JPWO2010004832A1 - 製袋挿入装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】袋体を順次製造しながら、その袋体に内容物を挿入する工程を連続して行える製袋挿入装置を提供する。更に、所定の時間当りに内容物を袋体に挿入できる数を倍増できる製袋挿入装置を提供する。【解決手段】帯状のフィルム(18)を、その幅方向の途中で2つ折りに重ね合わせた形状にして、前記フィルム(18)の長手方向へ送り出すフィルム供給手段(2)と、前記フィルム(18)の幅方向に延びるヒートカッタ(24)を、前記フィルム(18)の長手方向の途中に押付け、前記2つ折りに重なるフィルム同士を前記ヒートカッタ(24)の熱で溶着させ且つ前記フィルム(18)の長手方向の途中を分断することにより袋体を形成する製袋手段(4)と、複数の前記袋体を一列に並べその並び方向へ搬送する搬送手段(6)と、前記複数の袋体にそれぞれ対向する複数の内容物を、前記袋体に同期する搬送速度で移動する移動手段(8)と、前記袋体が搬送される搬送方向(T)に沿って配列され、前記内容物を前記移動手段(8)から前記袋体へ押出すプッシャーを、前記袋体に対して進退させる複数の挿入手段(10)と、前記複数の挿入手段(10)を前記搬送方向(T)へ前記搬送速度で往動、又はその逆方向へ復動させる往復手段(12)とを備え、前記往復手段(12)が前記複数の挿入手段(10)を往動させる過程で、前記複数の挿入手段(10)が、それぞれのプッシャーを同時に前進させることにより、前記複数の内容物を前記複数の袋体に没入させる動作、及び前記プッシャーを前記袋体から後退させる動作を実行することを特徴とする製袋挿入装置(14)。
Description
本発明は、所望のサイズの袋体を形成し、この袋体に紙片又は冊子等の内容物を挿入する製袋挿入装置に関する。
袋体に内容物(物品)を挿入する物品挿入手段が特許文献1に開示されている。この物品挿入手段は、袋体及び内容物を2つの搬送ラインにそれぞれ一列に等ピッチで並べ、2つの搬送ラインが、袋体及び内容物を1ピッチに相当する距離を搬送する動作とその停止を繰り返す間欠運転を行うものである。物品は、2つの搬送ラインが停止している間、プッシャーによって袋体に押込まれる。
しかしながら、内容物の大きさ又は縦横の寸法比は多様であり、また1つの袋体に挿入される内容物の枚数(厚み)も一定ではない。このため、内容物の形態に照らして最適な袋体を準備するのは困難であることから、袋体の製造とその袋体に内容物を挿入する工程とを一元化することが望まれている。
また、長方形の紙を供給する技術が特許文献2に開示されている。例えば、A5サイズの紙を内容物として搬送ラインに並べることができる。この場合、紙同士の並び方向に個々の紙の長辺を一致させる方が、紙の短辺を並び方向に一致させる配置よりも、プッシャーの動作するストロークは短くて済むので、プッシャーが紙を袋体に押込むのに要する時間をある程度は短縮することができる。
しかしながら、前者の配置では紙同士のピッチが比較的長くなる分、内容物を搬送する搬送ラインの搬送速度を高く設定しなければ、所定の時間当りに搬送できる内容物の数が減少する。また、プッシャーの動作速度には限界があるので、上記の搬送速度を高くするだけでは、所定の時間当りに袋体に挿入できる内容物の数を増やすには至らない。このため、ダイレクトメールとして郵送するカタログのような膨大な数の内容物を、限られた時間内で封筒等の袋体に挿入するには、袋体の製造、袋体及び内容物の搬送、更には袋体に内容物を挿入する能力を総合的に向上しなければならない。
特開06−232321号公報
特開01−225989号公報
本発明は、上記の実情に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、袋体を順次製造しながら、その袋体に内容物を挿入する工程を連続して行える製袋挿入装置を提供することにある。