フラップ20Aが切り起こされた部分の底板4の一辺31に対向する側に、形成されている。刳貫部29Aは、指をいれ、引き出されたフィルム12を摘まみ、さらに引き出すことのできる大きさである。副前板7は刳貫部29Aが設けられた前板5の対応する部分を遮蔽し、外部からチリ等の異物が入ることを防ぐ。
二つの刳貫部29Aは、第1の凸部25Aを挟むように第1の凸部25Aの両側であって、基部21Aの図1(A)中、直下側に形成されている。刳貫部29Aの中心線L1(図2に一点鎖線で表示)(当該中心線L1は長手方向に直角)は、前板5の長手方向に直角な方向の中心線L0(図2に一点鎖線で表示)から、第1の凸部25Aの長手方向の長さの半分に刳貫部29Aの長手方向の長さの半分を加えた長さW1(図2)だけずれているが、どちらか一方の刳貫部29Aに指を入れ、フィルム12をさらに引き出したときに、フィルム12をスムーズに引き出せる位置に形成されている。すなわち、刳貫部29Aは当該中心線から長手方向にあまりずれていない位置に形成されている。また、刳貫部29Aに指をいれた場合、当該指が基部21Aの図1(A)中、下部及び第1の凸部25Aの側部に接触する構造になっている。
フラップ20Aの中央部分には、フィルム保持部33が形成されている。フィルム保持部33の形成方法としては、フィルム12に対して粘着性を有する粘着剤を塗布し粘着剤層を設ける方法や、フィルム12に対して密着性を有し、平滑性のあるニスを塗布し平滑層を設ける方法、さらにはフィルム12自体の自己密着性を利用し、フィルム12と実質的に同一材料からなる自己密着性フィルム層を設ける方法等がある。フィルム保持部33はフラップ20Aのフィルム12に接する方の面に形成されている。
蓋前板23の、底板4の一辺31に対向する側(蓋板22が閉じた状態で対向)には、フィルム12を切断するためのカッター24が一辺54に沿って設けられている。カッター24の先端には複数の鋸刃80が形成されている。カッター24の一部は、蓋板22を完全に閉じて(すなわち、蓋板22が底板4(図1(A))に平行になって)、開口している一面30(図1(A))を塞いだ場合、底板4方向に突出するように構成されているが、これには限定されず、例えば底板4の一辺31と平行な、長手方向に対して直線のカッター(不図示)を設けてもよい。
図2に、蓋板22(図1(A))を完全に閉じて(すなわち、蓋板22が底板4(図1(A))に平行になって)、開口している一面30(図1(A))を塞いだ場合のフラップ20Aとカッター24との位置関係を示す。蓋板22が完全に閉じた場合の蓋前板23(図1(A))の一辺54(図1(A))およびカッター24の前板5上における位置を破線にて示す。起伏形状を有するフラップ20Aは、蓋前板23に設けられたカッター24の複数の鋸刃80と重ならない位置に形成され、かつ、カッター24の複数の鋸刃80は、フラップ20Aの先端37から離れて先端37に沿うように形成される。よって、フラップ20Aの先端37付近であって先端37から離れた位置に、フィルム12(図1(A))の先端部36(図1(B))を形成することが可能となる。これにより、切断時に複数の鋸刃80によりこすれ磨耗し脆弱化したフィルム12が、切断時にフラップ20Aの起伏形状の影響を受けないようにすることができ、フィルム12が不規則な切断となることを防止することが可能となる。
図1(A)に示すように、蓋前板23の外側の長手方向の中央には、エンボスが加工されたエンボス加工部28が、蓋板22が開口した一面30を塞いだ状態のとき、フィルム保持部33に重なるよう形成されている。エンボス加工部28は、この状態で、前板5の側に隆起し、蓋前板23の表面に凹部を形成するよう構成されている。フィルム12を収納容器3から引き出した後、蓋板22を完全に閉じた状態で、エンボス加工部28を親指でフラップ20Aに向けて押した場合、フィルム12がフィルム保持部33に押し付けられ、フィルム保持部33に確実に保持される。したがって、フィルム12が収納容器3に対して確実に固定され、フィルム12をカッター24でスムーズに切断することができる。エンボス加工部28は、前板5の側に隆起し、蓋前板23の外側の表面に凹部を形成するよう構成されているので、エンボス加工部28に蓋前板23の側から指で触れた場合、目視しなくとも、エンボス加工部28に指で触れたことを触感にて確認することができる。なお、蓋前板23に形成されたエンボス加工部28に代えて、図1(C)、(D)に示すような、外側に凸になるように(蓋前板23の表面に凸部を形成するように)複数の点状のエンボスを加工して形成された滑り止め部128を設けてもよい。滑り止め部128が設けられていると、蓋前板23を前板5側に押したときにフィルム12を押さえやすく、また、蓋前板23の長手方向中央部の位置を指先で探しやすくなる。滑り止め部128は、前板5側に隆起したエンボス加工部28(図1(A)、(B)参照)に重畳して設けてもよい。滑り止め部128は、後述する第2の実施の形態にも適用することができる。
図3に示すように、容器本体15(図1(A))のフラップ20Aは、フラップ20Aの裏側(副前板7側)の表面上に隆起部としての凸エンボス51Aを有する。凸エンボス51Aは、フラップ20Aの凸部25Aに形成されている。凸エンボス51Aは、フラップ20Aの先端37になるべく近く(例えば、先端37から1mm離して)形成するとよい。凸エンボス51Aは、円の一部であり、収納容器3(図1(A))の長手方向に長い形状である。凸エンボス51Aは、副前板7に向かって隆起し、エンボス加工にて形成される。フラップ20Aの凸エンボス51Aは、副前板7の後述の凸エンボス51B(副前板7に後述の凸エンボス51Bが形成されていないときはときは、副前板7)に当たり、切り込み47によって前板5から分離されたフラップ20Aが再び前板5に嵌まり込む現象を防ぎ、前板5(図1(A))から確実に起き上がらせることを可能とするので、フィルム12(図1(A))を前板5から確実に離間させることができる。
図4に前板5(図1(A))を省略した場合の副前板7を示す。副前板7は第1の連接辺38(図4に二点鎖線にて表示)にて前板5に連接されている。図に示すように、副前板7は、副前板7のフラップ20Aに対向する側の表面上であって、フラップ20Aに対向する位置に隆起部としての凸エンボス51Bを有する。図中、フラップ20Aと刳貫部29Aを破線で描き、前板5と副前板7が重なった場合の、フラップ20Aと刳貫部29Aの副前板7上の対応位置を示す。凸エンボス51Bは、中心を第1の連接辺38上に有する円の一部である円弧形状である(円弧の中心部における半径は第1の連接辺38に直角)。凸エンボス51Bは、フラップ20Aに向かって隆起し、エンボス加工にて形成される。副前板7の凸エンボス51Bは、フラップ20Aの凸エンボス51Aに当たるように形成されているので、切り込み47によって前板5から分離されたフラップ20Aが再び前板5に嵌まり込む現象を防ぎ、前板5(図1(A))から確実に起き上がらせることを可能とするので、フィルム12(図1(A))を前板5から確実に離間させることができる。
図3および図4において、凸エンボス51Bは、副前板7と前板5が重なって配置された状態のとき、すなわち容器本体15が組み立てられたとき、凸エンボス51Bの全体が凸エンボス51Aに当たるように形成される。すなわち、凸エンボス51Bの全体が、凸エンボス51Aの領域内に入るよう形成される。
本実施の形態では、凸エンボス51Aと凸エンボス51Bを両方形成しているが、凸エンボス51Aと凸エンボス51Bとのどちらか一方を形成するようにしてもよい。このようにすると簡易な構成で、フラップ20Aが前板5(図1(A))から起き上がるようにし、フィルム12(図1(A))を前板5から確実に離間させることができる。
図1(A)、図1(B)、図2を参照して、第1の実施の形態の作用について説明する。
収納容器3は、巻回体2を収納し、蓋板22は完全に閉じた状態で保管される。フィルム12を収納容器3から引き出した後には、蓋板22を完全に閉じた状態にし、フィルム12をカッター24により切断した後に、通常は底板4を下にして収納容器3を例えば台所の棚(不図示)に置いて保管する。
この状態で、フィルム12は、蓋前板23の内側(蓋板22が完全に閉じた場合の、前板5側)と、フラップ20Aの外側(副前板7側とは反対の側)および前板5の外側との間に挟まれている。フィルム12は、フラップ20Aの外側(フラップ20Aの引き出されたフィルム12側)に設けたフィルム保持部33に保持されている。フラップ20Aは、前板5と切り込み47によって分離され、前板5から切り起こされているので、フィルム保持部33を有するフラップ20Aがフィルム12を蓋前板23の内側に押し付け、このためフィルム保持部33がフィルム12を保持するのが促進される。
フィルム12を使用するため、収納容器3を例えば台所の棚(不図示)から手に取り、蓋板22を開ける。このとき、フィルム12はフラップ20Aに覆い被さり、フラップ20Aのフィルム保持部33に保持されているため、フラップ20Aに対して位置が安定している。
フラップ20Aは、前板5から切り起こされている構造であり、長手方向に長い構造であるので、すなわち、フラップ20Aの第1の連接辺38に沿った長さWが、第1の連接辺38から先端37まで長さHより長い構造なので、フラップ20Aはフィルム12を起こす十分な力を有し、フィルム12のフラップ20Aに接触している部分は、フラップ20Aによって蓋前板23の内側の方向に押され、前板5から離間している。特にフィルム12のフラップ20Aに接触している部分の先端部36は、確実に前板5から離間している。したがって、フィルム12が摘みやすく、フィルム12を収納容器3からスムーズに引き出すことができる。
蓋板22が完全に閉じた状態のとき、蓋前板23に取り付けられたカッター24の先端は、フラップ20Aの先端37を超えて配置され、フラップ20Aは、蓋前板23およびカッター24により外部から見えない構造になっている。カッター24により前回使用されたフィルム12の部分が切断されており、残った方のフィルム12の先端部36は、フラップ20Aの先端37より図1(A)中、下側(底板4側)にある。
この状態で、今回フィルム12を使用する場合は、蓋板22を開き、刳貫部29Aに指を入れ、切断されたフィルム12の先端部を摘み、フィルム12をさらに必要な長さだけ引き出す。フィルム12を引きだしている間、巻回体2は収納容器3内で回転する。その後、蓋板22を閉め、蓋前板23のエンボス加工部28を親指で押さえると、フィルム保持部33にフィルム12が確実に保持され、フィルム12の収納容器3に対する位置が安定するのでフィルム12をカッター24によってスムーズに切断することができる。
第1の実施の形態のラップフィルム収納容器3によれば、容器本体15がフラップ20Aを有するので、開口された一面30から引き出されたラップフィルム12の先端部36をフラップ20Aによって前板5から確実に離間させることができる。ラップフィルム12の先端部36を前板5から確実に離間させることができるので、ラップフィルム12の使用者は、刳貫部29Aに指を入れ、前板5から離間されたラップフィルム12を容易に摘み、収納容器3からさらにラップフィルム12をスムーズに引き出すことができる。
図5(A)、(B)を参照して、第2の実施の形態の、ラップフィルム収納容器3を備えるラップフィルム供給具1の構成を説明する。ラップフィルム収納容器3は、容器本体15を有し、容器本体15は、開口された一面30から引き出されたラップフィルム12の先端部36(図1(B)参照)を前板5から離間させるフラップ20Bを有する。第2の実施の形態のラップフィルム供給具1は、第1の実施の形態のラップフィルム供給具1(図1(A)、(B))とフラップ20B、および刳貫部34B、35Bの形状が異なり、他の構成は同様であるので、以下、フラップ20B、刳貫部34B、35Bに関連する事項についてのみ記載し、他の構成の記載は省略する。
フラップ20Bは、基部21Bと、第1の凸部25Bと、第2の凸部26Bと、第3の凸部27Bとを有する。フラップ20Bは、基部21Bにおいて第1の連接辺38に連接する。前板5には、フラップ20Bが第1の連接辺38にて副前板7に連接する部分を除いた周囲を取り囲むように切り込み49が入れられている。
第2の凸部26Bと、第3の凸部27Bとは、第1の凸部25Bを挟むように構成されている。各凸部25B、26B、27Bは、基部21Bの第1の連接辺38に対向する側(第1の連接辺38とは反対側)で、基部21Bと繋がっている。フラップ20Bの各凸部25B、26B、27Bは、底板4の一辺31に対向する側にそれぞれ先端41、42、43を有する。図5(A)に示すように、第1の連接辺38から真ん中に位置する先端41までの長さHを、先端42、43までの長さより若干長くしているが、これには限定されず、例えば第1の連接辺38から各先端41、42、43までの長さを互いに等しく形成してもよい。フラップ20Bは、フラップ20Bの第1の連接辺38に沿った長さWが、第1の連接辺38から各先端41、42、43までの長さのうち最大の長さH(本実施の形態では、第1の連接辺38から先端41までの長さ、各長さが等しいときはその長さH)より長く形成されている。長さWの長さHに対する比(W/H)は、2以上とすることが望ましい。比(W/H)を2以上とすることで、第1の連接辺38でフラップ20Bを折り曲げたことによるフラップ20Bの起き上がろうとする復元力がフラップ20Bの重量に比して十分に働き、それによりフラップ20Bが前板5から十分な角度で起き上がるので、フィルム12を前板5から確実に離間させることができる。なお、基部21Bとは、フラップ20Bの第1の連接辺38に連接する側の部分をいう。基部21Bは、図5(B)に示すように、典型的には収納容器3の長手方向に長い略長方形であり、長辺の長さがWに等しい。基部21Bには、前述のように第1の凸部25B、第2の凸部26Bと、第3の凸部27Bが当該長手方向に並んで繋がっており、第2の凸部26Bの、図5(A)中、左側の端部から、第3の凸部27Bの右側の端部までの当該長手方向の長さは、ほぼWに等しい。
フラップ20Bは、前板5から切り込み49によって分離されており、前板5からフラップ20Bが切り起こされている。すなわち、フラップ20Bは前板5に対し角度θ(図1(B)参照)をなすように第1の連接辺38で連接されている。切り込み49は、各凸部25B、26B、27Bの部分と、基部21Bの両方の端部46Bに形成されている。第1の連接辺38から、各凸部25B、26B、27Bの第1の連接辺38側に最も引っ込んだ点である底点44B、45B点までの長さHdは、等しく形成されている。
図5(B)に、底点44B、45Bを通る第1の連接辺38に平行な一点鎖線が記載されているが、フラップ20Bのこの一点鎖線より第1の連接辺38側が基部21Bであり、反対側(底板4の一辺31に対向する側)が、各凸部25B、26B、27Bである。
前板5には第1の刳貫部34Bと第2の刳貫部35Bが形成されており(図6)、第1の刳貫部34Bは、第1の凸部25Bと第2の凸部26Bとの間に形成され、第2の刳貫部35Bは、第1の凸部25Bと第3の凸部27Bとの間に形成されている。すなわち、第1の刳貫部34Bと第2の刳貫部35Bの間に第1の凸部25Bが形成されている。
刳貫部34B、35Bは、前述のようにフラップ20Bが切り起こされた部分の底板4の一辺31に対向する側に、形成されている。刳貫部34B、35Bは、指をいれ、引き出されたフィルム12を摘まみ、さらに引き出すことのできる大きさである。副前板7は刳貫部34B、35Bが設けられた前板5の対応する部分を遮蔽し、外部からチリ等の異物が入ることを防ぐ。
二つの刳貫部34B、35Bは、基部21Bの、図6中、直下側に形成されている。刳貫部34B、35Bは前板5の中心線L0(図6に一点鎖線で表示)(当該中心線L0は長手方向に直角)から長手方向にずれて配置されている。このずれの値、すなわち前板5の当該中心線L0と刳貫部34B、35Bの中心線L2(図6に一点鎖線で表示)(当該中心線L2は長手方向に直角)との間の長手方向の距離は、第1の凸部25Bの長手方向の長さの半分の長さW2(図6)に等しい。刳貫部34B、35Bは、どちらか一方の刳貫部34B、35Bに指を入れ、フィルム12をさらに引き出したときに、フィルム12をスムーズに引き出せる位置に形成されている。すなわち、刳貫部34B、35Bは前板5の中心線から長手方向にあまりずれていない位置に形成されている。また、刳貫部34B、35Bに指をいれた場合、当該指が各凸部25B、26B、27Bの側部に接触する構造になっている。
フラップ20Bの中央部分には、フィルム保持部33が形成されている。フィルム保持部33の形成方法としては、フィルム12に対して粘着性を有する粘着剤を塗布し粘着剤層を設ける方法や、フィルム12に対して密着性を有し、平滑性のあるニスを塗布し平滑層を設ける方法、さらには、フィルム12自体の自己密着性を利用し、フィルム12と実質的に同一材料からなる自己密着性フィルム層を設ける方法等がある。
図6に、蓋板22(図5(A))を完全に閉じて、開口している一面30(図5(A))を塞いだ場合のフラップ20Bとカッター24との位置関係を示す。蓋板22が完全に閉じた場合の蓋前板23(図5(A))の一辺54およびカッター24の前板5上における位置を破線にて示す。起伏形状を有するフラップ20Bは、蓋前板23に設けられたカッター24の複数の鋸刃80と重ならない位置に形成され、かつ、カッター24の複数の鋸刃80は、フラップ20Bの先端41、42、43から離れて先端41、42、43に沿うように形成される。よって、フラップ20Bの先端41、42、43付近であって先端41、42、43から離れた位置に、フィルム12(図1(A))の先端部36(図1(B))を形成することが可能となる。これにより、切断時に複数の鋸刃80によりこすれて磨耗し脆弱化したフィルム12が、切断時にフラップ20Bの起伏形状の影響を受けないようにすることができ、フィルム12が不規則な切断となることを防止することが可能となる。
第1の実施の形態と同様に、蓋前板23の外側の長手方向の中央には、エンボスが加工されたエンボス加工部28が、フィルム保持部33に重なるよう形成されている。フィルム12を収納容器3から引き出した後、蓋板22を完全に閉じた状態で、エンボス加工部28を親指でフラップ20Bに向けて押した場合、フィルム12がフィルム保持部33に押し付けられ、フィルム保持部33に確実に保持される。フィルム12は、カッター24により切断され、フィルム12の先端部36(図7)は、フラップ20Bの先端41、42、43に沿うように形成される。
図7に、切断されたフィルム12とともに、前板5およびフラップ20Bを示す。フィルム12の切断により、第1の凸部25Bと第2の凸部26Bの間において、先端41、42、および底点44B(図6)を基点とする空間(先端41、42,および底点44Bの周辺の空間)付近に、フィルム12の先端部36が確実に形成されることで、フィルム12を指で摘むことができるフィルムつまみ部91Bがフィルム12に形成される。フィルムつまみ部91Bは、先端部36と、フィルム12をフラップ20Bに重ねた場合に、フラップ20Bの先端41、42、および底点44Bを通る外縁部81Bに重なる部分と、先端41における法線41Nおよび先端42における法線42Nに重なる部分とで囲まれた部分をいう。第1の凸部25Bと第3の凸部27Bの間においても同様にフィルムつまみ部92Bが形成される。フィルムつまみ部92Bは、先端部36と、フィルム12をフラップ20Bに重ねた場合に、フラップ20Bの先端41、43、および底点45Bを通る外縁部82Bに重なる部分と、先端41における法線41Nおよび先端43における法線43Nに重なる部分とで囲まれた部分をいう。
これによって、左手でフィルム12を収納容器3から引き出す際は、一般的には、刳貫部34Bに指を入れ、フィルムつまみ部91Bにあるフィルム12の先端部36を直接つまむか、もしくは、第1の凸部25Bの先端41を左手の指の腹で軽く触れ、指の腹をすべらせるようにして、刳貫部34Bに指を入れ、フィルムつまみ部91Bにあるフィルム12の先端部36に移動させて、つまむことが可能となり、スムーズにフィルム12を収納容器3から引き出すことが可能となる。右手の場合は、第1の凸部25Bと第3の凸部27Bの間(フィルムつまみ部92B)において同様に操作を行う。
図8に示すように、容器本体15(図5(A))のフラップ20Bは、フラップ20Bの裏側(副前板7(図5(A))側)の表面上に隆起部としての凸エンボス51B、51B、51Bを有する。凸エンボス51Bは、フラップ20Bの第1の凸部25Bに形成され、凸エンボス51Bは、フラップ20Bの第2の凸部26Bに形成され、凸エンボス51Bは、フラップ20Bの第3の凸部27Bに形成されている。凸エンボス51B、51B、51Bは、フラップ20Bの先端41、42、43になるべく近く(例えば、それぞれ先端41、42、43から1mm離して)形成するとよい。凸エンボス51B、51B、51Bは、円の一部と弦で構成され、収納容器3(図5(A))の長手方向に長い形状である。凸エンボス51B、51B、51Bは、副前板7に向かって隆起し、エンボス加工にて形成される。フラップ20Bの凸エンボス51B、51B、51Bは、副前板7の後述の凸エンボス52B、52B、52B(副前板7に後述の凸エンボス52B、52B、52Bが形成されていないときは、副前板7)に当たり、切り込み49によって前板5から分離されたフラップ20Bが再び前板5に嵌まり込む現象を防ぎ、前板5(図5(A))から確実に起き上がらせることを可能とするので、フィルム12(図5(A))を前板5から確実に離間させることができる。
