JPWO2010021073A1 - 半導体受光素子、光通信デバイス、光インターコネクトモジュール、光電変換方法 - Google Patents

半導体受光素子、光通信デバイス、光インターコネクトモジュール、光電変換方法 Download PDF

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Abstract

高速・高効率かつ入射光偏光方向に対する依存性が小さい半導体受光素子を提供する。本発明の一態様に係る半導体受光素子は、光吸収層4を含む半導体層と、半導体層上に設けられ、当該半導体層とショットキー接合を形成する、スリット状開口を有するMSM電極1と、半導体層とMSM電極1上に形成された反射防止膜2と、半導体層の下部に設けられたブラッグ反射多層膜6とを備え、MSM電極1は、TM偏光の入射光に対して表面プラズモンを誘起することが可能な周期と、TE偏光の入射光に対して十分な透過率が得られる厚さを有する。

Description

本発明は、半導体受光素子、光通信デバイス、光インターコネクトモジュール、光電変換方法に関し、特に通信分野及び情報処理において必要となる、赤外および紫外を含む光の信号を高速かつ高効率に電気信号へ変換する半導体受光素子およびこれを用いた光通信デバイス、光インターコネクトモジュール、光電変換方法に関する。
光信号を電気信号に高速変換するために、半導体内での光電変換現象を利用したフォトダイオードが多く用いられている。フォトダイオードには、pn型、pin型、ショットキー型、MSM(金属−半導体−金属)型などの種類が存在する。フォトダイオードにおける光電変換の応答速度を制限する主な要因は、負荷抵抗と空乏層が作る電気容量の積で決まる回路時定数と、空乏層をキャリアが通過するのに要するキャリア走行時間である。フォトダイオードの応答性を高めるためには、回路時定数およびキャリア走行時間を小さくすることが求められる。また、フォトダイオードには高速性の他に、高効率であること、入射光偏光方向に対する依存性が小さいことなどが要求される。
高速応答が可能なフォトダイオードの1つにMSM型がある。これは、情報処理および通信分野で使用される光電変換素子として期待されている。このMSM型フォトダイオードは、一般に、2つの電極付近にそれぞれショットキー障壁を持ったショットキーフォトダイオードの一種である。MSM型フォトダイオードでは、櫛型の構造を有する電極を用いることにより、低電圧で高い電界を光吸収層に印加することができてキャリアの走行時間を短くでき、比較的速い応答速度を達成することができる。
一方で、受光表面の電極により入射光が反射されるために、量子効率が低くなるという問題があった。また、応答性を高めるために光吸収層を薄くしてキャリア走行時間を短くすると、効率が低下するというトレードオフの関係があった。近年、金属表面プラズモンを利用してMSM型フォトダイオードを従来よりも高速化・高効率化するための種々の試みが行われている。
例えば、特許文献1に記載されている光電子カプラにおいては、平坦な半導体表面上に周期的に並ぶ交差指型の金属電極を正極と負極が入れ子になって向かい合うように配置するデバイス構造が用いられている。この特許文献1では、入射光と表面プラズモンの間を共振により結合させたMSM型フォトダイオードが説明されている。また、金属電極により生成される回折波を局部波に結合させて、導波路に閉じ込めることが述べられている。しかし、表面プラズモン共鳴によって回折光を効率良く発生させる金属電極の構造については述べられていない。
また、光吸収層が形成する導波路に回折光を結合させる方法については波数整合条件が書かれているのみで、結合効率を向上させるための導波路構造や金属電極との位置関係は述べられていない。したがって、この特許文献1に記載されているMSM型フォトダイオードでは、所望の次数の回折光を生成する効率は低く、光吸収層が形成する導波路との結合効率は低くなるため、その結果量子効率は低くなる。加えて、この特許文献1に記載されているMSM型フォトダイオードでは、入射光偏光方向に対する依存性が大きく、表面プラズモンを励起できない偏光方向に対しては効率が著しく低下する。
特許文献2には、光吸収層の下部にブラッグ反射鏡を設けて、電極を上部ミラーとするキャビティ構造にして0次透過光を閉じ込めることで、薄い光吸収層の場合でも効率を向上させたMSM型フォトダイオードが記載されている。
特許文献2に記載のMSM型フォトダイオードでは、十分な効率を得るためにはキャビティのQ値を高くする必要がある。しかしながら、そもそもQ値の高いキャビティに光を入れることは難しく、入射光は上部ミラーとして機能する電極によってキャビティに入る前に反射されてしまう。その結果、十分な量子効率を得るのは困難である。
特許文献3には、コア層としての多重量子井戸層が上下のクラッド層に挟まれて光導波路を形成し、多重量子井戸層で光が吸収されることを述べている。しかし、回折光を利用してMSM型フォトダイオードの効率を向上させることについては述べていない。
特表平10−509806号公報 特表2006−501638号公報 特開平9−023022号公報
上述したように、表面プラズモン共鳴を用いないMSM型の受光素子またはフォトダイオードでは、金属電極による反射のために量子効率が高くない上に、量子効率の向上と応答速度の向上とがトレードオフの関係にあるという問題点がある。また、回折光を光導波路に結合させて高効率化を図ったMSM型フォトダイオードにおいても、単に金属電極と光導波路を組み合わせただけでは、回折光の発生効率は低く、回折光と光導波路との結合効率は悪いために、十分な量子効率が得られないという問題がある上に、入射光偏光方向に対する依存性が大きいという問題がある。
本発明は、このような事情を背景としてなされたものであり、本発明の目的は、高速・高効率かつ入射光偏光方向に対する依存性が小さい半導体受光素子、光電変換方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る半導体受光素子は、光吸収層を含む半導体層と、前記半導体層上に設けられ、当該半導体層とショットキー接合を形成する、スリット状開口を有する金属周期構造体と、前記半導体層と前記金属周期構造体上に形成された反射防止膜と、前記半導体層の下部に設けられた半導体多層反射膜とを備え、前記金属周期構造体は、前記スリット状開口の長軸方向に垂直な偏光の入射光に対して表面プラズモンを誘起することが可能な周期と、前記スリット状開口の長軸方向に平行な偏光の入射光に対して十分な透過率が得られる厚さを有するものである。
本発明の一態様に係る光電変換方法は、半導体層上に設けられ、当該半導体層とショットキー接合を形成し、スリット状開口を有し、前記スリット状開口の長軸方向に垂直な偏光の入射光に対して表面プラズモンを誘起することが可能な周期と、前記スリット状開口の長軸方向に平行な偏光の入射光に対して十分な透過率が得られる厚さを有する金属周期構造体により光を回折し、前記金属周期構造体と、前記半導体層の下部に設けられた半導体多層反射膜との間で、前記金属周期構造体により回折された光を共振させ、前記金属周期構造体により回折された光を、前記半導体層に含まれる光吸収層に結合する。
本発明によれば、高速・高効率かつ入射光偏光方向に対する依存性が小さい半導体受光素子、光電変換方法を実現することができる。
第1の実施の形態に係る半導体受光素子の構成を示す断面図である。 量子効率のMSM電極の厚さT依存性を示す図である。 量子効率のMSM電極Duty比R依存性を示す図である。 量子効率のMSM電極周期P依存性を示す図である。 実施例1に係るMSM型フォトダイオードの構成を示す断面図である。 実施例1に係るMSM型フォトダイオードの構成を示す平面図である。 実施例2に係るMSM型フォトダイオードの構成を示す平面図である。 実施例2における量子効率のMSM電極周期P依存性を示す図である。 第2の実施の形態に係る本発明によるフォトダイオードを搭載した光受信モジュールの構成を示す断面図である。 第3の実施の形態に係る本発明によるフォトダイオードを搭載したLSIチップ間光インターコネクトモジュールの構成を示す断面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
第1の実施の形態
本発明の第1の実施の形態に係る半導体受光素子について、図1を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態に係る半導体受光素子の構成を示す断面図である。ここでは、半導体受光素子として、MSM型フォトダイオードについて説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るMSM型フォトダイオードは、MSM電極1、反射防止膜2、上部スペーサ層3、光吸収層4、下部スペーサ層5、ブラッグ反射多層膜6、基板7を備える。基板7の上には、ブラッグ反射多層膜6が設けられている。ブラッグ反射多層膜6は、半導体反射多層膜である。
ブラッグ反射多層膜6の上には、下部スペーサ層5、光吸収層4、上部スペーサ層3が順次積層して設けられている。すなわち、光吸収層4の上下には、上部スペーサ層3、下部スペーサ層5がそれぞれ設けられている。ここでは、半導体層は、下部スペーサ層5、光吸収層4、上部スペーサ層3からなる。上部スペーサ層3上には、MSM電極1が設けられている。MSM電極1及び半導体層上には、絶縁体からなる反射防止膜2が設けられている。
MSM電極1が上部スペーサ層3と接する部位にショットキー接合が形成され、光吸収層4が空乏化されて、発生したフォトキャリアが光電流として外部回路に取り出され、電気信号に変換される。MSM電極1は、負荷抵抗やバイアス電源などの外部回路と接続されている。
MSM型フォトダイオードの場合、MSM電極1は櫛型構造にするのが一般的である。この場合、受光部分では、電極はスリットアレイあるいはストライプ構造になっている。すなわち、MSM電極1は、スリット状開口を有する金属周期構造体である。スリット状開口の長軸方向に垂直な偏光をTM(Transverse Magnetic)偏光とし、スリット状開口の長軸方向に平行な偏光をTE(Transverse Electric)偏光とする。MSM電極1は周期的な構造を持ち、TM偏光に対して表面プラズモン共鳴を誘起することが可能であり、TE偏光に対しても十分な透過率を有する構造になっている。
しかし、必ずしも櫛型構造である必要はなく、同心円状の金属電極が入れ子になっているような構造であっても良い。また、MSM電極1は複数の周期方向、複数の周期、または複数の幅間隔比率(Duty比)から形成されていても良い。
上部スペーサ層3は、入射光に対して透明な半導体から成り、MSM電極1により回折された光が光吸収層4に結合する効率を高める機能を有する。また、下部スペーサ層5は入射光に対して透明な半導体から成り、ファブリ・ペロー共振器内の位相を調節する機能を有する。光吸収層4は、上部スペーサ層3よりも屈折率の高い半導体からなる。また、下部スペーサ層5は、光吸収層4よりも屈折率の小さい半導体からなる。このように、光吸収層4の屈折率を上部スペーサ層3および下部スペーサ層5の屈折率よりも高くすることにより、光吸収層4への強い光閉じ込め効果が得られ、より高い効率が得られる。なお、入射光は基板側から入射しても良い。
MSM電極1の材料としては、導電性の金属が好ましい。具体的には、AgあるいはAuなどの電気抵抗が小さく表面プラズモン損失の少ない材料が特に好ましい。しかし、これらの金属に限定されるものではなく、半導体デバイスに広く用いられており、多くの加工技術が確立されているAlあるいはCuを用いてもよい。
MSM電極1に用いる金属と上部スペーサ層3との密着性が悪い場合は、密着層としてTi、Ta、Cr、W、NiなどをMSM電極1の下に設けることもできる。この密着層の膜厚は光学的損失が少なくなるように10nm以下であることが特に好ましい。反射防止膜2の材料としては、成膜が容易で安定な膜を得られるSiO、SiON、SiNなどが特に好ましい。
光吸収層4には、SixGe1−x、Ge、GaN、GaAs、InGaAsなどの半導体材料を用いることができる。また、上部スペーサ層3には、Si、InAlAsなどの半導体材料を用いることで良好なショットキー接合が得られ、特に好ましい。下部スペーサ層5は、SiOなどの絶縁体であっても、Si、InAlAs、InPなどの半導体であっても良い。ブラッグ反射多層膜6には、Si/SiO、InGaAsP/InP、InGaAsP/InAlAsなどの組合せを用いることができる。
上部スペーサ層3、光吸収層4、下部スペーサ層5はそれぞれ複数の半導体材料の積層構造でも良く、フォトダイオードを作製する基板または入射光波長によって最適な材料を選ぶことができる。例えば、基板7の材料としてSiを用いた場合、上部スペーサ層3にSi、光吸収層4にSiGeまたはGe、下部スペーサ層5にSiOを用いることができる。また、例えば、基板7の材料としてInPを用いた場合、上部スペーサ層3にInAlAs、光吸収層4にInGaAs、下部スペーサ層5にInAlAsを用いることができる。
電極による反射を低減し回折光を効率良く発生させ、TM偏光とTE偏光のいずれに対しても効率の良いファブリ・ペロー共振器を形成し、フォトダイオードの量子効率を高めるためには、MSM電極1の周期、厚さ、Duty比などが非常に重要なパラメータとなる。次に、これらのパラメータに対する電磁界シミュレーション計算の結果を記載する。
ここで、入射光の真空中での波長をλ、反射防止膜2の屈折率をn、上部スペーサ層3の屈折率をn、MSM電極1の周期をP、幅をW、厚さをTとする。また、Duty比Rは、W/Pとして定義される。
図2は、TM偏光とTE偏光に対する量子効率の、MSM電極1の厚さT依存性を示す図である。図2において、横軸にMSM電極1の厚さTをλ/nで規格化した値をとり、縦軸に量子効率をとっている。ここでは、入射光波長λを1550nm、MSM電極1をAu、反射防止膜2をSiN、上部スペーサ層3をInAlAs、光吸収層4をInGaAs、下部スペーサ層5をInAlAs、MSM電極1の周期Pを480nmとしている。
図2に示すように、TM偏光の場合のピークとTE偏光の場合のピークは一致していないが、TM偏光とTE偏光のいずれに対しても50%程度以上の高い量子効率を得るためには、0.05<nT/λ<0.20の関係を満たすのが良いことがわかる。これは、反射防止膜2を設け、厚さをnT/λ<0.20を満たすようにすることで、TE偏光に対して、金属電極であるMSM電極1が十分な透過率を有し、ブラッグ反射多層膜6との間において効率の良いファブリ・ペロー共振器が形成されることを示している。
また、金属電極厚さTとともに、Duty比Rが両偏光に対して高効率化する上で重要である。図3は、TM偏光とTE偏光に対する量子効率のDuty比R依存性を示す図である。図3に示すように、TM偏光の場合のピークとTE偏光の場合のピークは一致していないが、TM偏光とTE偏光のいずれに対しても50%程度以上の高い量子効率を得るためには、0.4<R<0.7の関係を満たすのが良いことがわかる。
つまり、0.05<nT/λ<0.20かつ0.4<R<0.7を同時に満たすことにより、表面プラズモンが効率良く励起されるTM偏光の方が高い量子効率が得られるものの、TE偏光に対しても50%程度以上の量子効率が得られ、その結果偏光依存性が低減される。
図4は、TM偏光とTE偏光に対する量子効率の周期P依存性を示した図である。図4において、横軸に周期Pをλ/nで規格化した値をとり、縦軸に量子効率をとっている。図4に示すように、0.90<nP/λ<1.05の関係を満たすことで、回折の効果により高い量子効率が得られ、TM偏光とTE偏光のいずれに対しても50%程度以上の高い量子効率が得られることがわかる。
本発明では、入射光がスリット状開口の長軸方向に垂直な偏光(TM偏光)の場合、入射光はMSM電極1の導波部分に沿って伝搬する表面プラズモンと結合する。MSM電極1の周期を調整することにより、光吸収層4が形成する光導波路と結合する波数を持った回折光の発生効率を高めることができる。加えて、MSM電極1と光吸収層4との間に、光を吸収しない上部スペーサ層3を設け、その厚さを調整することで、回折光と光導波路の結合効率を高めることができる。
また、入射光がスリット状開口の長軸方向に平行な偏光(TE偏光)の場合、MSM電極1の周期を波長以下にすると、その開口部分において導波モードが存在しなくなる。しかし、MSM電極1の厚さを調整し、反射防止膜2を設けることで十分な透過率が得られる。
さらに、直交するいずれの偏光方向に対しても、金属周期構造体とブラッグ反射多層膜の間でファブリ・ペロー共振器が形成され、効率が向上する。その結果、いずれの偏光に対しても高い効率が得られ、偏光依存性が低減される。
このように、本発明によれば、回折光を効率良く発生させ、光吸収層と高効率で結合させることで薄い光吸収層でも高い量子効率を実現するができる。このため、高効率と高速応答の両立を可能とし、なおかつ入射光偏光方向に対する依存性が小さい半導体受光素子を実現することが可能となる。
(実施例1)
図5は本発明の第1の実施の形態に係るMSM型フォトダイオードの実施例1を示す断面図であり、図6はその平面図である。実施例1のMSM型フォトダイオードは、InP基板13、InAlAs層10、グレーデッド層11、InGaAs層12、Ti/Au電極9、SiN膜8を備える。
InP基板13の上には、InGaAsP/InPから成るブラッグ反射多層膜6が設けられている。ブラッグ反射多層膜6上には、下部スペーサ層となるInAlAs層10が設けられている。その上にはグレーデッド層11を挟んで、光吸収層となるInGaAs層12が設けられている。さらにその上には、グレーデッド層11を挟んで、上部スペーサ層となるInAlAs層10が設けられている。InAlAs層10の上には、密着層9aを挟んでTi/Au電極9が形成されており、反射防止膜としてSiN膜8が形成されている。
これらの化合物半導体層は、有機金属気相成長法または分子線エピタキシー法を用いて成長させることができる。InAlAs層10とTi/Au電極9との界面では、良好なショットキー接合が形成され、InGaAs層12が空乏化される。入射光波長を、例えば光通信に用いられる1.3μmあるいは1.55μmとしたとき、InGeAsは十分大きな吸収係数を持ち、高効率のフォトダイオードを実現することが可能である。本実施例では、図6に示すような櫛型の電極を用いている。
(実施例2)
図7は本発明の第1の実施の形態に係るMSM型フォトダイオードの実施例2を示す平面図である。図7に示すように、実施例2のMSM型フォトダイオードは、第1の実施形態に基づくものであるが、図6に示す実施例1のフォトダイオードとは、MSM電極1の平面構造が同心円状の周期構造となっている点で異なっている。
本発明においてはMSM電極1の構造を調整することにより、いずれの偏光方向に対しても高い量子効率が得られるが、それに加えて本実施例では同心円状の周期構造となっている。このため、偏光依存性をなくすことができる。その結果、例えば光ファイバからの出射光などの、無偏光の入射光に対して高い量子効率を得ることが可能となる。本実施例における量子効率の周期P依存性を図8に示す。この図から、広い周期範囲に対して高い量子効率が得られるため、作製プロセスマージンが広く、また波長帯域が広くなることがわかる。
(第2の実施の形態)
本発明のフォトダイオードを応用した例について、図9を参照して説明する。図9は、本発明によるフォトダイオード20を搭載した40Gbps(ギガビット毎秒)伝送用光受信モジュールの構成を示す断面図である。
図9に示すように、本実施の形態に係る光受信モジュールは、レンズ14、電気配線15、プリアンプIC16、チップキャリア17、光ファイバ18、信号光19、フォトダイオード20、モジュール筐体21を備える。
モジュール筐体21内に、外部から光ファイバ18が引き込まれている。モジュール筐体21内では、光ファイバ18の端面に対向して、本発明によるフォトダイオード20が配置されている。光ファイバ18の端面とフォトダイオード20との間には、レンズ14が設けられている。レンズ14は、光ファイバ18とフォトダイオード20とを光学的に結合させ、光ファイバ18から出射した光信号をフォトダイオード20の受光面に集光させる。
フォトダイオード20はチップキャリア17の側面に搭載され、電気配線15を介して、チップキャリア17の上面に設けられた後段のプリアンプIC16に接続されている。フォトダイオード20は光信号を電気信号に変換し、電気配線15を介して、その電気信号をプリアンプIC16に出力する。プリアンプIC16は、入力された電気信号を増幅する。
MSM型フォトダイオードは、一般にpin型よりも素子容量が小さくなる。このため、pin型の場合よりも高速性を保ったまま、受光面積を大きくすることができる。その結果、結合トレランスを広くすることができるという利点がある。
(第3の実施の形態)
本発明のフォトダイオードを応用した別の例について、図10を参照して説明する。図10は、本発明のフォトダイオード20を搭載したLSIチップ間光インターコネクトモジュールの構成を示す断面図である。
図10に示すように、本実施の形態に係る光インターコネクトモジュールは、フォトダイオード20、LSIパッケージ22、光源および変調用電気配線ビア23、VCSEL(面発光レーザ:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)光源24、フォトダイオード用電気配線ビア25、光源および変調用電気配線ビア26、光信号出力ファイバ27、LSI搭載ボード28、凹面鏡29、フォトダイオード/光源搭載ボード30、フォトダイオード用電気配線層31、光信号入力ファイバ32を備える。
光インターコネクトモジュールは、光ファイバからの信号光を電気信号に変換してLSIチップに供給し、また、LSIチップから出力する電気信号を光信号に変換してファイバに導入するものである。
フォトダイオード/光源搭載ボード30の一方の表面には、フォトダイオード20、VCSEL光源24が搭載されている。フォトダイオード20の受光面には、上述したような金属周期構造体が形成されている。
フォトダイオード/光源搭載ボード30には、フォトダイオード用電気配線層31、光源および変調用電気配線ビア26が形成されている。フォトダイオード20はフォトダイオード用電気配線層31に接続されており、VCSEL光源24は光源および変調用電気配線ビア26に接続されている。
フォトダイオード/光源搭載ボード30は、LSIチップを内蔵するLSIパッケージ22の表面に取り付けられている。LSIパッケージ22には、光源および変調用電気配線ビア23、フォトダイオード用電気配線ビア25が形成されている。光源および変調用電気配線ビア23は、光源および変調用電気配線ビア26に接続されている。また、フォトダイオード用電気配線ビア25は、フォトダイオード用電気配線層31に接続されている。
このようなフォトダイオード/光源搭載ボード30に対向するように、LSI搭載ボード28が配置されている。LSI搭載ボード28の表面には、光信号入力ファイバ32、光信号出力ファイバ27、凹面鏡29a、29bが配置されている。凹面鏡29aは、光信号入力ファイバ32からの光信号をフォトダイオード20に向けるように配置されている。
凹面鏡29bは、VCSEL光源24からの信号を、光信号出力ファイバ27に入射させるように配置されている。凹面鏡29aは、光信号入力ファイバ32とフォトダイオード20とを光結合させ、凹面鏡29bは、光信号出力ファイバ27とVCSEL光源24とを光結合させる。
光信号入力ファイバ32からの光信号は、凹面鏡29aにより本発明によるフォトダイオード20に照射されて、フォトダイオード用電気配線層31を通してLSIに光信号に対応した電流を流す。フォトダイオード用電気配線層31はLSIのフォトダイオード用電気配線ビア25に電気的に接続されている。
なお、光信号の入力には光ファイバの代わりに平面光導波路など一般的に知られた他の方法を用いることもできる。また、凹面鏡29の代わりに凸レンズなどの集光機構を用いることもできる。また、フォトダイオード20の直後のフォトダイオード用電気配線層31の途中に電気信号増幅のためのプリアンプを置くこともできる。
LSIからの電気信号は光源および変調用電気配線ビア23から光源および変調用電気配線層26を通って、電気変調機構を備えたVCSEL光源24により光信号に変換される。光信号は凹面鏡29bで反射されて光信号出力ファイバ27に送られる。
電気変調機構を備えたVCSEL光源24は、電気により光を変調する周知の他の機構、例えば外部光源からの光を電気光学効果または熱光学効果により変調するマッハツエンダー型の変調器に置き換えることができる。
本発明によれば、SiのCMOSプロセスと相性の良いGeを用いて高速・高効率のフォトダイオードが実現できるので、高集積化および量産が容易であり製造コストを引き下げることができる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2008年8月18日に出願された日本出願特願2008―209455を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
本発明は、通信分野及び情報処理において必要となる、赤外および紫外を含む光の信号を高速かつ高効率に電気信号へ変換する素子及び方法に適用可能である。
1 MSM電極
2 反射防止膜
3 上部スペーサ層
4 光吸収層
5 下部スペーサ層
6 ブラッグ反射多層膜
7 基板
8 SiN膜
9 Ti/Au電極
9a 密着層
10 InAlAs層
11 グレーデッド層
12 InGaAs層
13 InP基板
14 レンズ
15 電気配線
16 プリアンプIC
17 チップキャリア
18 光ファイバ
19 信号光
20 フォトダイオード
21 モジュール筐体
22 LSIパッケージ
23 光源および変調用電気配線ビア
24 VCSEL光源
25 フォトダイオード用電気配線ビア
26 光源および変調用電気配線ビア
27 光信号出力ファイバ
28 LSI搭載ボード
29a、29b 凹面鏡
30 フォトダイオード/光源搭載ボード
31 フォトダイオード用電気配線層
32 光信号入力ファイバ

Claims (14)

  1. 光吸収層を含む半導体層と、
    前記半導体層上に設けられ、当該半導体層とショットキー接合を形成し、スリット状開口を有し、前記スリット状開口の長軸方向に垂直な偏光の入射光に対して表面プラズモンを誘起することが可能な周期と、前記スリット状開口の長軸方向に平行な偏光の入射光に対して十分な透過率が得られる厚さを有する金属周期構造体と、
    前記半導体層と前記金属周期構造体上に形成された反射防止膜と、
    前記半導体層の下部に設けられた半導体多層反射膜と、
    を備える半導体受光素子。
  2. 前記スリット状開口の長軸方向に垂直な偏光と水平な偏光のいずれの入射光に対しても、前記金属周期構造体と前記半導体多層膜の間でファブリ・ペロー共振器が形成され、
    前記半導体層は、
    前記光吸収層と前記金属周期構造体との間に形成され、入射光に対して透明な半導体からなる上部スペーサ層と、
    前記光吸収層の下部に設けられ、前記ファブリ・ペロー共振器内の位相を調整する、入射光に対して透明な半導体からなる下部スペーサ層を有し、
    前記金属周期構造体において回折された光は前記光吸収層に結合することを特徴とする、請求項1に記載の半導体受光素子。
  3. 前記金属周期構造体の周期をP、前記上部スペーサ層の屈折率をnとして、
    0.90<nP/λ<1.05を満たすことを特徴とする、請求項2に記載の半導体受光素子。
  4. 前記金属周期構造体の厚さをT、幅間隔比率をR、入射光波長をλ、前記反射防止膜の屈折率をnとして、
    0.05<nT/λ<0.20かつ0.4<R<0.7を満たすことを特徴とする、請求項1、2または3に記載の半導体受光素子。
  5. 前記金属周期構造体が、櫛型または同心円状の周期構造を持つことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体受光素子。
  6. 受光部分において、前記金属周期構造体が複数の周期方向、複数の周期または複数の幅間隔比率から構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体受光素子。
  7. 前記半導体多層膜の下部に設けられた基板を備え、
    前記基板側から光が入射できるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体受光素子。
  8. 前記金属周期構造体は、Al、Ag、Au、Cuのうち少なくとも1つの金属材料を含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体受光素子。
  9. 前記光吸収層は、Si、SixGe1−x(但し、xは1未満の正数)、Ge、GaN、GaAs、InGaAs、の中から選ばれる少なくとも1つで構成されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の半導体受光素子。
  10. 前記半導体層は、グレーデッド層を含む複数の材料からなる積層構造を持つことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体受光素子。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の半導体受光素子を受光部に備える光通信デバイス。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の半導体受光素子が形成された基板と、
    前記基板上に前記半導体受光素子とモノリシックに形成されたLSI電子回路とを備える光インターコネクトモジュール。
  13. 半導体層上に設けられ、当該半導体層とショットキー接合を形成し、スリット状開口を有し、前記スリット状開口の長軸方向に垂直な偏光の入射光に対して表面プラズモンを誘起することが可能な周期と、前記スリット状開口の長軸方向に平行な偏光の入射光に対して十分な透過率が得られる厚さを有する金属周期構造体により光を回折し、
    前記金属周期構造体と、前記半導体層の下部に設けられた半導体多層反射膜との間で、前記金属周期構造体により回折された光を共振させ、
    前記金属周期構造体により回折された光を、前記半導体層に含まれる光吸収層に結合する光電変換方法。
  14. 前記スリット状開口の長軸方向に垂直な偏光と水平な偏光のいずれの入射光に対しても、前記金属周期構造体と前記半導体多層膜の間でファブリ・ペロー共振器が形成され、
    前記半導体層において、前記光吸収層の下部に設けられた入射光に対して透明な半導体からなる下部スペーサ層により、前記ファブリ・ペロー共振器内の位相を調整する請求項13に記載の光電変換方法。
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