JPWO2011121990A1 - 商品管理支援システム - Google Patents

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Abstract

棚割情報記憶部120は、什器の列数および段数を含む当該什器の構成を示す情報を、当該什器を特定する情報に対応付けて記憶する。表示処理部104は、什器を特定する情報が指定されると、棚割情報記憶部120を参照して、基本フェイスに対応するボックスを当該什器の列数および段数に応じた配置で含む什器モデルを、いずれか1つのボックスを指定可能に表示する。登録部108は、いずれか1つのボックスが指定された状態で、商品情報取得部110が商品情報を取得すると、当該商品情報を、指定されたボックスに対応する基本フェイスに陳列された商品の商品情報として、当該什器を特定する情報および当該基本フェイスを特定する情報に対応付けて棚割情報記憶部120に記憶する。

Description

本発明は、商品管理を支援する技術に関する。
商品の売上は、商品配置等に依存する。下記特許文献1には、売場に自動販売機を設置した場合の、売場側の顧客利益を算出するシミュレーションおよびその効果検証を行う技術が記載されている。当該文献において、設置計画作成段階では必要最小限のデータで迅速にシミュレーション結果を得るとともに、計画提案段階では機種特性および商品配置に配慮することにより、計画作成段階よりも高い精度のシミュレーション結果を得るようにした構成が記載されている。
特開2003−203155号公報
ところで、近年、コンビニエンスストア等の小売店舗が増加している。このような小売店舗では、商品の配置スペースが限られていることから、いかに効率よく、顧客の目を引くように商品をレイアウトできるかが重要となっている。とくに、たばこの販売において、自動販売機でたばこを購入する際には、taspo(タスポ)と呼ばれる成人識別IDカードが必要となったこともあり、従来よりも小売店舗等の対面売場での販売が増加している。そのため、対面売場の重要度が増加しており、対面売場である店舗での商品レイアウトや棚割情報を管理して、販売予測等のシミュレーションをする必要に迫られてきている。
そのため、商品のメーカにとって、自社の商品が各店舗でどのように配置されているかを把握して、その店舗での商品の売れ行き等を考慮して、たとえば店舗に商品レイアウトの改善等を提案することも重要な戦略である。
しかし、従来、店舗で商品がどのように配置されているかを効率よく把握することが困難であった。とくに、たばこの販売においては、上述のような対面売場での販売の増加に伴い、対面売場で取り扱われる銘柄の種類も増えている。そのため、効率よく商品レイアウトを把握するシステムの開発が求められている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、店舗に配置された什器に陳列された商品情報を簡易な方法で取得する技術を提供することにある。
本発明の第1の態様は、複数列複数段で構成され、各一の列と各一の段とで指定される一つの領域を一つの商品を配置する基本フェイスとする什器の各基本フェイスに陳列されている商品を管理するために利用される商品管理支援システムに関する。第1の態様に係る商品管理支援システムは、什器の列数および段数を含む当該什器の構成を示す情報を、当該什器を特定する情報に対応付けて記憶する棚割情報記憶部と、什器を特定する情報が指定されると、前記棚割情報記憶部を参照して、当該什器を特定する情報に基づき、前記基本フェイスに対応するボックスを当該什器の前記列数および前記段数に応じた配置で含む什器モデルを、いずれか1つの前記ボックスを指定可能に表示する表示処理部と、商品を特定する情報を含む商品情報を取得する商品情報取得部と、いずれか1つの前記ボックスが指定された状態で、前記商品情報取得部が商品情報を取得すると、当該商品情報を、前記指定された前記ボックスに対応する前記基本フェイスに陳列された商品の商品情報として、当該什器を特定する情報および当該基本フェイスを特定する情報に対応付けて前記棚割情報記憶部に記憶する登録部と、を含む。
本発明の第2の態様は、複数列複数段で構成され、各一の列と各一の段とで指定される一つの領域を一つの商品を配置する基本フェイスとする什器の各基本フェイスに陳列されている商品を管理するために利用される商品管理支援プログラムに関する。第2の態様に係る商品管理支援プログラムは、コンピュータを、什器の列数および段数を含む当該什器の構成を示す情報を、当該什器を特定する情報に対応付けて記憶する棚割情報記憶手段、什器を特定する情報が指定されると、前記棚割情報記憶手段を参照して、当該什器を特定する情報に基づき、前記基本フェイスに対応するボックスを当該什器の前記列数および前記段数に応じた配置で含む什器モデルを、いずれか1つの前記ボックスを指定可能に表示する表示処理手段、商品を特定する情報を含む商品情報を取得する商品情報取得手段、いずれか1つの前記ボックスが指定された状態で、前記商品情報取得手段が商品情報を取得すると、当該商品情報を、前記指定された前記ボックスに対応する前記基本フェイスに陳列された商品の商品情報として、当該什器を特定する情報および当該基本フェイスを特定する情報に対応付けて前記棚割情報記憶手段に記憶する登録手段、として機能させる。
この構成によれば、予め什器の構成を示す情報が棚割情報記憶部に記憶されており、基本フェイスに対応するボックスを含む什器モデルがいずれか1つのボックスを指定可能に表示される。そのため、いずれか1つのボックスを指定して商品情報を入力すると、入力した商品情報が、指定されたボックスに対応する基本フェイスに陳列された商品の商品情報として記憶されるので、簡易な手順で商品情報を取得することができる。また、簡易な手順で、商品情報を什器の各基本フェイスに対応付けた棚割情報を生成することができる。
なお、本発明の他の態様として、以上の構成要素をコンピュータで実行する方法、上記第2の態様に係るレイアウト作成支援プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
