JPWO2010150380A1 - ガイド層分離型の光記録媒体、光記録媒体ドライブ装置及び記録層アクセス方法 - Google Patents

ガイド層分離型の光記録媒体、光記録媒体ドライブ装置及び記録層アクセス方法 Download PDF

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Abstract

ガイドトラックが形成されたガイド層と複数の記録層とが分離して積層され、ガイドトラック上に前記記録層の位置情報を示す記録層毎の層位置情報領域が前記ガイド層の互いに異なる範囲に形成され、前記記録層は、前記ガイドトラックに沿った記録トラック上に所定の信号を記録したプリフォーマット領域を有し、前記各記録層における前記プリフォーマット領域は前記層位置情報領域に対応する領域に設けられたガイド層分離型の光記録媒体。記録再生光学系によるプリフォーマット領域からの反射光の検出レベルに基づいて再生信号を得たか否かを判別し、サーボ光学系による層位置情報領域からの反射光の検出レベルに基づいて複数の記録層のいずれか1の記録層の位置情報を得て、再生信号の判別結果及び位置情報に応じて第2レーザビームを複数の記録層のうちの所望の記録層にアクセスさせる光記録媒体ドライブ装置及び記録層アクセス方法。

Description

本発明は、多記録層を有するガイド層分離型の光記録媒体、その記録媒体用の光記録媒体ドライブ装置及び記録層アクセス方法に関する。
多数の記録層を備える光ディスクとしては、記録層毎に記録層とガイド層とが同一の層に形成されたガイド層一体型のディスクと、各記録層とガイド層とが分離形成されたガイド層分離型のディスクとが知られている。ガイド層は位置(アドレス)情報を含むサーボ用の案内構造又は信号がガイドトラックとして形成されている層である。
ガイド層一体型のディスクの場合には、記録層の情報が記録されていない未記録部分であってもその記録層と一体のガイドトラックを用いてトラッキング制御が可能であり、ガイドトラックによって定められたトラックに情報を記録することができる(特許文献1及び2参照)。また、単一のレーザビームで情報の記録再生が可能であるという利点もある。
一方、ガイド層分離型のディスクの場合には、ガイド層からガイドトラックを読み取るためのサーボ用のレーザビームと、記録層に対して情報を書き込む又は記録情報を読み取るための記録再生用のレーザビームとが必要となり、1つの記録層への情報記録時には、サーボ用のレーザビームの焦点位置をトラッキング制御によりガイド層のガイドトラック上を移動させつつ記録再生用のレーザビームを1つの記録層に対して集光させて情報を書き込むことが行われる(特許文献3参照)。このため、サーボ用のレーザビームをガイド層に照射してその反射光を検出するためのサーボ光学系と、サーボ光学系と同一の対物レンズを用いて記録再生用のレーザビームを記録層に照射してその反射光を検出するための記録再生光学系とが光ディスクドライブ装置には備えられている。このガイド層分離型のディスクの場合、簡単な構造の記録層を積層する構造であるので製造が容易で光ディスクの製造コストを低く抑えることができる。また、ガイド層一体型のディスクよりも記録層の多層化が容易であるため記録容量を大きくすることができるという利点がある。
多数の記録層を備える光ディスクに情報を記録する又は記録された情報を再生するときには記録又は再生すべき所望の記録層に早急にアクセスすることが必要となる。すなわち、ガイド層一体型のディスクの場合には単一のレーザビームがほぼ合焦した記録層が所望の記録層であること、ガイド層分離型のディスクの場合には記録再生用のレーザビームがほぼ合焦した記録層が所望の記録層であることを早急に判別することが必要となる。なお、記録層にアクセスするとはレーザビームをフォーカスサーボによって所望の記録層に合焦させるまでの一連の動作をいう。
特許文献1には、光ディスクの各記録層のアドレス等を含むプレフォーマットが各記録層間で同一なものは、各記録層間のプレフォーマットの配置をディスク回転方向に相互にずらせて構成し、記録再生時、基準記録層からの位相のずれ量を検出することで、現在アクセスしている記録層がいずれの記録層なのかを検出することが示されている。
また、特許文献2には、光ディスクの各記録層の一部に、フォーカスサーボの引き込みが可能な程度の高反射率を有する反射膜形成部を形成し、各記録層の反射膜形成部は、各々異なる位置に配置されることが示されている。
特開2002−334448号公報 特開2005−122862号公報 特開平4−301226号公報
ガイド層分離型のディスクの場合には、引用文献3には示されていないが、例えば、サーボ用のレーザビームが対物レンズによってガイド層に合焦したときに記録再生光学系に備えられたビームエキスパンダを記録層毎に予め定められた状態に調整を行って記録再生用のレーザビームを所望の記録層にフォーカスジャンプさせて合焦させることが行われている。しかしながら、トラックが形成されていない未記録の記録層からはアドレスを参照することができないので、従来のドライブ装置には所望の記録層に確実にアクセスしたことを判定する構成がないという問題があった。また、記録済みの記録層へのアクセスにおいても、データの再生を行ってアドレスを確認する作業を繰り返す必要があるため、所望の記録層へのアクセスに時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題には、上記の欠点が一例として挙げられ、所望の記録層に早急にアクセスしてそれを確認することができるガイド層分離型の光記録媒体、光記録媒体ドライブ装置及び記録層アクセス方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明のガイド層分離型の光記録媒体は、ガイドトラックが形成されたガイド層と複数の記録層とが分離して積層されたガイド層分離型の光記録媒体であって、前記ガイドトラック上に前記記録層の位置情報を示す記録層毎の層位置情報領域が前記ガイド層の互いに異なる範囲に形成され、前記記録層は、前記ガイドトラックに沿った記録トラック上に所定の信号を記録したプリフォーマット領域を有し、前記各記録層における前記プリフォーマット領域は前記層位置情報領域に対応する領域に設けられたことを特徴としている。
請求項4に係る発明の光記録媒体ドライブ装置は、ガイドトラックが形成されたガイド層と複数の記録層とが分離して積層されたガイド層分離型の光記録媒体であって、前記ガイドトラック上に前記記録層の位置情報を示す記録層毎の層位置情報領域が前記ガイド層の互いに異なる範囲に形成され、前記記録層は、前記ガイドトラックに沿った記録トラック上に所定の信号を記録したプリフォーマット領域を有し、前記各記録層における前記プリフォーマット領域は前記層位置情報領域に対応する領域に設けられたガイド層分離型の光記録媒体のドライブ装置であって、サーボ用の第1レーザビームを対物レンズを介して前記光記録媒体に照射して前記ガイド層からの反射光の検出を行うサーボ光学系と、記録又は再生用の第2レーザビームを前記対物レンズを介して前記光記録媒体に照射して前記複数の記録層のいずれか1の記録層からの反射光の検出を行う記録再生光学系と、前記記録再生光学系による前記プリフォーマット領域からの反射光の検出レベルに基づいて再生信号を得たか否かを判別する再生信号判別手段と、前記サーボ光学系による前記層位置情報領域からの反射光の検出レベルに基づいて前記複数の記録層のいずれか1の記録層の位置情報を得る情報読取手段と、前記再生信号判別手段の判別結果及び前記情報読取手段による読み取り位置情報に応じて前記第2レーザビームを前記複数の記録層のうちの所望の記録層にアクセスさせる制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項7に係る発明の記録層アクセス方法は、ガイドトラックが形成されたガイド層と複数の記録層とが分離して積層されたガイド層分離型の光記録媒体であって、前記ガイドトラック上に前記記録層の位置情報を示す記録層毎の層位置情報領域が前記ガイド層の互いに異なる範囲に形成され、前記記録層は、前記ガイドトラックに沿った記録トラック上に所定の信号を記録したプリフォーマット領域を有し、前記各記録層における前記プリフォーマット領域は前記層位置情報領域に対応する領域に設けられたガイド層分離型の光記録媒体にサーボ用の第1レーザビームを対物レンズを介して照射して前記ガイド層からの反射光の検出を行うサーボ光学系と、記録又は再生用の第2レーザビームを前記対物レンズを介して前記光記録媒体に照射して前記複数の記録層のいずれか1の記録層からの反射光の検出を行う記録再生光学系と、を備えた光記録媒体ドライブ装置の記録層アクセス方法であって、前記記録再生光学系による前記プリフォーマット領域からの反射光の検出レベルに基づいて再生信号を得たか否か判別する再生信号判別ステップと、前記サーボ光学系による前記層位置情報領域からの反射光の検出レベルに基づいて前記複数の記録層のいずれか1の記録層の位置情報を得る情報読取ステップと、前記再生信号判別ステップの判別結果及び前記情報読取ステップによる読み取り位置情報に応じて前記第2レーザビームを前記複数の記録層のうちの所望の記録層にアクセスさせる制御ステップと、を備えることを特徴としている。
請求項1に係る発明の光記録媒体によれば、ガイドトラック上に記録層の位置情報を示す記録層毎の層位置情報領域がガイド層の互いに異なる範囲に形成され、記録層毎に層位置情報領域と対応するプリフォーマット領域が形成されているので、ガイド層の層位置情報領域の読み取りにより所望の記録層の位置情報が得られるときプリフォーマット領域の再生信号の有無に応じて所望の記録層に対してアクセスしたことを判別することができる。よって、かかる光記録媒体を用いることにより所望の記録層に早急にアクセスしてそれを確認することができる。
請求項4に係る発明の光記録媒体ドライブ装置及び請求項7に係る発明の記録層アクセス方法によれば、記録再生光学系による光記録媒体のプリフォーマット領域からの反射光の検出レベルに基づいて再生信号を得ると共にサーボ光学系による光記録媒体の層位置情報領域からの反射光の検出レベルに基づいて複数の記録層のいずれか1の記録層の位置情報を得るので、ガイド層の層位置情報領域の読み取りにより所望の記録層の位置情報が得られるときプリフォーマット領域の再生信号の有無に応じて所望の記録層に対してアクセスしてことを判別することができる。よって、かかる光記録媒体ドライブ装置及び記録層アクセス方法を用いることにより所望の記録層に早急にアクセスしてそれを確認することができる。
本発明のガイド層分離型の光ディスクの各層を示す図である。 図1の光ディスクの一部断面を示す図である。 本発明の光ディスクドライブ装置の構成を示す図である。 図1の光ディスクの所望の記録層についてのアクセス動作を示すフローチャートである。 図4のアクセス動作時の記録層フォーカス制御信号、記録層フォーカスエラー信号、及び再生信号の変化を示す波形図である。 本発明の他の実施例としてガイド層分離型の光ディスクの各層を示す図である。 図6のディスクの一部断面を示す図である。 図6の光ディスクの所望の記録層についてのアクセス動作を示すフローチャートである。 図8のアクセス動作時の記録層フォーカス制御信号、記録層フォーカスエラー信号、及び再生信号の変化を示す波形図である。 本発明の他の実施例としてガイド層分離型の光ディスクの各層を示す図である。 本発明の他の実施例としてガイド層分離型の光ディスクの各層を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の光記録媒体の第1の実施例として3つの記録層を有する光ディスク10を示している。この光ディスク10は、図2に示すようにガラス基板1と、ガイド層GLと、3つの記録層L0〜L2と、中間層2と、保護層3とによる積層構造となっている。ガイド層GLは基板1上に形成されており、反射膜からなる。記録層L0〜L2はそれぞれ半透過反射膜および記録膜からなり、ガイド層GL側からその順に形成されている。中間層2は紫外線硬化樹脂からなり、ガイド層GL及び記録層L0〜L2各々の間に形成されている。ガイド層GLの反射膜は金属、例えばAuからなり、記録層L0〜L2の記録膜は有機材料、例えば、アゾ色素からなり、半透過反射膜は誘電体、例えば、NbやTiOからなる。保護層3は記録層L2上に形成され、レーザ光が入射するディスク表面をなす。光ディスク10の中央には貫通したクランプ孔4が形成されている。
ガイド層GLには全面に亘ってガイドトラックが形成され、そのガイドトラックにはアドレス情報が記録されている。
図1(a)に示すように、ガイド層GLの最内周からディスク半径方向に所定の距離までのガイドトラックの形成範囲においては、記録層L0〜L2に対応した環状の層位置情報領域GT0〜GT2が連続的に形成されている。層位置情報領域GT0〜GT2各々には10トラック程のガイドトラックが含まれている。層位置情報領域GT0には記録層L0に関するアドレス情報が記録され、層位置情報領域GT1には記録層L1に関するアドレス情報が記録され、層位置情報領域GT2には記録層L2に関するアドレス情報が記録されている。
図1(b)に示すように、記録層L0にはディスク半径方向において層位置情報領域GT0と層上の同一位置に環状のプリフォーマット領域RL0が形成され、記録層L1には半径方向において層位置情報領域GT1と同一位置に環状のプリフォーマット領域RL1が形成され、記録層L2にはディスク半径方向において層位置情報領域GT2と同一位置に環状のプリフォーマット領域RL2が形成されている。プリフォーマット領域RL0〜RL2各々に形成されたトラックには、その層に関する情報が予め記録されている。その層に関する情報としては、例えば、アドレス(層ナンバー)、TOC、再生信号等のゲイン・オフセット調整値、可動エキスパンダレンズ等による収差補正値、ライトストラティジ、記録・未記録境界位置がある。
図3は、本発明による光ディスクドライブ装置の構成を示している。この光ディスクドライブ装置は、上記の光ディスク10に対して情報の記録/再生を光学的に行うものであり、ディスク駆動系、光学系と、信号処理系とからなる。
ディスク駆動系は光ディスク10をクランプ機構6によって挟み込むように保持してそれをスピンドルモータ7によって回転させる構造を備えている。
光学系は更にサーボ光学系と記録再生光学系とに分けられる。
サーボ光学系は、光源11、コリメータレンズ12、ビームスプリッタ13、ダイクロイックプリズム14、波長板15、対物レンズ16、集光レンズ17、及び光検出器18を備えている。
光源11は波長660nmのサーボ用のレーザビーム(第1のレーザビーム)を出射する半導体レーザ素子である。光源11は図示しないサーボ用光源駆動部によって駆動される。コリメータレンズ12は光源11によって出射されたサーボ用のレーザビームを平行光に変換してビームスプリッタ13に供給する。ビームスプリッタ13はコリメータレンズ12から供給された平行レーザビームをそのままダイクロイックプリズム14に供給する。ダイクロイックプリズム14は反射・透過特性が光の波長により異なる合成面を有する合成プリズムであり、記録再生用のレーザビームの波長である405nm付近の波長に対しては反射し、ガイド用のレーザビーム、すなわちガイド光の波長である660nm付近の波長に対しては透過となる特性を持っている。よって、ダイクロイックプリズム14はビームスプリッタ13から入射したサーボ用のレーザビームをそのまま波長板15に供給する。
波長板15はレーザビームが光ディスク10への往路と光ディスク10からの復路とで2度通過し、それによりビームの偏光の向きを90度変化させる。これはビームスプリッタ13の分離面へのダイクロイックプリズム14側からの戻り記録再生光をs偏光にすることである。よって、復路のビームに対してビームスプリッタ13が反射の作用をすることとなる。このことは後述の記録再生光学系のビームスプリッタ23における戻り記録再生光についても同様である。また、波長板15は広帯域のものが使用され、少なくとも光源11の出射ビーム波長と光源11の出射ビーム波長に対して1/4波長板として作用する。
対物レンズ16は光軸方向への移動を行うためのフォーカスアクチュエータ16aと、光軸に垂直な方向への移動を行うためのトラッキングアクチュエータ16bとを備え、フォーカス方向及びトラッキング方向への微動を電気的に制御することができるようになっている。
対物レンズ16はフォーカスアクチュエータ16aによりサーボ用のレーザビームを光ディスク10のガイド層に収束させることができ、同時に記録又は再生用のレーザビームを複数の記録層L0〜L2のいずれか1の記録層に合焦させることができる。また、トラッキングアクチュエータ16bによりそのガイド層GLのガイドトラック上にサーボ用のレーザビームの光スポットを位置させることができ、同時にその1の記録層においてガイドトラックに対応した位置に記録又は再生用のレーザビームの光スポットを照射させることができる。
光ディスク10のガイド層で反射したサーボ用のレーザビームは対物レンズ16、そして波長板15を介して平行光のレーザビームとしてダイクロイックプリズム14に戻る。ダイクロイックプリズム14はその反射のサーボ用のレーザビームをそのままビームスプリッタ13に供給する。ビームスプリッタ13はダイクロイックプリズム14からのレーザビームをその入射に対してほぼ90度の角度で反射して集光レンズ24に供給する。集光レンズ17は反射のサーボ用のレーザビームを光検出器18の受光面に集光させてそこにスポットを形成させる。光検出器18は例えば、4分割の受光面を有し、分割面毎に受光強度に応じたレベルの電圧信号を生成する。
記録再生光学系は、サーボ光学系のダイクロイックプリズム14、波長板15、対物レンズ16を共用し、その他に光源21、コリメータレンズ22、ビームスプリッタ23、ビームエキスパンダ24、集光レンズ25、及び光検出器26を備えている。
光源21は波長405nmの記録又は再生用の青色レーザビーム(第2のレーザビーム)を出射する半導体レーザ素子である。光源21は図示しない記録再生用光源駆動部によって駆動される。光源21から出射されるレーザビームはp偏光となるように調整されている。コリメータレンズ22は光源21によって出射されたレーザビームを平行光に変換してビームスプリッタ23に供給する。ビームスプリッタ23は偏光ビームスプリッタ(PBS)であり、コリメータレンズ22からのレーザビーム入射面に対して45度の分離面を有し、コリメータレンズ22から供給されたp偏光の平行レーザビームを分離面をそのまま通過させてビームエキスパンダ24に供給する。
ビームエキスパンダ24はケプラー型のエキスパンダレンズからなり、第1及び第2の補正レンズ24a,24bを備え、第1の補正レンズ24aはアクチュエータ24cによって駆動され、光軸方向に移動可能にされている。初期状態では平行光で入射したときに平行光で出射するようにレンズ間隔が調整されている。補正レンズ24aを光軸方向に移動させることで、出射するビームが拡散光あるいは収束光へと変化し、それにより対物レンズ16で集光した記録再生用ビームのサーボ用ビームに対する焦点差を与え、かつ、球面収差を与えることができる。すなわち、第1の補正レンズ24aの位置を変更することにより第1及び第2の補正レンズ24a,24b間の距離が変化して光ディスク10の記録層毎のフォーカス制御および球面収差補正が可能にされている。このビームエキスパンダ24に代わる球面収差補正手段としては、ガリレオ型のエキスパンダレンズや液晶素子がある。
ダイクロイックプリズム14は上記したように記録再生用のレーザビームの波長である405nm付近の波長に対しては反射するので、記録再生用のレーザビームは反射されて光ディスク10の方向へ向かうことになる。
対物レンズ16は上記のように記録又は再生用のレーザビームを複数の記録層L0〜L2のいずれか1の記録層に合焦させることができる。
光ディスク10のいずれかの記録層で反射した記録再生用のレーザビームは対物レンズ16、波長板15、ダイクロイックプリズム14、そしてビームエキスパンダ24を介して平行光のレーザビームとしてビームスプリッタ23に戻る。その反射レーザビームはs偏光となっているので、ビームスプリッタ23は反射レーザビームをその入射に対して分離面でほぼ90度の角度で反射して集光レンズ25に供給する。集光レンズ25は反射レーザビームを光検出器26の受光面に集光させてそこにスポットを形成させる。光検出器26は例えば、4分割の受光面を有し、分割面毎に受光強度に応じたレベルの電圧信号を生成する。
なお、上記の光学系は図示しない移送駆動部によって光ディスク10の半径方向に移動可能にされている。
信号処理系は、記録媒体回転制御部31、記録媒体回転駆動部32、ガイド層フォーカスエラー生成部33、ガイド層フォーカス制御部34、ガイド層トラッキングエラー生成部35、トラッキング制御部36、対物レンズ駆動部37、ガイド層再生信号生成部38、記録層フォーカスエラー生成部41、記録層フォーカス制御部42、ビームエキスパンダ駆動部43、記録層再生信号生成部44及びメインコントローラ45を備えている。
記録媒体回転制御部31はメインコントローラ45からの指令に応じて記録媒体回転駆動部32を制御する。記録媒体回転駆動部32は記録媒体駆動時にはモータ7を回転駆動して光ディスク10を回転させる。記録媒体回転駆動部32では光ディスク10を線速度一定で回転させるためにスピンドルサーボ制御が行われる。
ガイド層フォーカスエラー生成部33は光検出器18の出力電圧信号に応じてガイド層フォーカスエラー信号を生成する。そのフォーカスエラー信号の生成のためには例えば、非点収差法等の公知の信号生成方法を用いることができる。ガイド層フォーカスエラー信号はサーボ用ビームのフォーカス位置がガイド層GLにあるときゼロレベルとなるS字特性の信号である。
ガイド層フォーカス制御部34はメインコントローラ45からの指令に応じて制御動作し、フォースサーボ制御時にはガイド層フォーカスエラー信号がゼロレベルになるようにフォーカス制御信号を生成する。フォーカス制御信号は対物レンズ16によるフォーカス部分の制御のために対物レンズ駆動部37に供給される。
ガイド層トラッキングエラー生成部35は光検出器18の出力電圧信号に応じてガイド層トラッキングエラー信号を生成する。ガイド層トラッキングエラー信号はガイド用のレーザビームのガイド層GLへの集光スポット位置のガイドトラック中心からの誤差を示す信号である。ガイド層トラッキングエラー生成部35の出力にはトラッキング制御部36が接続されている。トラッキング制御部36はメインコントローラ45からの指令に応じてトラッキングサーボ制御を行い、ガイド層トラッキングエラー生成部35によって生成されたガイド層トラッキングエラー信号を入力し、対物レンズ16によるトラッキング部分の制御のために対物レンズ駆動部37に対してトラッキング制御信号を供給する。トラッキング制御信号はガイドトラッキングエラー信号がゼロレベルになるように生成される。
対物レンズ駆動部27はガイド層フォーカス制御部34からのフォーカス制御信号に応じてフォーカスアクチュエータ16aを駆動し、対物レンズ16を光軸方向に移動させることによりサーボ用ビームを集光し、ガイド層GL上にビームスポットを結ばせる。また、対物レンズ駆動部27はトラッキング制御部36からのトラッキング制御信号に応じてトラッキングアクチュエータ16bを駆動し、対物レンズ16を光軸に垂直な光ディスク10の半径方向に移動させ、ガイド層GLのガイドトラックにサーボ用ビームスポットを沿わせて追従させる。
ガイド層再生信号生成部38は光検出器18の出力電圧信号に応じてガイドトラックの記録データを読み出してそのアドレス情報を生成する。アドレス情報は、記録されている層との対応をとるのに利用される。
記録層フォーカスエラー生成部41は、光検出器26の出力電圧信号に応じて記録層フォーカスエラー信号を生成する。その記録層フォーカスエラー信号の生成のためには例えば、非点収差法等の公知の信号生成方法を用いることができる。記録層フォーカスエラー信号は記録再生用ビームのフォーカス位置が記録層L0〜L2各々にあるときにゼロレベルとなるS字特性の信号である。記録層フォーカスエラー信号生成部41の出力には記録層フォーカス制御部42が接続されている。記録層フォーカス制御部42は記録層フォーカスエラー信号に応じて制御のためにビームエキスパンダ駆動部43に記録層フォーカス制御信号を供給する。記録層フォーカス駆動信号は記録層フォーカスエラー信号がゼロレベルになるように生成される。
ビームエキスパンダ駆動部43は記録層フォーカス制御信号に応じてアクチュエータ24cを駆動してビームエキスパンダの補正レンズ24a,24b間の距離を変えることにより対物レンズ16に向かうビームの拡散・収束を調整し、光軸上におけるサーボ用ビームの集光位置に対する記録再生用ビームの集光位置を変化させる。すなわち、記録層フォーカス制御信号として所望の記録層に対応する電圧レベルをビームエキスパンダ駆動部43に供給することにより、ガイド層GLに対して所望の距離だけ離れたいずれか1の記録層に記録再生用ビームを集光させる。
記録層再生信号生成部44は光検出器26の出力電圧信号に応じていずれか1の記録層に記録してある信号を再生する。
メインコントローラ45は、記録媒体制御部31によるディスク回転制御のオンオフ、ガイド層フォーカス制御部34によるフォーカスサーボ制御のオンオフ、トラッキング制御部36によるトラッキングサーボ制御のオンオフ、及び記録層フォーカス制御部42によるフォーカスサーボ制御のオンオフを制御する。
かかる構成の光ディスクドライブ装置においては、情報を光ディスク10のいずれかの記録層に記録する記録モードと、光ディスク10の記録層に記録された情報を再生する再生モードとがある。
次に、かかる光ディスクドライブ装置の記録モードにおいて、光ディスク10の所望の記録層に情報を記録する際の記録再生用レーザビームの所望の記録層へのアクセス動作について説明する。
メインコントローラ45は操作部(図示せず)からの記録指令に応じて記録モードの動作を開始し、図4に示すように、先ず、記録媒体回転制御部31に回転開始指令を行って光ディスク10を回転駆動させ(ステップS1)、上記した記録再生用光源駆動部及びガイド用光源駆動部に対して発光駆動指令を発生する(ステップS2)。サーボ用光源駆動部は光源11を駆動してサーボ用のレーザビームを発射させ、記録再生用光源駆動部は光源21を再生用パワーにて駆動して再生用のレーザビームを発射させる。なお、ステップS1及びS2は既に光ディスク10が回転駆動され、光源11及び21が発光駆動されている場合には省略される。
メインコントローラ45は、ガイド層フォーカス制御部34にフォーカスサーボ制御のオンを指令し、トラッキング制御部36にトラッキングサーボ制御のオンを指令する(ステップS3)。フォーカスサーボ制御のオンにより、サーボ光学系、ガイド層フォーカスエラー生成部33、ガイド層フォーカス制御部34及び対物レンズ駆動部37からなるフォーカスサーボループが形成されるので、ガイド層フォーカス制御部34はガイド層フォーカスエラー信号生成部33で生成されたフォーカスエラー信号がゼロレベルになるようにガイド層フォーカス制御信号を生成し、対物レンズ駆動部37によりフォーカスアクチュエータ16aが駆動される。よって、対物レンズ16の光軸方向における位置が制御されるので、サーボ用のレーザビームの焦点が光ディスク10のガイド層GLに位置し、ガイド層GL上に集光スポットが形成される。一方、トラッキングサーボ制御のオンにより、サーボ光学系、ガイド層トラッキングエラー生成部35、トラッキング制御部36及び対物レンズ駆動部37からなるトラッキングサーボループが形成されるので、トラッキング制御部36はガイド層トラッキングエラー生成部35で生成されたトラッキングエラー信号がゼロレベルになるようにトラッキング制御信号を生成し、対物レンズ駆動部37によりトラッキングアクチュエータ16bが駆動される。よって、対物レンズ16のディスク半径方向における位置が制御されるので、サーボ用のレーザビームの集光スポットが光ディスク10のガイド層GLのガイドトラック上に位置することになる。
メインコントローラ45はガイド層GLの現トラックのアドレスをガイド層再生信号生成部38の出力信号から読み取り(ステップS4)、読み取った現トラックアドレスに応じて所望の記録層(記録層L0〜L2のうちのいずれか1)に対応した層位置情報領域にサーボ用ビームのスポット光を移動させる(ステップS5)。所望の記録層が例えば、記録層L0であるならば、層位置情報領域GT0にサーボ用ビームのスポット光を移動させる。サーボ用ビームのスポット光は上記の移送駆動部を制御してジャンプ移動させることができる。
メインコントローラ45は、ステップS5の実行後、記録再生用のレーザビームの焦点が所望の記録層上に位置するように記録層フォーカス制御部42に対してサーチ指令を発する(ステップS6)。ステップS6のサーチ指令に応じて記録層フォーカス制御部42は先ず、アクチュエータ24cを駆動して補正レンズ24aをその移動範囲の一端から他端に向けて徐々に移動させるようにレベル変化する記録層フォーカス制御信号をビームエキスパンダ駆動部43に対して出力し、これにより補正レンズ24aの位置が所望の記録層に対応した位置に移動させることができる。記録再生用のレーザビームの焦点がいずれか1の記録層に位置すると、記録層フォーカスエラー信号生成部41から出力される記録層フォーカスエラー信号はゼロクロスする。
メインコントローラ45は、ステップS6の実行後、所望の記録層についての再生信号が得られているか否かを判別する(ステップS7)。記録再生用のレーザビームの焦点が正常に所望の記録層上に位置しているならば、その所望の記録層に形成されているプリフォーマット領域の記録情報が変調された再生信号として記録層再生信号生成部44から得られる。所望の記録層が例えば、記録層L0であるならば、サーボ用のレーザビームの集光スポットは層位置情報領域GT0内にあるとき、記録再生用のレーザビームは記録層L0のプリフォーマット領域RL0の記録情報を読み出すことになるので、記録層再生信号生成部44から再生信号が得られることになる。ここで、記録層L0以外の記録層上に記録再生用のレーザビームの集光スポットがほぼ位置しているならば、記録再生用のレーザビームはプリフォーマット領域を照射しないので、再生信号が得られない。これは図1及び図2に示したように、記録層L0〜L2各々のプリフォーマット領域の形成位置がディスク半径方向で互いに異なっていることによる。従って、ステップS7では再生信号が得られているか否かの判別によって記録再生用のレーザビームの焦点が所望の記録層にあることが判別されている。ここで、所望の記録層であるかどうかの判別は再生信号の有無により行われるため、プリフォーマット領域の記録データを読み出す必要はない。
図5はステップS6の実行により記録再生用のレーザビームの焦点が所望の記録層上に位置して再生信号が得られるまでの記録層フォーカス制御信号、記録層フォーカスエラー信号、及び再生信号の変化を示している。ここで、記録層フォーカス制御信号は補正レンズ24aの位置に対応したレベルとなっている。記録層フォーカスエラー信号は記録再生用のレーザビームの焦点が記録層を横切る際に振幅が生じ、その正の振幅と負の振幅との間のゼロクロス点は記録層上にその焦点があることを示している。この図5の例では2つの記録層を横切って所望の記録層に到達している。記録層についての再生信号は図5に示したように、記録再生用のレーザビームの焦点が層位置情報領域にあるときには複数の周波数を含む信号となる。この再生信号は記録再生用のレーザビームの焦点が未記録の記録層を横切る際にレベルを生じるので、その横切りの際の信号の周波数成分以外の所定の周波数成分のレベルが閾値以上となったとき所望の記録層のプリフォーマット領域の再生により得られたと判別することができる。そして、その判別は記録層のプリフォーマット領域の記録データを読み出す前に行うことができる。
メインコントローラ45は、ステップS7で再生信号が得られた場合には、記録層フォーカス制御部42にフォーカスサーボ制御のオンを指令する(ステップS8)。このフォーカスサーボ制御のオンにより、記録再生光学系、記録層フォーカスエラー生成部41、記録層フォーカス制御部42、及びビームエキスパンダ駆動部43からなるフォーカスサーボループが形成されるので、記録層フォーカス制御部42は記録層フォーカスエラー信号生成部41で生成されたフォーカスエラー信号がゼロレベルになるように記録層フォーカス制御信号を生成し、ビームエキスパンダ駆動部43によりアクチュエータ24cが駆動される。よって、補正レンズ24aの位置、すなわち、補正レンズ24a,24b間の距離が制御されるので、記録再生用のレーザビームの焦点が光ディスク10の所望の記録層に確実に位置することになる。
メインコントローラ45は、ステップS8の実行後、所望の記録層の未記録領域に対する記録動作に移行することになる。この記録動作は、ガイド層フォーカスサーボ及びガイド層トラッキングサーボがオンの状態で、上記のように所望の記録層への記録層フォーカスサーボがオンの状態で実行される。よって、サーボ用のレーザビームがガイド層GLのガイドトラックを追従する一方、所望の記録層に記録再生用のレーザビームが集光し、光源21を記録用パワー(上記の再生用パワーより大のパワー)で駆動して、記録データに応じて変調駆動させることにより記録が行われる。これにより、所望の記録層上にはガイド層GLのガイドトラックに沿って記録トラックが形成される。
かかる第1の実施例においては、光ディスク10のガイド層GLの層位置情報領域GT0〜GT2と記録層L0〜L2のプリフォーマット領域RL0〜RL2とは各々同一のディスク半径範囲で対応して位置し、それらの領域はプリフォーマットされている。よって、記録層の層位置情報領域の再生信号からアドレス読取を行う前にガイド層GLの層位置情報領域の再生信号に応じて各記録層の判別が可能であり、短時間で所望の記録層へのアクセスを行うことができる。また、記録層L0〜L2のプリフォーマット領域RL0〜RL2はガイド層GLのトラックに応じて形成されているので、ガイド層GLに対するトラッキングサーボ制御により記録再生用のレーザビームがプリフォーマット領域RL0〜RL2のトラックに対してほとんどずれることがない。これにより、プリフォーマット領域RL0〜RL2の幅を狭くしても問題なく記録層の判別が可能であり、更に、記憶層L0〜L2各々の未記録領域を十分に確保することができる。
所望の記録層のプリフォーマット領域へのアクセス直後にガイド層GLの層位置情報領域から情報が得られ、その所望の記録層に対するドライブ装置の初期調整や初期設定が行われることにより、安定的な記録又は再生を行うことができる。記録層毎に必要な情報をガイド層GLの層位置情報領域に記録しておくことにより記録層へのアクセスや情報を取り出すことを簡単にし、記録又は再生までに必要な時間を短縮する効果がある。
なお、ガイド層GLの層位置情報領域GT0〜GT2と記録層L0〜L2のプリフォーマット領域RL0〜RL2の記録方法については、プリフォーマッタによって出荷前に記録をしておいても良いし、ドライブ装置で光ディスクのフォーマット処理としてガイド層GL及び各記録層L0〜L2の記録を行っても良い。
また、上記の第1の実施例では、所望の記録層に対応するディスク半径方向のアドレス位置に移動を行ってから所望の記録層へのフォーカスサーチを行ったが、所定の半径位置で記録層へのフォーカスの引き込みを行い、記録層のプリフォーマット領域とガイド層のアドレスとの対応を判定し、記録再生用のレーザビームがどの記録層に合焦したかを確認した後に、記録再生用のレーザビームをフォーカスジャンプ等で所望の記録層へのアクセスを行っても良い。
図6は本発明の第2の実施例として光ディスク10を示している。この光ディスク10は図7に示すようにガラス基板1と、ガイド層GLと、3つの記録層L0〜L2と、中間層2と、保護層3とから構成される。ガイド層GLは基板1上に形成されている。記録層L0〜L2は反射膜からなり、ガイド層GL側からその順に形成されている。中間層2はガイド層GL及び記録層L0〜L2各々の間に形成されている。光ディスク10の材料は図2に示したものと同様である。
ガイド層GLには全面に亘ってガイドトラックが形成され、そのガイドトラックにはアドレス情報が記録されている。
図6(a)に示すように、ガイド層GLの最内周から半径方向に例えば、10周分のガイドトラックの形成範囲においては、記録層L0〜L2に対応した層位置情報領域GT0〜GT2が120度の等間隔で形成されている。層位置情報領域GT0には記録層L0に関する情報が記録され、層位置情報領域GT1には記録層L1に関する情報が記録され、層位置情報領域GT2には記録層L2に関する情報が記録されている。
図6(b)に示すように、記録層L0の最内周部分にはガイド層GLの層位置情報領域GT0と同一形状のプリフォーマット領域RL0が層位置情報領域GT0と同一位置に形成され、記録層L1の最内周部分にはガイド層GLの層位置情報領域GT1と同一形状のプリフォーマット領域RL1が層位置情報領域GT1と同一位置に形成され、記録層L2の最内周部分にはガイド層GLの層位置情報領域GT2と同一形状のプリフォーマット領域RL2が層位置情報領域GT2と同一位置に形成されている。すなわち、層位置情報領域GT0〜GT2とプリフォーマット領域RL0〜RL2とは各々対応して光ディスク10において同一角度範囲に位置している。プリフォーマット領域RL0〜RL2はトラックが形成されたプリフォーマット領域である。プリフォーマット領域RL0〜RL2各々のトラックには、層位置情報領域GT0〜GT2と同様に、その層に関する情報が予め記録されている。その層に関する情報としては、例えば、アドレス(層ナンバー)、TOC、再生信号等のゲイン・オフセット調整値、可動エキスパンダレンズ等による収差補正値、ライトストラティジ、記録・未記録境界位置がある。
次に、この図6及び図7の光ディスク10を図3に示した光ディスクドライブ装置の記録モードにおいて、所望の記録層に情報を記録する際の記録再生用レーザビームの所望の記録層へのアクセス動作について説明する。
メインコントローラ45は操作部(図示せず)からの記録指令に応じて記録モードの動作を開始し、図8に示すように、先ず、記録媒体回転制御部31に回転開始指令を行って光ディスク10を回転駆動させ(ステップS11)、上記した記録再生用光源駆動部及びガイド用光源駆動部に対して発光駆動指令を発生する(ステップS12)。更に、ガイド層フォーカス制御部34にフォーカスサーボ制御のオンを指令し、トラッキング制御部36にトラッキングサーボ制御のオンを指令する(ステップS13)。ステップS11〜S13は図4のステップS1〜S3と同一である。ステップS13の実行後、サーボ用のレーザビームの集光スポットが光ディスク10のガイド層GLの最内周のスタート位置を含むガイドトラック上に位置することになる。
メインコントローラ45は、ステップS13の実行後、記録再生用のレーザビームの焦点がいずれかの記録層上に位置するように記録層フォーカス制御部42に対してサーチ指令を発する(ステップS14)。ステップS14のサーチ指令に応じて記録層フォーカス制御部42は先ず、アクチュエータ24cにより補正レンズ24aをその移動範囲の一端から他端に向けて徐々に移動させるようにレベル変化するフォーカス制御信号をビームエキスパンダ駆動部43に対して出力し、これにより補正レンズ24aの位置がいずれか1の記録層(例えば、記録層L0)に対応した位置に移動させることができる。
メインコントローラ45は、ステップS14の実行後、記録再生用のレーザビームの焦点が記録層にあるか否かを判別する(ステップS15)。この判別は記録層フォーカスエラー信号生成部41から出力される記録層フォーカスエラー信号に応じて行われる。記録再生用のレーザビームの焦点が1の記録層に到達すると、記録層フォーカスエラー信号はゼロクロスする。記録層フォーカスエラー信号のゼロクロスが検出されたときにメインコントローラ45は記録再生用のレーザビームの焦点が記録層にあると判別し、次に記録層フォーカス制御部42にフォーカスサーボ制御のオンを指令する(ステップS16)。このステップS16は図4のステップS8と同一である。ステップS16の実行により記録再生用のレーザビームの焦点が光ディスク10の1の記録層に位置するようにフォーカスサーボ制御が開始される。
メインコントローラ45は、再生信号が得られているか否かを判別する(ステップS17)。記録再生用のレーザビームの焦点が正常に1の記録層上に位置しているならば、その1の記録層に形成されているプリフォーマット領域の記録情報が再生信号として記録層再生信号生成部44から得られる。再生信号が得られているときがその1の記録層に形成されているプリフォーマット領域に記録再生用のレーザビームが照射されているときである。よって、再生信号が得られている場合にはメインコントローラ45はガイド層GLの現トラックのアドレスをガイド層再生信号生成部38の出力信号から読み取り(ステップS18)、読み取った現トラックのアドレスに応じて1の記録層を判別する(ステップS19)。すなわち、ステップS19では1の記録層が記録層L0〜L2のいずれであるかが現トラックアドレスに応じて判別される。1の記録層が判別されると、1の記録層から所望の記録層までの層数Nを算出する(ステップS20)。例えば、1の記録層が記録層L0であり、所望の記録層が記録層L2である場合には、層数Nは2となる。記録再生用のレーザビームの集光スポットの層数Nだけのフォーカスジャンプを記録層フォーカス制御部42に指令する(ステップS21)。ステップS21の指令に応じて記録層フォーカス制御部42が層数Nに対応したフォーカスジャンプを示すフォーカス制御信号をビームエキスパンダ駆動部43に対して出力し、ビームエキスパンダ駆動部43はアクチュエータ24cを駆動する。これにより補正レンズ24aの位置が所望の記録層に対応した位置に移動させることができる。その移動後は、記録再生用のレーザビームの焦点が光ディスク10の所望の記録層に正確に位置するようにフォーカスサーボ制御が行われる。
図9はステップS14の記録層のサーチにより記録再生用のレーザビームの焦点が1の記録層上に位置して再生信号が得られ、その後、ステップS21で所望の記録層へフォーカスジャンプするまでの記録層フォーカス制御信号、記録層フォーカスエラー信号、及び再生信号各々の変化を示している。1の記録層へのサーチが完了すると、1の記録層へのフォーカスサーボ制御がオンとなり、記録層再生信号が得られているときにガイド層GLの現トラックのアドレスに応じて1の記録層が判別される。その後、所望の記録層までの層数Nが算出されると、所望の記録層へのフォーカスジャンプが実行される。記録層フォーカス制御信号は図9に示すように、ジャンプパルスとブレーキパルスとからなる。この図9ではNは3となっており、フォーカスジャンプ期間内においてゼロクロスが3回検出されたときフォーカスジャンプが終了している。フォーカスジャンプの終了と同時に所望の記録層へのフォーカスサーボ制御がオンとなっている。
このように、第2の実施例においては、光ディスク10のガイド層GLの層位置情報領域GT0〜GT2と記録層L0〜L2のプリフォーマット領域RL0〜RL2とは同一のディスク半径範囲で同一角度範囲に対応して位置し、それらの領域はプリフォーマットされている。よって、いずれか1の記録層に対してフォーカス引き込みを行ってその1の記録層の再生信号が現れているときのガイド層GLのガイドトラックの再生信号からの読取アドレスに応じて1の記録層を特定することができるので、所望の記録層にフォーカスジャンプでアクセスを行うことによって記録又は再生が行われるまでの時間を短縮することができる。
なお、ステップS16のフォーカスサーボ制御のオン後、1の記録層においてプリフォーマット領域が現れるまでフォーカスジャンプをしながらその記録領域を探索しても良いし、1の記録層へのフォーカス引き込みの際にスピンドルモータ7の回転数を上げても良い。このようにすることにより、いち早くプリフォーマット領域が見つかり1の記録層の確認を行うことができるため、記録又は再生が行われるまでの時間をさらに短縮するという効果が得られる。
また、図8のアクセス動作による所望の記録層へアクセスは第1の実施例で示した図1の光ディスク10でも可能である。この場合には、1の記録層へ一旦フォーカスの引き込みを行った後、ガイド層GLを用いてディスク半径方向にガイドトラックを移動をしながらプリフォーマット領域を探索しても良い。このようにすることで、記録層毎にプリフォーマット領域をディスク半径方向に異なる位置に配置した場合でも、所望の記録層へのアクセス時間の短縮が可能である。
上記の第1の実施例では、光ディスクの記録層毎にプリフォーマット領域が半径方向に異なる位置に配置され、第2の実施例では、プリフォーマット領域が記録層毎に光ディスクの円周方向の異なる位置に配置されているが、ランダムに配置されても良い。記録層毎に記録されている領域が面内で異なる位置に存在し、その領域とガイド層上のアドレスが1対1で対応していれば良い。例えば、図10に示すように、記録層L0〜L2のプリフォーマット領域RL0〜RL2とそれに対応するガイド層GLの層位置情報領域GT0〜GT2の形状及び位置を一致させ、複数のプリフォーマット領域RL0〜RL2を記録層L0〜L2内に配置しても良い。
更に、記録層各々のプリフォーマット領域は、層位置情報領域との対応が取れていればよく、プリフォーマット領域と対応する層位置情報領域は同じ形状である必要はない。例えば、図11に示すようなプリフォーマット領域と層位置情報領域との対応関係であっても良い。すなわち、図11(a)に示すように、ガイド層GLの最内周から半径方向に例えば、10周分のガイドトラックの形成範囲においては、記録層L0〜L2に対応した層位置情報領域GT0〜GT2が120度の等間隔で形成されている。これは図6(a)に示したガイド層GLの層位置情報領域GT0〜GT2と同様である。一方、記録層L0〜L2には、図11(b)に示すように、層位置情報領域GT0〜GT2に対応したプリフォーマット領域RL0〜RL2が同一半径位置に形成されているが、プリフォーマット領域RL0が層位置情報領域GT0と同一半径位置で層位置情報領域GT0の形成位置を除く位置に扇状に形成され、プリフォーマット領域RL1が層位置情報領域GT1と同一半径位置で層位置情報領域GT1の形成位置を除く位置に扇状に形成され、プリフォーマット領域RL2が層位置情報領域GT2と同一半径位置で層位置情報領域GT2の形成位置を除く位置に扇状に形成されている。こうすることにより、プリフォーマット領域が必然的に広くなるので、プリフォーマット領域に記録する記録層に関する情報量をより多くすることができるという利点がある。この図11の例の場合には、ガイド層GLのプリフォーマット領域の再生信号が無いことを検出することによって所望の記録層に合焦した後、ディスクの回転を待って所望の記録層のプリフォーマット領域を読めば良い。
そして、記録層各々のプリフォーマット領域の記録情報は当該記録層に関する情報に限定されない。再生信号が得られれば良いので何らかの情報が記録されていれば良い。また、記録層の数は上記の実施例に示した3記録層に限定されず、複数の記録層であれば良い。
本発明は光ディスクドライブ装置だけでなく光ディスクドライブ装置を備えたハードディスク記録再生装置等の他の装置にも適用することができる。
7 スピンドルモータ
10 光ディスク
11,21 光源
16 対物レンズ
24 ビームエキスパンダ
18,26 光検出器
45 メインコントローラ

Claims (7)

  1. ガイドトラックが形成されたガイド層と複数の記録層とが分離して積層されたガイド層分離型の光記録媒体であって、
    前記ガイドトラック上に前記記録層の位置情報を示す記録層毎の層位置情報領域が前記ガイド層の互いに異なる範囲に形成され、
    前記記録層は、前記ガイドトラックに沿った記録トラック上に所定の信号を記録したプリフォーマット領域を有し、
    前記各記録層における前記プリフォーマット領域は前記層位置情報領域に対応する領域に設けられたことを特徴とする光記録媒体。
  2. 前記プリフォーマット領域には当該記録層に関する情報が記録されていることを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
  3. 前記光記録媒体は光ディスクであって、その光ディスクの最内周部分に前記記録層情報領域及び前記プリフォーマット領域が形成されていることを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
  4. ガイドトラックが形成されたガイド層と複数の記録層とが分離して積層され、前記ガイドトラック上に前記記録層の位置情報を示す記録層毎の層位置情報領域が前記ガイド層の互いに異なる範囲に形成され、前記記録層は、前記ガイドトラックに沿った記録トラック上に所定の信号を記録したプリフォーマット領域を有し、前記各記録層における前記プリフォーマット領域は前記層位置情報領域に対応する領域に設けられたガイド層分離型の光記録媒体のドライブ装置であって、
    サーボ用の第1レーザビームを対物レンズを介して前記光記録媒体に照射して前記ガイド層からの反射光の検出を行うサーボ光学系と、
    記録又は再生用の第2レーザビームを前記対物レンズを介して前記光記録媒体に照射して前記複数の記録層のいずれか1の記録層からの反射光の検出を行う記録再生光学系と、
    前記記録再生光学系による前記プリフォーマット領域からの反射光の検出レベルに基づいて再生信号を得たか否かを判別する再生信号判別手段と、
    前記サーボ光学系による前記層位置情報領域からの反射光の検出レベルに基づいて前記複数の記録層のいずれか1の記録層の位置情報を得る情報読取手段と、
    前記再生信号判別手段の判別結果及び前記情報読取手段による読み取り位置情報に応じて前記第2レーザビームを前記複数の記録層のうちの所望の記録層にアクセスさせる制御手段と、を備えることを特徴とする光記録媒体ドライブ装置。
  5. 前記制御手段は、前記情報読取手段によって前記ガイド層から前記所望の記録層の位置情報が得られるように前記第1レーザビームの照射位置を制御する手段と、
    前記情報読取手段によって前記所望の記録層の位置情報が得られたときに前記再生信号が得られるように前記記録再生光学系の前記第2レーザビームの合焦位置を制御する手段と、を備えることを特徴とする請求項4記載の光記録媒体ドライブ装置。
  6. 前記制御手段は、前記再生信号が得られるように前記記録再生光学系の前記第2レーザビームの合焦位置を制御する手段と、
    前記再生信号判別手段によって前記再生信号が得られたと判別されたときに前記情報読取手段から得られた前記複数の記録層のいずれか1の記録層の位置情報に応じて前記1の記録層から前記所望の記録層までの層数を算出する手段と、
    前記層数に応じて前記第2レーザビームの照射位置を前記所望の記録層までフォーカスジャンプさせる手段と、を備えることを特徴とする請求項4記載の光記録媒体ドライブ装置。
  7. ガイドトラックが形成されたガイド層と複数の記録層とが分離して積層され、前記ガイドトラック上に前記記録層の位置情報を示す記録層毎の層位置情報領域が前記ガイド層の互いに異なる範囲に形成され、前記記録層は、前記ガイドトラックに沿った記録トラック上に所定の信号を記録したプリフォーマット領域を有し、前記各記録層における前記プリフォーマット領域は前記層位置情報領域に対応する領域に設けられたガイド層分離型の光記録媒体にサーボ用の第1レーザビームを対物レンズを介して照射して前記ガイド層からの反射光の検出を行うサーボ光学系と、
    記録又は再生用の第2レーザビームを前記対物レンズを介して前記光記録媒体に照射して前記複数の記録層のいずれか1の記録層からの反射光の検出を行う記録再生光学系と、を備えた光記録媒体ドライブ装置の記録層アクセス方法であって、
    前記記録再生光学系による前記プリフォーマット領域からの反射光の検出レベルに基づいて再生信号を得たか否か判別する再生信号判別ステップと、
    前記サーボ光学系による前記層位置情報領域からの反射光の検出レベルに基づいて前記複数の記録層のいずれか1の記録層の位置情報を得る情報読取ステップと、
    前記再生信号判別ステップの判別結果及び前記情報読取ステップによる読み取り位置情報に応じて前記第2レーザビームを前記複数の記録層のうちの所望の記録層にアクセスさせる制御ステップと、を備えることを特徴とする記録層アクセス方法。
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