JPWO2012005314A1 - テキスト変換装置、テキスト変換方法、及びプログラム - Google Patents

テキスト変換装置、テキスト変換方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

テキスト変換装置は、情報を記憶するデータベースと、入力部(120)と、判別部(171)と、テキスト抽出部(172)と、関連情報抽出部(177)と、変換部(178)とを備える。入力部(120)はテキストを入力する。判別部(171)は、入力部(120)によって入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるかどうかを判別し、含まれるという判別結果の場合に、テキスト抽出部(172)は、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出する。関連情報抽出部(177)は、抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する。変換部(178)は、入力部(120)によって入力されたテキストを、抽出された情報のいずれかに変換する。

Description

本発明は、テキスト変換装置、テキスト変換方法、及び記録媒体に関する。
従来、電子メールの本文を作成している際に、アドレス帳に記憶された電子メールのアドレス(以下、メールアドレスという。)を本文に追加したい場合、ユーザは、アドレス帳を開いて所望のメールアドレスをコピーし、コピーしたメールアドレスを電子メールの本文にペーストしていた。この方法では、ユーザが自らアドレス帳を開いて、メールアドレスをコピーし、ペーストしなければならないため、ユーザの負担が大きかった。
このような不都合を解消するため、入力されたテキストをメールアドレスに変換することができる技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2001−188776号公報
一方、入力されたテキストを、アドレス帳に記憶されたメールアドレスだけでなく、様々なデータベースに記憶された情報に変換してユーザの入力負担を小さくしたいという要望がある。しかし、特許文献1に開示された技術では、このような要望に答えることはできない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、入力されたテキストを、様々なデータベースに記憶された情報に変換することができるテキスト変換装置、テキスト変換方法、及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るテキスト変換装置は、
情報を記憶するデータベースと、
テキストを入力する入力部と、
前記入力部によって入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別部と、
前記判別部によって前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出部と、
前記テキスト抽出部によって抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出部と、
前記入力手段によって入力されたテキストを、前記関連情報抽出部により抽出された前記情報のいずれかに変換する変換部と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係るテキスト変換方法は、
情報を記憶するデータベースを備えたテキスト変換装置におけるテキスト変換方法であって、
テキストを入力する入力ステップと、
前記入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別ステップと、
前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出ステップと、
前記抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出ステップと、
前記入力されたテキストを、前記関連情報抽出ステップで抽出された前記情報のいずれかに変換する変換ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
情報を記憶するデータベースを備えたテキスト変換装置を制御するコンピュータに、
テキストを入力する入力手順と、
前記入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別手順と、
前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出手順と、
前記抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出手順と、
前記入力されたテキストを、前記関連情報抽出手順で抽出された前記情報のいずれかに変換する変換手順と、
を実行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、入力されたテキストを、様々なデータベースに記憶された情報に変換することができるテキスト変換装置、テキスト変換方法、及び記録媒体を提供することができる。
本発明の実施形態1に係るテキスト変換装置を備える携帯電話の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る検索対象データベースの構成を示す図である。 実施形態1に係るユーザデータベースの構成を示す図である。 実施形態1に係る予測変換データベースの構成を示す図である。 実施形態1に係る新規メール作成画面の例を説明するための図である。 実施形態1に係る本文入力画面の例を説明するための図である。 実施形態1に係る携帯電話が実行する変換候補の表示処理を示すフローチャートである。 図7Aに示すフローチャートに続くフローチャートである。 図7Bに示すフローチャートに続くフローチャートである。 予測変換の例を説明するための図である。 電話番号が予測変換データベースに登録された後の予測変換の例を説明するための図である。 本発明の実施形態2に係るテキスト変換装置を備える携帯電話の構成を示すブロック図である。 実施形態2に係るコンテンツデータベースの構成を示す図である。 実施形態2に係る携帯電話が実行する変換候補の表示処理を示すフローチャートである。 サムネイルを表示した本文入力画面の例を説明するための図である。 サムネイルが表示された後の予測変換の例を説明するための図である。 実施形態3に係る検索対象データベースの構成を示す図である。 実施形態3に係る携帯電話が実行する変換候補の表示処理をを示すフローチャートである。 図14Aに示すフローチャートに続くフローチャートである。 実施形態1〜3に係るテキスト変換装置を備える携帯電話の他の構成を示すブロック図である。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係るテキスト変換装置を備える携帯電話10を、以下図面を参照して説明する。
実施形態1に係る携帯電話10は、図1に示すように、無線通信部110と、操作部120と、表示部130と、音声入力部140と、音声出力部150と、記憶部160と、制御部170と、を備える。
無線通信部110は、例えば、アンテナ、ベースバンド回路、変調回路、復調回路等から構成され、アンテナで受信した信号を復調回路で復調してベースバンド回路信号を得て、このベースバンド信号を制御部170に出力する。また、無線通信部110は、制御部170から供給されたベースバンド信号を、変調回路で変調し、変調した信号をアンテナから発信する。
操作部120は、例えば、十字カーソルキーや、オフフックするためのオフフックボタン、数字や文字等の情報を入力するためのダイヤルボタン等から構成され、ユーザの操作に応じて操作部120から入力された情報を入力信号として制御部170に送信する。操作部120は入力部120と言い換えることもできる。以下では入力部120と呼ぶ。
表示部130は、例えば、液晶ディスプレイ装置等から構成され、制御部170の制御に従って、様々な情報を表示する。
音声入力部140は、例えば、マイク、A/D(アナログ/デジタル)変換器等から構成される。マイクは入力された音声をアナログ音声信号に変換し、変換したアナログ音声信号をA/D変換器に供給する。A/D変換器は、マイクから供給されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し、変換したデジタル音声信号を制御部170に供給する。
音声出力部150は、例えば、D/A(デジタル/アナログ)変換器、アンプ、スピーカ等から構成される。D/A変換器は、制御部170から供給されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、変換したアナログ音声信号をアンプに供給する。アンプは、D/A変換器から供給されたアナログ音声信号を増幅し、増幅したアナログ音声信号をスピーカに供給する。スピーカは、アンプから供給されたアナログ音声信号を音声として出力する。
記憶部160は、例えば、半導体メモリなどから構成され、プログラム記憶部161、検索対象データベース(検索対象DB)162、ユーザデータベース(ユーザDB)163、予測変換データベース(予測変換DB)164)等を備えている。
プログラム記憶部161は、制御部170が実行するプログラムを記憶する。
検索対象DB162は、図2に示すように、テキストと、検索対象となるデータベース(DB)を識別するDB識別情報と、検索対象となるDBにおいて、制御部170が検索を行うフィールドを示す検索フィールドと、検索によって発見されたレコードにおいて参照すべきフィールドを示す参照フィールドと、を対応付けて記憶する。以下では、実施形態1を日本語に対して適用した例を説明する。
図2に示す「テキスト」欄(「テキスト」フィールド)は日本語の平仮名で表示された例である。図2の「テキスト」フィールドの値を上から順にテキスト1、2、3・・・等と命名した場合、それぞれ、表1に示す内容を表している。なお、平仮名とは、日本語で使用される音節を構成する書体である表音文字の一種である。
Figure 2012005314
ユーザDB163は、図3に示すように、ユーザを識別するユーザ識別情報と、ユーザの名前を示す名前情報と、を対応付けて記憶している。
ユーザ識別情報は、電話番号、メールアドレス及び住所等の情報を含む。名前情報は、漢字で記載された名前、この名前の読みを示す平仮名等の情報を含む。漢字とは日本語で使用される表意文字である。表2に図3の「平仮名」フィールドの値のアルファベット表記での読みを、値が記載されている順に、上から「平仮名の名前1」、「平仮名の名前2」、「平仮名の名前3」・・・等と命名して示す。
Figure 2012005314
予測変換DB164は、図4に示すように、テキストと、予測変換の変換候補と、を対応付けて記憶している。表3に図4の補足説明を示す。なお、後の説明の便宜を図るため、図4のテキストの値を上から順にテキストa、b、c・・・、各テキスト毎の変換候補を変換候補a1,a2、b1、b2・・・等と命名している。例えば、図4に示す予測変換DB164では、表3に示す、入力された平仮名のテキストdに対して、その変換候補として表3に示す変換候補d1、d2、d3、d4・・・などが対応付けられて記憶されている。ここで、変換候補の順序はそれぞれの変換候補に変換した回数等に応じてソートされている。図4に示されている変換候補は、テキストに対応した読みで始まる単語又は事項などの文字列であるが、読みに限定されない。テキストと対応付けられた変換候補であればよい。
Figure 2012005314
図1に示す制御部170は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、半導体メモリなどから構成され、プログラム記憶部161に記憶されたプログラムに従って、携帯電話10の各部を制御し、一般の携帯電話の機能を実現する。
制御部170は、また、テキスト変換機能を実現するための機能構成要素として、判別部171、テキスト抽出部172、情報抽出部173、及びテキスト変換部174を備える。詳細については後述する。
実施形態1に係るテキスト変換装置は、入力部120と、制御部170と、上記各種データベースを備える記憶部160とを含む。
次に、実施形態1に係るテキスト変換装置を備える携帯電話10の動作を説明する。携帯電話10は、一般的な携帯電話10と同様に、オフフックボタンが押下された後、ダイヤルボタンが押下されたことに応答して、無線通信部110及び外部の基地局等を介して他の携帯電話10等を呼び出して、通話することができる。また、携帯電話10は、メーラを起動するためのボタンが押下されたことに応答して、メーラを起動することができる。更に、携帯電話10のテキスト変換装置は、予測変換機能を有している。予測変換機能は、入力された仮名文字、例えば平仮名文字に対応する読みから始まる単語や文節などの文字列を変換候補として表示し、ユーザが変換候補の中から入力したい単語等を選択することで、少ないキー操作で効率的に日本語入力を行う。なお、仮名文字とは、日本語で使用される音節を構成する書体である表音文字の一種で、平仮名と片仮名の二種類がある。
以下、理解を容易にするため、メーラで新規メールを作成し、作成したメール中に知人の電話番号を挿入する場合を例にして、実施形態1に係るテキスト変換装置の動作を説明する。
(1)本文入力画面の表示処理
ユーザは、新規メールを作成したい場合に、入力部120を操作して新規メールを作成するための画面(新規メール作成画面)を表示する旨の指示をする。この指示に応答して、入力部120は、当該指示を示す信号を制御部170に送信する。制御部170は、この信号に応答して、図5に示す新規メール作成画面を表示する。
新規メール作成画面は、一般的な携帯電話10と同様に、宛先のメールアドレスを入力するためのテキストボックス401と、件名を入力するためのテキストボックス402と、添付ファイルを指定するテキストボックス403と、本文を入力するためのテキストエリア404と、を備える。
制御部170は、新規メール作成画面においてメールの本文を入力するためのテキストエリア404が選択され、選択を確定するためのボタン(確定ボタン)が押下されたことに応答して、図6に示すように、メールの本文を入力するための画面(本文入力画面)を表示部130に表示する。本文入力画面は、一般的な携帯電話10と同様に、本文を入力するための本文入力部と、予測変換の変換候補を表示するための変換候補表示部と、を備える。
(2)変換候補の表示処理
このように本文入力画面が表示された後、制御部170が、入力部120によって入力されたテキストの変換候補を表示する処理を、図7A乃至7Cを参照して説明する。
以下、理解を容易にするため、入力部120によって順次、表4に示す平仮名文字1〜6が入力された場合について、制御部170が、入力部120によって入力されたテキストの変換候補を表示する処理を説明する。なお、このテキストは、ユーザが、例えば、知人の佐藤氏の電話番号を表示させるために入力したものである。また、予測変換DB164には、図4に示すようにデータが記憶されているものとする。
Figure 2012005314
制御部170は、本文入力画面が表示されたことに応答して、図7A乃至7Cに示す変換候補の表示処理を開始し、まず、インデックスkの値を0にリセットする(ステップS1)。制御部170は、入力部120によって1文字の平仮名が入力されたか否かを判別する(ステップS2)。制御部170は、1文字の平仮名が入力されない場合に(ステップS2;No)、ステップS2に処理を戻す。
一方、制御部170は、1文字の平仮名が入力された場合に(ステップS2;Yes)、入力された1文字の平仮名を配列M(k)に格納する(ステップS3)。
例えば、制御部170は、M(0)=平仮名文字1、M(1)=平仮名文字2、M(2)=平仮名文字3、・・・、のように入力された1文字の平仮名を配列M(k)に格納する。
