JPWO2012046648A1 - 検体処理システム - Google Patents

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Abstract

一つのホルダに一つの検体容器のみを載置したシステムにおいて、検体の取り違え防止を図れる検体処理システムを提供することにある。ラベラモジュール13は、親検体容器を保持するホルダの識別子を読み取る識別子読み取り部R1と、識別子読み取り部により読み取られた親検体容器を保持するホルダの識別子により、制御PC部21からの情報に基づいて、ラベルをプリントし、子検体容器に貼り付けるプリンタ13Bと、子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第2の識別子読み取り部R2とを備える。分注モジュール14は、ラベラモジュール13から搬送された親検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る識別子読み取り部R3と、子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る識別子読み取り部R4と、親検体容器から子検体容器に検体を分注する分注部14Aとを備える。

Description

本発明は、血液や尿などの検体サンプルの分析を行う自動分析システムと前処理を行う検体前処理システムとからなる検体処理システムに係り、特に、複数の前処理ユニットや分析ユニットなどを搬送ラインを介して接続した検体処理システムに関する。
血液,尿などの生体サンプルの分析を自動で行うための検体処理システムとして、検査のために採取した血液や尿などの検体を遠心分離や分注処理、ラベリング処理などを行う検体前処理システム、検体前処理システムで処理された検体を分析する自動分析システムがある。これらの処理、分析は多種のものがあるため、それぞれの処理を別々の処理(分析)ユニットとし、それら処理(分析)ユニット間で検体を搬送する検体搬送ラインを介
して接続した検体処理システムが用いられる。
このような検体処理システムでは、親検体と呼ばれる血液採血管から指示量の検体(血液)を別の容器(子検体)に分注する処理が行われる。近年、検査項目の多様化や検査報告時間の短縮化を求められており、各検査項目に対応した複数分注への迅速な対応が必要となっている。また、装置でエラーが発生したときには未処理検体が多く発生するため無駄の無い処理をする必要がある。更に、親検体と子検体の認識については、検体取り違えの観点から重要視されている。
この課題を解決するため、例えば、特許文献1や特許文献2などに記載されたものが知られている。
特開平1−287464号公報 特開平11−304814号公報
従来は、例えば、一つのラックに5本の検体容器を載置して、ラック単位で処理を行うようにしているが、このような構成では、検体取り違え時の影響が大きいものである。そこで、本発明者らは、一つのホルダに一つの検体容器のみを載置したシステムについて検討を行っている。しかしながら、このようなシステムでも、検体の取り違い防止は重要である。
本発明の目的は、一つのホルダに一つの検体容器のみを載置したシステムにおいて、検体の取り違え防止を図れる検体処理システムを提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、ラベラ部と分注部の間でホルダを搬送する搬送ラインと、前記ラベラ部及び前記分注部を制御する制御部とを有し、一つのホルダに一つの親検体容器若しくは子検体容器を保持する検体処理システムであって、前記ラベラ部は、前記搬送ラインにより搬送された親検体容器を保持するホルダの識別子を読み取る第1の識別子読み取り部と、該第1の識別子読み取り部により読み取られた親検体容器を保持するホルダの識別子により、前記制御部からの情報に基づいて、ラベルをプリントし、子検体容器に貼り付けるプリンタと、前記ラベルの貼り付けられた子検体容器をホルダに搭載する搭載機構と、前記子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第2の識別子読み取り部とを備え、前記分注部は、前記搬送ラインにより前記ラベラ部から搬送された親検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第3の識別子読み取り部と、前記搬送ラインにより前記ラベラ部から搬送された子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第4の識別子読み取り部と、前記搬送ラインにより前記ラベラ部から搬送された親検体容器から、前記搬送ラインにより前記ラベラ部から搬送された子検体容器に検体を分注する分注部とを備える用にしたものである。
