JPWO2010084560A1 - 画像処理方法、画像処理装置およびプログラム - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2010084560A1
JPWO2010084560A1 JP2010547323A JP2010547323A JPWO2010084560A1 JP WO2010084560 A1 JPWO2010084560 A1 JP WO2010084560A1 JP 2010547323 A JP2010547323 A JP 2010547323A JP 2010547323 A JP2010547323 A JP 2010547323A JP WO2010084560 A1 JPWO2010084560 A1 JP WO2010084560A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
device value
difference
image
color device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010547323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5003825B2 (ja
Inventor
塚田 正人
正人 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010547323A priority Critical patent/JP5003825B2/ja
Publication of JPWO2010084560A1 publication Critical patent/JPWO2010084560A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5003825B2 publication Critical patent/JP5003825B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/603Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6027Correction or control of colour gradation or colour contrast

Abstract

入力画像の各画素に対して、測色的色再現による第1の色変換を行って目的色空間における第1のカラーデバイス値に変換する。また、白色の元色空間における輝度と、画素の元色空間における輝度との差分DIを算出する。出力画像を生成する際に、差分DIが0である画素については、元色空間におけるカラーデバイス値を維持する。差分DIが0より大きい画素については、第1のカラーデバイス値と上記カラーデバイス値との差分に、1以下0より大きい係数を乗算して得た値と、上記カラーデバイス値との和になる第2のカラーデバイス値を出力画像のカラーデバイス値として算出する。これにより、元色空間における入力画像から目的色空間における出力画像を生成する際に、色の見えを一致させながら、カラー画像をより明るく再生できる。

Description

本発明は、カラー画像再生装置のための画像処理方法、画像処理装置および記録媒体に関し、特にカラー画像再生装置においてカラー画像をより明るく、かつ、所望の色再現を実現する画像処理技術に関する。
カラースキャナや、カラーモニタ、カラープロジェクタ、カラープリンタなどの色特性が異なるカラー画像再生装置間の色再現について、様々な手法が提案されており、ここでいくつかの例を説明する。なお、以下の説明に引用される文献によって、カラー画像再生装置について異なる名称が用いられているが、分かりやすいように、カラー画像再生装置に統一する。
非特許文献1のAnnex Dに開示された色再現手法は、まず、カラー画像再生装置のカラーデバイス値と、ICC(International Color Consortium)規定された、CIE標準の光D50を基準白色とするプロファイルコネクションスペース(PCS)との対応関係を求める。そして、PCSを経由して、入力元のカラー画像再生装置のカラーデバイス値から出力先のカラー画像再生装置のカラーデバイス値への変換を行う。具体的には、入力元のカラー画像再生装置のカラーデバイス値をPCSに変換し、PCSから出力先のカラー画像再生装置のカラーデバイス値に変換する。カラーデバイス値からPCSへの変換の際、白色が異なる場合、人間の完全色順応タイプの色順応変換が適用される。この場合の色再現は、入力元のカラー画像再生装置の白色に対応するカラーデバイス値が、出力先のカラー画像再生装置の白色に対応するカラーデバイス値に変換される色変換となる。
人間の完全色順応を考慮したこの色変換方法は、von Kriesモデルをベースとしている。この色変換方法は、照明が変化すると人間の視覚における3種類の分光感度(ργβ)が、形を変えずに感度バランスを白色が一致するように変化することによって色順応を行うというものである。照明1のργβ感覚量を(ρ0,γ0,β0)、照明1下の物体のργβ感覚量を(ρ,γ,β)とし、照明2のργβ感覚量を(ρ0',γ0',β0')、同一物体の照明2下のργβ感覚量を(ρ',γ',β')とすると、物体色の視覚系のργβ感覚量は、ρ/ρ0、γ/γ0、β/β0、ρ'/ρ0'、γ'/γ0'、β'/β0'となる。照明1と照明2の下で、その物体の色の見えを一致させるためには、式(1)と式(2)に示すように上記ργβ感覚量を一致させればよい。
Figure 2010084560
Figure 2010084560
また、ργβ感覚量は、式(3)に示す線形変換により三刺激値XYZから得られる。
Figure 2010084560
照明1と照明2の三刺激値(X0,Y0,Z0)、(X0',Y0',Z0')を式(3)に代入することにより、式(1)中のρ0、γ0、β0、ρ0'、γ0'、β0'が得られる。また、式(3)における変換行列Mとしては、Pittの行列や、Estevezの行列、Bradfordの行列などが用いられる。
また、式(3)を式(2)に代入することによって、式(4)に示すvon Kriesの色順応予測式を得ることができる。なお、式(4)におけるDは、式(5)に示されている。
Figure 2010084560
Figure 2010084560
RGB表色系のカラー画像再生装置の場合、カラーデバイス値RGBと三刺激値XYZとの対応関係は、式(6)に示す通りである。ここで、カラーデバイス値RGBは、カラー画像再生装置のガンマ特性を考慮して、予め逆ガンマ補正を施して入力特性がリニアに変換されたものであるとする。
Figure 2010084560
式(6)において、Qは、3x3行列であり、以下RGB−XYZ変換行列という。RGB−XYZ変換行列Qは、カラー画像再生装置の色特性によって異なる。なお、ブラックの三刺激値(Xk,Yk,Zk)を考慮すると、式(6)は式(7)になる。
Figure 2010084560
したがって、ブラックの三刺激値をゼロとした場合、RGB−XYZ変換行列Qが「A」であるカラー画像再生装置のRGBから、RGB−XYZ変換行列Qが「B」であるカラー画像再生装置のR'G'B'への色変換は、人間の完全色順応を考慮した上記色変換方法を用いると、式(8)に示すようになる。
Figure 2010084560