制御部170は、配列M(0)からM(k)までを順次結合して得られるテキストを変数Txtに格納する(ステップS4)。
例えば、制御部170は、M(0)=平仮名文字1、M(1)=平仮名文字2、M(2)=平仮名文字3のように、配列M(k)(k=0、1、2)に値が格納されている場合には、表5に示すように変数Txtに値を格納する。
Figure 2012005314
制御部170の判別部171は、変数Txtの値が検索対象DB162に記憶されている「テキスト」フィールドに記憶されている値のいずれかを含むか否かを判別する(ステップS5)。判別部171により、変数Txtが検索対象DB162に記憶されている「テキスト」フィールドのいずれの値も含まないと判別された場合(ステップS5;No)、制御部170はステップS15に処理を進める。
一方、判別部171により、変数Txtが検索対象DB162に記憶されている「テキスト」フィールドの値のいずれかを含むと判別された場合(ステップS5;Yes)、制御部170のテキスト抽出部172は、変数Txtの値のうち検索対象DB162に記憶されている「テキスト」フィールドの値と同一の値を変数DbTxtに格納する(ステップS6)。
例えば、変数Txtが表6に示す値の場合には、テキスト抽出部172は、変数Txtの値のうち検索対象DB162(図2参照)に記憶されている「テキスト」フィールドの、表1に示すテキスト1の値と同一の値を、表7に示すように変数DbTxtに格納する。
Figure 2012005314
Figure 2012005314
テキスト抽出部172は、変数Txtの値のうち変数DbTxtの値を除いた部分を、変数RemainTxtに格納する(ステップS7)。
例えば、テキスト抽出部172は、変数Txtが表6に示す値の場合には、表6に示す変数Txtの値から、表7に示す変数DbTxtの値を除いた部分を、表8に示すように変数RemainTxtに格納する。
Figure 2012005314
制御部170は、変数RemainTxtに格納された文字列の長さ(バイト数)が0であるか否かを判別する(ステップS8)。制御部170は、変数RemainTxtに格納された文字列の長さ(バイト数)が0であると判別した場合に(ステップS8;Yes)、ステップS15に処理を進める。
制御部170は、変数RemainTxtに格納された文字列の長さ(バイト数)が0でないと判別した場合に(ステップS8;No)、変数DbTxtの値と同一の「テキスト」フィールドの値に対応する、DB識別情報の値と、検索フィールドの値と、参照フィールドの値と、を検索対象DB162から読み出す(ステップS9)。
例えば、変数DbTxtが表7に示す値の場合、制御部170は、「テキスト」フィールドの表1のテキスト1の値に関連づけられた、DB識別情報の値「ユーザDB」と、検索フィールドの値「平仮名」と、参照フィールドの値「電話番号」と、を図2に示す検索対象DB162から読み出す。なお、実施形態1では、読み出したDB識別情報の値が「ユーザDB」の場合について説明する。「コンテンツDB」の場合については、実施形態2で説明する。
制御部170の情報抽出部173は、読み出したDB識別情報が付されたDBにおいて、読み出した検索フィールドの値と同一名のフィールドを検索対象とし、そのフィールドの値が、変数RemainTxtの値を含むレコードを検索する(ステップS10)。
ここでは、読み出したDB識別情報は「ユーザDB」であり、図2に示すように検索フィールドは「平仮名」フィールドである。制御部170の情報抽出部173は、図3に示すユーザDB163において、検索対象となるフィールドを「平仮名」フィールドとし、「平仮名」フィールドの値が、表8に示す変数RemainTxtの値を含むレコードを検索する。
続いて、情報抽出部173は、このような検索条件を満たすレコードが発見されたか否かを判別する(ステップS11)。情報抽出部173が、このような検索条件を満たすレコードが発見されないと判別した場合(ステップS11;No)、制御部170は、ステップS15に処理を進める。
一方、情報抽出部173は、検索条件を満たすレコードが発見されたと判別した場合(ステップS11;Yes)、ユーザDB163において、検索条件を満たすレコードから、読み出した参照フィールドの値と同一名のフィールドの値を抽出する(ステップS12)。
例えば、情報抽出部173は、図3に示すユーザDB163において、「平仮名」フィールドの値が、表8に示す変数RemainTxtの値を含む3つのレコードから、図3に反転表示で示すように、読み出した参照フィールドの値「電話番号」と同一名の「電話番号」フィールドの値「03−0001−XXX1」、「03−0001−XXX2」、及び「03−0001−XXX3」を抽出する。
制御部170のテキスト変換部174は、予測変換DB164において、その「テキスト」フィールドの値が変数Txtの値又は変数RemainTxtの値であり、「変換候補」フィールドの値が情報抽出部173で抽出された値であるようなレコードが記憶されているか否かを判別する(ステップS13)。テキスト変換部174は、そのようなレコードが予測変換DB164に記憶されていると判別した場合に(ステップS13;Yes)、ステップS15に処理を進める。
一方、テキスト変換部174は、そのようなレコードが予測変換DB164に記憶されていないと判別した場合に(ステップS13;No)、記憶されていないと判別したレコードを予測変換DB164に記憶する(ステップS14)。これにより、変数Txtの値及び変数RemainTxtの値と、情報抽出部173で抽出された値と、がそれぞれ対応付けられて予測変換DB164に記憶された状態となる。
例えば、テキスト変換部174は、変数Txtが表6に示す値の場合に、予測変換DB164に、「テキスト」フィールドの値を表6に示す値とし、「変換候補」フィールドの値を、「03−0001−XXX1、03−0001−XXX2、03−0001−XXX3」とするレコードを記憶させる。
テキスト変換部174は、変数Txtの値に対応する変換候補を予測変換DB164から読み出す(ステップS15)。テキスト変換部174は、図8Aに示すように、読み出した変換候補を本文入力画面の下部(変換候補表示部)に表示する(ステップS16)。なお、「テキスト」フィールドの値が変数Txtの値であり、「変換候補」フィールドの値が、情報抽出部173で抽出された値であるレコードを予測変換DB164に記憶させた場合においては、予測変換DB164から読み出された変換候補とは、当該レコードの情報抽出部173で抽出された値を意味する。
続いて、制御部170は、インデックスkの値をインクリメントする(ステップS17)。次に、テキスト変換部174は、確定ボタンが押下されたか否かを判別する(ステップS18)。テキスト変換部174は、確定ボタンが押下されないと判別した場合に(ステップS18;No)、ステップS2に処理を戻す。一方、テキスト変換部174は、確定ボタンが押下されたと判別した場合に(ステップS18;Yes)、以下のテキストの変換処理を行って処理を終了する。
なお、上記の処理が終了した後、本文入力画面において入力部120によって変数Txtとして表9に示す値が入力された場合には、テキスト変換部174は、一般的な予測変換機能に基づいて、図8Bに示すように、読み出した表10に示す変換候補を変換候補表示部に表示する。
Figure 2012005314
Figure 2012005314
(3)テキストを確定する処理
このように変換候補が変換候補表示部に表示された後に、テキスト変換部174が、入力部120によって入力されたテキスト(例えば平仮名のテキスト)を変換して、ユーザの意図する内容のテキストとして確定する処理を説明する。
変換候補表示部に表示された変換候補の中から、入力部120により一の変換候補が選択されて、入力部120の確定ボタンが押下されると、テキスト変換部174は、これに応答して、入力されたテキスト(平仮名)を選択された変換候補に変換し、ユーザの意図する内容のテキストとして確定する。
