JPWO2010095243A1 - エレベータのブレーキ装置 - Google Patents
エレベータのブレーキ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2010095243A1 JPWO2010095243A1 JP2011500413A JP2011500413A JPWO2010095243A1 JP WO2010095243 A1 JPWO2010095243 A1 JP WO2010095243A1 JP 2011500413 A JP2011500413 A JP 2011500413A JP 2011500413 A JP2011500413 A JP 2011500413A JP WO2010095243 A1 JPWO2010095243 A1 JP WO2010095243A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- car
- current
- coil
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
- B66B1/24—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
- B66B1/28—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
- B66B1/32—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on braking devices, e.g. acting on electrically controlled brakes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
- B66B1/34—Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
Description
電磁ブレーキは、主索が巻きかけられる駆動綱車に同軸に連結固定されたブレーキ車をばね力により押圧するブレーキシューと、通電されるとブレーキシューをブレーキ車から離反させる電磁力を発生するブレーキコイルと、を有している。そして、急停止指令時、ブレーキ制御装置は、エレベータ制御装置から出力される速度指令値とかごの速度信号に基づいてブレーキコイルの電流を調整して電磁ブレーキのブレーキ力を制御することで、かごの減速度が所定値となるように制御していた(例えば、特許文献1参照)。
このように、従来のエレベータでは、ブレーキ装置が、急停止指令時にかごの走行を即座に停止させずに所定の減速度で、かつ、迅速に停止させることで、利用者に不快感や焦燥感を与えることを回避していた。
ブレーキシューをブレーキ車に押圧するばねの付勢力が経年変化により変化した場合、所定の大きさの電流をブレーキコイルに流したときの電磁ブレーキのブレーキ力も変化する。
従って、従来のエレベータのブレーキ装置では、ばねの付勢力の経年変化に起因して電磁ブレーキのブレーキ力が変動してしまうので、かごの急停止指令時に、かごを停止させる際のかごの減速度の制御性能が低下する。このため、従来のエレベータでは、利用者に不快感や焦燥感を与えてしまう場合があった。
図1はこの発明の実施の形態1に係るブレーキ装置を有するエレベータの全体構成図、図2はこの発明の実施の形態1に係るエレベータのブレーキ装置の構成図である。
主ロープ13は駆動綱車11に巻きかけられている。そして、かご15が主ロープ13の一端に連結され、つり合いおもり16が主ロープ13の他端に連結されている。
また、駆動装置20は、特開平7−157211号公報などに記載されているので詳細には記載しないが、かご駆動用電動機10を駆動するインバータ装置等を有している。
なお、かご15の通常運転とは、よびに応じてかご15が昇降運転するものをいう。
また、駆動装置20及びかご駆動用電動機10は商用電源19により駆動されている。
また、停電が発生した場合には、商用電源19の電圧に代え、バッテリ92の電圧が電圧変換部91に供給されるようになっている。そして、電圧変換部91は、バッテリ92の電圧をブレーキ装置50Aで利用される電圧に変換する。そして、変換された電圧は、ブレーキ装置50Aに供給されるようになっている。
なお、非常停止指令は、例えば、エレベータ1の運転中に何らかの原因で商用電源19の停電検出装置が停電を検出したり、ガバナ(図示せず)などの安全装置が作動したり、地震の検出装置が動作したりすると、各装置から発せられるものである。
また、エレベータ1では、非常停止指令が発せられると、かご駆動用電動機10にかかる給電が遮断されるように構成されている。
ばね63は、例えば、コイルばねであり、ブレーキシュー65は、ばね63の一端に設けられている。ばね63は、ブレーキシュー65をブレーキドラム12に押圧付勢する位置に支持され、ブレーキシュー65とブレーキドラム12との摩擦力によりかご駆動用電動機10のブレーキ力が発生する。
このとき、電磁石61に発生する電磁力は、ブレーキコイル62に流れる電流値に応じて変化する。
