JPWO2011141982A1 - 音出力装置及び音出力方法 - Google Patents

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真之 杉山
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至洋 平野
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淳 羽田
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幸治 浅尾
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豊 森山
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Abstract

コストを極力抑えつつ、車両の左右方向に存在する人に対して車両の駆動音を効果的に発することが可能な音出力装置及び音出力方法を提供する。本願は、車両の所定位置に取り付けられる補強部材を有し、該補強部材を通じて車両外部に音を出力する音出力装置であって、前記補強部材には、乗り物を想起させる音の音声信号を出力する出力部からの当該信号を受け、前記音を発するスピーカが取り付けられ、前記補強部材は、前記車両の車幅方向に伸びた伝搬路であって、前記スピーカから発せられた前記音を空気中で伝搬させる伝搬路と、前記伝搬路の左端と右端の少なくとも何れか一方に形成された開口部であって、前記伝搬路を伝搬してきた前記音を車両外部に出力させるための第1開口部と、を有する。

Description

本願は車両外部に音を出力する音出力装置等の技術分野に関する。
近年、ハイブリッド自動車、電気自動車、及び燃料電池自動車などの駆動音が静かな車両において、当該車両の接近を歩行者等の周囲の人に気付かせるための技術が提案されている。例えば、特許文献1には、車両の前端部の車幅方向中央下部に設けられた発音手段から、接近告知音を車両前方に向けて発する車両接近告知装置が提案されている。
特開2008-168676号公報
しかしながら、特許文献1で提案された技術では、車両に発音手段を新たに設置する必要があるためコストがかかり、さらに、当該発音手段の構成上、車両の左右方向に存在する人に対して車両の駆動音(例えば、エンジン音)を効果的に発することは難しいという問題がある。
そこで、本願は、このような問題の解決を課題の一例として、コストを極力抑えつつ、車両の左右方向に存在する人に対して車両の駆動音を効果的に発することが可能な音出力装置及び音出力方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の所定位置に取り付けられる補強部材を有し、該補強部材を通じて車両外部に音を出力する音出力装置であって、前記補強部材には、乗り物を想起させる音の音声信号を出力する出力部からの当該信号を受け、前記音を発するスピーカが取り付けられ、前記補強部材は、前記車両の車幅方向に伸びた伝搬路であって、前記スピーカから発せられた前記音を空気中で伝搬させる伝搬路と、前記伝搬路の左端と右端の少なくとも何れか一方に形成された開口部であって、前記伝搬路を伝搬してきた前記音を車両外部に出力させるための第1開口部と、を有すること特徴とする。
請求項10に記載の発明は、車両の所定位置に取り付けられる補強部材を有し、該補強部材を通じて車両外部に音を出力する音出力方法であって、乗り物を想起させる音をスピーカから発する工程と、前記車両の車幅方向に伸びた伝搬路において、前記スピーカから発せられた前記音を空気中で伝搬させる工程と、前記伝搬路の左端と右端の少なくとも何れか一方に形成された開口部から、前記伝搬路を伝搬してきた前記音を車両外部に出力させる工程と、を含むこと特徴とする。
車両におけるリインフォース1の取り付け位置の一例を示す図である。 本実施形態に係る車載音響システムの概要構成例を示す図である。 (A)は、実施例1に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、(B)は、実施例1に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。(C)は、実施例2に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、(D)は、実施例2に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。 (A)は、実施例3に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、(B)は、実施例3に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。