一方、変換候補表示部に表示された変換候補の中から、入力部120により一の変換候補が選択されずに、確定ボタンが押下されると、テキスト変換部174は、これに応答して、入力されたテキスト(例えば平仮名のテキスト)を変換せずに、入力されたテキストをそのまま、ユーザの意図する内容のテキストとして確定する。
確定したテキストは、例えばメール本文のカーソルの位置に挿入される。
以上、説明したように、実施形態1によれば、制御部170は、判別部171及びテキスト抽出部172を介して、入力されたテキストにユーザDB163を特定する単語が含まれる場合に、入力されたテキストからこの単語を除いた残りのテキストを抽出する。そして、制御部170は、情報抽出部173及びテキスト変換部174を介して、この単語によって特定されるユーザDB163から、抽出された残りのテキストを検索キーとして電話番号を抽出し、抽出された電話番号を、残りのテキストの変換候補として予測変換DB164に記憶する。このため、予測変換機能により、様々なユーザDB163に記憶された電話番号を、従来よりも少ないキー操作で効率的に簡単に入力することができる。すなわち、入力されたテキストを、ユーザの意図する電話番号に変換することができる。
実施形態1では、入力部120から、変数Txtとして、表6に示す平仮名のテキストが入力され、「名前情報」フィールドに表11に示す値を含む名前情報の値がある場合に、制御部170は、対応する電話番号をユーザDB163から抽出し、予測変換DB164に記憶させ、入力されたテキストを電話番号の情報に簡便に変換する例を説明した。
Figure 2012005314
他の例として、入力部120から、変数Txtとして、表12に示す平仮名のテキストが入力された場合について説明する。制御部170は、上述した場合と同様に、表12に示すテキスト中に、図2に示す検索対象DB162に記憶されている「テキスト」フィールドのいずれかの値がくまれているかどうかを判定する。この例では表1のテキスト2として示す値が含まれており、検索対象DB162によればこのテキスト2に対応するデータ識別情報は「ユーザDB」であり、検索フィールドは「平仮名」である。従って、表12に示すテキストから表1のテキスト2として示す値を除いた表11に示す値を図3に示すユーザDB163の「平仮名」の検索フィールドから検索する。「平仮名」の検索フィールドはユーザDB163の名前情報の欄にあるので、名前情報の「平仮名」フィールドに表11に示す値を含むメールアドレスをユーザDB163から抽出し、必要に応じて予測変換DB164に記憶させ、入力されたテキストをメールアドレスの情報に簡便に変換することができる。
Figure 2012005314
また、入力部120から、変数Txtとして、表13に示すテキストが入力された場合に、制御部170は、同様に、名前情報に表11に示す値を含む住所をユーザDB163から抽出し、必要に応じて予測変換DB164に記憶させ、入力されたテキストを住所情報に簡便に変換することができる。
Figure 2012005314
また、実施形態1では、図2に示すように検索対象DB162の「テキスト」フィールドの値として、同義語の平仮名を複数、記憶している。このため、例えば、表13に示すテキストが入力された場合と、表14に示すテキストが入力された場合のいずれも、制御部170は、同じ変換候補をユーザDB163から抽出し、予測変換DB164に記憶させることができるとともに、いずれの場合も入力されたテキストを住所情報に簡便に変換することができる。
Figure 2012005314
実施形態1に係るテキスト変換装置は、専用の装置を用いる必要はなく、通常のコンピュータに上記した各処理を実行させるためのプログラム及びデータをインストールし、OS(Operating System)上でそのプログラムを実行させることにより実現することができる。なお、当該プログラム及びデータのコンピュータへのインストールは、そのプログラム及びデータを、コンピュータによる読み取りが可能な記録媒体(CD−ROM等)に記録して、この記録媒体を介して実行するか、又は、通信回線等を介して入力して実行することができる。
このように、実施形態1によれば、入力されたテキストを、データベースに記憶された各種の情報に簡便に変換できるデータ変換装置、データ変換方法及びプログラムの提供が可能となる。
(実施形態2)
ユーザは、携帯電話10のメールの本文に所望のコンテンツを添付したい場合に、このコンテンツを検索し、発見したコンテンツをメールの本文に添付する。
実施形態2では、メールの本文に所望のコンテンツを簡便に添付することができるテキスト変換装置を備える携帯電話10を説明する。図9は本発明の実施形態2に係るテキスト変換装置を備える携帯電話の構成を示すブロック図である。実施形態2に係るテキスト変換装置はコンテンツ添付装置を含むということができる。
図9は図1と以下の点で異なる。記憶部160は、コンテンツデータベース(以下、コンテンツDBと記す。)165とコンテンツ記憶部166とを更に備え、制御部170は、機能構成要素としてコンテンツ抽出部175とコンテンツ添付部176とを更に備える。
コンテンツDB165は、図10に示すように、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報と、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性情報と、を対応付けて記憶する。
ここで、コンテンツ識別情報はコンテンツのファイル名を含む。また、コンテンツ属性情報は、分類の情報等を含む。表15にコンテンツDB165の内容を補足説明する。表15では、「ファイル名」フィールドの値を上から順にファイル名1、2、3・・・等と命名し、「分類」フィールドの値を上から順に分類1、2、3・・・等と命名している。分類としては、例えば、分類1、2、3、4は、それぞれ子供に関するコンテンツ、旅行に関するコンテンツ、演奏会に関するコンテンツ、運動会に関するコンテンツを示す漢字表記である。
Figure 2012005314
コンテンツ記憶部166は、画像ファイル、動画ファイル等のコンテンツを記憶する。
コンテンツ抽出部175及びコンテンツ添付部175については後述する。
実施形態2に係るテキスト変換装置は、入力部120と、制御部170と、上記各種データベースを備える記憶部160とを含む。
以下、理解を容易にするため、コンテンツDB165には、図10に示すようにデータが記憶されているものとして、実施形態2に係るテキスト変換装置、すなわちコンテンツ添付装置、を備える携帯電話10の動作を説明する。
(1)本文入力画面の表示処理
ユーザは、新規メールを作成する場合に、実施形態1と同様にして、入力部120を操作して新規メール作成画面を表示する旨の指示をする。
制御部170は、実施形態1と同様にして、本文入力画面を表示する。
(2)変換候補の表示処理
このように本文入力画面が表示された後、制御部170が、入力部120によって入力されたテキストの変換候補を表示する処理を、図11を参照して説明する。
以下、理解を容易にするため、入力部120から順次、表16に示す平仮名文字7〜13が入力された場合について、制御部170が、入力部120によって入力されたテキストの変換候補を表示する処理を説明する。
Figure 2012005314
制御部170は、本文入力画面が表示されたことに応答して、図11に示す変換候補の表示処理を開始し、まず、インデックスkの値を0にリセットする(ステップS21)。次に、制御部170は、図7A及び図7Bに示すフローチャートのステップS2からS12までの処理と同じ処理(以下、検索処理という。)を実行する(ステップS22)。
なお、図7A及び図7Bに示すフローチャートのステップS5、S8、S11におけるステップS15への分岐は、図11ではステップS26への分岐となるが、図11ではその図示が省略されている。
ステップS22での処理の結果、変数Txtは表17に示す値となる。
Figure 2012005314