なお、式(8)における行列Dは、この2つのカラー画像再生装置におけるそれぞれの白色の三刺激値と、式(3)および式(5)を用いて算出できる。
特許文献1には、白色の異なるカラー画像再生装置間の色再現において、不完全色順応を考慮した色再現手法が提案されている。この手法は、変換元と変換先のカラー画像再生装置の白色の相関色温度などを用いて、変換元と変換先での白色の表面反射率を復元し、復元された2つの白色の表面反射率から、不完全色順応状態における白色の順応白色表面反射率を計算する。そして、変換元の白色の表面反射率と不完全色順応状態における白色の順応白色表面反射率との関係を、その他の色の表面反射率にも同様に適用することで、白色の異なるカラー画像再生装置間で色の見えを一致させる。
また、特許文献2には、カラー画像再生装置の出力する白の輝度に応じて、白色点の変化量を異ならせる色補正テーブルを用いて、入力信号に所望の画像処理を施してカラー画像再生装置に出力する画像処理装置が開示されている。この画像処理装置は、人間の眼が、暗い光よりも明るい光に順応しやすい特性を利用したものであり、カラー画像再生装置の出力する白の輝度が大きくなるにしたがって、変換後の目標白色点をカラー画像再生装置の白色点に近づけるように処理を行う。
さらに、特許文献2には、忠実な色再現が可能な色補正を行うための色再現優先の色補正テーブルと、明るさ優先の色補正を行うための明るさ優先の色補正テーブルとを画像処理装置に備え、色再現優先の色補正テーブルによる変換後の目標白色点をカラー画像再生装置の白色点に近づける方法に加え、自然画やプレゼンテーション用データなど入力信号に応じて明るさ優先の色補正テーブルと色再現優先の色補正テーブルを切り替える方法も開示されている。入力信号に応じた切替えに関して、自然画のデータの場合には色再現優先の色変換テーブルに、プレゼンテーション用のデータの場合には明るさ優先の色補正テーブルに切り替えるとしている。
また、特許文献3は、特許文献2の手法に対して、色補正開始後の経過時間に応じて白色点の変化量を異ならせる処理を追加した手法を開示している。
特許文献1〜3の手法は、対応する色再現あるいは等価な色再現により、人間の色知覚における(不完全)色順応を考慮して、カラー画像再生装置により再現される順応白色の色度を所望の色度に設定し、白色以外の色については、順応白色を基準とした色変換を適用した色再現方法であるといえる。
また、カラーディスプレイは、測色的色再現により、再現する色を白色の色度が指定された特定の色空間(例えばsRGBやAdobeRGBではCIE標準の光D65)で比較的容易に色再現が実現できる。さらに、対応する色再現あるいは等価な色再現として、人間の色知覚における(不完全)色順応を考慮して、カラー画像再生装置で再現する順応白色の色度を所望の色度に設定し、白色以外の色については、この順応白色を基準として得られる色補正(色変換)を適用する色再現方法が、上述の特許文献1〜特許文献3の従来法で示されている。
特開2000−113174号公報 特開2003−18416号公報 特開2003−99026号公報
Specification ICC.1:2004−10(Profile version 4.2.0.0), International Color Consortium 田島譲二著,「画像工学シリーズ10 カラー画像複製論 カラーマネジメントの基礎」,丸善株式会社,平成8年9月30日,p.33−39
カラー画像再生装置は、その使用目的によって、色の見えを一致させながら、カラー画像をより明るく再生することが要求される場合がある。例えば、周辺環境光の影響を受けやすいカラープロジェクタの場合、輝度に関するコントラストを維持するために、白色についてできるだけ輝度を高める必要がある。
ところで、特許文献1〜3の手法では、カラー画像再生装置で色再現性を優先する場合、カラー画像再生装置で出力可能な最大輝度を有する色の色度が指定の色空間の白色の色度と異なるときに、カラー画像再生装置で出力可能な色の最大輝度を落とすことによって白色の色度を一致させる必要がある。つまり、これらの手法では、対応する色再現もしくは等価な色再現によって所望の色合いを再現することが可能であるが、それに伴い白色の輝度はカラー画像再生装置で出力可能な最大輝度よりも落ちてしまう可能性がある。これでは、再生する際に、カラー画像の明るさが暗くなってしまう。
また、上記各手法は、白色を基準とした色変換を全ての色に適用している。再生する際の明るさを維持するために、カラー画像再生装置の白色を、該カラー画像再生装置で出力する可能な最大輝度の色に設定すると、色変換が行われないか、色変換の効果が弱まってしまうことが知られている。そのため、これらの手法では、カラー画像を明るく再生できるが、色の見えを一致させることができない恐れがある。
なお、特許文献2および特許文献3において、明るさ優先の色補正テーブルの作成方法については記載がない。そのため、明るさ優先の色補正テーブルを用いて色補正する際の色の見えについては不明である。
