JPWO2012042962A1 - 発光装置および発光装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

発光装置100は、同一系統の色を発光する複数の発光素子2が複数の行方向および列方向に配置され、かつ、行方向に配置された複数の発光素子2が当該行方向に直列接続され、複数の発光素子が直列接続された各行が並列接続された発光装置100であって、複数の発光素子2が、第1発光素子21と、第1発光素子21よりも小さい出力を有する第2発光素子22と、からなり、第1発光素子21および第2発光素子22が、各行方向に交互に配置されている。

Description

本発明は、LED電球、スポットライト等の照明器具等に利用可能な発光装置および発光装置の製造方法に関する。
近年、基板上に複数の発光素子を配置した発光装置が種々開発されているが、このような発光装置で用いられる発光素子は、ウェハ(製造ロット)や使用する製造装置ごとに色(波長)、光出力(出力)等の特性にばらつきが発生する傾向にある。そのため、通常、発光素子は色や出力等によって予め複数のランクに分類され、同一の発光装置には同一ランクの発光素子を用いることで、発光素子の特性の均一化を図っている。
しかし、特定のランクのみを使用するということは、製造した発光素子の一部のみを使用するということであり、発光素子の歩留まり低下に繋がる。特に、コストにおける発光素子の占める割合が大きい複数の発光素子を用いた発光装置においては、用いる発光素子を特定のランクのみに限定すると、発光素子の歩留まりが低下し、コストが増大する。そのため、従来から以下のような技術が提案されている。
例えば特許文献1では、同一変調されるLEDの組を複数有する表示装置であって、当該LEDの組が、LEDの最大光度とLEDの最小光度との間の領域で形成される発光光度分布の中心に対して、略対称な光度を有するLEDを組み合わせることで構成された表示装置が提案されている。
また、特許文献2では、複数のLEDチップを基板上に格子状に実装するLEDチップの実装方法であって、製造ロットが同じLEDチップが隣り合わないように分散配置させる実装方法が提案されている。
また、特許文献3では、複数の発光素子が配列形成されたウェハをブロックごとに分割し、当該ブロック内の複数の発光素子の波長や輝度等の特性平均を測定し、中継基板の面内において特性平均の分布が均一化するように、当該中継基板に各ブロックを再配列して移載する表示装置の製造方法が提案されている。
特開2000−047606号公報(図1、図2参照) 特開2008−078365号公報(図9、図10参照) 特開2010−087064号公報(図5参照)
しかしながら、発光装置に用いられる発光素子は、前記した色、出力等の特性以外にも、ウェハごとに順方向電圧(以下、Vという)にばらつきが発生する場合がある。ここで、Vとは、発光素子(発光ダイオード)に対して順方向に電流を流すために必要な電圧、すなわち発光素子が発光するために必要な電圧である。通常、Vが低い発光素子は電流が流れ易く、Vが高い発光素子は電流が流れ難い。複数の発光素子が配置された発光装置においては、発光装置の一対の電極によって複数の発光素子に電流を流すため、全ての発光素子に均等な電流を流そうとしても、発光素子のVのばらつきによって流れる電流が偏る場合がある。従って、前記した特許文献1〜3で提案された技術においては、発光素子の接続方法やVのばらつきによって光出力が変化し、発光装置に輝度ムラ(発光ムラ)が生じるとともに、複数の発光装置間における輝度分布(出力分布)に差が生じる場合があった。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、複数の発光素子が直列接続された場合に発光素子に流れる電流が平均化されることに着目し、発光装置の輝度ムラおよび発光装置間の輝度分布の差を抑制することができる発光装置および発光装置の製造方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明に係る発光装置は、同一系統の色を発光する複数の発光素子が複数の行方向および列方向に配置され、かつ、前記行方向に配置された前記複数の発光素子が当該行方向に直列接続され、前記複数の発光素子が直列接続された各行が並列接続された発光装置であって、前記複数の発光素子が、第1発光素子と、前記第1発光素子よりも小さい出力を有する第2発光素子と、からなり、前記第1発光素子および前記第2発光素子が、前記各行方向に交互に配置されている構成とする。
このような構成によれば、発光装置は、出力の異なる2種類の発光素子を直列接続および並列接続で用いて、輝度ムラを小さくできる。また、後記するように、発光素子のVのばらつきが発生した場合でも複数の発光装置間における輝度分布の差を抑制できるため、発光装置を構成する発光素子を特定のVのみに限定することなしに、発光装置間における輝度分布の差を抑制できる。
また、本発明に係る発光装置は、少なくとも1つの前記行が、前記発光素子の順方向電圧の平均値が他の行と異なることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置は、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれることになった時等、当該行における発光素子のVの平均値が他の行と異なり、当該行に流れる電流が増減した場合であっても、発光素子が直列接続された行方向に出力の異なる2種類の発光素子が交互に配置されているため、行方向の光出力が一様に高または低とはならず、行方向の光出力を分散させることができる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれたとしても、出力の異なる発光素子が全体に分散され易く、特定の行に明暗が集中し難いため、全体として輝度ムラを小さくできる。
また、本発明に係る発光装置は、前記第1発光素子および前記第2発光素子が、前記列方向に連続して配置されている構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置の製造工程における発光素子配置工程において、複数の発光素子を基板上に精度良く配置することが容易となる。
また、本発明に係る発光装置は、前記第1発光素子および前記第2発光素子が、前記列方向に交互に配置されている構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置は、行方向および列方向の光出力を分散させることができ、輝度ムラを小さくできる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、発光素子が直列接続された行方向のみならず、列方向においても出力の異なる発光素子が交互に配置されているため、行方向および列方向の光出力を分散させることができる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれたとしても、特定の行および列に明暗が集中することがないため、全体として輝度ムラを小さくできる。
また、本発明に係る発光装置は、前記各行方向に交互に配置される前記第1発光素子の数と前記第2発光素子の数が、同数であることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置は、出力の異なる2種類の発光素子が少なくとも行方向に同数でバランスよく配置されているため、出力の異なる発光素子をより均一に分散させることができ、発光装置の輝度ムラを小さくできる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、出力の異なる発光素子をより均一に分散させることができ、発光装置の輝度ムラを小さくできる。
そして、前記課題を解決するために本発明に係る発光装置は、同一系統の色を発光する複数の発光素子が行方向および列方向に配置され、かつ、前記行方向に配置された前記複数の発光素子が当該行方向に直列接続され、前記複数の発光素子が直列接続された各行が並列接続された発光装置であって、前記複数の発光素子が、第1発光素子と、前記第1発光素子よりも小さい出力を有する第2発光素子と、前記第2発光素子よりも小さい出力を有する第3発光素子と、からなり、前記第1発光素子、前記第2発光素子および前記第3発光素子が、前記各行方向に所定の順序で配置されている構成とする。
このような構成によれば、発光装置は、出力の異なる3種類の発光素子を直列接続および並列接続で用いて、輝度ムラを小さくできる。また、後記するように、発光素子のVのばらつきが発生した場合でも複数の発光装置間における輝度分布の差を抑制できるため、発光装置を構成する発光素子を特定のVのみに限定することなしに、発光装置間における輝度分布の差を抑制できる。
また、本発明に係る発光装置は、少なくとも1つの前記行は、前記発光素子の順方向電圧の平均値が他の行と異なることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置は、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、発光素子が直列接続された行方向に出力の異なる3種類の発光素子が所定の順序で配置されているため、行方向の光出力が一様に高または低とはならず、行方向の光出力を分散させることができる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれたとしても、出力の異なる発光素子が全体に分散され易く、特定の行に明暗が集中し難いため、全体として輝度ムラを小さくできる。