更に、本発明は、所定の時間当りに内容物を袋体に挿入できる数を倍増できる製袋挿入装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、帯状のフィルムを、その幅方向の途中で2つ折りに重ね合わせた形状にして、前記フィルムの長手方向へ送り出すフィルム供給手段と、前記フィルムの幅方向に延びるヒートカッタを、前記フィルムの長手方向の途中に押付け、前記2つ折りに重なるフィルム同士を前記ヒートカッタの熱で溶着させ且つ前記フィルムの長手方向の途中を分断することにより袋体を形成する製袋手段と、複数の前記袋体を一列に並べその並び方向へ搬送する搬送手段と、前記複数の袋体にそれぞれ対向する複数の内容物を、前記袋体に同期する搬送速度で移動する移動手段と、前記袋体が搬送される搬送方向に沿って配列され、前記内容物を前記移動手段から前記袋体へ押出すプッシャーを、前記袋体に対して進退させる複数の挿入手段と、前記複数の挿入手段を前記搬送方向へ前記搬送速度で往動、又はその逆方向へ復動させる往復手段とを備え、前記往復手段が前記複数の挿入手段を往動させる過程で、前記複数の挿入手段が、それぞれのプッシャーを同時に前進させることにより、前記複数の内容物を前記複数の袋体に没入させる動作、及び前記プッシャーを前記袋体から後退させる動作を実行することを特徴とする。
また、本発明は、前記製袋手段が、前記ヒートカッタを前記フィルムに押付け、又は前記ヒートカッタを前記フィルムから退けるカッタ動作手段と、前記ヒートカッタが前記フィルムに押付けられる過程で、前記ヒートカッタを前記搬送方向へ往動させ、前記ヒートカッタが前記フィルムから退けられる過程で、前記ヒートカッタを前記搬送方向の後方へ復動させるカッタ追動手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記搬送方向に長辺を沿わせた姿勢の長方形の紙を、前記内容物として前記移動手段に供給する複数の給紙手段を備え、前記複数の給紙手段を前記搬送方向に並べたことを特徴とする。
本発明に係る製袋挿入装置に適用した製袋手段は、ヒートカッタをフィルムの搬送方向へ往動させる過程で、フィルム供給手段から連続的に送り出されるフィルムの長手方向の途中に、ヒートカッタを押付けることができる。これにより、2つ折りに重なるフィルム同士をヒートカッタの熱で溶着させるのと同時に、フィルムをその長手方向の途中で分断することにより、この分断された箇所を側縁とした袋体が形成される。製袋手段は、ここに述べた動作を繰り返すことにより、複数の袋体を製造することができる。
続いて、複数の袋体は搬送手段によって搬送される一方、これらの袋体にそれぞれ対向する複数の内容物が移動手段によって移動される。また、往復手段が複数の挿入手段を往動させる過程で、複数の進退手段はそれぞれのプッシャーを同時に前進することにより、複数の内容物をそれぞれ複数の袋体に同時に挿入することができる。そして、複数の挿入手段がそれぞれのプッシャーを袋体から後退させた後、往復手段は複数の挿入手段を復動に転じる。往復手段及び挿入手段は、ここに述べた動作を繰り返すことにより、複数の内容物をそれぞれ複数の袋体に挿入することができる。この間、搬送手段による袋体の搬送、及び移動手段による内容物の移動を停止しなくて良い。
従って、当該製袋挿入装置によれば、袋体を製袋手段で順次製造しながら、袋体に内容物を挿入する動作を連続して行うことができる。しかも、複数のプッシャーにより複数の内容物を同時に挿入できるので、所定の時間当りに袋体に挿入できる内容物の数を倍増することができる。これは、またフィルム供給手段がフィルムを送り出す速度、搬送手段が袋体を搬送する速度、及び移動手段が内容物を移動させる速度を高速化するのに有利である。これらの速度を高く設定する程、当該製袋挿入装置は、所定の時間当りに袋体に挿入できる内容物の数を更に増加することができる。
更に、本発明に係る製袋挿入装置は、カッタ動作手段がヒートカッタをフィルムより退ける時点から、再びヒートカッタをフィルムに押付けるまでの時間を変化させるだけで、袋体の幅の広さ、言い換えると袋体の両方の側縁の間の寸法を自在に増減することができる。従って、当該製袋挿入装置によれば、内容物の形態に照らして最適な袋体を準備することが容易であり、そのような袋体に内容物を挿入することができる。
更に、本発明に係る製袋挿入装置によれば、給紙手段が長方形の紙である内容物をその長辺が搬送方向に一致する姿勢で移動手段へ供給する。この紙は、移動手段によって搬送方向へ移動される。給紙手段は、ここに述べた動作を繰り返すことにより、複数の紙は、それぞれの長辺が搬送方向に一致するよう一列に並べられる。また、長辺を搬送方向に一致させた紙同士のピッチは比較的長くなるので、複数の給紙手段を移動手段の近傍に一列に並べる余地を確保でき、当該製袋挿入装置の省スペース化を実現することができる。
図1は、フィルム供給手段2と、製袋手段4と、搬送手段6と、移動手段8と、挿入手段10と、往復手段12とを備える製袋挿入装置14の概略を示している。図2は、往復手段を省略した製袋挿入装置14の使用例を示している。袋体16は説明の便宜により透明であるとする。