かかる構成により、一つのホルダに一つの検体容器のみを載置したシステムにおいて、検体の取り違え防止を図れるものとなる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記制御部は、前記第3の識別子読み取り部により読み取られた親検体容器の搭載されたホルダの識別子と、前記第4の識別子読み取り部により読み取られた子検体容器の搭載されたホルダの識別子とを照合する照合部を備え、該照合部による識別子の照合結果が一致した場合に、前記分注部による分注処理をするようにしたものである。また、照合結果が不一致の場合は、分注処理を行わずにホルダを搬出して、ホルダの識別子等の情報を制御PC部に表示して、確認できるようにしたものである。
(3)上記(2)において、好ましくは、前記第3及び第4の識別子読み取り部は、それぞれ、前記搬送ラインによりホルダの搬送方向に対して、前記分注部の直前に配置されているものである。
(4)上記(1)において、好ましくは、前記分注部は、前記分注部による分注処理の終了した検体容器を保持するホルダに対して、情報を書き込める情報書き込み部を備え、
前記制御部は、前記情報書き込み部に、分注量や立ち寄り先の情報を出力する情報出力部を備えるようにしたものである。
(5)上記(1)において、好ましくは、前記分注部は、前記搬送ラインとして、子検体容器の搭載されたホルダが平行して搬送できる複数の子ラインと、前記搬送ラインにより前記ラベラ部から搬送された子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第5の識別子読み取り部とを備え、前記分注部は、前記複数の子ラインにより搬送されたそれぞれの子検体容器に対して、親検体容器から分注が可能であり、前記プリンタは、前記第1の識別子読み取り部により読み取られた親検体容器を保持するホルダの識別子に対して、複数の子検体容器用のラベルをそれぞれプリントし、複数の子検体容器に貼り付け、前記制御部は、複数の子ラインに対する子検体容器を保持したホルダの搬送を平滑化するとともに、前記制御部は、前記第3の識別子読み取り部により読み取られた親検体容器の搭載されたホルダの識別子と、前記第4及び第5の識別子読み取り部により読み取られた子検体容器の搭載されたホルダの識別子とを照合する照合部を備え、該照合部による識別子の照合結果が一致した場合に、前記分注部による分注処理をするようにしたものである。
本発明によれば、一つのホルダに一つの検体容器のみを載置したシステムにおいて、検体の取り違え防止を図れるものとなる。
本発明の一実施形態による検体処理システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による検体処理システムで用いられるホルダと検体容器の構成を示す正面図である。 発明の一実施形態による検体処理システムの中の、生体試料の前処理システムのラベラモジュールと分注モジュールの詳細構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態による検体処理システムに用いる制御PC部の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による検体処理システムの中の、照合部の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による検体処理システムの中の、照合部の動作の変形例を示すフローチャートである。
以下、図1〜図6を用いて、本発明の一実施形態による検体処理システムの構成及び動作について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による検体処理システムの全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による検体処理システムの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態による検体処理システムは、患者から採取した生体試料(血液)を前処理する前処理システムと、前処理の行われた生体試料の分析を行う自動分析装置とから構成される。