検索処理において、例えば、表17に示す変数Txtの値に、図2の検索対象DB162の「テキスト」フィールドに記載された表18に示す値が含まれているから、変数DbTxtは表19に示す値に、変数RemainTxtは表20に示す値に設定される。
Figure 2012005314
Figure 2012005314
Figure 2012005314
検索対象DB162の、表18に示す値に対応するDB識別情報が「コンテンツDB」であることから、情報抽出部173は、コンテンツDB165を対象として、実施形態1の場合と同様に、「ファイル名」フィールドの値が、表20に示す変数RemainTxtの値を含むレコードを検索する。
ここで、「ファイル名」フィールドの値が変数RemainTxtの値を含むとは、「ファイル名」フィールドの値が変数RemainTxtの値そのままの場合だけでなく、変数RemainTxtの値と同一の称呼を有するテキストを含む場合も含む。即ち、ファイル名が例えば表21に示す値の場合、表20に示すRemainTxtの値を含むと判断される。
Figure 2012005314
制御部170は、検索対象DB162のテキスト中の変数DbTxtに対応する部分のDB識別情報の値が「コンテンツDB」であるか否か判別する(ステップS23)。該当するDB識別情報が「コンテンツDB」でない場合(ステップS23;No)、制御部170は、ステップS26に処理を進める。
一方、変数DbTxtの値に対応する部分のDB識別情報が「コンテンツDB」である場合、(ステップS23;Yes)、制御部170のコンテンツ抽出部175は、検索処理で抽出した値と同一のファイル名を有するコンテンツをコンテンツ記憶部166から特定し(ステップS24)、図12Aに示すように、特定したコンテンツのサムネイル及びファイル名、すなわちコンテンツの情報、を変換候補表示部に表示する(ステップS25)。
また、制御部170のテキスト変換部174は、DB識別情報がユーザDBである場合、実施形態1で説明したように、変数Txtの値に対応する変換候補を予測変換DB164から読み出す(ステップS26)。テキスト変換部174は、図12Bに示すように、読み出した変換候補を変換候補表示部に表示する(ステップS27)。図12Bの変換候補表示部には、コンテンツのサムネイル及びファイル名と、テキスト変換部174で変換された表22に示すような変換候補とが共に選択肢として抽出された場合が表示されている。
Figure 2012005314
続いて、制御部170は、インデックスkの値をインクリメントする(ステップS28)。コンテンツ添付部176は、確定ボタンが押下されたか否かを判別する(ステップS29)。コンテンツ添付部176は、確定ボタンが押下されないと判別した場合に(ステップS29;No)、ステップS22に処理を戻す。一方、制御部170は、確定ボタンが押下されたと判別した場合に(ステップS29;Yes)、処理を終了する。
(3)テキストを確定する処理
このようにコンテンツのサムネイル及びファイル名の組並びに変換候補が変換候補表示部に表示された後に、制御部170が、入力部120によって入力されたテキスト(平仮名)を変換し、ユーザの意図する内容に確定する処理を説明する。
制御部170のコンテンツ添付部176は、変換候補表示部に表示されたサムネイル及びファイル名の組の中から、入力部120によって一のサムネイル及びファイル名の組が選択され、確定ボタンが押下されることにより変数Txtの変換を行う。コンテンツ添付部176は、確定ボタンの押し下げに応答して、選択されたサムネイル及びファイル名が付されたコンテンツをメールの本文に添付する。
一方、コンテンツ添付部176は、変換候補表示部に表示されたサムネイル及びファイル名の組の中から、入力部120によって一のサムネイル及びファイル名の組が選択されずに、確定ボタンが押下されたことに応答して、表示されたサムネイル及びファイル名が付されたコンテンツをメールの本文に添付しないで処理を終了する。
また、テキスト変換部174は、実施形態1で説明した処理により変換候補表示部に表示された変換候補から、入力部120によって一の変換候補が選択されて、確定ボタンが押下されたことに応答して、入力されたテキスト(平仮名)を選択された変換候補に変換し、ユーザの意図する内容のテキストとして確定する。
一方、テキスト変換部174は、実施形態1で説明した処理により変換候補表示部に表示された変換候補から、入力部120によって一の変換候補が選択されずに、確定ボタンが押下されたことに応答して、入力されたテキスト(平仮名)を変換せずに、入力されたテキストをそのまま、ユーザの意図する内容のテキストとして確定する。このような処理により、本文入力画面にメールの本文が入力されていくことは実施形態1で説明したとおりである。
以上、説明したように、実施形態2によれば、制御部170は、入力されたテキストにコンテンツDB165を特定する単語が含まれる場合に、入力されたテキストからこの単語を除いた残りのテキストを抽出する。そして、制御部170は、この単語によって特定されるコンテンツDB165から、入力されたテキストからこの単語を除くことにより抽出された残りのテキストを検索キーとしてコンテンツのファイル名を抽出し、抽出されたファイル名が付されたコンテンツのサムネイル及びファイル名の組を変換候補表示部に表示する。
次に、制御部170は、入力部120によって変換候補表示部に表示されたサムネイル及びファイル名の組から、一のサムネイル及びファイル名の組が選択されて、確定ボタンが押下されたことに応答して、選択されたサムネイル及びファイル名が付されたコンテンツをメールの本文に添付する。このような処理により、メールの本文に所望のコンテンツを従来よりも少ないキー操作で簡単に、すなわち簡便に添付することができる。
このように、実施形態2によれば、入力されたテキストを、データベースに記憶されたコンテンツを含む各種の情報に簡便に変換できる。
また、制御部170は、コンテンツのサムネイル及びファイル名の組と、予測変換機能によって表示される変換候補と、を同一の変換候補表示部に表示する。このため、操作性に優れたユーザインタフェースを提供することができる。
実施形態2に係るテキスト変換装置も、専用の装置を用いる必要はなく、通常のコンピュータに上記した各処理を実行させるためのプログラム及びデータをインストールし、OS(Operating System)上でそのプログラムを実行させることにより実現することができる。なお、当該プログラム及びデータのコンピュータへのインストールは、そのプログラム及びデータを、コンピュータによる読み取りが可能な記録媒体(CD−ROM等)に記録して、この記録媒体を介して実行するか、又は、通信回線等を介して入力して実行することができる。
(実施形態3)
実施形態2では、コンテンツDB165に記憶されているコンテンツのファイル名を検索し、少ないキー操作でこのファイル名が付されたコンテンツを抽出し、メールに添付することができる携帯電話10を説明した。この発明はこれに限定されず、ファイル名の検索は、必ずしもコンテンツDB165を利用して行う必要はなく、コンテンツ記憶部166を直接参照してファイル名を検索してもよい。
実施形態3では、コンテンツDB165を利用せずに、所定のフォルダから所望のコンテンツを検索し、発見したコンテンツを本文に添付することができる携帯電話10を説明する。
実施形態3に係るテキスト変換装置を備える携帯電話10の構成は、実施形態2と基本的に同一であるが、検索対象DB162の構成が異なる。実施形態の検索対象DB162は、図13に示すように、テキストと、コンテンツを格納するフォルダのフォルダ名と、を対応付けて記憶する。
ここで、このフォルダは、コンテンツ記憶部166に作成されたフォルダであり、「/data/image」のフォルダには画像ファイルが格納されており、「/data/movie」のフォルダには動画ファイルが格納されている。なお、図13に示す検索対象DB162は、コンテンツの添付のみを目的とした場合を示しており、実施形態1のようなケースを含む場合は、「テキスト」フィールドの値によって、DB識別情報としてユーザDBを含む場合と、図13に示すように「DB識別情報」フィールド、検索フィールド、及び参照フィールドを合わせて一つにして、図13に示す「フォルダ名」フィールドとする。
