JPWO2011111266A1 - 内視鏡 - Google Patents
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Abstract
挿入部と、単独で湾曲自在な第1の湾曲部位11と、第1の湾曲部位11とともに該第1の湾曲部位11の湾曲方向と同一方向に湾曲自在な第2の湾曲部位13とを有する湾曲部10と、可撓管部15と、牽引によって第1の湾曲部位11のみを湾曲させる第1のワイヤ20と、第1のワイヤ20が内部に挿通された、先端が中間口金12に固定された第1のガイドパイプ21と、牽引によって第2の湾曲部位13を第1の湾曲部位11と連動して湾曲させる第2のワイヤ30と、第2のワイヤ30が内部に挿通された、一部31cが連結口金14に固定されるとともに、先端が第2の湾曲部位13内において、可撓管部15の先端から第1の長さL1だけ前方に突出して位置する第2のガイドパイプ31とを具備する。
Description
本発明は、被検体内に挿入される細長な挿入部と、挿入部に設けられた、第1の湾曲部位及び第2の湾曲部位を具備する湾曲部とを有する内視鏡に関する。
近年、内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を被検体となる体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて内視鏡が具備する処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をしたりすることができる。
また、工業用分野において用いられる内視鏡は、内視鏡の細長い挿入部をジェットエンジン内や、工場の配管等の被検体内に挿入することによって、被検体内の被検部位の傷及び腐蝕等の観察や各種処置等の検査を行うことができる。
ここで、内視鏡の挿入部に、複数方向に湾曲自在な湾曲部が設けられた構成が周知である。湾曲部は、管路内の屈曲部における挿入部の進行性を向上させる他、挿入部において、湾曲部よりも挿入方向の先端側(以下、単に先端側と称す)に位置する先端部に設けられた観察光学系の観察方向を可変させる。
通常、内視鏡の挿入部に設けられた湾曲部は、複数の湾曲駒が挿入部の挿入方向に沿って連結されることにより、例えば上下左右の4方向に湾曲自在となるよう構成されている。
また、湾曲部は、湾曲駒の内、最も先端側に位置する湾曲駒に先端が固定された挿入部内に挿通された4本のワイヤのいずれかが操作部から牽引操作されることにより、上下左右のいずれかの方向に湾曲自在となっている。
ところで、湾曲部は、上述したように、ワイヤの牽引操作によって湾曲部の挿入方向の基端側(以下、単に基端側と称す)を起点として一定の湾曲半径を有して湾曲されるが、挿入部が挿入される被検体内の形状によっては、被検体内における挿入部の挿入性を向上させるため、自由に湾曲部の湾曲半径を可変させることができる構成が望まれていた。
そこで、日本国特開2006−320501号公報には、内視鏡の挿入部の先端側に湾曲部が第1の湾曲部、第2の湾曲部として2つ設けられ、第1湾曲部と第2の湾曲部とが独立して湾曲可能なことにより、湾曲部の湾曲半径を自由に可変することができる内視鏡の構成が開示されている。
具体的には、図9は、従来の内視鏡の挿入部の湾曲部の構成を、可撓管部の先端側とともに示す部分断面図、図10は、図9中のX-X線に沿う第1の湾曲部の断面図、図11は、図9中のXI-XI線に沿う第2の湾曲部の断面図、図12は、図9中のXII-XII線に沿う連結口金の断面図である。
図9に示すように、湾曲部100は、先端側に位置する第1の湾曲部101と、該第1の湾曲部101の基端側に位置する第2の湾曲部103と、第1の湾曲部101と第2の湾曲部103との間に設けられた中間口金102とを具備して主要部が構成されており、第2の湾曲部103の基端側に、連結口金104を介して可撓管部105の先端側が接続されている。
第1の湾曲部101の内部には、複数の湾曲駒101kが挿入方向Sに沿って連結されており、また、第2の湾曲部103の内部にも、複数の湾曲駒103kが挿入方向Sに沿って連結されている。また、湾曲駒101k、103kの外周に、ブレード110が被覆されており、該ブレード110の外周に、湾曲ゴム111が被覆されている。
挿入部の内部には、図9〜図12に示すように、第1の湾曲部101を、例えば上下左右の4方向に湾曲させる際に用いられる第1のワイヤ120が、例えば円周方向に90°ずれて4本挿通されており、該各第1のワイヤ120の先端は、湾曲駒101kの内、最も先端側に位置する湾曲駒101kに固定されている。
また、各第1のワイヤ120は、第1の湾曲部101内においては、図9、図10に示すように、各湾曲駒101kに設けられたワイヤ受け122によってそれぞれ支持されており、第2の湾曲部103、可撓管部105内においては、図9、図11、図12に示すように、第1のガイドパイプ121が被覆されている。尚、第1のガイドパイプ121の先端は、中間口金102に固定されている。
さらに、挿入部の内部には、図9、図11、図12に示すように、第2の湾曲部103を、例えば上下の2方向に湾曲させる際に用いられる第2のワイヤ130が、例えば円周方向に180°ずれて2本挿通されており、該各第2のワイヤ130の先端は、湾曲駒103kの内、最も先端側に位置する湾曲駒103kに固定されている。
また、各第2のワイヤ130は、第2の湾曲部103内においては、図9、図11に示すように、各湾曲駒103kに設けられたワイヤ受け132によってそれぞれ支持されており、可撓管部105内においては、図9、図12に示すように、第2のガイドパイプ131が被覆されている。尚、第2のガイドパイプ131の先端は、連結口金104に固定されている。
よって、従来の内視鏡においては、例えば第1の湾曲部101のみを湾曲させたい場合は、4本の第1のワイヤ120の内、湾曲させたい方向に位置する第1のワイヤ120が牽引されることにより、第1の湾曲部101は、第1のガイドパイプ121の先端を起点として湾曲する。また、第2の湾曲部103のみを湾曲させたい場合は、2本の第2のワイヤ130の内、湾曲させたい方向に位置する第2のワイヤ130が牽引されることにより、第2の湾曲部103は、第2のガイドパイプ131の先端を起点として湾曲する。
このように、湾曲部が2つ設けられておれば、湾曲半径を小さくしたい場合は、第1の湾曲部のみを湾曲させ、湾曲半径を大きくしたい場合には、第1の湾曲部とともに第2の湾曲部も第1の湾曲部と同一方向に湾曲させれば良いことから、自由に湾曲半径を可変することができるため、挿入部の挿入性が向上される。
しかしながら、日本国特開2006−320501号公報に開示された内視鏡においては、湾曲半径を大きくするためには、第1の湾曲部を湾曲させる第1のワイヤを牽引するとともに、第2の湾曲部を湾曲させる第2のワイヤを牽引する2回の操作が必要となってしまうことから、操作が煩雑であるといった問題があった。よって、1回の操作で、自由に湾曲半径が可変できる構成を有する内視鏡が望まれていた。
しかしながら、日本国特開2006−320501号公報に開示された内視鏡においては、湾曲半径を大きくするためには、第1の湾曲部を湾曲させる第1のワイヤを牽引するとともに、第2の湾曲部を湾曲させる第2のワイヤを牽引する2回の操作が必要となってしまうことから、操作が煩雑であるといった問題があった。よって、1回の操作で、自由に湾曲半径が可変できる構成を有する内視鏡が望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、1回の操作で自由に湾曲部の湾曲半径を可変することができ、挿入部の挿入性を向上させることのできる構成を有する内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の内視鏡は、被検体内に挿入される細長な挿入部と、前記挿入部に設けられた、単独で湾曲自在な第1の湾曲部位と、該第1の湾曲部位の基端側に連設された、前記第1の湾曲部位とともに該第1の湾曲部位の湾曲方向と同一方向に湾曲自在な第2の湾曲部位とを有する湾曲部と、前記挿入部において、前記湾曲部の基端側に連設された可撓管部と、前記挿入部内に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位の先端に固定された、牽引によって前記第1の湾曲部位のみを湾曲させる第1のワイヤと、前記第1のワイヤが前記挿入部の挿入方向に対して進退自在に内部に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位と前記第2の湾曲部位との間に固定された第1のガイドパイプと、前記挿入部内に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位の前記先端に固定された牽引によって前記第2の湾曲部位を前記第1の湾曲部位と連動して湾曲させる第2のワイヤと、前記第2のワイヤが前記挿入方向に対して進退自在に内部に挿通された、一部が前記第2の湾曲部位と前記可撓管部との間に固定されるとともに、先端が前記第2の湾曲部位内において、前記可撓管部の先端から第1の長さだけ前記挿入方向前方に突出して位置する第2のガイドパイプと、を具備していることを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、図面は模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係、それぞれの部材の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
図1は、本実施の形態の内視鏡の外観を示す斜視図、図2は、図1中のII-II線に沿う挿入部の断面図、図3は、図2中のIII-III線に沿う第1の湾曲部位の断面図、図4は、図2中のIV-IV線に沿う第2の湾曲部位の断面図である。
また、図5は、図1の挿入部の1点鎖線Vで囲った部位の拡大図、図6は、第1のワイヤの牽引に伴い図5の第1の湾曲部位のみを湾曲させた状態を示す図、図7は、第2のワイヤの牽引に伴い図5の第1の湾曲部位とともに第2の湾曲部位を第1の湾曲部位と同一方向に湾曲させた状態を示す図、図8は、第1のワイヤの牽引に伴い第2の湾曲部位が第1の湾曲部位と別方向に湾曲してしまう従来の挿入部を示す図である。
図1に示すように、内視鏡1は、被検体内に挿入される挿入部5と、該挿入部5の挿入方向Sの基端側に連設された操作部6と、該操作部6から延出されたユニバーサルコード7と、該ユニバーサルコード7の延出端に設けられたコネクタ8とを具備して主要部が構成されている。尚、コネクタ8を介して、内視鏡1は、制御装置や照明装置等の外部装置と電気的に接続される。
操作部6に、第1の湾曲部位湾曲操作用レバー(以下、単にレバーと称す)2と、第2の湾曲部位上下湾曲操作用ノブ(以下、単にノブと称す)3と、第2の湾曲部位左右湾曲操作用ノブ(以下、単にノブと称す)4とが設けられている。
挿入部5は、先端部9と湾曲部10と可撓管部15とにより構成されており、挿入方向Sに沿って細長に形成されている。
先端部9内には、被検体内を観察する図示しない撮像ユニットや、被検体内を照明する照明ユニット等が設けられている。
また、湾曲部10は、レバー2の操作により、例えば上下の2方向に単独で湾曲自在な第1の湾曲部位11と、ノブ3やノブ4の操作により、例えば上下左右の4方向に第1の湾曲部位11とともに該第1の湾曲部位11の湾曲方向と同一方向に湾曲自在な第2の湾曲部位13とを具備している。
尚、第1の湾曲部位11と第2の湾曲部位13との間には、図2、図5に示すように、中間口金12が設けられている。また、第1の湾曲部位11は、上下の2方向ではなく左右の2方向に単独で湾曲自在な構成を有していても構わない。
湾曲部10の基端側、即ち、第2の湾曲部位13の基端側には、可撓管部15が連設されている。可撓管部15は、図2に示すように、連結口金14を介して、第2の湾曲部位13の基端側に連設されている。
また、図2に示すように、第1の湾曲部位11の内部には、4方向に湾曲自在な複数の湾曲駒11kが、挿入方向Sに沿って連結されて設けられている。また、第2の湾曲部位13の内部にも、4方向に湾曲自在な複数の湾曲駒13kが、挿入方向Sに沿って連結されて設けられている。
図2〜図4に示すように、複数の湾曲駒11k、13kの外周に、ブレード40が被覆されており、該ブレード40の外周に、湾曲ゴム41が被覆されている。
また、図2〜図4に示すように、挿入部5内に、第1の湾曲部位11を、例えば上下の2方向に単独で湾曲させる第1のワイヤ20が、円周方向に、例えば180°異なるよう2本挿通されている。
第1のワイヤ20は、第1の湾曲部位11の湾曲駒11k内においては、各湾曲駒11kに設けられたワイヤ受け22aにより、円周方向の位置が規定されて支持されている。また、第1のワイヤ20の先端が、図2に示すように、複数の湾曲駒11kの内、挿入方向Sの最も先端に位置する湾曲駒11kに固定されている。尚、各第1のワイヤ20の基端は、操作部6内に設けられたレバー2により回動自在な図示しないプーリに巻回されている。
また、第1のワイヤ20は、第2の湾曲部位13の湾曲駒13k内においては、外周に、図2、図4に示すように、先端が中間口金12に固定された第1のガイドパイプ21が被覆されている。尚、第1のガイドパイプ21内においては、第1のワイヤ20は、挿入方向Sに進退自在に挿通されている。
第1のガイドパイプ21は、第2の湾曲部位13内における第1のワイヤ20の円周方向の位置を規定するとともに、第1のワイヤ20が、第2の湾曲部位13の内蔵物に接触してしまうことを防ぐものである。
尚、第1のガイドパイプ21の先端が中間口金12に固定されていることにより、レバー2の操作により、2本の上下湾曲用の第1のワイヤ20の内、いずれか1本が牽引されると、第1の湾曲部位11は、第1のガイドパイプ21の先端を起点として、図6に示すように、上方向または下方向のいずれかに単独で湾曲する。即ち、湾曲部10は、図6に示すように、湾曲半径r1で湾曲する。
図2〜図4に示すように、挿入部5内に、第2の湾曲部位13を、例えば上下左右の4方向に第1の湾曲部位11に連動して湾曲させる第2のワイヤ30が、円周方向に、例えば90°異なるよう4本挿通されている。
尚、図2においては、図面を分かりやすくするため、4本の第2のワイヤ30の内、2本の第2のワイヤ30を省略して示している他、2本の第2のワイヤ30は、2本の第1のワイヤ20よりも径方向内側に位置している図となっているが、実際は、図3、図4に示すように、2本の第2のワイヤ30は、2本の第1のワイヤ20に対して円周方向に並んで位置している。
第2のワイヤ30は、第1の湾曲部位11の湾曲駒11k内においては、各湾曲駒11kに設けられたワイヤ受け22bにより、円周方向の位置が規定されて支持されており、先端が、図2に示すように、複数の湾曲駒11kの内、挿入方向Sの最も先端に位置する湾曲駒11kに固定されている。
尚、上下湾曲用の2本の第2のワイヤ30の基端は、操作部6内に設けられたノブ3により回動自在な図示しないプーリに巻回されており、左右湾曲用の2本の第2のワイヤ30の基端は、操作部6内に設けられたノブ4により回動自在な図示しないプーリに巻回されている。
また、第2のワイヤ30は、第2の湾曲部位13の湾曲駒13k内においては、外周に、図2、図4に示すように、先端側の中途位置31cが連結口金14に固定された第2のガイドパイプ31が被覆されている。尚、第2のガイドパイプ31内においては、第2のワイヤ30は、挿入方向Sに進退自在に挿通されている。
尚、図2に示すように、第2のガイドパイプ31の先端は、第2の湾曲部位13内において、可撓管部15の先端から、第1の長さL1だけ、挿入方向Sの前方に突出して位置している。また、第2のガイドパイプ31の先端は、ワイヤ受け22bの内、最も挿入方向Sの後方に位置するワイヤ受け22bから、第2の長さL2だけ挿入方向Sの後方に位置しており、第2のガイドパイプ31の先端は非固定状態となっている。
即ち、第2のガイドパイプ31は、第2の湾曲部位13内に位置する第2のワイヤ30の全ての部位の外周を覆っているわけではなく、可撓管部15の先端から第1の長さL1だけ前方に飛び出した第2のワイヤ30の部位の外周を覆っている。言い換えれば、第2の湾曲部位13内において、最も後方に位置するワイヤ受け22bから第2の長さL2後方までの第2のワイヤ30の部位の外周は、第2のガイドパイプ31には覆われていない。
第2のガイドパイプ31は、第2の湾曲部位13内における第2のワイヤ30の円周方向の位置を規定するとともに、第2のワイヤ30が、第2の湾曲部位13の内蔵物に接触してしまうことを防ぐものである。
尚、第2のワイヤ30の先端が最も先端側の湾曲駒11kに固定され、第2のガイドパイプ31の先端側の中途位置31cが連結口金14に固定されている。
このことにより、ノブ4の操作により、2本の左右湾曲用の第2のワイヤ30の内、いずれか1本が牽引されると、第2の湾曲部位13は、第1の湾曲部位11ととともに、第2のガイドパイプ31の中途位置31cを起点として、図7に示すように、左方向または右方向に湾曲する。
あるいは、ノブ3の操作により、2本の上下湾曲用の第2のワイヤ30の内、いずれか1本が牽引されると、第2の湾曲部位13は、第1の湾曲部位11ととともに、第2のガイドパイプ31の中途位置31cを起点として、図7に示すように、上方向または下方向に湾曲する。即ち、湾曲部10は、図7に示すように、湾曲半径r1よりも大きな湾曲半径r2で湾曲する。
尚、上述したように、第2のガイドパイプ31が、第2の湾曲部位13内に位置する第2のワイヤ30の全ての部位の外周を被覆していない。即ち、第1の長さL1だけ被覆して、第2の長さL2を被覆していない。
理由としては、仮に、第2のガイドパイプ31の先端が、中間口金12に位置し、第2の湾曲部位13内に位置する第2のワイヤ30の部位の全ての外周が第2のガイドパイプ31によって被覆されていると、例えば上方向に第1の湾曲部位11及び第2の湾曲部位13を湾曲させるため、上方向湾曲用の第2のワイヤ30を牽引すると、この上方向湾曲用の第2のワイヤ30の外周に被覆された第2のガイドパイプ31の先端が、最も後方に位置するワイヤ受け22bに干渉してしまった結果、上方向への湾曲が出来なくなってしまうことを防ぐためである。
また、第2のガイドパイプ31によって、第2のワイヤ30の円周方向の位置を規定できるのであれば、ワイヤ受け22bを設けずに、中途位置31cが連結口金14に固定された状態で、第2のガイドパイプ31の先端を固定せずに、第2のワイヤ30の先端まで、即ち、第1の湾曲部位11内に位置する第2のワイヤ30の外周にも第2のガイドパイプ31を被覆する構成も考えられる。
ところが、ガイドパイプは、ワイヤ受けよりも位置規制力が弱いため、この構成だと、第1の湾曲部位11及び第2の湾曲部位13内において、第2のワイヤ30が円周方向にずれてしまう可能性が有り、狙った方向に湾曲部10を湾曲できなくなってしまう可能性があるため好ましくない。
さらに、第2のガイドパイプ31の先端を、連結口金14に固定し、第2の湾曲部位13内に位置する第2のワイヤ30の位置を、ワイヤ受け22bで規定する構成であっても、第2の湾曲部位13を、第1の湾曲部位11とともに湾曲できるのではないかとも思われる。
しかしながら、例えば上方向湾曲用の第1のワイヤ20を牽引すると、第2の湾曲部位13内に位置する上方向湾曲用の第2のワイヤ30は操作部6側に押し込まれ、下方向湾曲用の第2のワイヤ30は先端側に引っ張られる。この時、操作部6側に押し込まれた上方向湾曲用の第2のワイヤ30には弛みが生じる。一方、先端側に引っ張られた下方向湾曲用の第2のワイヤ30には張力が掛かり、ワイヤ受け22bが設けられている湾曲駒13kに牽引力が発生する。
従って第2の湾曲部位13は、第1の湾曲部11の湾曲方向とは逆の下方向に湾曲することが、種々試作品による実験結果により判明した。そして図8に示すように、第1の湾曲部位11は上方向に湾曲しても第2の湾曲部位13のみ下方向に湾曲し、湾曲部が波打つような形状になり使用上好ましくない。この結果は発明者にも予見不可能な現象であり、この問題を解決するため発明者は鋭意検討を行い、本発明を想到した。
尚、本実施の形態において、第2のガイドパイプ31が第2の湾曲部位13内に位置する第2のワイヤ30を被覆することにより第2のワイヤ30の円周方向の位置を規定していても、上方向湾曲用の第1のワイヤ20を牽引した際、図8に示すような湾曲部が波打つ形状にならない。その理由を以下詳述する。
先ず、図2に示したように、第2のワイヤ30は最も先端の湾曲駒に接続されている。そして、ワイヤ受け22bと湾曲駒13kが接続されている場合、第2のワイヤ30に掛かった張力が湾曲駒13kに伝わる。ところが、本実施形態の場合、第2のガイドパイプ31と湾曲駒13kが接続されていないため、第2のワイヤ30に掛かった張力が湾曲駒13kに伝わらず第2の湾曲部位13は湾曲しない。
以上から、第2のガイドパイプ31は、中途位置31cが連結口金14に固定された状態で、第2のガイドパイプ31の先端を固定せずに、第2のガイドパイプ31の先端は、第2の湾曲部位13内において、可撓管部15の先端から第1の長さL1だけ前方に突出し、最も後方に位置するワイヤ受け22bから第2の長さL2だけ後方に位置していることが好ましい。
このように、本実施の形態においては、第1のワイヤ20の先端を、第1の湾曲部位11において最も前方に位置する湾曲駒11kに固定し、第1のワイヤ20の外周を被覆する第1のガイドパイプ21の先端を、中間口金12に固定すると示した。
また、第2のワイヤ30の先端を、第1の湾曲部位11において最も前方に位置する湾曲駒11kに固定し、第2のワイヤ30の外周を被覆する第2のガイドパイプ31の先端側の中途位置31cを、連結口金14に固定し、第2のガイドパイプ31の先端は、非固定状態において、可撓管部15の先端から第1の長さL1だけ前方に突出し、最も後方に位置するワイヤ受け22bから第2の長さL2だけ後方に位置していると示した。
このことによれば、第1のワイヤ20を牽引すれば、第1のガイドパイプ21の先端を起点として、第1の湾曲部位11のみを、上方向または下方向の2方向に湾曲半径r1で湾曲させることができる。また、第2のワイヤ30を牽引すれば、第2のガイドパイプ31の中途位置31cを起点として、第2の湾曲部位13を、第1の湾曲部位11とともに、第1の湾曲部位11の湾曲方向と同一方向に湾曲半径r1よりも大きな湾曲半径r2で湾曲させることができる。
即ち、レバー2を操作するか、またはノブ3、4を操作するかの1回の操作で、湾曲部10の湾曲半径を可変することができることから、1回の操作で自由に湾曲部10の湾曲半径を可変することができ、挿入部5の挿入性を向上させることのできる構成を有する内視鏡1を提供することができる。
尚、以下、変形例を示す。
本実施の形態においては、挿入部5内において、第1のワイヤ20は、円周方向に180°ずれて2本挿入されているとともに、第2のワイヤ30は、円周方向に90°ずれて4本挿入されている構成を有している。このことにより、第1の湾曲部位11は、第1のワイヤ20によって2方向に湾曲自在となり、第2の湾曲部位13は、第2のワイヤ30によって、第1の湾曲部位11とともに4方向に湾曲自在となっていると示した。
本実施の形態においては、挿入部5内において、第1のワイヤ20は、円周方向に180°ずれて2本挿入されているとともに、第2のワイヤ30は、円周方向に90°ずれて4本挿入されている構成を有している。このことにより、第1の湾曲部位11は、第1のワイヤ20によって2方向に湾曲自在となり、第2の湾曲部位13は、第2のワイヤ30によって、第1の湾曲部位11とともに4方向に湾曲自在となっていると示した。
これに限らず、挿入部5内において、第1のワイヤ20は、円周方向に90°ずれて4本挿入されているとともに、第2のワイヤ30は、円周方向に180°ずれて2本挿入されていることにより、第1の湾曲部位11は、第1のワイヤ20によって4方向に湾曲自在となり、第2の湾曲部位13は、第2のワイヤ30によって、第1の湾曲部位11とともに2方向に湾曲自在となっていても構わない。
さらに、挿入部5内において、第1のワイヤ20は、円周方向に90°ずれて4本挿入されているとともに、第2のワイヤ30も、本実施の形態と同様に、円周方向に90°ずれて4本挿入されていることにより、第1の湾曲部位11は、第1のワイヤ20によって4方向に湾曲自在となり、第2の湾曲部位13も、第2のワイヤ30によって、第1の湾曲部位11とともに4方向に湾曲自在となっていても構わない。
本出願は、2010年3月12日に日本国に出願された特願2010−056425号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものである。
本発明の一態様の内視鏡は、被検体内に挿入される細長な挿入部と、前記挿入部に設けられた、単独で湾曲自在な第1の湾曲部位と、該第1の湾曲部位の基端側に連設された、前記第1の湾曲部位とともに該第1の湾曲部位の湾曲方向と同一方向に湾曲自在な第2の湾曲部位とを有する湾曲部と、前記挿入部において、前記湾曲部の基端側に連設された可撓管部と、前記挿入部内に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位の先端に固定された、牽引によって前記第1の湾曲部位のみを湾曲させる第1のワイヤと、前記第1のワイヤが前記挿入部の挿入方向に対して進退自在に内部に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位と前記第2の湾曲部位との間に固定された第1のガイドパイプと、前記挿入部内に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位の前記先端に固定された牽引によって前記第2の湾曲部位を前記第1の湾曲部位と連動して湾曲させる第2のワイヤと、前記第2のワイヤが前記挿入方向に対して進退自在に内部に挿通された、一部が前記第2の湾曲部位と前記可撓管部との間に固定されるとともに、先端が前記第2の湾曲部位内において、非固定状態で前記可撓管部の先端から第1の長さだけ前記挿入方向前方に突出して位置する第2のガイドパイプと、を具備している。
このように、湾曲部が2つ設けられておれば、湾曲半径を小さくしたい場合は、第1の湾曲部のみを湾曲させ、湾曲半径を大きくしたい場合には、第1の湾曲部とともに第2の湾曲部も第1の湾曲部と同一方向に湾曲させれば良いことから、自由に湾曲半径を可変することができるため、挿入部の挿入性が向上される。
しかしながら、日本国特開2006−320501号公報に開示された内視鏡においては、湾曲半径を大きくするためには、第1の湾曲部を湾曲させる第1のワイヤを牽引するとともに、第2の湾曲部を湾曲させる第2のワイヤを牽引する2回の操作が必要となってしまうことから、操作が煩雑であるといった問題があった。よって、1回の操作で、自由に湾曲半径が可変できる構成を有する内視鏡が望まれていた。
このような事情に鑑み、図9に示すように、各第2のワイヤ130の先端を、湾曲駒101kの内、最も先端側に位置する湾曲駒101kに固定することによって、いずれか一方の第2のワイヤ130を牽引することにより、1回の操作で第1の湾曲部101とともに第2の湾曲部103を同一方向に湾曲させる構成も考えられるが、図9においては、各第2のガイドパイプ131の先端が連結口金104に固定されていることから、いずれか一方の第2のワイヤ130を牽引すると、第2の湾曲部103が第1の湾曲部101とは逆方向に湾曲してしまい湾曲部100が波打って蛇行してしまうといった問題があった。
よって、以上のような問題なく、1回の操作で自由に湾曲部の湾曲半径が可変できる構成を有する内視鏡が望まれていた。
しかしながら、日本国特開2006−320501号公報に開示された内視鏡においては、湾曲半径を大きくするためには、第1の湾曲部を湾曲させる第1のワイヤを牽引するとともに、第2の湾曲部を湾曲させる第2のワイヤを牽引する2回の操作が必要となってしまうことから、操作が煩雑であるといった問題があった。よって、1回の操作で、自由に湾曲半径が可変できる構成を有する内視鏡が望まれていた。
このような事情に鑑み、図9に示すように、各第2のワイヤ130の先端を、湾曲駒101kの内、最も先端側に位置する湾曲駒101kに固定することによって、いずれか一方の第2のワイヤ130を牽引することにより、1回の操作で第1の湾曲部101とともに第2の湾曲部103を同一方向に湾曲させる構成も考えられるが、図9においては、各第2のガイドパイプ131の先端が連結口金104に固定されていることから、いずれか一方の第2のワイヤ130を牽引すると、第2の湾曲部103が第1の湾曲部101とは逆方向に湾曲してしまい湾曲部100が波打って蛇行してしまうといった問題があった。
よって、以上のような問題なく、1回の操作で自由に湾曲部の湾曲半径が可変できる構成を有する内視鏡が望まれていた。
本発明の一態様の内視鏡は、被検体内に挿入される細長な挿入部と、前記挿入部に設けられた、単独で湾曲自在な第1の湾曲部位と、該第1の湾曲部位の基端側に連設された、前記第1の湾曲部位とともに該第1の湾曲部位の湾曲方向と同一方向に湾曲自在な第2の湾曲部位とを有する湾曲部と、前記挿入部において、前記湾曲部の基端側に連設された可撓管部と、前記挿入部内に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位の先端に固定された、牽引によって前記第1の湾曲部位のみを湾曲させる少なくとも一対の第1のワイヤと、前記第1のワイヤが前記挿入部の挿入方向に対して進退自在に内部に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位と前記第2の湾曲部位との間に固定された第1のガイドパイプと、前記挿入部内に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位の前記先端に固定された牽引によって前記第2の湾曲部位を前記第1の湾曲部位と連動して湾曲させるとともに少なくとも一部が前記第1のワイヤに対して円周方向に並んで配置される第2のワイヤと、前記第2のワイヤが前記挿入方向に対して進退自在に内部に挿通された、一部が前記第2の湾曲部位と前記可撓管部との間に固定されるとともに、先端が前記第2の湾曲部位内において、非固定状態で前記可撓管部の先端から第1の長さだけ前記挿入方向前方に突出して位置するとともに前記第1の湾曲部位と前記第2の湾曲部位との間から前記挿入方向の後方に位置する第2のガイドパイプと、を具備している。
Claims (8)
- 被検体内に挿入される細長な挿入部と、
前記挿入部に設けられた、単独で湾曲自在な第1の湾曲部位と、該第1の湾曲部位の基端側に連設された、前記第1の湾曲部位とともに該第1の湾曲部位の湾曲方向と同一方向に湾曲自在な第2の湾曲部位とを有する湾曲部と、
前記挿入部において、前記湾曲部の基端側に連設された可撓管部と、
前記挿入部内に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位の先端に固定された、牽引によって前記第1の湾曲部位のみを湾曲させる第1のワイヤと、
前記第1のワイヤが前記挿入部の挿入方向に対して進退自在に内部に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位と前記第2の湾曲部位との間に固定された第1のガイドパイプと、
前記挿入部内に挿通された、先端が前記第1の湾曲部位の前記先端に固定された牽引によって前記第2の湾曲部位を前記第1の湾曲部位と連動して湾曲させる第2のワイヤと、
前記第2のワイヤが前記挿入方向に対して進退自在に内部に挿通された、一部が前記第2の湾曲部位と前記可撓管部との間に固定されるとともに、先端が前記第2の湾曲部位内において、前記可撓管部の先端から第1の長さだけ前記挿入方向前方に突出して位置する第2のガイドパイプと、
を具備していることを特徴とする内視鏡。 - 前記第1の湾曲部位内において、前記第2のワイヤは、ワイヤ受けによって円周方向の位置が規定されており、
前記ワイヤ受けは、前記第2のガイドパイプの前記先端から、第2の長さだけ前記挿入方向前方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 前記挿入部内において、前記第1のワイヤ及び第1のガイドパイプは、円周方向に180°ずれて2本挿通されているとともに、前記第2のワイヤ及び第2のガイドパイプは、前記円周方向に90°ずれて4本挿通されていることにより、前記第1の湾曲部位は、前記第1のワイヤによって単独で2方向に湾曲自在となり、前記第2の湾曲部位は、前記第2のワイヤによって、前記第1の湾曲部位とともに4方向に湾曲自在となっていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
- 前記挿入部内において、前記第1のワイヤ及び第1のガイドパイプは、円周方向に180°ずれて2本挿通されているとともに、前記第2のワイヤ及び第2のガイドパイプは、前記円周方向に90°ずれて4本挿通されていることにより、前記第1の湾曲部位は、前記第1のワイヤによって単独で2方向に湾曲自在となり、前記第2の湾曲部位は、前記第2のワイヤによって、前記第1の湾曲部位とともに4方向に湾曲自在となっていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
- 前記挿入部内において、前記第1のワイヤ及び第1のガイドパイプは、円周方向に90°ずれて4本挿通されているとともに、前記第2のワイヤ及び第2のガイドパイプは、前記円周方向に180°ずれて2本挿通されていることにより、前記第1の湾曲部位は、前記第1のワイヤによって単独で4方向に湾曲自在となり、前記第2の湾曲部位は、前記第2のワイヤによって、前記第1の湾曲部位とともに2方向に湾曲自在となっていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
- 前記挿入部内において、前記第1のワイヤ及び第1のガイドパイプは、円周方向に90°ずれて4本挿通されているとともに、前記第2のワイヤ及び第2のガイドパイプは、前記円周方向に180°ずれて2本挿通されていることにより、前記第1の湾曲部位は、前記第1のワイヤによって単独で4方向に湾曲自在となり、前記第2の湾曲部位は、前記第2のワイヤによって、前記第1の湾曲部位とともに2方向に湾曲自在となっていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
- 前記挿入部内において、前記第1のワイヤ及び第1のガイドパイプは、円周方向に90°ずれて4本挿通されているとともに、前記第2のワイヤ及び第2のガイドパイプは、前記円周方向に90°ずれて4本挿通されていることにより、前記第1の湾曲部位は、前記第1のワイヤによって単独で4方向に湾曲自在となり、前記第2の湾曲部位は、前記第2のワイヤによって、前記第1の湾曲部位とともに4方向に湾曲自在となっていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
- 前記挿入部内において、前記第1のワイヤ及び第1のガイドパイプは、円周方向に90°ずれて4本挿通されているとともに、前記第2のワイヤ及び第2のガイドパイプは、前記円周方向に90°ずれて4本挿通されていることにより、前記第1の湾曲部位は、前記第1のワイヤによって単独で4方向に湾曲自在となり、前記第2の湾曲部位は、前記第2のワイヤによって、前記第1の湾曲部位とともに4方向に湾曲自在となっていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
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