電流検出手段81は、ブレーキコイル62に接続されてブレーキコイル62に流れる電流を検出する。ブレーキ解放検出スイッチ82は、ブレーキシュー65がブレーキドラム12から離反したときに出力を切り替える。つまり、ブレーキ解放検出スイッチ82は、かご駆動用電動機10にかかるブレーキ力が解放された状態を検出する。
加算器71は、エレベータ制御装置30から入力されるかご速度及び速度パターンに基づく速度指令値の差分を演算する。
また、コイル電流制御部73は、かご15の非常停止指令が出されると、コイル電流設定部72から入力されるコイル電流指令値に基づいて、ブレーキコイル62に流れる電流を制御し、かご駆動用電動機10にかかる電磁ブレーキ60のブレーキ力を制御する。
図3はこの発明の実施の形態1に係るエレベータのブレーキ装置が立ち上がり時間及びブレーキ解放時間を検出する動作を説明する図である。
図3には、エレベータ制御装置30がかご15の通常運転中にかご15の走行を開始させるときに出力するコイル電流指令値の時間変化、コイル電流指令値に基づいてコイル電流制御部73に制御されたブレーキコイル62の電流値の時間変化、及びブレーキ解放検出スイッチ82の出力の時間変化を示している。
エレベータ制御装置30は、かご15を予定した階床に着床させると、かご駆動用電動機10にかかる給電を遮断するとともに、ブレーキコイル62の電流を遮断するためのコイル電流指令値をコイル電流制御部73及びブレーキ情報演算装置83に出力する。コイル電流制御部73は、ブレーキコイル62の電流を遮断してかご駆動用電動機10にブレーキをかけ、かご15の移動を確実に規制する。
ブレーキ情報演算装置83は、Tb=t4−t3をブレーキ解放時間として演算する。
ブレーキ制御装置70のコイル電流設定部72では、立ち上がり時間Ta及びブレーキ解放時間Tbが入力される毎に、立ち上がり時間Ta及びブレーキ解放時間Tbを更新して記憶する。
以下、電磁ブレーキ60が初期状態にあるときに、基準電流指令値Iaに基づいて制御されるブレーキコイル62の電流を基準電流Ibとする。
立ち上がり時間Ta>基準立ち上がり時間T1である場合、基準電流指令値Iaに基づいてブレーキコイル62の電流を制御したときの電流の大きさ(平均値)は基準電流Ibの大きさより減少する。
なお、電磁ブレーキ60の周囲温度を変動させ、変動させた周囲温度毎に、ブレーキコイル62にチェック電流を流したときの立ち上がり時間とブレーキコイル62のデータが予め測定されている。立ち上がり時間に対すブレーキコイル62の電流の特性のデータが、コイル電流設定部72に格納されている。そして、コイル電流設定部72は、立ち上がり時間Ta>基準立ち上がり時間T1、及び立ち上がり時間Ta<基準立ち上がり時間T1のいずれにしても、立ち上がり時間Taから、現在の状態にあるブレーキコイル62に実際に流れる電流Icの大きさを、立ち上がり時間に対するブレーキコイル62の電流特性から推定する。さらに、コイル電流設定部72は、基準電流Ibの大きさから電流Icの大きさを引いた値を補正量Ie1として記憶する。
また、立ち上がり時間Ta=基準立ち上がり時間T1である場合、コイル電流設定部72は、補正量Ie1を0とする。
このときのブレーキ解放時間Tbの電磁ブレーキ60の周囲温度の変動に起因する変動量tdは、おおよそ(立ち上がり時間Ta−基準立ち上がり時間T1)×I0/I1/αに比例する。
そして、コイル電流設定部72は、Tc=Tb−tdを推定ブレーキ解放時間として演算する。
推定ブレーキ解放時間Tcは、現在の状態にある電磁ブレーキ60の周囲温度を基準温度Tmにしてブレーキ解放時間Tbを測定したときに見込まれる値である。
推定ブレーキ解放時間Tc>基準ブレーキ解放時間T2である場合、ブレーキコイル62の電流の遮断時に、ブレーキシュー65が付勢力Fより大きな力でブレーキドラム12押圧していることになる。
そして、コイル電流設定部72は、格納されているばね63の付勢力に対するブレーキ解放時間の特性において、ブレーキ解放時間に推定ブレーキ解放時間Tcを当てはめたときのばね63の付勢力を記憶する。記憶されたばね63の付勢力が、現在のばね63の付勢力F1に相当する。
そして、コイル電流設定部72は、予め格納されているばね63の付勢力とブレーキ解放時間の特性において、ブレーキ解放時間に推定ブレーキ解放時間Tcを当てはめたときのばね63の付勢力を記憶する。記憶されたばね63の付勢力が、現在のばね63の付勢力F1に相当する。
また、推定ブレーキ解放時間Tc=基準ブレーキ解放時間T2である場合、コイル電流設定部72は、補正量Ie2を0として記憶する。
つまり、かご15は、エレベータ制御装置30が設定した所定の減速度どおりに減速停止する。なお、かご15の減速度は、利用者に焦燥感を与えず、かつ、速やかにかご15を停止させる値に設定する必要があり、1m/sec2程度に設定されている。
そして、ブレーキ情報取得装置80は、ブレーキコイル62にチェック電流の給電が開始されてから、ブレーキコイル62に流れる電流の大きさが、第1閾値に達するまでの立ち上がり時間を検出している。さらに、ブレーキ情報取得装置80は、ブレーキコイル62にチェック電流が給電されてから、かご駆動用電動機10にかかるブレーキ力が解放されるまでのブレーキ解放時間を検出している。
また、ブレーキ制御装置70は、かご15の非常停止時に、かご15の通常運転時に検出した立ちあがり時間及びブレーキ解放時間に基づいて、かご15の非常停止時のかご15の減速度が所定値になるようにブレーキコイル62の電流を調整してかご駆動用電動機10にかかるブレーキ力を制御している。