以下、理解を容易にするため、検索対象DB162は、図2と図13とが「テキスト」フィールドの値によって分けられているとする。すなわち、実施形態2でDB識別情報の値が「コンテンツDB」とされている物については、図13に示すようにデータが記憶されているものとして、実施形態3に係る携帯電話10の動作を説明する。
(1)本文入力画面の表示処理
ユーザは、新規メールを作成したい場合に、実施形態1と同様にして、入力部120を操作して新規メール作成画面を表示する旨の指示をする。
制御部170は、実施形態1と同様にして、本文入力画面を表示する。
(2)変換候補の表示処理
このように本文入力画面が表示された後、制御部170が、入力部120によって入力されたテキストの変換候補を表示する処理を、図14A、14Bを参照して説明する。
以下、入力部120から順次、表23に示す平仮名文字14〜19が入力された場合について、制御部170が、入力部120によって入力されたテキストの変換候補を表示する処理を説明する。
Figure 2012005314
制御部170は、本文入力画面が表示されたことに応答して、図14A及び14Bに示す変換候補の表示処理を開始し、まず、インデックスkの値を0にリセットする(ステップS31)。次に、制御部170は、図7Aに示すフローチャートのステップS2からS7までの処理と同じ処理(以下、テキスト抽出処理という。)を実施形態1のときと同様に実行する(ステップS32)。なお、図7AのステップS5でNoの判定結果の場合の分岐先であるステップS15は、図14BのステップS38と読み替える。図14A、Bではその図示は省略されている。
制御部170は、変数RemainTxtに格納された文字列の長さ(バイト数)が0であるか否かを判別する(ステップS33)。制御部170は、変数RemainTxtに格納された文字列の長さ(バイト数)が0であると判別した場合に(ステップS33;Yes)、ステップS38に処理を進める。
変数RemainTxtに格納された文字列の長さ(バイト数)が0でないと判別した場合に(ステップS33;No)、コンテンツ抽出部175は、変数DbTxtの値と同一の「テキスト」フィールドの値に対応するフォルダ名を図13に示す検索対象DB162から読み出す(ステップS34)。
コンテンツ抽出部175は、例えば、変数DbTxtが表24に示す値の場合、図13に示す検索対象DB162から、表24に示す値と同じ値を有するテキストの値を検索し、見つかれば、このテキストの値に対応する「フォルダ名」フィールドの値「/data/movie」を読み出す。
Figure 2012005314
Figure 2012005314
コンテンツ抽出部175は、読み出したフォルダ名と同一のフォルダ名が付されたフォルダにおいて、ファイル名が変数RemainTxtの値を含むファイルを検索する(ステップS35)。
例えば、コンテンツ抽出部175は、フォルダ「/data/movie」において、ファイル名が表26に示す変数RemainTxtの値を含むファイルを検索する。ここで、変数RemainTxtの値を含むとは、変数RemainTxtの値そのままの場合だけでなく、変数RemainTxtの値と同一の称呼を有するテキストを含む場合も含む。即ち、ファイル名が例えば表27に示す値の場合、表26に示す変数RemainTxtの値を含むと判断される。
Figure 2012005314
Figure 2012005314
続いて、コンテンツ抽出部175は、このような検索条件を満たすファイルが発見されたか否かを判別する(ステップS36)。
コンテンツ抽出部175により、このような検索条件を満たすファイルが発見されないと判別された場合(ステップS36;No)、制御部170はステップS38に処理を進める。
一方、コンテンツ抽出部175は、このような検索条件を満たすファイルが発見されたと判別した場合(ステップS36;Yes)、発見されたファイルのサムネイル及びファイル名を変換候補表示部に表示する(ステップS37)。
テキスト変換部174は、変数Txtの値に対応する変換候補を予測変換DB164から読み出し(ステップS38)、読み出した変換候補を変換候補表示部に表示する(ステップS39)。
続いて、制御部170は、インデックスkの値をインクリメントする(ステップS40)。制御部170は、確定ボタンが押下されたか否かを判別する(ステップS41)。制御部170は、確定ボタンが押下されないと判別した場合に(ステップS41;No)、ステップS32に処理を戻す。一方、制御部170は、確定ボタンが押下されたと判別した場合に(ステップS41;Yes)、処理を終了する。
(3)テキストを確定する処理
このようにコンテンツのサムネイル及びファイル名の組並びに変換候補が変換候補表示部に表示された後にテキスト変換部174及び/又はコンテンツ添付部176は、実施形態2と同様にして、入力部120によって入力されたテキスト(平仮名)を変換する。テキストの変換がコンテンツを確定するものであれば、コンテンツ添付部176は確定したコンテンツをメールに添付する。
以上、説明したように、実施形態3によれば、制御部170は、入力されたテキストにデータベースとしてのフォルダを特定する単語が含まれる場合に、入力されたテキストからこの単語を除いた残りのテキストを抽出する。そして、制御部170は、この単語によって特定されるフォルダから、抽出された残りのテキストを検索キーとしてコンテンツを検索し、発見されたコンテンツのサムネイル及びファイル名の組を変換候補表示部に表示する。
そして、制御部170は、変換候補表示部に表示されたサムネイル及びファイル名の組から、入力部120によって一のサムネイル及びファイル名の組が選択され、確定ボタンが押下されたことに応答して、選択されたサムネイル及びファイル名が付されたコンテンツが確定し、これをメールの本文に添付する。このため、メールの本文に所望のコンテンツを簡単に添付することができる。
このように、実施形態3によれば、入力されたテキストを、データベースに記憶されたコンテンツを含む各種の情報に簡便に変換できる。
この発明は上記の実施形態1〜3に記載された内容に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記説明において示されたハードウェアの構成及び動作のフローチャートは一例でありこれらに限定されるものではなく、適宜変更及び応用が可能である。
実施形態1及び2では、ユーザDB163に電話番号、メールアドレス、住所の情報を記憶しているが、それぞれの情報を別々のデータベースに記憶するようにしてもよい。
また、実施形態1乃至3では、本文入力画面において入力部120から平仮名が入力されているが、片仮名やローマ字などが入力されてもよい。
実施形態2では、検索対象DB162において、検索フィールドの値を「ファイル名」とし、DB識別情報がコンテンツDBの場合、表28に示す「テキスト」フィールドの値と、検索フィールドの値「ファイル名」と、が対応付けて記憶されている。これに代えて、検索対象DB162において、検索フィールドの値を「分類」とし、DB識別情報がコンテンツDBの場合、表28に示す「テキスト」フィールドの値と、検索フィールドの値「分類」と、が対応付けて記憶されてもよい。これによると、制御部170は、ステップS22の検索処理において、コンテンツDBにおいて、「分類」フィールドの値が、表26に示す変数RemainTxtの値を含むレコードを検索する。
Figure 2012005314
なお、実施形態1〜3に係るテキスト変換装置は、図15に示す構成ブロック図のようにまとめてもよい。図15において、図9と異なるのは、情報抽出部173とコンテンツ抽出部175とをまとめて関連情報抽出部177とし、また、テキスト変換部174とコンテンツ添付部176とをまとめて変換部178とした点である。
関連情報抽出部177は、DB識別情報が「ユーザDB」の場合は、情報抽出部173の機能を備え、「コンテンツDB」の場合は、コンテンツ抽出部175の機能をも備える。「コンテンツDB」の場合とは、「コンテンツDB」が付されている場合、及び、実施形態3のようにDB識別情報が付されていない場合を含む。共にテキスト抽出部によって抽出された単語によって特定されるデータベースから、当該単語をテキストから除いた残りのテキストを検索キーとして情報を抽出するという点で共通している。異なるのは抽出に使用されるデータベースである。制御部170はDB識別情報の値によって両機能を切り換える。
変換部178は、DB識別情報が「ユーザDB」の場合は、テキスト変換部174として機能し、DB識別情報が「コンテンツDB」の場合は、コンテンツ添付部176として機能する。
共に入力部によって入力されたテキストを、情報抽出部173又はコンテンツ抽出部175、すなわち前記関連情報抽出部177、により抽出された情報のいずれかに変換するという点で共通している。なお、テキスト変換部174は、予測変換DBへの情報の記憶保存を含む場合があり、コンテンツ添付部176は、確定した「コンテンツ」情報に基づき、該当する「コンテンツ」をメール等に添付する機能を含むという点で互いに相違する。両機能はDB識別情報の値(その有無を含む)によって切り換える。
実施形態1〜3では、日本語を例に説明したが、他の言語に対しても実施形態1〜3を適用することが可能である。例えば英語に対して適用する場合は次のように置き換える。図2に示す検索対象DB162においては、「テキスト」フィールドの内容は英語のアルファベットで記載されたものとなり、「検索フィールド」の「平仮名」は「アルファベット」となる。図3に示すユーザDB163においては、「名前」フィールドの記載はアルファベット表記となり、「平仮名」フィールドは不要となる。図4に示す予測変換DB164においては、「テキスト」フィールドの記載はアルファベット表記となり、これに対応する変換候補は、「テキスト」フィールドに記載のアルファベットを最初に含む単語又は文節、さらに、「テキスト」フィールドに記載のアルファベットと密接に関連し変換候補として登録される電話番号、メールアドレス、住所等になる。図10に示すコンテンツDB165においては、「ファイル名」フィールドには、例えばアルファベットを含むファイル名となり、「分類」フィールドには、例えばアルファベットを含む分類名となる。英語のような表音文字のみで構成されている言語の場合は、入力された表音文字を表意文字と関連づける必要がない。そのため、実施形態1〜3に係る発明をより簡便に適用することができる。
上記いずれの変形例においても、これまで述べた効果と同様の効果を奏することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
情報を記憶するデータベースと、
テキストを入力する入力部と、
前記入力部によって入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別部と、
前記判別部によって前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出部と、
前記テキスト抽出部によって抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出部と、
前記入力部によって入力されたテキストを、前記関連情報抽出部により抽出された前記情報のいずれかに変換する変換部と、
を備えることを特徴とするテキスト変換装置。
(付記2)
前記データベースは、前記関連情報抽出部によって抽出された情報を、前記入力部によって入力されたテキストに対する予測変換の変換候補として記憶する予測変換データベースを備え、
前記関連情報抽出部は、前記予測変換データベースから前記情報を抽出する、
ことを特徴とする付記1に記載のテキスト変換装置。
(付記3)
前記データベースは、電話番号を示す電話番号情報を記憶し、
前記関連情報抽出部は、該データベースから、前記情報として電話番号情報を抽出する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載のテキスト変換装置。
(付記4)
前記データベースは、メールアドレスを示すメールアドレス情報を記憶し、
前記関連情報抽出部は、該データベースから、前記情報としてメールアドレス情報を抽出する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載のテキスト変換装置。
(付記5)
前記データベースは、住所を示す住所情報を記憶し、
前記関連情報抽出部は、該データベースから、前記情報として住所情報を抽出する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載のテキスト変換装置。
(付記6)
前記データベースは、コンテンツを記憶するデータベースを備え、
前記関連情報抽出部は、前記コンテンツを記憶するデータベースから、前記情報として、コンテンツの情報を抽出し、
前記変換部は、前記入力されたテキストを、前記抽出されたコンテンツの情報のいずれかに変換すると共に、変換した前記コンテンツの情報により指定されるコンテンツをメールに添付する、
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1に記載のテキスト変換装置。
(付記7)
情報を記憶するデータベースを備えたテキスト変換装置におけるテキスト変換方法であって、
テキストを入力する入力ステップと、
前記入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別ステップと、
前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出ステップと、
前記抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出ステップと、
前記入力されたテキストを、前記関連情報抽出ステップで抽出された前記情報のいずれかに変換する変換ステップと、
を備えることを特徴とするテキスト変換方法。
(付記8)
情報を記憶するデータベースを備えたテキスト変換装置を制御するコンピュータに、
テキストを入力する入力手順と、
前記入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別手順と、
前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出手順と、
前記抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出手順と、
前記入力されたテキストを、前記関連情報抽出手順で抽出された前記情報のいずれかに変換する変換手順と、
を実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本出願は2010年7月6日に出願された日本国特許出願番号2010−153647に基づく優先権を主張するものである。日本国特許出願番号2010−153647の明細書、特許請求の範囲、図面、及び要約書に記載された内容は、参照により全体として本出願に含まれる。
この発明は、仮名漢字変換システム、ワードプロセッサ等へ利用が可能である。
10 携帯電話
110 無線通信部
120 操作部(入力部)
130 表示部
140 音声入力部
150 音声出力部
160 記憶部
161 プログラム記憶部
162 検索対象データベース(検索対象DB)
163 ユーザデータベース(ユーザDB)
164 予測変換データベース(予測変換DB)
165 コンテンツデータベース(コンテンツDB)
166 コンテンツ記憶部
170 制御部
171 判定部
172 テキスト抽出部
173 情報抽出部
174 テキスト変換部
175 コンテンツ抽出部
176 コンテンツ添付部
177 関連情報抽出部
178 変換部
401 メールアドレスを入力するためのテキストボックス
402 件名を入力するためのテキストボックス
403 添付ファイルを指定するテキストボックス
404 テキストエリア
本発明は、テキスト変換装置、テキスト変換方法、及びプログラムに関する。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、入力されたテキストを、様々なデータベースに記憶された情報に変換することができるテキスト変換装置、テキスト変換方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るテキスト変換装置は、
情報を記憶するデータベースと、
テキストを入力する入力部と、
前記入力部によって入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別部と、
テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出部と、
前記テキスト抽出部によって抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出部と、
前記入力によって入力されたテキストを、前記関連情報抽出部により抽出された前記情報のいずれかに変換する変換部と、
を備え
前記テキスト抽出部は、前記判別部によって前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、前記テキストから前記単語と残りのテキストとを抽出する、
ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係るテキスト変換方法は
キストを入力する入力ステップと、
前記入力されたテキストにデータベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別ステップと、
前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出ステップと、
前記抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出ステップと、
前記入力されたテキストを、前記関連情報抽出ステップで抽出された前記情報のいずれかに変換する変換ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
情報を記憶するデータベースを備えたコンピュータに、
テキストを入力する入力手順と、
前記入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別手順と、
前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出手順と、
前記抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出手順と、
前記入力されたテキストを、前記関連情報抽出手順で抽出された前記情報のいずれかに変換する変換手順と、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、入力されたテキストを、様々なデータベースに記憶された情報に変換することができるテキスト変換装置、テキスト変換方法、及びプログラムを提供することができる。
コンテンツ抽出部175は、例えば、変数DbTxtが表24に示す値の場合、図13に示す検索対象DB162から、表25に示す値と同じ値を有するテキストの値を検索し、見つかれば、このテキストの値に対応する「フォルダ名」フィールドの値「/data/movie」を読み出す。

Claims (8)

  1. 情報を記憶するデータベースと、
    テキストを入力する入力部と、
    前記入力部によって入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別部と、
    前記判別部によって前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出部と、
    前記テキスト抽出部によって抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出部と、
    前記入力部によって入力されたテキストを、前記情報抽出部により抽出された前記情報のいずれかに変換する変換部と、
    を備えることを特徴とするテキスト変換装置。
  2. 前記データベースは、前記関連情報抽出部によって抽出された情報を、前記入力部によって入力されたテキストに対する予測変換の変換候補として記憶する予測変換データベースを備え、
    前記関連情報抽出部は、前記予測変換データベースから前記情報を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のテキスト変換装置。
  3. 前記データベースは、電話番号を示す電話番号情報を記憶し、
    前記関連情報抽出部は、該データベースから、前記情報として電話番号情報を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のテキスト変換装置。
  4. 前記データベースは、メールアドレスを示すメールアドレス情報を記憶し、
    前記関連情報抽出部は、該データベースから、前記情報としてメールアドレス情報を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のテキスト変換装置。
  5. 前記データベースは、住所を示す住所情報を記憶し、
    前記関連情報抽出部は、該データベースから、前記情報として住所情報を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のテキスト変換装置。
  6. 前記データベースは、コンテンツを記憶するデータベースを備え、
    前記関連情報抽出部は、前記コンテンツを記憶するデータベースから、前記情報として、コンテンツの情報を抽出し、
    前記変換部は、前記入力されたテキストを、前記抽出されたコンテンツの情報のいずれかに変換すると共に、変換した前記コンテンツの情報により指定されるコンテンツをメールに添付する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のテキスト変換装置。
  7. 情報を記憶するデータベースを備えたテキスト変換装置におけるテキスト変換方法であって、
    テキストを入力する入力ステップと、
    前記入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別ステップと、
    前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出ステップと、
    前記抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出ステップと、
    前記入力されたテキストを、前記関連情報抽出ステップで抽出された前記情報のいずれかに変換する変換ステップと、
    を備えることを特徴とするテキスト変換方法。
  8. 情報を記憶するデータベースを備えたテキスト変換装置を制御するコンピュータに、
    テキストを入力する入力手順と、
    前記入力されたテキストに前記データベースを特定する単語が含まれるか否かを判別する判別手順と、
    前記テキストに前記データベースを特定する単語が含まれると判別された場合に、該テキストから該単語と残りのテキストとを抽出するテキスト抽出手順と、
    前記抽出された単語によって特定されるデータベースから、前記残りのテキストを検索キーとして情報を抽出する関連情報抽出手順と、
    前記入力されたテキストを、前記関連情報抽出手順で抽出された前記情報のいずれかに変換する変換手順と、
    を実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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