JPWO2011114894A1 - 光触媒フィルタ - Google Patents
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Description
プラスチックまたは金属またはガラスの単体、あるいはこれらの群から選択された2以上の材料の複合体であって、少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくく、表面に凹部が形成された基材と、
前記基材の表面凹部内を含む当該基材表面に形成された光触媒層と
を含んで構成され、
空気を通過させる孔が形成されている光触媒フィルタであることを特徴とする。
プラスチックまたは金属またはガラスの単体、あるいはこれらの群から選択された2以上の材料の複合体であって、少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくく、表面に凹部が形成された第1の基材と、
前記第1の基材の表面凹部内を含む当該第1の基材表面に形成された第2の基材であって、セラミックまたは石膏またはセメントの単体、あるいはこれらの群から選択された2以上の材料の複合体であって、表面に凹部が形成されている第2の基材と、
前記第2の基材の表面凹部内を含む当該第2の基材表面に形成された光触媒層と
を含んで構成され、
空気を通過させる孔が形成されている光触媒フィルタであることを特徴とする。
プラスチックまたは金属またはガラスの単体、あるいはこれらの群から選択された2以上の材料の複合体であって、少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくい第1の基材と、
前記第1の基材の表面に形成された溝部と、
前記第1の基材の溝部内を含む当該第1の基材表面に形成された第2の基材であって、セラミックまたは石膏またはセメントの単体、あるいはこれらの群から選択された2以上の材料の複合体であって、表面に凹部が形成されている第2の基材と、
前記第2の基材の表面凹部内を含む当該基材表面に形成された光触媒層と
を含んで構成され、
空気を通過させる孔が形成されている光触媒フィルタであることを特徴とする。
粒状に形成され、表面に凹部が形成された基材と、当該基材の表面凹部内を含む当該基材表面に形成された光触媒層とからなる粒状の光触媒担持体の集合体と、該集合体を収容する収容体とからなる光触媒フィルタであることを特徴とする。
粒状に形成され、表面に凹部が形成された基材と、当該基材の表面凹部内を含む当該基材表面に形成された光触媒層とからなる粒状の光触媒担持体と、
前記粒状の光触媒担持体を複数収納するケースであって、各光触媒担持体同士の空隙に空気を通過させる孔が形成されている収納ケースと
からなる光触媒フィルタであることを特徴とする。
光触媒フィルタは、板状に形成され、空気を通過させる複数の孔が板厚
方向に貫通していることを特徴とする。
光触媒フィルタの第1の基材は、板状に形成され、空気を通過させる複数の孔が板厚方向に貫通しており、
前記複数の孔の周囲を凸部に形成することで溝部として構成されていることを特徴とする。
収納ケースは、板状の筐体として構成され、
空気を通過させる複数の孔が形成された部材が、板状の筐体のオモテ面および裏面を成し、
板状の筐体内部から前記粒状の光触媒担持体を出し入れする開閉自在の出し入れ口が設けられていることを特徴とする。
前記光触媒フィルタは、前記基材または前記第2の基材の表面に形成された凹部内から、気泡を取り除くことにより、基材表面凹部内に光触媒のスラリーを入り込ませて、製造されてなるものであり、
前記基材または前記第2の基材の表面凹部の底面に至るまで光触媒の粒子が入り込んだ光触媒層が、基材表面に形成されている
ことを特徴とする。
前記粒状の光触媒担持体は、前記粒状の基材の表面に形成された凹部内から、気泡を取り除くことにより、粒状の基材表面凹部内に光触媒のスラリーを入り込ませて、製造されてなるものであり、
前記粒状の基材表面凹部の底面に至るまで光触媒の粒子が入り込んだ光触媒層が、前記粒状の基材表面に形成されている光触媒担持体の集合体を含んで光触媒フィルタが構成されている
ことを特徴とする。
光触媒は、酸化チタンであることを特徴とする。
前記基材または前記第2の基材の表面に形成された光触媒層は、光触媒の粒子以外のバインダーを含む添加物を有しない光触媒の粒子のみからなる層であることを特徴とする。
光触媒は、粒径が5nmから20nmのナノ粒子であって、
前記基材または前記第2の基材の表面に形成された光触媒層は、前記ナノ粒子が単独として、または、前記ナノ粒子が、10nmから100nmの径の集合体として存在し、
これら単独のナノ粒子同士の間またはナノ粒子の集合体同士の間または単独のナノ粒子とナノ粒子の集合体との間が接点で結合しており、かつそれらの間は、0.1nmから10nmの均等な空隙を有していることを特徴とする。
凹部は、サンドブラストを施すことにより形成されていることを特徴とする。
凹部は、エッチングを施すことにより形成されていることを特徴とする。
前記粒状に形成された基材は、セラミックまたはゼオライトまたは人工ゼオライトまたは軽石または石膏または珪藻土であることを特徴とする。
少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくいセラミックからなる第1の基材と、
前記第1の基材の表面凹部内を含む当該第1の基材表面に形成されたアルミナセラミックからなる第2の基材と、
前記第2の基材の表面凹部内を含む当該第2の基材表面に形成された光触媒層と
を含んで構成されている光触媒フィルタであることを特徴とする。
前記光触媒フィルタは、前記第2の基材の表面に形成された凹部内から、気泡を取り除きつつ、表面に光触媒のスラリーを供給することにより、表面凹部内に光触媒のスラリーを入り込ませて、製造されてなるものであり、
前記第2の基材の表面凹部の底面に至るまで光触媒の粒子が入り込んだ光触媒層が、基材表面に形成されていることを特徴とする。
光触媒フィルタは、紫外線ランプが当該光触媒フィルタの内周面に対して所定の大きさの隙間を以って挿通し得る中空状に形成され、前記孔は当該光触媒フィルタの肉厚方向に貫通していることを特徴とする。
収容体は、紫外線ランプが挿通し得る中空状に形成され、当該収容体の外周面および内周面に開口部が形成されていることを特徴とする。
光触媒フィルタは、円筒状に形成されていることを特徴とする。
収容体は、円筒状に形成されていることを特徴とする。
紫外線ランプの挿通方向に対して垂直となる光触媒フィルタの断面の形状は、四角形であることを特徴とする。
紫外線ランプの挿通方向に対して垂直となる収容体の断面の形状は、四角形であることを特徴とする。
前記所定の大きさの隙間は、2mm〜20mmであることを特徴とする。
前記基材の表面に複数の凹部が形成され、前記基材の表面に前記凹部よりも細かい複数の微細凹凸が形成されており、当該基材の表面に光触媒層が形成されていること
を特徴とする。
光触媒フィルタは、プラスチックを材料とする基材を含んで構成され、平板状に形成され、ルーバ構造であること
を特徴とする。
光触媒フィルタは、プラスチックを材料とする基材を含んで構成され、紫外線ランプが当該光触媒フィルタの内周面に対して所定の大きさの隙間を以って挿通し得る中空状に形成され、ルーバ構造であること
を特徴とする。
前記複数の凹部を横断する溝であって、光触媒層による有害物の酸化分解生成物が導かれる溝が形成されていることを特徴とする。
まず、アルミナセラミック層上に酸化チタンが強固に密着した光触媒フィルタの製造方法について説明する。
酸化チタンによる光触媒活性層の比表面積が実質的に非常に大きいものとなる。たとえば比表面積は、18.58m2/gであり、従来技術2の比表面積(6.65m2/g)に較べて格段に大きくなる。
収納ケース201には、空気流入用の開口部205と空気流出用の開口部206が形成されている。収納ケース201は、空気流入用の開口部205が空気清浄機200の前側に位置し空気流出用の開口部206が空気清浄機200の後ろ側に位置するように、配置されている。
制御回路機構部9は、筐体300内の所定箇所に配され、紫外ランプ140の点灯および消灯を制御するとともに送風機310を駆動制御する。
第1実施例における「気泡を取り除く」製造技術を用いて光触媒フィルタ30を製造する手法は、セラミックと同様の基材、つまり表面に凹部が形成された、吸水性のある基材にも、適用することができる。このような基材は、
a)石膏またはセメントまたはゼオライトの単体
b)石膏またはセメントまたはゼオライトの群から選択された2以上の材料の複合体
c)石膏またはセメントまたはゼオライトの群から選択された1以上の材料とセラミックとの複合体
が挙げられる。
第1実施例における「気泡を取り除く」製造技術を用いて光触媒フィルタ30を製造する手法は、セラミックと異なりその材料自体に、吸水性を生じせしめる凹部がない(あるいはあっても吸水性に乏しいもの)基材にも、人工的に表面に凹部を形成することにより、適用することができる。このような基材は、
a)プラスチックまたは金属またはガラスの単体
b)プラスチックまたは金属またはガラスの群から選択された2以上の材料の複合体
c)プラスチックまたは金属またはガラスの群から選択された1以上の材料とセラミックとの複合体
が挙げられる。
d)少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくい材料で構成されている
ことが望ましい。
ことが望ましい。なお、大抵のプラスチックまたは金属またはガラスはこのようなd)、e)の一部または全部の条件を満たす。
この第4実施例の光触媒フィルタ30の表層断面構造は、図7に示されるように、プラスチックなどで構成された第1の基材13の表面にアルミナセラミックなどの吸水性のある第2の基材14を形成し、そのアルミナセラミックなどからなる第2の基材14の表面に酸化チタン層20を形成した構造となっている。
b)プラスチックまたは金属またはガラスの群から選択された2以上の材料の複合体
c)プラスチックまたは金属またはガラスの群から選択された1以上の材料とセラミックとの複合体
ここで、上記第1の基材13は、アルミナセラミックを基材とする光触媒フィルタの割れやすいという特性を改善するために、
d)少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくい材料で構成されている
ことが望ましい。
ことが望ましい。
b)セラミック(アルミナセラミック含む)または石膏またはセメントまたはゼオライトの群から選択された2以上の材料の複合体
上記例示される単体材料あるいは複合体を第1基材13として、その第1の基材13の表面に、第3実施例と同様にサンドブラスト、エッチングなどの技術的手法により人工的に凹部15を形成し、第1の基材13の表面凹部15内を含む当該第1の基材13の表面に、上記例示される単体材料あるいは複合体からなる第2の基材14を形成する。
第4実施例では、第1の基材13、第2の基材14がセラミック以外の材料で構成される場合もあるとして説明したが、第1の基材13、第2の基材14をセラミックのみで構成する実施も可能である。
第4実施例では、第1の基材13に凹部15を形成して第2の基材14を構成する材料を入り込ませるようにしているが、凹部15の代わりに溝部16を形成して第2の基材14を構成する材料を入り込ませるようにしてもよい。
b)プラスチックまたは金属またはガラスの群から選択された2以上の材料の複合体
c)プラスチックまたは金属またはガラスの群から選択された1以上の材料とセラミックとの複合体
ここで、上記第1の基材13は、アルミナセラミックを基材とする光触媒フィルタの割れやすいという特性を改善するために、
d)少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくい材料で構成されている
ことが望ましい。
ことが望ましい。
b)セラミック(アルミナセラミック含む)または石膏またはセメントまたはゼオライトの群から選択された2以上の材料の複合体
上記例示される単体材料あるいは複合体を第1基材13として、その第1の基材13の表面に、人工的に溝部16を形成し、第1の基材13の表面溝部16内を含む当該第1の基材13の表面に、上記例示される単体材料あるいは複合体からなる第2の基材14を形成する。
この第7実施例の光触媒フィルタ30の断面構造は、図11に示される。
以上では、板状あるいは中空状の基材表面に光触媒を担持する場合を想定して説明した。しかし、粒状の基材表面に形成しても、同等の機能の光触媒フィルタ30を構成することができる。
a)セラミック
b)ゼオライト
c)人工ゼオライト
d)軽石
e)石膏
d)珪藻土
が挙げられる。
第3実施例では、プラスチックなどを基材10として、その基材10の表面に、人工的に凹部を形成し、第1実施例と同様の「気泡を取り除く」製造技術を用いて、その凹部11内に酸化チタン粒子を底面11aに至るまで入り込ませるようにして光触媒フィルタ30を製造する方法について説明した(図6(c))。
図32(b)は、第9実施例に示される製法によって製造される光触媒フィルタ30の作用を概念的に示す断面図である。
Claims (30)
- プラスチックまたは金属またはガラスの単体、あるいはこれらの群から選択された2以上の材料の複合体であって、少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくく、表面に凹部が形成された基材と、
前記基材の表面凹部内を含む当該基材表面に形成された光触媒層と
を含んで構成され、
空気を通過させる孔が形成されていることを特徴とする光触媒フィルタ。 - プラスチックまたは金属またはガラスの単体、あるいはこれらの群から選択された2以上の材料の複合体であって、少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくく、表面に凹部が形成された第1の基材と、
前記第1の基材の表面凹部内を含む当該第1の基材表面に形成された第2の基材であって、セラミックまたは石膏またはセメントの単体、あるいはこれらの群から選択された2以上の材料の複合体であって、表面に凹部が形成された第2の基材と、
前記第2の基材の表面凹部内を含む当該第2の基材表面に形成された光触媒層と
を含んで構成され、
空気を通過させる孔が形成されていることを特徴とする光触媒フィルタ。 - プラスチックまたは金属またはガラスの単体、あるいはこれらの群から選択された2以上の材料の複合体であって、少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくい第1の基材と、
前記第1の基材の表面に形成された溝部と、
前記第1の基材の溝部内を含む当該第1の基材表面に形成された第2の基材であって、セラミックまたは石膏またはセメントの単体、あるいはこれらの群から選択された2以上の材料の複合体であって、表面に凹部が形成された第2の基材と、
前記第2の基材の表面凹部内を含む当該基材表面に形成された光触媒層と
を含んで構成され、
空気を通過させる孔が形成されていることを特徴とする光触媒フィルタ。 - 粒状に形成され、表面に凹部が形成された基材と、当該基材の表面凹部内を含む当該基材表面に形成された光触媒層とからなる粒状の光触媒担持体の集合体と、該集合体を収容する収容体とを含んで構成されていることを特徴とする光触媒フィルタ。
- 粒状に形成され、表面に凹部が形成された基材と、当該基材の表面凹部内を含む当該基材表面に形成された光触媒層とからなる粒状の光触媒担持体と、
前記粒状の光触媒担持体を複数収納するケースであって、各光触媒担持体同士の空隙に空気を通過させる孔が形成されている収納ケースと
を含んで構成されていることを特徴とする光触媒フィルタ。 - 光触媒フィルタは、板状に形成され、空気を通過させる複数の孔が板厚
方向に貫通していることを特徴とする請求項1または2または3記載の光触媒フィルタ。 - 光触媒フィルタの第1の基材は、板状に形成され、空気を通過させる複数の孔が板厚方向に貫通しており、
前記複数の孔の周囲を凸部に形成することで溝部が構成されていることを特徴とする請求3記載の光触媒フィルタ。 - 収納ケースは、板状の筐体として構成され、
空気を通過させる複数の孔が形成された部材が、板状の筐体のオモテ面および裏面を成し、
板状の筐体内部から前記粒状の光触媒担持体を出し入れする開閉自在の出し入れ口が設けられていることを特徴とする請求項5記載の光触媒フィルタ。 - 前記光触媒フィルタは、前記基材または前記第2の基材の表面に形成された凹部内から、気泡を取り除きつつ、表面に光触媒のスラリーを供給することにより、基材表面凹部内に光触媒のスラリーを入り込ませて、製造されてなるものであり、
前記基材または前記第2の基材の表面凹部の底面に至るまで光触媒の粒子が入り込んだ光触媒層が、基材表面に形成されている
ことを特徴とする請求項1または2または3記載の光触媒フィルタ。 - 前記粒状の光触媒担持体は、前記粒状の基材の表面に形成された凹部内から、気泡を取り除きつつ、表面に光触媒のスラリーを供給することにより、粒状の基材表面凹部内に光触媒のスラリーを入り込ませて、製造されてなるものであり、
前記粒状の基材表面凹部の底面に至るまで光触媒の粒子が入り込んだ光触媒層が、前記粒状の基材表面に形成されている光触媒担持体の集合体を含んで光触媒フィルタが構成されている
ことを特徴とする請求項4または5記載の光触媒フィルタ。 - 光触媒は、酸化チタンであることを特徴とする請求項1から5に記載の光触媒フィルタ。
- 前記基材または前記第2の基材の表面に形成された光触媒層は、光触媒の粒子以外のバインダーを含む添加物を有しない光触媒の粒子のみからなる層であることを特徴とする請求項1から5に記載の光触媒フィルタ。
- 光触媒は、粒径が5nmから20nmのナノ粒子であって、
前記基材または前記第2の基材の表面に形成された光触媒層は、前記ナノ粒子が単独として、または、前記ナノ粒子が、10nmから100nmの径の集合体として存在し、
これら単独のナノ粒子同士の間またはナノ粒子の集合体同士の間または単独のナノ粒子とナノ粒子の集合体との間が接点で結合しており、かつそれらの間は、0.1nmから10nmの均等な空隙を有していることを特徴とする請求項1から5に記載の光触媒フィルタ。 - 前記第1の基材の表面上の溝部内に、凹部が形成され、前記第1の基材の溝部内に形成された凹部を含む当該第1の基材表面に、前記第2の基材が形成されていることを特徴とする請求項3記載の光触媒フィルタ。
- 凹部は、サンドブラストを施すことにより形成されていることを特徴とする請求項1または2または14記載の光触媒フィルタ。
- 凹部は、エッチングを施すことにより形成されていることを特徴とする請求項1または2または14記載の光触媒フィルタ。
- 前記粒状に形成された基材は、セラミックまたはゼオライトまたは人工ゼオライトまたは軽石または石膏または珪藻土であることを特徴とする請求項4または5記載の光触媒フィルタ。
- 少なくともアルミナセラミックよりも脆性破壊しにくいセラミックからなる第1の基材と、
前記第1の基材の表面凹部内を含む当該第1の基材表面に形成されたアルミナセラミックからなる第2の基材と、
前記第2の基材の表面凹部内を含む当該第2の基材表面に形成された光触媒層と
を含んで構成されていることを特徴とする光触媒フィルタ。 - 前記光触媒フィルタは、前記第2の基材の表面に形成された凹部内から、気泡を取り除きつつ、表面に光触媒のスラリーを供給することにより、表面凹部内に光触媒のスラリーを入り込ませて、製造されてなるものであり、
前記第2の基材の表面凹部の底面に至るまで光触媒の粒子が入り込んだ光触媒層が、基材表面に形成されている
ことを特徴とする請求項18記載の光触媒フィルタ。 - 光触媒フィルタは、紫外線ランプが当該光触媒フィルタの内周面に対して所定の大きさの隙間を以って挿通し得る中空状に形成され、前記孔は当該光触媒フィルタの肉厚方向に貫通していることを特徴とする請求項1または2または3または18記載の光触媒フィルタ。
- 収容体は、紫外線ランプが挿通し得る中空状に形成され、当該収容体の外周面および内周面に開口部が形成されていることを特徴とする請求項4記載の光触媒フィルタ。
- 光触媒フィルタは、円筒状に形成されていることを特徴とする請求項20記載の光触媒フィルタ。
- 収容体は、円筒状に形成されていることを特徴とする請求項21記載の光触媒フィルタ。
- 紫外線ランプの挿通方向に対して垂直となる光触媒フィルタの断面の形状は、四角形であることを特徴とする請求項20記載の光触媒フィルタ。
- 紫外線ランプの挿通方向に対して垂直となる収容体の断面の形状は、四角形であることを特徴とする請求項21記載の光触媒フィルタ。
- 前記所定の大きさの隙間は、2mm〜20mmであることを特徴とする請求項20記載の光触媒フィルタ。
- 前記基材の表面に複数の凹部が形成され、前記基材の表面に前記凹部よりも細かい複数の微細凹凸が形成されており、当該基材の表面に光触媒層が形成されていること
を特徴とする請求項1記載の光触媒フィルタ。 - 光触媒フィルタは、プラスチックを材料とする基材を含んで構成され、平板状に形成され、ルーバ構造であること
を特徴とする請求項1または請求項27記載の光触媒フィルタ。 - 光触媒フィルタは、プラスチックを材料とする基材を含んで構成され、紫外線ランプが当該光触媒フィルタの内周面に対して所定の大きさの隙間を以って挿通し得る中空状に形成され、ルーバ構造であること
を特徴とする請求項1または請求項27記載の光触媒フィルタ。 - 前記複数の凹部を横断する溝であって、光触媒層による有害物の酸化分解生成物が導かれる溝が形成されていることを特徴とする請求項27記載の光触媒フィルタ。
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