JP7506426B2 - ギフト資産管理システム - Google Patents
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Description
このようなギフトの贈呈において、ギフト自体を贈呈するのではなく、ギフトと交換できる権利(債権)を贈呈する場合がある。この代表的なものは、いわゆるカタログ式ギフトである。
以下、この明細書において、商品又はサービスと交換できる権利であってギフトとして贈呈されるものを「ギフト資産」と呼ぶ。カタログ式ギフトの場合、申込書付きのカタログが有形化されたギフト資産である。また、交換可能な対象物としての商品又はサービスを、以下、「被交換品」という。
このようやギフト資産の市場において、贈り主が多数の被贈呈者に同時にギフト資産を贈呈する状況が多々見られる。結婚式や葬儀のような冠婚葬祭におけるギフト贈呈が、この典型的な例である。
例えば結婚式の披露宴では、新郎新婦は、各参列者に引き出物を贈呈する。この場合、ギフト資産が引き出物として贈呈されることもある。また、葬儀を行った場合、喪主が各参列者にいわゆる香典返しとしてギフト資産を贈呈することがある。
つまり、ギフト資産を贈呈する形態では、被交換品を実際に用意する必要がないので、同時に多数の被贈呈者にギフトを贈呈した状態とすることが手間無く容易に行え、贈り主にとって極めて便利なものとなっている。
将来的な状況としては、ギフト発行事業者が卸売り業者的な立場になることが想定される。例えば、結婚披露宴において、引出物としてギフト資産を贈呈しようとすると、新郎新婦がギフト発行事業者に申し込みをして発行してもらい、結婚披露宴の場で各被招待者に贈呈することになるが、結婚披露宴については、披露宴会場を提供する業者(ホテルや結婚式場業者)が一括して新郎新婦に対してサービスを提供しており、持ち込み料が発生する場合もある。つまり、披露宴会場を提供する業者は、通常の引出物品(ギフト資産以外の引出物品)のメニューを予め用意しており、そこから選んで贈呈する場合には持ち込み料は発生しないが、新郎新婦が独自に購入したものを披露宴会場で贈呈しようとすると、持ち込み料が請求される。
本願の発明は、このような状況を想定して為された発明であって、ギフト資産について、卸売り-小売りの関係が成立した場合にギフト資産をより好適に管理できるようにすることを目的としている。
記憶部には、ギフト情報ファイルが記憶されている。ギフト情報ファイルには、各ギフト資産について当該ギフト資産の卸売り先である小売り業者を特定可能な情報と、当該ギフト資産の交換期限と、当該ギフト資産について贈り主に小売りされて贈り主から被贈呈者に贈呈された後に被贈呈者から交換が申請されたかどうかの情報である交換実績情報とが記録されている。
交換状況閲覧手段は、小売り業者における担当者が操作する端末である小売り業者端末に対してネットワークを介して接続されている管理サーバと、管理サーバに実装されている交換状況閲覧プログラムによって構成されている。交換状況閲覧プログラムは、ギフト情報ファイルの内容に従い、アクセスをした小売り業者端末に係る小売り業者が贈り主に小売りしたギフト資産について交換期限と交換がされたかどうかが表示される交換状況閲覧ページを当該小売り業者端末に送信して表示させるプログラムである。
上記ギフト資産管理システムにおいて、交換状況閲覧プログラムは、交換期限を過ぎていて交換実績情報が記録されていないギフト資産について発行事業者が小売り業者に返金予定である旨を交換状況閲覧ページにおいて表示するプログラムであり得る。
また、上記ギフト資産管理システムにおいて、交換状況閲覧プログラムは、交換期限を過ぎていて交換実績情報が記録されていないギフト資産について発行事業者が小売り業者に返金する予定の額を交換状況閲覧ページにおいて表示するプログラムであり得る。
また、上記ギフト資産管理システムにおいて、交換状況閲覧プログラムは、交換期限を過ぎていて交換実績情報が記録されていないギフト資産が複数ある場合に返金する予定の合計額を交換状況閲覧ページにおいて表示するプログラムであり得る。
この際、交換期限を過ぎていて交換実績情報が記録されていないギフト資産について返金予定である旨が交換状況閲覧ページにおいて表示されると、返金のチェック業務がさらに容易となる。
またこの際、交換期限を過ぎていて交換実績情報が記録されていないギフト資産について返金予定の額が交換状況閲覧ページにおいて表示されると、返金のチェック業務がさらに容易となり、未交換のギフト資産が複数ある場合に返金予定の合計額が表示されると、小売り業者において返金のチェック業務がさらに簡便となる。
図1は、実施形態のギフト資産管理システムの概略図である。実施形態のギフト資産管理システム(以下、システムと略称することがある。)は、図1に示すように、管理サーバ1と、記憶部2とを備えている。
以下の説明では、一例として、ギフト資産が結婚披露宴において提供される引出物である場合を採り上げる。但し、本願発明の実施に際しては、ギフト資産は引出物である必要はない。
一つの主体は、ギフト資産の贈り主であり、この例では新郎新婦である。もう一つの主体は、ギフト資産の贈呈を受ける被贈呈者であり、結婚披露宴の被招待者である。別のもう一つの主体は、贈り主(新郎新婦)に対してギフト資産を販売(小売り)する小売り業者である。この例では、小売り業者は、結婚披露宴の会場を提供する会場提供会社である。さらにもう一つの主体は、会場提供会社に対してギフト資産を卸し売りする業者であり、ギフト資産を発行するギフト発行事業者(以下、発行事業者と略称する。)となっている。この実施形態では、発行事業者は、システムを運営する運営会社ともなっている。
会場提供会社は、ギフトカードを発行事業者から購入する(仕入れする)。仕入れについては、新郎新婦から申し込みがあった後に必要枚数を仕入れるようにする場合もあるし、予め相当数を仕入れて在庫として保有しておく場合もあるが、第一の実施形態では、両者の中間的な構成として、ギフトカード自体の引き渡しはせず、ギフト資産のみの卸売りする(又はギフトカード発行の予約をする)構成が採用されている。
ギフトカードを会場提供会社から購入した贈り主は、結婚披露宴においてギフトカードを引出物として被贈呈者に贈呈する。被贈呈者は、ギフトカードについて、発行事業者に交換の申請をし、任意の被交換品と交換する。
図1に示すシステムにおいて、管理サーバ1は、ネットワークに接続されている。ネットワークは、この実施形態ではインターネット3である。
そして、このシステムでは、インターネット3には、贈り主が操作する贈り主端末51、被贈呈者が操作する被贈呈者端末52、会場提供会社の担当者(以下、会場担当者)が操作する会場担当者端末53がそれぞれ接続されており、管理サーバ1にアクセス可能となっている。さらに、発行事業者も管理サーバ1の運営管理を行うので、発行事業者における担当者(発行側担当者)が操作する管理用端末54も、管理サーバ1に接続されている。
図3に示すように、有形化物としてのギフトカード4は、共通情報印刷部を有している。共通情報印刷部は、カードが被交換品と交換できるカードであること、被交換品との交換には交換用のウェブサイトにおける申請が必要であること等を印刷した箇所である。そして、ギフトカード4は、ギフトIDを印刷したID印刷部40と、交換用のウェブサイト(以下、ギフトサイト)へのアクセス情報を印刷した箇所(アクセス情報印刷部)41,42とを有している。
図4に示すように、業者情報ファイル21は、「業者ID」、「パスワード」、「業者名」、「担当者名」等のフィールドから成るレコードを記録したデータベースファイルである。「業者ID」は、各小売り業者を識別するIDが記録されるフィールドである。「パスワード」は、管理サーバ1に対して小売り業者としてアクセスする際に必要となるパスワードである。パスワードは、予め設定されて発行事業者から各小売り業者に通知される。「業者名」は、各小売り業者の名前が記録されるフィールドであり、この実施形態では、会場提供会社の名前が記録される。「担当者名」は、会場担当者の名前が記録されるフィールドである。
ギフト商品情報ファイル22は、商品としてのギフト資産の情報を記録したファイルである。図5に示すように、ギフト商品情報ファイル22は、「ギフト商品ID」、「ギフト商品名」、「卸売り額」等のフィールドから成るレコードを記録したデータベースファイルである。
図6に示すように、ギフト情報ファイル23は、「ギフトID」、「ギフト商品ID」、「業者ID」、「卸売り額」、「卸売り日」、「発行日」、「交換期限日」、「交換申請日」等のフィールから成るレコードを記録したデータベースファイルである。
「ギフト商品ID」は、上記ギフト商品情報ファイル22におけるギフト商品IDが記録されるフィールドである。
「業者ID」は、上記業者情報ファイル21における業者IDが記録されるフィールドであり、当該ギフト資産を卸売りした(仕入れた)小売り業者の業者IDが記録されるフィールドである。
尚、この実施形態では、卸売り日の段階では、ギフト資産の有形化物であるギフトカード4は小売り業者には引き渡されない。つまり、卸売り日の段階では、ギフト資産(債権)のみが小売り業者に販売された状態である。したがって、上記のような発行側担当者によるギフト情報ファイル23の記録は、債権の保有者(譲渡先)の記録であるといえる。
「ギフトID」、「ギフト商品ID」は、ギフト情報ファイル23におけるものと同じである。「卸売り額」、「卸売り日」についても、当該ギフト資産の実際の卸売り額や卸売り日が記録されるフィールドであり、ギフト情報ファイル23におけるものと同じである。
具体的に説明すると、発行日登録手段は、管理サーバ1と、ギフト発行プログラム13とによって構成されている。この実施形態では、ギフト発行プログラム13は管理サーバに実装されており、管理用端末54からの要求で実行されるようになっている。
より具体的には、管理サーバ1にはギフト発行ページを表示する発行ページ表示プログラム12が実装されており、管理用端末54に対してギフト発行ページを提供するようになっている。
図8に示すように、ギフト発行ページには、仮発行残数表示欄61が設けられている。仮発行残数表示欄61は、仮発行(即ち卸売り)がされてまだ発行(即ち小売り)がされていないギフトカード4の枚数を表示した欄である。発行ページ表示プログラム12は、ログインの際に保持された業者IDに対応したギフト卸売り情報ファイル24を開き、「発行日」のフィールドがNull値であるレコードの件数をカウントする。そして、その値を仮発行残数表示欄61に組み込むようプログラミングされている。
発行枚数入力欄64は、ギフトカード4の発行枚数を入力する欄である。この欄には、仮発行残数表示欄61で表示されている数以下の数が入力される。
図8に示すように、ギフト発行ページにはOKボタン65が設けられている。OKボタン65には、入力内容を確認的に表示するページがリンクしており、そこに設けられている送信ボタンは、ギフト発行プログラム13の実行ボタンとなっている。
ギフト発行プログラム13は、ログインの際に保持された業者IDとギフト発行ページで入力された各情報とを引数にして実行される。ギフト発行プログラム13は、業者IDに対応したギフト卸売り情報ファイル24を開く。そして、最初のレコードから順にポインタを移動させながら、「発行日」のフィールドがNull値であるかどうか判断する。Null値であれば、ギフト発行ページで入力された発行日をそのレコードの「発行日」に記録する。そして、ギフト発行ページで入力された新郎新婦名を「贈り主名」に記録する。また、交換期限日を自動計算し、「交換期限日」のフィールドに記録する。交換期限は、この実施形態では発行から6ヶ月となっているので、6ヶ月後の日付を取得し、その日を「交換期限日」のフィールドに記録する。
次に、ギフト発行プログラム13は、このレコードの「ギフトID」の値を取得する。そして、ギフト情報ファイル23を開き、取得したギフトIDで検索して該当するレコードに発行日と交換期限日をそれぞれ記録する。
尚、発行枚数入力欄で入力された数値が仮発行残数表示欄で表示されている数より多かった場合、ギフト発行プログラム13は、エラーメッセージを表示して終了する。
ギフト発行プログラム13の実行により、上記のように各ギフトカード4が制作され、且つ発行日が記録されて各ギフトカード4は被交換品との交換が可能な状態となる。
いずれにしても、ログインにより、図10に示す交換申請ページが被贈呈者端末52に表示される。管理サーバ1には、交換申請ページを表示する申請ページ表示プログラムが実装されており、ログインにより実行される。申請ページ表示プログラムは、ギフトIDをセッション変数として保持する。
尚、図10に示すように、この例では、被贈呈者が条件を設定して条件に合う順に被交換品の名称とイメージのセットが並べて表示されるようになっている。このため、交換申請ページは、条件の設定入力欄66を有している。
尚、記憶部2には、各被交換品の配送のための配送情報ファイルが記憶されている。配送情報ファイルは、交換申請ページで選択された被交換品の被交換品ID、送付先入力ページで入力された送付先の情報(氏名、住所等)が記録されるデータベースファイルであり、配送情報出力モジュールによって各情報が記録される。配送情報ファイルに従って、被交換品の配送が行われる。
被贈呈者がギフト資産を被交換品と交換しなかった場合、それは期限内に債権を行使しなかったということ(権利放棄)であるから、特に返金をする必要はない。返金をしない場合、発行事業者にはギフト資産の卸売りの売り上げがある一方で、当該ギフト資産について交換がされないから、当該卸売りの代金は丸々、発行事業者の儲けとなる。
ある小売り業者に対して異なる二社の発行事業者があり、一社は返金をしないが他の一社は返金をするとする。この場合、小売り業者としては、当然、返金をしてもらえる発行事業者から仕入れをすることになる。つまり、小売り業者に対して返金をすることが全体として小売り業者経由のギフト資産の売り上げ増大につながる。
この実施形態では、返金額出力プログラム15は管理サーバ1に実装されているが、管理用端末54にインストールされていても良い。図11は、返金額出力プログラムの概略を示したフローチャートである。
返金情報ファイル25を出力すると、一つのギフト卸売り情報ファイル24についての処理は終了であり、返金額出力プログラム15は、業者情報ファイル21の次のレコードにおいて業者IDを取得し、対応するギフト卸売り情報ファイル24を開く。そして、同様に、各レコードにつて、交換期限が過ぎていて「交換申請日」がNull値であり、且つ「返金有無」が偽値であるレコードの「卸売り金額」を加算していく。また、「返金有無」の値をそれぞれ真値に変更する。そして、合計の金額から返金手数料を引いた額と返金対象の件数とを同様に組み込んで返金情報ファイル25を出力する。業者情報ファイル21における全てのレコードについて上記処理を行うと、返金額出力プログラム15は終了である。
交換状況閲覧プログラム16は、この実施形態では会場担当者端末53に交換状況閲覧ページを提供するプログラムである。図13は、交換状況閲覧ページの一例を示した概略図である。
交換状況閲覧プログラム16は、ログインの際に保持された業者IDに対応するギフト卸売り情報ファイル24を開く。そして、各レコードの情報を取得して図13に示すように交換状況閲覧ページに組み込んで会場担当者端末53に送信して表示させる。
図13に示す交換状況閲覧ページにおいて、交換期限が過ぎていて交換申請日が空欄のギフトカード4については、「返金予定」の文字が表示されるようになっている。交換状況閲覧プログラム16は、プログラムの実行日が「交換期限日」よりも後であり「交換申請日」がNull値のレコードについては、「返金予定」の文字を当該行に組み込むようプログラミングされている。
尚、管理サーバ1には、交換期限が過ぎて一定期間が経過したレコード(返金対象のものについては返金処理をしたレコード)を当該ギフト卸売り情報ファイル24から削除する削除プログラムが実装されている。削除されたレコードについては交換状況閲覧ページでは表示されない。
会場提供会社は、発行事業者からギフト資産を相当数仕入れる。この際、仮発行プログラム11が実行され、ギフト情報ファイル23及びギフト卸売り情報ファイル24において、仕入れ数の数のレコードが追加され、それぞれギフトIDが記録される。またギフト情報ファイル23では、追加された各レコードに業者IDが記録される。但し、有形化物としてのギフトカード4はこの時点ではまだ会場提供会社には引き渡されない。債権としてのギフト資産のみが発行事業者から会場提供会社に販売された状態であり、ギフト情報ファイル23やギフト卸売り情報ファイル24が在庫としての債権を記録、管理している。
被贈呈者(被招待者)は、後日、被贈呈者端末52を使用し、ギフトカード4にあるアクセス情報印刷部41,42によりギフトサイトにアクセスする。そして、交換申請ページを被贈呈者端末52に表示する。その上で、被交換品を選択し、送付先入力ページで氏名や住所等を入力する。そして、交換申請ボタンを押して交換申請処理プログラム14を管理サーバ1に実行させる。この結果、ギフト情報ファイル23及びギフト卸売り情報ファイル24にそれぞれ交換申請日が記録される。また、被交換品を配送するための氏名や住所等の情報が配送情報ファイルに記録され、被交換品が被贈呈者に配送される。
そして、月に1回というように定期的に発行側担当者は管理用端末54を操作して返金額出力プログラム15を実行する。これにより返金情報ファイル25が作成され、返金情報ファイル25は電子メール添付等の方法により会場提供会社に送付される。それとともに、発行事業者は、返金情報ファイル25に出力された返金額を会場提供会社に返金する。
会場提供会社としても、結婚披露宴会場の提供や飲食の提供に加え、引出物としてのギフトカード4の売り上げが見込める上、ギフトカード4が期限内に交換されなかった場合には返金による収入も見込める。このため、より魅力的なシステムとなる。
尚、返金額出力プログラム15は、返金額を紙に出力する(印刷する)プログラムであっても良い。この場合、返金額出力プログラム15は、返金明細書として印刷するプログラムであったり、マイナスの請求をする請求書を印刷するプログラムであったりし得る。
また、ギフトカード4は、引出物として贈呈される場合には限られず、お葬式のような弔事における贈呈品(いわゆる香典返し)として贈呈される場合もあり得る。
さらに、小売り業者は催事の会場提供会社であったが、他の場合もあり得る。例えば、お葬式の場合、会場提供会社ではない葬儀社が請け負ってサービスを提供する場合があり、そのような場合には会場提供会社でない事業者が小売り業者としてギフトカード4を小売りすることになる。
尚、上記説明では、発行又は仮発行されたギフト資産の管理のため、ギフト情報ファイル23とギフト卸売り情報ファイル24との二つのファイルが設けられたが、ギフト情報ファイル23のみであっても足りる。この場合、交換状況閲覧プログラム16は、業者IDでギフト情報ファイル23を検索し、当該小売り業者が小売りしたギフト資産のレコードのみを抽出して交換状況閲覧ページに表示するようプログラミングされる。
11 仮発行プログラム
12 発行ページ表示プログラム
13 ギフト発行プログラム
14 交換申請処理プログラム
15 返金額出力プログラム
16 交換状況閲覧プログラム
2 記憶部
21 業者情報ファイル
22 ギフト商品情報ファイル
23 ギフト情報ファイル
24 ギフト卸売り情報ファイル
25 返金情報ファイル
3 インターネット
4 ギフトカード
51 贈り主端末
52 被贈呈者端末
53 会場担当者端末
54 管理用端末
Claims (4)
- 任意の商品又はサービスと交換が可能な資産であり且つ交換期限が設定されている資産として発行事業者から小売り業者に卸し売りされたギフト資産であるとともに任意の商品又はサービスの交換の申請が発行事業者に対してされるギフト資産を管理するギフト資産管理システムであって、
記憶部と、
交換状況閲覧手段と
を備えており、
記憶部には、ギフト情報ファイルが記憶されており、
ギフト情報ファイルには、各ギフト資産について当該ギフト資産の卸売り先である小売り業者を特定可能な情報と、当該ギフト資産の交換期限と、当該ギフト資産について被贈呈者から交換が申請されたかどうかの情報である交換実績情報とが記録されており、
交換状況閲覧手段は、小売り業者における担当者が操作する端末である小売り業者端末に対してネットワークを介して接続されている管理サーバと、管理サーバに実装されている交換状況閲覧プログラムによって構成されており、
交換状況閲覧プログラムは、ギフト情報ファイルの内容に従い、アクセスをした小売り業者端末に係る小売り業者が贈り主に小売りしたギフト資産について交換期限と交換がされたかどうかが表示される交換状況閲覧ページを当該小売り業者端末に送信して表示させるプログラムであることを特徴とするギフト資産管理システム。 - 前記交換状況閲覧プログラムは、交換期限を過ぎていて交換実績情報が記録されていないギフト資産について発行事業者が小売り業者に返金予定である旨を前記交換状況閲覧ページにおいて表示するプログラムであることを特徴とする請求項1記載のギフト資産管理システム。
- 前記交換状況閲覧プログラムは、交換期限を過ぎていて交換実績情報が記録されていないギフト資産について発行事業者が小売り業者に返金する予定の額を前記交換状況閲覧ページにおいて表示するプログラムであることを特徴とする請求項1又は2記載のギフト資産管理システム。
- 前記交換状況閲覧プログラムは、交換期限を過ぎていて交換実績情報が記録されていないギフト資産が複数ある場合に前記返金する予定の合計額を前記交換状況閲覧ページにおいて表示するプログラムであることを特徴とする請求項3記載のギフト資産管理システム。
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