本発明の1つの態様は、元色空間における画像である入力画像から、目的色空間における画像である出力画像を生成する画像処理方法である。この画像処理方法において、特徴量取得処理と、差分算出処理と、第1の色変換と、出力画像生成処理が行われる。
特徴量取得処理は、入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、該色の明るさを示し得る特徴量と、元色空間における白色の特徴量を取得する。
差分算出処理は、入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、元色空間における白色の明るさを示し得る特徴量と、該カラーデバイス値が表す色の上記特徴量との差分である第1の差分を算出する。
第1の色変換は、入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、測色的色再現により該色のカラーデバイス値を目的色空間におけるカラーデバイス値である第1のカラーデバイス値に変換する。
出力画像生成処理は、第2の色変換により得られた第2のカラーデバイス値を出力画像のカラーデバイス値として出力する。第2の色変換は、入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、第1の差分が0であるときに該カラーデバイス値(元色空間におけるカラーデバイス値)になり、第1の差分が0より大きいときに、第1のカラーデバイス値と該カラーデバイス値との差分である第2の差分に、1以下0より大きい係数を乗算して得た値と、該カラーデバイス値との和になるように、第2のカラーデバイス値を算出する。
第2の色変換は、下記の式(9)により表すことができる。式(9)において、関数fは、第1の差分が0であるときに0を、第1の差分が0以外であるときに1以下0より大きい値を出力するものである。
P2=P0+f(DI)(P1−P0) (9)
但し,P2:第2のカラーデバイス値
P1:第1のカラーデバイス値
P0:元色空間におけるカラーデバイス値
DI:第1の差分
なお、上記態様の画像処理方法を画像処理装置やシステム、または該画像処理方法による処理をコンピュータに実行せしめるプログラムや、該プログラムを記録した記録媒体などに置き換えて表現したものも、本発明の態様として有効である。
本発明にかかる色変換技術によれば、色の見えを一致させながら、カラー画像をより明るく再生できる。
本発明の第1の実施の形態にかかる画像処理装置を示す図である。 図1に示す画像処理装置における処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかる画像処理装置を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。また、プログラムは、記録媒体に記録して提供することも可能であり、また、インターネットその他の通信媒体を介して伝送することにより提供することも可能である。また、記憶媒体には、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等が含まれる。また、通信媒体には、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体等が含まれる。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像処理装置100を示す。画像処理装置100は、元色空間における画像(入力画像)から、目的色空間における、上記入力画像に対応する画像(出力画像)を生成するものであり、元色空間と目的色空間は、色特性が異なる2つの色空間である。
画像処理装置100は、特徴量取得部102と、差分算出部104と、第1の色変換部106と、出力画像生成部110を備え、出力画像生成部110は、第2の色変換部108を有する。説明上の便宜のため、入力画像と出力画像の表色系がRGB表色系であるとする。すなわち、入力画像と出力画像のカラーデバイス値は、R値、G値、B値の組合せとなる。また、RGB値と三刺激値との対応関係は、元色空間と目的色空間のいずれについても知られているとする。これは、元色空間と目的色空間のいずれについても、前述した式(6)または式(7)において、RGB−XYZ変換行列Qが知られていることを意味する。ここで、元色空間のRGB−XYZ変換行列がAであり、目的色空間のRGB−XYZ変換行列がBであるとする。
特徴量取得部102は、元色空間における白色の特徴量と、入力画像の各画素の特徴量を取得する。この特徴量は、明るさを示し得るものであり、例えば、輝度を用いることができる。
特徴量として輝度を用いる場合、特徴量取得部102は、まず、下記の式(10)または式(11)に従って元色空間における白色の輝度Ywを算出する。
Figure 2010084560

Figure 2010084560

ここで、Aは、変換元となる色空間のRGB→XYZ変換行列であり、「Xbk、Ybk、Zbk」は、元色空間における黒の三刺激値XYZである。
次に、特徴量取得部102は、下記の式(12)または(13)に従って元色空間における入力画像中の各画素の輝度Yを算出する。
Figure 2010084560

Figure 2010084560
ここでは入力画像の表色系がRGBであるとしているため、特徴量取得部102は、入力画像のカラーデバイス値P0(RGB)から輝度Yを算出する必要があるが、例えば、入力画像の表色系がYCCである場合に、特徴量取得部102は、入力画像のカラーデバイス値から直接輝度Yを取得すればよい。また、元色空間における白色の輝度Ywについても、必ずしも計算により取得するとは限らず、例えば予め設定されている場合には、設定値を読み出すことによって取得すればよい。
差分算出部104は、入力画像の各画素について、該画素の輝度Yと、元色空間における白色の輝度Ywとの差分DIを算出する。この差分DIは、例えば式(14)に示すものである。
Figure 2010084560
なお、白色画素の場合、YとYwが同一であるため、DIが0になる。黒色画素の場合、Yが0であるため、DIが1になる。すなわち、差分DIは、0以上1以下の実数である。
第1の色変換部106は、測色的色再現による第1の色変換を行って、入力画像における各画素のカラーデバイス値P0(RGB)を、目的色空間におけるカラーデバイス値に変換する。第1の色変換部106により得られたカラーデバイス値を、以下「第1のカラーデバイス値」といい、「P1」または「R'G'B'」で表記する。
具体的には、入力画像の各画素の三刺激値XYZを算出し、式(15)に従って、入力画像における各画素のカラーデバイス値P0(RGB)から、上述した第1のカラーデバイス値P1(R'G'B')を算出する。
Figure 2010084560