生体試料の前処理システム1は、投入モジュール10と、遠心分離モジュール11と、開栓モジュール12と、バーコードなどのラベラモジュール13と、分注モジュール14と、閉栓モジュール15と、分類モジュール16と、収納モジュール17を基本要素とする複数のモジュールからなる。制御PC部21は、前処理システム1の全体を制御する。
自動分析装置20は、前処理システム1で前処理された生体試料の成分を分析する。自動分析装置20は、一般に、生化学分析装置や、免疫分析装置など複数の分析装置から構成されている。
前処理システム1の内部及び、前処理システム1と自動分析装置20との間では、搬送ライン2を用いて検体(検体容器)が搬送される。
投入モジュール10では、検体を生体試料の前処理装置内に投入する。遠心分離モジュール11では、投入された検体に対して遠心分離を行う。開栓モジュール12では、遠心分離された検体の栓を開栓する。分注モジュール14では、遠心分離された親検体を、自動分析装置20などで分析するために子検体に小分けする。すなわち、搬送ライン2で搬送された親検体容器に収納された親検体を、複数の子検体容器に分注する。ラベラモジュール13では、その小分けの容器にバーコードを貼り付ける。
閉栓モジュール15では、検体容器に栓を閉栓する。収納モジュール17では、閉栓された検体容器や親検体容器を収納する。分類モジュール16では、分注された検体容器の分類を行う。
次に、図2を用いて、本実施形態による検体処理システムで用いられるホルダと検体容器の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施形態による検体処理システムで用いられるホルダと検体容器の構成を示す正面図である。
検体容器Vは、ホルダHに保持されている。一つのホルダHには、一つのみの検体容器Vが保持される。検体容器Vには、生体試料が収納されている。
検体容器Vには、ラベルV−Lが貼り付けられている。検体容器Vは、試験管のような形状を有している。すなわち、検体容器Vは、有底の円筒形状であり、底部は半球状である。
検体容器Vには、親検体容器と、子検体容器がある。親検体容器は、生体試料の検査を必要とする病院等から持ち込まれるものである。親検体容器には、数種類の形状がある。すなわち、親検体容器の形状は試験管の形状であるが、その直径が異なるものや、高さの異なるものがある。ホルダHはバネ等を用いた押さえ機構により、形状の異なる複数の親検体容器を保持可能である。親検体容器のラベルV−Lは、予め病院等によって貼り付けられている。親検体容器のラベルV−Lには、バーコードが予めプリントされている。バーコードには、検体ID(生体試料である検体を提供した患者名等の情報)と、検査項目の情報が含まれている。外部の読み取り装置は、バーコードの情報を非接触で読み取ることができる。
子検体容器は、図1のラベラモジュール13から供給され、全て同じ形状である。子検体容器のラベルV−Lは、図1のラベラモジュール13によって貼り付けられる。子検体容器のラベルV−Lには、ラベラモジュール13によってバーコードがプリントされている。バーコードには、子検体容器を特定するユニークな情報(例えば、シリアル番号等)、及び親検体のIDが含まれている。外部の読み取り装置は、バーコードの情報を非接触で読み取ることができる。
ホルダHは、その内部にRF−ID部を備えている。RF−ID部は記憶部を有し、その記憶部には、ホルダHを特定する識別子が含まれている。外部の読み取り装置は、電波を用いて非接触で、RF−ID部の記憶部に記憶された識別子を読み出すことができる。また、外部の書き込み装置は、電波を用いて、RF−ID部の記憶部に情報を書き込むことができる。
制御PC部21は、後述するように、情報管理部を備えている。情報管理部には、予め、親検体容器のバーコードに保持された患者名等の情報と、検査項目の情報と、この親検体容器を保持するホルダHのRF−ID部に保持された識別子の情報が対応づけられて入力されている。また、ラベラモジュール13は、子検体容器のユニークな情報と、この子検体容器を保持するホルダHの識別子とを関連づけて、制御PC部21の情報管理部に送信する。従って、図1に示した分注モジュール14により、親検体容器に収納された親検体の一部を子検体容器に分注する際には、情報管理部は、親検体容器を保持するホルダHの識別子と、子検体容器を保持するホルダHの識別子とを関連づけて管理や表示することができる。また、管理された情報を表示して確認することができる。
