JP2024000056A - Ec販売管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】仕入表を活用して利益計算から棚卸実行まで一気通貫して行えるEC販売管理システムを提供することである。【解決手段】EC販売管理システム10は、複数の商品に関する商品名、管理番号及び仕入金額を含む仕入情報を列方向に並べて管理する仕入表を記録する仕入管理部12と、複数の商品のうち、売却済みの商品に関する管理番号、売上額、入金額及び利益額を含む売上情報を列方向に並べて管理する売上表を記録する売上管理部14と、仕入表に管理された全ての商品の仕入情報を所定の列に沿って配置し、売却済の商品の売上情報を全ての商品の中の対応する商品の行に位置するように隣の列に沿って配置し、仕入情報が配置された商品のうち売上情報が配置された商品を除いた商品を在庫とする在庫情報を隣の列のさらに隣の列に沿って配置して管理する棚卸表を記録する棚卸管理部16と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、EC販売管理システムに関する。
近年、インターネットを利用して商品を販売する電子商取引(EC)を行う事業者が増えている。本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、受注見込み案件につきその受注確度を設定する端末装置と、前記受注確度に最適な需要予測に基づく在庫の配置を行い、前記受注確度を随時更新することにより前記在庫をリアルタイムに再配置する適正在庫再配置処理装置とが通信媒体経由で接続されて成る販売流通システムが開示されている。
特開2002-7823号公報
電子商取引を用いて物販を行う事業者が増えているが、これらの事業者の中には仕入表をつけていない事業者も存在する。また、仕入表をつけていても、その仕入表を活用し、利益計算から棚卸実行まで一気通貫して行える仕組みが存在していない。
本発明の目的は、仕入表を活用して利益計算から棚卸実行まで一気通貫して行えるEC販売管理システムを提供することである。
本発明に係るEC販売管理システムは、仕入先から仕入れた複数の商品に関する商品名、管理番号及び仕入金額を含む仕入情報を列方向に並べて管理する仕入表を記録するための仕入管理部と、前記複数の商品のうち、売却済の商品に関する前記管理番号、注文番号、売上額、入金額及び利益額を含む売上情報を列方向に並べて管理する売上表を記録するための売上管理部と、前記仕入表に管理された全ての商品の仕入情報を所定の列に沿って配置し、前記売却済の商品の売上情報を前記全ての商品の中の対応する商品の行に位置するように前記所定の列の隣の列に沿って配置し、前記仕入情報が配置された商品のうち前記売上情報が配置された商品を除いた商品を在庫とする在庫情報を出力するための棚卸表を記録する棚卸管理部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るEC販売管理システムにおいて、前記管理番号は、在庫管理を行う際の最小単位であるSKUコードを含み、前記売上管理部は、前記仕入れた複数の商品を販売するためのアカウントが複数存在し、前記各アカウントの前記売上情報を前記アカウントと紐づけた状態で記録することが好ましい。
また、本発明に係るEC販売管理システムにおいて、前記売上管理部は、統一SKUコードを用いて管理を行い、同一の商品について異なるSKUコードが存在する場合に、前記異なるSKUコードと前記統一SKUコードとを紐づけて管理をする
また、本発明に係るEC販売管理システムにおいて、前記棚卸管理部は、過去の所定の月末に遡った前記棚卸表を出力することが好ましい。
本発明によれば、電子商取引を用いて物販を行う事業者が仕入表を活用して利益計算から棚卸実行まで一気通貫して行うことが出来る。
本発明の実施形態に係るEC販売管理システムを示す図である。 本発明の実施形態に係るEC販売管理システムを用いて、仕入管理、売上管理及び棚卸管理をしている様子を示す図である。 本発明の実施形態に係るEC販売管理システムを用いて、同一商品について異なるSKUが付与された場合に紐づける様子を示す図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、本発明の実施形態に係るEC販売管理システム10を示す図である。図2は、本発明の実施形態に係るEC販売管理システム10を用いて、仕入管理、売上管理及び棚卸管理をしている様子を示す図である。
EC販売管理システム10は、電子商取引を用いて物販を行う事業者4が仕入表を活用して利益計算から棚卸までを行うためのシステムであり、電子商取引とオフライン取引の双方の一元管理を行う。EC販売管理システム10は、仕入管理部12と、売上データ部13と、売上管理部14と、棚卸管理部16と、記憶部18とを備えている。
事業者4は、主として電子商取引を行う販売モールにて商品を販売する事業者であるものとして説明するが、電子商取引を中心としてオフライン取引等複合的に行う事業者であればよい。事業者4は、ネットワーク2を介してシステムと接続されている。記憶部18は、仕入管理部12、売上データ部13、売上管理部14及び棚卸管理部16が管理する情報を記憶する。
EC販売管理システム10の各機能は、ハードウェア構成、ソフトウェア構成の何れによっても実現することが可能である。例えば、ソフトウェアによって実現する場合、これらの機能は、実際にはCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどを備えて構成されたサーバー装置上において、RAMやROM、ハードディスク等の記録媒体に記憶されたアプリケーションソフトウェアが動作することによって実現することができる。
仕入管理部12は、仕入先から仕入れた複数の商品に関する商品名、管理番号及び仕入金額を含む仕入情報を登録する。仕入情報は、商品名、管理番号及び仕入金額がそれぞれ同一の列方向に沿って並んで設けられる。例えば、図2に示されるように、仕入日、仕入先、商品名、管理番号、仕入額、仕入個数などの情報が入力される。仕入れた商品の検品を行って、仕入管理部12の機能を用いて、入荷した商品について処理を行い、その後、出荷処理を行う。なお、出荷処理を行わない限り、売上管理部14による売上計算は出来ない。
売上データ部13は、複数の商品のうち、売却済の商品に関する管理番号(注文番号、SKUなど)、売上額、入金額及び利益額を含む売上情報を列方向に並べて記録する。売上情報は、商品名、管理番号、売上額、入金額及び利益額がそれぞれ同一の列方向に沿って並んで設けられる。なお、売上データ部13で登録したデータは、参照するデータベースとし売上管理部14と紐づけさせる。
ここでは、売上情報は、商品名、管理番号、売上額、入金額及び利益額が含まれるものとして説明したが、もちろん、これら以外の情報を含んでも良く、例えば、販売日、アカウント名、売上分類、経費、数量を含めることが好ましい。
売上管理部14は、売上データ部13により売上情報が登録された際に、仕入表部と売上表部とを記録して利益の計算を行う。図2に示される例では、「仕入日、仕入先、商品A、管理番号B、仕入300円」の情報が仕入表部であり、「売上日、注文番号、売上500円、入金400円」の情報が売上表部である。ここでは、仕入れた複数の商品について、各アカウントの売上情報をアカウントと紐づけた状態で記録する。
具体的には、仕入先から仕入れた複数の商品に関する商品名、管理番号及び仕入金額を含む仕入情報を列方向に並べて管理する仕入表を記録する。仕入情報は、商品名、管理番号及び仕入金額がそれぞれ同一の列方向に沿って並んで設けられる。
図2に示される例では、同一の商品(商品A、管理番号B、仕入300円)を3つ仕入れているため、売上管理部14では、売上データ部13が登録されたときに、仕入表部の情報として、3つの商品Aが3行に分かれれることとなる。また、売上表部は、仕入れた3つの商品のうち2つが売れたため、売れた商品に関する情報(売上日、注文番号、売上500円、入金400円)が登録される。これにより、利益100円を求めることが出来る。
仕入先は、例えば、商品の製造元(製造メーカ)や販売会社(小売メーカ)などの各企業などが対象であるが、もちろん、これらの事業者以外から仕入れてもよい。