また、本発明に係る発光装置は、前記第1発光素子、前記第2発光素子および前記第3発光素子が、前記列方向に連続して配置されている構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置の製造工程における発光素子配置工程において、発光素子を基板上に精度良く配置することが容易となる。
また、本発明に係る発光装置は、前記第1発光素子、前記第2発光素子および前記第3発光素子が、前記列方向に所定の順序で配置されている構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置は、発光素子が直列接続された行方向のみならず、列方向においても出力の異なる発光素子が所定の順序で配置されているため、行方向および列方向の光出力が一様に高または低とはならず、行方向および列方向の光出力を分散させることができ、発光装置の輝度ムラを小さくできる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、行方向および列方向の光出力が一様に高または低とはならず、行方向および列方向の光出力を分散させることができる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれたとしても、特定の行および列に明暗が集中することがないため、全体として輝度ムラを小さくできる。
また、本発明に係る発光装置は、前記各行方向に所定の順序で配置される前記第1発光素子の数と前記第2発光素子の数と前記第3発光素子の数が、同数である構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置は、出力の異なる3種類の発光素子が少なくとも行方向に同数でバランスよく配置されているため、出力の異なる発光素子をより均一に分散させることができ、発光装置全体の輝度ムラを小さくできる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、出力の異なる発光素子をより均一に分散させることができ、発光装置全体の輝度ムラを小さくできる。
また、本発明に係る発光装置は、前記複数の発光素子が配置された基板と、前記基板上に形成され、前記複数の発光素子に電圧を印加する正極および負極と、前記複数の発光素子の周囲を囲うように前記基板上に形成された光反射樹脂と、を備える構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、光反射樹脂によって、複数の発光素子から出射された光が反射するため、発光装置の光の取り出し効率を向上させることができる。
そして、前記課題を解決するために本発明に係る発光装置は、同一系統の色を発光し、複数の行方向および列方向に配置される複数の発光素子と、前記複数の発光素子が配置された基板と、前記基板上に形成され、前記複数の発光素子と電気的に接続された正極の配線部および負極の配線部と、前記正極の配線部および前記負極の配線部を介して前記複数の発光素子に電圧を印加する正極および負極と、を備え、前記複数の発光素子は、同数個ずつ直列接続されるとともに、各直列接続の端部となる発光素子が列方向に配置されて前記正極の配線部および前記負極の配線部とそれぞれ電気的に接続されることで並列接続されており、前記複数の発光素子は、第1発光素子と、前記第1発光素子よりも小さい出力を有する第2発光素子と、からなり、前記第1発光素子および前記第2発光素子は、前記各行方向に交互に配置されている構成とする。
このような構成によれば、発光装置は、出力の異なる2種類の発光素子を直列接続および並列接続で用いて、輝度ムラを小さくできる。また、後記するように、発光素子のVのばらつきが発生した場合でも複数の発光装置間における輝度分布の差を抑制できるため、発光装置を構成する発光素子を特定のVのみに限定することなしに、発光装置間における輝度分布の差を抑制できる。
また、本発明に係る発光装置は、前記第1発光素子および前記第2発光素子が、前記列方向に連続して配置されている構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置の製造工程における発光素子配置工程において、複数の発光素子を基板上に精度良く配置することが容易となる。
また、本発明に係る発光装置は、前記第1発光素子および前記第2発光素子が、前記列方向に交互に配置されている構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置は、行方向および列方向の光出力を分散させることができ、輝度ムラを小さくできる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、発光素子が直列接続された行方向のみならず、列方向においても出力の異なる発光素子が交互に配置されているため、行方向および列方向の光出力を分散させることができる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれたとしても、特定の行および列に明暗が集中することがないため、全体として輝度ムラを小さくできる。
また、本発明に係る発光装置は、前記各行方向に交互に配置される前記第1発光素子の数と前記第2発光素子の数が、同数であることが好ましい。
このような構成によれば、発光装置は、出力の異なる2種類の発光素子が少なくとも行方向に同数でバランスよく配置されているため、出力の異なる発光素子をより均一に分散させることができ、発光装置の輝度ムラを小さくできる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、出力の異なる発光素子をより均一に分散させることができ、発光装置の輝度ムラを小さくできる。
そして、前記課題を解決するために本発明に係る発光装置の製造方法は、同一系統の色を発光する複数の発光素子が複数の行方向および列方向に配置され、かつ、前記行方向に配置された前記複数の発光素子が当該行方向に直列接続され、前記複数の発光素子が直列接続された各行が並列接続された発光装置の製造方法であって、同一系統の色を発光する複数の発光素子を、第1群と、前記第1群よりも小さい出力を有する第2群と、に分類する発光素子分類工程と、正極および負極が形成された基板上に、前記第1群から選択された第1発光素子と、前記第2群から選択された第2発光素子と、を複数の前記行方向および前記列方向に、かつ、前記第1発光素子と前記第2発光素子とが前記各行方向に交互に位置するように配置し、前記行方向に配置された発光素子を直列接続し、前記各行を並列接続し、前記発光素子と前記正極および前記負極とを電気的に接続する発光素子配置工程と、を行うこととする。
このような構成によれば、発光装置の製造方法は、出力の異なる2種類の発光素子を直列接続および並列接続で用いて、輝度ムラが抑制された発光装置を製造することができる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、発光素子が直列接続された行方向に出力の異なる2種類の発光素子が所定の順序で配置されているため、行方向の光出力が一様に高または低とはならず、行方向の光出力を分散させることができる発光装置を製造することができる。また、複数の発光素子の中にVの異なる発光素子が含まれたとしても、特定の行に明暗が集中することがないため、全体として輝度ムラを小さくできる発光装置を製造することができる。
また、本発明に係る発光装置の製造方法は、前記発光素子配置工程が、前記第1発光素子を前記列方向に複数配置する第1段階と、前記第1段階によって配置された前記複数の第1発光素子と隣り合う位置に、前記第2発光素子を前記列方向に複数配置する第2段階と、を行うこととする。
このような構成によれば、発光装置の製造方法は、出力の異なる第1発光素子および第2発光素子を基板上に精度良く容易に配置することができる。
本発明に係る発光装置によれば、出力の異なる発光素子を直列接続および並列接続で用いて、発光装置の輝度ムラを小さくでき、また、発光装置間の輝度分布の差を抑制することができる。また、本発明に係る発光装置の製造方法によれば、前記したような輝度ムラや発光装置間の輝度分布の差を抑制することができる発光装置を容易に製造することができる。