次に、図3を用いて、本実施形態による検体処理システムの中の、生体試料の前処理システムのラベラモジュール13と分注モジュール14の詳細構成について説明する。また、図4を用いて、本実施形態による検体処理システムに用いる制御PC部21の構成及び動作について説明する。
図3は、本発明の一実施形態による検体処理システムの中の、生体試料の前処理システムのラベラモジュールと分注モジュールの詳細構成を示す平面図である。図4は、本発明の一実施形態による検体処理システムに用いる制御PC部の構成を示すブロック図である。
ラベラモジュール13は、図1に示した搬送ライン2として、戻しライン2R1と、主ライン2M1と、親ライン2P1と、分岐ライン2D1と、子ライン2C1,2C2,2C3,2C4,2C5を備えている。各搬送ライン2は、ホルダHを矢印方向に搬送する。各搬送ライン2は、それぞれ独立の駆動源により駆動される。隣接する搬送ライン2は、それぞれ連続してホルダHを搬送できる。例えば、子搬送ライン2C1により矢印方向に搬送されたホルダHは、次に、子搬送ライン2C2によりホルダHを搬送できる。
主ライン2M1と、親ライン2P1とは、それぞれ同じ高さ位置に設けられている。戻しライン2R1は、主ライン2M1や親ライン2P1より低い位置に設けられている。それに対して、子ライン2C1は、戻しライン2R1により搬送されるホルダHを、主ライン2M1と親ライン2P1との下をくぐって搬送するため、平坦路と上昇傾斜路とが組み合わされた構成となっている。
分注モジュール14は、図1に示した搬送ライン2として、戻しライン2R2と、主ライン2M2と、親ライン2P2と、子ライン2C6,2C7と、親子搬送ライン2PC1を備えている。各搬送ライン2は、ホルダHを矢印方向に搬送する。各搬送ライン2は、それぞれ独立の駆動部により駆動される。隣接する搬送ライン2は、それぞれ連続してホルダHを搬送できる。
ラベラモジュール13と、分注モジュール14との隣接する搬送ライン2は、それぞれ連続してホルダHを搬送できる。例えば、戻しライン2R2により矢印方向に搬送されたホルダHは、次に、戻しライン2R1によりホルダHを搬送できる。
戻しライン2R1,2R2は、通常、検体容器を保持していないホルダHのみを搬送する。戻しライン2R1により矢印方向に搬送された検体容器を保持していないホルダHは、振り分け機構SO1により、子ライン2C1の方に振り分けられる。また、再検査の必要のある検体容器を保持したホルダHが戻しライン2R1により搬送された場合には、振り分け機構SO1により、そのまま戻しライン2R1を直進し、図1に示した投入モジュール10の方に搬送される。
親ライン2P1には、図1に示した投入モジュール10の方向から、前工程の終了した親検体の収納された親検体容器を保持したホルダHが搬送されてくる。また、主ライン2M1には、緊急検体の収納された親検体容器を保持したホルダHも搬送されてくる。分注モジュール14による分注処理の必要がない緊急検体の場合には、振り分け機構SO2により、そのまま直進するように振り分けられ、主ライン2M1,2M2により搬送され、図1に示した自動分析装置20に搬送される。分注処理が必要な場合には、緊急検体の収納された親検体容器を保持したホルダHは、振り分け機構SO2により、分岐ライン2D1から親ライン2P1の方向に振り分けられ、搬送される。
親ライン2P1の途中には、ストッパST1及び識別子読み取り装置R1が備えられている。親ライン2P1を搬送されたホルダHは、ストッパST1により一時停止する。識別子読取り装置R1は、ホルダHの識別子を読取る。読み取られたホルダHの識別子は、制御PC部21の情報管理部21Bに送られる。制御PC部21の情報管理部21Bは、ホルダHの識別子から、ホルダHに搭載されている親検体の情報を取得する。情報管理部21Bは、親検体の情報により、必要とする子検体の数を判定し、ラベラーモジュール13のバーコードプリンタ13Bに子検体のバーコードのためのユニークな情報を出力する。一例を挙げると、外注に依頼して検査する分析が一つある時は、2つの子検体を作成するため、2つの子検体のバーコードのためのユニークな情報を出力する。すなわち、ラベラーモジュール13では子検体容器を2つ作成して、後工程の分注モジュール14では、親検体容器に保持された親検体から分注して2つの子検体を作成する。
識別子読取り装置R1によるホルダHの識別子の読取りが終了すると、ストッパST1による一時停止は解除され、ホルダHは、親ライン2P1から、分注モジュール14の親ライン2P2に搬送される。
子ライン2C1により搬送された検体容器を保持していないホルダHは、子ライン2C2により搬送され、その途中において、子検体容器搭載機構13Cにより、ホルダHに、子検体容器V−Cが搭載される。
ラベラモジュール13は、子検体容器搭載機構13Cの他に、子検体容器収納部13Aと、バーコードプリンタ13Bとを備えている。子検体容器収納部13Aには、空の子検体容器V−Cが多数収納されている。バーコードプリンタ13Bは、ラベルにバーコードをプリントし、さらに、プリントされたラベルを子検体容器収納部13Aから取りだした子検体容器に貼り付ける。
子ライン2C2の途中には、ストッパST2及び識別子読み取り装置R2が備えられている。子ライン2C2を搬送されたホルダHは、ストッパST2により一時停止する。
子検体容器搭載機構13Cは、ラベルの貼り付けられた子検体容器V−Cを、子ライン2C2により搬送されたホルダHに搭載する。また、識別子読取り装置R2は、ホルダHの識別子を読取る。読み取られたホルダHの識別子は、制御PC部21の情報管理部21Bに送られる。制御PC部21の情報管理部21Bは、ホルダHの識別子と、このホルダHに搭載された子検体容器V−Cのラベラの情報を関連づけて管理する。
識別子読取り装置R2によるホルダHの識別子の読取りが終了すると、ストッパST2による一時停止は解除され、ホルダHは、子ライン2C3に搬送される。
子検体が親検体の情報に従い複数作られる場合は、上記の作業を順次繰り返す。
子検体容器V−Cを搭載したホルダHは、分析単位や検査項目単位などにより、子ライン2C3から、子ライン2C4,2C5のどちらかに搬送される。このとき、ラベラモジュール13で作製した子検体を子ライン2C4,2C5に交互に搬送することにより分注処理を平滑化する。すなわち、親検体の検査項目の数によって、作成される子検体の数が異なる。そこで、子ライン2C4と子ライン2C5により搬送される子検体の数が偏らないように、ラベラモジュール13で作製した子検体を子ライン2C4,2C5に交互に搬送する
次に、分注モジュール14の構成及び動作について説明する。
親検体容器V−Pを搭載したホルダHは、親ライン2P2により搬送され、分注モジュール14のストッパST3で停止し、識別子読取り装置R3により、ホルダHの識別子が読み取られる。読み取られた識別子は、制御PC部21に送られる。制御PC部21の照合部21Aは、情報管理部21Bから読み取られたホルダの識別子に対する親検体の情報を入手し、それから、分注情報を入手する。
一方では、子ライン2C6,2C7により搬送されたホルダHは、ストッパST4,ST5で停止し、識別子読取り装置R4,R5により、ホルダHの識別子が読み取られる。読み取られた識別子は、制御PC部21に送られる。制御PC部21の照合部21Aは、情報管理部21Bから読み取られたホルダの識別子に対する子検体の情報を入手する。照合部21Aは、親検体の情報と子検体の情報を照合して、同じであれば、親検体容器V−Pを保持したホルダH及び子検体容器V−Cを保持したホルダHを、それぞれ、親ライン2P2及び子ライン2C6,2C7により分注部14Aの位置まで搬送する。分注部14Aは、分注用のノズルを備えている。分注ノズルは、XYZ機構によりX方向,Y方向及びZ方向に動作可能である。分注ノズルは、親検体容器の上部の位置でZ軸方向に下降して、親検体容器から所定量の親検体を吸引し、Z軸方向に上昇した後、Y軸方向に移動して、子検体容器の上で停止した後、Z軸方向に下降して、子検体容器の内部に親検体を吐出する。子検体容器が複数あるときは、これらの動作を繰り返す。これにより、親検体が子検体にそれぞれ小分けされる。
分注処理が終了した親検体容器を保持したホルダHは、親ライン2P2から統合ライン2PC1に搬送される。また、分注処理が終了した子検体容器を保持したホルダHは、子ライン2C6,2C7から親子搬送ライン2PC1に搬送される。親子搬送ライン2PC1に搬送されたホルダHは、ストッパST6で停止し、識別子読取り装置R6により、ホルダHの識別子が読み取られ、制御PC部21に情報を送付することにより情報が管理される。情報は表示部21Dにより確認することができる。
なお、識別子読取り装置R6の代わりに、読み書き装置RW6とすることで、読取りだけではなく、情報出力部21Cにより分注量や立ち寄り先などの情報の書き込みすることも可能にすることができる。これにより、識別子にこれらの情報を持たせることも可能となり識別子で情報の管理ができる。
次に、図5を用いて、本実施形態による検体処理システムの中の、照合部21Aの動作について説明する。
図5は、本発明の一実施形態による検体処理システムの中の、照合部の動作を示すフローチャートである。
ラベラモジュール13では、親検体を搭載したホルダが搬入されると(ステップS10)、識別子読み取り装置R1によりホルダの識別子を読み取り(ステップS12)、制御PC部21に情報を送信する。
また、子検体用のホルダがラベラ13に搬入されると(ステップS20)、制御PC部21の情報管理部は、親検体を搭載したホルダの識別子の情報に基づいて、子検体用バーコードラベルの発行情報をラベラモジュール13におくり、バーコードプリンタ13Bは、その情報に基づいて、子検体用バーコードラベルを発行し(ステップS22)、試験管にバーコードラベルを貼り付け(ステップS24)、ホルダに搭載する。搭載したホルダの識別子は、識別子読み取り装置R2によりホルダの識別子を読み取り(ステップS26)、制御PC部21に送信する。
そして、親検体を搭載したホルダ、子検体を保持したホルダをそれぞれ分注モジュール14に搬出する(ステップS14,S28)。
分注モジュール14では、ラベラモジュール13から搬出された、親検体を搭載したホルダ、子検体を保持したホルダがそれぞれ搬入される(ステップS16,S30)。ラベラモジュールより搬入された、親検体を搭載したホルダ、子検体を保持したホルダの識別子を読取り(ステップS18,S32)、親子関係の照合を制御PC部21で行い(ステップS40)、一致していれば分注処理動作を行う(ステップS42)。不一致の場合はホルダを搬出し(ステップS44)、分注処理動作は行わない。また、試験管にバーコードラベルを貼り付け(ステップS24)とホルダの識別子を読み取り(ステップS26)の間にバーコードラベルの貼り付け、読み取りチェック(ステップS25)を実施することもできる。この場合、バーコードラベルの貼り付け、読み取りチェック(ステップS25)でエラーが発生した場合も分注処理動作は行わない。上記のように、照合結果の不一致やバーコードラベルの貼り付け、読み取りチェックでエラーが発生した場合の情報は制御PC部21の表示部21Dで確認することができる。
次に、図6を用いて、本実施形態による検体処理システムの中の、照合部21Aの動作の変形例について説明する。
図6は、本発明の一実施形態による検体処理システムの中の、照合部の動作の変形例を示すフローチャートである。
本例では、図5に示した動作に加えて、ラベラモジュール搬出の直前に親検体、子検体のホルダの識別子を読取り(ステップS13,S26A)、同時に分注モジュール14に搬出する。
また、分注モジュール14では、前述のように、搬入直後に、検体、子検体のホルダの識別子を読取り(ステップS18,S32)ホルダの照合をし、分注処理動作をする。
このように、搬出の直前と搬入の直後に識別子を読取ることで親検体、子検体の相違を防止できる。これにより、親検体、子検体の効率の良い処理および分注情報のチェックを強化することができる。
また、ラベラモジュール13と分注モジュール14を一体構造化にし、ホルダの搬出および搬入を省く構造にすることで第2の識別子読み取り部と第3の識別子読み取り部のみでも識別子の認識、照合が可能となり、親検体と子検体の取り違え防止ができる。
以上のように構成され、また動作する本実施形態の検体処理システムは、次の特徴を備えている。
第1に、ラベラモジュール13は、搬送ラインにより搬送された親検体容器を保持するホルダの識別子を読み取る第1の識別子読み取り部R1と、第1の識別子読み取り部により読み取られた親検体容器を保持するホルダの識別子により、制御PC部21からの情報に基づいて、ラベルをプリントし、子検体容器に貼り付けるプリンタ13Bと、ラベルの貼り付けられた子検体容器をホルダに搭載する搭載機構13Cと、子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第2の識別子読み取り部R2とを備える。
また、分注モジュール14は、搬送ラインによりラベラモジュール13から搬送された親検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第3の識別子読み取り部R3と、搬送ラインによりラベラモジュール13から搬送された子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第4の識別子読み取り部R4と、搬送ラインによりラベラモジュール13から搬送された親検体容器から、搬送ラインによりラベラモジュール13から搬送された子検体容器に検体を分注する分注部14Aとを備える。
このような構成により、一つのホルダに一つの親検体容器若しくは子検体容器を保持するように構成した場合でも、分注時の検体の取り違えを防止することができる。
第2に、制御PC部21は、第3の識別子読み取り部R3により読み取られた親検体容器の搭載されたホルダの識別子と、第4の識別子読み取り部R4により読み取られた子検体容器の搭載されたホルダの識別子とを照合する照合部21Aを備える。照合部21Aは、識別子の照合を行い、照合結果が一致した場合に、分注モジュール14による分注処理をする。照合結果が不一致の場合は分注処理を行わない。ホルダの識別子等の情報を制御PC部21の表示部21Dで確認する。
これにより、分注時の検体の取り違えを防止することができる。
第3に、第3及び第4の識別子読み取り部R3,R4は、それぞれ、搬送ラインによりホルダの搬送方向に対して、前記分注部の直前に配置されている。
ここで、装置内でエラーが発生すると処理中や処理待ちの検体が未処理のまま搬送されて後工程で手作業になることがあるが、本実施形態では、ホルダ単位で処理を行っていて、処理情報は制御PC部で管理しているので識別子読取り装置R3,R4,R5で再度読取りを行えば制御PC部から処理情報を入手できるため未処理のまま搬送されることはなく後工程での手作業が軽減できる。
第4に、分注部14Aは、分注部による分注処理の終了した検体容器を保持するホルダに対して、情報を書き込める情報書き込み部RW6を備える。制御PC部21は、情報書き込み部RW6に、分注量や立ち寄り先の情報を出力する情報出力部21Cを備える。
これにより、識別子にこれらの情報を持たせることも可能となり識別子で情報の管理ができる。
第5に、分注モジュール14は、搬送ラインとして、子検体容器の搭載されたホルダが平行して搬送できる複数の子ライン2C6,2C7と、搬送ラインによりラベラモジュール13から搬送された子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第4,第5の識別子読み取り部R4,R5を備える。分注部14Aは、複数の子ラインにより搬送されたそれぞれの子検体容器に対して、親検体容器から分注が可能である。プリンタ13Bは、第1の識別子読み取り部R1により読み取られた親検体容器を保持するホルダの識別子に対して、複数の子検体容器用のラベルをそれぞれプリントし、複数の子検体容器に貼り付ける。制御PC部21は、複数の子ラインに対する子検体容器を保持したホルダの搬送を平滑化する。また、制御PC部21は、第3の識別子読み取り部R3により読み取られた親検体容器の搭載されたホルダの識別子と、第4及び第5の識別子読み取り部R4,R5により読み取られた子検体容器の搭載されたホルダの識別子とを照合する照合部21Aを備える。照合部21Aによる識別子の照合結果が一致した場合に、分注モジュール14による分注処理をする。
第6にラベラモジュール13と分注モジュール14を一体構造化にし、ホルダの搬出および搬入動作を省く構造とし、第2の識別子読み取り部R2と第3の識別子読み取り部R3を備えることで分注処理時の検体の取り違えを防止することができる。
これにより、検査項目の多様化に対応し、複数分注の迅速な処理を行うことができる。
1…前処理システム
2…搬送ライン
2C…子ライン
2P…親ライン
2M…主ライン
2R…戻しライン
10…投入モジュール
11…遠心モジュール
12…開栓モジュール
13…ラベラモジュール
13A…子検体容器保持部
13B…バーコードプリンタ
13C…子検体容器搭載機構
14…分注モジュール
14A…分注部
15…閉栓モジュール
16…分類モジュール
17…収納モジュール
20…分析装置
21…制御PC部
ST…ストッパ
R…識別子読取り装置

Claims (7)

  1. ラベラ部と分注部の間でホルダを搬送する搬送ラインと、
    前記ラベラ部及び前記分注部を制御する制御部とを有し、
    一つのホルダに一つの親検体容器若しくは子検体容器を保持する検体処理システムであって、
    前記ラベラ部は、
    前記搬送ラインにより搬送された親検体容器を保持するホルダの識別子を読み取る第1の識別子読み取り部と、
    該第1の識別子読み取り部により読み取られた親検体容器を保持するホルダの識別子により、前記制御部からの情報に基づいて、ラベルをプリントし、子検体容器に貼り付けるプリンタと、
    前記ラベルの貼り付けられた子検体容器をホルダに搭載する搭載機構と、
    前記子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第2の識別子読み取り部とを備え、
    前記分注部は、
    前記搬送ラインにより前記ラベラ部から搬送された親検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第3の識別子読み取り部と、
    前記搬送ラインにより前記ラベラ部から搬送された子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第4の識別子読み取り部と、
    前記搬送ラインにより前記ラベラ部から搬送された親検体容器から、前記搬送ラインにより前記ラベラ部から搬送された子検体容器に検体を分注する分注部とを備えることを特徴とする検体処理システム。
  2. 請求項1記載の検体処理システムにおいて、
    前記制御部は、前記第3の識別子読み取り部により読み取られた親検体容器の搭載されたホルダの識別子と、前記第4の識別子読み取り部により読み取られた子検体容器の搭載されたホルダの識別子とを照合する照合部を備え、
    前記分注部は、該照合部による識別子の照合結果が一致した場合に前記親検体容器から前記子検体容器へ分注処理を行うことを特徴とする検体処理システム。
  3. 請求項2記載の検体処理システムにおいて、
    前記第3及び第4の識別子読み取り部は、それぞれ、前記搬送ラインによりホルダの搬送方向に対して、前記分注部の直前に配置されていることを特徴とする検体処理システム。
  4. 請求項1記載の検体処理システムにおいて、
    前記分注部は、前記分注部による分注処理の終了した検体容器を保持するホルダに対して、情報を書き込める情報書き込み部を備え、
    前記制御部は、前記情報書き込み部に、分注量や立ち寄り先の情報を出力する情報出力部を備えることを特徴とする検体処理システム。
  5. 請求項1記載の検体処理システムにおいて、
    前記分注部は、前記搬送ラインとして、子検体容器の搭載されたホルダが平行して搬送できる複数の子ラインと、
    前記搬送ラインにより前記ラベラ部から搬送された子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る第5の識別子読み取り部とを備え、
    前記分注部は、前記複数の子ラインにより搬送されたそれぞれの子検体容器に対して、親検体容器から分注が可能であり、
    前記プリンタは、前記第1の識別子読み取り部により読み取られた親検体容器を保持するホルダの識別子に対して、複数の子検体容器用のラベルをそれぞれプリントし、複数の子検体容器に貼り付け、
    前記制御部は、複数の子ラインに対する子検体容器を保持したホルダの搬送を平滑化するとともに、
    前記制御部は、前記第3の識別子読み取り部により読み取られた親検体容器の搭載されたホルダの識別子と、前記第4及び第5の識別子読み取り部により読み取られた子検体容器の搭載されたホルダの識別子とを照合する照合部を備え、
    該照合部による識別子の照合結果が一致した場合に、前記分注部による分注処理をすることを特徴とする検体処理システム。
  6. 親検体容器を保持するホルダの識別子を読み取る識別子読み取り機構と、
    前記親検体容器に収容された検体の情報に基づいてラベルをプリントし、子検体容器に貼り付けるラベラ機構と、
    ラベルの貼り付けられた前記子検体容器をホルダに搭載する搭載機構と、
    子検体容器の搭載されたホルダの識別子を読み取る他の識別子読み取り機構と、
    前記他の識別子読み取り手段の読取情報に基づいて前記親検体容器に収容された検体をラベルの貼り付けられた前記子検体容器に分注する分注機構と、
    を備えたことを特徴とする検体処理装置。
  7. 請求項2記載の検体処理システムにおいて、
    前記照合部による識別子の照合結果が不一致の場合の照合結果を通知する通知部を備えたことを特徴とする検体処理システム。
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