図4はこの発明の実施の形態2に係るブレーキ装置を有するエレベータの全体構成図、図5はこの発明の実施の形態2に係るエレベータのブレーキ装置の構成図、図6はこの発明の実施の形態2に係るエレベータのブレーキ装置がブレーキ解放時間を検出する動作を説明する図であり、図3に相当している。
なお、図4〜図6において、上記実施の形態1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図6には、エレベータ制御装置30がかご15の通常運転中にかご15の走行を開始させるときに出力するコイル電流指令値の時間変化、コイル電流指令値に基づいてコイル電流制御部73に制御されたブレーキコイル62の電流値の時間変化、及びブレーキ解放パターンに応じたブレーキコイル62の電流の時間微分値を示している。
図4〜図6において、エレベータ制御装置30は、かご15を目的階に向けて走行を開始させる際、上記実施の形態1と同様のコイル電流指令値をコイル電流制御部73に出力する。
前述したように、コイル電流制御部73が、ブレーキ解放電流をブレーキコイル62に流すために所定の電圧をブレーキコイル62に印可するとき、ブレーキシュー65がブレーキドラム12から離反するのに応じて、逆起電力がブレーキコイル62に生じる。これは、ブレーキシュー65が取り付けられたばね63がブレーキコイル62の軸方向に大きな速度で収縮するためである。このため、図6に示されるように、電磁ブレーキ60のブレーキ力が解放されるときに、ブレーキコイル62に流れる電流は、一旦、立ち下がった後、再度立ち上がるという特異な変化をたどる。
ここで、前述したように、ブレーキ解放パターンに基づいてブレーキコイル62の給電が開始された時間はt3である。そして、ブレーキ情報演算装置83は、ブレーキ解放パターンに応じてブレーキコイル62に流れる電流の時間微分を演算し、演算結果が0より小さな所定の立ち下がり検出用基準値Kとなったときの時間t5を検出する。なお、時間t5において、おおよそ電磁ブレーキ60のブレーキ力が解放されたものとみなせる。
ブレーキ情報演算装置83は、Tb=t5−t3をブレーキ解放時間として検出する。
他のブレーキ装置の動作は、ブレーキ装置50Aと同様である。
従って、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
さらに、かご駆動用電動機10にかかるブレーキ力の解放によりブレーキコイル62に発生する逆起電力に応じたブレーキコイル62の電流値の変化を検出することで、ブレーキ解放時間Tbを検出可能であるので、ブレーキ解放検出スイッチ82を省略できる。つまり、ブレーキ装置50Bの部材コストを削減できる。
例えば、かご15の通常運転中、エレベータ制御装置30は、図7に示されるように、かご駆動用電動機10にかかるブレーキ解放時に出力するコイル電流指令値を、チェックパターンを除いたものとして出力してもよい。この場合、ブレーキコイル62にブレーキ解放電流の給電が開始されていから、ブレーキコイル62に流れる電流値が、立ち上がり検出用閾値としての第2閾値βI0に到達した時間を立ち上がり時間としてもよい。但し、前述したように、ブレーキ解放電流は、I0に到達する前に一旦立ち下がるので、この電流の立ち下がりの影響を受けないようにβを設定する。
これに対し、チェック電流をブレーキコイル62に給電して立ち上がり時間を検出する場合、ブレーキ解放電流を流したときに発生する電流の立ち下がりを考慮せずに第1閾値αI1を設定できる。
Claims (5)
- かごを昇降させるかご駆動用電動機に同軸に連結されたブレーキドラムに接離可能に設けられたブレーキシュー、前記ブレーキシューを前記ブレーキドラムに押圧付勢し、前記かご駆動用電動機にブレーキをかけるばね、及び前記ばねの付勢力に抗してブレーキシューを前記ブレーキドラムから離反させる電磁力を発生する電磁石を構成するブレーキコイルを有する電磁ブレーキと、
前記かごの通常運転中、前記かご駆動用電動機へのブレーキ力を解放する時に、大きさI0のブレーキ解放電流が前記ブレーキコイルに流れるように給電して前記ブレーキシューを前記ブレーキドラムから離反させるとともに、前記かごの非常停止時に前記かごの減速度が所定値になるように前記ブレーキコイルの電流を調整して、前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力を制御するブレーキ制御装置と、
を備えるエレベータのブレーキ装置において、
前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力の解放時に、前記ブレーキコイルにブレーキ解放電流の給電が開始されてから前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力が解放されるまでのブレーキ解放時間を検出するブレーキ情報取得装置を備え、
前記ブレーキ制御装置は、前記かごの非常停止時に、前記かごの通常運転中に検出した前記ブレーキ解放時間に基づいて、前記かごの非常停止時の前記かごの減速度が所定値になるように前記ブレーキコイルの電流を調整して前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力を制御することを特徴とするエレベータのブレーキ装置。 - 前記ブレーキ情報取得装置は、前記かごの通常運転中、前記ブレーキコイルに前記ブレーキ解放電流の給電が開始されてから、前記ブレーキコイルに流れる電流の大きさが所定の立ち上がり検出用閾値に達するまでの立ち上がり時間を検出し、