(C)は、実施例4に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、(D)は、実施例4に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。 (A)は、実施例5に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、(B)は、実施例5に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。 (A)は、実施例6に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、(B)は、実施例6に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。(C)は、実施例6の変形例に係るリインフォース1の全体構成例を示す図である。(D)は、実施例7に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、(E)は、実施例7に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。 (A)は、実施例8に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、(B)は、実施例8に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。(C)は、実施例8の変形例に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、(D)は、実施例8の変形例に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。
以下、本願の実施形態について添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、車両に搭載された車載音響システムに対して本願の音出力装置を適用した場合の実施形態である。
先ず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る車載音響システムの概要構成について説明する。
図1は、車両におけるリインフォース1の取り付け位置の一例を示す図である。図2は、本実施形態に係る車載音響システムの概要構成例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係る車載音響システムSは、リインフォース1、スピーカ2、記憶部3、音出力処理部4、及び制御部5等を備えて構成されている。
リインフォース1は、車両の所定位置に取り付けられる補強部材(例えば鉄板プレス製)であり、緩衝部材としての役割も果たすものである。例えば、リインフォース1は、図2に示すように、車両のバンパーの内側に取り付けられる。なお、図1に示す例では、リインフォース1が車両の前方のバンパーの内側に取り付けられた例を示しているが、一般に、リインフォース1は車両の後方のバンパーにも取り付けられる。
また、リインフォース1には、スピーカ2が取り付けられる。そして、リインフォース1は、詳細は後述するが、車両の車幅方向に伸びた伝搬路であってスピーカ2から発せられた音を空気中で伝搬させる伝搬路と、当該伝搬路の左端と右端の少なくとも何れか一方に形成された開口部であって当該伝搬路を伝搬してきた音を車両外部に出力させるための第1開口部と、を有する。これにより、リインフォース1を通じて車両外部に音が出力されるようになっている。
記憶部3は、例えばハードディスクや不揮発性メモリ等から構成される。そして、記憶部3には、乗り物を想起させる音のデータが予め記憶される。ここで、乗り物を想起させる音の例としては、エンジン車におけるエンジン音等が挙げられる。例えば、エンジン車が動作中に実際に発する音が録音され、当該録音された音のデータが記憶部3に記憶される。本実施形態においては、エンジン自動車が走行中に発するエンジン音のデータが記憶されているものとする。このようなエンジン音は、生の音ではないので、以下、「擬似エンジン音」という。なお、その他の乗り物の擬似音であっても良い。
音出力処理部4は、本願の出力部の一例であり、DAC(Digital Analog Converter)42、ハイパスフィルタ43、及びアンプ44等を備えて構成されている。ここで、ハイパスフィルタ43は、擬似エンジン音から低域成分除去するためのものであるが、このハイパスフィルタ43の機能は、スイッチSWによりオンとオフが切り換え可能になっている。
このような音出力処理部4の構成において、制御部5により記憶部3から読み出された擬似エンジン音に係るデジタル信号はDAC42によりアナログ信号に変換される。そして、ハイパスフィルタ43の機能がオンである場合(スイッチSWがオン)、ハイパスフィルタ43により擬似エンジン音のアナログ信号(音声信号)から低域成分が除去された信号がアンプ44により増幅される。一方、ハイパスフィルタ43の機能がオフである場合(スイッチSWがオフ)、DAC42により変換された、擬似エンジン音のアナログ信号がアンプ44により増幅される。そして、アンプ44により増幅された信号は、音出力処理部4からスピーカ2へ出力される。こうして、スピーカ2は、音出力処理部4からの信号を受け、擬似エンジン音を発生する。
制御部5は、演算機能を有するCPU(Central Processing Unit)、作業用RAM、各種データやプログラムを記憶するROM等を備えており、音出力処理部4から擬似エンジン音の音声信号を出力させる制御を行う。なお、例えば車両の動作始動によりACC電源から車載音響システムSに電力が供給されると、制御部5は、擬似エンジン音を、音出力処理部4から継続的に出力させるように制御する。
また、制御部5は、スイッチSWのオンオフ切り換え制御を行うことで、ハイパスフィルタ4の機能をオンオフ制御する。このオンオフの設定は、例えばユーザが操作部(図示せず)を操作して行うことができる。
なお、一般に、車両にはナビゲーション装置やAV(Audio Visual)装置が搭載されているので、上述した記憶部3、音出力処理部4及び制御部5にはこれらの装置に設けられた記憶部、音出力処理部及び制御部を利用することができる。
或いは、記憶部3、音出力処理部4の一部及び制御部5は、車両の乗員が携帯する携帯端末に設けられていても良い。この場合、例えば、車室の所定位置には、AV装置が設置され、当該AV装置がスピーカ2にケーブルを介して電気的に接続される。そして、当該AV装置と携帯端末に設けられた出力端子とを所定のケーブルで接続することで、携帯端末からの擬似エンジン音信号がAV装置により増幅されてスピーカ2から擬似エンジン音が出力される。
次に、リインフォース1のより具体的な構成例を実施例1〜8に分けて説明する。なお、リインフォース1以外の構成については、実施例1〜8で共通し上述した通りであるので、図示及びその説明を省略する。また、以下の実施例1〜8では、車両の前方のバンパーの内側に取り付けられるリインフォース1を例にとるものとする。
(実施例1)
先ず、図3(A),(B)を参照して、実施例1に係るリインフォース1の構成について説明する。
図3(A)は、実施例1に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、図3(B)は、実施例1に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。
実施例1では、図3(A),(B)に示すように、リインフォース1は、上記伝搬路としての中空部11を有する管(筒)により構成されており、当該管の内部にスピーカ2が取り付けられている。実施例1では、スピーカ2は、中空部11を形成する管の長手方向(車幅方向)のほぼ中央部分の内壁に取り付けるこことするが、取り付け位置については例示であり、これに限定されるものではない(実施例2以降でも同様)。また、スピーカ2は、当該スピーカ2の前面が車両前方に向けられて取り付けられている。当該スピーカ2の前面が車両後方、車両上方、又は車両下方に向けて取り付けるように構成しても良い(実施例2以降でも同様)。
なお、車両側面側から見たリインフォース1の形状は矩形であるがその他の形状であっても良い。リインフォース1が管(筒)形状でなく伝搬路としての中空部11を有していない場合は、上述した中空部11を有する管により構成されたキャビネットを別途用意し、当該キャビネットにスピーカ2を取り付け、当該キャビネットを車両前方に設置するようにしても良い(実施例2以降でも同様)。
また、実施例1では、上述した第1開口部が、リインフォース1の右端(車両の後ろから見て)と左端の双方に形成されている。なお、以下の説明において、右端に形成された第1開口部を右開口部12aといい、左端に形成された第1開口部を左開口部12bという。
そして、スピーカ2から発せられ、中空部11を伝播してきた擬似エンジン音(音波)が図3(A)の破線矢印で示すように、右開口部12aと左開口部12bの夫々から車両外部に出力されることになる。
このように、実施例1によれば、例えば車両の左右方向に存在する人に向けて擬似エンジン音を効果的に発することができる。さらに、実施例1によれば、リインフォース1の内部にスピーカ2が取り付けられるので、既存の車両に設けられたリインフォース1を利用できれば、当該車両においてスピーカ2の設置スペースを新たに確保する必要がないと いうメリットがある。
(実施例2)
次に、図3(C),(D)を参照して、実施例2に係るリインフォース1の構成について説明する。
図3(C)は、実施例2に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、図3(D)は、実施例2に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。