フィルム供給手段2は、ロール状に巻かれたフィルム18を、寸法線wで指した幅方向の途中で2つ折りに重ね合わせた形状にして製袋手段4へ送り出すものである。この機能を実現できるものであれば、フィルム供給手段2は特に限定されるものではない。製袋手段4は、2つ折りに重なるフィルム18を材料として、袋体16を連続形成するものである。袋体16は封筒であっても良い。搬送手段6は、複数の袋体16を一列に並べて搬送するコンベヤである。挿入手段10は、搬送手段6によって袋体16が搬送される過程で、個々の袋体16に内容物20を挿入するものである。
図示の矢印Tは搬送方向を指し、この逆方向である搬送方向の後方を矢印Rが指している。また、2つ折りに重ね合わされたフィルム18は、フィルム供給手段2から送り出された直後に90°捻じられるので、製袋手段4に達したフィルム18の長手方向は搬送方向に一致する。製袋挿入装置14について以下の実施例で詳述する。
本実施例で適用する駆動源、案内手段、送り手段、又は給紙手段には、それぞれ周知の技術を適用できるので、その図示又は説明は省略する。例えば、駆動源としてサーボモータ、エアシリンダ、又は油圧シリンダを適用する。案内手段として、ガイドレールに滑子を係合させて成る滑り対遇を適用する。送り手段として、送りねじにボールナットを螺合させて成る回り対遇を適用する。
図3,4に示すように、製袋手段4は、ヒートカッタ24と、カッタ動作手段26と、バックアップローラ28と、カッタ追動手段30とを備える。製袋手段4の筐体は、固定フレーム31の底面に、案内手段32を介して可動フレーム34を取付けている。可動フレーム34は、固定フレーム31に対して搬送方向へ滑動自在である。ヒートカッタ24は、フィルム18の幅方向に延びる刃形バー36を、2枚の押え板38の間に設けたものである。刃形バー36は、これに内装したヒータによって加熱される。カッタ動作手段26として、サーボモータで回転するカムに従わせてヒートカッタ24を適時に昇降させるカム機構を適用しても良い。
カッタ追動手段30は、可動フレーム34を滑子として搬送方向に移動される送り手段であり、可動フレーム34を搬送方向に沿わせて往復運動させるものである。固定フレーム31は、図5に示す一対の外側回転輪40,41、一対のカウンタ回転輪42,43及び一対の案内回転輪44,45をそれぞれ軸受けしている。可動フレーム34は、バックアップローラ28、一対の内側回転輪46,47及び一対の可変位回転輪48,49をそれぞれ軸受けしている。図中でドットを付した要素は、可動フレーム34の移動に伴なって変位する。一対の外側回転輪40,41はそれぞれ駆動源により回転する。これに従い引込ベルト50は外側回転輪40から内側回転輪46の間を搬送方向へ走行し、繰出ベルト52は、内側回転輪47から外側回転輪41の間を搬送方向へ走行する。
図6は、図2のX1−X1線断面を表している。図6を矢印X2方向から見た正面図が図7に表れている。往復手段12は、アーチ形フレーム54の上端に水平フレーム56を接合した筺体58と、水平フレーム56に滑動自在に支持された可動支持体60と、可動支持体60を搬送方向に往復運動させる駆動手段61とを備える。
可動支持体60は、その上部に設けられた滑子を、水平フレーム56の上面に敷設されたスライドレール62に係合している。駆動手段61は、可動支持体60に内装したボールナットを、水平フレーム56に軸受された送りねじ64に螺合させた送り手段である。送りねじ64に接続されたサーボモータが起動と逆転とを交互に繰り返すことにより、可動支持体60が往復運動する。可動支持体60には、4つの挿入手段10がハンガー66を介して接続されているので、4つの挿入手段10は可動支持体60と共に往復運動する。また、挿入手段10が搬送方向に往動する速度は、搬送手段6が袋体16を搬送する搬送速度に一致する。
個々の挿入手段10は、プッシャー68を袋体16に対して進退させるものであれば良い。例えば、プッシャー68にボールナットを接続した送り手段をハンガー66で可動支持体60の下方に吊下げ、送り手段の送りねじをサーボモータによって回転させても良い。この場合、サーボモータが起動、又は反転することにより、プッシャー68は図6に示す位置から袋体16へ向けて前進し、反対に袋体16から図示の位置まで後退する。矢印Pはプッシャー68が前進する方向を指している。
