JPWO2009153838A1 - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

(課題)本発明の目的は、基準電圧の補正量の決定にディジタル信号処理をもちいることにより、回路の製造ばらつきや使用環境による影響をうけにくい受信装置を提供することである。(解決手段)上記の課題を解決するため、受信装置は、入力差動データを増幅し出力差動データを出力する第一増幅器と、該出力差動データの第1正相成分および第1逆相成分に基づいて、該出力差動データの周期に対応した差動クロックを生成するクロック生成部と、該差動クロックの立上りまたは立下りのいずれか一方に対する、該第1正相成分と該第1逆相成分とのクロスポイントの位相の進みまたは遅れに応じて、第1論理値または第2論理値を判定信号として出力する判定部と、該判定信号の値が、該第1論理値となっている時間と該第2論理値となっている時間との差分値を検知信号として出力する検知部と、該検知信号に応じて該入力差動データの第2正相成分および第2逆相成分の基準電圧を補正する補正部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、差動データを受信する受信装置に関する。
ディジタル信号の高速伝送において、差動信号伝送が一般的に行われる。差動信号の振幅は受信時において非常に小さい場合がある。そのため差動信号の受信装置では増幅器により信号を増幅した後にクロック生成部によって生成されるクロック信号を用いて論理値を識別する。クロック生成部として、たとえばクロックデータリカバリ(Clock Data Recovery:CDR)が用いられる。CDRは入力された差動データ信号に基づいてクロックを生成し、当該クロックの立上りまたは立下りのタイミングで差動信号の論理を識別する。
差動信号の論理の識別は、一方の差動信号電圧値を基準とした他方の差動信号電圧値の差分値を求めることにより行う。増幅器における素子の製造ばらつき等により一方の差動信号の基準電圧に対し他方の基準電圧にずれが生じると、差動信号の論理の識別に必要な十分な差分値が得られないタイミングが発生し、差動信号の論理が正しく識別できなくなる。ここで基準電圧とはそれぞれの差動信号の電圧振幅の中心値をいう。またそれぞれの差動信号の基準電圧の差分をオフセットという。
差動信号における正相成分と逆相成分との最大振幅値が同一となるように増幅器の出力信号の基準電圧を補正するオフセット補償装置を付加することによりクロック生成部による識別度の向上を図る技術が知られている。オフセット補償装置はアナログ回路である。アナログ回路は電源ノイズなどのノイズの影響を受けやすい。オフセット補償装置がノイズの影響を受けると基準電圧の補正量にばらつきが生じる。
特開平05−218773号公報
本発明の目的は、基準電圧の補正量の決定にディジタル信号処理をもちいることにより、アナログ回路を使用した場合に生じる基準電圧の補正量のばらつきを抑えた受信装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、受信装置は、入力差動データを増幅し出力差動データを出力する第一増幅器と、該出力差動データの第1正相成分および第1逆相成分に基づいて、該出力差動データの周期に対応した差動クロックを生成するクロック生成部と、該差動クロックの立上りまたは立下りのいずれか一方に対する、該第1正相成分と該第1逆相成分とのクロスポイントの位相の進みまたは遅れに応じて、第1論理値または第2論理値を判定信号として出力する判定部と、該判定信号の値が、該第1論理値となっている時間と該第2論理値となっている時間との差分値を検知信号として出力する検知部と、該検知信号に応じて該入力差動データの第2正相成分および第2逆相成分の基準電圧を補正する補正部とを有する。
(発明の効果)
実施形態によれば、アナログ回路を使用した場合に生じる基準電圧補正量のばらつきを抑えた基準電圧補正をすることができる。
受信装置のブロック図 クロック生成部のブロック図 位相検出部の動作波形図 判定部の構成図 判定部に入力されるデータおよびクロックの波形図 検知部の構成図 検知部のタイミングチャート図 補正部の回路図 補正部の回路図 受信装置のブロック図
符号の説明
100 増幅器
102a クロック生成部
104 判定部
106 検知部
108 補正部
110、111 接続点
152、153 データ信号
154、155 データ信号
156、157 クロック
158、159 判定信号
160、161 検知信号
500、502 セレクタ
504 加算器
506 レジスタ
508、510 検出器
612(n)、616(n) 電流源
610(n)、614(n) MOSトランジスタ
620、622 電流源群
900、902 積分回路
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態における受信装置のブロック図である。受信装置は増幅器100、クロック生成部102、判定部104、検知部106、補正部108を有する。また、補正回路は検知部106、補正部108を有する。
増幅器100は入力されたデータ150、151からなる差動データ信号を電圧増幅し、データ152、153からなる差動データ信号を出力する。差動信号は互いに逆相関係にある正相成分および逆相成分の信号を有する。
クロック生成部102は差動データ信号の正相成分および逆相成分に基づいて差動データの周期に対応した差動クロックの正相成分および逆相成分を生成する。本実施例では、クロック生成部102はデータ信号152、153からなる差動データ信号に基づいて、差動データ信号送出の基本クロックであるデューティー比が50%のクロック156、157からなる差動クロックを生成する。信号154、155はクロック156、157からなる差動クロックに同期させた差動データ信号である。
判定部104はクロック生成部102で生成した差動クロックの正相成分であるクロック156の立下りまたは立下りのいずれか一方に対する、データ信号152、153のクロスポイントの位相の進みまたは遅れに応じてハイまたはロウの論理値を判定信号として出力する。ここでクロスポイントは、信号152と153との電圧値の大小関係が逆転するタイミングのことである。本実施例において判定部104は、クロック156の立下りに対してクロスポイントの位相が進んでいるときは“1”を、位相が遅れているときは“0”を判定信号158として出力し続ける。判定信号159は判定信号158の逆相成分である。本実施例においてクロック156の立下りを基準に位相の進みまたは遅れを判定しているが、クロック156の立上りを基準に判定するように設計しても良い。例えば判定部104に入力するクロック156を振幅反転することによりクロックの立上りを基準に判定することが可能となる。
検知部106は判定部104から判定信号158、159がハイおよびロウとなっている時間を周期的に計量し、ロウとなっている時間とハイとなっている時間との差分値を検知信号160、161として出力する。より具体的には、例えば検知部106は判定部104から判定信号158の論理信号“1”または“0”が出力されている時間を一定周期でカウントし、カウント値を決定する。これにより位相が進んでいる時間または遅れている時間をカウント値というディジタル値に変換することができる。検知部106はカウント値を検知信号160、161として出力する。
補正部108は入力された検知信号160、161に応じて差動データの正相成分150および逆相成分151の基準電圧を補正する。補正部108は配線162、163により接続点110、111に接続される。補正部108を接続することにより抵抗10、11を流れる電流が増加し、データ信号150、151からなる差動データ信号の基準電圧が下がる。この結果データ信号150、151のクロスポイントの位相が変化する。
増幅器100はデータ信号150、151からなる差動データ信号とデータ信号152、153からなる差動データ信号とをインピーダンス分離する。これにより、増幅器100の出力側に接続されたクロック生成部102aや判定部104等の入力インピーダンスが補正部108の動作に影響を与えなくすることができる。これにより補正部108によるデータ信号150、151の基準電圧の補正精度を向上させることができる。
上記の受信装置によれば、検知部106から出力されるディジタル信号に基づいて基準電圧補正を行うことができる。これにより、基準電圧補正にアナログ回路を使用した場合に生じる基準電圧の補正量のばらつきを抑えることが可能となる。
図2はクロック生成部102のブロック図である。クロック生成部102は位相検出部240、帰還部920、および発振器912を有する。クロック生成部102は入力されたデータ信号152、153からなる差動データ信号に基づいてクロック156、157からなる差動クロックを生成する。クロック生成部102はクロック156、157からなる差動クロックに同期した信号154、155からなる差動データ信号を出力する。
位相検出部240はレジスタ200、レジスタ202、XOR回路204、およびXOR回路206を有する。本実施例における位相検出部240は位相―ディジタル変換器(Hogge−Detector)と呼ばれる。位相検出部240はクロック156の半周期のパルス幅を有する信号220、およびクロック156とデータ信号152との立ち上がりのタイミングのずれをパルス幅とする信号218を出力する。
レジスタ200はデータ信号152、153からなる差動データ信号を入力とし、クロック生成部102の内部で生成されたクロック156の論理が“1”となるタイミングで信号154、155からなる差動信号を出力する。
レジスタ202は信号154、155からなる差動信号を入力とし、クロック157の論理が“1”となるタイミングで信号216、217からなる差動信号を出力する。
XOR回路204は信号152、153からなる差動信号および信号154、155からなる差動データ信号を入力とし、その排他的論理和の正相成分である信号218を出力する。XOR回路206は信号154、155からなる差動信号および信号216、217からなる差動信号を入力とし、その排他的論理和の正相成分である信号220を出力する。XOR回路204、206の出力信号は差動信号であるが、そのうち一方のみを帰還部920に入力する
帰還部920は積分回路900、902、加算部905、および増幅器910を有する。帰還部920は、信号218、220を入力とし、信号914を出力する。帰還部920は位相検出部240が出力する信号218と信号220とのパルス幅の違いを電圧値に変換し出力する。
積分回路900は信号218とグランドとの間に接続された容量素子を有する。積分回路900は容量素子により信号218の直流成分を充電し、その充電された電圧値を信号904として出力とする。積分回路902は信号220を入力とし、その信号の直流成分を充電し、その充電された電圧値を信号906として出力する。
信号220はクロック156と同一のパルス幅を有している。したがって積分回路902の出力信号906の振幅は、クロック156の周波数に応じて変化する。これに対し信号218のパルス幅は、信号152とクロック156との立上りの位相差により決まる。したがって積分回路900の出力信号904の振幅は、信号152に対するクロック156の位相差に応じて変化する。
加算部905は信号904および信号906を入力とし、その電圧振幅の差分値を信号908として出力する。
増幅器910は信号904と906との差分信号908を増幅し信号914を出力する。増幅器910は差分信号908の振幅が0Vの時は0Vを出力するようにしてもよいし、一定の電圧値を出力するようにしてもよい。
発振器912は信号914を入力とし、信号914の電圧振幅に応じた周波数を有するクロック156、157からなる差動クロックを出力する。発振器912は、信号908の電圧振幅が正の値の場合は、信号218のパルス幅が小さくなるようにクロック周波数を高くする。また、信号908の電圧振幅が負の場合は、信号218のパルス幅が大きくなるようにクロック周波数を低くする。また発振器912は信号912によりクロック156、157からなる差動クロックの周波数のみならず位相も変化させる。
このような帰還制御により、信号908の電圧振幅が0Vとなるようにクロック周波数を決定する。信号908の電圧振幅が0Vのとき信号218と信号220のパルス幅は等しくなる。そうすると、データ信号152、153からなる差動データ信号を送出している基本クロックとクロック156、157からなる差動クロックは同一の周期を持つこととなる。
また、信号218および220のパルス幅は、クロック156の周期の1/2である。よってクロック156が“1”となるタイミングすなわち信号152をサンプリングするタイミングは、信号152の立上りからクロック156の半周期後となる。これによりクロック156は信号152を確実にサンプリングすることができる。
図3はクロック生成部102aを構成する位相検出部240の動作波形図である。波形250(1)、250(2)は信号152の電圧波形である。波形250(2)は波形250(1)のクロスポイントでレベルが変わることを簡易的に表したものである。波形251はデータ信号153の電圧波形である。
波形252(1)、252(2)はクロック156の電圧波形である。クロック252(1)はクロック抽出開始時の初期クロック波形を表す。クロック252(2)はクロック生成完了時のクロック波形を表す。波形253(1)、253(2)はクロック157の電圧波形である。
波形254は信号154の電圧波形である。波形256は信号216の電圧波形である。波形258(1)、258(2)は信号218の電圧波形である。波形258(1)はクロック抽出開始時の信号218の波形を表す。波形258(2)はクロック生成完了時の信号218の波形を表す。波形260は信号220の電圧波形である。
波形258(1)と260を比較すると、一定周期内に同じ数のパルスが発生している。また、波形258(1)のパルス幅は波形250(2)に対する波形252(1)の遅延時間に等しい。波形258(1)の振幅の平均値が波形258(2)の通り波形260の振幅の平均値と等しくなると、波形258(2)の立下りは時間AとBが等しいタイミング、時間CとDが等しいタイミングとなる。波形258(2)の立下りのタイミングとクロックの立ち上がりのタイミングは同じなので、クロック波形の立上りは252(2)のとおりデータのクロスポイントKとL、またはLとMの中間に等しくなる。ここでクロスポイントは、図3においては波形250(1)と251とが交差するタイミングである。
図4は判定部104の構成図である。図4の判定部104はマスタースレイブ型Dフリップフロップと呼ばれる。判定部104は14個のMOSトランジスタ320〜333を有する。判定部104はデータ信号152または153の基準電圧のずれにより生じたクロスポイントの位相変化において、クロック156の立下りに対しクロスポイントの位相が進んだ場合と遅れた場合とで異なる論理の信号を一定期間出力し続ける。
端子300には端子312を基準として正の電源電圧を供給する。端子310には、フリップフロップ内部のカレントソースを構成するトランジスタ326、336の電流値を決定するための電圧を供給する。
トランジスタ320、321は差動増幅回路を構成する。論理“1”のデータ信号152が入力されると、トランジスタ324がオンする。このときクロック156の論理が“1”であり、クロック157の論理が“0”であるとする。トランジスタ320がオンし、トランジスタ321がオフするので、信号350の論理は“0”となり、信号351の論理は“1”となる。
トランジスタ322、323は正帰還ループを構成する。信号152の論理レベルが“1”から“0”に遷移し、信号153の論理レベルが“0”から“1”に遷移すると、トランジスタ324はオフし、トランジスタ325がオンする。このとき信号350、351の論理レベルがトランジスタ322、323に保持される。
トランジスタ330、331は差動増幅回路を構成する。いまトランジスタ334はオンしている。信号153の論理レベルが“1”であり、信号350の論理レベルが“0”、信号351の論理レベルが“1”なので、端子158には論理レベル“1”が、端子159には論理レベル“0”が出力される。
トランジスタ332、333は正帰還ループを構成する。信号153の論理レベルが“1”から“0”に遷移すると、トランジスタ334はオフする。このとき信号152の論理レベルが“0”から“1”に遷移し、トランジスタ335がオンする。トランジスタ332、333は端子158の信号を“1”に、端子159の信号を“0”に保持する。
このときトランジスタ324はオンしており、トランジスタ325はオフしている。このため、データ信号152の論理レベルが“0”から“1”となり、再び“0”から“1”になるまでの間は、クロック156、157のレベルにかかわらず、判定信号158の論理は“1”となり、判定信号159の論理は“0”となる。
図5A及び5Bは判定部104に入力されるデータ信号およびクロックの波形図である。
図5Aは信号153の基準電圧が信号152の基準電圧よりも高くなっている場合のデータ信号152、153からなる差動データ信号とクロック156との関係である。波形400は信号152の電圧波形、波形402は信号153の電圧波形である。波形404はクロック156の電圧波形である。前述の通り、クロック156の立上りはデータの波形である400と402とのクロスポイント間の中心に等しい。よって、信号153の基準電圧が信号152の基準電圧よりも高い場合、クロスポイント間の中心Eから信号153の立上り時のクロスポイントFまでの時間はクロック156の半周期よりも長くなる。この結果、クロック156を信号153の立上り時のクロスポイントでサンプリングすると常に“1”となる。
図5Bは信号152の基準電圧が信号153の基準電圧よりも高くなっている場合のデータ信号152、153からなる差動データ信号とクロック156との関係である。波形410は信号152の電圧波形、波形412は信号153の電圧波形である。波形414はクロック156の電圧波形である。信号153の基準電圧が信号152の基準電圧よりも低い場合、クロスポイント間の中心Gから信号153の立上り時のクロスポイントHまでの時間はクロック156の半周期よりも短くなる。この結果、クロック156を信号153の立上り時のクロスポイントでサンプリングすると常に“0”となる。
したがって、判定部104の出力論理が“1”の場合、データ信号152の基準電圧がデータ信号153の基準電圧よりも高くなっており、出力論理が“0”の場合、データ信号152の基準電圧がデータ信号153の基準電圧よりも低くなっていると判断することがでる。別の表現をすれば、判定部104はクロック生成部102aで生成したクロック156、157を基準として差動データ信号のクロスポイントの位相が進んでいる期間、または遅れている期間、位相の進みまたは遅れに応じた論理信号を出力することができる。
図6A、6B及び6Cは、検知部106の構成例であるアップダウンカウンタの構成図およびセレクタの真理値表である。
図6Aにおいて、セレクタ500は判定信号158、159の論理値に応じて、図6Bの真理値表にしたがって信号520を出力する。判定信号158の論理が“1”の場合、セレクタ500から出力される信号520は“+1”となる。ここで、“+1”とは、後述する加算器504において十進数の1を加算するという意味であり、実際はnビットの2進数として入力する。また、判定信号158の論理が“0”の場合、セレクタ500から出力される信号520は“−1”となる。ここで、“−1”とは、加算器504において十進数の1を減算するという意味であり、実際は1の補数をnビットの2進数として入力する。また、セレクタ500に入力する数値は2ビットの2進数とし、加算器504に入力する前にnビットに拡張してもよい。これにより、セレクタ500、502の回路規模を小さくすることができる。
セレクタ502は信号520および信号522の値に応じて、図6Cの真理値表にしたがって信号524を出力する。セレクタ502は信号522の論理が“0”の場合は、信号520の内容を出力する。セレクタ502は信号522の論理が“1”の場合は、論理“0”を出力する。
加算器504は信号526のディジタル値に信号524のディジタル値を加算し信号528を出力する。レジスタ506はクロック530に応じてレジスタ506に保持されたカウント値を信号160(n)としてnビットで出力する。クロック530はクロック生成部102aから出力されるクロック156、157を分周したものを用いてもよい。
検出器508はレジスタ506の出力ビットがすべて“0”の場合に“1”を出力する。検出器510は、レジスタ506の出力ビットがすべて“1”の場合に“1”を出力する。AND回路512は検出器508の出力と信号159との論理積を出力する。AND回路514は検出器510の出力と判定信号158との論理積を出力する。OR回路516はAND回路512、514の論理和を出力する。
OR回路516の出力信号522をセレクタ502に入力することにより、レジスタ506で保持できるカウント値の最大値を上回るカウントアップ動作、および最小値を下回るカウントダウン動作を防止することができる。
以上の動作により、検知部106はクロックに対しデータのクロスポイントの位相が進んでいる時間または遅れている時間をカウント値というディジタル値に変換することができる。オフセット補正処理が完了すると、クロックに対するクロスポイントの位相の進みまたは遅れは均等に発生する。セレクタ500には“+1”と“−1”が同じ確率で入力されるため、検知部106のカウント値は増減しなくなる。レジスタ506はカウント値を記憶しているので、オフセット補正が完了した場合の検知部106の出力160(n)の値は一定値となる。
図7は図6に示す検知部106のタイミングチャート図である。
波形550はクロック530の時間波形である。波形550の下に記載された“+1”または“−1”は、セレクタ500から出力される信号520である。波形552は判定信号158の時間波形であり、波形554は判定信号159の時間波形である。波形556(n)は、レジスタ506から出力される信号160(n)の各ビットの時間波形である。図7において、n=3として各ビットの時間波形を図示している。556(3)は最上位ビットの波形であり、556(1)は最下位ビットの波形である。
データ558はレジスタ506の出力値を10進数で表したものである。データ558より、レジスタ506で保持できるカウント値の最大値“7”を上回るカウントアップ動作が防止されているのがわかる。
検知部106として積分回路を用いることもできる。積分回路は判定信号158、159が伝播する信号線とグランドとの間に容量素子を有する。判定部104から出力される論理は“1”か“0”に偏り、その電圧値は積分回路の容量素子に充電される。補正部108は、その充電された電圧値にしたがって基準電圧補正量を決定することができる。
図8は図6に示す検知部106を用いた場合の補正部108の回路図である。図1と同一部品には同一番号を付し、その説明を省略する。電流源群620、622はデータ信号150、151の基準電圧を補正する。電流源群620、622は接続点110、110でデータ信号150、151に接続される。電流源群620は複数の電流源612(1)〜612(n)およびこの電流源612(1)〜612(n)にそれぞれ直列接続されたMOSトランジスタ610(1)〜610(n)を有する。電流源群622は複数の電流源616(1)〜616(n)およびこの電流源616(1)〜616(n)にそれぞれ直列接続されたMOSトランジスタ614(1)〜614(n)を有する。
MOSトランジスタ610(1)〜610(n)は接続点111に接続されている。MOSトランジスタ610(1)〜610(n)の各々はスイッチとして動作し、信号160(n)によりオンオフする。信号160(n)は、図6に示す検知部106の出力である。
電流源612(1)〜612(n)はそれぞれMOSトランジスタ610(1)〜610(n)に直列接続されている。これにより、検知部106のカウント値が大きいほど、接続点111に接続される電流源の数は増える。接続される電流源の数が増えるほど接続点111からグランドに流れる電流量は大きくなる。この結果抵抗11に流れる電流が大きくなるため電圧降下が大きくなり、データ信号151の基準電圧が下がる。また、電流源612(n)の電流値はnが大きいほど大きくなるように設定してもよい。例えば電流源612(1)を基準にそれぞれの電流源の電流値を2倍ずつ大きくする。そうすると電流源612(1)の電流値が1mAのとき、2mA、4mAの電流源が出来る。これにより、接続点111に接続する電流源612(1)〜612(3)の組み合わせによって1mAから7mAまで1mAずつ電流量を増加させることが出来る。
データ信号151の基準電圧が下がると増幅器100の出力であるデータ信号153の基準電圧も下がる。これによりデータ信号152と153とのクロスポイントは位相が進む。この結果検知部106がカウントするカウント値は小さくなる。
MOSトランジスタ614(1)〜614(n)は接続点110に接続されている。各MOSトランジスタ614(1)〜614(n)は信号161(n)によりオンオフする。信号161(n)は検知部106である検知部106の出力信号160(n)の各ビットを反転させた補数信号である。
電流源616(1)〜616(n)はそれぞれMOSトランジスタ614(1)〜614(n)に直列接続されている。これにより、カウント値が小さいほど接続点110に接続される電流源616(n)の数は増える。接続される電流源616(n)の数が増えるほど接続点110からグランドに流れる電流量は大きくなる。この結果抵抗10に流れる電流が大きくなるため電圧降下が大きくなり、データ信号150の基準電圧が下がる。また、電流源616(1)〜616(n)の電流値は電流源612(1)〜612(n)と同様に、nが大きいほど大きくなるように設定してもよい。電流源616(1)〜616(n)の接続を検知信号160(n)の補数である161(n)で決定することにより、電流源612(1)〜612(n)による電流量が増えるほど電流源616(1)〜616(n)による電流量は減る。これにより電流源612(1)〜612(n)、616(1)〜616(n)の電流値の大きさの変化量をそれぞれ検知部106から出力される検知信号160(n)の変化に応じて中間点が見出せるように設定することができる。
データ信号150の基準電圧が下がると増幅器100の出力であるデータ信号152の基準電圧も下がる。これによりデータ信号152と153とのクロスポイントは位相が遅れる。この結果検知部106がカウントするカウント値は大きくなる。
以上の動作を繰り返すことにより、検知部106のレジスタ506に記憶されるカウント値は特定の値に収束する。この結果、補正部108は入力された検知信号160、161、すなわち検知部106で検知された信号の論理の発生度数が等しくなるように接続点110、111においてデータ信号150、151の基準電圧を決定することが出来る。なお、正確な基準電圧の補正のために電流源616(n)の電流値と電流源612(n)の電流値は同一にするのが望ましい。本実施形態によればアナログ回路を用いずに基準電圧を変更することが出来るため、アナログ回路を使用した場合に生じる基準電圧補正量のばらつきを生じることなく、正確な基準電圧補正をすることが出来る。
図9A、9B及び9Cは、検知部106が積分回路の場合の補正部108の回路図である。図9Aおよび図9Bはチャージポンプ回路である。図9Cは、チャージポンプ回路の出力に基づいて差動データ信号の基準電圧を補正する回路である。
図9Aにおいて、スイッチ700は検知部106から出力される検知信号160が“1”のときオンし、スイッチ702は、検知信号161が“1”のときオンする。検知信号160として“1”が出力されている場合、図9Aにおいてスイッチ700はオンし、スイッチ702はオフする。
抵抗素子704、容量素子706、708はラグリードフィルタを構成している。ラグリードフィルタとは、積分回路に抵抗素子および容量素子の直列回路を付加することにより、出力信号の位相回転を防止したものである。スイッチ700がオンすると、容量素子706、708に電荷が蓄積され、端子710の電位は高くなる。抵抗素子704および容量素子706は低周波領域のカットオフ周波数を決めている。したがって、当該カットオフ周波数が検知信号160、161の基本周波数よりも小さくなるように抵抗素子704および容量素子706の値を設定する。カットオフ周波数は、抵抗素子の抵抗値をR、容量素子の容量値をCとすると、1/(R×C)によりあらわされる。
図9Bにおいて、スイッチ720は検知部106から出力される検知信号160が“0”のときオンし、スイッチ702は、検知信号161が“0”のときオンする。検知信号160として“1”が出力されている場合、図9Bにおいてスイッチ720はオフし、スイッチ722はオンする。
抵抗素子724、容量素子726、728はラグリードフィルタを構成している。スイッチ722がオンすると、容量素子726、728に蓄積された電荷は放電され、端子730の電位は低くなる。
図9Cにおいて、図1と同一部材には同一番号を付し、その説明を省略する。データ信号153の基準電圧が信号152の基準電圧よりも高くなっている場合、検知部106から出力される検知信号160の論理は“1”となる。このとき、図9Aより端子710の電位は高くなり、図9Bの端子730の電位は低くなる。これによりトランジスタ740はオフし、トランジスタ742はオンする。この結果、接続点111に接続されたデータ信号151の基準電圧は電流源750によって低くなる。信号153は信号151を増幅器100により増幅した信号なので、信号151の基準電圧補正に応じて、信号153の基準電圧が低くなるように補正される。
一方、信号152の基準電圧が信号153の基準電圧よりも高くなっている場合、検知部106の出力論理は“0”となる。このとき、端子710の電位は低くなり、端子730の電位は高くなる。これによりトランジスタ740はオンし、トランジスタ742はオフする。この結果、接続点110に接続された信号150の基準電圧は電流源750によって低くなる。信号152は信号150を増幅器100により増幅した信号なので、信号150の基準電圧補正に応じて、信号152の基準電圧が低くなるように補正される。
ラグリードフィルタは回路の簡素化のために省略してもよい。その場合は、検知部106の出力信号と同一論理の信号を端子710に、論理反転した信号を端子730に入力する。以上の構成により図9における補正部108は図6および8による組み合わせと同様に基準電圧補正を行うことが出来る。
図10は入力差動信号に信号振幅以上の基準電圧のずれが存在した場合の受信装置のブロック図である。図10の受信装置は図1のブロック図に対し、積分回路800、増幅器802を追加した構成となっている。図10において、図1と同一部品には同一番号を付し、その説明を省略する。
積分回路800は増幅器100から出力された差動信号の電圧振幅の平均値である直流成分、すなわち正相成分および逆相成分のそれぞれの平均電圧を抽出し、増幅器802に出力する。増幅器802は入力された平均電圧を増幅し、増幅信号810、811を接続点110、111に出力する。増幅器100のゲインをA、増幅器802のゲインをBとすると、基準電圧のずれは1/(1+A×B)に圧縮される。
入力差動信号に信号振幅以上の基準電圧のずれが存在すると、正相成分と逆相成分とのクロスポイントが存在しないため、図1の回路では基準電圧補正できない。上記の構成によって差動信号のクロスポイントが発生するようにオペアンプのゲインA、Bを設定する。これにより、入力差動信号に信号振幅以上の基準電圧のずれが存在する場合であっても、このずれを小さくして差動信号のクロスポイントを発生させることができる。さらに、アナログ回路による基準電圧補正量のばらつきを抑えた基準電圧補正動作が可能となる。
なお、各実施形態における構成の組み合わせも本発明の実施形態に含まれる。

Claims (7)

  1. 入力差動データを増幅し出力差動データを出力する第一増幅器と、
    該出力差動データの第1正相成分および第1逆相成分に基づいて、該出力差動データの周期に対応した差動クロックを生成するクロック生成部と、
    該差動クロックの立上りまたは立下りのいずれか一方に対する、該第1正相成分と該第1逆相成分とのクロスポイントの位相の進みまたは遅れに応じて、第1論理値または第2論理値を判定信号として出力する判定部と、
    該判定信号の値が、該第1論理値となっている時間と該第2論理値となっている時間との差分値を検知信号として出力する検知部と、
    該検知信号に応じて該入力差動データの第2正相成分および第2逆相成分の基準電圧を補正する補正部と
    を有する受信装置。
  2. 該判定部は、該差動クロックを該出力差動データでサンプリングし、該サンプリングの結果を該判定信号として出力することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 該検知部は該判定信号が該第1論理値の場合にカウントアップし、該第2論理値の場合にカウントダウンし、一定周期ごとのカウント値を該検知信号として出力するアップダウンカウンタであることを特徴とする請求項1又は2に記載の受信装置。
  4. 該補正部は、複数の第一電流源と該複数の第一電流源にそれぞれ直列接続された複数の第一スイッチとを有する第一電流源群、および複数の第二電流源と該複数の第二電流源にそれぞれ直列接続された複数の第二スイッチとを有する第二電流源群とを有し、該第2正相成分を伝送する正相信号線は該第一電流源群に電気的に接続され、該第2逆相成分を伝送する逆相信号線は該第二電流源群に電気的に接続され、該検知信号に応じて該複数の第一スイッチを制御すると共に該検知信号の補数に応じて該複数の第二スイッチを制御することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の受信装置。
  5. 該複数の第一電流源は3つの電流源を含み、1つの電流源の電流値を基準として他の電流源はそれぞれ2倍および4倍の電流値を有することを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  6. 該補正部は、該第2正相成分を伝送する正相信号線および該第2逆相成分を伝送する逆相信号線に共通に電気的に接続された1つの電流源と、該正相信号線と該電流源との間に挿入された第一スイッチと、該逆相信号線と該電流源との間に挿入された第二スイッチとを有し、該検知信号の電圧振幅に応じて該第一スイッチのオン抵抗値を変えると共に該検知信号の反転信号の電圧振幅に応じて該第二スイッチのオン抵抗値を変えることを特徴とする、請求項1乃至3何れかに記載の受信装置。
  7. 該第1正相成分の平均電圧および該第1逆相成分の平均電圧をそれぞれ出力する積分回路と、
    該第1正相成分の平均電圧を増幅して、該第2正相成分の基準電圧に加算すると共に、該該第1逆相成分の平均電圧を増幅して、該第2逆相成分の基準電圧に加算する第二増幅器と
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至6何れかに記載の受信装置。
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