実施例2では、リインフォース1の基本的構成は実施例1と同様であるが、図3(C),(D)に示すように、スピーカ2は、上記伝搬路としての中空部11を有する管の外部に取り付けられている。例えば、管の長手方向のほぼ中央部分の外壁にスピーカ2が取り付けられている。また、スピーカ2は、当該管に開けられた穴面とスピーカ2の前面とが対向するように取り付けられている。これにより、スピーカ2の前面から発生した擬似エンジン音が管の内部に入るようになっている。なお、スピーカ2は当該管に開けられた穴面と密着して取り付けられている必要はなく、スピーカ2から発生した擬似エンジン音が穴面から管の内部に十分に入るようになっていれば、スピーカ2と穴面との間に空間があってもよい。また、スピーカ2は、当該スピーカ2の前面が車両後方(実施例1とは逆方向)に向けられて取り付けられている。
そして、スピーカ2から発せられ、中空部11を伝播してきた擬似エンジン音が図3(C)の破線矢印で示すように、右開口部12aと左開口部12bの夫々から車両外部に出力されることになる。
このように、実施例2によれば、実施例1と同様、例えば車両の左右方向に存在する人に向けて擬似エンジン音を効果的に発することができる。さらに、実施例2によれば、リインフォース1の外部にスピーカ2が取り付けられるので、リインフォース1の径αに制限されることなく、口径の大きいスピーカ2の設置が可能となるというメリットがある。ただし、スピーカ2の大きさは、リインフォース1とバンパーまでの空間に制限される。
また、スピーカ2の後面が車両前方に向けられて取り付けられることにより、スピーカ2の後面から発生した擬似エンジン音がバンパーで反射等されて車両の隙間から漏出させることができる。一方、スピーカ2の後面が車両後方に向けて取り付けるように構成すれば、スピーカ2の後面から発生する擬似エンジン音を車両後方の隙間から漏出させることができる。
(実施例3)
次に、図4(A),(B)を参照して、実施例3に係るリインフォース1の構成について説明する。
図4(A)は、実施例3に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、図4(B)は、実施例3に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。
実施例3では、図4(A),(B)に示すように、リインフォース1は、上下2段からなる2つの管1a,1bにより構成されており、上段の管1aが中空部11aを、下段の管1bが中空部11bを、夫々有している。また、管1aが有する中空部11aと管1bが有する中空部11bとを繋げる(貫通する)ための穴(孔)11abが、夫々の管1a,1bの一部に開けられている。例えば、この穴11abは、管1aと管1bとの境を形成する板(管1aの下面と管1bの上面)の長手方向のほぼ中央部分に開けられている。また、スピーカ2は、実施例2と同様、管の外部に取り付けられている。例えば、上段の管1a(下段の管1bでも良い)の長手方向のほぼ中央部分の外壁にスピーカ2が取り付けられている。また、スピーカ2は、その前面が車両後方に向けられ、管1aに開けられた穴面とスピーカ2の前面とが対向するように取り付けられている。これにより、スピーカ2の前面から発生した擬似エンジン音が管1aの内部に入り、中空部11aを図4(A)の破線矢印で示すように伝播して右開口部12aaと左開口部12baの夫々から車両外部に出力される。さらに、スピーカ2の前面から発生した擬似エンジン音は、管1aの内部に入った後、穴11abを通って管1bの内部に入り、中空部11bを図4(A)の破線矢印で示すように伝播して右開口部12abと左開口部12bbの夫々から車両外部に出力されることになる。
このように、実施例3によれば、実施例2と同様、例えば車両の左右方向に存在する人に向けて擬似エンジン音を効果的に発することができる。さらに、実施例3によれば、管1a,1bの夫々の開口部から擬似エンジン音を出力させることができるので、当該出力をより増大させることができる。
なお、実施例3では、上段の管1a(又は下段の管1b)の外壁にスピーカ2が取り付けられるように構成したが、上段の管1aと下段の管1bの双方の外壁に一つずつスピーカ2が取り付けられるように構成しても良い。この構成によれば、複数のスピーカ2から擬似エンジン音が発生するので、音圧を倍増させることができる。また、仮に一方のスピーカ2が故障しても、もう一方のスピーカ2から擬似エンジン音を発生させることができる。また、この場合、中空部11aと中空部11bとを繋げるための穴11abは不要とすることができる。また、別の例として、上段の管1aと下段の管1bの双方の内壁に(実施例1と同じように)スピーカ2が取り付けられるように構成しても良く、この場合も、音圧を倍増させることができるなどの効果を奏する。
また、実施例3では、リインフォース1は、上下2段からなる2つの管により構成したが、上下3段以上からなる複数の管により構成しても良い。
(実施例4)
次に、図4(C),(D)を参照して、実施例4に係るリインフォース1の構成について説明する。
図4(C)は、実施例4に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、図4(D)は、実施例4に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。
実施例4では、リインフォース1の基本的構成は実施例3と同様であるが、図4(C),(D)に示すように、実施例3と比べ、口径が大きい一つのスピーカ2が、上段の管1aと下段の管1bの双方の外壁に跨って取り付けられている。
また、スピーカ2は、その前面が車両後方に向けられ、管1a及び管1bに開けられた穴面とスピーカ2の前面とが対向するように取り付けられている。また、スピーカ2の前面と対向する仕切り板(管1aの下面と管1bの上面)には、スピーカ2のエッジが動けるように(つまり、車両の前後方向に動作するエッジが仕切り板に当たらないように)、切り込み11cが形成されている。
そして、スピーカ2の前面から発生した擬似エンジン音が管1a及び管1bの内部に入り、中空部11a,11bを図4(C)の破線矢印で示すように伝播して右開口部12aa,12abと左開口部12ba,12bbの夫々から車両外部に出力されることになる。
このように、実施例4によれば、実施例3と同様、例えば車両の左右方向に存在する人に向けて擬似エンジン音を効果的に発することができる。さらに、実施例4によれば、口径が大きいスピーカ2から擬似エンジン音が発生するので、音圧を倍増させることができる。
(実施例5)
次に、図5(A),(B)を参照して、実施例5に係るリインフォース1の構成について説明する。
図5(A)は、実施例5に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、図5(B)は、実施例5に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。
実施例5では、リインフォース1の基本的構成は実施例1と同様であるが、図5(A),(B)に示すように、中空部11を形成する管の車幅方向に対して垂直方向の上部(上面)と下部(下面)に、中空部11を伝搬してきた擬似エンジン音を車両外部に出力させるための開口部13a,13b,13c,13dが形成されている。これらの開口部13a,13b,13c,13dは、本願の第2開口部の一例である。これにより、スピーカ2から発せられ、中空部11を伝播してきた擬似エンジン音が図5(A)の破線矢印で示すように、右開口部12aと左開口部12bの夫々から車両外部に出力されると共に、開口部13a,13b,13c,13dの夫々から車両外部に出力されることになる。
このように、実施例5によれば、実施例1と同様、例えば車両の左右方向に存在する人に向けて擬似エンジン音を効果的に発することができる。さらに、実施例5によれば、車両上方(ボンネット方向)の隙間から擬似エンジン音を漏出させることができ、車両下方から擬似エンジン音を地面に反射、拡散させることができる。これにより、擬似エンジン音が車両の筐体内部にこもってしまうことを防止することができる。
なお、図5(A)に示す例では、上部と下部の双方に第2開口部が形成されているが、上部と下部の何れか一方に第2開口部が形成されるように構成しても良い。また、図5(A)に示す例では、リインフォース1の左端と右端の夫々の近傍に第2開口部を形成したが、リインフォース1の左端や右端よりも中央寄りに形成するように構成しても良い。
また、実施例5では、リインフォース1は、1つの管により構成したが、実施例2のように、上下3段以上からなる複数の管により構成しても良い。この場合、最上段の管の上部(上面)に第2開口部が形成され、最下段の管の下部(下面)に第2開口部が形成されることになる。
(実施例6)
次に、図6(A),(B)を参照して、実施例6に係るリインフォース1の構成について説明する。
図6(A)は、実施例6に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、図6(B)は、実施例6に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。