図8は、図6に示した搬送手段6、移動手段8、及び両者の間に設けた傾斜板70を矢印S方向から見た斜視図である。搬送手段6は、袋体16の糊代片161及び胴部162がそれぞれ載置される搬送ベルト72,73を備える。これらの適所には通気孔74,76が形成され、エアブロワ等の吸気口に発生する負圧が通気孔74,76に導かれる。移動手段8は、複数本の移動ベルト78を搬送方向に走行させるコンベヤである。移動手段8が内容物20を移動させる速度は、搬送手段6が袋体16を搬送する搬送速度に同期する。移動ベルト78には、内容物20を支持する凸部79を設けても良いが、移動手段8の形態は限定されるものではない。
次に、製袋挿入装置14の動作について説明する。以下の文頭に付した英文字は動作の工程を区分する指標である。図面は文中で指示するものに加え図1,2を参照する。また、既述のサーボモータは、これらを制御するコンピューターがアクセスできる記憶媒体に書き込まれたプログラムに基づき動作する。
A:移動手段8の側方に設置した給紙手段22が、長方形の紙である内容物20を移動手段8へ向けて、その長辺を搬送方向に一致させた姿勢で送り出す。この時点で、挿入手段10は、図6に示すようにプッシャー68を後退させ、往復手段12は、可動支持体60をその復動できる限界で停止させている。また、内容物20の種類が複数ある場合、これらの内容物20を複数の給紙手段22がそれぞれ送り出すようにする。
B:フィルム18は、フィルム供給手段2から送り出され、図3に示した製袋手段4の引込ベルト50に達する。そして、ヒートカッタ24とバックアップローラ28との間をフィルム18が通過したところで、カッタ動作手段26が、ヒートカッタ24を下降させる。これにより、ヒートカッタ24の刃形バー36をフィルム18に押付ける。また、ヒートカッタ24の下降する過程で、カッタ追動手段30は、可動フレーム34と共にヒートカッタ24及びバックアップローラ28を搬送方向へ往動させる。
上記Bの工程で、可動フレーム34の往動する速度は、フィルム18がヒートカッタ24とバックアップローラ28との間を通過する速度に等しく設定されている。また、刃形バー36がフィルム18に押付けられるとき、2つ折りに重なるフィルム18が、刃形バー36の熱を受けて互いに溶着するのと同時に、フィルム18の長手方向の途中が刃形バー36の熱で溶融され分断される。これにより、フィルム18は、その長手方向の途中(分断された箇所)を側縁80とする矩形の袋体16になる。
C:カッタ動作手段26がヒートカッタ24を上昇させることにより、ヒートカッタ24の刃形バー36をフィルム18から退ける。この直後、カッタ追動手段30は、可動フレーム34と共にヒートカッタ及びバックアップローラ28を搬送方向の後方へ復動させる。更に、ヒートカッタ24とバックアップローラ28との間を後続のフィルム18が通過したところで、製袋挿入装置14が上記Bの工程を繰り返し、新たな袋体16を形成する。
このように、製袋挿入装置14は、製袋手段4によるフィルム18の溶着及び分断を、フィルム供給手段2からフィルム18を連続的に送り出しながら行えるので、フィルム18の溶着及び分断をフィルム18を停止させたときに行う場合に比較して、袋体16の時間当りの製造数を増やすことができる。図9は、上記Bの工程で形成された袋体16を示している。袋体16は、フィルム18を2つ折りにしたときの折り目82が奥端となり、その反対の端が開口部84となる。開口部84から延出する糊代片161は、2つ折りに重なるフィルム18のうちの一片が、これに重なる他片よりも長くなるように、フィルム18の折り目82の位置を偏らせることによって形成される。
また、寸法線xで示した袋体16の幅は、上記Cの工程でカッタ動作手段26が刃形バー36をフィルム18より退けた時点から、再び上記Bの工程で刃形バー36をフィルム18に押付けるまでの間に、搬送手段6がフィルム18を搬送した距離に相当する。従って、袋体16の幅を広げるには、カッタ追動手段30が可動フレーム34を往復運動させる範囲を広く設定すれば良い。逆に、この範囲を狭く設定すれば、袋体16の幅を狭めることができる。このため、製袋手段4は、袋体16の寸法を変更するのが容易である。
D:上記Cの工程で形成された袋体16は、製袋手段4の繰出ベルト52によって搬送手段6の搬送ベルト72,73まで移送される。これらの通気孔74,76に導かれる負圧に基づき、袋体16の糊代片161及び胴部162は、それぞれ搬送ベルト72,73に吸着される。搬送手段6の搬送ベルト72は、搬送ベルト73よりも低く配置されているので、搬送手段6によって搬送される袋体16の糊代片161は、開口部84から下方へ向って傾斜するよう変形し、傾斜板70の下側を通過する。