図9に前板5(図5(A))を省略した場合の副前板7を示す。副前板7は第1の連接辺38(図9に二点鎖線にて表示)にて前板5に連接されている。図に示すように、副前板7は、副前板7のフラップ20Bに対向する側の表面上であって、フラップ20Bに対向する位置に隆起部としての凸エンボス52B、52B、52Bを有する。図中、フラップ20Bと刳貫部34B、35Bを破線で描き、前板5と副前板7が重なった場合の、フラップ20Bと刳貫部34B、35Bの副前板7上の対応位置を示す。凸エンボス52B、52B、52Bは、中心を第1の連接辺38上に有する円の一部である円弧形状である(円弧の中心部における半径は第1の連接辺38に直角)。凸エンボス52B、52B、52Bは、フラップ20Bに向かって隆起し、エンボス加工にて形成される。副前板7の凸エンボス52B、52B、52Bは、フラップ20Bの凸エンボス51B、51B、51Bにそれぞれ当たるように形成されているので、切り込み49によって前板5から分離されたフラップ20Bが再び前板5に嵌まり込む現象を防ぎ、前板5(図5(A))から確実に起き上がらせることを可能とするので、フィルム12(図5(A))を前板5から確実に離間させることができる。
図8および図9において、凸エンボス52B、52B、52Bは、副前板7と前板5が重なって配置された状態のとき、すなわち容器本体15が組み立てられたとき、凸エンボス52B、52B、52Bの全体が凸エンボス51B、51B、51Bに当たるように形成される。すなわち、凸エンボス52B、52B、52Bの全体が、凸エンボス51B、51B、51Bの領域内にそれぞれ入るよう形成される。
本実施の形態では、凸エンボス51B、51B、51Bと凸エンボス52B、52B、52Bを両方形成しているが、凸エンボス51B、51B、51Bと凸エンボス52B、52B、52Bとのどちらか一方を形成するようにしてもよい。このようにすると簡易な構成で、フラップ20Bが前板5(図5(A))から起き上がるようにし、フィルム12(図5(A))を前板5から確実に離間させることができる。
本発明の説明に関連して(特に以下の請求項に関連して)用いられる名詞および同様な指示語の使用は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、単数および複数の両方に及ぶものと解釈される。語句「備える」、「有する」、「含む」および「包含する」は、特に断りのない限り、オープンエンドターム(すなわち「〜を含むが限らない」という意味)として解釈される。本明細書中の数値範囲の具陳は、本明細書中で特に指摘しない限り、単にその範囲内に該当する各値を個々に言及するための略記法としての役割を果たすことだけを意図しており、各値は、本明細書中で個々に列挙されたかのように、明細書に組み込まれる。本明細書中で説明されるすべての方法は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、あらゆる適切な順番で行うことができる。本明細書中で使用するあらゆる例または例示的な言い回し(例えば「など」)は、特に主張しない限り、単に本発明をよりよく説明することだけを意図し、本発明の範囲に対する制限を設けるものではない。明細書中のいかなる言い回しも、請求項に記載されていない要素を、本発明の実施に不可欠であるものとして示すものとは解釈されないものとする。
本明細書中では、本発明を実施するため本発明者が知っている最良の形態を含め、本発明の好ましい実施の形態について説明している。当業者にとっては、上記説明を読めば、これらの好ましい実施の形態の変形が明らかとなろう。本発明者は、熟練者が適宜このような変形を適用することを期待しており、本明細書中で具体的に説明される以外の方法で本発明が実施されることを予定している。したがって本発明は、準拠法で許されているように、本明細書に添付された請求項に記載の内容の修正および均等物をすべて含む。さらに、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、すべての変形における上記要素のいずれの組合せも本発明に包含される。
1 ラップフィルム供給具
2 ラップ巻回体
3 ラップフィルム収納容器
4 底板
5 前板
6 後板
7 副前板
10 巻芯
12 ラップフィルム
15 容器本体
20A、B フラップ
21A、B 基部
22 蓋板
23 蓋前板
24 カッター
25A、B 第1の凸部
26B 第2の凸部
27B 第3の凸部
28 エンボス加工部
29A 刳貫部
30 一面
31 一辺
32 他の一辺
33 フィルム保持部
34B 第1の刳貫部
35B 第2の刳貫部
36 先端部
37 先端
38 第1の連接辺
39 第2の連接辺
40 一辺
41、42、43 先端
41N、42N、43N 法線
44B、45B 底点
46B 端部
47 切り込み
49 切り込み
51A、52A 凸エンボス
51B、51B、51B、52B、52B、53B 凸エンボス
54 一辺
61、62、64、64 短辺
71、72 側面板
73、74 蓋側面板
80 鋸刃
81B、82B 外縁部
91B、92B フィルムつまみ部

Claims (8)

  1. ラップフィルムが円筒状に巻かれたラップ巻回体を収納する、一面が開口された容器本体であって、底板と、前記底板の一辺に立設された前板と、前記一辺に対向する前記底板の他の一辺に立設された後板と、前記底板の一辺に対向する第1の連接辺を有する副前板であって、前記第1の連接辺において前記前板に連接される副前板とを有する容器本体と;
    前記底板の他の一辺に対向する第2の連接辺を有し、前記第2の連接辺において前記後板に回動可能に連接され、前記開口された一面を塞ぐよう構成された蓋板と;
    前記第2の連接辺に対向する前記蓋板の一辺に立設され、前記蓋板が前記一面を塞いだ状態のとき、前記前板に重なるよう配置された蓋前板とを備え;
    前記副前板は、前記前板に重なって前記前板の内側に配置され;
    前記容器本体は、前記開口された一面から引き出された前記ラップフィルムの先端部を前記前板から離間させるフラップを有し;
    前記フラップは、前記底板の一辺に対向する側に先端を有し;
    前記フラップは、前記第1の連接辺に連接し、前記フラップの前記第1の連接辺に沿った長さが、前記第1の連接辺から前記先端までの長さより長く形成され;
    前記前板の前記フラップが切り起こされた一部分の底板の一辺に対向する側に、指をいれ、前記引き出されたラップフィルムを摘み、さらに引き出すことのできる大きさの刳貫部が形成された;
    ラップフィルム収納容器。
  2. 前記フラップは、基部と、前記基部の前記底板の一辺に対向する側に形成された第1の凸部とを有する;
    請求項1に記載のラップフィルム収納容器。
  3. 前記刳貫部が2ヶ所生成され、前記2ヶ所の刳貫部が第1の凸部を挟むように前記第1の凸部の両側に形成された;
    請求項2に記載のラップフィルム収納容器。
  4. 前記フラップは、前記基部の前記底板の一辺に対向する側に形成された、前記第1の凸部を挟む第2の凸部および第3の凸部を有し;
    前記前板には、前記第1の凸部と前記第2の凸部の間に前記2ヶ所の刳貫部のうちの一方の第1の刳貫部が形成され、第1の凸部と前記第3の凸部の間に前記2ヶ所の刳貫部のうちの他方の第2の刳貫部が形成された;
    請求項3に記載のラップフィルム収納容器。
  5. 前記フラップは、前記フラップ上の前記引き出されたラップフィルムに接する方の面に、前記引き出されたラップフィルムを保持するフィルム保持部を有する;
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のラップフィルム収納容器。
  6. 前記蓋板が前記一面を塞いだ状態のとき前記蓋前板の前記フィルム保持部に重なる部分に、前記前板の側に隆起するエンボス加工部を備える;
    請求項5に記載のラップフィルム収納容器。
  7. 前記フラップの前記副前板側の表面上に、あるいは前記副前板の前記フラップに対向する側の表面上であって、前記フラップに対向する位置に隆起部が形成された;
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のラップフィルム収納容器。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のラップフィルム収納容器と;
    前記ラップフィルムが円筒状に巻かれた前記ラップ巻回体とを備える;
    ラップフィルム供給具。
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