JP4810537B2 - エレベータの制動システム - Google Patents

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Description

この発明は、昇降路内を昇降されるかごや釣合おもりを制動するためのエレベータの制動システムに関するものである。
従来のエレベータでは、2つのブレーキライニングを回転ディスクに所定の時間差で接触させるブレーキ装置が提案されている。これにより、ブレーキ装置が動作したときに、回転ディスクに対する制動力が急激に大きくなることが防止される。このようにして、かごへの衝撃の低減を図っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−110868号公報
しかし、従来では、各ブレーキディスクが回転ディスクに接触する時間差は一定であるので、ブレーキ装置の制動力としては、動作ごとに変化することはない。従って、例えば満員状態のかごが上昇している場合に、ブレーキ装置が動作されると、かご内の乗客の重量によるかごの減速に加えて、ブレーキ装置による制動力もかごに与えられるので、かごの減速度はかごが下降しているときよりも大きくなってしまう。即ち、かご内の重量や運転状態が変化すると、かごの減速度も変化することとなり、かご内の重量や運転状態によっては、かごに衝撃を与えるおそれがある。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、かごへの衝撃をより確実に低減することができるエレベータの制動システムを得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの制動システムは、かごの移動に伴って回転される回転体と、回転体に接離可能な複数の制動体と、回転体に接離する方向へ各制動体を個別に変位させる複数の制動体変位装置とを有するブレーキ装置、かごの荷重を検出するためのかご荷重検出装置、かごの移動方向を検出するためのかご方向検出装置、かご荷重検出装置及びかご方向検出装置のそれぞれからの情報に基づいて、各制動体が回転体に接触するときに設けるべき時間差を算出する遅れ時間算出手段、及び遅れ時間算出手段からの情報に基づいて、各制動体が時間差で回転体に接触するように各制動体変位装置を制御する制動動作制御手段を備え、各制動体変位装置は、回転体に接触する方向へ制動体を付勢する付勢体と、通電により付勢体の付勢に逆らって制動体を回転体から開離させる電磁マグネットとを有し、制動動作制御手段は、各電磁マグネットへの通電を個別に行うための複数の電力供給手段と、電磁マグネットへの通電を停止するための動作信号を各電力供給手段に出力する指令手段とを有しており、各電力供給手段の少なくともいずれかは、動作信号を受けてから、電磁マグネットへの電力の供給を上記時間差分だけ維持するための蓄電装置と、電磁マグネットを流れる電流値を調整し、指令手段からの抵抗値指令により抵抗値を変化可能な可変抵抗とを有している。

この発明に係るエレベータの制動システムでは、遅れ時間算出手段において、かごの移動方向を検出するためのかご方向検出装置、及びかごの荷重を検出するためのかご荷重検出装置のそれぞれからの情報に基づいて、各制動体が回転体に接触するときに設けるべき時間差が算出されるようになっているので、かごの移動方向やかごの荷重の変化に応じて、回転体に対する制動力を調整することができ、ブレーキ装置の動作によって生じるかごの制動開始から停止までの減速度の平均値を一定に近づけることができる。これにより、かごへの衝撃をより確実に低減することができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。 図1の第1制動体及び第2制動体をブレーキ車に同時に接触させたときの制動力と時間との関係を示すグラフである。 図1の第1制動体をブレーキ車に接触させた後に第2制動体をブレーキ車に接触させたときの制動力と時間との関係を示すグラフである。 図1のエレベータにおいて、アンバランス力が作用する方向と、ブレーキ装置による制動力が作用する方向とが同一となっているときの全制動力と時間との関係を示すグラフである。 図1のエレベータにおいて、アンバランス力が作用する方向と、ブレーキ装置による制動力が作用する方向とが逆になっているときの全制動力と時間との関係を示すグラフである。 図1のかごが上昇しているときの第2制動体の動作の遅れ時間とかごの荷重との関係を示すグラフである。 図1のかごが下降しているときの第2制動体の動作の遅れ時間とかごの荷重との関係を示すグラフである。 図1のかごが上昇している場合にブレーキ装置が動作したときのかごの平均減速度とかごの荷重との関係を示すグラフである。 図1のかごが下降している場合にブレーキ装置が動作したときのかごの平均減速度とかごの荷重との関係を示すグラフである。 図1の処理部を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による第2動作用給電回路部を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による第2動作用給電回路部を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による第2動作用給電回路部の他の例を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による第2動作用給電回路部の他の例を示す構成図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。図において、昇降路1内には、かご2及び釣合おもり3が昇降可能に設けられている。昇降路1の上部には、かご2及び釣合おもり3を昇降させるための駆動装置である巻上機4が設けられている。巻上機4は、モータ5と、モータ5により回転される駆動シーブ6とを有している。巻上機4には、駆動シーブ6の回転を制動するためのブレーキ装置7が設けられている。
駆動シーブ6には、複数本の主索8が巻き掛けられている。かご2及び釣合おもり3は、各主索8により昇降路1内に吊り下げられている。かご2及び釣合おもり3は、駆動シーブ6の回転により昇降路1内を昇降される。
ブレーキ装置7は、駆動シーブ6と一体に回転される回転体であるブレーキ車9と、ブレーキ車9に接離可能な第1制動体10及び第2制動体11(即ち、複数の制動体)と、ブレーキ車9に接離する方向へ第1制動体10及び第2制動体11を個別に変位させる第1制動体変位装置12及び第2制動体変位装置13(即ち、複数の制動体変位装置)とを有している。ブレーキ装置7は、非常停止時におけるかご2の制動や通常停止時におけるかご2の保持のために動作される。
ブレーキ車9は、駆動シーブ6と同軸に、かご2及び釣合おもり3の移動に伴って回転される。また、第1制動体10及び第2制動体11のそれぞれは、ブレーキ車9に接触することによりブレーキ車9の回転を制動するブレーキシュー14と、ブレーキシュー14からブレーキ車9の径方向外側へ動くプランジャ15とを有している。
第1制動体変位装置12は、ブレーキシュー14がブレーキ車9に接触する方向へ第1制動体10を付勢する付勢ばね(付勢体)16と、付勢ばね16の付勢力に逆らって第1制動体10をブレーキ車9から開離させる電磁マグネット17とを有している。また、第2制動体変位装置13は、ブレーキシュー14がブレーキ車9に接触する方向へ第2制動体11を付勢する付勢ばね(付勢体)18と、付勢ばね18の付勢力に逆らって第2制動体11をブレーキ車9から開離させる電磁マグネット19とを有している。
巻上機4には、かご2の位置、速度及び移動方向を検出するためのエンコーダ(かご検出装置)20が設けられている。エンコーダ20は、駆動シーブ6の回転に応じた信号を発生するようになっている。また、かご2には、かご2内の積載重量(かご2の荷重)を検出するための秤装置(かご荷重検出装置)21が設けられている。
昇降路1内には、エレベータの運転を制御するための制御装置22が設けられている。制御装置22は、エンコーダ20及び秤装置21のそれぞれからの情報に基づいて、ブレーキ装置7の動作を制御するようになっている。
制御装置22は、エンコーダ20及び秤装置21のそれぞれからの情報に基づいて、第1制動体10と第2制動体11とがブレーキ車9に接触するときの時間差を算出する演算部(遅れ時間算出手段)23と、演算部23からの情報に基づいて、第1制動体変位装置12及び第2制動体変位装置13のそれぞれを制御する処理部(制動動作制御手段)24とを有している。
ここで、演算部23における時間差の算出方法について説明する。かご2の慣性質量をm、ブレーキ装置7による制動力をF、及びかご2及び釣合おもり3間のアンバランス力(かご2側と釣合おもり3側との間の重量差により生じる力)をFUBとすると、かご2の減速度αは式(1)で表される。
α=(F+FUB)/m …(1)
従って、アンバランス力FUB及びかご2の慣性質量mが時間変化しない場合には、制動開始時からブレーキ車9の回転が停止するまでの時間におけるブレーキ装置7による制動力の平均値をFavとすると、平均減速度αavは式(2)で表される。
αav=(Fav+FUB)/m …(2)
従って、式(2)から、平均減速度αavは、ブレーキ装置7による制動力の平均値Favとアンバランス力FUBとの合計(全制動力)が小さくなるほど低減することが分かる。
この例では、ブレーキ装置7の動作開始時に、ブレーキ車9に対して、第1制動体10を接触させた後に第2制動体11を接触させるようになっており、第1制動体10をブレーキ車9に接触させるタイミングと、第2制動体11をブレーキ車9に接触させるタイミングとの時間差を調整することにより、ブレーキ装置7による制動開始から停止までの制動力の平均値Favを調整するようになっている。
図2は、図1の第1制動体10及び第2制動体11をブレーキ車9に同時に接触させたときの制動力と時間との関係を示すグラフである。図に示すように、ブレーキ装置7の動作開始時に第1制動体10及び第2制動体11が同時にブレーキ車9に接触した場合には、ブレーキ装置7による制動力の平均値Favは、ブレーキ装置7による制動力の最大値Fmaxと同一となる。なお、図2では、第1制動体10及び第2制動体11を時刻0でブレーキ車9に接触させていることを示している。
図3は、図1の第1制動体10をブレーキ車9に接触させた後に第2制動体11をブレーキ車9に接触させたときの制動力と時間との関係を示すグラフである。図に示すように、第1制動体10をブレーキ車9に接触させるタイミングと、第2制動体11をブレーキ車9に接触させるタイミングとの間に時間差がある場合、即ち第1制動体10の動作に対して第2制動体11の動作に遅れ時間がある場合には、ブレーキ装置7による制動力の平均値Favは、ブレーキ装置7による制動力の最大値Fmaxよりも小さくなる。また、ブレーキ装置7による制動力の平均値Favは、第2制動体11の動作の遅れ時間が大きいほど小さくなり、第2制動体11の動作の遅れ時間が小さいほど大きくなる。なお、図3では、第1制動体10を時刻0でブレーキ車9に接触させ、第2制動体11を時刻t(t>0)でブレーキ車9に接触させていることを示している。
また、かご2が下降する方向へアンバランス力FUBが作用し(かご2側の重量が釣合おもり3側の重量よりも大きく)、かつかご2が上昇している場合、及びかご2が上昇する方向へアンバランス力FUBが作用し(かご2側の重量が釣合おもり3側の重量よりも小さく)、かつかご2が上昇している場合には、アンバランス力FUBが作用する方向と、ブレーキ装置7による制動力が作用する方向とが同一となり、かご2に対する全制動力は、ブレーキ装置7による制動力の平均値Favにアンバランス力FUBが加算された値とされる。
逆に、かご2が下降する方向へアンバランス力FUBが作用し、かつかご2が下降している場合、及びかご2が上昇する方向へアンバランス力FUBが作用し、かつかご2が上昇している場合には、アンバランス力FUBが作用する方向と、ブレーキ装置7による制動力が作用する方向とが逆になり、かご2に対する全制動力は、ブレーキ装置7による制動力の平均値Favからアンバランス力FUBが減算された値とされる。
図4は、図1のエレベータにおいて、アンバランス力FUBが作用する方向と、ブレーキ装置7による制動力が作用する方向とが同一となっているときの全制動力と時間との関係を示すグラフである。図に示すように、全制動力の平均値は、ブレーキ装置7による制動力の平均値Favにアンバランス力FUBが加算された値とされている。従って、全制動力の値が大きくなりやすいので、全制動力を調整するために、第1制動体10をブレーキ車9に接触させるタイミングと、第2制動体11をブレーキ車9に接触させるタイミングとの時間差が大きくなる傾向にある。
図5は、図1のエレベータにおいて、アンバランス力FUBが作用する方向と、ブレーキ装置7による制動力が作用する方向とが逆になっているときの全制動力と時間との関係を示すグラフである。図に示すように、全制動力の平均値は、ブレーキ装置7による制動力の平均値Favからアンバランス力FUBが減算された値とされている。従って、全制動力の値が小さくなりやすいので、全制動力を調整するために、第1制動体10をブレーキ車9に接触させるタイミングと、第2制動体11をブレーキ車9に接触させるタイミングとの時間差が小さくなる傾向にある。なお、図5では、第1制動体10及び第2制動体11をブレーキ車9に同時に接触させたときの全制動力と時間との関係を示している。
図6は、図1のかご2が上昇しているときの第2制動体11の動作の遅れ時間とかご2の荷重との関係を示すグラフである。図に示すように、かご2が上昇する場合には、ブレーキ装置7による制動力がかご2の下降方向へ作用するので、かご2の荷重が大きくなるほど、全制動力を小さくする必要がある。即ち、この場合、かご2に対する全制動力を所定値に維持するためには、第1制動体10の動作に対する第2制動体11の動作の遅れ時間は、かご2の荷重が大きくなるほど、大きくする必要がある。従って、第2制動体11の動作の遅れ時間とかご2の荷重との関係が図6の破線TUPとなるのが理想的である。
図7は、図1のかご2が下降しているときの第2制動体11の動作の遅れ時間とかご2の荷重との関係を示すグラフである。図に示すように、かご2が下降する場合には、ブレーキ装置7による制動力がかご2の上昇方向へ作用するので、かご2の荷重が小さくなるほど、全制動力を小さくする必要がある。即ち、この場合、かご2に対する全制動力を所定値に維持するためには、第1制動体10の動作に対する第2制動体11の動作の遅れ時間は、かご2の荷重が大きくなるほど、小さくする必要がある。従って、第2制動体11の動作の遅れ時間とかご2の荷重との関係が図7の破線TDOWNとなるのが理想的である。
演算部23は、エンコーダ20からの情報に基づいてかご2の移動方向を求め、秤装置21からの情報に基づいてかご2の荷重を求めるようになっている。制御装置22には、かご2に対する全制動力を所定値に維持するための遅れ時間とかご2の荷重との関係(図6及び図7のそれぞれのグラフに示す関係)を含む設定データがあらかじめ設定されている。演算部23は、求めたかご2の移動方向及びかご2の荷重を設定データに当てはめることにより、遅れ時間を算出するようになっている。
即ち、演算部23は、かご2が上昇しているときには、かご2の荷重が0〜P1の範囲にあるときに遅れ時間を無くし、かご2の荷重がP1〜P2の範囲(P2>P1)にあるときに荷重P1における破線TUP上の値t1(t1>0)を遅れ時間とし、かご2の荷重がP2以上の範囲にあるときに荷重P2における破線TUP上の値t2(t2>t1)を遅れ時間とするようになっている(図6)。さらに、演算部23は、かご2が下降しているときには、かご2の荷重が0〜P1の範囲にあるときに荷重P1における破線TDOWN上の値t1’を遅れ時間とし、かご2の荷重がP1〜P2の範囲にあるときに荷重P2における破線TDOWN上の値t2’(t2’<t1’)を遅れ時間とし、かご2の荷重がP2以上の範囲にあるときに遅れ時間を無くすようになっている(図7)。
図8は、図1のかご2が上昇している場合にブレーキ装置7が動作したときのかご2の平均減速度αavとかご2の荷重との関係を示すグラフである。また、図9は、図1のかご2が下降している場合にブレーキ装置7が動作したときのかご2の平均減速度αavとかご2の荷重との関係を示すグラフである。図に示すように、かご2の移動方向及びかご2の荷重のそれぞれに応じて、第2制動体11の動作の遅れ時間を調整することにより、かご2の平均減速度αavを所定値を下回らない範囲において小さくすることができる。平均減速度αavは、かご2が最下階を下降して通過する場合や最上階を上昇して通過する場合であっても、昇降路の終端部にかご2が衝突することを防止可能な大きさにされる。
なお、図8の平均減速度αavとかご2の荷重との関係は、図6の第2制動体11の動作の遅れ時間とかご2の荷重との関係に対応するグラフとなっている。また、図9の平均減速度αavとかご2の荷重との関係は、図7の第2制動体11の動作の遅れ時間とかご2の荷重との関係に対応するグラフとなっている。
図10は、図1の処理部24を示す構成図である。図において、処理部24は、各電磁マグネット17,19への通電を個別に行うための複数(この例では、2つ)の給電回路部(電力供給手段)25と、電磁マグネットへの通電を停止するための動作信号を演算部23からの情報に基づく時間差で各給電回路部に出力する動作指令部(指令手段)26とを有している。なお、図10では、各給電回路部25のうち、電磁マグネット19への通電を行うための給電回路部25のみを示している。また、電磁マグネット17への通電を行うための給電回路部25の構成も図10に示す給電回路部25の構成と同様になっている。
各給電回路部25は、電磁マグネット19に電力を供給するための電源(この例では、直流電源)27と、電源27から電磁マグネット19への給電を実行あるいは停止する通電用スイッチ(SW)28とを有している。通電用スイッチ28は、かご2が移動されているときには、ON状態とされ、電源27から電磁マグネット19への電力の供給を行うようになっている。また、通電用スイッチ28は、動作指令部26からの動作信号を給電回路部25が受けたときに、OFF動作を行い、電源27から電磁マグネット19への電力の供給を停止するようになっている。
動作指令部26は、ブレーキ装置7の動作時に、電磁マグネット17への通電を行うための給電回路部25(以下、「第1動作用給電回路部25」という)へ動作信号を出力した後、演算部23からの情報に基づく遅れ時間だけ遅らせて、電磁マグネット19への通電を行うための給電回路部25(以下、「第2動作用給電回路部25」という)へ動作信号を出力するようになっている。
なお、動作指令部26には、最初の動作信号を出力した後に、次の動作信号の出力を遅らせるためのタイマが搭載されている。また、各給電回路部25には、電磁マグネット17,19を流れる電流値を調整するための抵抗(R)29と、電流の逆流を防止するためのダイオード30とが設けられている。
次に、動作について説明する。例えばエンコーダ20等からの情報により、かご2の速度が設定過速度以上になったことが検出されると、制御装置22の制御により、演算部23において遅れ時間が算出され、演算部23から動作指令部26へ遅れ時間の情報が出力される。ここで算出される遅れ時間は、かご閉扉後でエレベータ走行開始前に予め算出しておいた値を用いてもよい。
この後、動作指令部26が遅れ時間の情報を受けると、動作指令部26から第1動作用給電回路部25へ動作信号が出力される。このとき、動作指令部26のタイマが作動し、演算部23で算出された遅れ時間の計測を開始する。
第1動作用給電回路部25が動作信号を受けると、第1動作用給電回路部25の通電用スイッチ28がOFF動作を行い、電磁マグネット17への通電が停止される。これにより、第1制動体10がブレーキ車9に接触し、ブレーキ車9に弱い制動力が発生する。
この後、タイマの計測により最初の動作信号の出力から、演算部23で算出された遅れ時間が経過すると、動作指令部26から第2動作用給電回路部25へ動作信号が出力される。
第2動作用給電回路部25が動作信号を受けると、第2動作用給電回路部25の通電用スイッチ28がOFF動作を行い、電磁マグネット19への通電が停止される。これにより、第2制動体11がブレーキ車9に接触し、ブレーキ車9に発生する制動力が増大する。この後、ブレーキ車9の回転が停止され、かご2の移動が停止される。
なお、かご2の通常停止時には、かご2の移動が停止した直後に、動作指令部26から各給電回路部25に動作信号が同時に出力され、電磁マグネット17,19のそれぞれへの給電が同時に停止される。
このようなエレベータの制動システムでは、演算部23において、かご2の移動方向を検出するためのエンコーダ20、及びかご2の荷重を検出するための秤装置21のそれぞれからの情報に基づいて、第1制動体10と第2制動体11とがブレーキ車9に接触するときの時間差が算出されるようになっているので、かご2の移動方向やかご2の荷重の変化に応じて、ブレーキ車9に対する制動力を調整することができ、ブレーキ装置7の動作によって生じるかご2の減速度を一定に近づけることができる。これにより、かご2への衝撃をより確実に低減することができる。
また、動作指令部26は、演算部23で算出された時間差(遅れ時間)で各給電回路部25に動作信号を出力するようになっているので、電磁マグネット17,19への給電の停止のタイミングに時間差をつける機能を給電回路部25に設ける必要がなくなり、各給電回路部25の構成を簡単にすることができる。
なお、上記の例では、かご2の荷重が秤装置21からの情報に基づいて求められているが、巻上機4のモータ5に供給される駆動電流値に基づいてアンバランス力FUBを求めるようにしてもよい。
実施の形態2.
図11は、この発明の実施の形態2による第2動作用給電回路部を示す構成図である。図において、第2動作用給電回路部41は、電源(この例では、直流電源)27と、電源27から蓄えられた電力を電磁マグネット19に供給するための蓄電装置であるコンデンサ(C)42と、電源27からコンデンサ42及び電磁マグネット19への給電を実行あるいは停止する第1スイッチ(SW1)43と、電源27及びコンデンサ42から電磁マグネット19への給電を実行あるいは停止する第2スイッチ(SW2)44とを有している。
なお、第2動作用給電回路部41には、電磁マグネット19を流れる電流値を調整するための抵抗29と、電流の逆流を防止するためのダイオード30,45が設けられている。また、他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。動作指令部26が遅れ時間の情報を受けると、動作指令部26から第1動作用給電回路部25へ動作信号が出力されると共に、第2動作用給電回路部41のスイッチ43へも動作信号が出力される。従って、ブレーキ装置7の動作時には、まず、実施の形態1と同様に、第1制動体10がブレーキ車9に接触し、ブレーキ車9に弱い制動力が発生する。この後、演算部23で算出された遅れ時間が経過すると、動作指令部26から第2動作用給電回路部41のスイッチ44へ動作信号が出力される。
第2動作用給電回路部41のスイッチ44が動作信号を受けると、スイッチ44がOFF動作を行い、電磁マグネット19への通電が停止される。これにより、第2制動体11がブレーキ車9に接触し、ブレーキ車9に発生する制動力が増大する。この後、ブレーキ車9の回転が停止され、かご2の移動が停止される。
このようなエレベータの制動システムでは、第2動作用給電回路部41は、電源27から蓄えられた電力を電磁マグネット19に供給するためのコンデンサ42を有しているため電源27からの電源供給することなしに遅れ時間をもったブレーキ動作を行うことができる。また、スイッチ44が動作信号を受けたときに、電源27からコンデンサ42及び電磁マグネット19への電力の供給を停止するようになっているので、スイッチ44に動作不良が発生した場合であっても、コンデンサ42に蓄えられた電力を放電して消費することにより、一定時間の給電後に電磁マグネット19への給電の停止をより確実に行うことができる。即ち、第2動作用給電回路部41に対して、ブレーキ車9の制動を開始するためのフェールセーフ機能を与えることができる。また、第2スイッチ44が正常に動作する限りにおいて、コンデンサ42への充電やコンデンサ42からの放電がほとんど発生することがないことから、コンデンサ42の長寿命化も図ることができる。
なお、上記の例では、蓄電装置としてコンデンサ42が用いられているが、バッテリを蓄電装置としてもよい。
実施の形態3.
図12は、この発明の実施の形態3による第2動作用給電回路部を示す構成図である。図において、第2動作用給電回路部51は、電源(この例では、直流電源)27と、電源27から蓄えられた電力を電磁マグネット19に供給するための第1コンデンサ(C1)52及び第2コンデンサ(C2)53と、電源27から、第1コンデンサ52、第2コンデンサ53及び電磁マグネット19への給電を実行あるいは停止する第1スイッチ(SW1)54と、電源27及び第1コンデンサ52から、第2コンデンサ53及び電磁マグネット19への給電を実行あるいは停止する第2スイッチ(SW2)55と、電源27、第1コンデンサ52及び第2コンデンサ53から、電磁マグネット19への給電を実行あるいは停止する第3スイッチ56(SW3)とを有している。
この例では、第1コンデンサ52及び第2コンデンサ53のそれぞれの静電容量は、互いに同一とする。第1コンデンサ52及び第2コンデンサ53のそれぞれが蓄える電力量の合計は、演算部23で算出される3段階の遅れ時間(遅れ時間が無い段階も含む)のうち、最も大きい遅れ時間分(時間差分)だけ電磁マグネット19へ放電可能な電力量となっている。また、第2コンデンサ53が蓄える電力量は、演算部23で算出される3段階の遅れ時間(遅れ時間が無い段階も含む)のうち、2番目に大きい遅れ時間分(時間差分)だけ電磁マグネット19へ放電可能な電力量となっている。
動作指令部26は、各給電回路部25,51へ動作信号を同時に出力するようになっている。また、第2動作用給電回路部51への動作信号の出力は、第1スイッチ54へ行うと共に、演算部23からの情報に基づいて、第2スイッチ55及び第3スイッチ56のうちのいずれかを選択して行うようになっている。即ち、動作指令部26は、演算部23で算出された遅れ時間が3段階のうち最も大きいときには第2スイッチ55及び第2スイッチ56は共に選択せず(第1コンデンサ52及び第2コンデンサ53のみを選択)、遅れ時間が2番目に大きいときには第2スイッチ55のみを選択(第2コンデンサ53のみを選択)し、遅れ時間が無いときには第3スイッチ56を選択(電磁マグネット19への給電を行わない状態を選択)して、第2動作用給電回路部51に動作信号を出力するようになっている。
第2動作用給電回路部51は、動作信号を受けると、第1〜第3スイッチ54〜56のうち、動作指令部26により選択されたスイッチをOFF動作させる。これにより、第2動作用給電回路部51が動作信号を受けてから、動作指令部26により選択された遅れ時間分だけ電磁マグネット19への給電が維持され、その分だけ、第2制動体11のブレーキ車9への接触のタイミングが遅れる。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの制動システムでは、第2動作用給電回路部51は、動作信号を受けてから、電磁マグネット19への電力の供給を遅れ時間分だけ維持するための第1コンデンサ52及び第2コンデンサ53を有しているので、動作指令部26にタイマを搭載する必要がなくなり、動作指令部26の構成を簡単にすることができる。また、実施の形態2と同様に、第2動作用給電回路部51に対しても、ブレーキ車9の制動を開始するためのフェールセーフ機能を与えることができる。
また、動作指令部26は、第1コンデンサ52及び第2コンデンサ53を選択して動作信号を出力し、第2動作用給電回路部51が動作信号を受けたときに、選択されたコンデンサのみから電力が電磁マグネット19へ供給されるようになっているので、電磁マグネット19への給電を維持するための時間をコンデンサの選択により調整することができ、複数段階の遅れ時間を設定することができる。
なお、上記の例では、電磁マグネット19を流れる電流値を調整するための抵抗が抵抗値一定の抵抗29とされているが、図13に示すように、動作指令部26からの抵抗値指令により抵抗値を変化可能な可変抵抗(VR)57としてもよい。このようにすると、電磁マグネット19への電流変化の時定数を変化させることができ、遅れ時間の調整をさらに精密に行うことができる。
また、上記の例では、第1コンデンサ52及び第2コンデンサ53の2つのコンデンサが蓄電装置とされているが、3つ以上のコンデンサを蓄電装置としてもよい。例えば、図14に示すように、第1コンデンサ52及び第2コンデンサ53と並列に接続された第3コンデンサ(C3)58を追加してもよい。この場合、電源27及び第1〜第3コンデンサ52,53,58から電磁マグネット19への給電を実行あるいは停止する第4スイッチ(SW4)59が第2動作用給電回路部51に設けられる。また、動作指令部26からの動作信号は、第1〜第4スイッチ54,55,56,59のいずれかを選択して出力される。このようにすれば、さらに多くの段階の遅れ時間を設定することができる。

Claims (2)

  1. かごの移動に伴って回転される回転体と、上記回転体に接離可能な複数の制動体と、上記回転体に接離する方向へ各上記制動体を個別に変位させる複数の制動体変位装置とを有するブレーキ装置、
    上記かごの荷重を検出するためのかご荷重検出装置、
    上記かごの移動方向を検出するためのかご方向検出装置、
    上記かご荷重検出装置及び上記かご方向検出装置のそれぞれからの情報に基づいて、各上記制動体が上記回転体に接触するときに設けるべき時間差を算出する遅れ時間算出手段、及び
    上記遅れ時間算出手段からの情報に基づいて、各上記制動体が上記時間差で上記回転体に接触するように各上記制動体変位装置を制御する制動動作制御手段
    を備え
    各上記制動体変位装置は、上記回転体に接触する方向へ上記制動体を付勢する付勢体と、通電により上記付勢体の付勢に逆らって上記制動体を上記回転体から開離させる電磁マグネットとを有し、
    上記制動動作制御手段は、各上記電磁マグネットへの通電を個別に行うための複数の電力供給手段と、上記電磁マグネットへの通電を停止するための動作信号を各上記電力供給手段に出力する指令手段とを有しており、
    各上記電力供給手段の少なくともいずれかは、上記動作信号を受けてから、上記電磁マグネットへの電力の供給を上記時間差分だけ維持するための蓄電装置と、上記電磁マグネットを流れる電流値を調整し、上記指令手段からの抵抗値指令により抵抗値を変化可能な可変抵抗とを有していることを特徴とするエレベータの制動システム。
  2. かごの移動に伴って回転される回転体と、上記回転体に接離可能な複数の制動体と、上記回転体に接離する方向へ各上記制動体を個別に変位させる複数の制動体変位装置とを有するブレーキ装置、
    上記かごの荷重を検出するためのかご荷重検出装置、
    上記かごの移動方向を検出するためのかご方向検出装置、
    上記かご荷重検出装置及び上記かご方向検出装置のそれぞれからの情報に基づいて、各上記制動体が上記回転体に接触するときに設けるべき時間差を算出する遅れ時間算出手段、及び
    上記遅れ時間算出手段からの情報に基づいて、各上記制動体が上記時間差で上記回転体に接触するように各上記制動体変位装置を制御する制動動作制御手段
    を備え、
    各上記制動体変位装置は、上記回転体に接触する方向へ上記制動体を付勢する付勢体と、通電により上記付勢体の付勢に逆らって上記制動体を上記回転体から開離させる電磁マグネットとを有し、
    上記制動動作制御手段は、各上記電磁マグネットへの通電を個別に行うための複数の電力供給手段と、上記電磁マグネットへの通電を停止するための動作信号を各上記電力供給手段に出力する指令手段とを有しており、
    各上記電力供給手段の少なくともいずれかは、上記動作信号を受けてから、上記電磁マグネットへの電力の供給を上記時間差分だけ維持するための複数の蓄電装置を有し、
    上記指令手段は、各上記蓄電装置のうち少なくともいずれかを選択して上記動作信号を出力するようになっており、
    上記電力供給手段が上記動作信号を受けたときに、上記指令手段によって選択された上記蓄電装置からの電力のみが上記電磁マグネットへ供給されるようになっていることを特徴とするエレベータの制動システム。
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