JP2013222222A - 買上品確認登録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末付カートを利用した実用性に優れる買上品確認登録システムを提供する。
【解決手段】買上品確認登録システム10は、ホストコンピューター12と、重量既定商品用かご14と、重量不定商品用かご16と、コード読み取り手段18を有し、且つ、ホストコンピューター12と通信可能である携帯端末20を備えると共に重量既定商品用かご14及び重量不定商品用かご16を並べて搭載可能である携帯端末付カート22と、を備え、携帯端末20は、コード読み取り手段18によって商品識別コードを読み取った商品の売価を算出する機能、及びコード読み取り手段18によって商品識別コードを読み取った重量既定商品の既定重量をホストコンピューター12からの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して既定重量の合計値を算出する機能を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は携帯端末付カートを利用した買上品確認登録システムに関する。
従来、スーパーマーケット等の小売店のレジスターにおける精算時間を短縮するために携帯端末付カートを利用した買上品確認登録システムが提案されている。より詳細には、レジスターはバーコードリーダーの採用等によって効率化が図られているものの、各買い物客が購入する商品の数量が多い場合や買い物客が多い時間帯には買い物客がレジスターに並ぶ時間が長くなることがある。これに対し、商品識別コードを読み取って商品の合計金額を算出する機能を有する携帯端末をカートに備え、カートの携帯端末によって買い物客の側で購入商品の合計金額を算出することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。又、商品識別コードを読み取って商品の合計金額を算出する機能を有する携帯端末をカートに備えると共に、更に商品の重量を計測する重量計をカートや買い物かごに備え、重量計で計測される商品の実重量とサーバーから受信する商品の既定重量とを比較してカートの携帯端末によって合計金額が算出された商品と実際に精算機に持ち込まれた商品とが一致しているか否かを確認することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−106827号公報 特開2003−22478号公報
しかしながら、カートの携帯端末によって商品識別コードを読み取って商品の合計金額を算出するだけでは、精算機において店員が商品識別コードを入力する作業は省略できても、カートの携帯端末によって買い物客の側で合計金額が算出された商品と実際に精算機に持ち込まれた商品とが一致しているか否かを店員が確認する作業は必要であり、精算時間の大幅な短縮は必ずしも期待できない。又、商品識別コードを読み取って商品の合計金額を算出すると共に商品の実重量と既定重量とを比較して商品の同一性を確認する手法は、単品の重量が予め把握されている重量既定商品には有効であるが、商品の中には例えば野菜や果物、魚介類のように1個当たりの重量が一定ではない重量不定商品等も少なからず存在し、精算機に持ち込まれる商品にはこのような重量不定商品と重量既定商品とが混在していることが多い。このような場合、結局店員が目視によってカートの携帯端末で合計金額が算出された商品と実際に精算機に持ち込まれた商品とが一致しているか否かを確認する必要があり実用性という点で問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、携帯端末付カートを利用した実用性に優れる買上品確認登録システムを提供することを課題とする。
本発明は、ホストコンピューターと、単品の重量が予め把握されている重量既定商品を入れるための重量既定商品用かごと、重量既定商品以外の商品である重量不定商品を入れるための重量不定商品用かごと、商品毎に店が割り当てる商品識別コードを読み取り可能であるコード読み取り手段を有し、且つ、ホストコンピューターと通信可能である携帯端末を備えると共に重量既定商品用かご及び重量不定商品用かごを並べて搭載可能である携帯端末付カートと、ホストコンピューターと通信可能である精算機と、を備え、携帯端末及び精算機の少なくとも一方は、携帯端末のコード読み取り手段によって商品識別コードを読み取った商品の売価をホストコンピューターからの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して各商品の売価の合計値を算出する機能、及びコード読み取り手段によって商品識別コードを読み取った重量既定商品の既定重量をホストコンピューターからの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して既定重量の合計値を算出する機能を有する買上品確認登録システムにより上記課題を解決したものである。
尚、携帯端末及び精算機の少なくとも一方は、各商品の売価の合計値を重量既定商品と重量不定商品とで区別して算出する機能を有するとよい。
又、携帯端末は、コード読み取り手段によって読み取った商品識別コードに対応する商品が重量既定商品である場合にその商品が重量既定商品であることをホストコンピューターからの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して重量既定商品用かごに入れるように音及び視覚的表示の少なくとも一方により買い物客に知らせる機能を更に有するとよい。
又、携帯端末付カートは重量既定商品用かごの重量を計測して携帯端末に送信するように構成された重量計を更に備え、携帯端末は、重量計によって実測される重量既定商品用かごの重量から重量既定商品用かごの中の重量既定商品の実重量を算出し、ホストコンピューターからの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識した重量既定商品の既定重量と実重量とを比較して両者が一致しない場合に商品の不一致を音及び視覚的表示の少なくとも一方により買い物客に知らせる機能を更に有するとよい。
又、会員毎に店が割り当てる会員識別コードが記録された会員カードを更に備え、ホストコンピューターは会員識別コードが割り当てられた会員がコンピューターネットワークを介してアクセスして購入予定商品をリストアップしてなる電子買い物メモを作成可能であり、且つ、電子買い物メモを会員識別コードと対応して記憶しており、携帯端末のコード読み取り手段は会員カードから会員識別コードを読み取り可能であり、携帯端末は、コード読み取り手段によって会員カードから会員識別コードを読み取ることにより会員識別コードに対応する会員の電子買い物メモをホストコンピューターから受信して電子買い物メモにリストアップされた購入予定商品の店舗における売場の位置を表示する機能を有していてもよい。
この場合、ホストコンピューターは各会員の過去の買い物履歴を精算機から受信して記憶しており買い物履歴に基づいて電子買い物メモを作成可能であるように構成されているとよい。
本発明によれば、携帯端末付カートを利用した実用性に優れる買上品確認登録システムを実現できる。
本発明の実施形態に係る買上品確認登録システムの構成を模式的に示す側面図 同買上品確認登録システムの電子買い物メモの一例を示す図 同買上品確認登録システムの携帯端末の画面表示の一例を示す図 同買上品確認登録システムの利用方法の概要を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。本実施形態は図1に示されるような携帯端末付カートを利用した買上品確認登録システム10に関する。買上品確認登録システム10は、ホストコンピューター12と、単品の重量が予め把握されている重量既定商品を入れるための重量既定商品用かご14と、重量既定商品以外の商品である重量不定商品を入れるための重量不定商品用かご16と、商品毎に店が割り当てる商品識別コードを読み取り可能であるコード読み取り手段18を有し、且つ、ホストコンピューター12と通信可能である携帯端末20を備えると共に重量既定商品用かご14及び重量不定商品用かご16を並べて搭載可能である携帯端末付カート22と、ホストコンピューター12と通信可能である精算機24と、を備え、携帯端末20は、コード読み取り手段18によって商品識別コードを読み取った商品の売価をホストコンピューター12からの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して各商品の売価の合計値を算出する機能、及びコード読み取り手段18によって商品識別コードを読み取った重量既定商品の既定重量をホストコンピューター12からの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して既定重量の合計値を算出する機能を有している。
又、買上品確認登録システム10は、携帯端末付カート22を利用する会員毎に店が割り当てる会員識別コードが記録された会員カード26を更に備えている。
重量既定商品用かご14及び重量不定商品用かご16は目視により容易に識別できるように相互に異なる形態を有している。尚、図1では重量既定商品用かご14と重量不定商品用かご16はメッシュのパターンが異なる形態で描かれているが、買い物客が目視により容易に識別できる形態であれば重量既定商品用かご14及び重量不定商品用かご16の形態は特に限定されず、例えば、重量既定商品用かご14と重量不定商品用かご16は、形状は等しく色が相互に異なる形態であってもよい。
携帯端末付カート22は重量既定商品用かご14の重量を計測して携帯端末20に送信するように構成された重量計28を更に備え、重量計28の上に重量既定商品用かご14を搭載するようになっている。より詳細には携帯端末付カート22は重量計28の上に載置される重量既定商品用かご14の前後方向や左右方向への落下を防止するためのホルダ(図示省略)を備えている。又、携帯端末付カート22は重量不定商品用かご16の前後方向や左右方向への落下を防止するためのホルダ(図示省略)も備えている。尚、図1には携帯端末付カート22が重量既定商品用かご14及び重量不定商品用かご16を前後方向に並べて搭載する構成が例示されているが、2つのかごを左右方向に並べて搭載する構成や2つのかごを上下方向に並べて搭載する構成であってもよい。又、例えば上段に2つのかごを前後方向又は左右方向に並べて搭載し、下段にも2つのかごを前後方向又は左右方向に並べて搭載する(合計4つのかごを搭載できる)構成であってもよい。重量計28は測定した重量を携帯端末20に無線又は有線により送信するようになっている。
ホストコンピューター12は、例えば同じ系列の複数の店舗と接続された本部のホストコンピューターである。又、ホストコンピューター12は各店舗に備えられるサーバーであってもよい。ホストコンピューター12は商品識別コードに対応する各商品の単品の売価や重量既定商品の単品の重量を記憶している。より詳細には重量既定商品には1個当たりの重量が一定である商品と、精肉のように1個当たりの重量は一定でないものの1個当たりの重量が予め実測されて販売される商品が存在する。ホストコンピューター12は、このうち1個当たりの重量が一定である商品の1個当たりの規定重量を記憶しており、1個当たりの重量が一定である商品については、携帯端末20はコード読み取り手段18で商品識別コードを読み取ると商品識別コードをホストコンピューター12に送信し、その商品が重量既定商品であること、及びその商品の規定重量や売価をホストコンピューター12から受信して認識するようになっている。一方、精肉のように1個当たりの重量は一定でないものの1個当たりの重量が予め実測されてから販売される商品については、規定重量や売価を識別できるように商品毎に商品識別コードが割り当てられており、携帯端末20はコード読み取り手段18で商品識別コードを読み取ることにより、その商品が重量既定商品であること、及びその商品の売価や既定重量を認識するようになっている。尚、「既定重量」は包装を含む重量であるが、重量が予め実測されてから販売される精肉等の商品については包装を含まない重量(既定重量から包装の重量を差し引いた重量)についても商品識別コードによって既定重量と区別して認識できるようになっている。これに対し、重量不定商品は例えば野菜や果物、魚介類のような生鮮食品や弁当等であり、ホストコンピューター12は重量不定商品についても商品識別コードに対応する各商品の単品の売価は記憶しているが、重量は記憶していない。従って、重量不定商品についても、携帯端末20はホストコンピューター12からの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかにより、その商品の売価は認識するが重量は認識しない。尚、重量計28の計測限度の下限よりも単品の重量が軽い商品や、重量計28の計測限度の上限よりも単品の重量が重い商品も重量不定商品として扱われる。又、重量既定商品用かご14に入らない大型の商品も重量不定商品として扱うようにしてもよい。一方、野菜や果物、魚介類のような生鮮食品や弁当等も精肉のように重量(包装を含む重量)を予め実測してから販売するようにすれば重量既定商品として扱うことが可能である。
又、ホストコンピューター12には会員識別コードが割り当てられた会員がコンピューターネットワークを介してアクセスして購入予定商品をリストアップしてなる図2に示されるような電子買い物メモ30を作成可能であり、且つ、ホストコンピューター12は電子買い物メモ30を会員識別コードと対応して記憶している。電子買い物メモ30は、各会員が購入予定商品の商品名をリストアップしたものであり、商品名の他、各商品の購入予定数が記載されるようになっている。又、ホストコンピューター12は、各会員の過去の買い物履歴を精算機24及び/又は同じ系列の他の店舗の精算機から受信して記憶しており、買い物履歴に基づいて電子買い物メモ30を作成可能であるように構成されている。買い物履歴は、例えば青果、精肉、水産、惣菜、寿司、ベーカリー等の分類の順で表示され、又、定番商品と特別提供品との区別が示されるようになっている。より詳細には、ホストコンピューター12は各店舗における各商品の棚割りを記憶しており、買い物履歴の商品名は店舗の棚割りの陳列順序で表示されるようになっている。ここで棚割りの陳列順序とは、各店舗に来店した買い物客が総ての商品の棚を効率良く巡回できるルートとして店が想定するルートに沿った商品の陳列順序である。店舗によって棚割りの陳列順序が異なる場合、買い物履歴の商品名は各会員が主に利用する店舗(例えば会員登録を行った店舗)や最後に利用した店舗の棚割りの陳列順序で表示されるようになっている。尚、各会員が買い物履歴に基づいて電子買い物メモ30を作成する際、各会員の電子買い物メモ30に商品名が表示される順序を各会員が所望の順序に変更することも可能である。又、買い物履歴には参考価格が示されており、電子買い物メモ30にも参考価格が表示されるようになっている。又、ホストコンピューター12が記憶する買い物履歴や電子買い物メモ30には、商品の区分(1個当たりの重量が一定である商品、1個当たりの重量は一定でないものの1個当たりの重量が予め実測されてから販売される商品、重量が不定の商品のいずれであるのかを区別する区分)も表示されるようになっている。ホストコンピューター12はインターネットや携帯電話のネットワーク等のコンピューターネットワークに接続されており、会員は例えば自宅等の店舗以外の場所においてパーソナルコンピューターやタブレット端末、或いはスマートフォン等の携帯電話を用いてコンピューターネットワークを介してホストコンピューター12にアクセスして電子買い物メモ30を作成できるようになっている。例えば、買い物履歴に表示された商品名をクリックすることにより電子買い物メモ30にその商品名が記載されるようになっている。尚、会員の買い物履歴が存在しない場合(例えば会員がこの店舗でも系列の他の店舗でも買い物をしたことがない場合)や、会員が買い物履歴に含まれていない商品(会員がこの店舗でも系列の他の店舗でも買い物をしたことがない商品)を購入する場合は、テキスト検索や分類に基づく検索等により商品を検索して商品名をクリックすることにより電子買い物メモ30に商品名を記載できるようになっている。
携帯端末20は例えばタブレット端末と称される小型のコンピューターであり、液晶や有機ELのディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン等を備えている。又、携帯端末20はホストコンピューター12や精算機24と無線又は有線により通信する機能を有している。又、携帯端末20はGPS又はこれに類似した機能を有し、店舗内における商品の売り場を示す図の中に自身の現在位置を表示できるようになっている。尚、店舗が複数の階で構成されている場合には、例えば各階にその階が何階であるのかを送信する装置が設置され、この装置と通信することにより携帯端末20は自身が存在する階を認識できるようになっている。携帯端末20は、携帯端末付カート22を利用する買い物客が携帯端末付カート22を押して歩く姿勢で見やすい位置に設置されており、買い物客(会員)は携帯端末20を参照しながら店舗内を移動できるようになっている。尚、携帯端末20は携帯端末付カート22に固定されていてもよいし、携帯端末付カート22に着脱自在に取付けられていてもよい。携帯端末20が携帯端末付カート22に着脱自在に取付けられる場合、携帯端末20は未使用時において携帯端末付カート22から取外された状態で例えばサービスカウンターと称される商品の代金の受領とは別の種々の対応をするために店内に設けられたカウンターに保管されていてもよい。又、携帯端末20は機械的な鍵や電子ロックにより携帯端末付カート22との結合がロックされるようになっていてもよい。
携帯端末20のコード読み取り手段18は、店が各商品に割り当てる商品識別コードを読み取り可能であると共に会員カード26の会員識別コードも読み取り可能である。尚、図1では便宜上、バーコードリーダータイプを図示しているが、コード読み取り手段18はバーコードリーダーの他、カードリーダー、OCR、テンキー、ボタン(機械的なボタン、又はタッチパネルに表示されるボタン)でもよく、バーコードリーダー、カードリーダー、OCR、テンキー、ボタンの2以上を組み合わせたものでもよい。商品識別コードは、例えばJANコードと称されるバーコードや、QRコード(登録商標)、数値の形式のコードである。又、商品識別コードは商品に直接付される場合が多いが、例えば包装されていない野菜、果物、魚介類等の商品の場合、商品に商品識別コードは付されていない。このような商品については携帯端末20の所定のボタン(機械的なボタン、又はタッチパネルに表示されるボタン)を押すことにより、商品識別コードを携帯端末20が認識する(読み取る)ようになっている。又、包装されていない野菜、果物、魚介類等の商品が載置される棚や箱にこれらの商品の商品識別コードが付されていることもあり、この場合、棚や箱に付された商品識別コードをバーコードリーダー等で読み取るようにしてもよい。携帯端末20はコード読み取り手段18が商品識別コードを読み取ると、例えば「ピー」というような音を発することにより商品識別コードが読み取られたことを買い物客に知らせるようになっている。尚、携帯端末20は自身が記憶する電子買い物メモ30に含まれていない商品の商品識別コードがコード読み取り手段18によって読み取られた場合に、前記の音と異なる音を発することによって、電子買い物メモ30に含まれていない商品の商品識別コードがコード読み取り手段18によって読み取られた(購入予定商品ではない商品が購入されようとしている)ことを知らせるようになっていてもよい。
携帯端末20は、各商品の売価の合計値を重量既定商品と重量不定商品とで区別して算出する機能を有している。より詳細には、重量既定商品の売価の合計値、重量不定商品の売価の合計値、重量既定商品及び重量不定商品の売価の合計値を算出して表示する機能を有している。又、携帯端末20は、コード読み取り手段18によって読み取った商品識別コードに対応する商品が重量既定商品である場合にその商品が重量既定商品であることをホストコンピューター12からの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して重量既定商品用かご14に入れるように音及び/又は視覚的表示により買い物客に知らせる機能を有している。又、携帯端末20は、重量計28によって実測される重量既定商品用かご14の重量から重量既定商品用かご14の中の重量既定商品の実重量を算出し、ホストコンピューター12からの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識した重量既定商品の既定重量と実重量とを比較して両者が一致しない場合に商品の不一致を音及び/又は視覚的表示により買い物客に知らせる機能を更に有している。尚、携帯端末20のこれらの機能はコンピュータープログラムによって実現されている。
又、携帯端末20は、コード読み取り手段18によって会員カード26から会員識別コードを読み取ることにより会員識別コードに対応する会員の電子買い物メモ30をホストコンピューター12から受信して図3に示されるように、電子買い物メモ30にリストアップされた購入予定商品の店舗における売場の位置を表示する機能を有している。
又、携帯端末20はメニューの選択により自身が記憶する電子買い物メモ30を表示する機能を有している。より詳細には、携帯端末20は自身が備えられている店舗の棚割りの陳列順序で電子買い物メモ30に商品名を表示するようになっている。更に、携帯端末20は自身が記憶する電子買い物メモ30に含まれる商品の商品識別コードがコード読み取り手段18によって読み取られると、電子買い物メモ30に購入済みの処理を行うように構成されている。具体的には、商品識別コードがコード読み取り手段18によって読み取られた商品を電子買い物メモ30に色の変化やマーク等で表示したり商品を電子買い物メモ30から削除するようになっている。又、購入予定商品の売り場を示す図中において、商品識別コードがコード読み取り手段18によって読み取られた商品の売り場と、商品識別コードがコード読み取り手段18によって読み取られていない商品の売り場とを異なる色や模様で表示するようになっている。尚、購入予定数が複数である商品については、その商品の商品識別コードがコード読み取り手段18によって購入予定数と同じ回数読取られた時点で購入済みの処理を行うようになっている。
又、携帯端末20は精算機24と直接、又はホストコンピューター12を介して間接的に通信可能であり、コード読み取り手段18によって読み取った商品識別コード及び各商品識別コードのカウント数(コード読み取り手段18によって読み取った回数)を精算機24に送信する機能を有している。
会員カード26は例えば磁気カードやICカードであり、携帯端末付カート22の利用を希望する買い物客に対して店が付与するものである。会員カード26には、会員毎に店が割り当てる会員識別コードが商品識別コードと同様のJANコードと称されるバーコードや、QRコード(登録商標)、数値の形式のコードで記載されている。又、会員識別コードは磁気的に会員カード26に記録されていてもよい。又、会員カード26には会員番号が記載されている。
次に、図4のフローチャートに沿って買上品確認登録システム10の利用方法について説明する。買上品確認登録システム10の利用希望者は、まず会員登録を行う(S102:会員登録ステップ)。具体的には、利用希望者は買上品確認登録システム10を利用する会員の登録手続きのために店舗のサービスカウンターにおいて店員に書面又は口頭によって、氏名、住所、電話番号等の会員を特定するための情報を伝える。店員はこれらの情報をパーソナルコンピューター等の端末からホストコンピューター12に入力する。これにより買上品確認登録システム10の利用希望者はホストコンピューター12に会員として登録され、ホストコンピューター12は会員識別コードを割り当てると共に会員識別コードが記録された会員カード26を発行する。店員は入会した会員に発行された会員カード26を手渡す。又、利用希望者は、店が割引やポイント付与等のサービスのために発行するカード(会員カード26とは別のカード)を所持していれば、入会時にこれを店員に手渡す。このカードの識別情報を店員が所定のバーコードリーダーやカードリーダーによって読み取らせることによってホストコンピューター12は自身が記憶している、このカードが利用された過去の買い物履歴を特定し、ホストコンピューター12は入会した会員の氏名、住所、会員識別コードに対応させて買い物履歴を記憶するようになる。このカード(会員カード26とは別のカード)によって買い物客の氏名や住所、電話番号等もホストコンピューター12が特定できる場合は、店員への利用希望者の氏名や住所、電話番号等の伝達は省略してもよい。
尚、例えば利用希望者がこれまでにこの店舗や同じ系列の他の店舗(ホストコンピューター12が接続されている店舗)で買い物をした実績がなく、割引やポイント付与等のサービスのために店が発行するカードを所持していない場合は、利用希望者はまずこのカード(会員カード26とは別のカード)の発行を受けて店舗において買い物をし、その買い物履歴をホストコンピューター12に記憶させてから会員登録を行うようにしてもよい。
次に、入会した会員は、電子買い物メモ30を作成する(S104:電子買い物メモ作成ステップ)。具体的には会員は自宅等においてパーソナルコンピューターやタブレット端末、或いはスマートフォン等の携帯電話を用いてコンピューターネットワークを介してホストコンピューター12にアクセスし、会員番号等のIDやパスワード等を入力して自身の電子買い物メモ30を作成するためのページに入り、電子買い物メモ30を作成する。会員番号等のIDによって会員が特定されることで会員の過去の買い物履歴が呼び出され、会員は買い物履歴を利用して電子買い物メモ30を作成することができる。尚、厳密に購入予定商品をリストアップしなくても、すぐに思いつくだけの購入予定商品をリストアップしてなる電子買い物メモ30を作成し、これを参考にして買い物をするというような使い方をしてもよい。又、例えば前回の買い物履歴をそのまま電子買い物メモ30とし、これを参考にして買い物をするというような使い方をしてもよい。又、会員の買い物履歴が存在しない場合(例えば会員がこの店舗でも系列の他の店舗でも買い物をしたことがない場合)や、会員が買い物履歴に含まれていない商品(会員がこの店舗でも系列の他の店舗でも買い物をしたことがない商品)を購入する場合は、テキスト検索や分類に基づく検索等により商品を検索して商品名をクリックすることにより商品名を電子買い物メモ30に記載すればよい。尚、会員は電子買い物メモ30に購入予定商品の購入予定数も記載する。
次に会員は店舗に来店し買い物の準備を行う(S106:買い物準備ステップ)。具体的には、会員は店舗に用意されている携帯端末付カート22の携帯端末20のコード読み取り手段18によって自身の会員カード26の会員コードを携帯端末20に読み取らせる。尚、携帯端末20が携帯端末付カート22から取外された状態で例えばサービスカウンターに保管されている場合、会員はサービスカウンターにおいて店員に例えば会員カード26を提示して店員から携帯端末20を受け取り、コード読み取り手段18によって自身の会員カード26の会員コードを携帯端末20に読み取らせ、携帯端末付カート22に携帯端末20を装着する。会員カード26の会員コードを携帯端末20に読み取らせる作業及び/又は携帯端末付カート22に携帯端末20を装着する作業は店員が行うようにしてもよい。これにより携帯端末20には図3に例示されるように、電子買い物メモ30に記載された購入予定商品の店舗における売場の位置や売場の位置への経路等が表示される。又、メニューの選択により携帯端末20は自身が記憶する電子買い物メモ30を表示する。電子買い物メモ30には、携帯端末20が備えられている店舗の棚割りの陳列順序で商品名が表示される。更に、会員は携帯端末付カート22に重量既定商品用かご14及び重量不定商品用かご16を並べて載せる。この際、重量既定商品用かご14は重量計28の上に載せる。
次に、会員は携帯端末20の画面を参照しながら店舗において買い物を行う(S108:買い物実行ステップ)。具体的には、会員は携帯端末20に表示された購入予定商品の売場の位置を参照しながら店舗において商品を集めて重量既定商品用かご14又は重量不定商品用かご16に入れていく。会員は商品を重量既定商品用かご14又は重量不定商品用かご16に入れる前に携帯端末20のコード読み取り手段18によって商品に付された商品識別コードを読み取らせる。尚、包装されていない野菜、果物、魚介類等のように商品識別コードが付されていない商品については、携帯端末20の所定のボタン(機械的なボタン、又はタッチパネルに表示されるボタン)を押すことにより、商品識別コードを携帯端末20に読み取らせる。又、包装されていない野菜、果物、魚介類等の商品の棚にこれらの商品の商品識別コードが付されている場合、この商品識別コードをコード読み取り手段18によって読み取らせるようにしてもよい。携帯端末20はコード読み取り手段18によって商品識別コードを読み取ると、「ピー」というような音を発することによって、商品識別コードが読み取られたことを買い物客(会員)に知らせる。尚、携帯端末20は電子買い物メモ30に含まれていない商品の商品識別コードがコード読み取り手段18によって読み取られた場合に、前記の音と異なる音を発することによって、電子買い物メモ30に含まれていない商品の商品識別コードがコード読み取り手段18によって読み取られた(購入予定商品ではない商品が購入されようとしている)ことを知らせるようにしていてもよい。
コード読み取り手段18によって商品識別コードが読み取られた商品が、1個当たりの重量が一定である重量既定商品である場合、携帯端末20はホストコンピューター12からの受信によって商品が重量既定商品であることを認識し、その商品を重量既定商品用かご14に入れるように音及び/又は視覚的表示により買い物客に知らせる。例えば「重量既定商品用かごに入れて下さい。」というような音声を発する。又、携帯端末20はその商品の単品の売価及び既定重量をホストコンピューター12からの受信によって認識する。
又、コード読み取り手段18が商品識別コードを読み取った商品が精肉のように1個当たりの重量は一定でないものの1個当たりの重量が予め実測されて販売される重量既定商品である場合、携帯端末20は商品識別コードの読み取りによって商品が重量既定商品であることを認識し、その商品を重量既定商品用かご14に入れるように音及び/又は視覚的表示により買い物客に知らせる。又、携帯端末20はその商品の売価及び既定重量を商品識別コードの読み取りによって認識する。
携帯端末20は重量計28によって実測される重量既定商品用かご14の重量から重量既定商品用かご14の中の重量既定商品の実重量を算出し、ホストコンピューター12からの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識した重量既定商品の既定重量と実重量とを比較して両者が一致しない場合に商品の不一致を音及び視覚的表示により買い物客に知らせる。例えば、重量既定商品の既定重量と実重量とを比較して両者が一致しない場合は「精算時にキャッシャーが差異原因を調査します。」というような音声を発する。又、例えば重量既定商品の既定重量と実重量とを比較して両者が一致する場合は緑色のランプが点灯し、一致しない場合は赤色のランプが点灯する。尚、携帯端末20は重量既定商品用かご14の中の総ての重量既定商品の実重量の合計値と、重量既定商品用かご14に直前に入れられた重量既定商品の実重量とを表示する。
一方、コード読み取り手段18によって商品識別コードが読み取られた商品が非重量既定商品である場合(その商品が重量既定商品であると認識しない場合)、携帯端末20は、その商品を重量不定商品用かご16に入れるように音及び/又は視覚的表示により買い物客に知らせる。例えば「重量不定商品用かごに入れて下さい。」というような音声を発する。重量不定商品についても、携帯端末20はホストコンピューター12からの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかにより、その商品の売価は認識するが重量は認識しない。尚、重量既定商品用かご14や重量不定商品用かご16に入らないような大型の商品については、携帯端末付カート22の他の部位に載置すればよい。
以上を繰り返し、会員は店舗において所望の商品を集めて重量既定商品用かご14又は重量不定商品用かご16に入れていく。図3に示されるように携帯端末20の画面にはコード読み取り手段18によって商品識別コードを読み取った商品の個数が表示される。図3において「No.1」の売り場の商品は既に商品識別コードが読み取られており、「No.2」、「No.3」の売り場の商品はまだ商品識別コードが読み取られていない。又、携帯端末20は商品識別コードがコード読み取り手段18によって読み取られた商品を電子買い物メモ30に色の変化やマーク等で表示したり商品の項目を電子買い物メモ30から削除する処理を行う。
携帯端末20は、コード読み取り手段18によって商品識別コードが読み取られた重量既定商品の既定重量の合計値を算出する。更に、携帯端末20は、コード読み取り手段18によって商品識別コードを読み取った商品の売価の合計値を重量既定商品と重量不定商品とで区別して算出する。より詳細には、携帯端末20は、重量既定商品の売価の合計値、重量不定商品の売価の合計値、重量既定商品及び重量不定商品の売価の合計値を算出して表示する。
所望の商品を総て集めたら会員は精算機24へ行き、購入商品の代金を精算する(S110:精算ステップ)。具体的には、まず店員又は会員は携帯端末20を操作して、コード読み取り手段18によって商品識別コードを読み取った商品の明細(商品名のリスト)及び売価の合計値を重量既定商品と重量不定商品とで区別して携帯端末20に表示させると共に、重量既定商品の既定重量の合計値、及び重量既定商品と重量不定商品の売価の合計値(総ての商品の売価の合計値)も携帯端末20に表示させる。又、店員又は会員は携帯端末20を操作してコード読み取り手段18によって読み取られた商品識別コード及び各商品識別コードのカウント数(コード読み取り手段18によって読み取られた回数)を精算機24に送信する。これにより精算機24にも携帯端末20によって売価の合計金額が算出された商品のリスト、及び合計金額が表示される。店員は、携帯端末付カート22の携帯端末20で合計金額が算出された商品と実際に精算機24に持ち込まれた商品とが一致しているか否かを確認する。より詳細には、重量既定商品用かご14の中の重量既定商品については、店員は携帯端末20が算出した重量既定商品用かご14の中の重量既定商品の既定重量の合計値と、重量計28によって実測された重量既定商品用かご14の中の重量既定商品の実重量(合計値)と、が一致しているか否かを確認することにより、携帯端末付カート22の携帯端末20によって合計金額が算出された商品と実際に精算機24に持ち込まれた商品とが一致しているか否かを確認する。一方、重量不定商品用かご16の中の重量不定商品については、携帯端末付カート22の携帯端末20によって合計金額が算出された商品と実際に精算機24に持ち込まれた商品とが一致しているか否かを店員は目視によって確認する。
重量既定商品及び重量不定商品の両方について、携帯端末付カート22の携帯端末20で合計金額が算出された商品と実際に精算機24に持ち込まれた商品とが一致していることが確認された場合、会員は携帯端末20で算出された商品の合計金額と同額の金銭を店員に支払う。一方、携帯端末付カート22の携帯端末20で合計金額が算出された商品と実際に精算機24に持ち込まれた商品とが一致しない場合、店員は商品の調整又は合計金額の調整を行う。例えば、携帯端末付カート22の携帯端末20で合計金額が算出された商品よりも実際に精算機24に持ち込まれた商品が多い場合には余剰の商品を除外し、又、携帯端末付カート22の携帯端末20で合計金額が算出された商品よりも実際に精算機24に持ち込まれた商品が少ない場合には不足している商品を補充するように商品の調整を行う。或いは、店員は精算機24を操作し、実際に精算機24に持ち込まれた商品の合計金額に一致するように合計金額を調整する。尚、携帯端末20は各商品の売価の合計値を重量既定商品と重量不定商品とで区別して算出するので、携帯端末付カート22の携帯端末20によって合計金額が算出された商品と実際に精算機24に持ち込まれた商品とが重量既定商品及び重量不定商品のいずれか一方について一致していない場合でも他方については商品が一致していれば、一致している方については商品の調整や精算のやり直しは不要である。合計金額の調整を行った場合、会員は調整後の合計金額の金銭を店員に支払う。代金の精算が完了すると今回の買い物の実績が会員の買い物履歴に反映される。会員は、店員からレシートを受け取り、サッカー台等において購入した商品を袋等に収納し、携帯端末付カート22、重量既定商品用かご14及び重量不定商品用かご16を店に返却する。これにより今回の買い物が完了する。以後、同様に会員は店舗において買い物を繰り返す。
以上のように買上品確認登録システム10によれば商品を重量既定商品と重量不定商品とに区別することで、重量既定商品については重量の比較により携帯端末付カート22の携帯端末20によって合計金額が算出された商品と実際に精算機24に持ち込まれた商品とが一致しているか否かを迅速、且つ、確実に確認することができる。一方、重量不定商品については携帯端末付カート22の携帯端末20によって合計金額が算出された商品と実際に精算機24に持ち込まれた商品とが一致しているか否かを店員の目視によって確認することになるが、一般的には重量不定商品よりも重量既定商品の方が圧倒的に多く、目視による確認の対象から重量既定商品が除外されることで精算に要する時間の大幅な短縮が可能である。
又、携帯端末20が各商品の売価の合計値を重量既定商品と重量不定商品とで区別して算出することにより、携帯端末付カート22の携帯端末20によって合計金額が算出された商品と実際に精算機24に持ち込まれた商品とが重量既定商品及び重量不定商品のいずれか一方については一致していない場合でも他方について一致していれば、一致している方については商品の調整や精算のやり直しが不要であり精算時間の短縮に寄与する。
又、買上品確認登録システム10によれば、会員(買い物客)は自宅等の落ち着いた環境の下でパーソナルコンピューターやタブレット端末、或いはスマートフォン等の携帯電話を用いてコンピューターネットワークを介してホストコンピューター12にアクセスして電子買い物メモ30を作成することができる。又、店舗においては会員は携帯端末付カート22の携帯端末20のコード読み取り手段18によって会員カード26から会員識別コードを読み取るという簡単な操作を行うだけで、携帯端末20が会員の電子買い物メモ30をホストコンピューター12から受信して電子買い物メモ30にリストアップされた購入予定商品の店舗における売場の位置を表示し、これに基づいて会員(買い物客)は効率良く買い物をすることができる。
又、買い物は日常生活で繰り返し行われるものであり同じ買い物客が同じ商品を繰り返し購入することが多いと考えられる。従って、各会員がそれぞれの過去の買い物履歴に基づいて電子買い物メモ30を作成することにより電子買い物メモ30の作成時間の大幅な短縮が期待される。又、上記のように厳密に購入予定商品をリストアップしなくても、例えばすぐに思いつくだけの購入予定商品をリストアップしてなる電子買い物メモ30を作成したり、前回の買い物の履歴をそのまま電子買い物メモとして使用し、これを参考にして買い物をするというような使い方も可能である。
尚、本実施形態において、重量計28は重量既定商品用かご14とは別体の機器であるが重量既定商品用かご14が重量計を有する構成としてもよい。
又、本実施形態において、携帯端末付カート22の携帯端末20によって合計金額が算出された商品と実際に精算機24に持ち込まれた商品とが一致しているか否かを確認する際に、重量既定商品用かご14の中の重量既定商品の実重量(合計値)を携帯端末付カート22に備えられた重量計28によって確認しているが、例えば精算機24の近傍等に設置される他の重量計によって重量既定商品用かご14の中の重量既定商品の実重量(合計値)を確認するようにしてもよい。
又、本実施形態において、携帯端末20は、各商品の売価の合計値を算出する機能、及び重量既定商品の既定重量の合計値を算出する機能に加え、重量既定商品を重量既定商品用かご14に入れるように音及び/又は視覚的表示により買い物客に知らせる機能、重量既定商品の既定重量と実重量とを比較して両者が一致しない場合に商品の不一致を音及び/又は視覚的表示により買い物客に知らせる機能、電子買い物メモ30にリストアップされた購入予定商品の店舗における売場の位置を表示する機能を有しているが、これらのうちのいずれか1つの機能、或いは2以上の機能を有していない構成であってもよい。例えば、携帯端末20は、各商品の売価の合計値を算出する機能、及び重量既定商品の既定重量の合計値を算出する機能だけを有する構成であってもよい。又、携帯端末20は、電子買い物メモ30にリストアップされた購入予定商品の店舗における売場の位置を表示するナビゲーション機能のみを有し、買い物サポートシステムを構成するものであってもよい。
又、本実施形態において、携帯端末20が各商品の売価の合計値を算出する機能、及び重量既定商品の既定重量の合計値を算出する機能を有しているが、携帯端末20に代えて精算機24が、携帯端末20のコード読み取り手段18によって商品識別コードを読み取った商品の売価をホストコンピューター12からの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して各商品の売価の合計値を算出する機能、及びコード読み取り手段18によって商品識別コードを読み取った重量既定商品の既定重量をホストコンピューター12からの受信及び商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して既定重量の合計値を算出する機能を有していてもよい。又、携帯端末20及び精算機24の両方が各商品の売価の合計値を算出する機能、及び重量既定商品の既定重量の合計値を算出する機能を有していてもよい。
本発明は、例えばスーパーマーケット等の小売店において利用できる。
10…買上品確認登録システム
12…ホストコンピューター
14…重量既定商品用かご
16…重量不定商品用かご
18…コード読み取り手段
20…携帯端末
22…携帯端末付カート
24…精算機
26…会員カード
28…重量計
30…電子買い物メモ
S102…会員登録ステップ
S104…電子買い物メモ作成ステップ
S106…買い物準備ステップ
S108…買い物実行ステップ
S110…精算ステップ

Claims (6)

  1. ホストコンピューターと、
    単品の重量が予め把握されている重量既定商品を入れるための重量既定商品用かごと、
    前記重量既定商品以外の商品である重量不定商品を入れるための重量不定商品用かごと、
    商品毎に店が割り当てる商品識別コードを読み取り可能であるコード読み取り手段を有し、且つ、前記ホストコンピューターと通信可能である携帯端末を備えると共に前記重量既定商品用かご及び前記重量不定商品用かごを並べて搭載可能である携帯端末付カートと、
    前記ホストコンピューターと通信可能である精算機と、を備え、
    前記携帯端末及び前記精算機の少なくとも一方は、前記携帯端末の前記コード読み取り手段によって商品識別コードを読み取った商品の売価を前記ホストコンピューターからの受信及び前記商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して各商品の売価の合計値を算出する機能、及び前記コード読み取り手段によって商品識別コードを読み取った前記重量既定商品の既定重量を前記ホストコンピューターからの受信及び前記商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して前記既定重量の合計値を算出する機能を有することを特徴とする買上品確認登録システム。
  2. 請求項1において、
    前記携帯端末及び前記精算機の少なくとも一方は、前記各商品の売価の合計値を前記重量既定商品と前記重量不定商品とで区別して算出する機能を有することを特徴とする買上品確認登録システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記携帯端末は、前記コード読み取り手段によって読み取った前記商品識別コードに対応する商品が前記重量既定商品である場合にその商品が前記重量既定商品であることを前記ホストコンピューターからの受信及び前記商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識して前記重量既定商品用かごに入れるように音及び視覚的表示の少なくとも一方により買い物客に知らせる機能を更に有することを特徴とする買上品確認登録システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記携帯端末付カートは前記重量既定商品用かごの重量を計測して前記携帯端末に送信するように構成された重量計を更に備え、
    前記携帯端末は、前記重量計によって実測される前記重量既定商品用かごの重量から前記重量既定商品用かごの中の前記重量既定商品の実重量を算出し、前記ホストコンピューターからの受信及び前記商品識別コードの読み取りのいずれかによって認識した前記重量既定商品の既定重量と前記実重量とを比較して両者が一致しない場合に商品の不一致を音及び視覚的表示の少なくとも一方により買い物客に知らせる機能を更に有することを特徴とする買上品確認登録システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    会員毎に店が割り当てる会員識別コードが記録された会員カードを更に備え、
    前記ホストコンピューターは前記会員識別コードが割り当てられた会員がコンピューターネットワークを介してアクセスして購入予定商品をリストアップしてなる電子買い物メモを作成可能であり、且つ、前記電子買い物メモを前記会員識別コードと対応して記憶しており、
    前記携帯端末のコード読み取り手段は前記会員カードから前記会員識別コードを読み取り可能であり、
    前記携帯端末は、前記コード読み取り手段によって前記会員カードから前記会員識別コードを読み取ることにより前記会員識別コードに対応する会員の前記電子買い物メモを前記ホストコンピューターから受信して前記電子買い物メモにリストアップされた購入予定商品の店舗における売場の位置を表示する機能を有することを特徴とする買上品確認登録システム。
  6. 請求項5において、
    前記ホストコンピューターは前記各会員の過去の買い物履歴を前記精算機から受信して記憶しており前記買い物履歴に基づいて前記電子買い物メモを作成可能であるように構成されていることを特徴とする買上品確認登録システム。
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