JPWO2012005287A1 - マンドレルミル及び継目無管の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この2ロール式マンドレルミルにおいては、孔型ロールの溝底とフランジとの過度の周速差に起因して、孔型ロールのフランジ近傍での孔型ロールと素管との焼き付きが生じたり、孔型ロールのフランジでの素管材料の過度の噛み出しに起因して、素管に疵(噛み出し疵)が生じるおそれがある。これらの焼き付きや噛み出し疵を防止する観点より、2ロール式マンドレルミルにおいては、孔型プロフィール(孔型ロールの回転中心を通る平面で孔型ロールを切断して得られる孔型形状)の両端の曲率半径が大きくなるように孔型ロールを設計するのが通常である。この場合、孔型ロールのフランジ近傍に対応する素管の部位は、孔型ロールにもマンドレルバーにも拘束されず長手方向の張力のみが作用するため、管周方向への変形(張出し)を管理することが困難である。このため、ステンレス鋼等の熱間変形能の低い材料からなる管には、穴あき欠陥等が発生し易いという問題もある。
一般的な3ロール式マンドレルミルは、圧下方向の成す角が120°となるように3つの孔型ロールが各圧延スタンドに配設され、隣接する圧延スタンド間で孔型ロールの圧下方向が交互に60°ずらされた複数の圧延スタンドを備える。
これに対し、2ロール式マンドレルミルにおいては、各圧延スタンドに配設された各孔型ロール毎に、素管の中心角90°の部位の肉厚加工を施すことになる(図1(a)参照)。換言すれば、各孔型ロールによって肉厚加工が施されないのは、各孔型ロールの両フランジ寄りの部位にそれぞれ対応する素管の中心角45°の部位であり、一般的な3ロール式マンドレルミルの場合に比べて肉厚加工が施されない範囲が広い。
従って、一般的な3ロール式マンドレルミルの場合には、延伸圧延中の素管材料の外方への逃げが、2ロール式マンドレルミルの場合に比べて少ないため、延伸圧延により素管の周長が小さくなって素管の内面がマンドレルバーに張り付き、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなるおそれがある。
具体的には、特許文献1に記載のマンドレルミルでは、特許文献1の図3等に示すように、第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドに配設された孔型ロールは、一般的な3ロール式マンドレルミルで用いられるものとされている。つまり、第1圧延スタンドと第2圧延スタンドとの間で孔型ロールの圧下方向が60°ずらされていると共に、第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドに配設された各孔型ロールは、素管の中心角60°の部位に接する(当該部位の肉厚加工を施す)ように孔型プロフィールが形成されている(溝底プロフィールを構成する円弧の中心角が60°に設定されている)。
そして、特許文献1に記載のマンドレルミルでは、第3〜第5圧延スタンドの間で孔型ロールの圧下方向が40°ずつずらされていると共に、第3〜第5圧延スタンドに配設された各孔型ロールは、素管の中心角40°の部位に接する(当該部位の肉厚加工を施す)ように孔型プロフィールが形成されている(溝底プロフィールを構成する円弧の中心角が40°に設定されている)。
換言すれば、特許文献1に記載のマンドレルミルでは、第3〜第5圧延スタンドに配設された各孔型ロールによって肉厚加工が施されないのは、各孔型ロールの両フランジ寄りの部位にそれぞれ対応する素管の中心角40°の部位であり、一般的な3ロール式マンドレルミルの場合に比べて肉厚加工が施されない範囲が広い。従って、特許文献1に記載のマンドレルミルでは、一般的な3ロール式マンドレルミルの場合に比べて、第3〜第5圧延スタンドにおいて延伸圧延中の素管材料の外方への逃げが多くなる。
また、特許文献1に記載のマンドレルミルでは、第1圧延スタンドと第2圧延スタンドとの間で孔型ロールの圧下方向が60°ずらされている一方、第3〜第5圧延スタンドの間では孔型ロールの圧下方向が40°ずつずらされている。このため、第1圧延スタンドから最終圧延スタンドに至るまで孔型ロールの圧下方向が交互に60°ずらされている一般的な3ロール式マンドレルミルと異なり、特許文献1に記載のマンドレルミルでは孔型ロールの回転駆動軸等の取り回しが複雑となるので、設備コストの増加やメンテナンス性の低下を招く。
さらに、一般的な3ロール式マンドレルミルでは、隣接する2つの圧延スタンドで素管の全周に肉厚加工を施しているのに対して、特許文献1に記載のマンドレルミルでは、3つの圧延スタンド(第3〜第5圧延スタンド)で素管の全周に肉厚加工を施している。このため、特許文献1に記載のマンドレルミルでは、一般的な3ロール式マンドレルミルと比べて圧延スタンド数が増加するので、設備コストの増加やメンテナンス性の低下を招く。
特許文献1に記載のマンドレルミルでは、第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドに配設された孔型ロールが一般的な3ロール式マンドレルミルで用いられる孔型ロール(素管の中心角60°の部位に接するように孔型プロフィールが形成された孔型ロール)であるため、第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドでの延伸圧延中の素管材料の外方への逃げが少なく、素管の周長が小さくなる。特に、素管材料がステンレス鋼等の高合金鋼である場合、素管材料の外方への逃げがさらに少なくなることに加えて、高合金鋼の熱収縮率が大きいため、素管の周長の収縮量も顕著に大きくなる。そして、第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドでの延伸圧延によって素管の周長が過度に小さくなってしまうと、たとえ第3〜第5圧延スタンドにおいて延伸圧延中の素管材料の外方への逃げが多くなるように形成された孔型ロール(素管の中心角40°の部位に接するように孔型プロフィールが形成された孔型ロール)で素管を延伸圧延したとしても、延伸圧延後の管の周長は大きくならず、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象を十分に抑制できないことが分かった。換言すれば、本発明者は、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象を十分に抑制するには、少なくとも第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドにおける延伸圧延中の素管材料の外方への逃げが多くなるように孔型ロールを形成することが肝要であることを知見した。
また、本発明に係るマンドレルミルにおいては、一般的な3ロール式マンドレルミルと同様に、全ての圧延スタンドで孔型ロールの圧下方向が交互に60°ずらされているため、特許文献1に記載のマンドレルミルのように孔型ロールの回転駆動軸等の取り回しが複雑とはならない。また、一般的な3ロール式マンドレルミルと同様の圧延スタンド数とすることが可能である。従って、設備コストの増加やメンテナンス性の低下を招くことがない。
以上のように、本発明に係るマンドレルミルによれば、設備コストの増加やメンテナンス性の低下を招くことなく、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象を十分に抑制可能である。
なお、第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドに配設され孔型ロールだけではなく、第3圧延スタンド以降の圧延スタンドに配設された孔型ロールについても、その溝底プロフィールを構成する円弧の中心角を60°未満に設定し、溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離を前記円弧の半径よりも長くすれば、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象をより一層十分に抑制可能である。
従って、素管に肉厚加工を施す圧延スタンドのうち最終の圧延スタンドにおいては、偏肉防止の観点からすれば、主として上記中間部に肉厚加工を施せばよいことになる。
しかしながら、従来の一般的な3ロールマンドレルミルの最終圧延スタンドにおいては、孔型ロールの孔型プロフィール上の点と孔型中心との距離が、溝底から孔型中心周りに30°近傍の角度に位置する部位に亘ってほぼ一定となっているのが通常である。このため、上記中間部のみならず孔型ロールの溝底に対向する部位も含んだ素管の周方向の広い範囲において、孔型ロールとマンドレルバーとの間で素管に肉厚加工が施されることになる。従って、最終圧延スタンドでの延伸圧延中に素管材料が逃げる方向は、素管の長手方向が主となり、素管の周方向への逃げ代が少ないため、延伸圧延後の管の周長が小さくなってしまう。この結果、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象を十分には抑制できないおそれがある。
すなわち、素管に肉厚加工を施す圧延スタンドのうち最終の圧延スタンドに配設された孔型ロールの孔型プロフィールと孔型中心上の点との距離が一定ではなく、孔型中心周りに溝底から27°以上33°以下の範囲内の何れかの角度に位置する孔型プロフィール上の点で最小となることが好ましい。
また、本発明に係るマンドレルミルにおいては、一般的な3ロール式マンドレルミルと同様に、全ての圧延スタンドで孔型ロールの圧下方向が交互に60°ずらされているため、特許文献1に記載のマンドレルミルのように孔型ロールの回転駆動軸等の取り回しが複雑とはならない。また、一般的な3ロール式マンドレルミルと同様の圧延スタンド数とすることが可能である。従って、設備コストの増加やメンテナンス性の低下を招くことがない。
以上のように、本発明に係るマンドレルミルによれば、設備コストの増加やメンテナンス性の低下を招くことなく、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象を十分に抑制可能である。
本実施形態に係るマンドレルミルは、圧下方向の成す角が120°となるように3つの孔型ロールが各圧延スタンドに配設され、隣接する圧延スタンド間で孔型ロールの圧下方向が交互に60°ずらされた複数(本実施形態では5つ)の圧延スタンドを備えている。
図2に示すように、本実施形態に係るマンドレルミルは、少なくとも第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィール(孔型プロフィールPのうち溝底B近傍のプロフィール)を構成する円弧(半径R1)の中心角θが60°未満に設定されると共に、該溝底プロフィール以外の孔型プロフィールP上の点と前記円弧の中心C1との距離が前記円弧の半径R1よりも長くなっていることを特徴としている。斯かる構成により、本実施形態に係るマンドレルミルは、従来の一般的な3ロール式マンドレルミルと比べて、少なくとも第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドでの延伸圧延中の素管材料の外方への逃げが多く、たとえ素管材料がステンレス鋼等の高合金鋼である場合であっても、延伸圧延後の管の周長を大きくすることが可能である。このため、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象を十分に抑制可能である。
なお、少なくとも第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θは30°以上に設定することが好ましい。仮に中心角θを30°未満に設定すると、一つの圧延スタンドにおいて肉厚加工が施されない部位が素管の全周の3/4を超え、第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドを合わせても、肉厚加工が施されない部位が素管の全周の1/2を超えることになる。このため、第3圧延スタンド以降の圧延スタンドにおける肉厚圧下量が、第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドにおける肉厚圧下量に比べて大きくなり、結果的に第3圧延スタンド以降の圧延スタンド数を増加させなければならなくなるおそれがあるためである。
図3に示すように、本実施形態に係るマンドレルミルの好ましい構成では、最終圧延スタンド(第5圧延スタンド)に配設された孔型ロールRの孔型プロフィールP上の点と孔型中心Oとの距離Lが一定ではなく、孔型中心O周りに溝底Bからα0(27°≦α0≦33°)の角度に位置する孔型プロフィールP上の点で最小値L0となっている。つまり、α=α0において、孔型プロフィールP上の点と孔型中心Oとの距離L=L0となっている。
従来の最終圧延スタンドにおいては、孔型ロールRの孔型プロフィールP上の点と孔型中心Oとの距離が、溝底Bから孔型中心O周りに30°近傍の角度に位置する部位に亘ってほぼ一定となっているのが通常である。このため、図4(b)に示すように、中間部(各孔型ロールRの溝底Bから孔型中心O周りに30°近傍の角度に位置する部位で圧下される素管Sの部位)のみならず孔型ロールRの溝底Bに対向する部位も含んだ素管Sの周方向の広い範囲Aにおいて、孔型ロールRとマンドレルバーMとの間で素管Sに肉厚加工が施されることになる。従って、最終圧延スタンドでの延伸圧延中に素管材料が逃げる方向は、素管Sの長手方向(Z方向)が主となり、素管Sの周方向(X方向)への逃げ代が少ないため、延伸圧延後の管の周長が小さくなってしまう。この結果、延伸圧延後の管からマンドレルバーMが引き抜けなくなる現象を十分には抑制できないおそれがある。
一方、図3に示す孔型ロールRが配設された最終圧延スタンドにおいては、孔型プロフィールP上の点と孔型中心Oとの距離Lが一定ではなく、孔型中心O周りに溝底Bから30°近傍(27°以上33°以下)の角度α0に位置する孔型プロフィールP上の点で最小値L0となっている。このため、図4(c)に示すように、前述した中間部の周辺Aにおいてのみ、孔型ロールRとマンドレルバーMとの間で素管Sに肉厚加工が施されることになる。このため、最終圧延スタンドでの延伸圧延中に素管材料が逃げる方向は、素管Sの周方向(X方向)が主となるので、従来の最終圧延スタンド(図4(b))で延伸圧延する場合に比べて、延伸圧延後の管の周長が大きくなる。この結果、延伸圧延後の管からマンドレルバーMが引き抜けなくなる現象をより一層十分に抑制可能である。
本実施形態に係るマンドレルミルは、第1実施形態と同様に、圧下方向の成す角が120°となるように3つの孔型ロールが各圧延スタンドに配設され、隣接する圧延スタンド間で孔型ロールの圧下方向が交互に60°ずらされた複数(本実施形態では5つ)の圧延スタンドを備えている。
そして、図3を参照して前述した第1実施形態に係るマンドレルミルの好ましい構成と同様に、本実施形態に係るマンドレルミルでも、最終圧延スタンド(第5圧延スタンド)に配設された孔型ロールRの孔型プロフィールP上の点と孔型中心Oとの距離Lが一定ではなく、孔型中心O周りに溝底Bからα0(27°≦α0≦33°)の角度に位置する孔型プロフィールP上の点で最小値L0となっている。つまり、α=α0において、孔型プロフィールPと孔型中心Oとの距離L=L0となっている。
ただし、本実施形態に係るマンドレルミルについては、第1実施形態に係るマンドレルミルと異なり、少なくとも第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧(半径R1)の中心角θが60°未満に設定されるという制約が無い。
<実施例1−1>
5つの圧延スタンドを備えるマンドレルミルにおいて、第1圧延スタンド〜第5圧延スタンドの全てについて孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=40°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)であり、素管材料がステンレス鋼(SUS304)で、マンドレルミル出側の管の外径218mm、肉厚5.5mmという条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
第1圧延スタンド〜第3圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=40°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)で、第4圧延スタンド及び第5圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=60°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)である点を除き、実施例1−1と同様の条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
第1圧延スタンド〜第4圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=40°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)で、第5圧延スタンドに配設された孔型ロールRの孔型プロフィールP上の点と孔型中心Oとの距離Lが一定ではなく、孔型中心O周りに溝底Bから30°の角度に位置する孔型プロフィールP上の点で最小となる点を除き、実施例1−1と同様の条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
第1圧延スタンド〜第5圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=60°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)である点を除き、実施例1−1と同様の条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
図5は、実施例1−1〜1−3及び比較例1の評価結果を示す。図5において矢印で示す角度範囲は、管とマンドレルバーとが接触している範囲を示す。図5に示すように、実施例1−1〜1−3の何れについても、比較例1に比べて、管とマンドレルバーとの接触率が低減すると共に、管の内周長が大きくなる結果が得られた。特に、実施例1−3が最も管の内周長が大きくなる結果となった。これらの結果より、本発明に係るマンドレルミルによれば、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象を十分に抑制可能であることが期待できる。
5つの圧延スタンドを備えるマンドレルミルにおいて、第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=40°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)で、第3圧延スタンド〜第5圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=60°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)であり、素管材料がステンレス鋼(SUS304)で、マンドレルミル出側の管の外径218mm、肉厚4.7mmという条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
第5圧延スタンドに配設された孔型ロールRの孔型プロフィールP上の点と孔型中心Oとの距離Lが一定ではなく、孔型中心O周りに溝底Bから30°の角度に位置する孔型プロフィールP上の点で最小となる点を除き、実施例2−1と同様の条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
第1圧延スタンド〜第5圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=60°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)である点を除き、実施例2−1と同様の条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
図6は、実施例2−1、2−2及び比較例2の評価結果を示す。図6において矢印で示す角度範囲は、管とマンドレルバーとが接触している範囲を示す。図6に示すように、実施例2−1、2−2の何れについても、比較例2に比べて、管とマンドレルバーとの接触率が低減すると共に、管の内周長が大きくなる結果が得られた。特に、実施例2−2がより管の内周長が大きくなる結果となった。これらの結果より、本発明に係るマンドレルミルによれば、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象を十分に抑制可能であることが期待できる。
5つの圧延スタンドを備えるマンドレルミルにおいて、第1圧延スタンド〜第4圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=60°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)であり、第5圧延スタンドに配設された孔型ロールRの孔型プロフィールP上の点と孔型中心Oとの距離Lが、孔型中心O周りに溝底Bから30°の角度に位置する孔型プロフィールP上の点で最小となり、素管材料がステンレス鋼(SUS304)で、マンドレルミル出側の管の外径218mm、肉厚4.7mmという条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
第5圧延スタンドに配設された孔型ロールRの孔型プロフィールP上の点と孔型中心Oとの距離Lが、溝底Bから、孔型中心O周りに溝底Bから30°の角度に位置する孔型プロフィールP上の点までに亘る範囲でほぼ一定である点を除き、実施例3と同様の条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
図7は、実施例3及び比較例3の評価結果を示す。図7において矢印で示す角度範囲は、管とマンドレルバーとが接触している範囲を示す。図7に示すように、実施例3は、比較例3に比べて、管とマンドレルバーとの接触率が低減すると共に、管の内周長が大きくなる結果が得られた。この結果より、本発明に係るマンドレルミルによれば、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象を十分に抑制可能であることが期待できる。
第1圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=44°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)で、第2圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=47°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)で、第3圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=50°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)である点を除き、実施例1−2と同様の条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
第1圧延スタンド〜第5圧延スタンドに配設された孔型ロールRの溝底プロフィールを構成する円弧の中心角θ=60°(溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離は前記円弧の半径よりも長い)である点を除き、実施例4と同様の条件で有限要素法(FEM)解析を行い、マンドレルミル出側の管の断面形状を評価した。
図8は、実施例4及び比較例4の評価結果を示す。図8において矢印で示す角度範囲は、管とマンドレルバーとが接触している範囲を示す。図8に示すように、実施例4は、比較例4に比べて、管とマンドレルバーとの接触率が低減すると共に、管の内周長が大きくなる結果が得られた。この結果より、本発明に係るマンドレルミルによれば、延伸圧延後の管からマンドレルバーが引き抜けなくなる現象を十分に抑制可能であることが期待できる。
B・・・溝底
P・・・孔型プロフィール
O・・・孔型中心
C1・・・円弧の中心
θ・・・円弧の中心角
すなわち、本発明に係るマンドレルミルにおいては、素管に肉厚加工を施す圧延スタンドのうち最終の圧延スタンドに配設された孔型ロールの孔型プロフィールと孔型中心上の点との距離が一定ではなく、孔型中心周りに溝底から27°以上33°以下の範囲内の何れかの角度に位置する孔型プロフィール上の点で最小となる。
Claims (4)
- 圧下方向の成す角が120°となるように3つの孔型ロールが各圧延スタンドに配設され、隣接する圧延スタンド間で孔型ロールの圧下方向が交互に60°ずらされた複数の圧延スタンドを備えるマンドレルミルであって、
少なくとも第1圧延スタンド及び第2圧延スタンドに配設された孔型ロールの孔型プロフィールのうち、溝底プロフィールを構成する円弧の中心角が60°未満に設定されると共に、該溝底プロフィール以外の孔型プロフィール上の点と前記円弧の中心との距離が前記円弧の半径よりも長くなっていることを特徴とするマンドレルミル。 - 素管に肉厚加工を施す圧延スタンドのうち最終の圧延スタンドに配設された孔型ロールの孔型プロフィール上の点と孔型中心との距離が一定ではなく、孔型中心周りに溝底から27°以上33°以下の範囲内の何れかの角度に位置する孔型プロフィール上の点で最小となることを特徴とする請求項1に記載のマンドレルミル。
- 圧下方向の成す角が120°となるように3つの孔型ロールが各圧延スタンドに配設され、隣接する圧延スタンド間で孔型ロールの圧下方向が交互に60°ずらされた複数の圧延スタンドを備えるマンドレルミルであって、
素管に肉厚加工を施す圧延スタンドのうち最終の圧延スタンドに配設された孔型ロールの孔型プロフィール上の点と孔型中心との距離が一定ではなく、孔型中心周りに溝底から27°以上33°以下の範囲内の何れかの角度に位置する孔型プロフィール上の点で最小となることを特徴とするマンドレルミル。 - 請求項1から3の何れかに記載のマンドレルミルによって素管を延伸圧延する工程を含むことを特徴とする継目無管の製造方法。
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