前記ブレーキ制御装置は、前記かごの非常停止時に、前記かごの通常運転中に検出した前記ブレーキ解放時間及び前記立ち上がり時間に基づいて、前記かごの非常停止時の前記かごの減速度が所定値になるように前記ブレーキコイルの電流を調整して前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力を制御することを特徴とする請求項1記載のエレベータのブレーキ装置。 - 前記かごの通常運転中、前記ブレーキ制御装置は、前記ブレーキ解放時間の検出に先立って、前記電流値I0より小さく、かつ、前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力を解除させない電磁力を前記電磁石に発生させる大きさI1のチェック電流が前記ブレーキコイルに流れるように給電した後に、一旦、前記ブレーキコイルへの給電を遮断し、
前記ブレーキ情報取得装置は、前記ブレーキコイルに前記チェック電流の給電が開始されてから、前記ブレーキコイルに流れる電流の大きさが前記電流値I1より小さな立ち上がり検出用閾値に達するまでの電流立ちあがり時間を検出し、前記ブレーキ制御装置は、前記かごの非常停止時に、前記かごの通常運転中に検出した前記ブレーキ解放時間及び前記立ち上がり時間に基づいて、前記かごの非常停止時の前記かごの減速度が所定値になるように前記ブレーキコイルの電流を調整して前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力を制御することを特徴とする請求項1記載のエレベータのブレーキ装置。 - 前記ブレーキ情報取得装置は、前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力が解放された状態を検出するブレーキ解放検出スイッチと、前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力の解放時、前記ブレーキ解放検出スイッチの出力に基づいて、前記ブレーキコイルに前記ブレーキ解放電流の給電が開始されてから、前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力が解放されるまでの時間を前記ブレーキ解放時間として検出するブレーキ情報演算装置と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のエレベータのブレーキ装置。
- 前記ブレーキ情報取得装置は、前記ブレーキコイルに流れる電流の値を検出する電流検出手段と、前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力の解放時、前記電流検出手段の出力に基づいて、前記ブレーキコイルに前記ブレーキ解放電流の給電が開始されてから、前記かご駆動用電動機にかかるブレーキ力の解放によって前記ブレーキコイルに発生する逆起電力に応じた前記ブレーキコイルの電流値の変化を検出するまでの時間を前記ブレーキ解放時間として検出するブレーキ情報演算装置と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のエレベータのブレーキ装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2009/053035 WO2010095243A1 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | エレベータのブレーキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2010095243A1 true JPWO2010095243A1 (ja) | 2012-08-16 |
JP5474040B2 JP5474040B2 (ja) | 2014-04-16 |
Family
ID=42633544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011500413A Active JP5474040B2 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | エレベータのブレーキ装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2399858B1 (ja) |
JP (1) | JP5474040B2 (ja) |
KR (1) | KR101288722B1 (ja) |
CN (1) | CN102325712B (ja) |
WO (1) | WO2010095243A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5676310B2 (ja) * | 2011-03-01 | 2015-02-25 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
