JPWO2012057354A1 - 接合方法及びこれにより形成された容器 - Google Patents

接合方法及びこれにより形成された容器 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2012057354A1
JPWO2012057354A1 JP2012540990A JP2012540990A JPWO2012057354A1 JP WO2012057354 A1 JPWO2012057354 A1 JP WO2012057354A1 JP 2012540990 A JP2012540990 A JP 2012540990A JP 2012540990 A JP2012540990 A JP 2012540990A JP WO2012057354 A1 JPWO2012057354 A1 JP WO2012057354A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
main body
joining
joined
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012540990A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 裕
裕 鈴木
孝幸 長井
孝幸 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Welcon
Original Assignee
Welcon
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Welcon filed Critical Welcon
Publication of JPWO2012057354A1 publication Critical patent/JPWO2012057354A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P15/00Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D88/00Large containers
    • B65D88/54Large containers characterised by means facilitating filling or emptying
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B1/00Packaging fluent solid material, e.g. powders, granular or loose fibrous material, loose masses of small articles, in individual containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, or jars
    • B65B1/30Devices or methods for controlling or determining the quantity or quality or the material fed or filled
    • B65B1/32Devices or methods for controlling or determining the quantity or quality or the material fed or filled by weighing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B37/00Supplying or feeding fluent-solid, plastic, or liquid material, or loose masses of small articles, to be packaged
    • B65B37/16Separating measured quantities from supply
    • B65B37/18Separating measured quantities from supply by weighing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D88/00Large containers
    • B65D88/26Hoppers, i.e. containers having funnel-shaped discharge sections
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/387Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for combinatorial weighing, i.e. selecting a combination of articles whose total weight or number is closest to a desired value
    • G01G19/393Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for combinatorial weighing, i.e. selecting a combination of articles whose total weight or number is closest to a desired value using two or more weighing units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B37/00Supplying or feeding fluent-solid, plastic, or liquid material, or loose masses of small articles, to be packaged

Abstract

2つの板状部材を接合する方法であって、板状体(100)を切断することで、切断側端部(28a)における一方の平面(281)に切断面(282)に連続する凸部(283)が形成された一方の板状部材(28)を作成する切断工程と、一方の板状部材の凸部が形成された平面を接合対象となる他方の板状部材(27)の接合対象面(275)に接触させた状態で凸部が該接合対象面に接触するまで塑性変形させ、その後接合対象面に接触する凸部と該接合対象面に接触する平面との間に形成される空間(S)を埋めるよう塑性変形と表面拡散作用とを利用して一方の板状部材を他方の板状部材に密着させるよう接合する接合工程とを含むものである。