E:図2に示すように、4つの挿入手段10の正面に、それぞれ4つの内容物20が対向した時点で、往復手段12が可動支持体60と共に4つの挿入手段10を往動させる。これと略同時に、個々の挿入手段10が図6に示すプッシャー68を袋体16へ前進させることにより、内容物20を移動手段8から袋体16へ向けて滑動させ、内容物20を袋体16の開口部84に没入させる。符号81は、内容物20を開口部84へ案内する部材を指している。
F:4つの挿入手段10がそれぞれのプッシャー68を後退させ、個々のプッシャー68が図6に示す位置に復帰する。往復手段12が可動支持体60を復動に転じる。この後、製袋挿入装置14は上記A以下の工程を繰り返し実行することができる。
以上に述べたように、製袋挿入装置14は、袋体16の製造及び搬送を継続し、袋体16に内容物20を挿入する工程を連続して行うことができる。しかも、上記D,Eの工程で挿入手段10の動作を高速化して、袋体16に内容物20を挿入する時間を短縮すれば、その分、往復手段12が可動支持体60を往復運動させるサイクル時間を短縮することができる。しかも、製袋挿入装置14によれば、4つの挿入手段10が4つの袋体16に内容物20を同時に挿入できるので、所定の時間当りに袋体16に挿入できる内容物20の数を倍増することができる。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施でき、以下の態様で実施しても良い。可動支持体60に4つ以上の挿入手段10を取付けても良い。
本発明は、人手に依らず内容物を高速でしかも連続して袋体に挿入できるので、例えばダイレクトメールで商品カタログを郵送する場合のように、一度に大量の封筒を製造し、総ての封筒に内容物を短時間で詰め込むのに有益な技術である。
2:フィルム供給手段
4:製袋手段
6:搬送手段
8:移動手段
10:挿入手段
12:往復手段
14:製袋挿入装置
16:袋体
18:フィルム
20:内容物
22:給紙手段
24:ヒートカッタ
26:カッタ動作手段
30:カッタ追動手段
68:プッシャー
4:製袋手段
6:搬送手段
8:移動手段
10:挿入手段
12:往復手段
14:製袋挿入装置
16:袋体
18:フィルム
20:内容物
22:給紙手段
24:ヒートカッタ
26:カッタ動作手段
30:カッタ追動手段
68:プッシャー
Claims (3)
- 帯状のフィルムを、その幅方向の途中で2つ折りに重ね合わせた形状にして、前記フィルムの長手方向へ送り出すフィルム供給手段と、
前記フィルムの幅方向に延びるヒートカッタを、前記フィルムの長手方向の途中に押付け、前記2つ折りに重なるフィルム同士を前記ヒートカッタの熱で溶着させ且つ前記フィルムの長手方向の途中を分断することにより袋体を形成する製袋手段と、
複数の前記袋体を一列に並べその並び方向へ搬送する搬送手段と、
前記複数の袋体にそれぞれ対向する複数の内容物を、前記袋体に同期する搬送速度で移動する移動手段と、
前記袋体が搬送される搬送方向に沿って配列され、前記内容物を前記移動手段から前記袋体へ押出すプッシャーを、前記袋体に対して進退させる複数の挿入手段と、
前記複数の挿入手段を前記搬送方向へ前記搬送速度で往動、又はその逆方向へ復動させる往復手段とを備え、
前記往復手段が前記複数の挿入手段を往動させる過程で、前記複数の挿入手段が、それぞれのプッシャーを同時に前進させることにより、前記複数の内容物を前記複数の袋体に没入させる動作、及び前記プッシャーを前記袋体から後退させる動作を実行することを特徴とする製袋挿入装置。 - 前記製袋手段は、前記ヒートカッタを前記フィルムに押付け、又は前記ヒートカッタを前記フィルムから退けるカッタ動作手段と、
前記ヒートカッタが前記フィルムに押付けられる過程で、前記ヒートカッタを前記搬送方向へ往動させ、前記ヒートカッタが前記フィルムから退けられる過程で、前記ヒートカッタを前記搬送方向の後方へ復動させるカッタ追動手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の製袋挿入装置。 - 前記搬送方向に長辺を沿わせた姿勢の長方形の紙を、前記内容物として前記移動手段に供給する複数の給紙手段を備え、前記複数の給紙手段を前記搬送方向に並べたことを特徴とする請求項1又は2に記載の製袋挿入装置。
Applications Claiming Priority (3)
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