本発明によれば、店舗に配置された什器に陳列された商品情報を簡易な方法で取得することができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本発明の実施の形態における商品管理支援システムの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末およびアダプタの構成を示すブロック図である。 什器の正面構成の一例を示す図である。 プライスタグの構成の一例を示す拡大図である。 本発明の実施の形態におけるアダプタの構成の一例を詳細に示す図である。 本発明の実施の形態におけるアダプタの構成の一例を詳細に示す図である。 本発明の実施の形態における棚割情報記憶部の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態において、商品情報を取得する際の携帯電話端末およびアダプタの処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における携帯電話端末のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。 本実施の形態において、アダプタおよび携帯電話端末を用いてバーコードを読み取る手順を示す模式図である。 本発明の実施の形態における棚割情報記憶部の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における棚割情報記憶部の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態において、商品情報を取得する際の携帯電話端末およびアダプタの処理手順の他の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において、商品情報を取得する際の携帯電話端末およびアダプタの処理手順の他の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における携帯電話端末のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における携帯電話端末のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における営業所端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態において、出力処理部が生成する陳列状態図のフォーマットの一例を部分的に示す図である。 本発明の実施の形態において、出力処理部が生成する陳列状態図の一例を部分的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様の構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施の形態における商品管理支援システム10の構成を示す模式図である。
本実施の形態において、商品管理支援システム10は、携帯電話端末100と、アダプタ200と、データセンタ300と、営業所端末装置360とを含む。携帯電話端末100、データセンタ300および営業所端末装置360は、ネットワーク350を介してデータの送受信を行う。ネットワーク350は、たとえばインターネット、イントラネット、携帯電話通信網等の組合せとすることができる。営業所端末装置360は、営業所に配置された、たとえばPC(パーソナルコンピュータ)等の端末とすることができる。
店舗には商品を陳列する什器410が配置されている。商品管理支援システム10は、各店舗の什器410に陳列されている商品の情報を取得して管理するために利用される。本実施の形態において、什器410は、たとえば複数列複数段で構成され、各一の列と各一の段とで指定される一つの領域が一つの商品を配置する基本フェイスとして構成される。商品管理支援システム10は、什器410の基本フェイス毎に、陳列されている商品の情報を取得して各基本フェイスに対応付けて、什器410の棚割情報を生成する。ここで、棚割情報は、什器の構成および当該什器に含まれる各基本フェイスと当該基本フェイスに陳列された商品の商品情報とが対応付けられた構成とすることができる。
什器410には、商品毎に商品のプライスタグが設けられている。プライスタグには、その商品の商品情報を含むたとえばバーコードやRFIDタグ等のラベルが設けられている。店舗は、たとえばコンビニエンスストア等の小売店舗とすることができる。商品情報は、たとえば商品の名称(銘柄)や商品コード等、その商品を特定するための情報を含む。
アダプタ200は、非接触で、たとえばバーコードやRFIDタグ等のラベルから情報を読み取る機能を有する。本実施の形態において、ラベルは、たとえば二次元バーコードとする。アダプタ200は、二次元バーコードを光学的に読み取り可能なバーコードリーダを含む。
本実施の形態において、アダプタ200と携帯電話端末100とは短距離無線通信でデータの送受信が可能に構成されている。携帯電話端末100は、アダプタ200からアダプタ200が読み取った情報を短距離無線通信で取得する。
本実施の形態において、作業員は、店舗の什器410に陳列された商品の商品情報を取得するために携帯電話端末100とアダプタ200とを持って店舗に行く。作業員は、アダプタ200を用いて什器410に陳列された商品のプライスタグの2次元バーコードを読み取り、アダプタ200は商品情報を取得する。アダプタ200が取得した商品情報は、短距離無線通信で携帯電話端末100に送信される。このようにして、什器410の各基本フェイスに陳列された商品の商品情報が取得されると、棚割情報が生成される。作業員は、携帯電話端末100を用いて、ネットワーク350を介してデータセンタ300に棚割情報を送信する。データセンタ300の構成は、一つのサーバにより構成されていてもよく、また複数の端末がLAN等のネットワークで接続された構成とすることもできる。
図2は、本実施の形態における携帯電話端末100およびアダプタ200の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、携帯電話端末100とアダプタ200とは、非接触型ICカード通信でデータの送受信を行う。携帯電話端末100は、非接触型ICカード機能を有する。アダプタ200は、非接触ICカードリーダライタ220(非接触型ICカードリーダライタ機能)を有する。非接触型ICカード通信は、例えば、FeliCa(フェリカ:登録商標)とすることができる。この場合、携帯電話端末100は、FeliCaチップを有することができる。アダプタ200の非接触ICカードリーダライタ220は、FeliCaリーダライタ(FeliCaリーダライタ機能)とすることができる。また、アダプタ200は、バーコードリーダ222および制御部224を含む。
携帯電話端末100は、送受信部102、表示処理部104、入力受付部106、登録部108、商品情報取得部110、および棚割情報記憶部120を含む。
送受信部102は、ネットワーク350を介してデータセンタ300との間でデータの送受信を行う。入力受付部106は、たとえば操作キー等の操作部(不図示)を介してユーザからの指示を受け付ける。表示処理部104は、ディスプレイ等の表示部(不図示)に、各種情報を表示する。
棚割情報記憶部120は、各什器の列数および段数を含む当該什器の構成を示す情報を、当該什器を特定する情報に対応付けて記憶する。
本実施の形態において、表示処理部104は、什器を特定する情報が指定されると、棚割情報記憶部120を参照して、当該什器を特定する情報に基づき、基本フェイスに対応するボックスを当該什器の列数および段数に応じた配置で含む什器モデルを、いずれか1つのボックスを指定可能にディスプレイに表示する。
商品情報取得部110は、FeliCaチップ等の非接触型ICカード機能を含み、アダプタ200から商品情報等のデータを取得する。登録部108は、いずれか1つの前記ボックスが指定された状態で、商品情報取得部110が商品情報を取得すると、当該商品情報を、指定されたボックスに対応する基本フェイスに陳列された商品の商品情報として、当該什器を特定する情報および当該基本フェイスを特定する情報に対応付けて棚割情報記憶部120に記憶する。
以下、本実施の形態において、商品がたばこで、什器410に種々の銘柄のたばこが陳列されている場合を例として説明する。
図3は、3列5段で構成される什器410の正面構成の一例を示す図である。図3(a)は、商品(たばこ440)陳列前の状態、図3(b)は、たばこ440陳列後の状態を示す。
図3(a)に示すように、什器410は、横3×縦5の合計15個の基本フェイス414を有する。本実施の形態において、基本フェイス414は、たばこ440のパックをその最大面を正面にして陳列可能なサイズとすることができる。
図3(b)は、たばこ440のパックが、その最大面が前面となるように陳列された状態を示す図である。また、ここでは、各基本フェイス414には、プライスカード444が付されたプライスタグ442が配置されている。図4は、プライスタグ442の構成の一例を示す拡大図である。プライスタグ442には、その基本フェイス414に陳列されているたばこ440の銘柄(たとえば「MSL2」)や価格(たとえば「300円」)等が印刷されている。また、プライスカード444には、2次元バーコード446が印刷されている。
図5および図6は、アダプタ200の構成の一例を詳細に示す図である。図5はアダプタ200の斜視図、図6(a)はアダプタ200の平面図、図6(b)はアダプタ200の側面図である。
アダプタ200は、電源ボタン202、電源ランプ204、バーコード用ランプ206、携帯電話用ランプ208、携帯電話端末設置部210、説明図212、およびバーコード読取窓214を含む。
電源ボタン202は、アダプタ200の電源(不図示)に接続されており、電源ボタン202を押すことでアダプタ200の電源が入る。電源が入ると、電源ランプ204が点灯する。また、アダプタ200がバーコードを読み取り中には、バーコード用ランプ206が点灯する。アダプタ200が携帯電話端末100と通信中には、携帯電話用ランプ208が点灯する。携帯電話端末設置部210は、アダプタ200を携帯電話端末100と通信させる際に携帯電話端末100を設置する設置台となる部分である。ここでは図示していないが、アダプタ200は、携帯電話端末設置部210部分に、携帯電話端末100の非接触型ICカードと通信する非接触ICカードリーダライタ220のアンテナを保持している。説明図212には、携帯電話端末100をアダプタ200の携帯電話端末設置部210に設置して、携帯電話端末100とアダプタ200との間で通信を行う際の手順や説明図が記載されている。
図7は、棚割情報記憶部120の構成の一例を示す図である。図7は、商品情報が記憶される前の状態を示す。
棚割情報記憶部120は、什器欄、基本フェイス欄、および商品情報欄等を含む。什器欄は、什器情報欄、什器種別欄、列数欄、および段数欄等を含む。什器情報欄には、什器を特定する情報が記憶される。ここでは、什器情報欄は、さらに、店コード欄、売場ナンバー欄、什器グループナンバー欄、および什器ナンバー欄等を含む。本実施の形態において、什器を特定する情報は、(店コード)−(売場ナンバー)−(什器グループナンバー)−(什器ナンバー)で構成することができる。什器種別欄には、当該什器が売場のどこに設置されるかを示す情報が記憶される。具体的には、什器種別は、たとえば顧客が自分で商品を取る「セルフ」、レジの後ろに配置され店員が商品を取る「バックエンド」、「レジ前」等とすることができる。列数欄および段数欄には、それぞれ当該什器の列数および段数が記憶される。
基本フェイス欄は、段欄、列段、およびレイアウト欄等を含む。段欄および列欄で、当該什器における各基本フェイスが特定される。レイアウト欄には、段欄および列欄で特定された基本フェイスに陳列されるたばこのレイアウトが記憶される。たばこのレイアウトとしては、たとえば、「単品」、「ツマ」、「ツマ縦」等が設定可能である。ここで、「単品」とは、たばこのパックの各単体が最大面(表面)を前面にしてそれぞれ配置されることを意味する。「ツマ」とは、たばこのパック10個のカートンを、その最小面を前後方向に向け、かつ、その最大面を上下方向に向けた状態で配置することを意味する。これにより、「ツマ」配置では、当該カートンの中の各パックは、上下に2つずつ積まれ、かつ、その最大面が上下方向を向き、かつ、その側面が前後方向を向く状態となる。また、「ツマ縦」とは、たばこのパック10個のカートンを、その最小面を前後方向に向け、かつ、その最大面を横方向に向けた状態で配置することを意味する。これにより、「ツマ縦」配置では、当該カートンの中の各パックは、横方向に2つずつ並び、かつ、その最大面が横方向を向き、かつ、その側面が前後方向を向く状態となる。商品情報欄は、銘柄欄、および商品コード欄等を含む。
図8は、本実施の形態において、什器410に陳列された商品の商品情報を取得する際の携帯電話端末100およびアダプタ200の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下、図9から図15も参照して説明する。
本実施の形態において、商品情報を取得する作業員は、まず、商品情報を取得したい什器の現在の棚割情報をデータセンタ300から取得することができる。この場合、作業員は、携帯電話端末100からデータセンタ300にログインする。具体的には、携帯電話端末100の操作部からIDおよびパスワード等を入力し、ネットワーク350を介してその情報をデータセンタ300に送る。データセンタ300は、認証処理を行い、ユーザが認証されると、たとえば当該作業員にアクセス可能に設定された各店舗の各什器の棚割情報を携帯電話端末100に送信する。携帯電話端末100において、送受信部102は棚割情報を取得し、登録部108は、その情報を棚割情報記憶部120に記憶する。
次いで、作業員は、携帯電話端末100の操作部等を用いて、これから商品情報を取得する什器を特定する情報を入力する。入力受付部106は、什器を特定する情報が入力されると、当該情報を受け付ける。本実施の形態において、たとえば、表示処理部104は、携帯電話端末100のディスプレイに店コード、売場ナンバー、什器グループナンバー、および什器ナンバー等の入力ボックスを表示し、ユーザに各入力ボックスに該当する情報を入力させるようにすることもできる。
また、什器を特定する情報は、たとえばアダプタ200を用いて什器を特定する情報を含む二次元バーコードを読み取ることにより、什器を特定する情報を取得することもできる。この場合、たとえばユーザが二次元バーコードが印刷されたバーコードリストを保持するようにしてもよく、また什器にその什器を特定する情報を含む二次元バーコードを付しておいてもよい。
作業員により什器を特定する情報が入力され、確定されると、什器が特定される(ステップS100のYES)。什器が特定されると(ステップS100のYES)、表示処理部104は、棚割情報記憶部120を参照して、当該什器を特定する情報に基づき、当該什器の什器モデルを携帯電話端末100のディスプレイに表示する(ステップS102)。什器モデルは、基本フェイス414に対応するボックスを当該什器の列数および段数に応じた配置で含む。また、表示処理部104は、什器モデルをいずれか1つのボックスを指定可能にディスプレイに表示する。
図9は、携帯電話端末100のディスプレイに表示される、什器モデル504aおよび什器モデル504bを含む指定画面500の例を示す図である。
ここで、破線で示した枠は説明のために示しており、携帯電話端末100のディスプレイに実際に表示されるのではない。指定画面500は、基本フェイス414に対応するボックス502を当該什器の列数および段数に応じた配置で含む什器モデル504aおよび什器モデル504bを含む。また、指定画面500は、什器410を特定する情報が表示される什器情報表示エリア508と、商品情報が表示される商品情報表示エリア510と、什器の段が表示される段表示エリア506とを含む。ここで、什器情報表示エリア508には、什器を特定する情報が表示されている。また、この段階では、商品情報表示エリア510の右側の欄には、現在指定枠512で指定されているボックス502に対応する基本フェイスで設定されている商品のレイアウト(たとえば「単品」)を表示することができる。
ここで、什器モデル504aおよび什器モデル504bは、それぞれ、3列5段で構成される什器の什器モデルとする。つまり、什器モデル504aおよび什器モデル504bは、図3に示した什器410と同様の構成の什器の什器モデルとすることができる。段表示エリア506には、什器モデル504aおよび什器モデル504bに対応する什器の段が表示される。さらに、本実施の形態において、ボックス502内にも、対応する什器の段を示す数字が表示されている。これにより、作業員が各ボックス502が什器のどの基本フェイス414に対応するのかを容易に把握することができる。また、什器410の上面にも商品が配置可能であるため、指定画面500の段表示エリア506には、「上」も表示されており、什器モデル504aおよび什器モデル504bにも対応するボックス502が設けられている。
また、指定画面500は、指定画面500が携帯電話端末100のディスプレイの表示エリア内に表示できない場合に指定画面500をスクロールさせるためのスクロールバー514を含むこともできる。
また、指定画面500は、什器モデル504aや什器モデル504bのボックス502を指定するための指定枠512も含む。作業員は、携帯電話端末100の操作部を用いて指定枠512を移動させ、いずれか1つのボックス502を指定することができる。
作業員によりいずれか1つのボックス502が指定され、商品情報取得指示が行われると(図8のステップS104のYES)、登録部108は、商品情報取得部110を介してアダプタ200に通信開始およびバーコード読取指示を行う(ステップS106)。
具体的には、作業員が、指定画面500でいずれか1つの指定枠512を指定した状態で、商品情報取得指示を行うと、入力受付部106が指示を受け付ける。次いで、表示処理部104は、携帯電話端末100のディスプレイにバーコード読み取り手順の説明画面を表示する。
図10は、携帯電話端末100のディスプレイに表示される、説明画面516の例を示す図である。また、図11は、本実施の形態において、アダプタ200および携帯電話端末100を用いてバーコードを読み取る手順を示す模式図である。
まず、図10(a)に示すように、携帯電話端末100のディスプレイには、「バーコードを読み取ります。携帯をアダプタに置き、アダプタの電源ボタンを押して下さい。」等のメッセージが表示される。作業員は、携帯電話端末100をアダプタ200の携帯電話端末設置部210に設置し(図11(a))、アダプタ200の電源ボタン202を押して電源を入れる(図11(b))。
アダプタ200の電源が入ると、携帯電話端末100とアダプタ200との間での通信が開始され、アダプタ200のバーコードリーダ222の読取マーカが点灯する(図8のステップS110)。これにより、アダプタ200のバーコード読取窓214から読取マーカが光り出す(図11(c))。この状態でバーコード読取可能となる。
ここで、図10(b)に示すように、携帯電話端末100のディスプレイには、「バーコードの読み取りが可能です。バーコードを読み取って下さい。」等のメッセージが表示される。
この後、作業員がアダプタ200のバーコード読取窓214を目的のバーコードに近づけ、バーコードリーダ222がバーコードを認識すると、バーコードが読み取られる(図8のステップS112のYES)。ここで、たとえば二次元バーコードを読み取る場合、バーコードからの距離を3cm程度とすることができる。アダプタ200において、バーコードリーダ222がバーコードを読み取ると、制御部224はそのデータを非接触ICカードリーダライタ220を介して携帯電話端末100に送信する(ステップS114)。なお、たとえばバーコードの読み取りが正しく行えない場合、表示処理部104は、エラー通知等を表示することができる。
携帯電話端末100において、商品情報取得部110が、アダプタ200から送信された商品情報を取得すると(ステップS120のYES)、登録部108は、商品情報取得部110が取得した商品情報を、指定されたボックスに対応する基本フェイスに陳列された商品の商品情報として、当該什器を特定する情報および当該基本フェイスを特定する情報に対応付けて棚割情報記憶部120に記憶する(ステップS122)。
なお、ステップS106の処理で、いずれか1つのボックス502が指定されると、登録部108は、指定されたボックス502に対応する基本フェイス414をその段および列で特定して認識する。たとえば、図12に示すように、登録部108は、棚割情報記憶部120の対応する商品情報欄を指定領域124として認識する。この状態で、ステップS120のYESで商品情報が取得されると、登録部108は、その商品情報を指定領域124で認識していた商品情報欄に記憶する(図13)。
また、このとき、表示処理部104は、商品情報取得部110が取得した商品情報を指定画面500に表示する。図14は、携帯電話端末100のディスプレイに表示される、指定画面500の例を示す図である。
ここで、今回商品情報が取得されたボックス502においては、段を示す数字が丸で囲まれて表示される。また、ボックス502は、商品情報に基づき、たとえば銘柄に対応した種別で色分けすることもできる。また、該当する什器モデル504aに対応する商品情報表示エリア510には、取得された商品情報が表示される。ここでは、「1299」という商品コードと、「MS1」という銘柄と、その基本フェイス414における商品のレイアウト「単品」が表示されている。
本実施の形態において、プライスタグ442に付された2次元バーコード446には、銘柄と商品コードの両方の情報が含まれており、商品情報取得部110が商品情報として銘柄と商品コードの両方を取得することもできるが、たとえば2次元バーコード446には、商品コードの情報のみが含まれる構成とすることもできる。この場合、図2では図示していないが、携帯電話端末100は、商品コードと銘柄とを対応付けた商品情報リストを記憶する記憶部を有する構成とすることができる。この場合、登録部108は、商品情報取得部110が商品コードを取得すると、商品情報リストを記憶する記憶部を参照して、当該商品コードに対応する銘柄を取得することができる。
この後、携帯電話端末100は、商品情報の取得を終了するか否かを判断し(図8のステップS124)、商品情報の取得を続ける場合(ステップS124のNO)、次のボックス502が指定され、商品情報取得指示を待つ(ステップS126)。次のボックス502が指定され、商品情報取得指示が行われると(ステップS126のYES)、登録部108は、商品情報取得部110を介してアダプタ200にバーコード読取指示を行う(ステップS128)。この間、携帯電話端末100とアダプタ200を離さないようにすることで、携帯電話端末100とアダプタ200との間の通信が維持されるようにすることができる。
図15は、携帯電話端末100のディスプレイに表示される、次のボックス502が指定された状態の指定画面500の例を示す図である。ここでは、什器モデル504bの4段目1列目のボックス502が指定されている。以下、同様の処理を繰り返す。
図8に戻り、ステップS124で商品情報の取得を終了した場合(ステップS124のYES)、登録部108は、棚割情報記憶部120に記憶された棚割情報を送受信部102を介してデータセンタ300に送信する(ステップS130)。
本実施の形態において、アダプタ200の制御部224は、たとえば一定時間携帯電話端末100からの指示がない場合、アダプタ200の携帯電話端末設置部210から携帯電話端末100が外された場合、または携帯電話端末100から処理終了指示があった場合等、処理終了と判断し(ステップS140のYES)、アダプタ200の電源をオフにすることができる(ステップS142)。本実施の形態において、アダプタ200は携帯用なので、アダプタ200の電源は、たとえば乾電池や充電池等とすることができる。そのため、このように電源が適宜オフとされることにより、電池の消費を抑えることができる。
図16は、本実施の形態において、什器410に陳列された商品の商品情報を取得する際の携帯電話端末100およびアダプタ200の処理手順の他の例を示すフローチャートである。
ここでは、アダプタ200において、バーコードリーダ222がバーコードを読み取ると、その都度読取マーカが消灯される点で図8に示した例と異なる。
アダプタ200において、ステップS114で、バーコードリーダ222が読み取ったデータを非接触ICカードリーダライタ220経由で携帯電話端末100に送信すると、制御部224は、バーコードリーダ222の読取マーカを消灯する(ステップS116)。
また、アダプタ200の制御部224は、一度携帯電話端末100との間で通信が開始されている場合でも、携帯電話端末100から読取指示があると(ステップS128)、バーコードリーダ222の読取マーカを点灯する(ステップS110)。
このように、携帯電話端末100からの読取指示があり、それに対する読取が行われる都度、読取マーカを消灯することにより、作業員がバーコードの読み取りを意図していないときに、関係のない商品のバーコードが読み取られる等の誤読取を防ぐことができる。また、このように読取マーカを消灯することにより、電池の消費を抑えることもできる。
また、以上では、ボックス502を一つずつ指定して商品情報を取得する例を示したが、本実施の形態において、複数のボックス502を指定して、連続的に商品情報を取得する構成とすることもできる。
図17は、本実施の形態において、什器410に陳列された商品情報を取得する際の携帯電話端末100およびアダプタ200の処理手順の他の例を示すフローチャートである。
本例においても、図8のステップS100までの処理は、図8に示したのと同様とすることができるので、記載を省略している。
ステップS102において、携帯電話端末100のディスプレイには、図9に示したのと同様の指定画面500が表示される。作業員が複数の商品について連続的に商品情報を取得したい場合(以下、連続モードという)、作業員は、たとえば、連続モード指定を行い、始点と終点を指定することにより、図18に示すように、指定枠512を広げて、複数のボックス502を指定することができる。ここで、ボックス502の指定は、段単位で行うようにして、始点と終点の指定は、その段に該当するいずれか1つのボックス502を指定することで行うことができる。ここでは、什器情報「1−2−3−1」で特定される什器の3列×(1〜5)段が指定された例を示す。
また、他の例として、たとえば、図19(a)に示したように、什器情報表示エリア508の該当する什器の什器を特定する情報を指定することにより、その什器の什器モデルの全ボックス502を指定するようにすることもできる。また、図19(b)に示すように、複数の什器モデルのボックス502をまとめて指定することもできる。ここで、たとえば、各什器の同じ段のボックス502はまとめて選択するようにするなど、制限を設定しておき、制限以外の範囲では指定枠512が広げられないようにすることもできる。
本例において、複数のボックスが指定された状態で商品情報の取得指示があると、登録部108は、指定された複数のボックスを所定の順で指定し、商品情報取得部110が、一のボックスに対応する商品情報を取得すると、当該商品情報を指定していたボックスに対応する基本フェイスに陳列された商品の商品情報として、当該什器を特定する情報および当該基本フェイスを特定する情報に対応付けて棚割情報記憶部120に記憶するとともに、次のボックスを指定する処理を、指定された複数のボックスへの処理が終了するまで繰り返す。
図17に戻り、ユーザが図18に示したように、指定枠512を広げて複数のボックス502を指定して連続モードでの商品情報取得指示を行うと、入力受付部106が指示を受け付ける(ステップS104)。この後、登録部108は、連続モードか否かを判断し(ステップS150)、連続モードの場合(ステップS150のYES)、表示処理部104に読取状況表示画面を表示する指示を行う。これにより、表示処理部104は、携帯電話端末100のディスプレイに読取状況表示画面を表示する(ステップS152)。
図20は、携帯電話端末100のディスプレイに表示される、読取状況表示画面550の例を示す図である。
読取状況表示画面550は、什器情報欄、段欄、列欄、銘柄欄、および商品コード欄等を含む。また、ここでは読取状況表示画面550の左端に、通し番号が表示されている。読取状況表示画面550では、図18等に示した指定画面500で指定枠512で指定したボックス502に対応する各基本フェイス414の什器情報、段、列、銘柄、および商品コードが縦方向に表示される。ここで、現在の読取対象の基本フェイス414に対応する商品コード欄に、指定枠552が表示されている。
この後、登録部108は、商品情報取得部110を介してアダプタ200に通信開始およびバーコード読取指示を行う(図17のステップS106)。ここでは、たとえば図10を参照して説明したような説明画面516は、読取状況表示画面550が表示された画面上に表示される構成とすることができる。携帯電話端末100とアダプタ200との間の通信が開始されると、この説明画面516は消え、読取状況表示画面550が見えるようにすることができる。
この後、アダプタ200において、図8で説明したのと同様の手順で、読取マーカが点灯し(ステップS110)、バーコードが読み取られ、読み取ったデータが携帯電話端末100に送信される(ステップS114)。
また、携帯電話端末100において、アダプタ200からデータが送信されると(ステップS120のYES)、登録部108は、そのデータを棚割情報記憶部120に記憶する(ステップS122)。この後、指定枠512で指定されたボックス502の商品情報の読取が終了したか否かを判断し(ステップS154)、読取が終了していない場合(ステップS154のNO)、登録部108は、商品情報を取得する対象のボックス502の指定を次のボックス502に移動して(ステップS156)、商品情報取得部110を介してアダプタ200に読取指示を行う(ステップS158)。
また、ステップS156で指定が次のボックス502に移動されると、登録部108の指示に基づき、表示処理部104は、読取状況表示画面550の指定枠552を次の基本フェイス414のマス目に移動させる(図21(a)、図21(b))。これにより、ユーザが、どの基本フェイス414が読取対象となっているかを把握することができる。
このように、連続モードでは、指定枠512で指定された複数のボックス502が順次指定されるので、作業員は、読取状況表示画面550に表示された順に、什器の該当する商品のプライスカード444に印刷された2次元バーコード446にアダプタ200のバーコード読取窓214を向けて、2次元バーコード446を読み取っていく。ここで、たとえば作業員がアダプタ200のバーコード読取窓214を向ける速度が遅いと、同じ2次元バーコード446が連続して読み取られる可能性がある。そのため、携帯電話端末100において、同じ商品情報が連続して所定回数以上取得されると、たとえばエラー通知等することができる。
また、図20および図21を参照して説明したように、指定枠552は、順次、次のマス目に移動される。しかし、入力テーブル522は、たとえば携帯電話端末100のディスプレイに表示された一番下のマス目にまでは移動せず、途中で固定され、リストの方がスクロールするようにすることもできる。これにより、現在指定されているマス目の上下のマス目の情報も確認できるようにすることができる。
なお、図17のステップS150で連続モードでない場合(ステップS150のNO)、図8や図16に示した手順と同様の手順で商品情報の取得処理が行われる。
次に、本実施の形態における、営業所端末装置360の構成を説明する。
図22は、実施の形態における営業所端末装置360の構成の一例を示すブロック図である。
営業所端末装置360は、送受信部362、表示処理部364、入力受付部366、登録部368、棚割情報記憶部370および、出力処理部372を含む。
送受信部362は、ネットワーク350を介してデータセンタ300との間でデータの送受信を行う。入力受付部366は、キーボード、マウス、操作キー等の操作部(不図示)を介してユーザからの指示を受け付ける。表示処理部364は、ディスプレイ等の表示部(不図示)に、各種情報を表示する。
棚割情報記憶部370の構成は、棚割情報記憶部120と同様の構成とすることができる。本実施の形態において、営業所端末装置360の送受信部362は、ネットワーク350を介してデータセンタ300から各什器の棚割情報を取得することができる。登録部368は、送受信部362が取得した棚割情報を、什器を特定する情報に対応付けて棚割情報記憶部370に記憶する。
出力処理部372は、什器毎に、棚割情報記憶部370に記憶された当該什器の棚割情報を示す陳列状態図を生成する。本実施の形態において、出力処理部372は、商品情報を二次元バーコードに変換する機能を有し、商品情報を変換した二次元バーコードを含めた陳列状態図を生成する。出力処理部372は、たとえばプリンタ等の印刷部376を制御して、生成した陳列状態図を印刷出力する。
図23および図24に、出力処理部372が生成する陳列状態図の一例を部分的に示す。図23は、陳列状態図のフォーマット380aを示す。
陳列状態図は、各什器毎に生成される。陳列状態図は、什器の各基本フェイス414毎に、当該基本フェイス414に対応する基本フェイス対応領域381を含む構成となっている。図中横方向が各基本フェイス対応領域381の列数、縦方向が基本フェイス対応領域381の段数を示す。各基本フェイス対応領域381は、銘柄表示領域382商品コード表示領域384、レイアウト表示領域386、バーコード表示領域388を含む。
また、本実施の形態において、出力処理部372は、隣接する基本フェイス対応領域381において、バーコード表示領域388が広い間隔を有するように、バーコード表示領域388を千鳥格子状に配置する構成とすることができる。たとえば、図示した例では、バーコード表示領域388を配置するためのマス目は、各基本フェイス対応領域381に2列ずつ設けられている。ここで、「上段」および「2」段に対応する行では、マス目の右側にバーコード表示領域388が設けられているが、「1」段および「3」段に対応する行では、マス目の左側にバーコード表示領域388が設けられている。このような配置とすることにより、二次元バーコード間の間隔を広くすることができ、陳列状態図を印刷した後に、アダプタ200で陳列状態図の二次元バーコードを読み取る際に、意図しないバーコードを読み取ってしまう読み取り誤差を少なくすることができる。
図22に戻り、陳列状態図を印刷したい什器につき、ユーザが操作部を介して什器を特定する情報を入力するとともに印刷指示を行うと、入力受付部366がその指示を受け付ける。出力処理部372は、入力受付部366が受け付けた什器を特定する情報に基づき、棚割情報記憶部370から該当する什器の棚割情報を読み出す。次いで、出力処理部372は、陳列状態図のフォーマット380aの該当する領域に読み出した棚割情報が表示されるように処理する。また、出力処理部372は、当該棚割情報に含まれる商品情報を二次元バーコードに変換して、該当する基本フェイス対応領域381のバーコード表示領域388に当該二次元バーコードが表示されるように処理する。図24は、商品情報が表示された陳列状態図380の構成を示す図である。各バーコード表示領域388に二次元バーコード392が表示される。これにより、ユーザは、什器毎に、棚割情報が印刷された陳列状態図を得ることができる。
なお、本実施の形態において、携帯電話端末100およびアダプタ200を保持して店舗で商品情報を取得する作業員は、上述したように、プライスカード444の二次元バーコード446を読み取るのではなく、陳列状態図に印刷された二次元バーコード392を読み取ることにより、商品情報を取得することもできる。たとえば、既に什器に陳列されている商品の商品情報が取得され、棚割情報記憶部120に記憶されていても、商品の陳列状態の変化を調査する場合がある。このような場合、作業員は、予め営業所端末装置360で該当する什器の陳列状態図380を印刷しておき、その陳列状態図380を持って店舗に行くことができる。そして、店舗内でその陳列状態図380に変更があった箇所を矢印等でメモしておき、たとえば店舗を出た落ち着いた場所で、メモに基づき、たとえば、指定枠512でボックス502を指定した状態で、陳列状態図380の二次元バーコード392を読み取って、指定したボックス502の商品情報を取得することができる。
次に、本実施の形態における商品管理支援システム10の効果を説明する。
本実施の形態において、予め什器の構成を示す情報が棚割情報記憶部120に記憶されており、基本フェイスに対応するボックスを含む什器モデルがいずれか1つのボックスを指定可能に表示される。そのため、いずれか1つのボックスを指定して商品情報を入力すると、入力した商品情報が、指定されたボックスに対応する基本フェイスに陳列された商品の商品情報として記憶されるので、簡易な手順で商品情報を取得することができる。また、簡易な手順で、商品情報を什器の各基本フェイスに対応付けた棚割情報を生成することができる。
なお、図2において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、たとえば、一般的な携帯電話端末の構成である無線通信機能部、スピーカ、マイク等は図示していない。図2に示した携帯電話端末100およびアダプタ200、ならびに図22に示した営業所端末装置360の各構成要素は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。携帯電話端末100およびアダプタ200、ならびに営業所端末装置360の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以上の実施の形態においては、アダプタ200で什器410のプライスカード444に印刷された二次元バーコード446を読み取る例を示したが、たとえば、アダプタ200により、たとえばたばこ440等の商品のパッケージに表記されている、JAN(Japanese Article Number)コード等を読み取る構成とすることもできる。つまり、アダプタ200のバーコードリーダ222は、二次元バーコードだけでなく、JANコード等も読み取り可能な構成とすることができる。
また、携帯電話端末100において、商品情報は、二次元バーコードを読み取る方法以外で入力することもできる。たとえば、指定枠512でボックス502を指定した後、作業員が、商品コード等を入力することもできるものとする。この場合も、たとえば作業員が商品コードを入力すると、登録部108は、商品情報リストを記憶する記憶部を参照して、対応する銘柄を取得して、棚割情報記憶部120に記憶することもできる。
また、たとえば、登録部108は、商品情報リストを記憶する記憶部を参照して、銘柄一覧を表示処理部104に表示させ、作業員に選択させるようにすることもできる。
さらに、以上の実施の形態においては、携帯電話端末100がアダプタ200を介して二次元バーコードを読み取る例を示したが、携帯電話端末100にバーコードリーダを設けておき、携帯電話端末100のバーコードリーダで、二次元バーコード等のバーコードを読み取る構成とすることもできる。
また、以上の実施の形態では、アダプタ200が二次元バーコード等のバーコードを読み取る構成として、アダプタ200がバーコードリーダ222を有する構成としたが、たとえば、ラベルをRFIDタグとした場合、アダプタ200がRFIDリーダ機能を有する構成とすることもできる。また、ラベルをRFIDタグとした場合、携帯電話端末100にRFIDリーダ機能を設けて、当該RFIDリーダ機能でRFIDタグから商品情報を読み取る構成とすることもできる。

Claims (9)

  1. 複数列複数段で構成され、各一の列と各一の段とで指定される一つの領域を一つの商品を配置する基本フェイスとする什器の各基本フェイスに陳列されている商品を管理するために利用される商品管理支援システムであって、
    什器の列数および段数を含む当該什器の構成を示す情報を、当該什器を特定する情報に対応付けて記憶する棚割情報記憶部と、
    什器を特定する情報が指定されると、前記棚割情報記憶部を参照して、当該什器を特定する情報に基づき、前記基本フェイスに対応するボックスを当該什器の前記列数および前記段数に応じた配置で含む什器モデルを、いずれか1つの前記ボックスを指定可能に表示する表示処理部と、
    商品を特定する情報を含む商品情報を取得する商品情報取得部と、
    いずれか1つの前記ボックスが指定された状態で、前記商品情報取得部が商品情報を取得すると、当該商品情報を、前記指定された前記ボックスに対応する前記基本フェイスに陳列された商品の商品情報として、当該什器を特定する情報および当該基本フェイスを特定する情報に対応付けて前記棚割情報記憶部に記憶する登録部と、
    を含む商品管理支援システム。
  2. 請求項1に記載の商品管理支援システムにおいて、
    前記棚割情報記憶部、前記表示処理部、前記商品情報取得部、および前記登録部を含む携帯電話端末であって、前記商品情報取得部が短距離無線通信で商品情報を取得する携帯電話端末と、
    非接触でラベルから商品情報を読み取る機能を有し、当該商品情報を前記短距離無線通信で前記携帯電話端末に送信するアダプタと、
    をさらに含む商品管理支援システム。
  3. 請求項2に記載の商品管理支援システムにおいて、
    短距離無線通信は、非接触型ICカード通信であって、
    前記携帯電話端末の前記商品情報取得部は、非接触型ICカード機能を有し、
    前記アダプタは、非接触型ICカードリーダライタ機能を有する商品管理支援システム。
  4. 請求項2または3に記載の商品管理支援システムにおいて、
    短距離無線通信は、FeliCa(フェリカ:登録商標)であって、
    前記携帯電話端末の前記商品情報取得部は、FeliCaチップを有し、
    前記アダプタは、FeliCaリーダライタ機能を有する商品管理支援システム。
  5. 請求項2から4いずれか1項に記載の商品管理支援システムにおいて、
    前記ラベルはバーコードであって、前記アダプタは、バーコードリーダ機能を有する商品管理支援システム。
  6. 請求項5に記載の商品管理支援システムにおいて、
    前記アダプタは、前記バーコードリーダ機能で一のバーコードを読み取ると、当該バーコードリーダ機能の読取マーカを消灯するように制御される商品管理支援システム。
  7. 請求項1から6いずれか1項に記載の商品管理支援システムにおいて、
    前記登録部は、複数の前記ボックスが指定された状態で前記商品情報の取得指示があると、指定された前記複数のボックスを所定の順で指定し、前記商品情報取得部が、一の前記ボックスに対応する商品情報を取得すると、当該商品情報を指定していた前記ボックスに対応する前記基本フェイスに陳列された商品の商品情報として、当該什器を特定する情報および当該基本フェイスを特定する情報に対応付けて前記棚割情報記憶部に記憶するとともに、次のボックスを指定する処理を、指定された前記複数のボックスへの処理が終了するまで繰り返す商品管理支援システム。
  8. 請求項1から7いずれか1項に記載の商品管理支援システムにおいて、
    什器を特定する情報の入力を受け付けると、前記棚割情報記憶部から当該什器を特定する情報で特定される当該什器の構成を示す情報および各前記基本フェイスを特定する情報に対応付けて記憶された前記商品情報を読み出し、各前記基本フェイスの前記商品情報を当該什器における当該基本フェイスの配置に対応する配置で含む陳列状態図を生成して出力する出力処理部をさらに含み、
    当該出力処理部は、各前記商品情報をバーコードに変換する機能を有し、前記商品情報として当該バーコードを含むように前記陳列状態図を生成し、前記陳列状態図中で各基本フェイスの前記商品情報を示す前記バーコードを千鳥格子状に配置する商品管理支援システム。
  9. 複数列複数段で構成され、各一の列と各一の段とで指定される一つの領域を一つの商品を配置する基本フェイスとする什器の各前記基本フェイスに陳列されている商品を管理するために利用される商品管理支援プログラムであって、
    コンピュータを、
    什器の列数および段数を含む当該什器の構成を示す情報を、当該什器を特定する情報に対応付けて記憶する棚割情報記憶手段、
    什器を特定する情報が指定されると、前記棚割情報記憶手段を参照して、当該什器を特定する情報に基づき、前記基本フェイスに対応するボックスを当該什器の前記列数および前記段数に応じた配置で含む什器モデルを、いずれか1つの前記ボックスを指定可能に表示する表示処理手段、
    商品を特定する情報を含む商品情報を取得する商品情報取得手段、
    いずれか1つの前記ボックスが指定された状態で、前記商品情報取得手段が商品情報を取得すると、当該商品情報を、前記指定された前記ボックスに対応する前記基本フェイスに陳列された商品の商品情報として、当該什器を特定する情報および当該基本フェイスを特定する情報に対応付けて前記棚割情報記憶手段に記憶する登録手段、
    として機能させる商品管理支援プログラム。
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