なお、式(15)において、B−1は、目的色空間のRGB−XYZ変換行列Bの逆行列である。
第2の色変換部108は、入力画像の各画素について、元色空間におけるカラーデバイス値P0を目的色空間におけるカラーデバイス値に変換する。第1の色変換部106が得た第1のデバイス値と区別するために、第2の色変換部108により得られたカラーデバイス値を第2のデバイス値といい、「P2」または「R''G''B''」で表記する。
第2の色変換部108は、元色空間におけるカラーデバイス値P0(RGB)を第2のカラーデバイス値P2(R''G''B'')に変換する際に、差分DIが0であるときに0を、差分DIが0以外であるときに0より大きく、1以下である値を出力する関数fを用いて、式(16)にしたがって、入力画像の各画素の第2のカラーデバイス値P2を求める。
Figure 2010084560
すなわち、第2の色変換部108は、入力画像の各画素について、差分DIが0であるときに0を、差分DIが0以外であるときに0より大きく、1以下である係数を、測色的色再現による得られた第1のカラーデバイス値P1と元色空間におけるカラーデバイス値P0との差分に乗算して、カラーデバイス値P0に加算することにより、第2のカラーデバイス値P2を得る。
出力画像生成部110は、第2の色変換部108により得られた第2のカラーデバイス値を出力画像のカラーデバイス値として出力する。これにより、目的色空間における出力画像が生成される。
図2は、図1に示す画像処理装置100の処理を示すフローチャートである。図示のように、まず、特徴量取得部102は、元色空間における白色の輝度Ywと、入力画像の各画素の輝度Yを取得する(S12、S14)。そして、差分算出部104は、入力画像の各画素について、元色空間における白色の輝度Ywと、輝度Yとの差分DIを算出する(S16)。
また、第1の色変換部106は、測色的色再現による第1の色変換を行い、入力画像の各画素について、元色空間におけるカラーデバイス値P0(RGB)を目的色空間における第1のカラーデバイス値P1(R'G'B')に変換する(S18)。
そして、第2の色変換部108は、式(16)に従って、入力画像の各画素について、第2のカラーデバイス値P2を求める(S20)。
最後に、出力画像生成部110は、第2の色変換部108が得られた各第2のカラーデバイス値P2を出力する。これにより、出力画像が得られる。(S22)。
画像処理装置100において、白色画素について、差分DIが0であるので、白色の元色空間におけるカラーデバイス値は維持される。例えば、白色の元色空間におけるカラーデバイス値(R,G,B)が(255,255,255)であるときに、入力画像の白色画素について、出力画像のカラーデバイス値(R''、G''、B'')も(255,255,255)となる。これにより、入力画像の白色の輝度が維持される。
一方、白色以外の画素のうちの、差分DIが0より大きい画素については、出力画像のカラーデバイス値(第2のカラーデバイス値P2)は、元色空間におけるカラーデバイス値P0と、元色空間におけるカラーデバイス値P0と測色的色再現により得られた第1のカラーデバイス値P1との間のカラーデバイス値となる。すなわち、白色以外の画素に対して、目的色空間におけるカラーデバイス値が測色的色再現による得られた第1のカラーデバイス値P1に近づくように色補正が行われている。
こうすることにより、色の見えを一致させながら、カラー画像をより明るく再生できる。
また、関数fとしては、差分DIが0以外であるときに、「1以下0より大きい」範囲内で、差分DIが大きいほど大きくなる値を出力するものを用いることが好ましい。この場合、差分DIそのものを関数fの出力値としてもよい。すなわち、式(16)は、下記の式(17)になる。
Figure 2010084560
また、画像処理装置100において、例として、明るさを示し得る特徴量として輝度を用いたが、明度を用いてもよい。さらに、この特徴量は、色成分が含まれてもよく、例えば明度に色成分が加味された色差Eabを用いてもよい。もちろん、カラーデバイス値そのもの(例えばRGB値)を用いてもよい。この場合、特徴量の差分は、カラーデバイス値のユークリッド距離になる。例えば、元空間における白色のカラーデバイス値が(255,255,255)であるときに、差分DIは、式(18)に示すように算出される。
Figure 2010084560
図3は、本発明の第2の実施の形態にかかる画像処理装置200を示す。画像処理装置200は、元色空間における画像(入力画像)から、目的色空間における、上記入力画像に対応する画像(出力画像)を生成するものであり、色空間情報記憶部210と、代表色生成部220と、特徴量取得部232と、差分算出部234と、第1の色変換部236と、出力画像生成部250を備え、出力画像生成部250は、第2の色変換部238と、ルックアップテーブル(LUT)240を有する。
ここも、説明上の便宜のため、入力画像と出力画像の表色系がRGB表色系であるとする。すなわち、入力画像と出力画像のカラーデバイス値は、R値、G値、B値の組合せとなる。
色空間情報記憶部210は、元色空間と目的色空間の色空間情報を記憶している。色空間情報記憶部210に記憶される色空間情報の取得手法としては、従来知られている種々の方法を用いることができる。例えば、画像編集ソフトPhotoShop(登録商標)では元色空間と目的色空間の色情報を得るために、ICCプロファイルを設定できるGUIがある。この場合、色空間情報記憶部210は、図示しない上記GUIを介して設定された元色空間と目的色空間の色空間情報を記憶すればよい。なお、色空間情報は、当該色空間を規定する情報であり、例えば、RGB蛍光体の色度、白色の色度と輝度、各色信号のガンマ特性などである。
代表色生成部220は、複数の代表色を生成して、夫々の代表色のRGB値を得る。この複数の代表色は、なるべく広範囲の色を網羅するように生成されることが好ましい。
特徴量取得部232と、第1の色変換部236と、第2の色変換部238は、処理する対象色が異なる点を除き、図1に示す画像処理装置100における特徴量取得部102と、差分算出部104と、第2の色変換部108と夫々同一の処理を行う。なお、本実施の形態においても、例として、明るさを示しる特徴量として、輝度を用いる。
特徴量取得部232は、元色空間における白色の輝度Ywと、各代表色の輝度Ysを算出する。特徴量取得部232は、元色空間における白色の輝度Ywについては、色空間情報記憶部210から読み出すと共に、色空間情報記憶部210に記憶された元色空間のRGB蛍光体の色度と白色の色度から、元色空間のRGB−XYZ変換行列Qを算出する(非特許文献2参照)。元色空間のRGB−XYZ変換行列QがAであるとする。そして、特徴量取得部232は、RGB−XYZ変換行列Aを用いて、式(6)または式(7)に従って各代表色のカラーデバイス値Ps(RGB)から輝度Ysを算出する。特徴量取得部232は、元色空間における白色の輝度Ywと、各代表色の元色空間における輝度Ysを差分算出部234に出力し、元色空間のRGB−XYZ変換行列Aを第1の色変換部236に出力する。
差分算出部234は、各代表色について、該代表色の輝度Ysと、元色空間における白色の輝度Ywとの差分DIを算出する。この差分DIは、例えば式(19)に示すものである。
Figure 2010084560
第1の色変換部236は、各代表色について、測色的色再現による第1の色変換を行って、各代表色の元色空間における代表色のカラーデバイス値Ps(RGB)を、夫々の第1のカラーデバイス値P1(R'G'B')に変換する。具体的には、色空間情報記憶部210に記憶された目的色空間のRGB蛍光体の色度と白色の色度から、目的色空間のRGB−XYZ変換行列Bを算出し、RGB−XYZ変換行列Bと、特徴量取得部232から得られた元色空間のRGB−XYZ変換行列Aとを用いて、式(15)に従って、各代表色のカラーデバイス値Ps(RGB)から、第1のカラーデバイス値P1s(R'G'B')を算出する。
第2の色変換部238、各代表色について、式(16)にしたがって、該各代表色の第2のカラーデバイス値P2s(R''G''B'')を求めて、LUT240に出力する。
LUT240は、各代表色について、元色空間におけるカラーデバイス値P0と、第2の色変換部108からの第2のカラーデバイス値P2sとを対応付けて格納する。
出力画像生成部250は、入力画像の白色画素については、元色空間におけるカラーデバイス値P0wを用い、白色以外の画素については、LUT240を参照して、該画素のカラーデバイス値P0に対応する第2のカラーデバイス値P2(R''G''B'')を内挿法で算出するようにして、出力画像の各カラーデバイス値を得る。なお、内挿法としては、例えば8点補間法などを用いることができる。
図1に示す画像処理装置100は、入力画像の各画素について、特徴量取得、差分算出、第1の色変換、第2の色変換を経て、出力画像のカラーデバイス値になる第2のカラーデバイス値P2を得る。なお、白色画素については、差分DIが0であるので、出力画像における該画素のカラーデバイス値P2は、元色空間における白色のカラーデバイス値になる。
それに対して、画像処理装置200は、複数の代表色についてのみ、特徴量取得、差分算出、第1の色変換、第2の色変換を行い、該複数の代表色の第2のカラーデバイス値P2sを得る。そして、該複数の代表色の元色空間におけるカラーデバイス値P0と、第2のカラーデバイス値P2sとを対応付けてLUT240に登録し、LUT240の登録内容を参照して、白色以外の各画素の第2のカラーデバイス値P2を算出する。この点を除いて、画像処理装置100と画像処理装置200が同一の処理を行っているといえる。
そのため、画像処理装置200によれば、画像処理装置100が得られる各効果を得ることができる。
また、特徴量取得、差分算出、第1の色変換、第2の色変換は、複数の代表色についてのみ行うので、計算量が少なく、出力画像を高速に生成することができる。
なお、明度や色差Eab、カラーデバイス値など、輝度以外の特徴量を用いることや、第2の色変換を行って第2のカラーデバイス値P2sを算出する際に用いる関数fの種類など、画像処理装置100について説明した可能な変更を、画像処理装置200に対して行ってもよい。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、さまざまな変更、増減を加えてもよい。これらの変更、増減が加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
この出願は、2009年1月23日に出願された日本出願特願2009−013614を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明にかかる技術は、例えば、色特性が異なるカラー画像再生装置間の色再現に利用することができる。
100 画像処理装置
102 特徴量取得部
104 差分算出部
106 第1の色変換部
108 第2の色変換部
110 出力画像生成部
200 画像処理装置
210 色空間情報記憶部
220 代表色生成部
232 特徴量取得部
234 差分算出部
236 第1の色変換部
238 第2の色変換部
240 LUT
250 出力画像生成部

Claims (18)

  1. 元色空間における画像である入力画像から、目的色空間における画像である出力画像を生成する画像処理方法において、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、前記元色空間における白色の明るさを示し得る特徴量と、前記カラーデバイス値が表す色の前記特徴量との差分である第1の差分を算出する差分算出処理をし、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、測色的色再現により該色の前記カラーデバイス値を前記目的色空間におけるカラーデバイス値である第1のカラーデバイス値に変換する第1の色変換を行い、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、前記第1の差分が0であるときに前記カラーデバイス値になり、前記第1の差分が0より大きいときに、前記第1のカラーデバイス値と前記カラーデバイス値との差分である第2の差分に、1以下0より大きい係数を乗算して得た値と、前記カラーデバイス値との和になる第2のカラーデバイス値を算出する第2の色変換を行い、該第2のカラーデバイス値を前記出力画像のカラーデバイス値として出力する出力画像生成処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記係数は、前記第1の差分が大きいほど大きくなるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記差分算出処理と、前記第1の色変換は、複数の代表色についてのみ行われるものであり、
    前記出力画像生成処理は、
    前記複数の代表色に対してのみ前記第2の色変換を行い、
    該複数の代表色について、前記元色空間におけるカラーデバイス値と、前記第2の色変換により得られた前記第2のカラーデバイス値とを対応付けてルックアップテーブルに登録し、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色のうちの白色以外の色については、前記ルックアップテーブルを参照して該色のカラーデバイス値に対応する前記第2のカラーデバイス値を算出し、白色については、元色空間における白色のカラーデバイス値を用いるようにして、前記出力画像のカラーデバイス値を得ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理方法。
  4. 前記特徴量は、輝度または明度であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  5. 前記特徴量は、色成分が含まれることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  6. 前記特徴量は、色差Eabであることを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
  7. 前記特徴量は、カラーデバイス値であり、
    前記差分は、カラーデバイス値のユークリッド距離であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
  8. 元色空間における画像である入力画像から、目的色空間における画像である出力画像を生成する画像処理装置であって、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、前記元色空間における白色の明るさを示し得る特徴量と、前記カラーデバイス値が表す色の前記特徴量との差分である第1の差分を算出する差分算出処理手段と、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、測色的色再現により該色の前記カラーデバイス値を前記目的色空間におけるカラーデバイス値である第1のカラーデバイス値に変換する第1の色変換手段と、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、前記第1の差分が0であるときに前記カラーデバイス値になり、前記第1の差分が0より大きいときに、前記第1のカラーデバイス値と前記カラーデバイス値との差分である第2の差分に、1以下0より大きい係数を乗算して得た値と、前記カラーデバイス値との和になる第2のカラーデバイス値を算出する第2の色変換を行い、該第2のカラーデバイス値を前記出力画像のカラーデバイス値として出力する出力画像生成処理手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  9. 前記係数は、前記第1の差分が大きいほど大きくなるものであることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記差分算出処理手段と、前記第1の色変換手段は、複数の代表色についてのみ処理を行うものであり、
    前記出力画像生成処理手段は、
    ルックアップテーブルをさらに備え、
    前記複数の代表色に対してのみ前記第2の色変換を行い、
    該複数の代表色について、前記元色空間におけるカラーデバイス値と、前記第2の色変換により得られた前記第2のカラーデバイス値とを対応付けて前記ルックアップテーブルに登録し、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色のうちの白色以外の色については、前記ルックアップテーブルを参照して該色のカラーデバイス値に対応する前記第2のカラーデバイス値を算出し、白色については、元色空間における白色のカラーデバイス値を用いるようにして、前記出力画像のカラーデバイス値を得ることを特徴とする請求項8または9に記載の画像処理装置。
  11. 前記特徴量は、輝度または明度であることを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記特徴量は、色成分が含まれることを特徴とする請求項8から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記特徴量は、色差Eabであることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 前記特徴量は、カラーデバイス値であり、
    前記差分は、カラーデバイス値のユークリッド距離であることを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記複数の代表色を生成する代表色生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項8から14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  16. 元色空間における画像である入力画像から、目的色空間における画像である出力画像を生成する際に、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、前記元色空間における白色の明るさを示し得る特徴量と、前記カラーデバイス値が表す色の前記特徴量との差分である第1の差分を算出する差分算出処理と、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、測色的色再現により該色の前記カラーデバイス値を前記目的色空間におけるカラーデバイス値である第1のカラーデバイス値に変換する第1の色変換と、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色について、前記第1の差分が0であるときに前記カラーデバイス値になり、前記第1の差分が0より大きいときに、前記第1のカラーデバイス値と前記カラーデバイス値との差分である第2の差分に、1以下0より大きい係数を乗算して得た値と、前記カラーデバイス値との和になる第2のカラーデバイス値を算出する第2の色変換を行い、該第2のカラーデバイス値を前記出力画像のカラーデバイス値として出力する出力画像生成処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
  17. 前記係数は、前記第1の差分が大きいほど大きくなるものであることを特徴とする請求項16に記載の記録媒体。
  18. 前記差分算出処理と、前記第1の色変換は、複数の代表色についてのみ行われるものであり、
    前記出力画像生成処理は、
    前記複数の代表色に対してのみ前記第2の色変換を行い、
    該複数の代表色について、前記元色空間におけるカラーデバイス値と、前記第2の色変換により得られた前記第2のカラーデバイス値とを対応付けてルックアップテーブルに登録し、
    前記入力画像の各カラーデバイス値が表す夫々の色のうちの白色以外の色については、前記ルックアップテーブルを参照して該色のカラーデバイス値に対応する前記第2のカラーデバイス値を算出し、白色については、元色空間における白色のカラーデバイス値を用いるようにして、前記出力画像のカラーデバイス値を得ることを特徴とする請求項16または17に記載の記録媒体。
JP2010547323A 2009-01-23 2009-12-28 画像処理方法、画像処理装置およびプログラム Expired - Fee Related JP5003825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010547323A JP5003825B2 (ja) 2009-01-23 2009-12-28 画像処理方法、画像処理装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009013614 2009-01-23
JP2009013614 2009-01-23
JP2010547323A JP5003825B2 (ja) 2009-01-23 2009-12-28 画像処理方法、画像処理装置およびプログラム
PCT/JP2009/007338 WO2010084560A1 (ja) 2009-01-23 2009-12-28 画像処理方法、画像処理装置および記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010084560A1 true JPWO2010084560A1 (ja) 2012-07-12
JP5003825B2 JP5003825B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=42355635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010547323A Expired - Fee Related JP5003825B2 (ja) 2009-01-23 2009-12-28 画像処理方法、画像処理装置およびプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8731288B2 (ja)
EP (1) EP2391113B1 (ja)
JP (1) JP5003825B2 (ja)
CN (1) CN102292972B (ja)
WO (1) WO2010084560A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6051605B2 (ja) * 2012-06-13 2016-12-27 ソニー株式会社 表示装置、および表示制御方法、並びにプログラム
KR20140052743A (ko) * 2012-10-25 2014-05-07 삼성디스플레이 주식회사 색역 변환 장치 및 그 방법
KR101990956B1 (ko) * 2012-11-20 2019-06-20 삼성디스플레이 주식회사 색역 변환 장치 및 그 방법
US9412183B2 (en) * 2013-10-18 2016-08-09 Apple Inc. Method for color balancing underwater photography
US9965881B2 (en) * 2015-08-28 2018-05-08 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Method for generating image and image generation system
CN106780648B (zh) * 2016-12-15 2018-11-13 北京金山软件有限公司 一种图像颜色的动态变换方法及装置
US10733487B2 (en) * 2017-10-17 2020-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus that generates color conversion table to be set in image forming apparatus, information processing method, and storage medium
CN110113590A (zh) * 2019-05-13 2019-08-09 北京海辰亿华科技有限公司 一种图像色彩空间的转换方法及装置
KR20220167548A (ko) 2021-06-14 2022-12-21 삼성전자주식회사 디스플레이 검사 장치 및 디스플레이 장치 제조 방법

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5754448A (en) * 1995-07-12 1998-05-19 Minnesota Mining And Manufacturing Company System and method for color characterization and transformation
JP4255526B2 (ja) * 1997-11-06 2009-04-15 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、並びに伝送媒体
JP3305265B2 (ja) 1998-07-24 2002-07-22 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法
JP3072729B2 (ja) 1998-10-09 2000-08-07 日本電気株式会社 カラーマッチング方法、カラーマッチング装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
JP3420560B2 (ja) * 2000-09-12 2003-06-23 キヤノン株式会社 画像処理方法および記録媒体
JP3832626B2 (ja) 2001-06-28 2006-10-11 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
US7053910B2 (en) * 2001-07-30 2006-05-30 Canon Kabushiki Kaisha Reducing metamerism in color management systems
JP3952256B2 (ja) 2001-09-25 2007-08-01 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
TW548509B (en) * 2002-11-12 2003-08-21 Novatek Microelectronics Corp Estimation method for white-point offset of the white balance point
JP4350734B2 (ja) * 2006-08-30 2009-10-21 キヤノン株式会社 画像形成装置及び画像形成方法、並びに、コンピュータプログラムおよび記憶媒体
JP5137482B2 (ja) 2007-07-02 2013-02-06 クボタシーアイ株式会社 貯水槽、貯水槽の設置方法、および貯水槽の点検方法
US7843616B2 (en) * 2008-03-27 2010-11-30 Xerox Corporation Background suppression in a multi-function color scanning system

Also Published As

Publication number Publication date
US8731288B2 (en) 2014-05-20
EP2391113B1 (en) 2017-04-05
CN102292972B (zh) 2014-03-19
CN102292972A (zh) 2011-12-21
EP2391113A4 (en) 2012-08-01
US20110268356A1 (en) 2011-11-03
EP2391113A1 (en) 2011-11-30
JP5003825B2 (ja) 2012-08-15
WO2010084560A1 (ja) 2010-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5003825B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置およびプログラム
JP2007288470A (ja) 色調整装置及び方法、色変換パラメータ生成装置及び方法、色変換装置及び方法、色調整プログラム、色変換パラメータ生成プログラム、色変換プログラム、記憶媒体
JP3818098B2 (ja) 画像信号処理方法及び画像信号処理装置
JP2008510382A (ja) デジタル・カラー忠実度
KR100834766B1 (ko) 색 관리 장치 및 방법
JP6312219B2 (ja) 補正係数算出部、画像変換部、色補正装置、表示装置、補正係数算出方法、及びプログラム
JP4250863B2 (ja) 色補正処理方法および装置
CN102075666A (zh) 用于从图像去除背景色彩的方法和装置
US8964850B2 (en) Method, apparatus and system for converging images encoded using different standards
JP2006340107A (ja) 画像処理方法、プロファイル作成方法および画像処理装置
JP6780442B2 (ja) 色処理装置、色処理方法、色処理システムおよびプログラム
KR100735562B1 (ko) 광원에 따른 색 재현을 위한 호스트 장치, 시스템 및 색재현 방법
JP2007312313A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP4533291B2 (ja) 色処理方法およびその装置
JP2007174126A (ja) 画像処理装置及び方法
JP4848903B2 (ja) 色処理装置、色処理方法およびプログラム
JP2006238335A (ja) 情報処理方法
JP2004252372A (ja) 映像表示システム
US8570591B2 (en) Color conversion device, color conversion method and computer readable medium calculate a minimum required black amount in regard to colors that are reproduced by an output device that actually outputs
JP2003283846A (ja) ガマット処理方法
JP3667171B2 (ja) 画像処理方法、装置および記録媒体
JP3535778B2 (ja) 画像処理方法、装置および記録媒体
JP2002077652A (ja) 画像処理方法および記録媒体
JP2006238336A (ja) 色処理方法および装置
JP2009284261A (ja) 色処理装置、方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120424

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120507

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5003825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees