JPWO2010131496A1 - Pfcコンバータ - Google Patents

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Abstract

スイッチング制御回路(13)は、入力電圧検出回路(11)、電流検出用抵抗(R1)、及び出力電圧検出回路(12)の検出信号をディジタル値に変換するA/Dコンバータ(131)と、アナログコンパレータ(134)へ参照電圧を与えるD/Aコンバータ(133)と、スイッチング素子(Q1)に対して制御電圧を出力するPWM回路(135)と、D/Aコンバータ(133)へ規定値を参照電圧として与え、A/Dコンバータ(131)の変換値を読み取り、インダクタ電流の平均値を求めるCPU(132)と、を備えている。CPU(132)は、PWM回路(135)の出力がハイレベルになったときインダクタ電流Ibを読み取り、前記規定値により定まるインダクタ電流ピーク値Ipと前記ターンオン時のインダクタ電流値Ibとの平均値をインダクタ電流の平均値ILavとして求める。

Description

この発明は、交流電源を入力して直流電圧を出力するAC−DCコンバータに関し、特に力率を改善するPFCコンバータに関するものである。
日本や欧州などでは用途や入力電力などに応じてクラス分けされた高調波電流規制が行われている。これらに対応するため、規制に該当する一般家電製品の電源ではPFC(力率改善回路)コンバータと呼ばれる回路を付加し、高調波電流を抑える工夫をしている。
商用交流電源を入力電源とする一般的なスイッチング電源装置は、商用交流電源を整流平滑して直流電圧に変換した後、それをDC−DCコンバータでスイッチングするので入力電流は不連続となり、正弦波から大きく歪む。このことが高調波電流の原因である。
そこで、この高調波電流を抑制することを目的として、全波整流回路の後段で且つ平滑コンデンサによる平滑回路の手前にPFCコンバータが設けられている。
このPFCコンバータはチョッパ回路で構成され、入力電流波形が入力電圧波形に相似形となるように、すなわち同位相の正弦波状になるように動作する。そのため高調波電流が一定レベル以下に抑えられる。
ここで特許文献1に示されているPFCコンバータの構成例を、図1を基に説明する。
図1に示す力率改善回路において、交流入力電源Vacの交流電源電圧を整流するダイオードブリッジB1の出力両端には、昇圧リアクトルL1とMOSFETからなるスイッチング素子Q1と電流検出抵抗Rとからなる直列回路が接続されている。スイッチング素子Q1の両端には、ダイオードD1と平滑コンデンサC1とからなる直列回路が接続され、平滑コンデンサC1の両端には、負荷RLが接続されている。スイッチング素子Q1は、制御回路10のPWM制御によりオン/オフするようになっている。電流検出抵抗Rは、ダイオードブリッジB1に流れる入力電流を検出する。
制御回路10は、誤差増幅器111、乗算器112、誤差増幅器113、電圧制御発振器(VCO)115、及びPWMコンパレータ116を備えている。
誤差増幅器111は、平滑コンデンサC1の電圧と基準電圧E1との誤差を求める。乗算器112は、誤差電圧信号とダイオードブリッジB1による整流電圧とを乗算する。誤差増幅器113は、乗算器112による乗算結果とダイオードブリッジB1に流れる電流信号との誤差を生成してPWMコンパレータ116へ出力する。
VCO115は、交流電源電圧の整流後の電圧値に応じた周波数の三角波信号を生成する。
PWMコンパレータ116は、VCO115からの三角波信号が−端子に入力され、誤差増幅器113からの信号が+端子に入力される。すなわち、PWMコンパレータ116は、ダイオードブリッジB1に流れる電流と出力電圧とに応じたデューティパルスをスイッチング素子Q1に与える。このデューティパルスは、交流電源電圧及び直流負荷電圧の変動に対して一定周期で連続的に補償するパルス幅制御信号である。このような構成により、交流電源電流波形が交流電源電圧波形に一致するように制御されて、力率が改善される。
一方、ディジタル制御のPFCコンバータとして特許文献2が開示されている。
ディジタル制御の場合もインダクタに流れる電流を検出して、その電流値に応じたPWM制御によりスイッチング素子をスイッチングすることになる。
特開2004−282958号公報 特開平7−177746号公報
上述のように、PFCコンバータにおいては、入力電流を入力電圧波形と相似形にするために、基本的にインダクタを流れる電流(以下「インダクタ電流」)を検出する必要がある。
また、一般的な電流検出手段としては、
(1)電流経路に電流検出用抵抗を直列に挿入し、抵抗の両端に生じる降下電圧を検出する。
(2)電流経路にカレントトランスを挿入するか、インダクタを一次側とするカレントトランスを用いて検出する。
(3)電流経路にホールセンサを設けて、その出力電圧を検出する。
という方法がある。
上記(1)の電流検出用抵抗を用いる方法では、その電流検出用抵抗での電力消費がそのまま損失となるので、低損失化の上で問題となる。(2)のカレントトランスを用いる方法では、検出しようとする電流のうち直流成分がカットされてしまうので、電流の交流成分しか検出できず、電流の直流成分(DCオフセット)が検出できない。上記(b)及び(c)におけるそれぞれの電流をカレントトランスで検出し、信号を合成すればインダクタ電流の検出が可能となるが、この場合はカレントトランスが2つ必要になる。(3)のホールセンサを用いる方法では上記(1)(2)の問題は生じないが、センサが高価であるので全体にコスト高になるというデメリットがある。
特に、特許文献2のPFCコンバータのように、ディジタル制御のPFCにおいて電流検出にADコンバータを用いる場合、クロックやサンプルホールド時間、レジスタの数などにより連続的に値を取得し続けることは困難である。そのため、リップルを有するインダクタ電流からその平均値を取得することは困難である。また、フィルタを用いてリップルを除去すると、制御ループ系にフィルタが挿入されることになるので応答性の劣化につながる。
そこで、この発明の目的は、低コストで且つ応答性の高い、平均電流制御を行うPFCコンバータを提供することにある。
前記課題を解決するために、この発明は次のように構成する。
第1のタイプのPFCコンバータは、交流入力電源から入力される交流電圧を整流する整流回路と、
前記整流回路の次段に接続された、インダクタ及びスイッチング素子を含む直列回路と、
前記スイッチング素子に並列接続された整流平滑回路と、
前記整流回路の後段に設けられた入力電圧検出回路と、
前記インダクタに流れる電流を(実質的に)検出するインダクタ電流検出回路と、
前記整流平滑回路の後段に設けられた出力電圧検出回路と、
前記入力電圧検出回路と、前記インダクタ電流検出回路と、前記出力電圧検出回路の検出結果から、前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング制御回路と、を備えたPFCコンバータで、次の(1)または(2)の構成とする。
(1)前記スイッチング素子がターンオンした後にインダクタ電流が規定値に達したとき出力を反転するアナログコンパレータを備え、
前記スイッチング制御回路は、前記アナログコンパレータの出力が反転したとき前記スイッチング素子をターンオフし、前記スイッチング素子のターンオン時のインダクタ電流値をサンプリングにより取得し、前記規定値により定まる前記スイッチング素子のターンオフ時のインダクタ電流値と前記ターンオン時のインダクタ電流値とから演算によりインダクタ電流の平均値を求める。
例えば、規定値により決定される電流ピーク値をIp、前記スイッチング素子のターンオン直後に、前記インダクタ電流検出回路による電流検出信号をサンプリングして得た電流値をIb、前記インダクタに流れる電流の平均値をILavとした場合に、
ILav=(Ip+Ib)/2
の演算により得た値を前記インダクタ電流の平均電流値、すなわち入力電流の平均値として検知する。
これにより、実質的にPFCコンバータへの入力電流の平均値を検出できる。
(2)前記スイッチング素子がターンオンした後にインダクタ電流が規定値に達したことを検出するアナログコンパレータを備え、
前記スイッチング制御回路は、前記アナログコンパレータの出力が反転したとき前記スイッチング素子をターンオフし、前記スイッチング素子のターンオンからターンオフまでの時間(Ton)をカウントするタイマを備え、前記タイマのカウント値から前記スイッチング素子のオン時間(Ton)を検出し、またはオフ時間(Toff)を算出し、前記入力電圧、前記出力電圧、前記インダクタのインダクタンス、及び前記オン時間(Ton)またはオフ時間(Toff)を基に、インダクタ電流の平均値を求める。
例えば、前記規定値により決定される電流ピーク値をIpとし、前記交流入力電源から入力される入力電圧をVi、出力電圧をVo、前記インダクタのインダクタンス値をL、前記スイッチング素子のオン時間をTon、オフ時間をToffとし、前記インダクタに流れる電流の平均値をILavとした場合に、
ILav=Ip−Vi/L×Ton/2
または
ILav=Ip−{(Vo−Vi)/L}×Toff/2
の演算により得た値を前記インダクタ電流の平均電流値、すなわち入力電流の平均値として検知する。
これにより、実質的にPFCコンバータへの入力電流の平均値を検出できる。
前記インダクタ電流検出回路は、前記スイッチング素子に直列接続される。
これにより、スイッチング素子に流れる電流でインダクタ電流を検出するため、部品削減や損失低減につながる。
第2のタイプのPFCコンバータは、負荷に対して並列に接続された、第1のスイッチング素子と第1の整流素子を含む第1の直列回路と、
前記第1のスイッチング素子と前記第1の整流素子との接続点と、交流入力電源の第1の入力端との間に接続されたインダクタと、
負荷に対して並列に接続され、第2のスイッチング素子と第2の整流素子を含み、第2のスイッチング素子と第2の整流素子との接続点が前記交流入力電源の第2の入力端に接続された第2の直列回路と、
負荷に対して並列に接続された平滑回路と、
前記インダクタに流れる電流を(実質的に)検出するインダクタ電流検出回路と、
前記交流入力電源から入力される入力電流の平均値が前記交流入力電源の交流電圧に対して相似形となるように前記第1及び第2のスイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング制御回路と、を備えたPFCコンバータである。この第2のタイプのPFCコンバータで、次の(3)または(4)の構成とする。
(3)前記第1又は第2のスイッチング素子がターンオンした後にインダクタ電流が規定値に達したとき出力を反転するアナログコンパレータを備え、
前記スイッチング制御回路は、前記アナログコンパレータの出力が反転したとき前記スイッチング素子をターンオフし、前記スイッチング素子のターンオン時のインダクタ電流値と前記スイッチング素子のターンオフ時のインダクタ電流値とからインダクタ電流の平均電流値を求める。
これにより、実質的にPFCコンバータへの入力電流の平均値を検出できる。
(4)前記第1又は第2のスイッチング素子がターンオンした後にインダクタ電流が規定値に達したことを検出するアナログコンパレータを備え、
前記スイッチング制御回路は、前記アナログコンパレータの出力が反転したとき前記スイッチング素子をターンオフし、前記スイッチング素子のターンオンからターンオフまでの時間(Ton)をカウントするタイマを備え、前記タイマのカウント値から前記スイッチング素子のオン時間(Ton)を検出し、またはオフ時間(Toff)を算出し、前記入力電圧、前記出力電圧、前記インダクタのインダクタンス、及び前記オン時間(Ton)または前記オフ時間(Toff)を基に、インダクタ電流の平均値を求める。
これにより、実質的にPFCコンバータへの入力電流の平均値を検出できる。
(5)前記スイッチング制御回路は、前記入力電圧検出回路、前記インダクタ電流検出回路、及び前記出力電圧検出回路の検出信号をディジタル値に変換するA/Dコンバータと、前記アナログコンパレータへ参照電圧を与えるD/Aコンバータと、前記スイッチング素子に対して制御電圧を出力するPWM回路と、前記D/Aコンバータへ前記参照電圧に相当する前記規定値を与え、前記A/Dコンバータの変換値を基に前記インダクタ電流の平均値を求めるCPUと、を備える。
この発明によれば次の効果を奏する。
(a)1スイッチングにつき1回だけ、サンプリング値を基にインダクタ電流の平均値を計算すればよいため、高性能なADコンバータは必要なく、CPUなどの演算処理部の負荷も少ない。そのため比較的処理能力の低いDSP等を用いることができ、全体に低コスト化できる。
(b)インダクタ電流の平均値を検出するためのフィルタは不要であり、フィルタによる応答性の劣化は生じない。
(c)スイッチング素子に流れる電流でインダクタ電流を検出するため、部品削減や損失低減につながる。
(d)スイッチング素子のターンオフはアナログコンパレータによりリアルタイムに処理されるため、高い応答性が得られる。
特許文献1に示されているPFCコンバータの構成例を示す図である。 第1の実施形態に係るPFCコンバータ101の回路図である。 スイッチング制御回路13によるPFCコンバータ101の交流入力電源の1周期における電流波形である。 スイッチング周期の単位でのPFCコンバータ101の電圧・電流の波形図である。図4(A)は商用電源周波数の半周期単位でのインダクタL1に流れる電流の平均値ILavの電流波形、図4(B)はその一部の時間軸を拡大して表した、スイッチング周期の単位でのインダクタL1に流れる電流ILの波形図、図4(C)はインダクタ電流IL及びスイッチング素子Q1のドレイン電流IDの波形図である。 第2の実施形態に係るPFCコンバータ102の回路図である。 インダクタ電流IL及びスイッチング素子Q1のドレイン電流IDの波形図である 第3の実施形態に係るPFCコンバータ103の回路図である。 PFCコンバータ103の4つのタイミングでの電流経路を示す図である。
《第1の実施形態》
第1の実施形態に係るPFCコンバータについて図2〜図4を参照して説明する。
図2は第1の実施形態に係るPFCコンバータ101の回路図である。図2において符号P11,P12はPFCコンバータ101の入力ポート、符号P21,P22はPFCコンバータ101の出力ポートである。入力ポートP11−P12には商用交流電源である交流入力電源Vacが入力され、出力ポートP21−P22には負荷回路20が接続される。
負荷回路20は例えばDC−DCコンバータ及びそのDC−DCコンバータによって電源供給を受ける電子機器の回路である。
PFCコンバータ101の入力段には交流入力電源Vacの交流電圧を全波整流するダイオードブリッジB1を設けている。このダイオードブリッジB1の出力側にはインダクタL1及びスイッチング素子Q1の直列回路を接続している。スイッチング素子Q1には電流検出用抵抗R1を直列接続している。このスイッチング素子Q1と電流検出用抵抗R1に直列回路の両端にはダイオードD1及び平滑コンデンサC1からなる整流平滑回路を並列接続している。このインダクタL1、スイッチング素子Q1、ダイオードD1及び平滑コンデンサC1によっていわゆる昇圧チョッパ回路を構成している。
ダイオードブリッジB1の出力側の両端間には入力電圧検出回路11を設けている。また出力ポートP21−P22間に出力電圧検出回路12を設けている。
スイッチング制御回路13は、入力電圧検出回路11、電流検出用抵抗R1、及び出力電圧検出回路12の検出信号をディジタル値に変換するA/Dコンバータ131と、アナログコンパレータ134へ参照電圧を与えるD/Aコンバータ133と、スイッチング素子Q1に対して制御電圧を出力するPWM回路135と、A/Dコンバータ131の変換値を読み取り、D/Aコンバータ133へ規定値を参照電圧として与え、PWM回路135を制御して出力制御電圧を切り替えるCPU132と、を備えている。
後に詳述するように、スイッチング制御回路13は、入力電圧検出回路11、電流検出用抵抗R1、及び出力電圧検出回路12の検出信号に基づき、交流入力電源Vacから入力される入力電流Iacが交流入力電源Vacの電圧に対して相似形となるようにスイッチング素子Q1をオン/オフ制御する。
図3はスイッチング制御回路13によるPFCコンバータ101の交流入力電源の1周期における電流波形である。この例は電流連続モードでの波形図である。ここで、波形ILは、図2に示したPFCコンバータ101におけるインダクタL1に流れる電流の波形である。Ipはそのピーク値(ピーク電流)の包絡線、ILavは平均値(平均電流)の包絡線である。但し、図示の都合上、PFCコンバータ101のスイッチング周波数を極端に低くした場合について、すなわちインダクタL1に流れる電流波形が三角波状に目に見えるような周波数で表している。
図4は、電流連続モードで制御が行われている状態におけるスイッチング周期の単位でのPFCコンバータ101の電圧・電流の波形図である。
スイッチング制御回路13は、PFCコンバータ101に対する入力電流、すなわちインダクタL1に流れる電流の平均値、が全波整流波形に相似形となるようにスイッチング制御を行う。このようにして入力電圧と相似形の入力電流が流れることにより、高調波が抑制され、力率が改善される。
図4において、(A)は商用電源周波数の半周期単位でのインダクタL1に流れる電流の平均値ILavの電流波形、(B)はその一部の時間軸を拡大して表した、スイッチング周期の単位でのインダクタL1に流れる電流ILの波形図、(C)はインダクタ電流IL及びスイッチング素子Q1のドレイン電流IDの波形図である
ここで、図2に示したPFCコンバータ101の動作、特にスイッチング制御回路13の動作について、図4(C)を参照して説明する。
まず、PWM回路135は一定周期で出力ポートをハイレベルにする。PWM回路135の出力ポートがハイレベルになることにより、スイッチング素子Q1がターンオンし、インダクタ電流がスイッチング素子Q1に流れる。このタイミングでA/Dコンバータ131は前記電流検出用抵抗R1の降下電圧のディジタル値を読み取る。このディジタル値が、ターンオン時のドレイン電流(ターンオン時のインダクタ電流)Ibに相当する。
一方、CPU132はD/Aコンバータ133に対して所定の規定値を出力する。これにより、アナログコンパレータ134の参照電圧が、前記規定値に対応する電圧となる。電流検出用抵抗R1の降下電圧がアナログコンパレータ134に入力されるので、この電流検出用抵抗R1の降下電圧が前記参照電圧を超えたとき、アナログコンパレータ134の出力電圧が反転する。
アナログコンパレータ134の出力電圧が反転することによって、PWM回路135の出力ポートがローレベルになり、そのことによってスイッチング素子Q1がターンオフする。
以上のようにターンオフ動作するため、前記規定値はターンオフのタイミングでの電流値、すなわちドレイン電流(インダクタ電流)のピーク値Ipに相当する。
CPU132は、次式によりインダクタ電流の平均値ILavを求める。
ILav=(Ib+Ip)/2 …(1)
すなわち前記電流値IbとIpの平均値をインダクタ電流の平均値ILavとして求める。そして、CPU132は、インダクタ電流の平均値ILavが交流入力電源の電圧に対して相似形となるように前記規定値を操作することによってスイッチング素子Q1をPWM制御する。
以上に示した実施形態では、スイッチング素子に直列接続した電流検出用抵抗の降下電圧でインダクタ電流を検出するように構成したので、オフ時間に電流検出用抵抗での電力消費が無く、低損失化が図れる。また、カレントトランスを同様に用いても、直流成分をカットすることなくインダクタ電流を検出できる。
《第2の実施形態》
図5は第2の実施形態に係るPFCコンバータ102の回路図である。第1の実施形態で図2に示したPFCコンバータ101と異なるのは、スイッチング制御回路13内のPWM回路135にCPU132が読み取れるタイマを備えていることである。その他の構成は図2に示したものと同様である。
ここで、図5に示したPFCコンバータ102の動作、特にスイッチング制御回路13の動作について、図6を参照して説明する。
図6はインダクタ電流IL及びスイッチング素子Q1のドレイン電流IDの波形図である。
PWM回路135内のタイマは一定周期のクロックをカウントするものである。このカウントは繰り返され、フルカウントになって初期値に戻る毎に、出力ポートをハイレベルにセットする。したがって、PWM回路135の出力ポートは一定周期でハイレベルになる。
PWM回路135の出力ポートがハイレベルになることにより、スイッチング素子Q1がターンオンし、インダクタ電流がスイッチング素子Q1に流れる。インダクタL1のインダクタンスをL、入力電圧をViで表すと、前記インダクタ電流は(Vi/L)で定まる傾きで上昇する。
一方、CPU132はD/Aコンバータ133に対して所定の規定値を出力する。これにより、アナログコンパレータ134の参照電圧が、前記規定値に対応する電圧となる。電流検出用抵抗R1の降下電圧がアナログコンパレータ134に入力されるので、この電流検出用抵抗R1の降下電圧が前記参照電圧を超えたとき、アナログコンパレータ134の出力電圧が反転する。
以上のようにターンオフ動作するため、規定値はターンオフのタイミングでの電流値、すなわちドレイン電流(インダクタ電流)のピーク値Ipに相当する。
また、CPU132は、アナログコンパレータ134の出力電圧が反転したとき、PWM回路135の内部のタイマのカウント値を読み取る。
前記タイマはPWM回路135の出力ポートがハイレベルになってからの時間に相当する値をカウントするものであるので、このカウント値を読み取ることによって、図6に示したオン時間Tonが分かる。スイッチング周期Tswは既知であるので、Tsw−Tonから、オフ時間Toffが求められる。
一方、インダクタL1のインダクタンスをL、入力電圧をVi、出力電圧をVoで表すと、オフ時間Toffでインダクタ電流は、(Vo−Vi)/Lで定まる傾きで下降する。オフ時間Toffでのインダクタ電流の変化幅ΔILは{(Vo−Vi)/L}×Toffである。
したがって、インダクタ電流の平均値ILavは、
ILav=Ip−{(Vo−Vi)/L}×Toff/2 …(2)
の演算によって求める。
また(2)式の換わりに
ILav=Ip−Vi/L×Ton/2 …(3)
を用いても同様にILavを求めることができる。
《第3の実施形態》
図7は第3の実施形態に係るPFCコンバータ103の回路図である。また図8はPFCコンバータ103の4つのタイミングでの電流経路を示す図である。
図7に示すPFCコンバータ103はダイオードブリッジを介さずにインダクタと2つのスイッチング素子とを備えたダイオードブリッジレスPFCコンバータである。
図7において、符号P11,P12はPFCコンバータ103の入力ポート、符号P21,P22はPFCコンバータ103の出力ポートである。入力ポートP11−P12には商用交流電源である交流入力電源Vacが入力され、出力ポートP21−P22には負荷回路20が接続される。
負荷回路20は例えばDC−DCコンバータ及びそのDC−DCコンバータによって電源供給を受ける電子機器の回路である。
PFCコンバータ103の入力段には、入力電圧検出回路11を設け、一方のラインにインダクタL1を直列に接続している。インダクタL1の後段には、ダイオードD1,D2及びスイッチング素子Q1,Q2によるブリッジ回路を接続している。スイッチング素子Q1,Q2のソースとグランドとの間には電流検出用抵抗R21,R22を接続している。ブリッジ回路の出力には平滑コンデンサC1からなる平滑回路を並列接続している。
図8(A)は、交流入力電源の正の半サイクルで、スイッチング素子Q1,Q2が共にオン状態であるときの電流経路、図8(B)は、交流入力電源の正の半サイクルで、スイッチング素子Q1,Q2が共にオフ状態であるときの電流経路である。
また、図8(C)は、交流入力電源の負の半サイクルで、スイッチング素子Q1,Q2が共にオン状態であるときの電流経路、図8(D)は、交流入力電源の負の半サイクルで、スイッチング素子Q1,Q2が共にオフ状態であるときの電流経路である。
交流入力電源の正の半サイクルで、Q1,Q2がオン状態であるとき、図8(A)に示す経路で電流が流れて、インダクタL1に励磁エネルギーが蓄積され、Q1,Q2がオフ状態であるとき、図8(B)に示す経路で電流が流れて、インダクタL1から励磁エネルギーが放出される。このとき、Q2の寄生ダイオードを介して電流が流れる。同様に、交流入力電源の負の半サイクルで、Q1,Q2がオン状態であるとき、図8(C)に示す経路で電流が流れて、インダクタL1に励磁エネルギーが蓄積され、Q1,Q2がオフ状態であるとき、図8(D)に示すタイミングで、インダクタL1から励磁エネルギーが放出される。このとき、Q1の寄生ダイオードを介して電流が流れる。
電流検出用抵抗R21は、交流入力電源の正の半サイクルでQ1のオン時間において、インダクタL1に流れる電流を検出するために設けている。また、電流検出用抵抗R22は、交流入力電源の負の半サイクルでQ2のオン時間において、インダクタL1に流れる電流を検出するために設けている。図7に示したスイッチング制御回路13は、第1の実施形態で示した方法または第2の実施形態で示した方法でインダクタ電流の平均値を求める。
第1の実施形態と同様の方法による場合は、図4(C)に示したとおり、オン時間Tonの最初のタイミングでスイッチング素子Q1またはQ2のドレイン電流(インダクタ電流)Ibを検出し、前記アナログコンパレータ134の出力が反転したとき、すなわちオン時間Tonの最後のタイミングでスイッチング素子Q1またはQ2のドレイン電流(インダクタ電流)Ipを検出し、IbとIpの平均値をインダクタ電流の平均値として求める。
第2の実施形態と同様の方法による場合は、図6に示したとおり、前記アナログコンパレータ134の出力が反転したとき、すなわちオフ時間Toffの最初のタイミングでスイッチング素子Q1またはQ2のドレイン電流Ipを検出し、(2)式によってインダクタ電流の平均値を求める。
図7・図8に示した例では、ダイオードD1とスイッチング素子Q1との接続点と交流入力電源の第1の入力端P11との間にインダクタL1を接続したが、ダイオードD2とスイッチング素子Q2との接続点と交流入力電源の第2の入力端P12との間にもインダクタを接続してもよい。
なお、以上に示した各実施形態において、スイッチング制御回路13のうちアナログ回路であるアナログコンパレータ134以外の部分はDSP(Digital Signal Processor)で構成してもよいし、FPGA(Field Programmable Gate Array)で構成してもよい。
B1…ダイオードブリッジ
C1…平滑コンデンサ
D1,D2…ダイオード
Iac…入力電流
ID…ドレイン電流
IL…インダクタ電流
ILav…インダクタ電流の平均値
L1…インダクタ
P11,P12…入力端
P21,P22…出力ポート
Q1,Q2…スイッチング素子
R1…電流検出用抵抗
R21,R22…電流検出用抵抗
Toff…オフ時間
Ton…オン時間
Tsw…スイッチング周期
Vac…交流入力電源
Vo…出力電圧
11…入力電圧検出回路
12…出力電圧検出回路
13…スイッチング制御回路
20…負荷回路
101,102,103…PFCコンバータ
131…A/Dコンバータ
132…CPU
133…D/Aコンバータ
134…アナログコンパレータ
135…PWM回路

Claims (5)

  1. 交流入力電源から入力される交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の次段に接続された、インダクタ及びスイッチング素子を含む直列回路と、
    前記スイッチング素子に並列接続された整流平滑回路と、
    前記整流回路の後段に設けられた入力電圧検出回路と、
    前記インダクタに流れる電流を検出するインダクタ電流検出回路と、
    前記整流平滑回路の後段に設けられた出力電圧検出回路と、
    前記入力電圧検出回路と、前記インダクタ電流検出回路と、前記出力電圧検出回路の検出結果から、前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング制御回路と、を備えたPFCコンバータであって、
    前記スイッチング素子がターンオンした後にインダクタ電流が規定値に達したとき出力を反転するアナログコンパレータを備え、
    前記スイッチング制御回路は、前記アナログコンパレータの出力が反転したとき前記スイッチング素子をターンオフし、前記スイッチング素子のターンオン時のインダクタ電流値をサンプリングにより取得し、前記規定値により定まる前記スイッチング素子のターンオフ時のインダクタ電流値と前記ターンオン時のインダクタ電流値とから演算によりインダクタ電流の平均値を求める、PFCコンバータ。
  2. 交流入力電源から入力される交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の次段に接続された、インダクタ及びスイッチング素子を含む直列回路と、
    前記スイッチング素子に並列接続された整流平滑回路と、
    前記整流回路の後段に設けられ、入力電圧を検出する入力電圧検出回路と、
    前記インダクタに流れる電流を検出するインダクタ電流検出回路と、
    前記整流平滑回路の後段に設けられ、出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、
    前記入力電圧検出回路と、前記インダクタ電流検出回路と、前記出力電圧検出回路の検出結果から、前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング制御回路と、を備えたPFCコンバータであって、
    前記スイッチング素子がターンオンした後にインダクタ電流が規定値に達したことを検出するアナログコンパレータを備え、
    前記スイッチング制御回路は、前記アナログコンパレータの出力が反転したとき前記スイッチング素子をターンオフし、前記スイッチング素子のターンオンからターンオフまでの時間をカウントするタイマを備え、前記タイマのカウント値から前記スイッチング素子のオン時間を検出し、またはオフ時間を算出し、前記規定値により定まる前記スイッチング素子のターンオフ時のインダクタ電流値、前記入力電圧、前記出力電圧、前記インダクタのインダクタンス、及び前記オン時間または前記オフ時間を基に、インダクタ電流の平均値を求める、PFCコンバータ。
  3. 負荷に対して並列に接続された、第1のスイッチング素子と第1の整流素子を含む第1の直列回路と、
    前記第1のスイッチング素子と前記第1の整流素子との接続点と、交流入力電源の第1の入力端との間に接続されたインダクタと、
    負荷に対して並列に接続され、第2のスイッチング素子と第2の整流素子を含み、第2のスイッチング素子と第2の整流素子との接続点が前記交流入力電源の第2の入力端に接続された第2の直列回路と、
    負荷に対して並列に接続された平滑回路と、
    前記インダクタに流れる電流を検出するインダクタ電流検出回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流の平均値が前記交流入力電源の交流電圧に対して相似形となるように前記第1及び第2のスイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング制御回路と、を備えたPFCコンバータであって、
    前記第1又は第2のスイッチング素子がターンオンした後にインダクタ電流が規定値に達したとき出力を反転するアナログコンパレータを備え、
    前記スイッチング制御回路は、前記アナログコンパレータの出力が反転したとき前記第1又は第2のスイッチング素子をターンオフし、前記第1又は第2のスイッチング素子のターンオン時のインダクタ電流値をサンプリングにより取得し、前記規定値により定まる前記スイッチング素子のターンオフ時のインダクタ電流値と前記ターンオン時のインダクタ電流値とから演算によりインダクタ電流の平均値を求める、PFCコンバータ。
  4. 負荷に対して並列に接続された、第1のスイッチング素子と第1の整流素子を含む第1の直列回路と、
    前記第1のスイッチング素子と前記第1の整流素子との接続点と、交流入力電源の第1の入力端との間に接続されたインダクタと、
    負荷に対して並列に接続され、第2のスイッチング素子と第2の整流素子を含み、第2のスイッチング素子と第2の整流素子との接続点が前記交流入力電源の第2の入力端に接続された第2の直列回路と、
    負荷に対して並列に接続された平滑回路と、
    入力電圧を検出する入力電圧検出回路と、
    前記平滑回路の後段に設けられ、出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、
    前記インダクタに流れる電流を検出するインダクタ電流検出回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流の平均値が前記交流入力電源の交流電圧に対して相似形となるように前記第1及び第2のスイッチング素子をオン/オフ制御するスイッチング制御回路と、を備えたPFCコンバータであって、
    前記第1又は第2のスイッチング素子がターンオンした後にインダクタ電流が規定値に達したことを検出するアナログコンパレータを備え、
    前記スイッチング制御回路は、前記アナログコンパレータの出力が反転したとき前記スイッチング素子をターンオフし、前記スイッチング素子のターンオンからターンオフまでの時間をカウントするタイマを備え、前記タイマのカウント値から前記スイッチング素子のオン時間を検出し、またはオフ時間を算出し、前記規定値により定まる前記スイッチング素子のターンオフ時のインダクタ電流値、前記入力電圧、前記出力電圧、前記インダクタのインダクタンス、及び前記オン時間または前記オフ時間を基に、インダクタ電流の平均値を求める、PFCコンバータ。
  5. 前記スイッチング制御回路は、前記入力電圧検出回路、前記インダクタ電流検出回路、及び前記出力電圧検出回路の検出信号をディジタル値に変換するA/Dコンバータと、前記アナログコンパレータへ参照電圧を与えるD/Aコンバータと、前記スイッチング素子に対して制御電圧を出力するPWM回路と、前記D/Aコンバータへ前記参照電圧に相当する前記規定値を与え、前記A/Dコンバータの変換値を基に前記インダクタ電流の平均値を求めるCPUと、を備えた、請求項1乃至4のいずれかに記載のPFCコンバータ。
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