実施例6では、図6(A),(B)に示すように、リインフォース1は、その右端近傍において中空部11を遮蔽する遮蔽部材14(仕切り板)を有しており、当該遮蔽部材14により中空部11が遮蔽されることで、底付きの管の状態になっている。そのため、擬似エンジン音を車両外部に出力させるための第1開口部は、リインフォース1の左端のみに左開口部12bとして形成されている。なお、リインフォース1の右端近傍に代えて左端近傍において中空部11が遮蔽部材14により遮蔽され、リインフォース1の右端のみに第1開口部が形成されるように構成しても良い。この遮蔽部材14の位置は、どの方向に歩行者等が存在すると予測されるかに応じて決定すればよい。例えば、車両が左側通行の法制の国においては左側に、車両が右側通行の法制の国においては右側に、第1開口部が形成されるように遮蔽部材14の位置を決定すれば良い。また、スピーカ2は、当該管に開けられた穴面とスピーカ2の前面とが対向するように、管の外部(外壁)の遮蔽部材14の近傍に取り付けられている。なお、スピーカ2の前面は、車両前方に向けられており、これにより、スピーカ2の後面から発生する擬似エンジン音を車両後方の隙間から漏出させることができる。
そして、スピーカ2から発せられ、中空部11を車両左側方向に伝播してきた擬似エンジン音が図6(A)の破線矢印で示すように、左開口部12bから車両外部に出力されることになる。
このように、実施例6によれば、例えば車両の左方向に存在する人に向けて擬似エンジン音を効果的に発することができる。さらに、実施例6によれば、スピーカ2から左開口部12bまでの長さを、実施例1等に比べて長くできることで共振周波数が低くなり、低音再生帯域を広げることができる。
図6(C)は、実施例6の変形例に係るリインフォース1の全体構成例を示す図である。実施例6の変形例として、図6(C)に示すように、スピーカ2を、リインフォース1の右開口部12aに取り付けるようにしても良い。この場合は、遮蔽部材14は不要となり、擬似エンジン音を車両外部に出力させるための第1開口部は、リインフォース1の左端のみに左開口部12bとして形成される。このように構成しても、スピーカ2から左開口部12bまでの長さを、実施例1等に比べて長くできることで、実施例6と同様に低音再生帯域を広げることができる。なお、このスピーカ2の取り付け位置は、どの方向に歩行者等が存在すると予測されるかに応じて決定すればよい。例えば、車両が左側通行の法制の国においては左側に、車両が右側通行の法制の国においては右側に、第1開口部が形成されるようにスピーカ2の位置を決定すれば良い。
(実施例7)
次に、図6(D),(E)を参照して、実施例7に係るリインフォース1の構成について説明する。
図6(D)は、実施例7に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、図6(E)は、実施例7に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。
実施例7では、車載音響システムSには、図6(D),(E)に示すように、スピーカ2が取り付けられる(収納される)とともにその前面にポート部61を有するスピーカボックス(エンクロージャ)6が備えられる。ポート部61は、スピーカ2の後面から発生する音をスピーカ2の前面方向に出力する。なお、ポート部61の開口面とスピーカ2の前面とは同一面になっている。
また、実施例7では、図6(D),(E)に示すように、リインフォース1は、中空部11を、第1中空部11lと当該第1中空部11lより体積が小さな第2中空部11rとに仕切る仕切部材15を有する。この仕切部材15により第1中空部11lと第2中空部11r間の音の伝搬が遮蔽される。そして、スピーカボックス6は、スピーカ2の前面が、第1中空部11lを形成する管に開けられた穴面と対向し、且つ、ポート部61(この開口面)が第2中空部11rを形成する管に開けられた穴面と対向するように、リインフォース1の外壁等に取り付けられている。これにより、スピーカ2の前面から発生した擬似エンジン音が第1中空部11lに入り、中空部11lを図6(D)の破線矢印で示すように伝播して左開口部12bから車両外部に出力されると共に、スピーカ2の後面から発生した擬似エンジン音がポート部61を通じて第2中空部11rに入り、第2中空部11rを図6(D)の破線矢印で示すように伝播して右開口部12aから車両外部に出力されることになる。
このように、実施例7によれば、例えば車両の左右方向に存在する人に向けて擬似エンジン音を効果的に発することができる。さらに、実施例7によれば、第1中空部11lと第2中空部11rとの長さを異ならせることによる管共振を利用して低周波数帯域の音圧を上げることができる。また、第1中空部11lの長さ(車幅方向)と、第2中空部11rの長さ(車幅方向)との比率が3:1になるように構成すれば、より一層、管共振の効果を高めることができる。
(実施例8)
次に、図7(A),(B)を参照して、実施例8に係るリインフォース1の構成について説明する。
図7(A)は、実施例8に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、図7(B)は、実施例8に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。
実施例8でも、車載音響システムSには、図7(A),(B)に示すように、スピーカ2が取り付けられるとともにその前面にポート部61を有するスピーカボックス6が備えられる。
また、実施例8では、図7(A),(B)に示すように、リインフォース1は、上下2段からなる2つの管1a,1bにより構成されており、上段の管1a(第2の管の一例)が中空部11aを、下段の管1b(第1の管の一例)が中空部11bを、夫々有している。また、リインフォース1は、管1aの右端近傍において中空部11aを遮蔽する遮蔽部材14aと、管1bの右端近傍において中空部11bを遮蔽する遮蔽部材14bとを有する。そのため、擬似エンジン音を車両外部に出力させるための第1開口部は、管1a,1bの左端のみに左開口部12ba,12bbとして形成されている。なお、管1a,1bの右端近傍に代えて左端近傍において中空部11a,11bが遮蔽部材14a,14bにより遮蔽され、管1a,1bの右端のみに第1開口部が形成されるように構成しても良い。この遮蔽部材14a,14bの位置は、実施例6と同様に、どの方向に歩行者等が存在すると予測されるかに応じて決定すればよい。
また、管1bは、中空部11bを、第1中空部11blと当該第1中空部11lより体積が小さな第2中空部11brとに仕切る仕切部材15を有する。更に、リインフォース1は、管1bが有する第2中空部11brと、管1aが有する中空部11aと、を接続(繋げる)して第1中空部11blより体積の大きい第3中空部11abrを形成する接合部(この例では、穴)11dを有する。この接合部11dは、遮蔽部材14a,14bの近傍に設けられている。そして、スピーカボックス6は、スピーカ2の前面が、第2中空部11brを形成する管1bに開けられた穴面と対向し、且つ、ポート部61(この開口面)が第1中空部11blを形成する管1bに開けられた穴面と対向するように、リインフォース1の外壁等に取り付けられている。これにより、スピーカ2の前面から発生した擬似エンジン音が第2中空部11brに入り、第3中空部11abrを図7(A)の破線矢印で示すように伝播して左開口部12baから車両外部に出力されると共に、スピーカ2の後面から発生した擬似エンジン音がポート部61を通じて第1中空部11blに入り、第1中空部11blを図7(A)の破線矢印で示すように伝播して左開口部12bbから車両外部に出力されることになる。
このように、実施例8によれば、例えば車両の左方向に存在する人に向けて擬似エンジン音を効果的に発することができる。さらに、実施例8によれば、第3中空部11abrと第1中空部11blとの長さを異ならせ、且つ実施例7よりも中空部全長を長くできるので、更に低周波数帯域の音圧を上げることができる。また、第3中空部11abrの長さ(車幅方向)と、第1中空部11blの長さ(車幅方向)との比率が3:1になるように構成すれば、より一層、管共振の効果を高めることができる。
なお、上記実施例8では、管1aと管1bとの境を形成する板(管1aの下面と管1bの上面)に開けた穴を接合部11dとして、第2中空部11brと中空部11aとを接続する(繋ぐ)ように構成したが、実施例8の変形例として、管1aの側面と管1bの側面に穴を開け、この2つの穴を通じチューブ或いはケースなどを用いて第2中空部11brと中空部11aとを接続するように構成しても良い。この場合、管1a,1bの側面の穴及びチューブ或いはケースが接合部を構成することになる。
図7(C)は、実施例8の変形例に係るリインフォース1の全体構成例を示す図であり、図7(D)は、実施例8の変形例に係るリインフォース1を車両の左側面側から見た図である。図7(C),(D)に示す例では、上下の中空部を繋ぐ接合部としてケース16が用いられている。この例では、ケース16は、リインフォース1の車両後方側に取り付けられている。このような実施例8の変形例であっても、実施例8と同様の効果を奏する。
以上説明したように、上記実施形態によれば、車両の所定位置に取り付けられたリインフォース1が、スピーカ2から発せられた音(乗り物を想起させる音)を空気中で伝搬させる伝搬路と、当該伝搬路の左端と右端の少なくとも何れか一方に形成された開口部であって当該伝搬路を伝搬してきた音を車両外部に出力させるための第1開口部と、を有するように構成したので、コストを極力抑えつつ、車両の左右方向に存在する人に対して車両の擬似エンジン音等の駆動音を効果的に発することができる。従って、ハイブリッド自動車、電気自動車、及び燃料電池自動車などの駆動音が静かな車両に本願を適用すれば、車道の脇にある歩道を歩いている歩行者等の周囲の人に対して、当該車両の接近を、より効果的に気付かせることができる。
また、リインフォース1の所定長さを有する中空部を、スピーカ2から発せられた音の伝播路として用いることで、この中空部内で音波が反射及び合成を繰り返すので、より自然とも言える車両の駆動音(例えばエンジン音)を車両外部に出力させることができる。
また、必要に応じてハイパスフィルタ43の機能をオンオフ切り換え可能に構成したので、例えば住宅街などではハイパスフィルタ43の機能をオンさせることで、人が気になる低域成分が除去された音を車両外部に出力させることができる。そのため、近隣住民への騒音を極力抑えつつ、指向性が狭い中高域成分の音を歩行者を狙って出力し効果的に気付かせることができる。
なお、リインフォース1がバンパー付近以外の位置に設けられる場合であっても本願は適用可能である。また、本願は補強部材の一例としてリインフォースを適用したが、同様の構造を有する補強部材に対しても本願は適用可能である。
1 リインフォース
2 スピーカ
3 記憶部
4 音出力処理部
5 制御部
11,11a,11b 中空部
12a,12aa,12ab 右開口部
12b,12ba,12bb 左開口部
42 DAC
43 ハイパスフィルタ
44 アンプ
S 車載音響システム

Claims (10)

  1. 車両の所定位置に取り付けられる補強部材を有し、該補強部材を通じて車両外部に音を出力する音出力装置であって、
    前記補強部材には、乗り物を想起させる音の音声信号を出力する出力部からの当該信号を受け、前記音を発するスピーカが取り付けられ、
    前記補強部材は、
    前記車両の車幅方向に伸びた伝搬路であって、前記スピーカから発せられた前記音を空気中で伝搬させる伝搬路と、
    前記伝搬路の左端と右端の少なくとも何れか一方に形成された開口部であって、前記伝搬路を伝搬してきた前記音を車両外部に出力させるための第1開口部と、
    を有すること特徴とする音出力装置。
  2. 前記補強部材は、前記伝搬路としての中空部を有する管により構成され、
    前記スピーカは、前記管の内部に取り付けられていること特徴とする請求項1に記載の音出力装置。
  3. 前記補強部材は、前記伝搬路としての中空部を有する管により構成され、
    前記スピーカは、前記管の外部に、前記管に開けられた穴面と前記スピーカの前面とが対向するように取り付けられていること特徴とする請求項1に記載の音出力装置。
  4. 前記補強部材は、複数の前記管により構成され、
    前記複数の前記管の夫々が有する中空部を繋げるための穴が、夫々の前記管の一部に開けられていること特徴とする請求項2又は3に記載の音出力装置。
  5. 前記管の前記車幅方向に対して垂直方向の上部と下部の少なくとも何れか一方には、前記伝搬路を伝搬してきた前記音を車両外部に出力させるための第2開口部が形成されていること特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の音出力装置。
  6. 前記スピーカが取り付けられるとともにその前面にポート部を有するスピーカボックスと、
    前記中空部を、第1中空部と前記第1中空部より体積が小さな第2中空部とに仕切る仕切部材と、
    を更に有し、
    前記第1開口部は、前記伝搬路の左端と右端の双方に形成され、
    前記スピーカの前面は、前記第1中空部を形成する前記管に開けられた穴面と対向し、
    前記ポート部は、前記第2中空部を形成する前記管に開けられた穴面と対向している、
    ことを特徴とする請求項3に記載の音出力装置。
  7. 前記補強部材は、第1の前記管と第2の前記管とを含む複数の前記管により構成され、
    前記スピーカが取り付けられるとともにその前面にポート部を有するスピーカボックスと、
    前記第1の前記管が有する前記中空部を、第1中空部と前記第1中空部より体積が小さな第2中空部とに仕切る仕切部材と、
    前記第2中空部と、前記第2の前記管が有する前記中空部と、を接続して前記第1中空部より体積の大きい第3中空部を形成する接合部と、
    を更に有し、
    前記スピーカの前面は、前記第2中空部を形成する前記第1の管に開けられた穴面と対向し、
    前記ポート部は、前記第1中空部を形成する前記第1の管に開けられた穴面と対向している、
    ことを特徴とする請求項3に記載の音出力装置。
  8. 前記出力部は、前記乗り物を想起させる音から低域成分除去するハイパスフィルタを備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の音出力装置。
  9. 前記ハイパスフィルタの機能をオンオフ制御する制御部を有することを特徴とする請求項8に記載の音出力装置。
  10. 車両の所定位置に取り付けられる補強部材を有し、該補強部材を通じて車両外部に音を出力する音出力方法であって、
    乗り物を想起させる音をスピーカから発する工程と、
    前記車両の車幅方向に伸びた伝搬路において、前記スピーカから発せられた前記音を空気中で伝搬させる工程と、
    前記伝搬路の左端と右端の少なくとも何れか一方に形成された開口部から、前記伝搬路を伝搬してきた前記音を車両外部に出力させる工程と、
    を含むこと特徴とする音出力方法。
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