本発明の第1実施形態に係る発光装置の全体構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る発光装置の全体構成を示す正面図である。 行方向に直列接続された複数の発光素子において、6行目の全てに低V素子が含まれる場合における電流および熱分布の変化を説明するための概略図であって、(a)は、複数の発光素子の配置を示す概略図、(b)は、複数の発光素子の分流シミュレーション結果を示す概略図、(c)は、複数の発光素子の熱分布を示す概略図、である。 行方向に直列接続された複数の発光素子において、2行目〜6行目に低V素子が含まれる場合における電流および熱分布の変化を説明するための概略図であって、(a)は、複数の発光素子の配置を示す概略図、(b)は、複数の発光素子の分流シミュレーション結果を示す概略図、(c)は、複数の発光素子の熱分布を示す概略図、である。 本発明の第1実施形態に係る発光装置における複数の発光素子の配置を示す概略図であり、(a)は、8行×6列の場合の配置図、(b)は、6行×6列の場合の配置図、である。 光出力の異なる2種類の発光素子が基板の列方向に交互に配置された発光装置において、複数の発光素子の中に低V素子が含まれる場合における第1発光素子および第2発光素子の配置と光出力との関係を説明するための概略図であって、(a)は、全ての素子のVが同じである場合における第1発光素子および第2発光素子の光出力を示す概略図、(b)は、低V素子または高V素子が2つの行に含まれる場合における第1発光素子および第2発光素子の光出力を示す概略図、(c)は、低V素子または高V素子が全ての行に含まれる場合における第1発光素子および第2発光素子の光出力を示す概略図、である。 光出力の異なる2種類の発光素子が基板の行方向に交互に配置された発光装置において、複数の発光素子の中に低V素子が含まれる場合における第1発光素子および第2発光素子の配置と光出力との関係を説明するための概略図であって、(a)は、全ての素子のVが同じである場合における第1発光素子および第2発光素子の光出力を示す概略図、(b)は、低V素子または高V素子が2つの行に含まれる場合における第1発光素子および第2発光素子の光出力を示す概略図、(c)は、低V素子または高V素子が全ての行に含まれる場合における第1発光素子および第2発光素子の光出力を示す概略図、である。 本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法における発光素子配置工程を説明するための概略図であって、(a)は、第1段階を示す図、(b)は、第2段階を示す図、である。 本発明の第2実施形態に係る発光装置の発光素子の配置を示す概略図であり、(a)は、8行×6列の場合の配置図、(b)は、6行×6列の場合の配置図、である。 本発明の第3実施形態に係る発光装置の発光素子の配置を示す概略図であり、(a)は、8行×6列の場合の配置図、(b)は、6行×6列の場合の配置図、である。 本発明の第4実施形態に係る発光装置の発光素子の配置を示す概略図であり、(a)は、8行×6列の場合の配置図、(b)は、6行×6列の場合の配置図、である。 本発明の第5実施形態に係る発光装置の発光素子の配置を示す概略図であって、8行×6列の場合の配置図である。
以下、本発明の実施形態に係る発光装置について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面が示す部材のサイズや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については、原則として同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る発光装置100について、図1〜図7を参照しながら詳細に説明する。以下の説明では、まず発光装置100の全体構成について説明した後に、各構成について説明する。なお、説明の便宜上、図2における光反射樹脂6は、輪郭線のみを示している。また、説明の便宜上、図2における発光素子2のp電極2aおよびn電極2bは、各発光素子2の向きを示すために実装領域1a上の4箇所だけ図示し、実装領域1a上のその他の箇所では図示を省略している。また、説明の便宜上、図5〜図7において、第1発光素子21および第2発光素子22を行方向に直列接続するワイヤWは図示を省略している。
<全体構成>
発光装置100は、例えば、LED電球、スポットライト等の照明器具等に利用できる装置である。発光装置100は、図1および図2に示すように、基板1と、基板1の実装領域1aに複数配置された発光素子2と、基板1上に形成された正極3および負極4と、正極3に配置された保護素子5と、発光素子2や保護素子5等の電子部品と、正極3や負極4等を接続するワイヤWと、基板1上に形成された光反射樹脂6と、光反射樹脂6内に充填された封止部材7と、を主な構成として備えている。
<基板>
基板1は、発光素子2や保護素子5等の電子部品を配置するためのものである。基板1は、図1および図2に示すように、矩形平板状に形成されている。また、基板1上には、図2に示すように複数の発光素子2を配置するための実装領域1aが区画されている。なお、基板1のサイズや形状は特に限定されず、発光素子2の数や配列間隔等、目的および用途に応じて適宜選択することができる。
<実装領域>
実装領域1aは、複数の発光素子2を配置するための領域である。実装領域1aは、図2に示すように、基板1の中央の領域に区画されている。実装領域1aの周囲には、図2を平面視した場合において、実装領域1aの左側の辺に沿って配線部3bの一部および配線部4bの一部が形成され、実装領域1aの下側の辺に沿って配線部4bの一部が形成され、実装領域1aの右側の辺に沿って中継配線部8が形成されている。なお、ここでの実装領域1aの周囲とは、図2に示すように、実装領域1aの周縁と所定の間隔を置いた周囲のことを意味している。
実装領域1aは、複数の発光素子2を配置するために基板1上に区画した領域、すなわち基板1と同じ材料で構成された領域としてもよいが、例えば、実装領域1a上に光を反射する金属膜を形成し、当該金属膜を介して複数の発光素子2を配置することが好ましい(図示省略)。このように実装領域1a上に金属膜を形成してその上に複数の発光素子2を配置することで、基板1の実装領域1a側に向う光も金属膜によって反射することができる。従って、出射光のロスを軽減することができ、発光装置100の光の取り出し効率を向上させることができる。金属膜の材料としては、例えば、Ag(銀)またはAu(金)を用いることが好ましく、特にAgを用いることが好ましい。Auは光を吸収しやすい特性を備えているが、例えばAuめっきの表面にTiO膜をさらに形成することで、光反射率を高めることができる。また、AgはAuよりも光反射率が高いため、Au単独でめっきを行うよりも、発光装置100の光の取り出し効率を向上させることができる。なお、実装領域1a上に形成する金属膜の厚さは特に限定されず、目的および用途に応じて適宜選択することができる。
<発光素子>
発光素子2は、電圧を印加することで自発光する半導体素子である。発光素子2は、図2に示すように、基板1の実装領域1aに複数配置され、当該複数の発光素子2が一体となって発光装置100の発光部20を構成している。なお、図示された発光部20は単に発光素子2を載置させる領域を示すものである。
発光素子2のそれぞれは、図2に示すように、平面視において矩形状に形成されている。また、発光素子2は、図2に示すように、その上面の一側にp電極2aが設けられ、発光素子2の他側にn電極2bが設けられたフェースアップ(FU)素子である。また、基板1の実装領域1a上に配置される複数の発光素子2は、所定の出力を有する第1発光素子21と、第1発光素子21よりも小さい出力を有する第2発光素子22と、から構成されている(図5参照)。発光装置100の輝度ムラを低減するためには、第1発光素子21と第2発光素子22は、その構造や形状が実質的に同一であることが好ましく、具体的には、同一の材料を用いて同一の製造工程で製造された発光素子であることが好ましい。
発光素子2としては、具体的には同一系統の色を発光する発光ダイオードを用いるのが好ましく、用途に応じて任意の波長のものを選択することができる。例えば、青色(波長430nm〜490nmの光)、緑色(波長490nm〜570nmの光)の発光素子2としては、窒化物系半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)を用いることができる。同一系統の色を発光する複数の発光素子としては、その波長の差が20nm以内のものが好ましく、さらに好ましくは、15nm以下、10nm以下とする。例えば、450nm〜465nmの範囲の発光素子を用いることができ、さらに好ましくは、450nm〜457.5nmの範囲や、457.5nm〜460nmの範囲の発光素子を用いる。
発光素子2の成分組成や発光色、サイズ等は上記に限定されず、目的に応じて適宜選択することができる。また、発光素子2として、フリップチップ実装されるフェースダウン構造の発光素子や、対向電極構造の発光素子を用いることもできる。
なお、第1発光素子21と第2発光素子22は、発光装置100に実装される複数の発光素子2の出力の平均値を基準として、高出力の第1発光素子21と低出力の第2発光素子22とに分類されていることが好ましい。具体的には、後記するように、発光素子2の出力の平均値を「1」としたときに、第1発光素子21としては、その出力が「1〜1.2」の範囲のものを用いることが好ましく、第2発光素子22としては、その出力が「0.8〜1」の範囲のものを用いることが好ましい。
また、行方向において隣り合う第1発光素子21と第2発光素子22との出力の差は、第1発光素子21の出力と第2発光素子22の出力との平均値を「1」としたときに「0.02以上」であることが好ましく、「0.05以上」であることがさらに好ましく、「0.1以上」であることが最も好ましい。また、発光装置100全体の発光の均一化のためには、行方向において隣り合う第1発光素子21と第2発光素子22との出力の差は「0.4以下」であることが好ましく、「0.3以下」であることがさらに好ましく、「0.2以下」であることが最も好ましい。また特に、「0.02〜0.3」の範囲のものを用いることが好ましい。なお、このような出力の測定や分類は発光素子2の実装前に行われることが好ましく、直列接続および並列接続をしていない状態で各発光素子2に一定の電流を流すことによって測定することができる。
<発光素子の配置>
発光素子2は、図2に示すように、実装領域1a上において、行方向(横方向)および列方向(縦方向)にそれぞれ等間隔で配列されており、ここでは、8行×6列(縦8個×横6個)の合計48個配置されているものを例にとって説明する。また、発光素子2は、図2に示すように、実装領域1aに対して行方向に隣り合う発光素子2同士が導電性のワイヤWによって電気的に接続され、直列接続されている。なお、ここでの直列接続とは、図2に示すように、隣り合う発光素子2におけるp電極2aとn電極2bとがワイヤWによって電気的に接続された状態を意味している。
発光素子2は、図2に示すように、正極3の配線部3bと中継配線部8との間においては、複数の発光素子2のp電極2aが実装領域1aの一方向である左側を向くように、あるいは、複数の発光素子2のn電極2bが実装領域1aの他方向である右側を向くように配列されている。また、発光素子2は、図2に示すように、負極4の配線部4bと中継配線部8との間においては、複数の発光素子2のp電極2aが実装領域1aの他方向である右側を向くように、かつ、複数の発光素子2のn電極2bが実装領域1aの一方向である左側を向くように、配列されている。すなわち、発光素子2は、図2を平面視した場合において、中継配線部8を境に向きが反転するように配置されている。
実施形態に係る発光装置100においては、このように実装領域1aの周囲に沿って中継配線部8を形成し、かつ、当該中継配線部8を境に向きが反転するように発光素子2を配置することで、発光素子2同士を接続する配線が複雑になることなく、実装領域1aの限られた面積内において、直列接続される発光素子2の数を増加させることができる。さらには、実装領域1aの限られた面積内において、複数の発光素子2を密に配置することができ、一定の輝度に対して消費電力が向上した発光装置100を、または一定の消費電力に対して発光効率が向上した発光装置100を得ることができる。
なお、実施形態に係る発光装置100においては、図2に示すように、正極3と負極4との間において、上段部と下段部でそれぞれ、発光素子2が6個直列接続されるとともに、当該直列接続が4行分形成され、さらに、当該上段部と下段部が、後記する中継配線部8によって直列接続されている。
実施形態に係る発光装置100は、図2に示すように、発光素子2が行方向および列方向に配置され、かつ、行方向に配置された複数の発光素子2が直列接続されている。このように、複数の発光素子2が図2に示すように配置されている場合、当該複数の発光素子2の中に、他の発光素子よりもVの低い発光素子2(以下、低V素子という)や、Vの高い発光素子2(以下、高V素子という)が含まれると、発光素子2に流れる電流が行単位で変化する。
以下、行方向に直列接続された複数の発光素子の中に低V素子が含まれる場合における電流の変化について、図3(第1のパターン)および図4(第2のパターン)を参照しながら説明する。なお、図3および図4では、説明の便宜上、基板1’上に発光素子2’を6行×5列の計30個配置したものを図示しており、発光素子2’は各行において直列接続され、1行目〜6行目が並列接続されている。また、図3および図4では、通常の発光素子2’のVを3.45Vとし、低V素子のVを3.3Vとしている。また、図3(b)および図4(b)における数値は電流[mA]を示し、図3(c)および図4(c)における数値は発光素子の温度を相対的に示している。
第1のパターンは、図3(a)に示すように、6行目の全てが低V素子である場合である。この場合、それぞれの発光素子2’に120mAの電流を流すために、並列接続された1行目〜6行目全体に720mAの電流を流すと、図3(b)に示すように、1行目〜5行目に配置された発光素子2’には114mAの電流が流れ、6行目に配置された発光素子2’には149mAの電流が流れる。すなわち、複数の発光素子2’の中に低V素子が含まれると、当該低V素子が含まれる行全体に流れる電流が増加するとともに、当該低V素子が含まれない行全体に流れる電流が減少し、図3(b)に示すように、電流に偏りが生じることになる。なお、これとは逆に、複数の発光素子2’の中に高V素子が含まれると、当該高V素子が含まれる行全体に流れる電流が減少するとともに、当該高V素子が含まれない行全体に流れる電流が増加し、図3(b)と同様に、電流に偏りが生じることになる。
そして、このような電流の偏りが発生すると、電流が多く流れる6行目の光出力が増加するとともに、電流が少なく流れる1行目〜5行目の光出力が低下するため、発光装置に輝度ムラが生じる。また、図3(b)は分流シミュレーションの結果であるが、発光装置を作製し、熱分布を確認すると、図3(c)の枠で示すように、6行目の温度が1行目の温度より全体的に上昇していることが確認できる。電流に偏りがない場合は、発光素子2’の集中する中央付近が最も高温であり、中央から遠ざかるにつれて温度が下降する分布となるが、このように熱分布に偏りが確認できるため、実際に図3(b)に示すような電流の偏りが発生していると考えられる。
次に、第2のパターンは、図4(a)に示すように、低V素子が2行目〜6行目に含まれる場合である。これは、低V素子がランダムに含まれる場合を想定している。この場合、第1のパターンと同様に、それぞれの発光素子2’に120mAの電流を流すために、並列接続された1行目〜6行目全体に720mAの電流を流すと、図4(b)に示すように、1行目に配置された発光素子2’には115mAの電流が流れ、2行目〜6行目に配置された発光素子2’には121mAの電流が流れる。この場合も、低V素子が含まれる行全体に流れる電流が増加するとともに、低V素子が含まれない行全体に流れる電流が減少することで電流に偏りが生じるが、図4(b)に示すように、低V素子を含む行が多いため、前記した第1のパターンと比較すると電流の偏りは緩やかである。また、図4(b)は分流シミュレーションの結果であるが、発光装置を作製し、熱分布を確認すると、図4(c)に示すように、2行目〜6行目全体に緩やかな温度上昇が確認できる。このため、実際に図4(b)に示すような電流の偏りが発生していると考えられる。
このように、直列接続した行を複数配置し、これらの行を並列接続した場合には、複数の発光素子2の中に低V素子または高V素子が含まれると、行ごとに電流の偏りが生じる。ここで、発光素子2のVは、出力と同様に予め測定することが可能であるため、発光素子2のVを予めランク付けして分類し、出力に加えてVを考慮しながら特定のランクのみを使用して基板1上に発光素子2を配置することもできる。しかし、出力に加えてVのランク付けも行い、特定のランク以外を排除すると、発光素子2の歩留まりが著しく低下する。従って、Vのランク付けを必要とせずに、Vの異なる発光素子2に起因する電流の偏りの影響が最小限となる方法が必要となる。
そこで、実施形態に係る発光装置100は、前記したように複数の発光素子2を所定の出力を有する第1発光素子21と、第1発光素子21よりも小さい出力を有する第2発光素子22と、で構成し、かつ、図5(a)に示すように、第1発光素子21および第2発光素子22を行方向に交互に配置している。すなわち、第1発光素子21および第2発光素子22は、図5(a)に示すように、1行1列目(左上端)から行方向に低出力の第2発光素子22、高出力の第1発光素子21、の順に交互に配置され、発光素子2の出力が行方向に交互に変化するように配置されている。
以下、複数の発光素子2の中に低V素子が含まれる場合において、第1発光素子21および第2発光素子22の配置と光出力との関係について、図6(第1のパターン)および図7(第2のパターン)を参照しながら説明する。なお、図6および図7では、説明の便宜上、基板1上に発光素子2(第1発光素子21および第2発光素子22)を4行×4列の計16個配置したものを図示している。発光素子2は、行方向において直列接続され、これらの列が並列接続されている。また、図6および図7における第1発光素子21および第2発光素子22内の数値は、光出力を示している。
第1のパターンは、図6(a)に示すように、高出力の第1発光素子21および低出力の第2発光素子22を列方向に交互に配置した場合である。この場合、例えば図6(b)に示すように、2行目に低V素子が混入するとともに、3行目に高V素子が混入すると、2行目の素子全体に流れる電流が増加するとともに、3行目の素子全体に流れる電流が低下する。すると、図6(b)に示すように、1行目から4行目までの光出力の平均値のばらつきが大きくなり、輝度ムラが大きくなる。
また、例えば図6(c)に示すように、1行目と3行目に低V素子が混入するとともに、2行目と4行目に高V素子が混入すると、1行目と3行目の素子全体に流れる電流が増加するとともに、2行目と4行目の素子全体に流れる電流が低下する。この場合、輝度ムラは低減されるものの、このような状態に偶然なることは極めてまれである。なお、意図的に図6(c)に示すような状態とするには、前記したように、発光素子2のVを予めランク付けして分類し、特定ランクのみを使用する必要があるため、歩留まりが大幅に低下してしまう。
従って、これらを総合的に勘案すると、高出力の第1発光素子21および低出力の第2発光素子22を列方向に交互に配置した場合、行方向の光出力が一様に変化するため、発光装置間の輝度分布の差が拡大される。このように、低V素子または高V素子が含まれることによる光出力の影響が相対的に大きいということが分かる。
次に、第2のパターンは、図7(a)に示すように、高出力の第1発光素子21および低出力の第2発光素子22を行方向に交互に配置した場合である。この場合、例えば図7(b)に示すように、2行目に低V素子が混入するとともに、3行目に高V素子が混入すると、2行目の素子全体に流れる電流が増加するとともに、3行目の素子全体に流れる電流が低下する。しかし、高出力の第1発光素子21および低出力の第2発光素子22を行方向に交互に配置しているため、輝度が一部に集中せず分散され、輝度ムラを小さくできる。また、図7(b)に示すように、1行目から4行目までの光出力の平均値のばらつきが小さく、発光装置間における輝度分布の差はあまり拡大しないと考えられる。
また、例えば図7(c)に示すように、1行目と2行目に低V素子が混入するとともに、3行目と4行目に高V素子が混入すると、1行目と2行目の素子全体に流れる電流が増加するとともに、3行目と4行目の素子全体に流れる電流が低下する。しかし、図7(c)に示すように、輝度が一部に集中せず分散されており、また、1行目から4行目までの光出力の平均値のばらつきが小さいため、この場合も発光装置間における輝度分布の差はあまり拡大しないと考えられる。
従って、これらを総合的に勘案すると、高出力の第1発光素子21および低出力の第2発光素子22を行方向に交互に配置した場合、これらを列方向に交互に配置した場合よりも、低V素子または高V素子が含まれることによる光出力の影響が相対的に小さいことが分かる。
以上のような理由から、実施形態に係る発光装置100は、第1発光素子21および第2発光素子22を図5(a)に示すような配置としている。なお、発光装置100は、少なくとも1つの行において、発光素子2の順方向電圧の平均値が他の行と異なることが好ましい。
これにより、実施形態に係る発光装置100は、直列接続と並列接続を用いて、輝度ムラを小さくできる。また、複数の発光素子2の中にVの異なる発光素子2が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子2が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、発光素子2が直列接続された行方向に出力の異なる2種類の発光素子2が交互に配置されているため、行方向の光出力が一様に高または低とはならず、行方向の光出力を分散させることができる。また、複数の発光素子2の中にVの異なる発光素子2が含まれたとしても、出力の異なる発光素子が全体に分散され易く、特定の行に明暗が集中し難いため、全体として輝度ムラを発生しにくくできる。また、複数の発光装置100間における輝度分布の差を抑制できる。
また、実施形態に係る発光装置100は、図5(a)に示すように、第1発光素子21および第2発光素子22が行方向に交互に配列されるとともに、第1発光素子21および第2発光素子22が列方向に連続して配置されることが好ましい。すなわち、発光装置100は、図5(a)に示すように、列方向に同じ出力の発光素子2を配置することが好ましい。
これにより、実施形態に係る発光装置100は、後記する発光装置の製造工程における発光素子配置工程において、発光素子2を精度良く配置できる。
また、実施形態に係る発光装置100は、図5に示すように、各行方向に交互に配置される第1発光素子21の数と第2発光素子22の数も同数とすることが好ましい。
これにより、実施形態に係る発光装置100は、複数の発光素子2の中にVの異なる発光素子2が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子2が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、出力の異なる2種類の発光素子2が少なくとも行方向に同数でバランスよく配置されているため、出力の異なる発光素子2をより均一に分散させることができ、発光装置100の輝度ムラを小さくできる。
<正極および負極>
正極3および負極4は、基板1上の複数の発光素子2や保護素子5等の電子部品と、図示しない外部電源とを電気的に接続し、これらの電子部品に対して外部電源からの電圧を印加するためのものである。すなわち、正極3および負極4は、外部から通電させるための電極、またはその一部としての役割を担うものである。
正極3および負極4は、図2に示すように、基板1上の金属部材で構成されている。正極3および負極4は、図2に示すように略矩形状のパッド部(給電部)3a,4aと、線状の配線部3b,4bと、を有しており、パッド部3a,4aに印加された電圧が配線部3b,4bを介して複数の発光素子2からなる発光部20へと印加されるように構成されている。なお、負極4の配線部4bには、図2に示すように、カソードであることを示すカソードマークCMが形成されている。
パッド部3a,4aは、外部電源からの電圧が印加されるためのものである。パッド部3a,4aは、図2に示すように、基板1上の角部における対角線の位置に、一対で形成されている。そして、パッド部3a,4aは、図示しない外部電源と電気的に接続されている。
配線部3b,4bは、外部電源からパッド部3a,4aに印加された電圧を、実装領域1a上の発光素子2へと伝達するためのものである。配線部3b,4bは、図2に示すように、パッド部3a,4aから延出するように形成されるとともに、実装領域1aの周囲に略L字状で形成されている。
正極3および負極4を構成する金属部材の素材は、Auを用いることが好ましい。これは、後記するように、ワイヤWの材料として熱伝導性が向上したAuを用いた場合に、同素材であるワイヤWを強固に接合することができるためである。
<光反射樹脂>
光反射樹脂6は、発光素子2から出射された光を反射させるためのものである。光反射樹脂6は、図2に示すように、配線部3b,4bの一部、中継配線部8、保護素子5およびこれらに接続されるワイヤWを覆うように形成される。これにより、配線部3b,4b、中継配線部8およびワイヤWを、前記あるいは後記したように光を吸収しやすいAuで形成した場合であっても、発光素子2から出射された光が配線部3b,4b、中継配線部8およびワイヤWには到達せずに光反射樹脂6によって反射される。なお、光反射樹脂6は省略してもよい。例えば、基板1として凹部が形成された基板を使用し、凹部の底面に発光素子2を配置し、凹部の内壁面を光反射面として利用することができる。
また、光反射樹脂6は、図1および図2に示すように、基板1上において複数の発光素子2の周囲を囲うように、すなわち発光部20が形成された実装領域1aを囲うように四角枠状に形成される。これにより、基板1の実装領域1aの周囲に向う光も光反射樹脂6によって反射することができる。
光反射樹脂6の材料としては、絶縁材料を用いることが好ましい。また、ある程度の強度を確保するために、例えば熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等を用いることができる。より具体的には、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、BTレジンや、PPAやシリコン樹脂などが挙げられる。なお、光反射樹脂6のサイズは特に限定されず、目的および用途に応じて適宜選択することができる。
<封止部材>
封止部材7は、基板1に配置された発光素子2、保護素子5およびワイヤW等を、塵芥、水分、外力等から保護するための部材である。封止部材7は、図1および図2に示すように、基板1上において、光反射樹脂6で囲った実装領域1a内に樹脂を充填することで形成される。封止部材7の材料としては、発光素子2からの光を透過可能な透光性を有するものが好ましい。具体的な材料としては、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂等を挙げることができる。
<中継配線部>
中継配線部8は、正極3と負極4の間における配線を中継するためのものである。中継配線部8は、図2に示すように、基板1上の金属部材で構成されている。中継配線部8は、図2に示すように、実装領域1aの周囲において、当該実装領域1aの一辺、すなわち右側の辺に沿って直線状に形成されている。
中継配線部8を構成する金属部材の素材は、正極3および負極4と同様に、Auを用いることが好ましい。
以上のような構成を備える発光装置100によれば、複数の発光素子2を行方向および列方向に配置した場合において、複数の発光素子2の中にVの異なる発光素子2が含まれる場合であっても、種々の出力の発光素子2を行方向および列方向に分散させることができるため、輝度の偏りを軽減することができ、かつ、発光装置100の輝度ムラおよび発光装置100間の輝度分布の差を抑制することができる。
また、発光装置100によれば、当該発光装置100の輝度ムラおよび発光装置100間の輝度分布の差を抑制することができるため、Vによる発光素子2の選別、すなわち発光素子2のVを予めランク付けして分類し、特定ランク以外を排除する必要がない。従って、発光素子2の歩留まりを向上させることができ、コストの増大を抑えることができる。
また、発光素子2の出力の平均値は製造ロットごとに異なる傾向があるため、出力を基準として発光素子2を複数のランクに分類すると、製造ロットごとに偏って分類され易い。さらに発光素子2のVの平均値も製造ロットごとに異なる傾向があるため、例えば第1発光素子21および第2発光素子22を図6(a)に示すように配置すると、低出力の第2発光素子22の行には高V素子が集中し、高出力の第1発光素子21の行には低V素子が集中する場合がある。一方、発光装置100によれば、図7(a)に示すように、製造ロット、すなわちVの異なる発光素子2を行内に混在させて配置することで、各行の平均V値に差が生じ難い配置とでき、特定の行への電流の偏りを緩和させることができる。
[発光装置の製造方法]
次に、本発明の第1の実施形態に係る発光装置100の製造方法について、簡単に説明する。発光装置100の製造方法は、基板作製工程と、めっき工程と、発光素子配置工程と、保護素子接合工程と、ワイヤボンディング工程と、光反射樹脂形成工程と、封止部材充填工程と、を含む。
<基板作製工程>
基板作製工程は、めっき用配線が形成された基板1を作製する工程である。基板作製工程では、基板1上の実装領域1aや、正極3および負極4となる部位を所定の形状にパターニングすることで形成する。また、基板作製工程では、めっきによって基板1上の実装領域1aに金属膜を形成するためのめっき用配線を形成する。
<めっき工程>
めっき工程は、前記めっき配線が形成された基板1上に、少なくとも正極3および負極4を構成する金属部材を形成する工程であり、好ましくは無電解めっきにより正極3および負極4を構成する金属部材を形成するとともに、基板1上の実装領域1a上に、電解めっきにより金属膜を形成する工程である。また、中継配線部8を設ける場合、正極3および負極4と同様の工程で金属部材が形成される。
<発光素子分類工程>
発光素子分類工程は、同一系統の色を発光する複数の発光素子2を、各発光素子2の明るさによって複数のランクに分類する工程である。第1実施形態では、第1群と、前記第1群よりも小さい出力を有する第2群と、に分類する。この場合、各発光素子2に一定の電流を流して出力を測定し、その平均値付近を境界として高出力の第1群と低出力の第2群に分類することができる。例えば、発光波長が450nm〜452.4nmの範囲であり、出力が、その平均値を1としたときに約0.8〜1.2の範囲に分布している複数の発光素子2を、出力の平均値である1を境界として高出力の第1群と低出力の第2群に分類する。なお、各群は発光素子2に一定の電流を流した際の明るさを基準に分類されればよく、出力のほか、光度や放射強度を測定し、これによって分類することもできる。また、発光素子2の光度等の光の明るさに波長等を考慮した変換式を掛け合わせた数値によって分類することもできる。
また、分類する群は3以上でもよい。例えば、高出力の第1群、中出力の第3群、低出力の第2群の合計3群に分類し、後述する発光素子配置工程において、第1群から選択された第1発光素子21と第2群から選択された第2発光素子22を用いることもできる。好ましくは、所望の出力を中心として対象となる一対の群を設定し、当該一対の群からそれぞれ発光素子2を選択し、後述するように基板上に配置し、直列接続する。なお、発光素子分類工程は基板作製工程やめっき工程の前に行うこともできる。
<発光素子配置工程>
発光素子配置工程は、基板1(金属膜)上に発光素子2を配置する工程である。発光素子配置工程は、実装領域1a上の金属膜に、接合部材を介して、発光素子2を載置し、発光素子2を実装領域1a上の金属膜上に接合することで、基板1上に発光素子2を配置する。発光素子配置工程では、具体的には、基板1上に、第1群から選択された第1発光素子21と第2群から選択された第2発光素子22とを行方向および列方向に、かつ、第1発光素子21と第2発光素子22とが各行方向に交互に位置するように配置する。
また、発光素子配置工程では、図8(a)に示すように、第1発光素子21を列方向に複数配置する第1段階と、図8(b)に示すように、当該第1段階によって配置された複数の第1発光素子21と隣り合う位置に、第2発光素子22を列方向に複数配置する第2段階と、を行うことが好ましい。これにより、出力の異なる第1発光素子21および第2発光素子22を基板1上に精度良く容易に配置することができる。
<保護素子接合工程>
保護素子接合工程は、前記正極3の配線部3b上に保護素子5を載置して接合する工程である。保護素子5を載置、接合する方法は、前記発光素子配置工程と同様であるので、ここでは説明を省略する。
<ワイヤボンディング工程>
ワイヤボンディング工程は、前記発光素子配置工程の後に、発光素子2同士をワイヤWによって接続するとともに、発光素子2と正極3、あるいは、発光素子2と負極4をワイヤWによって電気的に接続する工程である。ワイヤボンディング工程では、より具体的には、まず、行方向に配置された第1発光素子21のp電極2aまたはn電極2bと、第2発光素子22のn電極2bまたはp電極2aと、をワイヤWで電気的に接続することで、行方向に配置された発光素子2同士を直列接続する。そして、行方向に直列接続された各行の一方の端部となる第1発光素子21または第2発光素子22のp電極2aと、金属部材の正極3の配線部3bと、をワイヤWで電気的に接続するとともに、各行の他方の端部となる第1発光素子21または第2発光素子22のn電極2bと、金属部材の負極4の配線部4bと、をワイヤWで電気的に接続することで、各行を並列接続する。
保護素子5と負極4との電気的な接続もこの工程で行えばよい。すなわち、保護素子5のn電極と、負極4の配線部4bとをワイヤWで接続する。なお、ワイヤWの接続方法は、特に限定されるものではなく、通常用いられる方法で行えばよい。
<光反射樹脂形成工程>
光反射樹脂形成工程は、前記ワイヤボンディング工程の後に、前記実装領域1aの周縁に沿って、少なくとも配線部3b,4bの一部および中継配線部8を覆うように光反射樹脂6を形成する工程である。光反射樹脂6の形成は、例えば、固定された基板1の上側において、基板1に対して上下方向あるいは水平方向などに移動(可動)させることができる樹脂吐出装置を用いて行うことができる(特開2009−182307号公報参照)。
<封止部材充填工程>
封止部材充填工程は、前記光反射樹脂6の内側に、前記発光素子2および前記金属膜を被覆する透光性の封止部材7を充填する工程である。すなわち、発光素子2、保護素子5、実装領域1a上の金属膜およびワイヤW等を被覆する封止部材7を、基板1上に形成された光反射樹脂6からなる壁部の内部に樹脂を注入し、その後加熱や光照射等によって硬化する工程である。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る発光装置について、図9を参照しながら詳細に説明する。第2実施形態に係る発光装置は、図9に示すように、発光素子2(第1発光素子21、第2発光素子22)の配置以外は、前記した第1実施形態に係る発光装置100と同様の構成を備えている。従って、前記した発光装置100と重複する構成については、説明を省略する。
第2実施形態に係る発光装置は、図9(a)に示すように、第1発光素子21および第2発光素子22が行方向に交互に配列されるとともに、第1発光素子21および第2発光素子22が、列方向に交互に配置されている。すなわち、第1発光素子21および第2発光素子22は、図9(a)に示すように、1行1列目(左上端)から行方向に第2発光素子22、第1発光素子21、の順に交互に配置され、発光素子2の出力が行方向に交互に変化するように配置されているとともに、1行1列目(左上端)から列方向に第2発光素子22、第1発光素子21、の順に交互に配置され、発光素子2の出力が列方向に交互に変化するように配置されている。
これにより、実施形態に係る発光装置は、複数の発光素子2の中にVの異なる発光素子2が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子2が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、発光素子2が直列接続された行方向のみならず、列方向においても出力の異なる発光素子2が交互に配置されているため、行方向および列方向の光出力が一様に高または低とはならず、行方向および列方向の光出力を分散させることができる。また、複数の発光素子2の中にVの異なる発光素子2が含まれたとしても、特定の行および列に明暗が集中することがないため、全体として輝度ムラを小さくできる。
また、実施形態に係る発光装置は、図9(b)に示すように、行方向に配置される発光素子2の数と、列方向に配置される発光素子2の数と、を同数とし、かつ、各行方向に交互に配置される第1発光素子21の数と第2発光素子22の数も同数とすることが好ましい。
これにより、実施形態に係る発光装置は、複数の発光素子2の中にVの異なる発光素子2が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子2が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、出力の異なる2種類の発光素子2が行方向および列方向に同数でバランスよく配置されているため、出力の異なる発光素子2をより均一に分散させることができ、発光装置の輝度ムラを小さくできる。
なお、第2実施形態に係る発光装置の製造工程における発光素子配置工程では第1発光素子21を列方向に一つおきに配置する第1段階と、当該第1段階によって配置された複数の第1発光素子21と隣り合う位置に、第2発光素子22を列方向に一つおきに配置する第2段階と、を行うことで、第1発光素子21および第2発光素子22を基板1上に配置する。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る発光装置について、図10を参照しながら詳細に説明する。第3実施形態に係る発光装置は、図10に示すように、発光素子2A(第1発光素子23、第2発光素子24、第3発光素子25)の構成及び配置以外は、前記した第1実施形態に係る発光装置100と同様の構成を備えている。従って、前記した発光装置100と重複する構成については、説明を省略する。
第3実施形態に係る発光装置は、発光素子2Aが、所定の出力を有する第1発光素子23と、第1発光素子23よりも小さい出力を有する第2発光素子24と、第2発光素子24よりも小さい出力を有する第3発光素子25と、から構成されている。また、実施形態に係る発光装置は、図10(a)に示すように、第1発光素子23、第2発光素子24および第3発光素子25が、行方向に所定の順序で配置されている。すなわち、第1発光素子23、第2発光素子24および第3発光素子25は、図10(a)に示すように、1行1列目(左上端)から行方向に低出力の第3発光素子25、中出力の第2発光素子24、高出力の第1発光素子23、の順に配置され、発光素子2Aの出力が行方向に所定の順序で変化するように配置されている。
これにより、実施形態に係る発光装置は、複数の発光素子2Aの中にVの異なる発光素子2Aが含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子2Aが含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、発光素子2Aが直列接続された行方向に出力の異なる発光素子2Aが所定の順序で配置されているため、行方向の光出力が一様に高または低とはならず、行方向の光出力を分散させることができる。また、複数の発光素子2Aの中にVの異なる発光素子2Aが含まれたとしても、出力の異なる発光素子が全体に分散され易く、特定の行に明暗が集中し難いため、全体として輝度ムラを小さくできる。また、複数の発光装置間における輝度分布の差を抑制できる。
また、実施形態に係る発光装置は、図10(a)に示すように、第1発光素子23、第2発光素子24および第3発光素子25が行方向に所定の順序で配列されるとともに、第1発光素子23、第2発光素子24および第3発光素子25が列方向に連続して配置されることが好ましい。すなわち、発光装置は、図10(a)に示すように、列方向に同じ出力の発光素子2Aを配置することが好ましい。
これにより、実施形態に係る発光装置は、前記した発光装置の製造工程における発光素子配置工程において、発光素子2Aを基板1上に精度良く配置することが容易となる。
また、実施形態に係る発光装置100は、図10に示すように、各行方向に所定の順序で配置される第1発光素子23の数と第2発光素子24の数と第3発光素子25の数も同数とすることが好ましい。
これにより、実施形態に係る発光装置は、複数の発光素子2Aの中にVの異なる発光素子2Aが含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子2Aが含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、出力の異なる3種類の発光素子2Aが少なくとも行方向に同数でバランスよく配置されているため、出力の異なる発光素子2Aをより均一に分散させることができ、発光装置の輝度ムラを小さくできる。
[第4実施形態]
第4実施形態に係る発光装置について、図11を参照しながら詳細に説明する。第4実施形態に係る発光装置は、図11に示すように、発光素子2A(第1発光素子23、第2発光素子24、第3発光素子25)の配置以外は、前記した第3実施形態に係る発光装置と同様の構成を備えている。従って、前記した第3実施形態に係る発光装置と重複する構成については、説明を省略する。
第4実施形態に係る発光装置は、図11(a)に示すように、第1発光素子23、第2発光素子24および第3発光素子25が行方向に所定の順序で配列されるとともに、第1発光素子23、第2発光素子24および第3発光素子25が、列方向に所定の順所で配置されている。すなわち、第1発光素子23、第2発光素子24および第3発光素子25は、図11(a)に示すように、1行1列目(左上端)から行方向に第3発光素子25、第2発光素子24、第1発光素子23、の順に配置され、発光素子2Aの出力が行方向に所定の順序で変化するように配置されているとともに、1行1列目(左上端)から列方向に第3発光素子25、第1発光素子23、第2発光素子24、の順に配置され、発光素子2Aの出力が列方向に所定の順序で変化するように配置されている。
これにより、実施形態に係る発光装置は、複数の発光素子2Aの中にVの異なる発光素子2Aが含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子2Aが含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、発光素子2Aが直列接続された行方向のみならず、列方向においても出力の異なる3種類の発光素子2が所定の順序で配置されているため、行方向および列方向に配置された発光素子2Aの光出力が一様に高または低とはならず、行方向および列方向の光出力を分散させることができる。また、複数の発光素子2Aの中にVの異なる発光素子2Aが含まれたとしても、特定の行および列に明暗が集中することがないため、全体として輝度ムラを小さくできる。
また、実施形態に係る発光装置は、図11(b)に示すように、行方向に配置される発光素子2Aの数と、列方向に配置される発光素子2Aの数と、を同数とし、かつ、各行方向に所定の順序で配置される第1発光素子23の数と第2発光素子24の数と第3発光素子25の数も同数とすることが好ましい。
これにより、実施形態に係る発光装置は、複数の発光素子2Aの中にVの異なる発光素子2Aが含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子2Aが含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、出力の異なる3種類の発光素子2Aが行方向および列方向に同数でバランスよく配置されているため、行方向および列方向の光出力をより均一に分散させることができ、発光装置全体の輝度ムラを小さくできる。
なお、第4実施形態に係る発光装置の製造工程における発光素子配置工程では、第1発光素子23を列方向に二つおきに配置する第1段階と、当該第1段階によって配置された複数の第1発光素子23と隣り合う位置に、第2発光素子24を列方向に二つおきに配置する第2段階と、当該第2段階によって配置された複数の第2発光素子24と隣り合う位置に、第3発光素子25を列方向に二つおきに配置する第3段階と、を行うことで、第1発光素子23、第2発光素子24および第2発光素子24を基板1上に配置する。
[第5実施形態]
第5実施形態に係る発光装置について、図12を参照しながら詳細に説明する。第5実施形態に係る発光装置は、図12に示すように、発光素子2(第1発光素子21、第2発光素子22)の配置以外は、前記した第1実施形態に係る発光装置100と同様の構成を備えている。従って、前記した発光装置100と重複する構成については、説明を省略する。
第5実施形態に係る発光装置は、図12に示すように、第1発光素子21および第2発光素子22が行方向に交互に配列されるとともに、第1発光素子21および第2発光素子22が、列方向に千鳥格子状に配置されている。すなわち、第1発光素子21および第2発光素子22は、図12に示すように、行ごとに交互にずらして配置されている。
これにより、第5実施形態に係る発光装置は、複数の発光素子2の中にVの異なる発光素子2が含まれることになった時に、当該Vの異なる発光素子2が含まれる行に流れる電流が増減した場合であっても、発光素子2が直列接続された行方向のみならず、列方向においても出力の異なる発光素子2が交互にずらして配置されているため、行方向および列方向の光出力が一様に高または低とはならず、行方向および列方向の光出力を分散させることができる。また、複数の発光素子2の中にVの異なる発光素子2が含まれたとしても、特定の行および列に明暗が集中することがないため、全体として輝度ムラを小さくできる。
以上、本発明に係る発光装置および発光装置の製造方法について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、図5および図9では、第1発光素子21および第2発光素子22が、1行1列目(左上端)から行方向に低出力の第2発光素子22、高出力の第1発光素子21、の順に交互に配置されているが、1行1列目(左上端)から行方向に高出力の第1発光素子21、低出力の第2発光素子22、の順に交互に配置されても構わない。