JPWO2012140945A1 (ja) * | 2011-04-15 | 2014-07-28 | 三菱電機株式会社 | エレベータ用ブレーキ装置およびエレベータのブレーキ制動方法 |
EP2814769B1 (de) | 2012-02-17 | 2015-12-30 | Inventio AG | Bremssystem mit variabler reibung |
BR112017010784B1 (pt) | 2014-11-24 | 2022-11-29 | Otis Elevator Company | Sistema de frenagem para um elevador, método para engatar um freio eletromagnético a um sistema de elevador, e, sistema de elevador |
EP3153448A1 (en) * | 2015-10-08 | 2017-04-12 | Kone Corporation | Arrangement and method for controlling a machinery brake in an elevator |
JP6227612B2 (ja) * | 2015-10-14 | 2017-11-08 | ファナック株式会社 | モータブレーキの寿命予測機能を備えたモータ駆動装置 |
WO2017093050A1 (de) | 2015-12-02 | 2017-06-08 | Inventio Ag | Verfahren zur ansteuerung einer bremseinrichtung einer aufzugsanlage |
JP6449806B2 (ja) * | 2016-03-30 | 2019-01-09 | 株式会社日立製作所 | エレベータ装置及びその動作制御方法 |
JP6851229B2 (ja) * | 2017-03-10 | 2021-03-31 | シャープ株式会社 | ブレーキ制御装置、走行車両、およびブレーキ駆動方法 |
CN106966248B (zh) * | 2017-04-25 | 2022-09-02 | 快意电梯股份有限公司 | 轿厢意外移动保护装置和方法 |
JP2019119530A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーター、ブレーキ装置及びブレーキ異常検出方法 |
WO2020003356A1 (ja) * | 2018-06-25 | 2020-01-02 | 三菱電機株式会社 | エレベーターの制御システム |
US11415191B2 (en) * | 2019-10-04 | 2022-08-16 | Otis Elevator Company | System and method configured to identify conditions indicative of electromagnetic brake temperature |
KR102328309B1 (ko) | 2019-10-28 | 2021-11-17 | 이승범 | 엘리베이터 |
CN115210161A (zh) * | 2020-03-19 | 2022-10-18 | 三菱电机株式会社 | 电梯的控制装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3061500B2 (ja) * | 1993-02-16 | 2000-07-10 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータの電磁ブレーキ動作状態検出装置 |
JPH07157211A (ja) | 1993-12-03 | 1995-06-20 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターのブレーキ装置 |
JPH07206288A (ja) * | 1994-01-14 | 1995-08-08 | Toshiba Corp | エレベーター |
JPH0840658A (ja) * | 1994-07-27 | 1996-02-13 | Hitachi Ltd | エレベータの非常制動制御方法及び装置 |
JP3639080B2 (ja) * | 1997-03-18 | 2005-04-13 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータのブレーキ特性評価装置 |
JPH1160099A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-03-02 | Hitachi Building Syst Co Ltd | マグネットブレーキの異常診断装置 |
JP2001278554A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-10 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの電磁ブレーキ制御装置 |
JP2002246229A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-30 | Max Co Ltd | ソレノイド駆動回路 |
JP4102362B2 (ja) * | 2002-09-27 | 2008-06-18 | 三菱電機株式会社 | エレベータのブレーキ制御装置 |
CN101132980A (zh) * | 2006-03-14 | 2008-02-27 | 三菱电机株式会社 | 电磁制动器控制装置 |
JP5079288B2 (ja) * | 2006-09-13 | 2012-11-21 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
JP4685803B2 (ja) | 2007-01-10 | 2011-05-18 | 株式会社日立製作所 | エレベーターブレーキ制御装置 |
-
2009
- 2009-02-20 WO PCT/JP2009/053035 patent/WO2010095243A1/ja active Application Filing
- 2009-02-20 EP EP09840350.4A patent/EP2399858B1/en active Active
- 2009-02-20 CN CN200980157005.2A patent/CN102325712B/zh active Active
- 2009-02-20 KR KR1020117020680A patent/KR101288722B1/ko active IP Right Grant
- 2009-02-20 JP JP2011500413A patent/JP5474040B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2399858A1 (en) | 2011-12-28 |
WO2010095243A1 (ja) | 2010-08-26 |
KR20110123767A (ko) | 2011-11-15 |
KR101288722B1 (ko) | 2013-07-22 |
EP2399858B1 (en) | 2019-04-10 |
CN102325712A (zh) | 2012-01-18 |
JP5474040B2 (ja) | 2014-04-16 |
CN102325712B (zh) | 2014-11-05 |
EP2399858A4 (en) | 2016-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5474040B2 (ja) | エレベータのブレーキ装置 | |
JP5053075B2 (ja) | エレベータ装置 | |
US9469504B2 (en) | Braking method and control for passenger transportation system | |
JP5138361B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP5053074B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP4955556B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP5543454B2 (ja) | エレベータの非常モード運転方法 | |
JP4975103B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP4980058B2 (ja) | エレベータ装置 | |
CN108698790B (zh) | 电梯以及救援运转控制方法 | |
JP2013540088A (ja) | ブレーキ装置 | |
JP5079288B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JPWO2008068839A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JP6581551B2 (ja) | エレベーターシステム | |
JP2001278572A (ja) | エレベータの非常停止装置 | |
JP2005126183A (ja) | エレベータのブレーキ制御装置 | |
JP2006008333A (ja) | エレベータ装置 | |
JP4810537B2 (ja) | エレベータの制動システム | |
JPWO2011161850A1 (ja) | 乗客コンベアの制御装置 | |
JP6912006B2 (ja) | エレベーターの制御システム | |
JP2002060147A (ja) | エレベーターの制御装置 | |
KR102027882B1 (ko) | 에스컬레이터 제동 제어시스템 | |
KR100901229B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
JP6303757B2 (ja) | エレベータ用電力変換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130312 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5474040 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |