JP2002366619A - 店舗内レイアウト変更支援システム - Google Patents

店舗内レイアウト変更支援システム

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JP2002366619A
JP2002366619A JP2001169007A JP2001169007A JP2002366619A JP 2002366619 A JP2002366619 A JP 2002366619A JP 2001169007 A JP2001169007 A JP 2001169007A JP 2001169007 A JP2001169007 A JP 2001169007A JP 2002366619 A JP2002366619 A JP 2002366619A
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JP
Japan
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sales
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JP2001169007A
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Inventor
Hiroshi Kondo
弘 近藤
Masato Sanyaku
正人 三鑰
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗内の棚番号、この棚番号に対応する列番
号・段番号ごとに商品の売上実績を考慮した、店舗内の
棚のレイアウトと、棚ごとに商品の陳列位置の変更とを
支援する店舗内レイアウト変更支援システムに関する技
術を提供する点にある。 【解決手段】 図1に示すように、本実施の形態に係る
店舗内レイアウト変更支援システムは、店舗200にお
けるレジ(売上部、売上入力手段)50と、パソコン
(レイアウト設計部、レイアウト設計手段)20と、デ
ィスプレイ(レイアウト表示部、レイアウト表示手段)
30と、商品売上情報、陳列在庫情報、棚レイアウト情
報及び陳列棚情報を保存するサーバ(売上情報部、情報
処理・記憶手段)40とで概略構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗のレイアウト
設計に関し、特に商品売上実績を考慮した店舗内レイア
ウト変更システムに関する技術に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、店舗内のレイアウトは、商品や顧
客層や売れ筋情報による専門家の設計で行われている。
【0003】特開平5−334381号公報は、対象と
なる店舗の平面図情報を入力し、予め蓄積された診断基
準に従って診断を実行し、これを商品種別ごとに、また
商品種別を大分類、中分類、小分類など多数行い、調和
のとれた合理的な案を提案することで、設計者の経験と
勘に頼っていたノウハウを折り込んだ合理的な設計支援
を行う店舗内の商品配列などの店舗設計をするCAD装
置についての記載である。このCAD装置は、既に蓄積
されたノウハウに基づき、店舗設計を行う設計者が合理
的な診断又は提案を行い、設計された店舗を利用する客
がわかりやすく、買いやすく、その店舗の売上が伸びる
ように店舗設計ができることが記載されている。
【0004】また、特開昭63−261462号公報に
は、売上額などの販売実績を画面上に表示する手段と、
この表示結果に基づき、商品は位置計画者から棚の商品
の入替を受付ける販売実績分析手段と、戦略商品や半用
品など商品の種類に基づき、陳列数を自動決定する商品
陳列数決定手段と、商品配置に関する知識を知識ベース
化し、この知識を用いて陳列棚上での商品の配置を自動
決定する商品配置決定手段と、商品配置計画者との対話
形式で商品配置を修正する商品配置修正手段とを有する
棚割管理システムに関する技術が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。
【0006】店舗のオーナーのデザインに関する意向や
売上を考慮したレイアウトを行うことができなかった。
また、実際のレイアウト変更は店舗を休業したり、実際
に棚などを移動しながら試行錯誤的に行ってレイアウト
を決定するので、日常業務に支障をきたすことがあっ
た。
【0007】また、従来行われている平面図での棚レイ
アウトの分析を基本とした商品配置や、棚ごとの売上状
況に基づく商品の陳列方法だけでは、多様な商品を扱う
店舗でのきめ細かい売上分析には対応しきれないという
問題点があった。
【0008】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、店舗内の棚番号、
この棚番号に対応する列番号・段番号ごとに商品の売上
実績を考慮した、店舗内の棚のレイアウトと、棚ごとに
商品の陳列位置の変更とを支援する店舗内レイアウト変
更支援システムに関する技術を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、棚や商品などの店舗内レイアウト変更支援シス
テムであって、商品の売上時に収集されるバーコードデ
ータに基づき作成される商品売上情報を入力する売上入
力手段と、前記商品売上情報と棚の位置や向きが設定さ
れた棚レイアウトに基づく棚レイアウト情報とを保存す
る情報処理・記憶手段と、前記棚レイアウトを表示する
レイアウト表示手段と、前記情報処理・記憶手段に保存
された前記商品売上情報と前記棚レイアウト情報とを読
込み、各々の棚に番号付けされた棚番号ごとに商品の売
上状況を示す店舗内棚別売上状況を前記レイアウト表示
手段に表示するレイアウト設計手段とを備え、前記情報
処理・記憶手段は、前記棚番号ごとに商品の陳列位置を
示す棚の列番号と段番号とを有する陳列棚情報と、陳列
在庫情報とを保存し、前記レイアウト設計手段は、前記
商品売上情報と前記陳列棚情報とを読込み、前記棚番号
ごとに前記陳列位置における棚内売上状況を前記レイア
ウト表示手段に表示し、前記棚内売上状況に基づく操作
者からの商品の陳列位置の変更入力に従い、前記陳列在
庫情報に含まれる前記列番号、又は、前記段番号を更新
し、更新された前記陳列在庫情報を前記レイアウト表示
手段に商品レイアウトとして表示することを特徴とする
店舗内レイアウト変更支援システムに存する。請求項2
記載の本発明の要旨は、前記レイアウト設計手段は、前
記店舗内棚別売上状況に基づき、前記操作者により入力
された棚の位置や向きの変更・設計に従い、新しい棚レ
イアウトを前記レイアウト表示手段に表示し、新しい棚
レイアウトに基づく棚レイアウト情報を前記情報処理・
記憶手段に保存することを特徴とする請求項1に記載の
店舗内レイアウト変更支援システムに存する。請求項3
記載の本発明の要旨は、前記レイアウト設計手段は、前
記棚レイアウト情報に付加された、実際の店舗内でのレ
イアウトに使用された期間を示すレイアウト適用期間
と、前記商品売上情報が有する売上日付とに基づき、前
記操作者により設定された期間における前記店舗内棚別
売上状況を前記レイアウト表示手段に表示することを特
徴とする請求項1又は2に記載の店舗内レイアウト変更
支援システムに存する。請求項4記載の本発明の要旨
は、前記情報処理・記憶手段は、商品の売上処理に基づ
き前記商品売上情報が入力されたとき、前記陳列在庫情
報における前記陳列位置に該当する商品のデータの削
除、又は、該当する商品の数量の引落としをすることを
特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の店舗内レ
イアウト変更支援システムに存する。請求項5記載の本
発明の要旨は、棚や商品などの店舗内レイアウト変更支
援方法であって、情報処理・記憶手段に、売上入力手段
を介して入力された、商品の売上時に収集されるバーコ
ードデータに基づき作成される商品売上情報を蓄積し、
棚の位置や向きが設定された棚レイアウトに基づく棚レ
イアウト情報を保存する第1のステップと、レイアウト
設計手段が、前記情報処理・記憶手段に保存された前記
商品売上情報と前記棚レイアウト情報とを読込み、商品
の売上状況を示す店舗内棚別売上状況をレイアウト表示
手段に表示する第2のステップとを備え、前記第1のス
テップは、棚番号ごとに商品の陳列位置を示す棚の列番
号と段番号とを有する陳列棚情報と、陳列在庫情報とを
保存する第3のステップを含み、前記第2のステップ
は、前記商品売上情報と前記陳列棚情報とを読込み、前
記棚番号ごとに前記陳列位置における棚内売上状況を前
記レイアウト表示手段に表示して、前記棚内売上状況に
基づく操作者からの商品の陳列位置の変更入力を促す第
4のステップと、前記変更入力に基づき、前記陳列在庫
情報に含まれる前記列番号、又は、前記段番号を更新
し、更新された前記陳列在庫情報を前記レイアウト表示
手段に商品レイアウトとして表示し、前記操作者に前記
商品レイアウトに対応する前記棚番号における商品の陳
列位置変更を促す第5のステップとを含むことを特徴と
する店舗内レイアウト変更支援方法に存する。請求項6
記載の本発明の要旨は、前記第2のステップは、前記店
舗内棚別売上状況を前記レイアウト表示手段に表示し、
前記操作者に棚の位置や向きの変更・設計入力を促し、
入力された前記変更・設計入力に基づく新しい棚レイア
ウトを前記レイアウト表示手段に表示し、新しい棚レイ
アウトに基づく棚レイアウト情報を、前記情報処理・記
憶手段に保存するステップを含むことを特徴とする請求
項5に記載の店舗内レイアウト変更支援方法に存する。
請求項7記載の本発明の要旨は、前記第2のステップ
は、前記棚レイアウト情報に付加された、実際の店舗内
でのレイアウトに使用された期間を示すレイアウト適用
期間と、前記商品売上情報が有する売上日付とに基づ
き、前記操作者により設定された期間における前記店舗
内棚別売上状況を前記レイアウト表示手段に表示するス
テップを含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の
店舗内レイアウト変更支援方法に存する。請求項8記載
の本発明の要旨は、前記第1のステップは、商品の売上
処理に基づき前記商品売上情報が入力されたとき、前記
陳列在庫情報における前記陳列位置に該当する商品のデ
ータの削除、又は、該当する商品の数量の引落としをす
るステップを含むことを特徴とする請求項5乃至7のい
ずれかに記載の店舗内レイアウト変更支援方法に存す
る。請求項9記載の本発明の要旨は、請求項5乃至8の
いずれかに記載の店舗内レイアウト変更支援方法を実行
可能なプログラムが記録された記憶媒体に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1は、本実施の形態に係る店舗内レイア
ウト変更支援システムの概略構成を示す図である。
【0012】図1に示すように、本実施の形態に係る店
舗内レイアウト変更支援システムは、店舗200におけ
るレジ(売上部、売上入力手段)50と、パソコン(レ
イアウト設計部、レイアウト設計手段)20と、ディス
プレイ(レイアウト表示部、レイアウト表示手段)30
と、商品売上情報、陳列在庫情報、棚レイアウト情報及
び陳列棚情報を保存するサーバ(売上情報部、情報処理
・記憶手段)40とで概略構成される。
【0013】サーバ40に蓄積される商品売上情報は、
レジ50において、客が買い物したときに収集されるバ
ーコードデータに基づき作成される。商品売上情報は、
商品ごとに設定された商品コードや単価などを含む商品
情報と商品が陳列されていた棚番号、棚の列番号、段番
号を含む陳列配置と売上日付とを有する。
【0014】図2は、図1のディスプレイ30に表示さ
れる棚レイアウト100の一例を示す図である。
【0015】図2の棚レイアウト100に示すように、
店舗内には、棚が棚番号1−〜、2−〜、3−
〜、4〜7、8−〜、9−〜、10−〜
のようにレイアウトされる。
【0016】ディスプレイ30に表示される棚レイアウ
ト100は、パソコン20の操作により、サーバ40か
ら読込まれた棚レイアウト情報に基づき表示される。
【0017】また、棚レイアウト100における棚の向
きや位置を変更して、新しい棚レイアウト100をシミ
ュレートし、新しい棚レイアウト情報を保存することも
できる。
【0018】図3は、図1のディスプレイ30に表示さ
れる店舗内棚別売上状況120の一例を示す図である。
【0019】商品の売上時に収集されるバーコードデー
タに基づき作成される商品売上情報は、商品コード、商
品単価、棚番号、棚の列番号、棚の段番号、売上日付な
どを含む。
【0020】図3の店舗内棚別売上状況120は、操作
者(店員、設計者)のパソコン20の操作により、サー
バ40に保存された棚レイアウト情報と商品売上情報と
に基づき、ディスプレイ30に表示される。
【0021】商品売上情報に含まれる売上日付に基づ
き、店舗内棚別売上状況120において、操作者により
設定された所定の期間における棚番号ごとの売上金額や
売上数量を示す棚別売上ランク62、64、66、71
〜87が表示される。また、棚別売上ランク62、6
4、66、71〜87は、色分けなどで区別することが
できる。
【0022】店舗内棚別売上状況120を参照した操作
者により、図2の棚レイアウト100における棚の向き
や位置の変更が行われ、新しい棚レイアウト100が設
計される。設計された棚レイアウト100に対応する新
しい棚レイアウト情報は、サーバ40に保存される。ま
た、棚レイアウト情報には、店舗内で実際にレイアウト
された日付から次のレイアウトに変更されるまでの日付
までのレイアウト適用期間が付加される。
【0023】図4は、図1のディスプレイ30に表示さ
れる陳列棚140の一例を示す図である。
【0024】商品は、図4に示す陳列棚140の棚番号
2−(以下、棚番号2−を代表して記載する)にお
いて、列番号A−〜、A−a〜dと段番号B−〜
とで示される棚の陳列位置にレイアウトされる。
【0025】また、棚番号2−の列番号A−〜、
A−a〜dと段番号B−〜との情報は、陳列棚情報
としてサーバ40に保存される。
【0026】操作者(店員)のパソコン20の操作によ
り、サーバ40に保存された陳列棚情報が読込まれ、陳
列棚140がディスプレイ30に表示される。
【0027】また、商品が棚番号2−における列番号
A−〜、A−a〜dと段番号B−〜とで決定さ
れる棚の陳列位置に陳列在庫としてレイアウトされると
き、サーバ40に保存される商品の陳列位置を含む陳列
在庫情報が利用される。
【0028】即ち、操作者のパソコン20の操作によ
り、陳列在庫情報と陳列棚情報とが読込まれ、ディスプ
レイ30に商品陳列状況(商品レイアウト、図示せず)
を表示される。
【0029】また、陳列在庫情報は、商品売上情報が作
成されるとき、即ちレジ50での商品の売上時に、陳列
在庫情報における該当する商品のデータの削除、又は、
数量の引落としが行われる。
【0030】図5は、図1のディスプレイ30に表示さ
れる棚内売上状況160の一例を示す図である。
【0031】商品の売上時に収集されるバーコードデー
タに基づき作成される商品売上情報は、商品コード、商
品単価、棚番号、棚の列番号、棚の段番号、売上日付な
どを含む。
【0032】図5の棚内売上状況160は、操作者(店
員)のパソコン20の操作により、サーバ40に保存さ
れた陳列棚情報と商品売上情報とに基づきディスプレイ
30に表示される。
【0033】操作者により指定された棚番号と、設定さ
れた所定の期間に従い、商品売上情報に含まれる売上日
付に基づき、ディスプレイ30の棚内売上状況160に
おいて、該当する棚番号の棚の列番号と段番号とで決定
される陳列位置からの商品の売上金額や売上数量を示す
商品売上ランク91〜95が表示される。また、商品売
上ランク91〜95は、色分けなどで区別することがで
きる。
【0034】棚内売上状況160を参照した操作者によ
り、例えば、棚番号2−において、どの列番号と段番
号の陳列位置の商品がよく売れているかの確認が行われ
る。
【0035】商品売上ランク91〜95を参照した操作
者は、図4の陳列棚140に対応する商品陳列状況をデ
ィスプレイ30に表示し、ディスプレイ30における商
品の陳列位置を変えて、新しい商品陳列状況(商品レイ
アウト)を表示する。
【0036】この新しい商品陳列状況に基づき、陳列位
置が更新された陳列在庫情報がサーバ40に保存され
る。
【0037】操作者はディスプレイ30に表示された新
しい商品陳列状況(商品レイアウト)を参照しながら、
店舗内の該当する棚番号2−の棚における商品の陳列
位置を変える。この作業を全ての棚番号について行う。
【0038】次に、店舗内レイアウト変更支援システム
を用いた方法を、具体例を用いて詳しく説明する。
【0039】店舗200における日常業務において、客
が買い物したとき収集されるバーコードデータに基づき
商品売上情報をサーバ40に蓄積する。
【0040】最初に、操作者(店員)が特売日や特売期
間を対象として行う、棚ごとの商品の陳列位置を決める
作業を説明する。
【0041】操作者はパソコン20を操作して、サーバ
40に保存された陳列棚情報と商品売上情報とに基づき
図5の棚内売上状況160をディスプレイ30に表示す
る。このとき、表示対象の期間を商品売上情報に含まれ
る売上日付を利用して、何月何日から何月何日までとい
うような設定にすることができる。
【0042】棚内売上状況160における商品売上ラン
ク91〜95を参照した操作者は、例えば、棚番号2−
において、どの列番号と段番号の陳列位置の商品がよ
く売れているかの確認をする。この作業を全ての棚番号
について行う。
【0043】図4の陳列棚140に対応する商品陳列状
況をディスプレイ30に表示し、ディスプレイ30にお
いて、商品の陳列位置を変え、新しい商品陳列状況(商
品レイアウト)にする。この新しい商品陳列状況に基づ
き、陳列位置が更新された陳列在庫情報をサーバ40に
保存する。
【0044】操作者はディスプレイ30に表示された新
しい商品陳列状況(商品レイアウト)を参照しながら、
店舗内の該当する棚番号2−の棚における商品の陳列
位置を変える。この作業を全ての棚番号について行う。
【0045】また、操作者(店員)は商品の補充時に、
バーコードリーダなどを利用して読取られた商品の商品
コードや単価などの情報に、該当する商品が陳列される
棚番号、列番号、段番号を含む情報を付加した陳列商品
のデータを、サーバ40の陳列在庫情報に追加する。
【0046】更に、陳列在庫情報は、商品売上情報が作
成されるとき、即ちレジ50での商品の売上時に、陳列
在庫情報における該当する商品のデータの削除、又は、
数量の引落としが行われるので、ディスプレイ30に表
示される商品陳列状況(商品レイアウト、陳列在庫)を
視覚的にチェックができる。
【0047】次に、季節の変わり目など所定の期間ごと
に行う、店舗内の棚の位置を変える作業を説明する。
【0048】操作者(店員、設計者)はパソコン20を
操作して、サーバ40に保存された棚レイアウト情報と
商品売上情報とに基づく図3の店舗内棚別売上状況12
0をディスプレイ30に表示する。このとき、表示対象
の期間を商品売上情報に含まれる売上日付と、棚レイア
ウト情報に付加されたレイアウト適用期間とを利用し
て、前年の春先、何年何月から何月までというような設
定にすることもできる。
【0049】店舗内棚別売上状況120における棚別売
上ランク62、64、66、71〜87を参照した操作
者は、どの向きと配置の棚での売上が多いか確認する。
【0050】次に、ディスプレイ30に表示された図2
の棚レイアウト100における棚の向きや位置の変更・
設計を行い、新しい棚レイアウト100を作成する。
【0051】設計された棚レイアウト100に対応する
新しい棚レイアウト情報を、サーバ40に保存する。
【0052】操作者は、新しく設計された棚レイアウト
100に従い、店舗内での棚の設置を行う。
【0053】実施の形態に係る店舗内レイアウト変更支
援システムは上記の如く構成されているので、以下に掲
げる効果を奏する。
【0054】パソコンを用いて、売上実績に基づき蓄積
された棚番号、列番号、段番号、売上日付を有する商品
売上情報を、店舗内の棚レイアウトの変更や棚ごとの商
品レイアウト(商品陳列状況)などの変更に利用するこ
とで、商品売上状況を充分考慮したレイアウト設計がで
きる。
【0055】また、店舗内の全ての棚番号について、ま
た、各々の棚番号について、商品売上や品切れ(商品陳
列状況)が視覚的に表示され、更に、人気商品、売れ筋
商品や売上状況の分析を、店舗内の棚レイアウト表示・
棚ごとの商品レイアウト表示を参照して視覚的に確認で
きる。
【0056】更に、季節ごとなど、所定のタイミングで
商品の入替が必要な場合も、予め棚レイアウト・棚ごと
の商品レイアウトをシミュレートして準備できるので、
入替作業が容易に行える。
【0057】各々の棚における列番号、段番号で決定さ
れる商品の陳列位置での売上分析ができるので、きめ細
かい販売戦略をとることができる。
【0058】また、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な店舗内
レイアウト変更支援システムに適用することができる。
【0059】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0060】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0061】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。
【0062】商品ごとに売上金額、売上数量を店舗内の
棚番号ごと、また、各々の棚番号における列番号、段番
号で決定される陳列位置で分析できるので、きめ細かく
効果的な商品陳列を行うことができる。
【0063】また、ディスプレイなどに店舗内の現状の
棚レイアウトを表示し、売上分析を参照して棚レイアウ
トの変更をシミュレートできる。また、前年同月などの
比較しやすい期間で売上状況を参照できるので、効果的
なシミュレートができる。
【0064】更に、最適なシミュレート結果に従い予め
準備ができるので、季節ごとなど所定のタイミングで行
う棚の配置や向きのレイアウト変更が容易にできる。
【0065】各々の棚番号における列番号、段番号で決
定される陳列位置における商品の売上状況や陳列在庫を
視覚的に確認できるので、日常業務、又は、季節ごとに
行う商品の入替が容易に行える。また、日常業務での品
切れ対応などのきめ細かい作業も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る店舗内レイアウト変
更支援システムの概略構成を示す図である。
【図2】図1のディスプレイに表示される棚レイアウト
の一例を示す図である。
【図3】図1のディスプレイに表示される店舗内棚別売
上状況の一例を示す図である。
【図4】図1のディスプレイに表示される陳列棚の一例
を示す図である。
【図5】図1のディスプレイに表示される棚内売上状況
の一例を示す図である。
【符号の説明】
A−〜、A−a〜d 列番号 B−〜 段番号 1−〜、2−〜、3−〜、4〜7、8−
〜、9−〜、10−〜 棚番号 20 パソコン(レイアウト設計部、レイアウト設計手
段) 30 ディスプレイ(レイアウト表示部、レイアウト表
示手段) 40 サーバ(売上情報部、情報処理・記憶手段) 50 レジ(売上部、売上入力手段) 62、64、66、71〜87 棚別売上ランク 91〜95 商品売上ランク 100 棚レイアウト 120 店舗内棚別売上状況 140 陳列棚 160 棚内売上状況 200 店舗

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚や商品などの店舗内レイアウト変更支
    援システムであって、 商品の売上時に収集されるバーコードデータに基づき作
    成される商品売上情報を入力する売上入力手段と、 前記商品売上情報と棚の位置や向きが設定された棚レイ
    アウトに基づく棚レイアウト情報とを保存する情報処理
    ・記憶手段と、 前記棚レイアウトを表示するレイアウト表示手段と、 前記情報処理・記憶手段に保存された前記商品売上情報
    と前記棚レイアウト情報とを読込み、各々の棚に番号付
    けされた棚番号ごとに商品の売上状況を示す店舗内棚別
    売上状況を前記レイアウト表示手段に表示するレイアウ
    ト設計手段とを備え、 前記情報処理・記憶手段は、前記棚番号ごとに商品の陳
    列位置を示す棚の列番号と段番号とを有する陳列棚情報
    と、陳列在庫情報とを保存し、 前記レイアウト設計手段は、前記商品売上情報と前記陳
    列棚情報とを読込み、前記棚番号ごとに前記陳列位置に
    おける棚内売上状況を前記レイアウト表示手段に表示
    し、前記棚内売上状況に基づく操作者からの商品の陳列
    位置の変更入力に従い、前記陳列在庫情報に含まれる前
    記列番号、又は、前記段番号を更新し、更新された前記
    陳列在庫情報を前記レイアウト表示手段に商品レイアウ
    トとして表示することを特徴とする店舗内レイアウト変
    更支援システム。
  2. 【請求項2】 前記レイアウト設計手段は、前記店舗内
    棚別売上状況に基づき、前記操作者により入力された棚
    の位置や向きの変更・設計に従い、新しい棚レイアウト
    を前記レイアウト表示手段に表示し、新しい棚レイアウ
    トに基づく棚レイアウト情報を前記情報処理・記憶手段
    に保存することを特徴とする請求項1に記載の店舗内レ
    イアウト変更支援システム。
  3. 【請求項3】 前記レイアウト設計手段は、前記棚レイ
    アウト情報に付加された、実際の店舗内でのレイアウト
    に使用された期間を示すレイアウト適用期間と、前記商
    品売上情報が有する売上日付とに基づき、前記操作者に
    より設定された期間における前記店舗内棚別売上状況を
    前記レイアウト表示手段に表示することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の店舗内レイアウト変更支援システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記情報処理・記憶手段は、商品の売上
    処理に基づき前記商品売上情報が入力されたとき、前記
    陳列在庫情報における前記陳列位置に該当する商品のデ
    ータの削除、又は、該当する商品の数量の引落としをす
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    店舗内レイアウト変更支援システム。
  5. 【請求項5】 棚や商品などの店舗内レイアウト変更支
    援方法であって、 情報処理・記憶手段に、売上入力手段を介して入力され
    た、商品の売上時に収集されるバーコードデータに基づ
    き作成される商品売上情報を蓄積し、棚の位置や向きが
    設定された棚レイアウトに基づく棚レイアウト情報を保
    存する第1のステップと、 レイアウト設計手段が、前記情報処理・記憶手段に保存
    された前記商品売上情報と前記棚レイアウト情報とを読
    込み、商品の売上状況を示す店舗内棚別売上状況をレイ
    アウト表示手段に表示する第2のステップとを備え、 前記第1のステップは、棚番号ごとに商品の陳列位置を
    示す棚の列番号と段番号とを有する陳列棚情報と、陳列
    在庫情報とを保存する第3のステップを含み、 前記第2のステップは、前記商品売上情報と前記陳列棚
    情報とを読込み、前記棚番号ごとに前記陳列位置におけ
    る棚内売上状況を前記レイアウト表示手段に表示して、
    前記棚内売上状況に基づく操作者からの商品の陳列位置
    の変更入力を促す第4のステップと、前記変更入力に基
    づき、前記陳列在庫情報に含まれる前記列番号、又は、
    前記段番号を更新し、更新された前記陳列在庫情報を前
    記レイアウト表示手段に商品レイアウトとして表示し、
    前記操作者に前記商品レイアウトに対応する前記棚番号
    における商品の陳列位置変更を促す第5のステップとを
    含むことを特徴とする店舗内レイアウト変更支援方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のステップは、前記店舗内棚別
    売上状況を前記レイアウト表示手段に表示し、前記操作
    者に棚の位置や向きの変更・設計入力を促し、入力され
    た前記変更・設計入力に基づく新しい棚レイアウトを前
    記レイアウト表示手段に表示し、新しい棚レイアウトに
    基づく棚レイアウト情報を、前記情報処理・記憶手段に
    保存するステップを含むことを特徴とする請求項5に記
    載の店舗内レイアウト変更支援方法。
  7. 【請求項7】 前記第2のステップは、前記棚レイアウ
    ト情報に付加された、実際の店舗内でのレイアウトに使
    用された期間を示すレイアウト適用期間と、前記商品売
    上情報が有する売上日付とに基づき、前記操作者により
    設定された期間における前記店舗内棚別売上状況を前記
    レイアウト表示手段に表示するステップを含むことを特
    徴とする請求項5又は6に記載の店舗内レイアウト変更
    支援方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のステップは、商品の売上処理
    に基づき前記商品売上情報が入力されたとき、前記陳列
    在庫情報における前記陳列位置に該当する商品のデータ
    の削除、又は、該当する商品の数量の引落としをするス
    テップを含むことを特徴とする請求項5乃至7のいずれ
    かに記載の店舗内レイアウト変更支援方法。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれかに記載の店舗
    内レイアウト変更支援方法を実行可能なプログラムが記
    録された記憶媒体。
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