また、図10および図11では、第1発光素子23、第2発光素子24および第3発光素子25が、1行1列目(左上端)から行方向に低出力の第3発光素子25、中出力の第2発光素子24、高出力の第1発光素子23、の順に配置されているが、1行1列目(左上端)から行方向に高出力の第1発光素子23、中出力の第2発光素子24、低出力の第3発光素子25、の順に配置されても構わない。
また、第1実施形態〜第5実施形態に係る発光装置は、図2に示すように実装領域1を矩形状に形成し、当該実装領域1の形状に合わせて複数の発光素子2を矩形状に配置しているが、例えば実装領域を円形状に形成し、当該実装領域の形状に合わせて複数の発光素子2を円形状に配置しても構わない。
このような実施形態の場合、例えば円形状の実装領域(図示せず)の上に、複数の発光素子2を縦方向および横方向にそれぞれ等間隔で円形状に沿って行列の数が異なるように、あるいは行列の数を同じにして配列する。また、正極3および負極4の配線部3b,4bは、当該円形状の実装領域の周囲に沿って形成し、かつ、それぞれの一端部を互いに隣り合うように形成する。また、複数の発光素子2は、同数個ずつ直列接続するとともに、各直列接続の端部となる発光素子2を列方向に配置し、正極3の配線部3bおよび負極4の配線部4bとそれぞれ電気的に接続することで並列接続する。そして、光反射樹脂6は、基板1上において発光部20が形成された実装領域1aを囲うように円状に形成するとともに、配線部3b,4bの一部、保護素子5およびこれらに接続されるワイヤWを覆うように形成する。
これにより、発光装置は、出力の異なる2種類の発光素子2を直列接続および並列接続で用いて、輝度ムラを小さくできる。また、前記したように、発光素子2のVのばらつきが発生した場合でも複数の発光装置間における輝度分布の差を抑制できるため、発光装置を構成する発光素子2を特定のVのみに限定することなしに、発光装置間における輝度分布の差を抑制できる。
なお、このような実装領域が円形状の実施形態の場合も、前記した第1実施形態〜第5実施形態に係る発光装置と同様に、第1発光素子21および第2発光素子22が行方向に交互に配列されるとともに、第1発光素子21および第2発光素子22が列方向に連続または交互に配置されることが好ましい。また、前記した第1実施形態〜第5実施形態に係る発光装置と同様に、各行方向に交互に配置される第1発光素子21の数と第2発光素子22の数も同数とすることが好ましい。
1,1’ 基板
1a 実装領域
2,2A,2’ 発光素子
2a p電極
2b n電極
3 正極
3a パッド部
3b 配線部
4 負極
4a パッド部
4b 配線部
5 保護素子
6 光反射樹脂
7 封止部材
8 中継配線部
20 発光部
21,23 第1発光素子
22,24 第2発光素子
25 第3発光素子
100 発光装置
CM カソードマーク
W ワイヤ

Claims (17)

  1. 同一系統の色を発光する複数の発光素子が複数の行方向および列方向に配置され、かつ、前記行方向に配置された前記複数の発光素子が当該行方向に直列接続され、前記複数の発光素子が直列接続された各行が並列接続された発光装置であって、
    前記複数の発光素子は、第1発光素子と、前記第1発光素子よりも小さい出力を有する第2発光素子と、からなり、
    前記第1発光素子および前記第2発光素子は、前記各行方向に交互に配置されていることを特徴とする発光装置。
  2. 少なくとも1つの前記行は、前記発光素子の順方向電圧の平均値が他の行と異なることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第1発光素子および前記第2発光素子は、前記列方向に連続して配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記第1発光素子および前記第2発光素子は、前記列方向に交互に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  5. 前記各行方向に交互に配置される前記第1発光素子の数と前記第2発光素子の数は、同数であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  6. 同一系統の色を発光する複数の発光素子が複数の行方向および列方向に配置され、かつ、前記行方向に配置された前記複数の発光素子が当該行方向に直列接続され、前記複数の発光素子が直列接続された各行が並列接続された発光装置であって、
    前記複数の発光素子は、第1発光素子と、前記第1発光素子よりも小さい出力を有する第2発光素子と、前記第2発光素子よりも小さい出力を有する第3発光素子と、からなり、
    前記第1発光素子、前記第2発光素子および前記第3発光素子は、前記各行方向に所定の順序で配置されていることを特徴とする発光装置。
  7. 少なくとも1つの前記行は、前記発光素子の順方向電圧の平均値が他の行と異なることを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
  8. 前記第1発光素子、前記第2発光素子および前記第3発光素子は、前記列方向に連続して配置されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の発光装置。
  9. 前記第1発光素子、前記第2発光素子および前記第3発光素子は、前記列方向に所定の順序で配置されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の発光装置。
  10. 前記各行方向に所定の順序で配置される前記第1発光素子の数と前記第2発光素子の数と前記第3発光素子の数は、同数であることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の発光装置。
  11. 前記複数の発光素子が配置された基板と、
    前記基板上に形成され、前記複数の発光素子に電圧を印加する正極および負極と、
    前記複数の発光素子の周囲を囲うように前記基板上に形成された光反射樹脂と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項6に記載の発光装置。
  12. 同一系統の色を発光し、複数の行方向および列方向に配置される複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子が配置された基板と、
    前記基板上に形成され、前記複数の発光素子と電気的に接続された正極の配線部および負極の配線部と、
    前記正極の配線部および前記負極の配線部を介して前記複数の発光素子に電圧を印加する正極および負極と、
    を備え、
    前記複数の発光素子は、同数個ずつ直列接続されるとともに、各直列接続の端部となる発光素子が列方向に配置されて前記正極の配線部および前記負極の配線部とそれぞれ電気的に接続されることで並列接続されており、
    前記複数の発光素子は、第1発光素子と、前記第1発光素子よりも小さい出力を有する第2発光素子と、からなり、
    前記第1発光素子および前記第2発光素子は、前記各行方向に交互に配置されていることを特徴とする発光装置。
  13. 前記第1発光素子および前記第2発光素子は、前記列方向に連続して配置されていることを特徴とする請求項12に記載の発光装置。
  14. 前記第1発光素子および前記第2発光素子は、前記列方向に交互に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の発光装置。
  15. 前記各行方向に交互に配置される前記第1発光素子の数と前記第2発光素子の数は、同数であることを特徴とする請求項12から請求項14のいずれか一項に記載の発光装置。
  16. 同一系統の色を発光する複数の発光素子が複数の行方向および列方向に配置され、かつ、前記行方向に配置された前記複数の発光素子が当該行方向に直列接続され、前記複数の発光素子が直列接続された各行が並列接続された発光装置の製造方法であって、
    同一系統の色を発光する複数の発光素子を、第1群と、前記第1群よりも小さい出力を有する第2群と、に分類する発光素子分類工程と、
    正極および負極が形成された基板上に、前記第1群から選択された第1発光素子と、前記第2群から選択された第2発光素子と、を複数の前記行方向および前記列方向に、かつ、前記第1発光素子と前記第2発光素子とが前記各行方向に交互に位置するように配置し、前記行方向に配置された発光素子を直列接続し、前記各行を並列接続し、前記発光素子と前記正極および前記負極とを電気的に接続する発光素子配置工程と、
    を含むことを特徴とする発光装置の製造方法。
  17. 前記発光素子配置工程は、
    前記第1発光素子を前記列方向に複数配置する第1段階と、
    前記第1段階によって配置された前記複数の第1発光素子と隣り合う位置に、前記第2発光素子を前記列方向に複数配置する第2段階と、
    を含むことを特徴とする請求項16に記載の発光装置の製造方法。
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