商品は、様々なジャンルの商品が対象であり、書籍、CD、DVD、ソフトウェア、ゲーム、家電&カメラ、ホーム&キッチン、おもちゃ&ホビー、食品&飲料&酒類、日用品、医薬品、ビューティー、ベビー&マタニティ、ペット用品、ファッションなどが対象であるが、もちろん、これら以外のものも対象となる。
商品名は、例えば、ゲームのソフトウェアであればタイトル名であり、書籍についてもタイトル名がつけられることが多い。また、家電などであれば、ブランド名(商標名)などがつけられることが多い。いずれにしても、商品名は、他の商品と識別するための名称を入力することが好ましい。
管理番号は、SKU(Stock Keeping Unit)や注文番号などを含む。
SKUは、受発注・在庫管理を行うときの、最小の管理単位を言う。同じ商品でもパッケージなどの違いで区別して分類する。例えば、Tシャツで、カラーが4色あり、サイズがS・M・L・LLの4種類ある場合、「16SKU」と数える。
上記のTシャツの例のように、アパレル商品には、サイズ・カラーが複数存在することから、雑貨などと比べると管理すべき商品点数が多いのが特徴と言える。
SKUは、事業者4が管理するために自ら設定するものであり、サイズ・カラーを区別せずにSKUを設定するケースもある。
しかしながら、例えば、商品名、ブランド名、等級が異なる場合(希望小売価格、色、サイズ、原材料、販売数量など)にはSKUを区別して管理するべきであると考えられている。また、商品の正味量が異なる場合(例 : 100g入り、300g入り)や包装形態が異なる場合(例 : 袋物、箱物、缶詰、瓶詰)にもSKUを区別して管理するべきであると考えられている。
また、販売単位が異なる場合(例 : 3個入り、5個入り)や、セット商品で、価格または中身・組み合わせが異なる場合(例:Aの商品2個とBの商品3個入りセット、Aの商品3個とBの商品2個入りセット)の場合にもSKUを区別することが好ましい。
注文番号は、電子商取引によって、商品が注文された場合の番号であり、商品の購入者が事業者4に問い合わせ等の際に必要な番号である。注文番号は、購入者が注文すると固有の番号が割り振られる唯一無二の番号になる。
ここでは、仕入情報は、商品名、管理番号及び仕入金額が含まれるものとして説明したが、もちろん、これら以外の情報を含んでも良く、例えば、仕入日、出荷先、仕入れ時の支払い方法を含めることが好ましい。
売上管理部14は、複数の商品のうち、売却済の商品に関する管理番号(注文番号、SKUなど)、売上額、入金額及び利益額を含む売上情報を列方向に並べて管理する売上表を記録する。売上情報は、商品名、管理番号、売上額、入金額及び利益額がそれぞれ同一の列方向に沿って並んで設けられる。
ここでは、売上情報は、商品名、管理番号、売上額、入金額及び利益額が含まれるものとして説明したが、もちろん、これら以外の情報を含んでも良く、例えば、販売日、アカウント名、売上分類、経費、数量を含めることが好ましい。
売上管理部14は、仕入れた複数の商品を販売するためのアカウントが複数存在し、各アカウントの売上情報をアカウントと紐づけた状態で登録する。
ここで、売上管理部14は、上記のように、同一の統一SKUコードで売り上げデータを管理する。具体的には、販売モールから得られたデータを読み込む際に、販売モールとそれぞれのアカウントと紐づけた状態で売上情報を登録する。これにより、1つの統一SKUのみでアカウント毎に売上管理することができるため、上記のようなヘッドコードの書き換えなどの手間が不要である。
販売モールは、現在、3つの大手企業(A社、Y社、R社)が存在するが、それぞれの企業ごとに売上データの仕組みが異なる。前提条件として、利益計算をするために入金額の計算が必要である。例えば、A社では、注文番号ごとに「売上データ」と「経費データ」がまとまっているため、入金が即求められる。一例を挙げると、売上:1,000円、経費1:400円、経費2:200円の場合、入金が400円として算出される。
Y社では、注文番号ごとに売上データ、経費データがあるが、売上データと経費データは分かれていて別データとなっているため、データを合算して、入金額を求める必要がある。ここでは、売上データ、経費データの順番でデータを取り込んで合算を行う。一例を挙げると、売上:1000円、経費1:400円、経費2:100円、経費3:100円の場合に経費1~3を合計してから入金額を400円として求める。
R社では、注文番号ごとに売上データはあるが、経費データは月単位等の全体額でしかないため、一旦、利益計算を売上=入金として在庫の消込を行う。その後、売上集計において、月単位のまとまった経費を差し引き、利益計算をする。一例を挙げると、売上:1000円をいったん経費0円として売上=入金=1000円で計上して在庫を消し込み、全体経費が600円として求め、利益=1000-600円=400円として算出する。
以上のように、販売モールごとに売上データの仕組みが異なるが、売上管理部14によれば各販売モールに応じて上記のような処理を行って売上データをEC販売管理システム10向けに変換して読み込んで登録するため、各事業者4は各販売モールを一元管理することが出来る。
また、複数の販売モールを利用している場合に、例えば、SKUコードを自動採番されることがある。同じ商品に対して、SKUが異なるものが自動的に付与されることがあるため、売上管理部14は、このような異なるSKUコードと統一SKUコードとを紐づけて管理をする機能を有している
同一商品について異なるSKUが付与された際の対応について図3を用いて説明する。通常は、同じ商品に対して同一のSKUが用いられるため、売上管理と売上データとは同じSKUBで紐づけられる。これに対し、図3に示されるように、同一商品に対し、売上管理ではSKUBとなっていたものに対し、売上データではSKUCとなっていたものでは紐づけがなされない。このような状況に対して、SKUB=SKUCという設定を加えることで、上記のようなケースであっても、図3に示されるように、SKUBとSKUC(SKUB)が紐づくようになる。
棚卸管理部16は、仕入表に管理された全ての商品の仕入情報を所定の列に沿って配置し、売却済の商品の売上情報を全ての商品の中の対応する商品の行に位置するように所定の列の隣の列に沿って配置し、仕入情報が配置された商品のうち売上情報が配置された商品を除いた商品を在庫とする在庫情報を出力するための管理する棚卸表を記録する。すなわち、仕入管理部12全体-売上管理部14全体(出荷済)=棚卸在庫であると定義できる。
図2に示されるように、仕入管理部12により仕入表が登録されており、売上管理部14により売上表が登録されている。そして、棚卸管理部16により仕入表と売上表が図2に示されるように登録されることで、利益計算済のもの棚卸在庫から除外し、残った在庫を瞬時に棚卸リストとして出力することが出来る。
棚卸管理部16は、過去の所定の末日に遡った棚卸表を出力する。棚卸管理部16によれば、特定の月で締めて在庫の棚卸を実行することができる。すなわち、過去に遡って棚卸をすることが出来る。
一般的に、12月末の在庫棚卸を翌1月末にしようとすれば、1月の利益計算や仕入管理が進んでいるため、1月の売上を全て削除し、1月の仕入れも全て削除するという作業が必要である。そして、12月末の在庫棚卸を翌々月の2月末にしようとすれば、1月、2月の利益計算や仕入管理が進んでいるため、1月、2月の売上を全て削除し、1月、2月の仕入れも全て削除するという作業が必要である。
これに対し、棚卸管理部16によれば、特定月を指定した場合に、不要な売上、仕入れの削除をアプリケーションソフトウェア内部で行い、過去に遡って、棚卸在庫の商品リストと在庫を出力することが出来る。
続いて、上記構成のEC販売管理システム10の作用について説明する。近年、EC(電子商取引)を用いて物販を行う事業者が増えているが、事業者の中には仕入表をつけていない者も存在する。また、仕入表をつけていても、その仕入表を活用し、利益計算から棚卸実行まで一気通貫して行える仕組みが存在していない。
従来、仕入表は付けているものの単なる記録でしかなく、これとは別に金融機関の通帳に出し入れされるお金の利益を計算しており、それとは別に年度末に棚卸在庫を集計する。すなわち、仕入れと利益計算と棚卸を別々に行っている。また、棚卸の際、自社在庫、自社外在庫、輸送中の在庫を全て把握する必要があり、この作業にかなりの工数がかかる。そして、自社材在庫は、各販売モールに預けている在庫だけでなく、提携倉庫の在庫が含まれており、棚卸の工数は相当なものとなる。
このような課題に対し、本発明の実施形態に係るEC販売管理システム10は顕著な効果を発揮する。EC販売管理システム10によれば、事業者4が商品を仕入れた際に登録する仕入表をベースに、仕入表、売上表を登録することで商品の単品毎の利益が計算され、売上済の在庫が消し込まれ、棚卸表を形成する。
この際、図2に示されるように、棚卸管理部16の機能を用いて、仕入表に管理された全ての商品の仕入情報を左側の列部に沿って配置し、売却済の商品の売上情報を全ての商品の中の対応する商品の行に位置するように右側の列部に沿って配置し、仕入情報が配置された商品のうち売上情報が配置された商品を除いた商品を在庫とする在庫情報(棚卸リスト)を出力するための棚卸表を記録する。
具体的には、図2に示されるように、商品A(管理番号B)を3点仕入れた際に、仕入表には3つの商品Aに関する情報を登録し、売上についても商品単品単位のデータをまとめてごとに登録していく。そして、売上が登録されて利益が計算された瞬間に在庫として瞬時にリスト化される。これにより、自社在庫、自社外在庫、輸送中の在庫などを考慮することなく棚卸することができるため、棚卸にほとんど時間を要しない。
すなわち、EC販売管理システム10によれば、仕入表をベースに利益計算を実行し、実質的な棚卸作業を行うことなく棚卸まで行うため、全ての在庫を一元管理できるという顕著な効果を奏する。
また、現在、電子商取引を行う販売モールとしては、A社、Y社、R社の3社が存在する。従来は、事業者4は、上記3社のいずれかの販売モールでのみ販売することが多かったが、近年、複数の販売モールで併売する事業者4が増えている。
上述したように、売上データの仕組みが異なるが、各販売モールに応じて上記のような処理を行って売上データを読み込んで登録するため、各事業者4は1つのシステムで各販売モールを一元管理することが出来るという利点がある。
さらに、EC販売管理システム10によれば、特定の月を指定して棚卸することができる。これにより、物販を行う事業者4は、金融機関に融資相談をする機会が多いが、金融機関に試算表を提出する際に金融機関が望む月の試算表を簡単に作成することができるという顕著な効果を奏する。
2 ネットワーク、4 事業者、10 EC販売管理システム、12 仕入管理部、13 売上データ部、14 売上管理部、16 棚卸管理部、18 記憶部。

Claims (4)

  1. 仕入先から仕入れた複数の商品に関する商品名、管理番号及び仕入金額を含む仕入情報を列方向に並べて管理する仕入表を記録するための仕入管理部と、
    前記複数の商品のうち、売却済の商品に関する前記管理番号、注文番号、売上額、入金額及び利益額を含む売上情報を列方向に並べて管理する売上表を記録するための売上管理部と、
    前記仕入表に管理された全ての商品の仕入情報を所定の列に沿って配置し、前記売却済の商品の売上情報を前記全ての商品の中の対応する商品の行に位置するように前記所定の列の隣の列に沿って配置し、前記仕入情報が配置された商品のうち前記売上情報が配置された商品を除いた商品を在庫とする在庫情報を出力するための棚卸表を記録する棚卸管理部と、
    を備えることを特徴とするEC販売管理システム。
  2. 請求項1に記載のEC販売管理システムにおいて、
    前記管理番号は、在庫管理を行う際の最小単位であるSKUコードを含み、
    前記売上管理部は、前記仕入れた複数の商品を販売するためのアカウントが複数存在し、前記各アカウントの前記売上情報を前記アカウントと紐づけた状態で記録することを特徴とするEC販売管理システム。
  3. 請求項2に記載のEC販売管理システムにおいて、
    前記売上管理部は、統一SKUコードを用いて管理を行い、同一の商品について異なるSKUコードが存在する場合に、前記異なるSKUコードと前記統一SKUコードとを紐づけて管理をすることを特徴とするEC販売管理システム。
  4. 請求項1に記載のEC販売管理システムにおいて、
    前記棚卸管理部は、過去の所定の月末に遡った前記棚卸表を出力することを特徴とするEC販売管理システム。

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