Description

本発明は、2つの板状部材を接合する接合方法及びこれにより形成された容器に関するものである。
従来、2つの板状部材を接合する方法として溶接や拡散接合等が知られている。なかでも拡散接合は、板状部材どうしを所望の面で面接合させることができ、これにより板状部材どうしを接合界面が消失する程度で密着させることができる方法として知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−113339号公報
ところで、接合に用いられる板状部材は、例えばレーザーやプレス等により所定の形状に切断されているのが一般的である。そのため、板状部材の切断側端部の面は、該板状部材の中央部の面よりも凹凸が激しく粗となっている。
このように切断側端部の面が粗となる一方の板状部材を他方の板状部材に拡散接合させる場合、互いに平滑面となる部位どうしは良好に接合することができても、切断側端部の面は、その特異な形状により他方の板状部材の平滑な接合対象面との間で良好に接合できないことがあった。つまり、2つの板状部材の接合個所における接合端部に隙間等が生ずることがあった。
このように接合端部に隙間等が生ずると、接合した2つの板状部材を加工して容器等を形成した場合に、かかる隙間等に収容物の一部が進入してしまい、かかる収容物が食品であれば衛生上好ましくない事態を招来し好ましくない。また、接合した2つの板状部材に対して曲げ加工等を施す場合に、接合端部の隙間等に起因してクラック等が生じ、結果的に破損等を招来し好ましくない。
一方、切断側端部の面を平滑な状態に維持して切断する加工技術も知られているが、このような加工技術を適用することは、コストの増大化を招来するものとなり好ましくない。
本発明は、上記実情に鑑みて、接合端部に隙間等を生じさせることなく2つの板状部材を良好に接合できる接合方法及びこれにより形成された容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る接合方法は、2つの板状部材を接合する方法であって、板状体を切断することで、切断側端部における一方の平面に切断面に連続する凸部が形成された一方の板状部材を作成する切断工程と、前記一方の板状部材の前記凸部が形成された平面を接合対象となる他方の板状部材の接合対象面に接触させた状態で前記凸部が該接合対象面に接触するまで塑性変形させ、その後前記接合対象面に接触する前記凸部と該接合対象面に接触する前記平面との間に形成される空間を埋めるよう塑性変形と表面拡散作用とを利用して前記一方の板状部材を前記他方の板状部材に密着させるよう接合する接合工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る接合方法は、上述した請求項1において、前記切断工程は、前記板状体をレーザー、あるいはプレスにて切断して前記一方の板状部材を作成することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る容器は、上記請求項1又は上記請求項2に記載の接合方法を用いて構成部材どうしが接合されることにより形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、板状体を切断することで、切断側端部における一方の平面に切断面に連続する凸部が形成された一方の板状部材を作成し、一方の板状部材の凸部が形成された平面を接合対象となる他方の板状部材の接合対象面に接触させた状態で凸部が接合対象面に接触するまで塑性変形させ、その後接合対象面に接触する凸部と該接合対象面に接触する平面との間に形成される空間を埋めるよう塑性変形と表面拡散作用とを利用して一方の板状部材を他方の板状部材に密着させるよう接合するので、接合個所における接合端部に隙間等を生じさせることなく、しかも滑らかに接合させることができ、これにより、接合端部に隙間等を生じさせることなく2つの板状部材を良好に接合できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である容器の一例としてのホッパが計量ホッパとして適用された自動式組合せ秤の構成を模式的に示す模式図である。 図2は、図1に示した計量ホッパを模式的に示す側面図である。 図3は、金属製の平板をレーザーにて切断する切断工程の一例を模式的に説明する説明図である。 図4は、本体基部構成部材を示す説明図である。 図5は、本体補強部構成部材を示す説明図である。 図6は、図4に示した本体基部構成部材と、図5に示した本体補強部構成部材と接合させた状態を示す説明図である。 図7は、本体基部構成部材と本体補強部構成部材との接合工程の要部を模式的に示す説明図である。 図8は、図6に示した構成部材に曲げ加工等を施して成形させた本体部を示す斜視図である。 図9は、ゲートを示す斜視図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る接合方法及びこれにより形成された容器の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である容器の一例としてのホッパが計量ホッパとして適用された自動式組合せ秤の構成を模式的に示す模式図である。
ここで例示する自動式組合せ秤は、分散フィーダ2、計量ホッパ10及び集合ホッパ8を備えて構成してある。尚、自動式組合せ秤の構成は、計量ホッパ10を除き従来公知のものと略同じであるので、それぞれの構成要素については簡単に説明する。
分散フィーダ2は、クロスヘッドフィーダ1から供給された食品を、放射状に複数台設けられたリニアフィーダ3に分散させて供給するものである。リニアフィーダ3は、振動器4が振動することで、分散フィーダ2から供給された食品を自身の先端側に搬送してフィードホッパ5に供給するものである。
計量ホッパ10は、複数台設けられ、それぞれがフィードホッパ5の下方域に配設してある。このような計量ホッパ10は、フィードホッパ5から供給された食品を一時的に保持するものである。それぞれの計量ホッパ10は、荷重検出器10aにより保持する食品の重量値が検出されるようになっている。
ここで、これら計量ホッパ10により保持される食品の重量値は、図示せぬ演算装置にて組合せ演算に利用され、かかる演算装置にて合計重量が許容重量範囲内の組合せが選択される。そして、演算装置は、選択した計量ホッパ10に対して払出指令を与えることとなり、計量ホッパ10は、演算装置から払出指令が与えられた場合には、保持する食品を下方域にあるシュート6に払い出すことになる。シュート6に払い出された食品は、集合シュート7に集合し、その後に集合ホッパ8に供給される。
集合ホッパ8は、任意に選択された計量ホッパ10より払い出された食品を集合させて一時的に保持し、その後に下方域に配設された包装機9に供給するものである。この包装機9に供給された食品は包装されることになる。
図2は、図1に示した計量ホッパ10を模式的に示す側面図である。ここで例示する計量ホッパ10は、本体部20とゲート30とを備えて構成してある。
尚、計量ホッパ10は、上記自動式組合せ秤において複数台設けられているが、すべて同等のものであるので、ここでは1台の構成について説明し、他の計量ホッパ10の説明については割愛する。
本体部20は、本体基部21と本体補強部22とを有して成るものである。本体基部21は、前側壁が他の側壁よりも傾斜した態様で延在して成る筒状を成し、投入口23を構成する上端開口と、払出口24を構成する下端開口とを有している。
本体補強部22は、2つ設けてあり、それぞれが本体基部21の外表面、より詳細には、左右の両側壁21bから後側壁21cに至る部位の外表面に拡散接合にて取り付けてある。これら本体補強部22における後方延在部221には、架設用ロッド222(図6参照)が設けてある。かかる架設用ロッド222が図示せぬ自動式組合せ秤本体の所定部位に設けられた支持機構に支持されることで、本体部20(計量ホッパ10)は、自動式組合せ秤本体に架設されるようになっている。
また、本体補強部22のうち本体基部21の左右両側壁21bの外表面に接合している部位の下方側には、軸状部25が配設してある。
ゲート30は、ゲート基部31とゲート補強部32とを有して成るものである。ゲート基部31は、左右両側部が屈曲されて成る略平板状部材で、本体基部21の払出口24(下端開口)を覆うのに十分な大きさを有している。
ゲート補強部32は、ゲート基部31の基端側外表面に拡散接合にて取り付けてある。このようなゲート補強部32においては、その左右両側部を屈曲することにより前方側に向けて延在する前方延在部321が形成してあり、それぞれの前方延在部321の先端部には貫通孔33が設けてある。この貫通孔33は、本体補強部22に設けられた軸状部25が貫通するのに必要十分な大きさを有している。
よって、本体補強部22の軸状部25がゲート補強部32の貫通孔33を貫通する態様で、ゲート30を本体部20に設けることにより、ゲート30は、図2中の矢印で示すように軸状部25の軸心回りに揺動可能となり、これにより本体部20(本体基部21)の払出口24を開閉することが可能になる。
上記ゲート補強部32には、その中央部の舌片状部位を屈曲することにより後方側に向けて延在する後方延在部322が設けてある。この後方延在部322の先端には、挿通孔34が形成してあり、図示せぬリンク機構の一端の構成要素が挿通することになる。尚、このリンク機構の他端の構成要素が本体補強部22の後方延在部221の先端に設けられたU字溝26に進入することで、ゲート補強部32の後方延在部322と、本体補強部22の後方延在部221との間には、リンク機構が介在することとなる。
このような計量ホッパ10は、常態においては、ゲート30が閉成移動して払出口24が閉成されている。そのため、対応するフィードホッパ5から供給されることで投入口23を通じて投入された食品を内部に一時的に保持することができる。その後に、図示せぬ演算装置より払出指令が与えられることによりゲート30が開成移動して払出口24が開成されると、一時的に保持していた食品を払出口24より自身の下方域に設けられたシュート6に向けて払い出すことになる。
以上のような構成を有する計量ホッパ10は、以下に説明する本実施の形態である接合方法を利用して製造される。
図3に示すように、例えばステンレスより成る金属製の平板(板状体)100をレーザーにより切断して、図4に示すような本体基部21を展開させた形状を有する板状部材(本体基部構成部材)27を作成する(切断工程)。
また、この本体基部構成部材27と同様に、例えばステンレスより成る金属製の平板(板状体)100をレーザーにより切断して、図5に示すような本体補強部22を展開させた形状を有する板状部材(本体補強部構成部材)28を作成する(切断工程)。
この切断工程について詳細に説明する。図3に示すように金属製の平板100をレーザーにより切断する場合、出射側よりも入射側の開口が拡大する傾向がある。そして、レーザーの射出能力や射出時間を適宜調整することで、レーザーにより切断された板状部材では、切断側端部100aにおける例えば出射側の面101に、切断面102に連続する凸部103が形成されるとともに、この凸部103に連続する凹部104が形成されるようにする。
これにより、図4に示すように、本体基部構成部材27の周縁部となる切断側端部27aにおいても一方の面(出射側の面)271に、切断面272に連続する凸部273と、この凸部273に連続する凹部274とが形成されることになる。また、図5に示すように、本体補強部構成部材28の周縁部となる切断側端部28aにおいても一方の面(出射側の面)281に、切断面282に連続する凸部283と、この凸部283に連続する凹部284とが形成されることになる。
つまり、切断工程においては、金属製の平板(図3での符号100)をレーザーにて切断することで、切断側端部27a,28aにおける一方の平面271,281に切断面272,282に連続する凸部273,283が形成された板状部材(本体基部構成部材27若しくは本体補強部構成部材28)を作成するようにしている。
そして、図6に示すように、所望の条件下にて本体基部構成部材27と本体補強部構成部材28とを塑性変形及び表面拡散作用を利用して密着させるよう接合する(接合工程)。
この接合工程について詳細に説明する。図7は、本体基部構成部材27と本体補強部構成部材28との接合工程の要部を模式的に示す説明図である。
図7の(a)に示すように、本体補強部構成部材28の凸部283が形成された平面(レーザーによる切断では出射側の面)281を本体基部構成部材27の平滑な接合対象面275に対向させ、図7の(b)に示すように、本体補強部構成部材28の平面281を本体基部構成部材27の接合対象面275に接触させる。その後、加圧条件や加熱条件を適宜調整しながら次のように行う。
すなわち、図7の(c)に示すように、凸部283が接合対象面275に接触するまで両部材27,28を塑性変形させる。この時、本体基部構成部材27の接合対象面275と、本体補強部構成部材28の平面281との接触領域では表面拡散作用により拡散接合が徐々に進行することになる。この結果、図7の(d)に示すように、両部材27,28間では、接合対象面275に接触する凸部283と、接合対象面275に接触する平面281との間に空間(凹部284と接合対象面275とにより形成される空間)Sが形成される。
そして、図7の(e)に示すように、該空間Sを埋めるよう塑性変形と表面拡散作用とを利用して、本体補強部構成部材28を本体基部構成部材27に密着させることで、両部材27,28を接合する。
ここでは、本体基部構成部材27の所定個所と、本体補強部構成部材28の切断側端部28aとの接合について説明したが、本体基部構成部材27の切断側端部27aと、本体補強部構成部材28の所定個所との接合も図には明示しないが同様の手順で行われる。
このように一方の板状部材(例えば本体補強部構成部材28)の切断面282に連続する凸部283を塑性変形させて、他方の板状部材(例えば本体基部構成部材27)の接合対象面275に接触させ、この接触により形成される空間Sを埋めるよう塑性変形と表面拡散作用とを利用して両部材27,28を密着させることで、接合個所における接合端部に隙間等を生じさせることなく、しかも滑らかに接合させることができる。
その後に、図8に示すように、接合工程により接合させた両部材27,28に曲げ加工を施し、表面加工(洗浄加工、バフ加工)等を施して、本体部20を成形する。
図には明示しないが、本体部20と同様に、例えばステンレスより成る金属製の平板(板状体)をレーザーにより切断して、ゲート基部31を展開させた形状を有する部材(ゲート基部構成部材)と、ゲート補強部32を展開させた形状を有する部材(ゲート補強部構成部材)とを、それぞれの切断側端部における出射側の面に切断面に連続する凸部とこの凸部に連続する凹部とが形成されるように作成する。
そして、図7に示したものと同様に、加熱条件や加圧条件等を適宜調整しながら、ゲート基部構成部材とゲート補強部構成部材とを、それぞれの凸部が相手側の接合対象面に接触するまで塑性変形させ、その後に接合対象面に接触する凸部と接合対象面に接触する平面との間に形成された空間(凹部と接合対象面とにより形成される空間)を埋めるよう塑性変形と表面拡散作用とを利用して密着させて接合する。
その後に、図9に示すように、拡散接合にて接合させた両部材に曲げ加工を施し、表面加工(洗浄加工、バフ加工)等を施して、ゲート30を成形する。
このようにして成形したゲート30を、前方延在部321の貫通孔33に軸状部25が貫通する態様で本体補強部22に取り付けることにより、図2に示した計量ホッパ10を製造することができる。
以上説明したように本実施の形態である接合方法によれば、金属製の平板(100)をレーザーにより切断することで、切断側端部28aにおける一方の平面(出射側の面)281に切断面282に連続する凸部283が形成された板状部材(例えば本体補強部構成部材28)を作成し、この板状部材の凸部283が形成された平面281を接合対象となる板状部材(例えば本体基部構成部材27)の平滑な接合対象面275に接触させた状態で凸部283が接合対象面275に接触するまで塑性変形させ、その後接合対象面275に接触する凸部283と接合対象面275に接触する平面281との間に形成される空間Sを埋めるよう塑性変形と表面拡散作用とを利用して両板状部材を密着させるよう接合するので、接合個所における接合端部に隙間等を生じさせることなく、しかも滑らかに接合させることができ、これにより、接合端部に隙間等を生じさせることなく2つの板状部材を良好に接合できる。
このように接合端部に隙間等を生じさせないことから、接合した部材に対して曲げ加工等を施しても接合端部の隙間等に起因するような破損等を防止することができる。
本実施の形態である容器(計量ホッパ10)においては、上記接合方法により各構成部材どうしが接合されることにより形成されているので、接合個所における接合端部に隙間等が生ずる虞れがない。そのため、該接合端部に食品の一部が進入することもなく、サニタリー性に優れたものとすることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、金属製の平板(100)をレーザーにより切断していたが、本発明においてはプレス等により切断しても構わない。また、上述した実施の形態では、出射側の面を接合面として用いていたが、入射側の面においても切断面に連続する凸部が形成されていれば接合面として用いても構わない。
上述した実施の形態では、本発明に係る容器を自動式組合せ秤の計量ホッパ10として説明したが、本発明に係る容器は、計量ホッパだけに限られず、フィードホッパや集合ホッパに適用しても構わないし、種々の対象物を収納するものに適用することができる。
上述した実施の形態では、本体部20を構成する本体基部21と本体補強部22との間で拡散接合し、かつゲート30を構成するゲート基部31とゲート補強部32との間で拡散接合していたが、本発明においては、本体部及びゲートの構成部材であれば、基部と補強部とだけに限られず、種々の構成部材どうしを拡散接合にて接合させて良い。
1 クロスヘッドフィーダ
2 分散フィーダ
3 リニアフィーダ
4 振動器
5 フィード容器
6 シュート
7 集合シュート
8 集合容器
9 包装機
10 計量ホッパ
10a 荷重検出器
20 本体部
21 本体基部
22 本体補強部
23 投入口
24 払出口
27 本体基部構成部材
27a 切断側端部
271 平面(出射側の面)
272 切断面
273 凸部
274 凹部
275 接合対象面
28 本体補強部構成部材
28a 切断側端部
281 平面(出射側の面)
282 切断面
283 凸部
284 凹部
30 ゲート
31 ゲート基部
32 ゲート補強部
S 空間

Claims (3)

  1. 2つの板状部材を接合する方法であって、
    板状体を切断することで、切断側端部における一方の平面に切断面に連続する凸部が形成された一方の板状部材を作成する切断工程と、
    前記一方の板状部材の前記凸部が形成された平面を接合対象となる他方の板状部材の接合対象面に接触させた状態で前記凸部が該接合対象面に接触するまで塑性変形させ、その後前記接合対象面に接触する前記凸部と該接合対象面に接触する前記平面との間に形成される空間を埋めるよう塑性変形と表面拡散作用とを利用して前記一方の板状部材を前記他方の板状部材に密着させるよう接合する接合工程と
    を含むことを特徴とする接合方法。
  2. 前記切断工程は、前記板状体をレーザー、あるいはプレスにて切断して前記一方の板状部材を作成することを特徴とする請求項1に記載の接合方法。
  3. 上記請求項1又は上記請求項2に記載の接合方法を用いて構成部材どうしが接合されることにより形成されたことを特徴とする容器。
JP2012540990A 2010-10-29 2011-10-31 接合方法及びこれにより形成された容器 Pending JPWO2012057354A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010244429 2010-10-29
JP2010244429 2010-10-29
PCT/JP2011/075072 WO2012057354A1 (ja) 2010-10-29 2011-10-31 接合方法及びこれにより形成された容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2012057354A1 true JPWO2012057354A1 (ja) 2014-05-12

Family

ID=45994054

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012540990A Pending JPWO2012057354A1 (ja) 2010-10-29 2011-10-31 接合方法及びこれにより形成された容器
JP2012540989A Active JP5613257B2 (ja) 2010-10-29 2011-10-31 容器

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012540989A Active JP5613257B2 (ja) 2010-10-29 2011-10-31 容器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8991656B2 (ja)
EP (1) EP2634548B1 (ja)
JP (2) JPWO2012057354A1 (ja)
CN (2) CN103201601A (ja)
WO (2) WO2012057354A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110479633A (zh) * 2019-08-29 2019-11-22 浙江理工大学 大蒜分级称重机构

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103026188B (zh) * 2010-10-27 2015-01-28 大和制衡株式会社 组合秤
US9738464B1 (en) * 2012-10-18 2017-08-22 Scott Sakajian System and method for protecting containers from damage during loading
JP6559436B2 (ja) * 2015-02-18 2019-08-14 株式会社イシダ ホッパ並びにそれを搭載した組合せ計量装置
DE102015114818A1 (de) * 2015-09-04 2017-03-09 Amazonen-Werke H. Dreyer Gmbh & Co. Kg Verfahren für Behälterfertigung einer Verteilmaschine
JP6993680B2 (ja) * 2017-11-29 2022-01-13 株式会社イシダ ホッパ及びそれを備えた組合せ計量装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01298112A (ja) * 1988-05-26 1989-12-01 Toshiba Corp レーザ熱処理方法
JPH03113339A (ja) * 1989-09-28 1991-05-14 Yokogawa Electric Corp 差圧伝送器の過大圧保護機構
US5163604A (en) * 1989-02-01 1992-11-17 Moe Per H Method for forge welding or the like
JPH09196746A (ja) * 1996-01-23 1997-07-31 Ishida Co Ltd 自動計量装置におけるホッパ及びその製造方法
US20090151819A1 (en) * 2007-12-13 2009-06-18 Med Institute, Inc. Method for bonding components of medical devices
JP2010052310A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Pilot Corporation 万年筆の筒状ペンの製造方法。

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3572252A (en) * 1968-01-02 1971-03-23 Pullman Inc Covered railway hopper car
US4382527A (en) * 1977-09-14 1983-05-10 Automated Packaging Systems, Inc. Article handling system with dispenser
US4228742A (en) * 1977-12-29 1980-10-21 Pullman Incorporated Railway car integral hopper structure
US4588651A (en) * 1983-02-16 1986-05-13 Rockwell International Corporation Accordion expansion process
JP2860624B2 (ja) * 1993-04-30 1999-02-24 ハウス食品株式会社 柔軟固形物計量装置
DE69530472T2 (de) * 1994-08-26 2003-10-30 Anritsu Ind Solutions Co Kombinationswaage
US5934200A (en) * 1997-04-11 1999-08-10 Johnstown America Corporation Lightweight hopper car
JPH1157084A (ja) * 1997-08-21 1999-03-02 Japan Energy Corp ゴルフクラブヘッド用拡散接合材料
JP2000261266A (ja) 1999-03-05 2000-09-22 Daishinku Corp 圧電素子用成膜マスク装置および圧電素子用収納治具
JP3793449B2 (ja) * 2001-11-15 2006-07-05 株式会社イシダ 組合せ計量装置
FR2834481B1 (fr) * 2002-01-10 2004-02-27 Snecma Moteurs Procede de fabrication de pieces par soudage par diffusion et par formage superplastique, et moule pour mettre en oeuvre un tel procede
JP2003287459A (ja) * 2002-01-24 2003-10-10 Ishida Co Ltd 組合せ計量・計数装置
JP2006255746A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Calsonic Kansei Corp 積層型熱交換器の製造方法及び製造用治具
JP4714514B2 (ja) * 2005-06-30 2011-06-29 大和製衡株式会社 組合せ計量装置
JP4781801B2 (ja) * 2005-12-01 2011-09-28 株式会社イシダ 計量装置
US7861659B2 (en) * 2006-04-21 2011-01-04 Gunderson Llc Lightweight hopper car with through center sill
JP5263923B2 (ja) 2007-11-29 2013-08-14 国立大学法人 新潟大学 拡散接合方法及びその装置
CN101474744B (zh) 2009-01-16 2010-06-02 辽宁新华阳伟业装备制造有限公司 锅具用钛钢铝三层复合板的制造方法
JP5087070B2 (ja) 2009-12-11 2012-11-28 大和製衡株式会社 ホッパ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01298112A (ja) * 1988-05-26 1989-12-01 Toshiba Corp レーザ熱処理方法
US5163604A (en) * 1989-02-01 1992-11-17 Moe Per H Method for forge welding or the like
JPH03113339A (ja) * 1989-09-28 1991-05-14 Yokogawa Electric Corp 差圧伝送器の過大圧保護機構
JPH09196746A (ja) * 1996-01-23 1997-07-31 Ishida Co Ltd 自動計量装置におけるホッパ及びその製造方法
US20090151819A1 (en) * 2007-12-13 2009-06-18 Med Institute, Inc. Method for bonding components of medical devices
JP2010052310A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Pilot Corporation 万年筆の筒状ペンの製造方法。

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110479633A (zh) * 2019-08-29 2019-11-22 浙江理工大学 大蒜分级称重机构

Also Published As

Publication number Publication date
US20130216338A1 (en) 2013-08-22
EP2634548A1 (en) 2013-09-04
CN103201601A (zh) 2013-07-10
US8991656B2 (en) 2015-03-31
CN106363348A (zh) 2017-02-01
WO2012057354A1 (ja) 2012-05-03
JP5613257B2 (ja) 2014-10-22
JPWO2012057353A1 (ja) 2014-05-12
WO2012057353A1 (ja) 2012-05-03
EP2634548B1 (en) 2015-05-13
EP2634548A4 (en) 2014-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012057354A1 (ja) 接合方法及びこれにより形成された容器
US10018496B2 (en) Hopper and combination scale comprising the same
JP5438006B2 (ja) 特に加工応力に対抗する荷重受け構造を有する曲げマンドレルを備えたパイプ曲げ装置
WO2012058549A3 (en) Methods and apparatus for evaluating packaging materials and determining wrap settings for wrapping machines
JP2011508710A (ja) モジュール式コンベアベルト用のモジュール
JP2015047112A (ja) 飼料貯蔵タンクと搬送パイプとの接続装置
JP4877737B2 (ja) 部品移送装置
DE602006008999D1 (de) Behälter für Schweißdraht mit innerer abgeschrägter Wand
WO2019198643A1 (ja) 部品整送装置
US10823604B2 (en) Combination weighing device which uses different parameters to control conveying units
US20170341871A1 (en) Connection device
JP6529828B2 (ja) 分散トレイ及びこれを備えた組合せ秤
JP5844041B2 (ja) 集合シュート支持構造および組合せ計量装置
FR2899139A1 (fr) Procede de realisation d'au moins deux pieces embouties et panoplie de pieces embouties obtenues par ce procede
EP3313634B1 (fr) Installation comprenant un dispositif de controle en temps reel du fonctionnement d'une presse vibrante produisant des produits en beton a demoulage immediat
JP6768219B2 (ja) 計量装置、ゲートおよび計量装置の作動方法
EP3502014B1 (fr) Système de distribution contrôlée de composants
JP5590977B2 (ja) 直進フィーダ及びそれを用いた組合せ秤
CN108468113A (zh) 夹紧设备、具有夹紧设备的转轴和用于制作夹紧设备的方法
JP5948935B2 (ja) パーツフィーダ
JP6115993B2 (ja) 組合せ秤
JP6180336B2 (ja) ホッパ及びそれを用いた組合せ秤
KR20160124710A (ko) 진동 피더용 트로프 장치
JP2018072058A (ja) 組合せ秤への物品供給装置
JP4239098B2 (ja) プロジェクションナット用パーツフィーダおよび分離方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170104